コンドルの系譜　～インカの魂の物語～

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neko天使 @ Re:コンドルの系譜　第十話（152）　遥かなる虹の民(10/23) New! こんばんは。いつも温かなコメントをあり…

いわどん0193 @ Re:コンドルの系譜　第十話（152）　遥かなる虹の民(10/23) New! ●11/27 ぽち、完了しました＾＾＾）/

紅子08 @ Re:コンドルの系譜　第十話（152）　遥かなる虹の民(10/23) New! おはようございます！いつもありがとうご…

いわどん0193 @ Re:コンドルの系譜　第十話（152）　遥かなる虹の民(10/23) ●11/26 ●11/26 ぽち、完了しました＾…

kopanda06 @ Re:コンドルの系譜　第十話（152）　遥かなる虹の民(10/23) こんばんは。いつもありがとうございま…

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2006.01.18

そして、閉じた瞳の奥で、太陽と月を象徴する秘伝のシンボルをイメージした。
それから、ある秘密のマントラを心の中で3回唱える。
すると、頭上から、さっと白い光が自分の体の中に入ってくる感覚があり、そのまま光は両腕を降りてきて、夫人の腰に添えられた手の平から流れ出していくのが感じられた。
コイユールは目を閉じたまま、手の平に意識を向けた。
自分の手が白く光る感覚と共に熱を帯びてくるのが感じられる。
部屋の中は水を打ったように静かになった。

アンドレスは、二人の様子を興味深気にそっと見守った。
夫人は目を閉じたままうっとりと脱力したように横たわり、コイユールの送っていくエネルギーのあたたかさに酔いしれているようだった。
目を閉じて精神を集中しているコイユールの額には、うっすらと汗がにじんでいる。

静かに手を添えるコイユールの瞳の奥に、遠い昔の母親の姿が甦ってくる。
幼い頃から好奇心が旺盛だった彼女は、よく怪我をした。
母親は「まあ、コイユール。またなの？」と呆れ顔をしながらも、いつも娘の傷口に優しく手を添えたものだった。
母親の手はあたたかく、どんな薬草よりも効き目があった。
それは単なる気のせいや気休めとは少し種類の違うものだった。
頭痛、腹痛、腰痛などの痛みや怪我、病気、時には精神的な病にも効果があった。
今で言うところの「手当て療法」に似ているかもしれない。
それは、コイユールの家に代々伝えられてきた秘伝の自然療法であった。
どちらにしても、コイユールにとっては、優しく母に触れてもらえるということが何よりもただ純粋に嬉しかった。

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Last updated 2006.01.18 19:36:45
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[第２話　邂逅] カテゴリの最新記事

■コメント

Re:コンドルの系譜　第二話（５）　邂逅(01/18)

コタロンさん

どちらにしても、コタユールにとっては、優しく触れてもらえるということが何よりもただ純粋に嬉しかった・・・。

触れて触れて～ん。

病気や怪我のときにデリケーナンもお母さんに優しく触れられたのだろうか・・。
不思議だね。
ちいちゃいとき、喘息があったんだけど、
父のさする手じゃだめなんだよ、母の手じゃなくっちゃだめだった。なんか愛情って手から伝わるものなんだよね、あたまでこねくりまわした愛情じゃなくってそうせずにはいられない菩薩心というのか。

だから、まじめなはなしだけど、女性にさわられるよりこたろんにさわられたいってちこぽんがよくいうのだけど、こたろんは忙しいのでそんなにさわってばっかりいられないようっ、っていうと
じゃあ、なんで俺をつけたままうまれたんだ～！！
っていうから、そんなことわかるわけないだろう～っとよく喧嘩になります...
(2006.07.03 09:05:01)

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Re[1]:コンドルの系譜　第二話（５）　邂逅(01/18)

風とケーナさん

コタロンさん、連続してのコメント、恐縮です。

＞病気や怪我のときにデリケーナンもお母さんに優しく触れられたのだろうか・・。

はい。　経験者です。

＞不思議だね。
＞ちいちゃいとき、喘息があったんだけど、
＞父のさする手じゃだめなんだよ、母の手じゃなくっちゃだめだった。なんか愛情って手から伝わるものなんだよね、あたまでこねくりまわした愛情じゃなくってそうせずにはいられない菩薩心というのか。

喘息は、とてもお苦しいですよね…。
けれども、それを凌駕してしまうほどの愛情溢れるお母様だったのですね。
手の触れ合いから伝わる愛情、非常に大きいと思います。
幼ければ幼いほどそれは重要だと思いますが、大人になっても、幾つになっても必要な、とてもかけがえのないものに違いないと感じます。
逆に、幼いときに受け取れなかったら、、、その後遺症を思うと、真顔にならざるをえません…。

あっ！菩薩心ですか、、、なるほど！！　　　　　 (2006.07.03 19:56:37)

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富士山？　いや、チョモランマ。

四草めぐるさん

|電柱|･ω･`)ﾉﾔｧ

ハンドパワーなんだけど、結局は心配してくれる心の方が大事なんですね。
四草めぐるです。

このお話を読んで、そう思いました。

私も持病を持っていますが、両親に支えられ生きています。
それは確かに、この野郎とか思う時もあります。
（※注、今まさにその状態ｗ、節電しろとうるさいんだものｗ）

ありますが、それでも持病が悪化すると毎回、真っ先に心配してくれます。

それは、とてもありがたい事で。
大事にしないといけないモノだと思います。

コイーユルは、
その心配する気持ちが人より強いからそのパワーを与えられたのかもです。
仮に私がコンドル（※注、勝手に略したｗ）の神ならそうします。
ただしコンドルは、あくまで風とケーナさんの作品です。

これから先、どう展開していくのか。

楽しみでもあり、何だかあの血生臭い状態になってしまうのが怖いです；；
コイーユルやアンドレスは、そんな事を望んでいなかったような。
そんな気がするからです。

もちろんフェリパ夫人も同じ気持ちだったと思います。

と、っと、書き始めると止らなくなるからｗ、この辺りでｗ
次は風呂ぶろさんの所に行ってきます！
ふろぷしーもぷしーさんですｗ

私は、ふろぷしーもぷしーさんを風呂ぶろさんって、呼んでいるのですｗ

では、では。

追伸。
書けなくなったら、またコンドルを読みに来るかもです＾＾
コンドルも面白いし、
何よりコメントは、書いてて楽しいので。
フェリパ夫人じゃないけど、風とケーナさんのハンドパワーを貰いにｗ
というわけで、千五百件を制覇してやると意気込む私でしたｗ

改めて、では、では。

草々。 (2012.08.14 21:12:15)

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四草めぐるさまへ　つづきです☆彡

風とケーナさん

こちらにもコメント、嬉しく思います！ｗ

ハンドパワーなのだけれど、
心配してくれる心の方が大事――
四草めぐるさまのお言葉を拝読して、
ああ！本当に、そうなんだろうなって思いました。
その心のエネルギーが、
ハンドパワーとして表れているのかもしれませんね。

そして、四草めぐるさまのご両親さまが、
どんなにめぐるさまを大切に思っていらっしゃるか、
そして、心の絆の深い、
チームワークの優れたご家族さまであることも伝わってきて、
こちらの心まで温かくなります(*^-^*)

＞その心配する気持ちが人より強いからそのパワーを与えられたのかもです。
＞仮に私がコンドル（※注、勝手に略したｗ）の神ならそうします。

そんなふうにコイユールのことを仰って頂けるなんて、
コイユールは感激してしまうことと思います！
いろいろ迷ったり、惑ったりするコイユールですが、
どうか引き続き温かく見守ってやって頂けましたら幸いです。

それから、
コイユールやアンドレスが（フェリパも）、
あのような事を望んでいなかったはず、
とのお言葉も、本当にその通りだと感じました！
まだ冒頭部なのに、既に全体を見通して頂いているような☆

むふふ♪
風呂ぶろさまというニックネーム、
とってもキュートですヽ(〃v〃)ﾉ
はい！いってらっしゃいませｗ
。。。って、もう今頃はお帰りになってらっしゃいますね^ ^

追伸
大量に捕まったひよこたちは、
きっと、無事に脱出したのだと思いますp(*^-^*)q
それでもって、ひよこの夢は♪
「ラッキーな夢です。
あなたが頑張ってきた事、してきた事が大きな結果を出す時が来たようです。
努力が報われることを暗示します」だそうですよ～^ ^
大量に登場したのなら、さらに強力なのでは？！

(2012.08.15 00:17:00)

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