裏庭のおしゃべり

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2022.02.05
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カテゴリ: 映画・俳優



寒いですね

昨夜のお天気は強風で大荒れでしたが
今は雪が降っています。

でも

節分、立春も過ぎましたし
本格的に2022年がスタート! といった気分です。スマイル

オリンピックも始まりましたね。



さて

先日、ウェス・アンダーソン監督の
映画「フレンチ・ディスパッチ」を観てきました。


けっこう、面白かったです♪


途中、退席された方が数人いらっしゃいましたので
万人受けする映画でないかも、ですが

好きな方はハマりますよね。^^



このレビューは

ネタバレをしていますので、ご注意くださいませ m(__)m





フランスのとある架空の街「アンニュイ」にある
アメリカの雑誌のフランス支局が舞台。


雑誌「フレンチ・ディスパッチ」は
リベラルな視点で、ライター、編集者を尊重し


カテゴリーにとらわれず様々なカルチャーを発信する
ライター主導の雑誌。


しかし


突如、編集長が急死。


「死んだら廃刊」という遺言により
追悼号が最終号となってしまうのですが



その最終号・・・・何を書く?


そこから、スタートする物語です。










① 最初は

自転車レポーターのサゼラックが紹介する

プロローグ的な
架空の町、アンニュイのお話し。


街の名前はアンニュイですが
「 アンニュイ?どこが?」な雰囲気がムンムンです。






② 次は

著名な美術評論家ベレンセンが語る
「確固(コンクリート)たる名作」







画家モーゼス・ローゼンターラーは極悪殺人犯で服役中。










彼のミューズは看守のシモーヌ



でも





「愛してないの」

と ふられ 


傷ついたモーゼス・・・

ですが
突如インスピレーションがむくむくと・・・。



代表作「裸のシモーヌ」はこうやって生まれました。











「裸のシモーヌ」を見た囚人のガダージオは
彼の才能を見出し

出所後、画商として成功するが、モーゼスは永遠に出所できない。


新作を待つガダージオ


生みの苦しみに苛立つモーゼス


刑務所での大暴動



物語は思いがけない新展開へと ~ スマイル







③ 三つめは


孤高の社会派ライター、クレメンツの「宣言書の改訂」






この学生運動は
フランスの五月革命がモデルかな?


クレメンツは
思考や生き方が同世代に理解されない独身女性。


友人の息子で運動家のゼフィレッリは
そんな彼女の良き理解者。


しかし


二人の奇妙な友人関係は
彼女に記者としての「中立」を崩壊させる。


そして、あっけない幕引き


カオスな世界で宙ぶらりんなのは


もしかして自分だった?


私って孤独?







④ 最後は「警察署長の食事室」


美食家警察署長お抱えの料理長への
インタビューの最中に

天才息子が誘拐され
ネスカフェ料理長を巻き込んだ
ローバック・ライトの記事のお話し。






誘拐事件やカーチェイスなどのアクションシーンは
一部アニメーションで描かれています。






シュールだったわ。








​この映画は一冊のマガジン。​


内容はトップのポスターのイラストが示す通り。



特集記事が4本ですね。


1925年創刊のアメリカの雑誌「ニューヨーカー」への
監督のオマージュなのだとか。


当時の「ニューヨーカー」は

街で話題のコラム、ノンフィクション、小説、漫画、地域情報などを発信し
リベラルで質の高い文芸雑誌だったらしい。



他の雑誌が決して語らないこと、報道規制されていたことも
掲載してしまう尖った雑誌であったとも。


ただ、1960年以降は、
時代と共に「形」を変えていったらしいのですが


トップのイラストからもうかがえるように

まさに

古き良き時代の
「ニューヨーカー」への偏愛が盛り沢山のようですね。


また


フランス映画への偏愛も惜しみなく注がれているらしく


英語とフランス語が飛び交い
「アンニュイ」という街の名前にも

退廃的な芸術や
一種のけだるさや淫靡さをも想像させてしまう。。


②の「確固たる名作」にそんな雰囲気を感じたのですが

ご覧になった方はいかがでしたでしょうか。



雑誌をめくると
カラーページやモノクロページ、漫画などもあり

私たちはその二次元情報を目で見て楽しみますが
この映画のアートワークもそう。



カラーとモノクロが切り替わったり
突如、アニメーションが始まったり


カメラワークも平面的。
監督の「らしさ」が詰まった挿絵がいっぱいの
ニッチな雑誌のようでした。


個人的には②番目のお話が好きです。

思わず、吹き出した場面もあったのですが
私の周りは無反応だったので


受け取り方には差がありそうですね。
(念のため)



フランス語や雑誌「ニューヨーカー」や
昔のフランス映画などに詳しい方は

この映画に仕掛けられているらしい「引用」を

楽しめるのかも。







「フレンチ・ディスパッチ」の社屋の






















公開されていたこの二つの写真を見て
なるほどね~と思ったのです。(主観ですが)



表は窓も整然としていて
スッキリした立面図のようですが


裏を覗くと


様々な形とサイズの窓やドアがランダムに配され

階段も変則的で
雨樋や配管もちょっと見苦しい。


なんだかね



綺麗な表紙からは想像できない世界がこの中に潜んでいるよ


と言われているみたい。




この写真が公開されているということは
意図的ですよね?





さて



監督の常連キャストが多い中、

存在感がありました。


シアーシャのカメオ的出演は贅沢では?と


こうやって有名どころが集結するのも
監督の才能とお人柄なのかもね。





記憶が薄れないうちにと適当に綴りましたが
主観的なレビューです。

良く覚えていないことも多いので
再度鑑賞すると違うことを発言するかもしれません。



なので

興味のある方はご自分で確かめてみて下さいね。






予告編

















さて


今日は、ゆるりと楽天市場を見ておりますが

長時間滞在すると
また、余計なものを買ってしまいそう^^;



空気が乾燥する季節ですし
コロナ禍でもあるので

ウイルス撃退も兼ねて
冬から春先はディフューザーをずっと使っていますが

水を差したりお掃除したり
面倒な時があるので

水なしディフューザー(コードレス)もいいなと。

また

ラベンダーと言えば定番のイメージですが

真正ラベンダーだけでも
産地や季節、ブランドによって香りが違うので
その「香り」に混乱することがありますが

このラベンダーセット

ラベンダーの種類別であれば
わりと香りの認識がしやすいかも、と思うのですが







とりあえず

いつもお世話になっている、この6本セット。














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Last updated  2022.02.05 15:08:58
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