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今日は映画レビューを書くつもりですが
鑑賞から既に3週間ほど経ってしまいましたので
かなり記憶が曖昧なのです。
でも
来てくださる方々の寛大さに甘えつつ
正確さには欠けますが
いつものように主観でしゃべり続けると思います。
長めですが
よかったらお付き合いくださいませ。m(__)m
原作が有名なので
物語を既にご存じの方も多いかと思いますが
こちらも少々ネタバレしています。
どうぞご注意くださいね。
たった一人、自然の摂理の中でのみ生き抜き
育ってきた人間に対して
陪審員が無意識下に持ちがちな
差別や偏見と特権階級が作った「法」=社会の摂理
などにより
彼女を公平に裁くことができるのか
さて
彼女の湿地は大海原へと繋がっています。
この地理的要素は
カイアの未来を表現しているようにも思えます。
彼女は湿地を愛し、あの狭い世界から
一生出ていきませんでしたが、
湿地には
彼女が愛し、または望む全てのものが内包されていて
それを活かすことで多くを手に入れ
彼女の世界は循環し流れを促し
豊かさを生み
やがては
孤独であるが故の自由ではなく
充足感のある自由を得ていくわけですから。
また
崇高なヒロインの人生に
自分を正しく「愛する」という学びもあるような気もしましたわ。
ラスト
これは私たちにも是非を問いかけているのでしょうか。
湿地のサバイバルでは当然の結果でも
チェイスの立場から考えると
いささか複雑なものを感じてしまいますね。
◇
一度きりの鑑賞では見落としがたくさんあると思いますので
原作本が気になっています。
アメリカで大ヒット、ということは
そのニーズの意味にも
考えさせられる要素がありますよね。
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以下は蛇足です。
既に長文ですし、少々お堅いので苦手な方はスルーしてね。
ちょっとしたつぶやきなので。
2022年現在も
世の中はかなり変化しているように見えるけれど
宗教や思想に縛られ不自由を強いられている現実は
世界中のあちこちで見られるし
性差や排他的思考などへの差別は
人々の精神性と社会が成熟してきたとはいえ、
その外見を微妙に変えながらも存在していますよね。
それは
無意識下で半ば常識化されたかのような感覚に似て
人々には問題としての認識がないし
または、そんな場合が多い。
自身に無関係なことには関心を持てないし
無意識下での差別意識は
厚顔無恥の形相で依然存在していると思います。
これに関しては自分でも自信がないですね。
ただ、最近になって
社会的生存のため自らの「声」を封印し
声を潜めがちだった人々も
変わりつつあるような気はしています。
この映画をつらつらと思い起こしているとですね、
そんなことが意識に上がってくるのです。
多くの要素が盛り込まれているので
レビューを書くのも面倒だったのですが
脳がですね
脳ミソが鈍くてもよいから書けと指令を出してきます。
そして
気づけ~
と。。
(あくまでも個人的な感覚ですよ)
「 いや、しんどいわ
」
と、聞かなかったふりをするのですが
脳内もなかなか五月蝿くて
日常的にスルーし続けていることが表面化するんですね~。
臭いものには蓋をしろ的な。。
また
封印していたけれど
大切だったものを解放しろということも。
色々な要素が織り交ぜられているので
どこに響くかは人それぞれだと思いますが
私にとっては
逆境からの自己実現というスピ的な印象が強く
「自分を生きる」
そんなカイアの強さが魅力的でした。
ここまでお読みいただいた方、
お付き合いいただきありがとうございます。
わかりにくいレビューだったと思いますが
拙筆をご容赦くださいませ。^^;
m(__)m
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