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今日は先週観た映画「バイス」のおしゃべりです。
良かったらお付き合い下さいませ。
政界ものですが軽快で、ある意味面白かったかな。
アメリカでは超有名な「副大統領」だったと思いますが
一般日本人にとってはどうなのでしょう。
詳しくはこちらで。
「バイス」
HP
1960年代、大学中退後
アルコール依存症のディック・チェイニーは電気工として働いていたが
失態を繰り返す彼に
恋人リン(後の妻)に別れを突き付けられ
改心した彼は
やがて共和党下院議員のラムズフェルトのもとで
インターンとして働くことになる。
寡黙で用意周到なチェイニーは
ここで政治を学びながら
目立たぬように、しかも確実に
「権力」の使い方を身につけ自分の価値を高め
「お飾り」だと思われがちな副大統領という役職
そっくりさん大集合~
そんな映画でした。
家族にとっては
ほんとーに良き父であり夫なんですよね~。
まず
ご本人たち、ご存命中に
こんな映画が製作公開できるなんて凄い。
お国が違えば堀の中ですよね。
ラスト
彼なりの「正義」という堂々とした信念に
迷いがなさすぎて恐怖でしたわ。
石油掘削機販売会社ハリバートンのCEOだったチェイニー
(現最大個人株主)
戦争による大量殺人も利権疑惑もなんのその。。
自信たっぷりに正当性を論破する。
◇
でも
演出が面白すぎるんです。
だけど、簡潔でわかりやすい。
おかげで
悪徳政治家であっても
彼の二面性をも表現しているせいでしょうか。
憎めない男に見えてしまった。^^;
さて
そこの君
傍観者になってしまってはいけないよ、と
こちらも試されているのかも。
本来なら
笑って語るなんて不謹慎きわまることでしょう。
シニカルな味付けながら
うまく料理されたもの(映画)を味わうのは
食べやすくて悪くはないけれど
咀嚼してごっくんと飲み込んでみてもなんだか腑に落ちないその「感覚」だけは
記憶しておきたいものですね。
ただ笑い飛ばすだけの映画ではないようです。
さて
クリスチャン・ベイルも大化け。
もはや
この3人が同一人物とは思えない。
左は「マシニスト」の時で20キロ減
真ん中は最近のいつものご本人
右は本作のチェイニー役で20キロ増
お疲れさまでした。^^
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