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wna

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2019.09.23
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カテゴリ: 映画・俳優



週末に観に行ってきました。

詳しくはこちらで。

HP






---  Story  ---


100年後の近未来


ロイ・マクブライドは
父クリフォード・マクブライドに憧れて育ち
その背中を追うように宇宙飛行士となった。


ロイが少年の頃
父は地球外知的生命体の探索へと旅立ち

16年後
海王星付近で消息が途絶えた。

それでも

父は宇宙探索の先駆者、ヒーローとして
人々に広く認知され

それは、ロイの誇りでもあった。



現在、太陽系はサージの影響を強く受ける現象が長く続き
特に地球はその存続の危機に陥っていた。



そんなある日

宇宙軍上層部に呼び出されたロイは
父が生きていることを告げられ

かつて、父に託された「リマ計画」の概要と共に
ある極秘任務を命じられる。

それは月経由で火星へ赴き
サージの影響を受けない火星の地下で
父親と秘密裏にコンタクトを取ることだった。


彼の監視役として同行するのは
かつて、父の旧友だったプルイット大佐



まず、ふたりは商用を装って月へ。

ここは人気の観光スポットとして賑わっていたが

火星へのロケットに乗り込むには
資源争いで殺戮も辞さない紛争地域を通る必要があり
軍の護衛官が援助するも事態は最悪。(まるで中東)




護衛官は死亡、プルイット大佐は緊急手術となり

ロイはひとりでロケットに乗ることに。


その航行中にもトラブルに巻き込まれ
火星への着陸時もサージの影響を受けてしまう。


父は本当に生きているのだろうか?


月を立つ前
プルイット大佐はロイに忠告していた。


「宇宙軍は君を信用していない」






火星地下基地の長官ヘレンに案内され

ロイがやることは
用意された父へのメッセージを読むことのみ。





地下通信室で何度か試みるが


父からの応答はない。



通信条件を変え、日を改め、繰り返すうちに
封印していた父への愛憎をコントロールできなくなり

ロイは心理検査もクリアできず
任務終了を言い渡される。


しかし

ロイは地球への帰還命令に納得できない。



そんな時

ヘレンは自分の両親も「リマ号」のクルーだったことを
ロイに打ち明け


宇宙船で起きた反乱事件や

宇宙軍が海王星で行おうとしている
真の目的をも知ってしまう。





なんとしても父に会わなければ!!



ヘレンはロイを

 海王星行「ケフェウス号」の発射台近くまで連れて行き

ロイは密かに乗り込むのだが。。






これ以上はネタバレするので
気になる方は映画館へ 









アド アストラとは
ラテン語で「星の彼方」を意味するらしいですね。

海王星までの距離は43億キロ


近未来の太陽系が舞台ですが
この映画は「SF」とはちょっと言い難く


長年、父親に囚われてしまっていた
1人の宇宙飛行士が自分自身を取り戻すドラマ


であり


深く暗い宇宙の深淵を彷徨っていたかのような
孤独な魂が


愛と人生に


そして


人とのつながりに


希望を見出していくドラマではないかと。



月から火星への航行中に遭遇した
あらわになった動物実験用のサルたちの怒り


あの絶望と怒りは

自分が内包しているものではなかったのか。


火星の地下で抑えられなくなった、予期せぬ魂の叫び


宇宙空間に投げ出され
そこで知った事件の真相と父の真実


それでも



父を助けたい



しかし


父が家族や地球を捨ててまで
狂信的に囚われ続けているものを
解き放すことはできない。


もはや「父」でもない。






たとえ、無限の無の世界であっても
父の世界はそこにあった。



絶望と理解と決別のオディセイ

そんな印象を受けました。 


個人的には

スクリーンを眺めながら
宇宙の深い闇と静寂の中で響くロイの息遣いに


「2001年 宇宙の旅」が脳裏をよぎったけど。



近未来ということで
SFファンタジーやスペースオペラのような
派手さやアクション、巨大で快適な宇宙船などはありません。


背景はリアル。

(突っ込みどころはおいといて)


なので

人によっては寝落ちする映画かもしれませんが


ブラピの抑えた演技にひきこまれ
少々息苦しさを感じながらも、私は楽しめたかな。







さて

昨夜の台風は凄かったですね。。

でも、お天気が穏やかになったので今から出かけます。

本日は最高気温が24℃だとか。。
着る洋服に悩みます。

そろそろ、衣替えをしなくては。










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Last updated  2019.09.24 19:21:46
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