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途中、退席された方が数人いらっしゃいましたので
万人受けする映画でないかも、ですが
好きな方はハマりますよね。^^
このレビューは
ネタバレをしていますので、ご注意くださいませ m(__)m
フランスのとある架空の街「アンニュイ」にある
アメリカの雑誌のフランス支局が舞台。
雑誌「フレンチ・ディスパッチ」は
リベラルな視点で、ライター、編集者を尊重し
カテゴリーにとらわれず様々なカルチャーを発信する
ライター主導の雑誌。
しかし
突如、編集長が急死。
「死んだら廃刊」という遺言により
追悼号が最終号となってしまうのですが
その最終号・・・・何を書く?
そこから、スタートする物語です。
① 最初は
自転車レポーターのサゼラックが紹介する
プロローグ的な
架空の町、アンニュイのお話し。
街の名前はアンニュイですが
「 アンニュイ?どこが?」な雰囲気がムンムンです。
② 次は
著名な美術評論家ベレンセンが語る
「確固(コンクリート)たる名作」
「裸のシモーヌ」を見た囚人のガダージオは
彼の才能を見出し
出所後、画商として成功するが、モーゼスは永遠に出所できない。
新作を待つガダージオ
生みの苦しみに苛立つモーゼス
刑務所での大暴動
物語は思いがけない新展開へと ~
誘拐事件やカーチェイスなどのアクションシーンは
一部アニメーションで描かれています。
シュールだったわ。
特集記事が4本ですね。
で
1925年創刊のアメリカの雑誌「ニューヨーカー」への
監督のオマージュなのだとか。
他の雑誌が決して語らないこと、報道規制されていたことも
掲載してしまう尖った雑誌であったとも。
ただ、1960年以降は、
時代と共に「形」を変えていったらしいのですが
また
フランス映画への偏愛も惜しみなく注がれているらしく
英語とフランス語が飛び交い
「アンニュイ」という街の名前にも
退廃的な芸術や
一種のけだるさや淫靡さをも想像させてしまう。。
②の「確固たる名作」にそんな雰囲気を感じたのですが
ご覧になった方はいかがでしたでしょうか。
雑誌をめくると
カラーページやモノクロページ、漫画などもあり
私たちはその二次元情報を目で見て楽しみますが
この映画のアートワークもそう。
カラーとモノクロが切り替わったり
突如、アニメーションが始まったり
カメラワークも平面的。
監督の「らしさ」が詰まった挿絵がいっぱいの
ニッチな雑誌のようでした。
個人的には②番目のお話が好きです。
思わず、吹き出した場面もあったのですが
私の周りは無反応だったので
受け取り方には差がありそうですね。
(念のため)
フランス語や雑誌「ニューヨーカー」や
昔のフランス映画などに詳しい方は
この映画に仕掛けられているらしい「引用」を
楽しめるのかも。
「フレンチ・ディスパッチ」の社屋の
表
公開されていたこの二つの写真を見て
なるほどね~と思ったのです。(主観ですが)
表は窓も整然としていて
スッキリした立面図のようですが
裏を覗くと
様々な形とサイズの窓やドアがランダムに配され
階段も変則的で
雨樋や配管もちょっと見苦しい。
なんだかね
綺麗な表紙からは想像できない世界がこの中に潜んでいるよ
と言われているみたい。
この写真が公開されているということは
意図的ですよね?
さて
記憶が薄れないうちにと適当に綴りましたが
主観的なレビューです。
良く覚えていないことも多いので
再度鑑賞すると違うことを発言するかもしれません。
なので
興味のある方はご自分で確かめてみて下さいね。
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