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2006/01/13
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カテゴリ: 読んだ本(時代)
1冊だけ読んで下手な予想をするものではないなぁ,と思わされたのが,

佐伯泰英の「政次,奔る」

だった。というのも前回,鎌倉河岸捕物控の1作目 「橘花の仇」 (日記は →こちら から)で,「どうやら1巻1年のペースで話が進んでいくようだ」などと書いたが,2巻を終わったところで,寛政10年の春。1巻1季節にペースダウンしてしまった(笑)

話は例によって,いくつかの事件と,その間全体を流れる大きな事件が並行して起こっていく。
そのうちの1つの事件をきっかけに庄太という少年が豊島屋の小僧となり,これからの話に加わってきそうだ。

また,松坂屋の隠居松六がかかわる大きな事件の中で,政次が 宗五郎の後継ぎ含みで松坂屋から金座裏にトレードされる経緯も語られる

しかし,今後気になるのは 仲よし3人組としほの関係。
これまではしほが好意を寄せる政次が商家の手代ということで時間的にも距離的にも離れていてバランスが取れていたが,これから先どうなるのだろう?
そのことも含め,亮吉と政次の人間関係にも微妙なすれ違いが出てきそうな
気がする。

まあ,続きを読めばわかるんだけれど……。

2巻まで読んで感じたのは,各話で起こる事件がばらばらなこと。全体を流れる事件とも関係がなく,1巻の「火付泥棒」のように,親分が川越に行っている留守に手先たちだけで解決してしまうこともある。
また,悪人側の頭が悪すぎ,もうちょっとなんとかすれば逃げられるのに!! と感じられる場面も多々。
その点で,「重厚な時代小説」とはちょっと違うようだ。けれど,おもしろいからよしとしよう。

各話の事件
1 十軒店で上方からきた噺家が殺される。殺したのは女房を寝取られた兄貴分の噺家。
2 亀井戸の名主の娘(養女)が実の父にかどわかされる。
3 数奇屋町の茶問屋で主人家族と隠密廻同心が殺される。髪結い新三の聞き込みから盗賊一味と浪人が判明。
4 直訴にきた駿河の役人と名主が庄太から訴状を掏られる。相手が公事宿を襲ってきたところをお縄。
5 亮吉が母と住むむじな長屋で按摩が殺される。偽勾当が金を探しにきて捕まる。

シリーズ前作の 「橘花の仇」 についての日記は, →こちら から,
次作の 「御金座破り」 についての日記は, →こちら からお読みください。

次の日記も読ませていただきました。
ミステリの部屋(samiadoさん)


時代・場所,登場人物をフリーページの 佐伯泰英メモ(鎌倉河岸捕物控) に簡単にまとめてありますので,ごらんください。
佐伯泰英の他作品についての日記は,フリーページ  読了本(日本)  (佐伯泰英)からごらんください。


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Last updated  2007/01/13 11:34:39 PM
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