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明日からのタフな7連戦を乗り越えられるのか?【緒方孝市】広島優勝へ厳しい7連戦 先発陣の踏ん張りと堅守の自分たちの野球を貫けるかがカギ9/9(月) 15:34配信日刊スポーツ広島対中日 3回表中日無死、カリステの遊ゴロを好処理する矢野(撮影・加藤孝規) セ・リーグ各球団、残り20試合前後となっても、まだ優勝の行方は見えない。2位の広島は今週、首位巨人、3位阪神、4位DeNAとの7連戦。いずれも優勝の可能性を残す3球団であり、モチベーションは高い。主戦級の登板間隔を詰めて登板させる時期となり、厳しい戦いが予想される。とはいえ、厳しく、苦しい戦いを余儀なくされているのは、他3球団も同じ。受け身に回るのではなく、攻めの姿勢を崩してはいけない。 1勝5敗と大きく負け越した先週の6連戦では、どうしても“得点力不足”に目が向けられる。ただ、シーズン終盤の優勝争いの重圧で打てなくなったわけではなく、今季は常に得点力不足と言われてきた。その中で少ないチャンスを生かし、競り勝ってきたのが、今年の広島だ。結果論で得点力不足を嘆いていても、何の解決策も生まれない。 先週の戦いでの誤算は、先発が序盤に複数失点するイニングをつくったことだろう。今年の大きな柱は投手陣。特に先発が1点でも少なく試合をつくることで、接戦に持ち込むことができた。そこから打線が追加点を奪って突き放すか、中継ぎがリードを守って逃げ切るか-。それが広島の勝ちパターンとなった。タフな試合が続くが、先発陣にはもう一踏ん張りしてもらいたいところだ。 気になる点といえば、守備面でイージーミスが散見されることにある。今季広島の守備力はリーグトップと見ている。ここからはより簡単な一つひとつのプレーがより大事になる。対戦相手や相手先発がどうこうではなく、どれだけ自分たちの野球を貫けるか。シーズン最終盤になっても、新井監督は若手の成長や経験に期待する起用を貫いている。選手たちが起用に応えられるのか。また、その手腕にも注目したい。(日刊スポーツ評論家)いよいよ今季のペナントレースの行方を決める7連戦が始まります。まず、明日からはマツダスタジアムで首位読売との3連戦、13日からは甲子園で3位阪神との2連戦、15日からは再びマツダスタジアムで4位DeNAとの2連戦です。この7連戦でカープの行く末が決まると言っていいと思います。ドリヨシ的にはこの7連戦は5勝2敗以上でクリアしてほしいです。最悪でも4勝3敗でいかないと、優勝争いから離脱してしまいます。本文にもありますが、カープOBの緒方孝市さんが、受け身に回るのではなく、攻めの姿勢を崩してはいけないとコメントしています。今月3日からのDeNA戦や中日戦を見ると、選手の皆さんは変に意識して、本来のカープの野球が出来ていないように感じました。相手チームに先制を許し、主導権を握られてしまうと、カープの粘り強い、しつこい野球が出来なくなります。なので、緒方さんも言われているように、先発投手が最低でも相手チームに先制されないように踏ん張らなくてはなりません。その間にカープが得点を重ねて、試合後半にリードしていれば、鉄壁のリリーフ陣がいますので、逃げ切れる可能性が高くなります。残り22試合、カープに求められるのは、今季の普段通りの野球が出来るかどうかにかかっています。それが出来れば、6年ぶりの栄冠が見えてくるでしょう。まずは明日からの読売戦です。明日のカープの先発は森下投手です。読売戦は今季4試合に登板し2勝を挙げています。森下投手自身は読売戦は2021年10月10日の白星から12戦負け無しの8連勝中です。読売の先発が菅野投手だけに、先制点を与えないのが必須となります。9回完封する意気込みで投げてほしいですね。11日のカープの先発はアドゥワ投手と予想します。前回DeNA戦は不甲斐ない内容だったので、アドゥワ投手自身リベンジに燃えているかと思います。読売はグリフィン投手と予想します。難敵ですが、そこは読売キラーの末包選手と、外国人投手に強い堂林選手の活躍で僅差で勝ちたいですね。12日のカープの先発は床田投手と予想します。もう新たに注文する事はありません。無双のピッチングを期待します。読売は戸郷投手と予想します。意外とカープ打線は戸郷投手を苦にしていないので、僅差の試合でしょうが、勝てるのではないでしょうか。何と言っても、マツダスタジアムでの読売戦はカープに有利なデータがあるので、3タテも夢ではないと思います。とにかく明日の初戦が大事です。13日の阪神戦、カープは大瀬良投手が先発すると予想します。大瀬良投手にも意地がありますので、敵地甲子園で無双してくれると思います。阪神はビーズリー投手と予想します。ゲームメイクが上手い投手なので、僅差の試合になりますが、カープが競り勝つと思います。14日はカープは森投手が先発すると予想します。森投手は1つ1つの球は素晴らしいものを持っています。あとは強いハートですね。自信を持って投げ込んでいけば、阪神打線は抑えられるはずです。阪神は才木投手と予想します。この日も僅差の試合になりますが、カープの豪華投手リレーで逃げ切れると思います。15日のDeNA戦、ドリヨシはカープの先発はドラ1ルーキーの常廣投手かなと予想します。先日のソフトバンクとの2軍戦で完封勝利を挙げて、その実力を遺憾なく発揮しました。大事な試合に先発しますが、DeNA打線を翻弄するかなと思います。DeNAは吉野投手と予想します。初物に弱いカープ打線ですが、そんな事は言ってられません。秋山選手、野間選手、小園選手、坂倉選手あたりがしっかり捉えてくれると思います。16日はカープは中5日で森下投手が先発すると予想します。DeNAも中5日東投手が先発すると予想します。投手戦になりそうですが、1-0でカープが勝利しそうです。理想は7戦全勝ですが、1位読売から4位DeNAまで星のつぶしあいになりそうな気がします。まずはこの7連戦で脱落しない事が最低条件になります。本当の戦いは18日からの残り15試合になりそうです。ここまで来たら、栄冠を掴むしかありません。がんばれ!カープ!
2024年09月09日
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矢野選手が「打撃」で赤丸急上昇!【広島】今や「打」でもここぞの存在 矢野雅哉 得点圏打率急上昇の〝極意〟9/2(月) 6:16配信東スポWEB「打」でも開眼中の広島・矢野雅哉 守備の人が「打」でも開眼中だ。セ首位の広島は1日のヤクルト戦(マツダ)に5―1で快勝。今季から正遊撃手の座をつかんだ矢野雅哉内野手(25)が、2試合連発となる2号3ランをランニング本塁打で決めた。 ダイヤモンドを一気に駆け抜けたのは2点リードの6回二死二、三塁の場面だ。2番手・ロドリゲスの152キロを強振した一撃は前進守備を敷いていた相手中堅手の頭上を越え、ボールが転々とする間に俊足を生かして生還した。人生初のランニングホームランを「ナイスパワーです(笑い)」とジョークで振り返った矢野について、新井監督も「何か持ってますね、彼は」と喜んだ。 一方で「勝負強さ」は格段に向上した。最大の要因は本人の鍛錬の積み重ねにあり、本拠地での試合前は早出特打の常連。打撃投手を務めることもある小窪打撃コーチに助言を仰ぎ、課題の打撃向上へ汗を流す。中でも同コーチからハッパをかけられてきたのが「得点圏」での打席だが、規定打席到達後はいっそう力を注いできた。 矢野の得点圏打率は3割4厘まで上昇。これは新井監督から「ここぞの」との異名をとる小園の3割1分8厘に次ぐ成績だ。セ全体でも堂々の12位に食い込んでおり、矢野はチャンスでの打席について「もともと真っすぐに弱いのがあるので、どっかの1球で。変化球を狙う時もあるんですけど、真っすぐを狙うその1球を仕留めるつもりで入っています」と〝極意〟の一端を明かす。 小窪コーチも、上昇を続ける矢野の得点圏打率について「最初は2割もなかったと思います」とし「外角球をパチンと逆方向にコンタクトできるようになって、そこからいろいろな対応もできるようになってきたと感じます。バッティングの引き出しが増え、対応のレベルも上がり、見ていても何か覚えたなって思う一打が最近、多いですよ」と目を細めている。 新井カープが誇る「守り」の象徴でもあった男は、今や「打」でも〝ここぞの〟存在だ。 赤坂高志矢野選手が攻守にわたっての大活躍です。完全にショートのレギュラーポジションを獲得しましたね。ドリヨシ的には、将来的には矢野選手はショートのポジションは奪えると思っていましたが、今季こんなに早いうちにレギュラーになるとは思いませんでした。今季開幕前にカープOBの野村謙二郎さんのYouTubeチャンネルにゲスト出演した矢野選手が、自身の課題であるバッティングについて語っていましたが、矢野選手自身の打撃の弱点をしっかり理解した上で、どのように解決していくかを野村さんに説明していました。野村謙二郎さんもその話に理解を示していました。ドリヨシも、矢野選手自身の打撃の弱点をしっかり把握した上で、その弱点を解決させるべくひたむきに追求する姿勢に、矢野選手が打撃で開花する時は近いかと感じました。その打撃力が向上した証になったのがドリヨシは3つの打撃で感じました。1つ目は先日の東京ドームでの読売戦です。延長戦に入り、一打勝ち越しのチャンスで矢野選手が読売ケラー投手から高めの釣り球のストレートを弾き返し、レフト前に決勝タイムリーを放ちました。あれは見事な集中力だったと思います。速いストレートには立ち遅れがちだった矢野選手でしたが、その速いストレートに対応出来たのは素晴らしかったです。2つ目は先週土曜日のヤクルト戦で、ライトポールに直撃するソロホームランを放ちました。思い切り引っ張る事が出来るようになったのも打撃力が上がったところだと思います。3つ目は昨日のヤクルト戦で、センターオーバーのランニング3ランホームランを放ちました。矢野選手のスイングが、バットの内側からしっかり出てくるようになっていて、無駄のない、かつ、インパクトの強いスイングが出来て、打球の飛距離が伸びてきています。残り28試合です。矢野選手はラッキーボーイ的存在から優勝のキーマンに変わりつつあります。チーム唯一のムードメーカーが6年ぶりのリーグ優勝へと導く存在になるべく、がむしゃらに頑張ります。狙い決めた 一打勝利への 矢を放て想い込めた 打球雅の道 切り拓けかっ飛ばせ ヤノ
2024年09月02日
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明日からの中日3連戦は森下投手、床田投手、九里投手で3タテだぁ~!【広島】セ唯一負け越す中日3連戦に4本柱3投手起用 初戦森下暢仁「ゼロを並べられるように」8/26(月) 16:21配信日刊スポーツキャッチボールを行う森下(撮影・岩下翔太) 広島はセ5球団で唯一負け越している中日3連戦に、先発4本柱の森下暢仁投手(27)、床田寛樹投手(29)、九里亜蓮投手(32)の3投手をぶつける。 初陣を切る森下は今季中日に2戦2勝。バンテリンドームでも、4月27日に7回1失点で勝ち投手となっている。マツダスタジアムでの調整を終えた右腕は「前回は本当にみなさんに助けてもらった。今回は自分の力をしっかり出せるように。ゼロを並べられるようにやりたい」と汗を拭った。前回20日巨人戦は5回99球3失点で2年ぶり2桁10勝目も、打線の援護が大きかった。今回は防御率0点台の高橋宏が相手だけに、自身が抑えて打線をカバーするつもりだ。 2戦目に続く床田は今季2度登板した中日戦はいずれも敵地で2敗も、防御率2・08と相性は悪くない。「先に点を取られてそのまま負けているのが多いので、何とか先制点を与えないように投げたい」。3戦目の4月23日バンテリンドームで7回3安打無失点と好投した九里。中日戦4試合では1勝2敗も、防御率は1・67を残す。今季この3投手が同一カードに並ぶのは3度目で、すべてのカードで勝ち越している。先発4本柱の3投手を並べて、苦手とする中日戦の勝ち越しを狙う。鬼門と言われるバンテリンドームでの中日3連戦ですが、カープとしては1つも落とす事は出来ません。なので新井監督はこの3連戦に先発4本柱のうちの3人をぶつけてきました。森下投手は前回登板の20日の読売戦では、4回までに7点の援護をもらい、5回3失点で自身3連勝を達成しました。今季中日戦は2試合に登板し、2勝をマーク。防御率1.20と好相性です。明日の試合、投げ合うのは10勝を挙げ、防御率0.96の高橋宏斗投手です。ロースコアが予想される試合ですが「一人一人抑えないと、気づいたら大量得点になっていることがあり得る。良い準備をして初回から入っていけたら」と森下投手。完封するくらいの意気込みで頑張って欲しいですね。28日の2戦目は床田投手が先発します。前回21日の読売戦では、読売グリフィン投手との投げ合いで、7回に坂倉選手のソロホームランで先制しましたが、その直後先頭打者に四球を与え、ランナー2塁から読売浅野選手に同点タイムリーを許しました。7回5安打1失点と好投しながらも、11勝目はお預けになりました。28日の中日の先発は松木平投手が予想されますので、絶対に勝たなくてはなりません。床田投手の快刀乱麻のピッチングに期待です。29日の3戦目は九里投手が先発します。前回18日のヤクルト戦では6回4安打1失点で勝利投手になっています。その直後に登録抹消となりました。心身共に疲れ気味の九里投手にリフレッシュの期間を設けて、29日に中10日で先発登板します。中日は松葉投手が先発すると予想されますので、この日も絶対に勝たなくてはなりません。一番大事なのは、明日の初戦です。この試合を勝てば、3連勝の可能性が高くなります。2位読売に1ゲーム差に迫られていますので、なんとしても大型連勝が欲しいところです。選手の皆さんも疲れているかもしれませんが、シーズン終盤に向けて、最後の力を振り絞って頑張って欲しいと思います。
2024年08月26日
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カープのレジェンド、緒方孝市氏が明日からの読売戦、阪神戦の6連戦を占う!【緒方孝市】先発と中継ぎの層の厚さはリーグ屈指 広島にとって巨人、阪神の6連戦が優勝争い占う8/19(月) 20:41配信日刊スポーツ広島森下暢仁(2024年8月10日撮影) 広島にとって、20日からの2位巨人、3位阪神と続く6連戦がひとつのヤマ場となる。まだ39試合を残しており、2位巨人との3連戦が2勝1敗でも、1勝2敗でも大勢に影響はない。ただ、3連敗、3連勝となれば局面は変わる。 そういった意味でも、森下が先発する20日の初戦がポイントとなる。初戦を取れれば、当然ながら最も避けたい3連敗はなくなり、カード勝ち越しへ弾みがつく。巨人は前回と同じように山崎伊、グリフィン、戸郷と主戦3投手を立てるだろう。ファンの声援を含め、巨人に地の利がある。ただ、ビジターというマイナス面も、勝てば大きなプラスに変わり、勢いに転じられる。 巨人3連戦の戦績が、週末の阪神3連戦にも影響する。勢いを持って臨めるのか、勝たなければいけない緊迫感が増すのか。首位とのゲーム差が開いたとはいえ、昨季日本一球団には地力がある。全体のバイオリズムが落ち込んでいるだけで、一気に上向くことがあれば広島も足をすくわれかねない。 優勝争いから後退したDeNA、そして阪神は大型連敗が響いた。DeNAは3球団よりも投手力が弱く、リーグ2位のチーム防御率の阪神は主戦級の登板試合を勝ちきれなかった。一方で広島は夏場の9連戦でも、先発5番手以降の玉村やアドゥワ、森といった若手にカード初戦を託し、3戦すべて勝利。完投する試合もあった。4本柱を含めた先発の充実と中継ぎの層の厚さはリーグでも屈指だ。それでも投手にとっては疲れが投球に出る時期。主戦であっても調子が悪ければ、早めに継投させる決断も必要だろう。 巨人、阪神との6連戦で一気に勢いに乗るのか、それとも最後までもつれる展開となるのか-。優勝争いを占う1週間となりそうだ。(日刊スポーツ評論家)カープにとって、明日からの6連戦は今季リーグ優勝出来るかどうかのカギを握る、非常に大事な6連戦となります。緒方孝市さんも言われていますが、明日の読売戦がその中でも特に大事な試合となりそうです。明日のカープの先発は森下投手です。森下投手は目下読売戦7連勝中と、相性は抜群です。注意すべき読売の打者は坂本選手です。通算打率は.343とよく打たれています。読売の先発は山崎投手です。今季防御率は1.87と安定しています。しかし、対広島となると5.11とよく打たれています。8月6日の前回の広島戦では6回8安打5失点で敗戦投手になっています。広島打線は山崎投手を苦手にはしていないので、ある程度得点は出来ると思います。森下投手がいつものピッチングが出来れば、勝機は十分あると思います。第2戦はカープの先発は床田投手、読売はグリフィン投手が予想されています。ここ最近床田投手のピッチング内容があまり良くないので、打線がどれだけ援護できるかがカギになりそうです。左腕の読売グリフィン投手に対してカープの右打者がどれだけ対応できるかですが、特に末包選手が復調して来たので、期待したいですね。また、外国人投手に強い堂林選手や、昨日のヤクルト戦で3本の2ベースを放った石原選手の打撃にも注目です。床田投手も立ち上がりから出力を上げて、読売打線をねじ伏せてほしいと思います。第3戦はカープの先発はアドゥワ投手、読売は戸郷投手が予想されています。アドゥワ投手は8月6日の読売戦で9回3安打完封勝利を挙げています。立ち上がりから低めを丁寧に突くピッチングで読売打線を翻弄しました。アドゥワ投手がその時と同じピッチングが出来るかどうかですね。また、読売は戸郷投手なので、簡単には得点できないと予想されます。なのでアドゥワ投手が先に先制点を与えないように踏ん張る事が重要です。ドリヨシ的には、読売との3連戦は2勝1敗で御の字だと思います。最悪1つ勝てばOKくらいの心づもりでいいのではないでしょうか。そして23日からの阪神3連戦ですが、23日はカープの先発は森投手、阪神はビーズリー投手と予想します。森投手が先に先制点を与えないようにしなくてはなりません。阪神ビーズリー投手は防御率1.73と安定した内容です。故に打線の奮起が望まれますが、秋山選手、野間選手、小園選手、坂倉選手らの左打者が、どれだけ対応できるかにかかっているかですね。24日はカープの先発は大瀬良投手、阪神は高橋投手と予想します。大瀬良投手は前回のヤクルト戦で炎上しただけに、リベンジに燃えていると思います。阪神高橋投手は前回広島戦で3年ぶりの勝利を献上しました。僅差の試合が予想されますが、カープとしては機動力を駆使して高橋投手を攻略したいところです。25日はカープは玉村投手、阪神は大竹投手が先発すると予想しています。玉村投手は2試合連続完投勝利と波に乗っています。この日も快投してくれると期待しています。そして、阪神の大竹投手ですが、前回の広島戦では、天敵だった大竹投手を見事に攻略しました。もう苦手だとは言わせません。この日もしっかり攻略してくれると思います。阪神との3連戦は2勝1敗で勝ち越してくれると思います。現在の阪神のチーム状態を考えると、3タテも不可能ではありません。まずは明日の読売戦の初戦を是が非でも勝つことですね。ちなみに、読売戦3連勝すれば、カープに優勝へのマジック30が点灯します。ただ、読売も全力でかかってきますので、2勝1敗か1勝2敗になる可能性は高いでしょう。最悪でも3連敗は避けなければなりません。がんばれ!カープ!
2024年08月19日
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明日から柔軟な先発ローテーションで暑い夏を乗り越える。【広島】床田寛樹ら4本柱を3連戦の2戦目以降に「ちょっと空けた方が」永川投手コーチ7/29(月) 16:52配信日刊スポーツ広島床田寛樹(2024年7月24日撮影) 広島が柔軟ローテで猛暑を乗り切る。 30日のDeNA3連戦初戦は今季1勝の玉村が先発。リーグ最多タイ9勝の床田、防御率同トップの大瀬良は2戦目以降に並ぶ。永川投手コーチは両投手の球宴出場を考慮した上で「(相手も3連戦の)頭にすごくいい投手がくると、森下や(大瀬良)大地の勝ち星が伸びない。先発の一番の栄養剤は勝ち星。その辺を含めて、ちょっと空けた方がいいかもと」と説明。週末の中日3連戦も4本柱の森下、九里が2戦目以降に回り、初戦は今季1軍初登板の野村が有力視される。梅雨が明けて、連日猛暑が続いています。皆さん体調壊されていませんか?我らが広島東洋カープも、この猛暑に対応した先発ローテーションを組むようです。明日からマツダスタジアムでDeNAとの3連戦ですが、まず明日は玉村投手が先発します。玉村投手は今季7試合に登板し、1勝3敗で防御率3.25となっています。ゲームメイクはしていますが、味方打線の援護がないなどで勝ち星に恵まれていません。明日は地元6連戦の初戦なので、玉村投手の好投に期待したいと思います。そして、床田投手や大瀬良投手は2戦目以降に登板予定となります。床田投手と大瀬良投手は共にオールスターに出場した事への配慮かもしれません。 そして、8月2日からの中日3連戦は、初戦には本文にもありますがベテランの野村投手が濃厚だそうです。暑い夏場でのピッチャーへの負担はかなり大きいと思います。それだけにそこでベテランの力が加わると、先発投手陣全体の負担が軽くなります。2戦目以降は森下投手、九里投手が先発する事になります。とにかく、8月の屋外球場は暑さとの戦いでもあります。ことさら、マツダスタジアムは「凪」と言われる無風状態になり、一段と暑さが厳しくなります。首脳陣はそんな環境面にも配慮して、ローテーションを1回飛ばしたり、その間にファームから生きのいいピッチャーを1軍の先発マウンドに上げるなど、様々な工夫が見られると思います。ドリヨシも内心、野村投手や森投手を1軍昇格させて先発に起用すればいいなと思っていました。また、現在はブルペン待機になっている黒原投手を先発に起用してもいいなと思っています。首脳陣は本当の勝負は9月だと見ているようです。そのために、8月は投手陣には無理をさせないと方針を決めたようです。これが吉と出るか、凶と出るか、明日からの地元6連戦で決まります。明日のDeNA戦、カープの先発は玉村投手、DeNAは濵口投手です。濵口投手は前回7月15日の広島戦で、9回4安打1失点と完投勝利を献上しています。明日は絶対にリベンジしなくてはいけません。同じ轍を踏まないように、打線の奮起に期待します。
2024年07月29日
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カープ投手陣の好投はシーズン後半も続くのか?【広島】驚異の成績続く投手陣 2位ターンからの逆転へ…後半戦に残している〝余力〟7/22(月) 6:16配信東スポWEB広島投手陣は床田(右)ら先発陣だけでなく、中継ぎ陣も好成績を残している 広島は21日の阪神戦(甲子園)に3―12で大敗を喫したが、前半戦を43勝37敗4分けの2位ターン。すでにカード勝ち越しも決めていただけに、新井貴浩監督(47)は「何点差だろうが、1敗は1敗」と淡々と振り返った。 勝負の後半戦に向けて余力は十分だ。リーグ最強を誇る先発投手陣は盤石で、9勝の床田を筆頭に7勝の森下、4勝ながら12球団唯一の防御率0点台を誇る大瀬良。さらに21日こそ6失点KOされた九里も防御率2・94と、先発4本柱の存在感は群を抜いている。 だが、それだけではない。先発投手が3完封を含む4試合に完投しながら、延長戦を含めたチームとしての完封試合は14にも上り、先発陣の後を受けた中継ぎ陣の充実ぶりは驚異的といえる。 試合前まで救援陣の月間防御率は1・21。この日は4番手・矢崎が大量6失点を喫し、数字上は跳ね上がったが、後半戦にはここまで38試合に登板した昨季のホールド王・島内も一軍復帰の見込み。今月に入って調子を崩したが、あくまで現在はリフレッシュを兼ねての二軍調整中で、後半戦からは万全の状態で上がってきそうだ。 心配される中継ぎ陣の連投による登板過多も、今月は左腕・黒原の3試合連続が1度で3日連続登板はなし。週6試合以上の過密日程が増える8月以降の戦いへ向け、余力を残しつつ球宴ブレークに入る。 今月はこの日を含めた2試合を除き、勝ち負けの全てが3点差以内。競った展開がすっかりお家芸のチームだが、鯉の中継ぎ陣の台頭は今後もさらにチーム浮上の命運を担うことになりそうだ。赤坂高志前半戦が終了し、我らが広島東洋カープは43勝37敗4分けの貯金6で、首位読売に1ゲーム差の2位につけています。またしても野球解説者の皆さんの予想を大きく裏切る快進撃を見せていますね。その快進撃を支えてきたのが、カープの投手陣である事は間違いありません。先発では床田投手、大瀬良投手、森下投手、九里投手の4本柱がしっかりしています。床田投手は16試合に登板し、9勝5敗、防御率1.71と安定してまそ、大瀬良投手は15試合に登板し、4勝1敗でありながら、防御率は驚異の0.82で、抜群の安定感を見せています。森下投手は13試合に登板し、7勝3敗、防御率1.49とこれまた安定しており、九里投手は14試合に登板し、4勝6敗と勝ち星に恵まれていないものの、防御率は2.94と試合を作っています。これら4本柱に、アドゥワ投手、玉村投手、ハッチ投手らが先発ローテーションにはいり、試合を作りました。問題はこの4本柱がシーズン終了まで好投を続ける事が出来るかというところですが、ドリヨシ的には続ける事は可能だと思います。今から夏場の暑い中でのピッチングになりますが、極端に調子を落とす事はないでしょう。防御率こそ2点台に落ちるかもしれませんが、安定感は抜群です。4本柱にプラスして、シーズン前半頑張ったアドゥワ投手や玉村投手、ハッチ投手らが復帰するのに加え、ファームで頑張っている森投手や遠藤投手、ベテランの野村投手らの底上げがあれば、先発投手陣は安泰だと思います。そしてリリーフ投手陣ですが、これまた抜群の安定感を見せています。昨シーズンの最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した島内投手を欠いているにも関わらず、結果を残しています。ドリヨシ的には、塹江投手や森浦投手の復活と、黒原投手の台頭に加え、新外国人のハーン投手が勝ちパターンにはまったのが大きかったと思います。これら4投手はシーズン前半も登板過多にはなっていないので、シーズン後半の暑い夏場でも、余力はあると思います。ことさら、ハーン投手のポテンシャルはかなり高いので、このままセットアッパーの位置で投げてもいいかなと思います。これに島内投手がリフレッシュして1軍に復帰すれば、鬼に金棒ですね。投手陣は問題ないので、あとは打線ですね。長打力を持たない野手が揃う中で、よく頑張っているというのが正直な印象です。やはり、機動力を駆使して少ないチャンスで得点を積み重ねていきます。打線のカギを握るのは、やはり長打力のある選手が活躍するかどうかというところです。以前にも書きましたが、スバリ、末包選手とシャイナー選手がどれだけ長打でランナーを還すかでしょうね。打順としては、末包選手を4番、シャイナー選手を5番に据えて機能していけば、得点力は大幅にアップするのは間違いありません。これで投打がガッチリ噛み合い、勝ち試合のバリエーションが広がり、首位奪還してリーグ優勝へと突き進む事になると思います。26日から後半戦が始まります。それまで選手の皆さんはしっかり休養を取ってほしいと思います。
2024年07月23日
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シャイナー選手は1軍で大化けするのか?【広島】「勘ピューター」は吉と出るか? シャイナー昇格は新井監督の〝独断〟決定東スポWEB によるストーリー2回、三邪飛に倒れた広島・シャイナー 東スポWEB広島は10日の巨人戦(マツダ)が4回途中に降雨のためノーゲームとなった。4連敗中の踏ん張りどころで、新井貴浩監督(47)はこれまでとは異なる手法を試みていた。深刻な得点力不足の起爆剤として、指揮官がチョイスしたのはジェイク・シャイナー内野手(28)の昇格だった。開幕2戦目に右手中指を骨折して離脱して以降、二軍でも目立った結果を残せていなかった助っ人をあえて一軍に呼び寄せたのだ。シャイナーが実戦復帰したのは4月下旬。だが、その二軍でも打率1割7分1厘、2本塁打、7打点と苦しみ、昇格候補ですらなかったのが現実だ。それでも今月に入ってチームが1勝6敗と下降線をたどる中、何らかのカンフル剤が必要と感じたからなのかもしれない。そこは新井監督も認めつつ「何か動かないといけない」と言い「外国人選手というのは、場所が変わって気持ちが上がってくることもある」と説明。これまで二軍からの推薦がなければ、認めていなかった昇格人事を自らの一存で決断したという。一方で別の見立てもある。そもそも新助っ人のシャイナーはキャンプ前の時点では「4番候補」だった。二軍関係者はそんな経緯も踏まえた上で「下で成績は残せてなくても1回は上でチャンスをあげないと、と思っていたんじゃない? 外国人選手の場合は『ダメ』なら、その年限りとするしかないんだから」と指揮官の〝温情〟が働いた可能性もあると推察する。昨季は3Aで30本塁打、100打点を記録した長距離砲だけに、きっかけさえつかめれば…という思惑だ。そのシャイナーはこの日「8番・一塁」で即スタメン出場。三邪飛に倒れた2回の1打席も幻となり、指揮官も「1打席じゃ何も言えんわな」と苦笑いで評価を先送りにした。いずれにせよ、これまでとは異なるアプローチで刺激を注入した新井監督の〝勘ピューター〟は吉と出るのか。シーズン後半戦、大混戦のセ・リーグのチームから抜け出すのに、シャイナー選手の打撃にかかっていると言っても過言ではありません。今季、シャイナー選手は開幕2戦目で守備の際に右手中指を突き指し、骨折が判明して、以来1軍には出場していません。ポジティブに考えれば、明日のヤクルト戦が開幕3戦目という事になるので、打撃力の可能性は無限大だと考えていいと思います。本文にもありますが、昨年アメリカの3Aで30本塁打の100打点を記録した選手ですから、今シーズン後半はその片鱗を覗かせても不思議ではありません。ドリヨシ的には、シャイナー選手にはシーズン後半は15本塁打の50打点目指して頑張って欲しいと思います。相手投手はおそらく変化球攻めをしてくるかと思います。インコース高めにストレート系で見せて、最後はアウトコース低めに逃げる球か落ちる球で空振りを誘う、オーソドックスな配球をしてくると思いますので、シャイナー選手がアウトコースの変化球をどれだけ見極める事が出来るかがカギになりそうです。新井監督はこのシャイナー選手の1軍での起用は大きな賭けだと思います。シャイナー選手の成績が、チームの成績に直結するのは間違いないのではないでしょうか。シャイナー選手も「得点圏にランナーがいたら自分のバットで還す、そんな気持ちで1軍にやってきた」と気合い十分です。明日からマツダスタジアムでヤクルトとの3連戦です。ヤクルトは3戦ともに左投手を先発させるようです。それだけに益々シャイナー選手が重要なピースとなりそうです。ここは思い切ってシャイナー選手を4番に置いてみてはどうでしょうか。チームはリーグ戦再開後の16試合でチーム打率は.189、1試合平均2.19得点という超貧打で、7月に入って1勝6敗と大失速しています。シャイナー選手が救世主となれるか、まずは明日の試合に注目ですね。
2024年07月11日
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明日からのヤクルト戦は森下投手、九里投手、アドゥワ投手で3タテだ!広島・森下暢仁、託された週はじめの先発に「特に変わることはない」6/24(月) 19:50配信サンケイスポーツ広島・森下暢仁広島・森下が24日、マツダスタジアムでの投手指名練習に参加し、先発する25日のヤクルト戦(マツダ)に向けてキャッチボールなどで調整した。交流戦後の先発ローテ再編で週はじめのマウンドを託された右腕は「水曜日でも、火曜日でも一緒。特に変わることはない」ときっぱり。前回登板の12日の西武戦(ベルーナ)は5回7安打5失点で敗戦投手となったが、ここまで9試合に先発し5勝3敗、防御率1・82と安定した投球を続けている。広島・九里亜蓮、26日ヤクルト戦先発へ「フォーム見直した」 アドゥワ誠は27日の3戦目へ6/24(月) 20:00配信サンケイスポーツ広島・九里亜蓮24日のマツダスタジアムでの投手指名練習に参加した広島・九里とアドゥワはそれぞれ26、27日のヤクルト戦の先発が予想される。今季3勝4敗の九里は登板に向け、2度ブルペン入りをしたと明かし「フォームを見直した。良い時間にできたと思う」と自信を口にした。5勝2敗のアドゥワは「(登板日は)雨が降るかもしれないが、粘り強く投げたい」と意気込んだ。昨日までの中日戦は、3試合とも重苦しい雰囲気が漂い、最下位相手ながら1勝2敗と負け越してしまいました。2位阪神に2ゲーム差、さらに最下位のヤクルト、中日まで5.5ゲーム差と、セ・リーグはまだ混沌とした状況が続いています。我らが広島東洋カープは明日からマツダスタジアムでヤクルトとの3連戦ですが、絶対に取りこぼしのできない3連戦です。明日の先発は森下投手です。前回12日の西武戦では、5回7安打5失点と炎上して敗戦投手となっています。かなり悔しい思いをしていると思いますので、明日はそんな不安を払拭する素晴らしいピッチングをしてくれるものと期待しています。あさって26日は九里投手が先発します。九里投手は前回13日西武戦では130球の完封勝利を挙げました。中12日空く中で、九里投手は2回ブルペンに入り、100球くらい投げて次回の先発に備えているそうです。また、ピッチングフォームを少し変えたという情報もあります。常に進化を求める九里投手のあさってのピッチングが楽しみです。27日はアドゥワ投手が先発します。前回16日の楽天戦は、味方の連続失策で失点するという、非常に不運な内容でリズムが狂い、楽天鈴木大地選手に2ランを被弾して敗戦投手になりました。ピッチング内容は決して悪くないとドリヨシは思います。アドゥワ投手は低めに制球出来るかどうかが生命線です。前回登板の反省があるので、27日は丁寧なピッチングを展開してくれるでしょう。カープの投手陣は先発もリリーフも鉄壁と言ってもいいと思います。あとは打線ですね。前回のカードの中日戦では、チャンスは作れど、あと1本が出ず得点できないシーンが多かったように思います。打線がつながらないのは開幕からの課題です。そんな中で一筋の光が見えたのが堂林選手です。昨日の中日戦はファーストスタメンに入り、見事猛打賞の活躍でした。何か吹っ切れたのかなと思います。堂林選手が打線の中にいると、相手チームから見れば不気味だと思います。さらに末包選手と共に名を連ねれば、右のスラッガーが並ぶ事になりますので、相手チームから見ればさらに脅威になりそうです。まず、明日の試合はヤクルトは左腕の高橋奎二投手が先発なので、堂林選手がスタメンに入るのは濃厚だと思います。末包選手の状態が気になりますが、スタメンに入れば、結構恐ろしい打線になるのではないかと思います。明日からのヤクルト3連戦は、投打ががっちり噛み合って、3連勝といきたいところです。チームを加速させて、28日からの東京ドームでの読売戦に臨みたいですね。
2024年06月24日
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明日からリーグ戦再開!明日の中日戦は投手戦必至!【予告先発】好投手同士の投げ合い 中日・高橋vs広島・床田 中日は4カード連続負け越し中 広島は4カード連続勝ち越し中6/20(木) 18:00配信日テレNEWS NNN明日の試合に先発予定の中日・高橋宏斗投手(左)、広島・床田寛樹投手(右)NPB(日本野球機構)は20日、翌21日の予告先発を発表。中日は高橋宏斗投手、広島は床田寛樹投手が先発します。中日の先発・高橋投手は、ここまで7試合に登板して3勝0敗、規定未到達ながら防御率0.56の成績。交流戦では19回1/3を投げて、わずか1失点と安定した投球を見せています。広島の先発・床田投手は、ここまで11試合に登板してリーグ2位の7勝(3敗)、同3位の防御率1.49の成績。交流戦では登板した全3試合で7回以上を投げており、計22回を6失点の内容でした。両チームの対戦成績は、中日が4勝2敗1引き分けと勝ち越していますが、現在中日は4カード連続で負け越しており、一方の広島は4カード連続で勝ち越しています。明日の試合はリーグ戦再開の初戦となりますが、我らが広島東洋カープは床田投手、そして中日は高橋宏斗投手が先発します。床田投手は今季ここまで登板した全11試合でクオリティースタートを記録し、リーグ2位の7勝を挙げています。カープの先発投手陣の中で抜群の安定感があります。一方、中日の高橋宏斗投手は対広島戦では4月28日の前回対戦でも7回を無失点に抑えるなど、通算7試合の先発で、防御率0.60と抜群の内容です。間違いなく、明日はロースコアの展開が予想されますが、カープが攻め込むチャンスは、試合終盤の7回か8回にあると予想しています。高橋宏斗投手はこれまでの経過から、6回か7回で降板しています。2番手ピッチャーに代わったところが唯一のチャンスだと思います。カープの泥臭い野球でなんとか点をもぎ取って欲しいですね。床田投手には、とにかく先制点を与えないように、なんなら完投、完封するくらいの気持ちで臨んで欲しいと思います。あさって22日は大瀬良投手、23日は玉村投手が先発予定です。明日勝てば、カード勝ち越しが濃厚になりますので、なんとか明日勝ちたいところです。
2024年06月20日
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交流戦勝ち越しでチームのレベルは上がった!?広島 交流戦10勝8敗5位フィニッシュ 首位&貯金7 新井監督「レベルアップ」に確かな手応え6/17(月) 6:00配信デイリースポーツ 交流戦最終戦、楽天に敗れた新井監督(撮影・佐藤厚) 「楽天5-3広島」(16日、楽天モバイルパーク) 広島は拙攻と守備の乱れが響いて、交流戦最終戦に敗れた。二回は菊池の今季初失策と堂林の失策などで3点を先制され、終盤の反撃も及ばなかった。連勝は3で止まったが、交流戦は5位の10勝8敗で7年ぶりの勝ち越し。新井貴浩監督(47)は交流戦前と現状のチーム力について「レベルアップしていると思う」と評価。仕切り直して21日から再開するリーグ戦に臨む。 土俵際に立たされた状況から、意地を示した。敗れはしたものの、簡単に試合を終わらせない。4点を追う九回は1死から途中出場した羽月の安打を皮切りに宇草の適時二塁打などで2点差に詰め寄った。なおも2死二塁と逆転への機運が高まったが、矢野が見逃し三振に倒れた。 八回は末包が酒居から適時打を放ち、九回も則本から得点。新井監督は「相手チームのセットアッパーとクローザーから得点。最後まであきらめないという、いい攻撃だった」と野手陣の粘りを収穫と捉えた。 三回までに4四球の相手先発・松井を捉え切れなかった。一、二、四回はいずれも得点圏に走者を進めるも無得点。そしてディフェンス面でも、ほころびが生じた。 二回1死一、三塁で太田の打球は遊撃へ。矢野が処理して二塁へ送球したが、ここで菊池がまさかの捕球ミス。菊池は今季初失策となった。適時失策の形で先制点を献上すると、なおも2死二、三塁で小郷の打球を体で止めにいった一塁・堂林が後逸。2者生還で一挙3点を奪われた。流れを相手に明け渡した場面に指揮官は「エラーというのはあるから。いつも、しっかり守って助けてもらっているので」と責めることはなかった。 同一カード3連勝を逃して連勝は3で止まったが、交流戦は10勝8敗で2つの貯金を蓄えた。ソフトバンクに3連敗を喫した一方、それ以外の5球団には全て勝ち越して善戦を続けた。新井監督は「いい交流戦でしたね」と18試合を総括し「交流戦前と交流戦後だったら、チームの力もまたレベルアップしていると思う」とナインの成長を感じ取った。 指名打者を使えるカードでは羽月、二俣、宇草、石原ら若鯉を積極的に起用。「いろいろ試しながら、若い選手を使いながらやっていきたいと思っていた。勝ち越したし、若い選手も経験を積みながら、思い描いていた交流戦を送れた」。若手たちが試合の中で得た経験値は必ず、チーム力の向上につながっていく。 リーグ戦は21日に再び幕を開ける。7つの貯金を携え、セ・リーグ首位として中日3連戦(バンテリン)に挑む。「しっかり休んで、またレギュラーシーズンに戻りたい」と新井監督。確かな手応えとともに、名古屋から再び上昇気流に乗る。5月28日から約3週間にわたって行われたセ・パ交流戦もあっという間に終わってしまいました。我らが広島東洋カープは10勝8敗で、7年ぶりの勝ち越しを決めました。毎年鬼門と言われていた交流戦ですが、勝ち越した事で、セ・リーグの優勝争いに残れたのは大きいと思います。2カード目のソフトバンク戦は3タテを食らい、このままズルズル行ってしまうのではないかと心配しました。しかし、何故ソフトバンクに勝てないのでしょうか?それもみずほPayPayドームではさっぱりです。今季カープが優勝し、CSを突破した暁には、ソフトバンクと日本シリーズを戦う可能性が高いですから、常時ソフトバンクの傾向と対策を練っておく必要がありますね。ソフトバンク以外のカードはすべて2勝1敗と勝ち越しました。これでカープの底力を見た気がします。先発投手陣は床田投手、森下投手、九里投手、大瀬良投手、玉村投手、アドゥワ投手と、ローテーションピッチャーがしっかり試合を作りました。特に6月7日のマツダスタジアムでのロッテ戦では、大瀬良投手がノーヒットノーランの快挙を達成しました。あらためて大瀬良投手、おめでとうございます。ドリヨシはこのノーヒットノーランから、カープの戦い方のレベルが上がったように感じました。リリーフ投手陣も、塹江投手、森浦投手、河野投手、黒原投手、矢崎投手、島内投手、ハーン投手、そして栗林投手と鉄壁です。今季はドリヨシは投手陣は素晴らしいので、ある程度の得点力があれば、勝ち試合が増えると予想していましたが、少しずつ現実味を帯びてきています。交流戦で活躍した野手では、やはり矢野選手でしょうか。矢野選手は守備力は鉄板で、ショートスタメンを勝ち取りました。課題は打撃力でしたが、ここに来てバッティングのレベルが上がってきました。攻守にわたり存在感を見せてきた矢野選手はリーグ戦再開後も期待ですね。ドリヨシがもう1人あげたいのは、二俣選手です。彼はとにかく必死にプレーしています。守備では内外野守れるユーティリティープレーヤーですし、打撃は決して綺麗とは言えませんが、必死に食らいつく姿勢に感動しました。粘って粘って四球を勝ち取ったり、なんとかバットに当ててヒットをもぎ取ったり、まさに泥臭い野球で1軍に貢献しています。レギュラー獲得まであと少しなので、ケガしないように頑張って欲しいと思います。間違いなく、シーズン開幕当初よりはチームのレベルは上がってきていると思います。今から暑い夏を迎えて、ペナントレースも佳境に入ります。選手の皆さんには夏バテしないように、熱い戦いを見せて欲しいです。そして、秋には感動の涙を流せるように期待しています。
2024年06月18日
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明日からのオリックス戦は床田投手、森下投手、九里投手で3連勝を狙う!ドリヨシの交流戦展望!【広島】床田寛樹がオリ西川との対戦へ「全部カーブ投げる?」「死球当たったらごめんなさい」5/27(月) 18:05配信日刊スポーツ投手指名練習中、笑顔をみせる広島床田(左)と森下(撮影・加藤孝規) 広島床田寛樹投手(29)が交流戦を翌日に控えた27日、マツダスタジアムに隣接された屋内練習場で調整を行った。 交流戦“開幕投手”を務める左腕は昨季までチームメートで同学年のオリックス西川との対戦に胸を高鳴らせた。「そこは楽しみ。できればランナーいないところで思い切り勝負できれば」。思わずほおを緩めた。 西川とは同学年で、広島時代は毎オフに同学年会を行っていた。登板試合には援護してくれる頼もしい存在も、対戦相手となれば抑えるのも難しい。それでも「龍馬とは思い切りやりたい。あえて全部カーブ投げるとか? あいつ自身、マツダ(スタジアム)に来るのを楽しみにしていると思う。デッドボール当たったらごめんなさいで、いい対戦ができたらいい」。抑えるイメージを膨らませながら挑んでいく。 床田自身、昨季は交流戦で2勝1敗と苦手としなかった。「特に変えるつもりはない。相手の出方次第で柔軟に変えていければ。しっかり腕を振って緩い球を投げながら、押すところはしっかり押して。高さだけ間違えないようにできればいいかなと思う」。オリックス3連戦は2戦目以降、森下、九里が続く。先発4本柱の3投手をぶつける交流戦最初のカード。リーグトップタイの5勝と防御率のリーグ2冠左腕が、交流戦前3連勝のチームの勢いを加速させる投球を誓う。いよいよ我らが広島東洋カープにとって「鬼門」と言われるセ・パ交流戦がスタートします。まずは明日からはマツダスタジアムでオリックスとの3連戦です。カープの先発投手は明日は床田投手が予告されており、29日は森下投手、30日は九里投手と、主戦級のピッチャーを注ぎ込む予定です。今季オリックスはパ・リーグ4位に低迷しており、リーグ連覇していた頃の勢いはないかなと思っています。ただ、オリックスには今季からカープからFAで移籍した西川選手がいます。西川選手は今季打撃不振に陥っているものの、交流戦はセ・リーグの投手相手なので、一気に調子を上げる可能性があります。なので、カープ投手陣は全力で西川選手を抑えなくてはなりません。オリックス戦の次は福岡でソフトバンクとの3連戦です。先発投手の予想は、31日は大瀬良投手、6月1日はハッチ投手か黒原投手または玉村投手、2日はアドゥワ投手となりそうです。パ・リーグダントツ首位を走るソフトバンクですから、タフな試合になるのは間違いなさそうです。カープ投手陣が強力ソフトバンク打線をどのように抑えるか注目です。ドリヨシ的には1勝は絶対にしておきたいというのが本音です。その次はマツダスタジアムで日本ハムと3連戦&ロッテと3連戦です。日本ハムは今季大躍進と好調をキープしており、パ・リーグ2位につけています。今季は打撃力、守備力とも向上しており、カープに似た感じがします。接戦になるかと思いますが、カープの泥臭い野球で勝ち切りたいところです。ロッテはここに来てチーム状態を上げてきており、交流戦直前まで8連勝しています。ロッテは超積極的な攻撃を仕掛けてくる印象があるので、カープとしては受け身にならないようにする事が大事かと思います。最後の6連戦はビジターになりますが、ベルーナドームで西武と3連戦、そして仙台で楽天との3連戦です。西武、楽天ともにチーム状態が今一つなので、取りこぼす事のないよう、確実に勝って欲しいと思います。カープは交流戦直前のセ・リーグでは一番チーム状態が良いと思います。なのでパ・リーグの各チームは阪神と並んで広島東洋カープを警戒するのではないかと思います。交流戦全18試合、楽な試合はないと思いますが、今季のカープは戦うたびに強くなっている印象がありますので、選手の皆さんは自信を持って試合に臨んで欲しいですね。スバリ、ドリヨシの交流戦成績予想は、10勝8敗以上で、交流戦勝ち越しを決めてくれると思います。
2024年05月28日
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明日からの読売戦は九里投手、森下投手、大瀬良投手で3タテ返しだ!【広島】新井貴浩監督「選手も鼻息荒くしている」本拠・巨人3連戦は右の3枚看板で“3タテ返し”へ4/18(木) 17:00配信スポーツ報知対巨人3連戦に先発する(左から)九里、森下、大瀬良 広島は、19日から本拠地・マツダで巨人を迎え撃つ。12~14日の敵地3連戦は、すべて逆転負けで3連敗。新井貴浩監督は1週間前の雪辱に向け、「選手たちが思っているんじゃないかな。先週スイープされたということを。鼻息を荒くしていると思いますよ」と奮起を期待した。 3連戦は九里、森下、大瀬良の右の3枚看板を投入する。特に九里は、12日の今季初対戦で6回途中で自己最悪タイ9失点、自己ワースト更新の自責点9と炎上した。開幕右腕は今季3戦未勝利。「基本的なところで改善点があったので、この1週間で取り組んできた。まず、自分が投げた試合でチームが勝っていない。そこが一番、考えていること」と、自身の白星以上にチームの勝利を渇望した。 2戦目は、13日に右肘の張りから復帰の今季初登板で6回1失点と好投した森下。前回ハッチが先発した3戦目には、週アタマのDeNA戦が2連戦だったこともあり、中9日の大瀬良が回る。この3人が同一カード3連戦でそろうのは、22年7月以来6度目。過去5度は2度の3タテを含め、4カード勝ち越しと頼もしい限りだ。 一時は最大借金4で単独最下位にも沈んだが、借金2の4位タイに戻した。得点力不足に苦しんでいた打線も、直近のDeNA戦で2戦16得点と状態は上向き。3タテ返しで、一気に貯金生活突入を目指す。報知新聞社 先週の東京ドームで3タテされたリベンジにカープの選手の皆さんはモチベーションを上げて来ています。あの3タテを食らった悔しさを、先日のDeNA戦にぶつけて来ました。16日は11-2。17日は5-1と、カープの目指す野球、泥臭い野球が出来て2連勝で終えました。そして、明日からはマツダスタジアムで読売との3連戦です。先週の読売戦は3試合共に逆転負けを喫してしまい、なんとも後味の悪い結果となってしまいました。今こそそのリベンジの時です。明日からのカープの先発は、九里投手、森下投手、大瀬良投手と主戦級の右腕3人が登場します。特に九里投手は前回登板は6回に大炎上するという、信じられない結果を招きましたので、明日はそのリベンジに燃えているのは間違いないでしょう。打線はオープン戦から貧打が続いていましたが、先日のDeNA戦で何か打撃のきっかけをつかんだ感じがします。秋山選手が1番に入ってヒットを打ち始めましたし、野間選手が3番の役割を果たせていますし、坂倉選手も復調してきています。なので先週の試合の流れとは違う展開になりそうです。投打の歯車ががっちり噛み合い、読売を寄せ付けない3試合になりそうです。まずは明日の試合、広島は九里投手、読売は戸郷投手が先発です。九里投手は2度も続けて失敗はしないと思いますし、打線は読売戸郷投手を打っていますので、ドリヨシ的には5-1で勝利すると予想しています。3タテ返し目指して、頑張れ!カープ!
2024年04月19日
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危険球で謝罪した黒原投手について思うこと。「また真剣勝負」と言った度会、頭を下げた黒原 その姿を見て考えた朝日新聞社 によるストーリー試合前の練習で、DeNAの三浦監督に頭を下げる広島の黒原=31日、横浜スタジアム 朝日新聞社 期待の星を襲ったアクシデントに、球場は騒然とした。 30日のDeNA―広島の2回戦。一回のDeNAの攻撃、広島・黒原拓未が投じた3球目が1番度会隆輝の頭部に当たった。度会はその場にうつぶせになり、しばらく動けなかった。 怒声が交じった「広島倒せ」のコールが球場にとどろく。およそ5分後、度会は元気な様子でグラウンドに戻ってきた。直後に二盗を決め、本拠のファンたちを安心させた。 胸をなで下ろしたのは、危険球で退場処分となった黒原も同じだ。 「当ててしまうのは本当にいけないこと。(グラウンドに)出てきてくれたときは安心した」 一夜明けたこの日の試合前練習。広島の菊地原毅投手コーチに伴われ、DeNAの三浦大輔監督、度会に頭を下げる黒原の姿があった。 黒原は一昨年5月に、相手選手に死球を当てて戦線離脱させてしまったことで誹謗(ひぼう)中傷の被害を受けたことがある。 今回、不幸中の幸いなのは、度会が元気だったこと。死球を受けた30日の試合で本塁打を含む4安打の大活躍を見せた。 試合後に度会は「全力プレーなので(死球は)仕方ないこと。また対戦できる機会があれば、真剣勝負がしたい」と黒原を気遣った。 三浦監督と度会に頭を下げた後の黒原に、記者は度会の「また真剣勝負がしたい」という言葉を伝えた。 神妙な表情は崩さず、「また対戦できたら、腕をしっかり振って全力勝負したい」と話した。 DeNAファンにとっての度会がそうであるように、2021年秋のドラフト会議で1位指名されて入団し、左腕から力のある速球を投げ込む3年目の黒原もまた、広島ファンにとっての期待の若手だ。 2人のやりとりを通じて、ファンにもいま一度考えてみてほしい。(安藤仙一朗)黒原投手はおととしだったと思いますが、読売戦で読売吉川選手に死球を与えてしまい、その後読売ファンから誹謗中傷を受けた経緯があります。3月30日のDeNA戦で、DeNA度会選手に頭部死球を与えて危険球退場となった時に、黒原投手の脳裏にはDeNA度会選手に申し訳ない思いと、過去に受けた誹謗中傷がフラッシュバックしたのではないでしょうか。死球を与えた直後の黒原投手は正気を失い、ただぼう然としたままでした。昨日、黒原投手は菊地原投手コーチと共にDeNA三浦監督と度会選手の元に行き、謝罪をしました。DeNA度会選手は「全力プレーをやってる中のデッドボールなのでしょうがないこと。次回以降にまた戦える機会があったら、真剣勝負できればいいのかなと思います」と黒原投手を気遣っていました。ありがたい事です。意図的に死球を与えたのなら大問題ですが、黒原投手も全力で勝負しようとして投げた球が抜けてしまってDeNA度会選手の頭部を直撃してしまいました。黒原投手もメンタル面をしっかり整理して、また真剣勝負ができるように頑張って欲しいと思います。ただ、我々ファンは異常にヒートアップしている状況があります。DeNA度会選手が死球を受けた直後にDeNAファンからは怒号が飛び、「広島倒せ」のコールが続きました。気持ちはよくわかります。ですが黒原投手は意図的に死球を与えた訳ではなく、全力投球する中で起った事故なので、ここは静かに見守っていてくれればと思います。我々カープファンも、対戦相手のチームには敬意を持って応援しなくてはなりません。絶対に誹謗中傷をしてはいけません。この度の死球の件で、ドリヨシもいろいろ考えさせられました。
2024年04月01日
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選手の綱紀粛正についておはようございます。ドリヨシです。今朝、ネットニュースを見て衝撃が走りました。我らが広島東洋カープの選手が某有名週刊誌にすっぱ抜かれていました。詳細はここには書きませんが、カープの選手の皆さんは一体どうなっているのですか?数年前から次々に不祥事が浮き彫りになっています。家族一丸と言われる中で、もしかしたらチーム全体の体質が甘くなっているのではと思う次第です。選手の中で甘ぬるい雰囲気が漂って、日常の生活が緩んでいると言われても仕方がないと思います。プロの野球選手という自覚と、1人の人としての心構えが欠落しているのではないですか?開幕を明日に控えて、再び不祥事のニュースが流れて、我々カープファンはがっかりです。ドリヨシ的には、今まで不祥事を犯した選手には、厳正な処分を課して欲しいと思います。ドリヨシだけでなく、全国のカープファンは怒っています。とりとめのない文章ですみません。
2024年03月28日
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カープのレジェンド・緒方孝市氏が今季のカープの戦い方を斬る!【緒方孝市】混戦セ!2位予想した広島にもチャンス、投手力はリーグトップ/セ・リーグ順位予想3/27(水) 5:00配信日刊スポーツ新井貴浩監督(2024年3月撮影) 29日にプロ野球のペナントレースが開幕する。昨季5年ぶりAクラスとなる2位となった広島だが、今季は中軸を担った西川がFAで抜け、アカデミー出身選手を除く外国人選手は総入れ替え。就任2年目の新井貴浩監督(47)の手腕が注目される。広島の戦い方やキーマンを中心に、元リーグ3連覇監督で日刊スポーツ評論家の緒方孝市氏(55)にセ・リーグ展望を聞いた。【聞き手=前原淳】 ◇ ◇ ◇ 今年のセ・リーグは、混戦が予想される。阪神を1位予想したが、昨季のように独走はできないのではないか。夏場まで混戦となり、終盤勝負とみている。その中で阪神は、やはり投打に主力がそろっており、戦力バランスも整っている。何より、昨季リーグを制した経験がある。 2位に予想した広島にももちろん、チャンスはある。投手力は先発、中継ぎともにリーグトップとみている。昨季は投手を中心に接戦に持ち込み、粘り強く戦ったことで勝ち切れた。今季も同様の戦い方で白星を積み重ねられるかどうか。強みを生かして、僅差の試合をものにしていかなければいけない。 今季も昨季同様、課題は得点力だろう。西川が抜けた穴を埋めなければいけない今季、春季キャンプから若い選手を育てようとする首脳陣の意図が感じられた。オープン戦でも積極的に起用された若手が攻撃の起爆剤となれるかどうか。今季もレギュラーを固定するのは難しく、選手個々の調子を見極めながら日替わり打線で戦っていくことになるに違いない。スタメン出場した9人だけでなく、ベンチ全体で戦っていかなければいけない。 その中で、坂倉と小園は新たな主力としてチームを引っ張っていく存在にならなければいけない。実績ある秋山や菊池は近年の稼働率を見ても、全試合出場は求められない。日替わり打線でも、坂倉と小園が軸となることでチームの基盤ができ、他の若手が出て来やすい土壌ともなる。坂倉は捕手としての成長も求められる。既述通り、チームの強みは投手力。投手の良さを引き出せるかどうかが、チームの浮沈を左右する。 今年新たに加わった外国人野手の活躍も、ポイントになる。来日1年目の新外国人にとってオープン戦の成績は当てにならない。いかに早く日本の野球に慣れるか。レイノルズは早く対応しそうな気配があるが、シャイナーはオープン戦で打撃を崩しているように映った。キャンプ中は球を呼び込んで強いスイングができていた。開幕までに修正し、本来の打撃を取り戻すことができれば、米国で残したような成績を日本でも残せる可能性はある。新井監督が「戦いながら強くなる」と言っていると聞く。さまざまな選手を起用しながら、順位争いが本格化するシーズン終盤にベストな布陣を組めるようになっていれば、広島にもチャンスはある。カープのリーグ3連覇の監督で、レジェンドの緒方孝市さんが今季のカープを展望しています。緒方さんは今季のカープを2位と予想していますが、戦い方次第では優勝の可能性があるとコメントしています。緒方さんの指摘通り、昨季は接戦が多く、中継ぎ投手陣の踏ん張りと、試合終盤での打線の粘りで勝ち切れたのは間違いありません。今季も同様に打線はコツコツ点を積み重ね、投手陣が踏ん張って僅差の試合をモノにしなくてはなりません。打線は西川選手の抜けた穴をどう埋めていくかが課題になっていますが、その穴を埋めてくれるだろうと期待されているのが、高卒3年目の田村選手です。オープン戦でも結果を残しているので、公式戦でもある程度打ってくれるのではないでしょうか。また、2年目の久保選手も春のキャンプから頭角を現してきました。24日のソフトバンクとのオープン戦でも2安打1打点&好守と活躍しました。まだファームでも1軍昇格を目指して若手選手がし烈な争いを見せています。ドリヨシ的には、若手、中堅、ベテランを問わず、調子の良い選手からどんどん起用して欲しいと思います。1軍のベンチメンバーはもちろん、2軍のメンバーも巻き込んで総がかりで戦っていくようになるでしょう。外国人野手の活躍も、カープが上位に食い込めるかどうかカギを握っていますね。新外国人選手のレイノルズ選手とシャイナー選手は、オープン戦はかなり苦戦しました。緒方さんが指摘されているように、来日1年目の外国人選手にとってはオープン戦の成績は当てにならないと思います。両外国人選手は共に昨季までマイナーで好成績を残しているだけに、日本の野球に慣れてくれば、覚醒する可能性も否定できないでしょう。新井監督がどれだけ我慢して起用するかですね。投手陣は12球団の中でもレベルは高いと思います。先発投手陣は九里投手と床田投手が軸となり、大瀬良投手、森下投手(黒原投手)、アドゥワ投手、ハッチ投手でローテーションを回す事になります。この他にも、玉村投手、遠藤投手、森投手と、先発ローテーション入りを目指すピッチャーがいます。なので先発投手陣の底上げが十分出来ていると思います。また、リリーフ陣も充実しており、大道投手、塹江投手、矢崎投手、島内投手、栗林投手と、勝ちパターンの継投が確立されていますし、ビハインドの展開でも、益田投手、森浦投手と、しっかりしたピッチャーが控えています。試合後半の時点でリードしていれば、逃げ切れる可能性は高いでしょう。また、3点ビハインドの展開でも、リリーフ陣が鉄壁ならば、試合後半でひっくり返す事も可能です。まずはあさってのDeNAとの開幕戦です。143試合の内の1試合と言ってしまえばそれまでですが、やはり今季のカープの戦いを占う開幕戦です。選手それぞれがそれぞれの活躍を見せて、投打ががっちり噛み合った素晴らしい試合を期待したいですね。緒方さんも黒田さんと同じように、カープの球団アドバイザーになって欲しいと思うのですが、いかがでしょうか?
2024年03月27日
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J SPORTSがカープの新戦力をチェック!【広島好き】オープン戦がスタート。カープの若手や新戦力をチェックする2/28(水) 18:04配信J SPORTS実戦打撃で三塁打を放つ田村俊介オープン戦がスタートし、開幕一軍を巡る争いも激しさを増してきました。目立った補強はせず、現有戦力の底上げで戦力アップをはかるチームにとって、新戦力の台頭が重要になりますが、それぞれ明暗が分かれています。評価を上げているのが、一軍出場わずか10試合で侍ジャパンに選出された田村俊介で、ここまで練習試合3試合を含めた対外試合6試合中5試合でスタメン出場し、オープン戦の3試合では打率.300をマークしています。今年初の対外試合となった17日の千葉ロッテ戦では、4番・ライトで先発出場して初回の第1打席でいきなり本塁打を放ちました。その後の3試合は2番、6番、代打出場となっていますが、外野の一角で開幕スタメンの有力候補であることは間違いなく、どんな活躍を見せてくれるのか楽しみです。高卒3年目の高木翔斗もキャンプから一軍帯同が続いており、初のスタメンマスクとなった25日の北海道日本ハム戦では、4打数2安打と結果を残しました。守備でも7回に上川畑大吾の盗塁を阻止し、新井貴浩監督も「打ってよし、止めてよし、刺してよし。すごくいいものを見せてくれた」と、キャッチングも含めて高評価を与えました。投手陣では、開幕ローテ候補である新外国人のハッチが24日の巨人戦に先発。2回を投げて3安打2失点となりましたが、失点は失策絡みのもので、初回に2三振を奪うなど、初登板としてはまずまずの投球を見せています。ルーキーの滝田一希と高太一の両左腕は揃って無失点デビュー。滝田は24日に6番手として最終回の1イニングを投げて1安打無失点。先頭打者の佐々木俊輔に安打を許しましたが、1死後に萩尾匡也をセカンドゴロ併殺打に打ち取って打者3人でイニングを完了しました。翌25日には高が3番手として7回に登板。1死から上川畑に安打を打たれた後、前述した高木の盗塁阻止に助けられ、こちらも打者3人で無失点。21日の横浜DeNAとの練習試合では、1回0/3を無失点も与四球2と課題の残る内容でしたが、初のオープン戦で修正した姿を見せています。益田武尚と河野佳の社会人2年目コンビも、ともに2試合無失点と好調なスタート。益田は17日に3番手として登板して2回無失点、23日の中日戦では先発して3回無失点と好投しています。昨秋キャンプから右肘の位置をやや下げたスリークオーター気味の投球フォームが今のところは成功しているようで、今季はブレイクがあるかもしれません。河野も18日に4番手、23日は5番手として登板し、いずれも1回無失点に抑えており、こちらはブルペンの一角として期待したいところです。ルーキー2人が結果を残した一方で、今季の一軍デビューが期待されていた2022年ドラフト1位の斉藤優汰は、24日に2番手として登板して2回6失点と散々な内容で、開幕一軍争いから後退しています。18日の阪神との練習試合では、先発して3回1失点も被安打6、与四球3と苦しい内容で、力不足を痛感させられる2試合となりました。キャンプから出遅れているドラ1ルーキーの常廣羽也斗も開幕一軍は厳しい状況となっており、将来のエース候補の一軍でのお披露目は、まだ先になりそうです。野手では右膝手術明けの秋山翔吾が3月1日から一軍に合流することが決まり、代わって中村奨成と中村貴浩の二軍行きが決まっています。中村貴は17日の練習試合で1安打を放ったのみで、その後はオープン戦でも2試合5打席ノーヒットで打率.000。中村奨は17日に2打席で三塁打と安打、25日にはタイムリーも放ちましたが、オープン戦2試合の成績は6打数1安打の打率.167で、外野守備でも不安が露呈するなど、アピールできませんでした。開幕まで1ヶ月を切り、一軍当落線上の若手選手にとっては、ここからが正念場となりますが、一人でも多くの新戦力の台頭に期待したいところです。大久保泰伸本文にもありますが、我らが広島東洋カープが今季リーグ優勝、そして悲願の日本一になるためには、現有勢力の底上げと、新戦力の台頭がカギになります。評価がうなぎ登りなのは、昨季10試合のみの出場ながら侍ジャパンに選手された田村選手です。ここまでのオープン戦3試合の打率は.300と好調です。1軍のし烈な外野手争いの中で、1つ抜け出しているのは田村選手です。来月侍ジャパンの強化試合がありますが、そこで結果を残せば開幕1軍は確実でしょう。そして、ここに来て赤丸急上昇なのが、田村選手と同じ高卒3年目の高木選手です。2月1日からの1軍キャンプに帯同しており、25日の日本ハムとのオープン戦では初のスタメンマスクをかぶり、打撃では4打数2安打を結果を残しました。守備でも7回に日本ハム上川畑選手の盗塁を阻止して首脳陣へアピールしました。キャッチングと投手のリードの技術がより向上すれば、1軍の試合のスタメンも夢ではありません。投手陣では新外国人のハッチ投手が24日の読売戦に先発し、2回3安打2失点と、ハッチ投手自身は不満の残る登板となりましたが、それでも1回に2つの三振を奪うなど、まずまずのピッチングだったと思います。次回登板に注目です。そして、こちらも即戦力投手として期待されているドラ2ルーキーの高投手と、ドラ3ルーキーノ滝田投手です。高投手は25日のオープン戦では7回に登板し、1アウトから日本ハム上川畑選手にヒットを打たれましたが、後続をしっかり抑えました。前回の21日のDeNAとのオープン戦では、制球力が課題となりましたが、この日本ハム戦では修正され、高投手な高い修正能力があるなと感じました。滝田投手は24日の読売戦で9回に登板し、ヒット1本を許しましたが、無失点に抑えました。滝田投手は相手打者に対してかなり緊張感があったなと感じましたが、持ち前のゴロを打たせて取るスタイルは変えて欲しくないですね。益田投手は17日のロッテとの練習試合では3番手で登板し、2回無失点に抑え、23日の中日とのオープン戦では先発して3回無失点の好投を見せました。益田投手は間違いなく開幕1軍だと思います。河野投手は18日の阪神との練習試合では4番手、23日の中日とのオープン戦では5番手として登板し、いずれも1イニング無失点に抑えました。河野投手は上背はないものの、キレのある球を投げて相手打者を翻弄します。勝ちパターンの中継ぎ投手としての地位を確立して欲しいですね。今季1軍デビューかま期待されている高卒2年目の斉藤投手は、24日の読売とのオープン戦で2番手として登板しましたが、2イニングで6安打6失点と炎上し、プロの洗礼を浴びてしまいました。18日の阪神との練習試合でも、先発登板しましたが、3回被安打6、与四球3で1失点と、しっくりしていませんでした。開幕1軍は厳しいですね。また、調整が遅れているドラ1ルーキーの常廣投手も、まだベストなコンディションではないようで、こちらも開幕1軍は厳しいようです。しかし、2軍で結果を残して、シーズン途中からでも1軍の舞台に上がっても、決して遅くはないと思います。いよいよオープン戦が本格化する3月に入ります。若手選手にとってはキャンプの疲れもあると思いますが、しっかり首脳陣にアピールして、開幕1軍の切符をつかんで欲しいと思います。
2024年02月29日
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野球評論家の里崎智也氏が見る今季のカープ【里崎智也】ロマン砲発見!広島練習生ラミレスとロベルトは飛距離抜群 40発打つスケール2/4(日) 15:43配信日刊スポーツ秋季練習でティー打撃練習をするカープドミニカアカデミー練習生のラミレス(2023年10月撮影) 今季の広島は世代交代に取り組むシーズンと感じる。まず、西川が移籍したことは戦力ダウン。投手陣でもターリーが抜け、外国人選手の入れ替えはあるものの、メンバーを見た時には、若手の台頭、突き上げは必須と言える。 ここまで実績を残してきた田中広輔、菊池、秋山も、ここから先はどこまでコンディションを上げてシーズンを迎えられるか。年齢を考慮しての起用となるだろう。となると、投打で若い力の躍進がぜひとも出てきてほしいところだ。 外国人では、シャイナー、レイノルズのフリーバッティングもじっくり見させてもらった。ホームランバッターというよりもアベレージが期待できそうだ。高めのボールに対してのスイングは力強く、スイングもシャープだった。 担当記者の情報によると早出特打ちにも積極的に参加していると聞いた。こうした練習熱心さは、鍛えて強くなる広島のカラーにもあっている。非常に楽しみだ。あとは、外国人バッターの成否の鍵を握る低めのボールの見極めがどこまできるか。ここが結果を出せるかどうかの分かれ道になりそうだ。 ランチ特打の後、まだ何かないかと探していたが、正直いいものを見ることができた。いずれもまだ練習生だが、ラミレスとロベルト。この2人のバッティングには、それこそロマンを感じる。広い天福球場の深い左中間にポンポンと運んでいた。 これは夢のあるバッターだ。いずれ、40発を打つくらいのスケールの大きさがある。もちろん、粗削りの感はあるが、その荒々しくそれでいて抜群の飛距離に、可能性を感じる。いきなり今季から大爆発するかどうか、そこは未知数だが、非常に楽しみな原石を見た思いだ。 日本人野手に目を向けると、6年目の林晃汰、3年目田村俊介のバッティングに安定感がある。ホームの軸がしっかりしている。バランスを崩さないところがいい。スイングも力強い。 投手では高卒2年目の斉藤優汰は、打者から見えずらいフォームでキレのあるボールを投げていた。ライブBPのピッチングではバランス良く投げていた。真っすぐに力もあった。スライダーも真っすぐと同じ軌道から変化しており、チャンスをつかむ準備は整ったという印象だ。 広島では前田健も、新井監督も、若手時代に我慢強く使ってもらい、力を付けた経緯がある。前田健太は高卒3年目で29試合に登板。8勝14敗も、その後の飛躍につなげた。新井監督も2年目には92試合に出場して、そこからレギュラーへの道を確実にして行った。結果は出なくても我慢して使う。このスタンスは、腹が据わった監督でなければなかなかできない。 昨シーズン、私は広島の優勝予想をした。戦力と、毎年の戦い方を見てきた中では、交流戦で大きく負け越さなければ、Aクラスは固いだろうと感じ、優勝予想させてもらった。 では、今季はどうか。世代交代という要素を加味すると、今年の広島の順位予想はなかなか難しくなる。ただし、スタンドから両外国人野手、そして投打の若手3選手を見ることができたのは大きな判断材料となった。(日刊スポーツ評論家)里崎さんは昨季はカープが優勝すると予想していました。優勝こそは逃したものの、2位に躍進し、里崎さんの見る目はすごいなと感じました。しかし、今季はと言うと、新年最初の順位予想ではBクラスになっていました。「それは違うだろ?」とドリヨシは思いましたが、今回カープの練習風景を見て、イメージが変わったかもしれませんね。本文にもありますが、里崎さんはカープが上位に食いこむためには、若手選手の台頭が必須とあります。その若手選手がブレイクしそうな予感がするのです。その筆頭に挙げられるのが田村選手です。すでに昨季シーズンの最終盤でその頭角を現しつつありました。左手小指の骨折で離脱してしまったのは残念ですが、今季自主トレでは松山選手に師事して、バッティングのノウハウを吸収して一段と成長しています。ドリヨシは間違いなく田村選手はブレイクすると確信しています。投手では2年目の斉藤投手と、オリックスから移籍してきた日高投手に期待しています。斉藤投手はルーキーイヤーの昨季は主に体作りに専念して、1軍での登板機会はありませんでしたが、秋季キャンプからその実力を発揮して来ています。日高投手はオリックス入団当初から「由伸2世」と言われるほど、ドジャースに移籍した山本由伸投手のピッチングフォームによく似ています。オリックス時代にも、昨季の台湾でのウインターリーグに派遣されるなど、期待をかけられたポテンシャルの高いピッチャーです。さらに、里崎さんが注目していたのは2人の外国人野手と、カープアカデミーから来た練習生2人です。レイノルズ選手とシャイナー選手の練習への取り組みが熱心だというところに着眼しています。ドリヨシ的には、シャイナー選手がある程度の結果を残してくれると思っています。だた、心配なのは、アウトコース低めに逃げる系の球にどれだけ我慢出来るかが課題でしょう。レイノルズ選手は主に守備での活躍芽期待されます。そして、練習生でキャンプに参加しているラミレス選手とロベルト選手です。ドリヨシはそんなに気にしていなかったのですが、持ち味の長打力を遺憾なく発揮しているようです。第2のバティスタ選手が誕生するのでしょうか。今後ドリヨシも注目したいと思います。とにかく、このキャンプも話題に尽きない状況です。里崎さんもこのキャンプを見て、順位予想を変えるかもしれませんね。
2024年02月04日
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阪神戦の勝ち越しなくしてリーグ優勝なし!「打倒阪神」に燃えるカープ!【広島】「打倒阪神」へ現場&背広組が一丸! スコアラーの先乗り視察も〝組織化〟1/17(水) 6:16配信東スポWEB今季こそ恩師でもある阪神・岡田監督(右)越えを狙う広島・新井監督(代表撮影) 就任2年目を迎えた新井貴浩監督(46)率いる広島が早くも「打倒・阪神」へ士気を高めている。チームを「家族」と評する指揮官の信条通り、昨季日本一に輝いた猛虎を今季こそ攻略するため、現場と背広組が一体となるのは必然の流れと言っていい。 まずは現場だ。今季から対阪神戦に向け、先乗り視察は複数人のスコアラーを派遣していくという。その目的は当然ながら、昨季の直接対決で9勝15敗1分けと唯一負け越した阪神戦の戦績を逆転させること。これは新井監督ら現場首脳陣のアイデアによるもので、より客観的かつ多角的な視点で天敵の弱点を洗い出すことが狙いだ。 ここまで広島はシーズン中に総勢4人の先乗りスコアラーが各自の担当球団を持ち、自軍と直接対決前の1カード、あるいは2カード先の対戦相手の試合に赴き、各球団を分析することが通例のパターンとなっている。 一方で近年のケースで言えば2021、22年シーズンでセ連覇を成し遂げたヤクルト、昨季は巨人を重点的なターゲットに定め、複数のスコアラーが入れ替わる形で情報収集を行った。今季は、その複数担当制の球団を阪神に設定。チームとして総力を結集させ、対阪神戦の苦手意識を払拭させる方針を固めた。「打倒・阪神」を猛烈に意識して新年を迎えたのは、現場にかかわる〝実戦部隊〟だけではない。球団の営業および広告セクションに携わる〝後方支援部隊〟も同様だ。 昨年末に球団側はファンに対して、感謝の意を示す1面広告を地元紙に掲載。ベンチ前で跳びはねて喜ぶ新井監督をモデルに「アレからコレへ。」のキャッチコピーを入れ「『よー頑張った』と褒めて下さる方もありますが、最後はやっぱり悔しかったです。来年こそは、優勝を目指して『アレから、コレへ』 家族一丸、よろしくお願いいたします」(原文ママ)とつづっている。阪神・岡田監督の「アレ」を意識した文面となっているのは説明するまでもない。 昨季は2位で5年ぶりにクライマックスシリーズへ進出し、公式戦観客動員数も4年ぶりに200万人を突破した。久々に盛り上がった地元・広島をさらに盛り上げるべく、新井カープは〝家族一丸〟となって虎にファイティングポーズをとっている。赤坂高志昨季の対阪神戦は9勝15敗1分けと、完全にカモにされてしまいました。リーグ戦では優勝した阪神に次いで2位に入り、クライマックスシリーズファーストステージは3位のDeNAに2勝して、勢いをつけて甲子園に乗り込み、ファイナルで阪神と戦いましたが、残念ながら0勝3敗で1勝も出来ずに敗退するという屈辱を味わいました。そこで、現場では阪神に対する先乗りスコアラーを複数人派遣することになりました。阪神の弱点や隙を徹底的に洗い出す事に専念します。ドリヨシ的には、昨季日本一になった阪神は、力的にはやはりセ・リーグトップクラスだと思いますが、頂点を取った事で、燃え尽き症候群になる可能性があります。その隙をついてしぶとい野球をしていくのが我らが広島東洋カープです。新井監督2年目のシーズン、昨年はリーグ2位に躍進して、今季求められるのは、リーグ優勝です。今季はFAで西川選手がいなくなりましたが、それ以上に若手選手が台頭しつつあります。若い力とベテラン組、新外国人選手の融合で、リーグ優勝、そして日本一を勝ち取ってほしいと思います。
2024年01月18日
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今季の広島東洋カープは西川選手が抜けても強い!?生まれ変わった広島の強さは本物 他球団が「西川龍馬が抜けても優勝候補」と警戒1/10(水) 11:01配信週刊ベースボールONLINE野球の質が上がった広島昨年は新井監督の下、2位に躍進した広島 昨季の健闘が光ったのが、2位に躍進した広島だった。2016~18年に球団史上初の3連覇を飾った黄金時代から一転し、19年以降は4年連続Bクラス。昨年の戦前の下馬評はBクラス予想が多かったが、見事に覆した。チーム再建を託された新井貴浩監督の下で選手たちが躍動。広島のセールスポイントである粘り強い戦いを取り戻した。 成長の跡はデータにも如実に表れている。盗塁は前年度の26盗塁から3倍の78盗塁に。機動力に対する高い意識が植え付けられていた。代走での起用が多かった羽月隆太郎は50試合で14盗塁をマーク。小園海斗は8盗塁、矢野雅哉は7盗塁でまだまだ数字を伸ばせる。チーム防御率も前年度の3.54から3.20に改善。守護神・栗林良吏が春先から救援失敗が続き5月に右内転筋筋挫傷で離脱したが、矢崎拓也が抑えで奮闘した。セットアッパーの島内颯太郎が62試合登板でシーズン球団記録を更新する39ホールドを記録。球団史上初となる最優秀中継ぎ投手のタイトルを受賞した。シーズン終盤は主力選手の故障が相次ぎ失速したが、セ・リーグを最も盛り上げたのが広島だった。 今オフは中心選手の西川龍馬がFAでオリックスに移籍。戦力面では大きな痛手だ。マット・レイノルズ、ジェイク・シャイナーの獲得を発表したが、未知数な部分が多い。だが、他球団のスコアラーは「来季も広島は間違いなく優勝候補になるでしょう」と警戒を強める。「野球の質が上がり、特定の選手に依存するチームづくりをしていない。どの選手が出ても高水準のプレーで首脳陣の期待に応えている。昨年7月に10連勝を飾ったときも、西川が故障で離脱していました。戦力が整っていない期間が多かったのに2位に躍進できたことで、選手たちは自信を深めたでしょう。捕手で1年間試合に出続けた坂倉将吾の成長も大きい。四番打者を固定できればさらに怖いチームになる」 昨年はライアン・マクブルームの不調で四番を固定できず、菊池涼介や上本崇司を起用するサプライズ起用を見せていた。その策が的中していたが、長いペナントレースを戦う上で「不動の四番」を作りたい。65試合出場で11本塁打をマークした長距離砲の末包昇大、勝負強い打撃が光った堂林翔太、新外国人選手のレイノルズ、シャイナーが有力候補になるだろう。西川移籍は若手にとってチャンス また、西川の移籍は若手にとってレギュラー奪取のチャンスになる。田村俊介、中村貴浩、大盛穂ら若手成長株が熾烈な競争を繰り広げることになる。 田村は「同じポジション、似たようなプレースタイルや選手タイプでも、僕、ライバルだって感じないんですよ。『その人はその人』『僕は僕』というふうに見ているので。昔からですね。ライバル心を抱かれるということはありましたけど、僕から誰かを特別に意識したりということはなかったです。ほかの選手が活躍しているのを見て思うのは、もっともっと自分を上げていけるなということ。例えば、同級生がホームランを打ってたりしたら、僕も打てるやろ、と。先を見ているんですよね。来季、龍馬(西川龍馬)さんが抜けて外野のポジションが空きますが、そこに関しても、自分が結果を出して、評価をしてもらうだけですね」と週刊ベースボールの取材で語っている。投手のキーマンは大瀬良昨年は6勝と納得いかない成績に終わった大瀬良 投手陣のキーマンになるのが、大瀬良大地だ。昨年は床田寛樹がキャリアハイの11勝7敗、防御率2.19、右肘手術の影響で5月から先発ローテーションに加わった森下暢仁が9勝6敗、防御率3.01、九里亜蓮がチーム最多の174回1/3を投げて8勝8敗、防御率2.53の成績を残したが、5年連続開幕投手を務めた大瀬良は6勝11敗、防御率3.61と大きく負け越した。ドラフト1位の常廣羽也斗、FA移籍した西川の人的補償でオリックスから日高暖己を獲得したことでチーム内の競争がさらに熾烈になる。大瀬良は今オフに右肘滑膜切除手術を受けてリハビリ中だが、エースとして復活してもらわなければ困る投手だ。 王座奪回へ――。広島の新たな挑戦が始まる。写真=BBM週刊ベースボール今季の広島東洋カープは、主力の西川選手がFAでオリックスへ移籍して、戦力的にはダウンかなと思われますが、ドリヨシ的にはその西川選手の抜けた穴を若手選手が埋めるどころか、お釣りが返ってくる程の活躍が期待され、リーグ優勝、日本一を十分狙える戦力は備わっていると思います。攻撃では、昨季後半で持ち味の長打力を発揮した末包選手に大きな期待が寄せられます。また、昨季勝負強いバッティングを披露した堂林選手の活躍が期待されます。さらに、ドリヨシをはじめ、多くのカープファンが期待している、今季高卒3年目の田村選手がダークホース的存在になる予感がしています。あのカープのレジェンドで、イチローさんが「天才」と称賛した前田智徳さんも、高卒2年目から1軍で活躍しましたが、田村選手にも同じ匂いがします。野球解説者の高木豊さんも田村選手のバットスイングを見て、この選手はかなり打つのではと注目しています。また、カープのお家芸の機動力野球が昨季復活し、今季も昨季以上の盗塁やエンドランなど、足を絡めた攻撃にさらに拍車がかかると思われます。長打あり、小技あり、盗塁ありと、攻撃面では隙がなくなります。相手チームにとってはかなりストレスになるかと思います。投手陣は、先発もリリーフも十分な戦力を持つようになって来ました。先発投手陣は、九里投手、森下投手、床田投手は確定でしょう。キーマンになるのは、本文にも書いてありますが、大瀬良投手です。昨季は右肘の異常もあって、十分なパフォーマンスを発揮出来ませんでした。昨季は23試合に登板して6勝11敗、防御率3.61と不甲斐ない成績に終わりました。昨年秋に右肘の手術を受けて、今季開幕を目標に調整をしています。大瀬良投手が今季復活すれば、先発4本柱がそろいますし、他に若手から森投手、遠藤投手、玉村投手、コルニエル投手などのローテーション入りが期待されます。さらにドラフト1位ルーキーの常廣投手、ドラフト2位ルーキーの高投手と、先発即戦力候補が控えています。先発投手陣の層は厚くなりますね。また、リリーフ陣では、昨季セ・リーグの最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した島内投手を中心に、矢崎投手、大道投手、森浦投手、中崎投手、益田投手、ケムナ投手、塹江投手など、ピースは沢山います。絶対的守護神の栗林投手につなぐパターンはいろいろ考えられます。チーム打率も、チーム防御率も昨季を上回る数字が期待出来ます。これに持って来て、新外国人選手の4人、レイノルズ選手、シャイナー選手、ハーン投手、ハッチ投手のうち、半分の2選手以上の活躍があれば、カープはセ・リーグ最強のチームになりそうです。向かう敵は阪神です。阪神を叩かないと、リーグ優勝はありません。昨季のクライマックスシリーズファイナルステージでの屈辱は、カープの選手の皆さんは忘れてはいないと思います。今季レギュラーシーズンでこの屈辱を晴らすべく、一戦一戦しっかり戦ってくれるでしょう。頑張れ!広島東洋カープ!
2024年01月11日
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フルカウント編集部が今季のカープの有望若手選手をピックアップ!投手王国の気配、3年連続指名の“エース候補” 打率.364の20歳も…広島期待の有望株1/3(水) 18:06配信Full-Count3年連続で投手を1位指名…常廣羽也斗、斉藤優汰、黒原拓未に大きな期待広島・斉藤優汰(左)と田村俊介【写真:真田一平、荒川祐史】 新井貴浩監督の1年目、いきなり5年ぶりのAクラスとなる2位に躍進を遂げた広島に、投手王国の兆しが見え始めてきている。ドラフト会議では楽天と競合の末、青学大の常廣羽也斗投手の指名に成功。3年連続で投手を1位指名しており、2024年にも続々と1軍で活躍しそうなプロスペクト5人を独断で選出した。 5位と4位は、投手に負けない期待の野手から選出した。2022年の育成ドラフト2位で入団した中村貴浩外野手は、1年目から2軍で結果を残し、5月に支配下契約を勝ち取った。20歳の田村俊介外野手は、2年目で1軍デビューすると22打数8安打の打率.364。2軍では打率.278だっただけに、大物の片鱗を覗かせた。 3位には、2021年ドラフト1位の黒原拓未投手を挙げたい。1軍では2022年に12試合に登板して防御率6.52、2023年には5試合に登板して防御率10.66。壁に当たった一方で、2軍では文句なしの成績を残した。17試合に登板して6勝1敗、防御率2.58。90回2/3を投げて81奪三振とポテンシャルの高さを見せつけた。 2位は、2022年ドラフト1位の斉藤優汰投手。1年目は2軍でじっくりと経験を積み、かつての前田健太投手のように一気にブレークを狙う。それでも11月には、侍ジャパンとの練習試合(宮崎)に2番手で登板し、2回無安打無失点。最速152キロをマークし森下、牧、小園のクリーンアップも3者凡退にねじ伏せた。 そして1位は、2023年ドラフト1位の常廣。プロとしては未知数なことを考慮しても、一番上にランクインさせてしかるべきだろう。最速155キロの直球とフォークを武器に、大学ナンバーワン投手と呼ばれ、全日本大学野球選手権ではチームを優勝に導いてMVPに輝いた。開幕ローテ入りにも期待したい。Full-Count編集部今季のカープの有望な若手選手5人をフルカウント編集部が取り上げました。まず、中村貴浩選手です。2022年の育成ドラフト2位でカープに入団し、昨季は2軍で成績を残して5月に支配下選手となりました。昨季の春のヤクルトとのオープン戦でヒットを放ちましたが、ドリヨシはこの時の打撃フォームを見て、中村貴浩選手はいけると思いました。しかし、そのフォームが少し崩れた感じがして、1軍でブレイクするのはもう少し時間がかかるかもしれません。次に田村選手ですが、ドリヨシは田村選手は今季ブレイクする可能性が非常に高いと感じています。昨季シーズン終盤から1軍で非凡な打撃センスを発揮して、打率.364という成績を残しました。左手小指を骨折して残念ながら離脱を余儀なくされましたが、左のスラッガーの片鱗をのぞかせています。黒原投手ですが、1軍でなかなか結果を残す事が出来ず、もがき苦しんでいました。しかし、昨季ウエスタン・リーグでは17試合に登板し、6勝1敗、防御率2.58と素晴らしい成績を残しています。来季は黒原投手は勝負のシーズンになります。し烈な1軍先発ローテーション、またはリリーフ陣の中にどれだけ食い込めるか注目です。そして、将来のカープのエース候補の斉藤投手です。ルーキーイヤーの昨季は主に体作りを中心に過ごして来ました。圧巻だったのは本文にもありますが、昨年11月の侍ジャパンとの練習試合で、2イニングを投げて無安打無失点のナイスピッチングでした。2年目の今季、1軍でブレイクできるかどうか注目です。そして、2023年ドラフト1位の常廣投手です。もう説明する必要はないでしょう。大学ナンバーワンのピッチャーです。ルーキーイヤーの今季から1軍の先発ローテーションの一角を担って、二桁勝利を挙げる事も十分可能です。取り上げた5人の選手が今季1軍でブレイクすれば、カープはリーグ優勝、そして日本一へ突き進んで行けるに違いありません。
2024年01月03日
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フルカウント編集部がカープの開幕スタメンを大胆予想!打率.364の20歳を大抜擢…中軸の顔ぶれ“ガラリ” 広島の開幕スタメン最速予想1/1(月) 12:09配信Full-Count中軸を担っていた西川龍馬やマクブルームらが退団、簡単に予想できない広島・田村俊介(左)と末包昇大【写真:真田一平、中戸川知世】 2018年以来6年ぶりとなる優勝を狙う広島打線は、クリーンアップに大きな変化が見られそうだ。新井貴浩監督の1年目は、5年ぶりのAクラスとなる2位に躍進。オフには西川龍馬外野手が国内FA権を行使し、オリックスに移籍した。外国人選手の入れ替えもあり、開幕スタメンも現時点では簡単に予想できない。 そのような状況の中で、あえて年明け“最速”でラインナップを予想してみる。10月に右膝の手術を受けた秋山翔吾は、開幕には間に合うかもしれないが、入れないで考えた。1番から3番は菊池涼介、野間峻祥、小園海斗の並び。小園を1番に抜擢する可能性もあるが、CSファイナルステージでの打順を維持した。 問題は退団したライアン・マクブルームや西川が務めることが多かった4番だ。27歳の大砲候補、末包昇大を期待も込めて抜擢してみた。2023年は65試合の出場ながら打率.273、11本塁打、OPS.862の好成績。新助っ人コンビのジェイク・シャイナーとマット・レイノルズ、堂林翔太らとの争いになるだろうか。 続く5番にはシャイナー、6番にはレイノルズ。2023年はマリナーズ傘下3Aで124試合に出場し、打率.252ながら出塁率.369と四球を選ぶことができるシャイナーを前にした。一方のレイノルズは打撃では粗削りながら捕手以外を守ることができるユーティリティ性が持ち味。様々な可能性を与えてくれる存在だ。 7番には侍ジャパンでも経験を積んだ坂倉将吾。そして8番には20歳の田村俊介を抜擢してみた。2021年ドラフト4位で愛工大名電から入団。2年目の2023年は1軍デビューし、22打席で8安打、打率.364の成績を残して大器の片鱗を示した。開幕投手は5年連続で務めた大瀬良大地から森下暢仁にバトンタッチする。Full-Count編集部フルカウント編集部が最速でカープの開幕スタメンを予想しました。本文にもありますが、西川選手、マクブルーム選手、デビッドソン選手が抜けた後のオーダーを予想するのは、極めて難しいですね。ドリヨシ的には1番には是非野間選手に入ってもらいたいです。昨季はバッティングの確実性がより上がり、切り込み隊長としては最適だと思います。2番にはやはり菊池選手が適材だと思います。小技も出来て、バンチ力もある菊池選手ですから、相手チームは嫌がるはずです。3番に秋山選手がいいと思いますが、右膝の手術明けになるので、無理はさせられないですね。ここで3番に昨季終盤に活躍した田村選手を起用してみるのも面白いのではないでしょうか。そして4番は遅咲きではありますが、いよいよ開花しようとしている堂林選手を置いて欲しいですね。5番には昨季後半に持ち味の長打力を発揮した末包選手がいいと思います。6番に坂倉選手、7番には新外国人のレイノルズ選手またはシャイナー選手、8番に驚異的守備力の矢野選手、そして9番、開幕投手ですが、ドリヨシは九里投手を推したいですね。全国のカープファンの皆さんもそうでしょうが、開幕スタメンを予想する時には、ワクワクしてきますね。3月29日の開幕まで2か月半あまりです。今月からは自主トレがスタートします。もう2024年シーズンはスタートしています。
2024年01月02日
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今季は中崎投手がブルペン陣の支えとなっていた!?【広島】中崎翔太が一変させたブルペンの雰囲気「ザキさんの存在が大きかった」若手の躍進支える12/22(金) 11:00配信日刊スポーツ広島中崎翔太(2023年10月撮影)<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム> シーズンが終われば、プロ野球選手は残した数字で語られる。シビアな世界ではある。ただ、貢献度は数字だけでは表せない。今季勝ちパターンとして好成績を残した矢崎、島内は口をそろえて「ザキさんの存在が大きかった」と言う。3連覇時は抑えを務め、通算427試合登板の中崎翔太投手(31)は、若い中継ぎ陣の精神的支柱だった。 中崎は今季、開幕2軍も、5月16日に昇格すると、最後まで1軍に同行した。勝ちパターンを支える中継ぎとして、僅差の劣勢の展開での登板を中心に35試合で1勝0敗、7ホールド、防御率2・73。1投球回あたり何人の走者を出したかを表すWHIPは0・94を残した。0点台はチームが連覇した17年以来の好成績だった。ただ、数字に表れない貢献に、苦しいシーズンとなった栗林も感謝を口にする。 「1、2年目はブルペンの中がずっと緊張していたんですけど、ザキさんがいることでオンとオフがしっかりできていたなと思います。中継ぎみんなでご飯に行くのもザキさんがやってくれたりするので、やりやすい雰囲気ができていた」 中継ぎにとって、登板に向けて控えるブルペンはマウンドよりも長く過ごす職場でもある。職場の空気づくりはどの世界も年長者の影響が色濃い。中継ぎは毎日登板に備え、出番がなくても肩をつくることも珍しくない。心身ともに過酷なポジションだからこそ、中崎は率先してブルペンの雰囲気づくりに努めたという。 「僕より年上の選手が(ブルペンに)いなくなって、今の若い選手はグッと(自分の世界に)入る選手が多かった。決して悪いことではないけど、1回から9回まで何もしゃべらずにいると、本当お通夜みたいになるんですよ。それだけは避けたいと思って、今年ブルペンに入ったら、そういうところはやっていこうかなと思っていた」 マウンドでは鉄仮面を被り、普段はおとなしいイメージもある。だが、ブルペンでは後輩をいじったり、笑わせたりと明るく振る舞った。もちろんピリッとさせるところはさせる。今季はそこに、結果も伴った。有形無形の貢献。5年ぶりAクラス入りを支えた広島中継ぎ陣の団結力は、救援防御率3・14だけでは語れない。【広島担当=前原淳】やはりブルペンでは、中崎投手の存在はリリーフ陣にとってはかなり大きかったようです。中継ぎ投手陣はほぼ毎日のように肩を作って、試合展開に合わせて登板しなくてはならないという、非常に過酷な環境の中にあります。本文にもありますが、今季の中崎投手は若い投手に対してコミュニケーションを積極的に取るように務めたそうです。それでなくても中継ぎ投手陣は孤独な雰囲気が漂う中で、中崎投手は若手投手と会話などをして、ネガティブな雰囲気を変えてきたそうです。ドリヨシ的には中崎投手は真面目過ぎて、自身の事しか考えていないのかと思っていましたが、ブルペンでは若手投手をいじったり、笑わせたりと、良い雰囲気作りに貢献したという事で、全く違う一面を見せてくれています。来季も若いブルペン陣が多い中で、中堅所の中崎投手がしっかり牽引して、チームのリーグ優勝と日本一の影の立役者として頑張って欲しいと思います。もちろん、中崎投手自身もしっかり結果を残して、若手のリリーフ投手陣の信頼をさらに勝ち取ってください。
2023年12月23日
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頑張れ!矢野選手!小園選手に負けるな!「マジで今ずっと打撃に打ち込む」レギュラーへ覚悟 広島カープ 矢野雅哉「守備・走塁では小園海斗には負けていない」12/3(日) 7:02配信RCC中国放送中国放送来シーズンに向け、人一倍の信念を持って練習に挑む選手の姿がありました。広島カープの 矢野雅哉 です。プロ3年目の今シーズン、着実なステップアップを果たし、93試合に出場。特にトレードマークのパンチパーマに加え、チームの窮地を救う守備で存在感を示しました。広島カープ 矢野雅哉 選手「打球傾向であったり、そういう考える能力とかは自信があります。守備能力でいったら、まだまだ真ん中とか、そんな上に行けないですけど、左右に振られたときにいいプレーが出ているってことは、その前に何かしらの自分で行動しているというのが絶対あるので、そこの考え方だと思います」特に印象的だったのは9月30日の阪神戦。一打出れば同点の場面でスーパープレーは飛び出しました。体の反射で動きながらも、しっかり考えたうえで成しえたプレーだったと振り返ります。矢野雅哉 選手「あれは、(打球が)上がった瞬間もノーバウンドでは捕れないという判断で、追っている最中に栗林(良吏)さんが飛び込んでくるっていうのが見えたので、自分、一瞬止まってバウンドがこっちにはねてしまったので、もう手でいくしかないと思って投げたという感じです」今シーズン、得た経験値を確実に自分の糧とするため、汗を流すキャンプ(日南・先月)ですが、それだけにとどまりません。ふだん、チームの “いじられキャラ” のイメージがある矢野も、若手中心キャンプの今回は自身の経験をさらに後輩へ継承していく心づもりです。矢野雅哉 選手「ほかの人と比べても、より多く声かけとかをやるようにはしています。ことし1年間、ずっと1軍にいさせていただいて、いろいろ気づいたことも、感じたこともたくさんありましたし、それを自分がやっていかないとっていうのも少し自分中にあるので」多くの経験を得た今シーズン―。ただ、その経験とともに、自身の課題もより明確なものとして浮かび上がりました。矢野雅哉 選手「得るものっていうか、自分の課題というか、それが見つかったかなっていう。いや、もう自分が打てれば絶対、出られるっていう…。守備・走塁は 小園(海斗)には負けていないって自信もありますし、あとはバッティングはすごく差があるので、そこをどれだけ縮められるかっていうことで結果は変わってくるかなと思います」課題と話す「バッティング」―。出場機会を得ながらも成績を伸ばすことができなかった自分にふがいなさを感じているといいます。さらに、この課題を痛感させられたのか、クライマックスシリーズ(CS)のファイナルステージ。ベンチ入りするも、矢野がグラウンドに立つことはありませんでした。矢野雅哉 選手「阪神戦のクライマックスで3試合あって1試合も出られなかったっていう。なんか何も役に立てなかったとか、何もできなかったっていうのが、クライマックスが終わってからもずっと自分の中でモヤモヤ感があって…。くやしいのかもわかんなくて、それがずっと引っかかっていて、キャンプに入る前に自分の課題とかもう一度、見つめ直して、ことしよかったところとか課題とか、いろいろ見つめ直した中でより意識が高くなった。『レギュラーになりたい』っていう…。去年、ことしのシーズン中も高かったんですけど、その、もっとはるか上の意識になったっていうか…」力になれることすら証明できなかったファイナルステージ。自分の壁を乗り越えるために必要なのは自身の努力のみ。逆襲のシーズンへ―。矢野の戦いはすでに始まっています。矢野雅哉 選手「マジで今ずっとバッティングに打ち込んでいるので、それしか考えていないですね、今。(レギュラーに)ならないとダメです」 ◇ ◇ ◇RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん楽しみです。そこまでやっぱり自分の課題がわかっているってことだと思いますし、打力が伸びてくれば、本当に本人も言っていたように小園海斗選手と張れる。そうなればチーム力も上がりますし、あと、日南キャンプ中に首脳陣にレポートを提出した。あれで文字にしたっていうことで、より自分と向き合える時間を作ったんじゃないか、それも首脳陣の狙いの1つだったと思うんです。それもうまくはまってるんじゃないかなと思います。青山高治 キャスターそう感じるぐらい、本当にCSもくやしかったんでしょうね。天谷宗一郎 さんそうですね。そのくやしさを糧にしてほしいなと思います。中国放送矢野選手の守備力と走力は素晴らしいものがあります。守備では異次元的な守備範囲の広さと、恐るべき強肩を披露しています。遠投で、ホームベースからバックスクリーンまで投げ込む事が出来るのはすごいですね。また、フジテレビONEの「プロ野球ニュース」で、プレー・オブ・ザ・デイの年間大賞を受賞し、ゴールデン・グラブ賞でもセ・リーグの遊撃手部門で4票を獲得しています。印象に残るプレーは、本文にもありますが、9月30日の阪神戦、9回表の守備で、一打同点のピンチで、阪神佐藤選手の放った小飛球をピッチャーの栗林投手がダイビングキャッチを試みるも失敗し、ショートバウンドした打球を矢野選手が右手の素手で捕球して難しい体勢から1塁へ送球してアウトにして試合終了となったシーンがありました。まさに矢野選手の今季の集大成のプレーでした。今季の矢野選手は93試合に出場し、119打数22安打で、打率.185でした。とにかく課題は打撃力です。矢野選手自身もコメントしていますが、守備と走塁は小園選手に負けていない自信があります。ドリヨシも守備と走塁は小園選手より矢野選手の方が上だと確信しています。あとはどれだけ打撃力を上げていけるかにかかっています。矢野選手が打率.250以上打てるようになれば、是非ショートのレギュラーに矢野選手を起用して欲しいと思います。個人的には小園選手はサードでの起用がいいと思っています。矢野選手が「宣戦布告」したからには、来季はしっかり結果を残せるように、死物狂いで頑張って欲しいですね。
2023年12月03日
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この時期になると、1986年の日本シリーズを思い出す。史上初の日本シリーズ第8戦 広島・金石昭人氏の投打での奮闘劇10/27(金) 16:00配信デイリースポーツ金石昭人氏 日本シリーズが来るたびに、大型右腕・金石昭人氏(62)の大奮闘を思い出す。 2023年の「SMBC 日本シリーズ」が28日、始まる。現段階では阪神、オリックスのどちらに勝利の女神がほほ笑むのか、分からない熱戦に次ぐ熱戦になるのは間違いない。 そんな状況で思い起こすのが86年、広島-西武が争ったシリーズだ。このシリーズは初戦が延長14回時間切れの引き分け。その後、広島が3連勝して王手をかけたが、西武がそこから4連勝して日本一に輝いた球史に残る戦いだった。 当時、広島担当として取材しており、8試合ともそれぞれ思い出深いが、プロ野球史上唯一の第8戦は忘れられない。10月27日。決戦の地は広島市民球場だった。この試合、広島の先発は金石昭人、西武は東尾修氏(73)の先発だったが、最後の最後まで1点を争う好ゲームだった。 金石氏は前年、プロ初勝利を含む6勝(9敗)を挙げ、86年は12勝6敗、防御率2・68の好成績でローテーションの一角を占める投手になっていた。だが、シーズンオフの間も広島の繁華街に繰り出すこともあった気心の知れた取材相手のひとりだった、 当時、金石氏は「金田ファミリーで600勝したい」という目標を再三、口にしていた。すでに引退していたが叔父の故金田正一氏は400勝(218敗)、故金田留広氏は128勝(109敗2セーブ)という記録を残していた。2人の叔父の口添えもあり、78年にドラフト外で入団した金石氏にとって、72勝しての「金田ファミリー600勝」は自分に課したノルマだったに違いない。 彼にとって初出場を果たした86年のシリーズは、さらなる飛躍を誓う絶好の場だった。23日の第4戦は勝ち星こそ付かなかったが、先発して8回1失点と好投。そして巡ってきたのが、第8戦の先発だった。 その試合で信じられない光景を目の当たりにした。三回1死二塁の場面で、通算16年のプロ野球人生でわずか1本しか記録していない本塁打を東尾氏から放ったからだ。金石氏の身長は197センチで、リーチも長い。一緒にゴルフのラウンドをした際には、その長いリーチを生かしたドライバーの飛距離に驚かされたこともある。それでも、取材する記者でさえも固唾(かたず)を飲んで見守った試合での一発の飛距離には目を見張るしかなかった。 六回に秋山幸二氏(61)に同点の2ランを浴び、八回2死二塁からジョージ・ブコビッチ(67)に決勝打を許したが、金石氏が投打に十分に存在感を発揮した試合だった。彼は92年には日本ハムに移籍。翌年から抑えに転向したが95年6月26日のオリックス戦(仙台)で、ついに念願の「金田ファミリー600勝」を達成している。 今も彼と会うたびにあのシリーズ8戦の奮闘が、野球人生のエポックメーキングになったことを思い出す。今年のシリーズでは誰がどんなドラマを生み出すのだろうか。楽しみでしかない。(デイリースポーツ・今野良彦)ドリヨシが高校2年の時だったと思います。当時の日本シリーズは全てデーゲームで行われていました。史上初の第8戦は10月27日の月曜日、広島市民球場で行われました。月曜日の午後という事で、ドリヨシは学校の授業と重なる事になり、どうにかしてこの第8戦を見聞きできないか考えて、ポケットラジオを制服の内ポケットに忍ばせて、イヤホンを左袖の内側に通して、机に左肘をつく姿勢を取りながら、ラジオの実況を聴いていました。(授業が終わるまでバレませんでした)カープの先発は金石投手、西武の先発は東尾投手でした。本文にもありますが、3回裏1アウト2塁の場面で、金石投手が西武東尾投手から左中間スタンドへ2ランを放ちました。まさか金石投手が2ランを放つとは、全く予想していなかっただけに、これで日本一は間違いないと確信しました。しかし、6回表、西武の秋山幸二選手にレフトスタンドへ同点2ランを打たれ、秋山選手が「バック宙」でホームインしました。カープ側から見ると、かなり屈辱的でした。試合は西武側に流れが傾き、8回表、西武ブコビッチ選手にレフトオーバーのタイムリー2ベースを打たれ、これが決勝点となり、2-3で敗れ、惜しくも日本一とはなりませんでした。この1986年の日本シリーズは、第1戦は延長14回の死闘の末に引き分けとなり、第2戦からカープは3連勝で日本一に王手をかけたものの、第5戦の延長12回裏に、普段は打席に立たない西武工藤投手にサヨナラヒットを打たれて敗戦。そこから西武に勢いがつき、結局3勝4敗1分けで日本一にはなれませんでした。日本シリーズの始まる頃になると、1979年の「江夏の21球」のカープ初の日本一と、この1986年の日本シリーズを思い出します。明日から2023年の日本シリーズが開幕します。どんなドラマが展開されるのか、野球ファンの1人として楽しみですね。
2023年10月27日
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広島東洋カープのドラフト指名予想。「常廣1位」を公表した広島、2位も大学生投手か 「赤ゴジラ」後継高校生も発見!〈ドラフト指名予想〉10/23(月) 12:50配信高校野球ドットコム すでに1位に常廣 羽也斗投手(大分舞鶴-青山学院大)の指名を公表した広島。今季は新井貴浩監督のもと、2位。来季ペナントレースを制するために、2位以降、どんな戦略をしていくべきか考えていきたい。まず今年の退団者はこちら。引退・一岡 竜司投手(藤蔭出身)戦力外・薮田 和樹投手(岡山理大付出身)戦力外・岡田 明丈投手(大商大高出身)戦力外・行木 俊投手(横芝敬愛出身)*戦力外・中村 来生投手(高岡第一出身)*戦力外・三好 匠内野手(九州国際大付出身)戦力外・木下 元秀外野手(敦賀気比出身)* (*は育成選手) 投手が6人も減ることになる。1位常廣だけでなく、2位以降も投手指名が基本線となりそうだ。2位、もしくは「外れ1位」で獲りたい4投手常廣(青山学院大) 「常廣1位」という選択はカープの王道の戦略と言っていいだろう。カープの主力投手のほとんどが大卒だ。 不動のエース・大瀬良 大地投手(長崎日大-九州共立大)、若きエースの森下 暢仁投手(大分商-明治大)、今季8勝、3完封の九里 亜蓮投手(岡山理大附-亜細亜大)、11勝の床田 寛樹投手(箕面学園-中部学院大)、48試合登板の大道 温貴投手(春日部共栄-八戸学院大)、54試合登板の矢崎 拓也投手(慶應義塾高-慶應大)、そして通算80勝を挙げている野村 祐輔投手(広陵-明治大)。いずれもドラフトで3位までに指名されている。 今年は大学生投手が大豊作だ。2位、もしくは常廣の外れ1位として獲得できそうな逸材大学生投手の4名を挙げていきたい。草加 勝投手(創志学園-亜細亜大)上田 大河投手(大商大高-大商大)高 太一投手(広陵-大阪商業大)村田 賢一投手(春日部共栄) 草加はカープ好みの頑丈さと総合力の高さを秘めている。テクニックが長けているのは上田、速球派左腕なら高がおり、野村、森下と明治大のエースを獲得してきた流れで、今年のエース・村田もあるだろう。速球、ツーシームを生かした投球術は絶品だ。センス抜群の高校生野手2人!高校生野手も指名したいところ。ショートでは横山 聖哉内野手(上田西)は鍛えがいのある逸材だ。そして武田 陸玖投手(山形中央)もオススメだ。投げては140キロ後半、打者としては高校日本代表の4番打者を任された二刀流選手である。木製バットでも左中間に長打が打てる技術の高さがある。将来的にはかつて広島のローテーションとして活躍し、打撃も良かった髙橋 建投手(横浜)、あるいは、打者に転向し、赤ゴジラとよばれた嶋 重宣外野手(東北)のような打者に育つかもしれない。それぐらいのセンスを持った逸材である。また、2018年育成1位の大盛 穂外野手(飛龍高-静岡産業大)、2022年育成2位の中村 貴浩外野手(九州国際大付高-九州産業大)が一軍デビューしているが、今年は打撃力の高い大学生野手の育成指名もあるのではないか。そこで推したいのが、静岡大のスラッガー・佐藤 啓介外野手(中京大中京)。高校時代は、怪我が多く、控えだったが、高橋源一郎監督は「早朝から練習を行い、努力を惜しまない選手」と評し、最後の夏は2試合連続本塁打を放った努力家は、大学で花開いた。エピソードから聞いてもカープ好みの逸材ではないか。完成度が高い大学生投手を複数指名し、センスの高い野手も獲得――。そして数年後には「やはり広島はドラフトがうまい」と呼ばれる成果を期待したい。運命のドラフト会議が26日に行われます。我らが広島東洋カープは1位に青山学院大の常廣投手を指名することを公表しています。カープが常廣投手を一本釣りしたいところから、公表に踏み切ったものと思われます。しかし、ドリヨシ的には2、3球団で競合しそうな感じがします。読売、日本ハムあたりが指名しそうです。 広島・苑田聡彦スカウト統括部長は「最初は力んでいたけど、落ち着いてきたね。やっぱりフォークが強み。「ストーン!」と落ちる永川のフォークを思い出したね。メジャー(の日本人投手)でもフォークが良ければ打たれないからね。佐々木朗希も直球とフォーク中心のスタイル。腕の振りが良ければ真っすぐとフォークだけでも打つのは難しい。将来ウチの先発の軸になってもらいたく、1位指名を公言しました。体力、球質、球速、球種を評価しました。(獲得できれば)先発で中5日で投げてことを目指してほしいですね」と語った。(スポニチ) 広島は4人体制で視察。苑田スカウト統括部長は「真っすぐの速さ、伸びもある。コントロールもある。(1位で)間違いなかった」と、笑顔で話した。(日刊)カープのスカウト陣も絶賛の常廣投手です。何としても是非指名に成功して欲しいと思います。亜細亜大の草加投手は、MAX153キロの角度あるストレートを軸に、スライダー、カーブ、ツーシームを操る本格派右腕です。高校時代(創志学園)は現阪神の西純矢投手の控えを務めました。大商大の上田投手は、MAX154キロのストレートにスライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップを持ちます。元カープの岡田明丈2世として期待される本格派右腕です。重いストレートとカットボールが特徴です。大商大の高投手は、MAX151キロのストレートに、スライダー、カットボール、カーブ、スプリット、チェンジアップ、ツーシームを持つプロ注目の左腕です。広陵高校出身です。リリーフ兼先発で活躍しました。明治大の村田投手は、MAX150キロのストレートを中心に、スライダー、カーブ、チェンジアップ、スプリット、シンカーを持つ右腕です。右肘の手術を克服し、縦横のスライダーとシンカーを織り交ぜる技巧派です。上田西高の横山選手は、ショート兼ピッチャーの二刀流です。遠投は100メートルの強肩と、50メートル6秒3の俊足です。高校通算30発で、プロ注目のショートです。山形中央高の武田選手は、ピッチャー兼ファースト兼外野手の二刀流(三刀流)で、ピッチャーではMAX149キロのストレート、カーブ、チェンジアップを操ります。高校通算31発を放ち、広角に打てる左打者です。静岡大の佐藤選手は、スイッチヒッターでセカンドとサードを主に守ります。俊足強打が魅力で、1塁到達4.1秒の脚力を備えています。我らが広島東洋カープはどの選手を指名するのか、楽しみですね。ドリヨシ的には、即戦力の左腕投手と、右の大砲スラッガーを獲得して欲しいと思います。運命のドラフト会議はもうすぐです。
2023年10月24日
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前田健太投手はカープ復帰なるか?新井広島は今オフも大型補強の予定なしだが…ツインズFA前田健太の“復帰補強”に現実味10/22(日) 9:06配信日刊ゲンダイDIGITAL前田健太(C)ロイター/USA TODAY Sports 下克上は果たせなかった。2連敗で迎えたCSファイナルS第3戦。広島は2-2で迎えた六回2死一、二塁から、床田が坂本に右前にポトリと落ちる勝ち越し打を浴び、2-4でジ・エンドだ。3連敗でアドバンテージを含め0勝4敗で敗退となったが、さる球界関係者がこう言う。前田健太はノルマ達成で3億円ボーナスゲット! シーズン終盤に目の色変える“選手の懐事情”「新井貴浩監督(46)は就任1年目なのに、大した補強もなく、開幕前の専門家の予想はほとんど最下位。それをベテラン再生と育成と采配でシーズン2位。球団はCSもファーストSを主催して勝ち上がったのは上出来という評価のようです」 今オフも大型補強は行わない予定だが、「復帰」となれば話は別だ。ターゲットはツインズの前田健太(35)である。 2015年オフに広島からドジャースへポスティング移籍。最初に結んだ8年2400万ドル(約36億円)という低い基本給の代わりに、出来高を重視した8年契約が終了した。右肘のトミー・ジョン手術から復帰した今季は21試合に登板(20試合に先発)し、6勝8敗、防御率4.23だった。さる米球界関係者が言う。「8年前は選手会が問題視した変則的な契約だったし、マエケンはまだ一度も、メジャーで正当な評価を受けていない。このオフはメジャー移籍後初めてFAになるから、本当の評価は知りたいでしょう。思えばマエケンが海を渡った16年から広島はリーグV3。マエケンも35歳なので残るか帰るか熟考するでしょう。広島の関係者は可能性が十分にあるとみています」(同前) もし前田が復帰すれば、来年は一層、阪神を脅かす投手陣になりそうだが……。2015年オフに大リーグのドジャースへポスティング移籍し、今季まで3年間ツインズに所属した前田健太投手ですが、もう35歳なんですね。今季でメジャーの8年契約が終了します。アメリカの移籍情報サイトでは、前田投手は退団する可能性があると言及しています。その記事では今季104回1/3を投げて、防御率4.23をマークした前田投手の成績に触れ、不安定ながらも力強いシーズンを過ごしたと総括しています。4月に右上腕三頭筋の張りで離脱し、復帰後の防御率は3.36で、29.6%の割合で三振を奪う活躍を見せたと評価しています。注目されるのはツインズが残留オファーを出すかという点です。アメリカの移籍情報サイトによると、ツインズがおよそ1年2050万ドル(約30億6500万円)を提示した場合は、前田投手が受諾する可能性があるとしています。ただ、来季36歳になる前田投手がシーズンをフルに活躍できるかは不透明な状況です。ツインズも好条件を提示できるかどうか、難しい選択が迫られることが予測されます。仮に前田投手が退団となった場合、日本球界に復帰の可能性があります。NPBでは、読売、ソフトバンク、そして我らが広島東洋カープも興味を示しているようです。カープは今オフも大型補強は行わない予定ですが、前田投手が日本球界復帰となれば話は別です。前田投手も年齢の事がありますので、メジャー残留か日本球界復帰か熟考するのは間違いないと思います。あのレジェンドの黒田投手がカープに電撃復帰したように、前田投手も「故郷」の広島に戻って欲しいのは、我々カープファンの切なる願いです。前田投手がカープに復帰してくれれば、先発ローテーションの厚みがさらに増して、若手選手に対してとても良い刺激になるはずです。来季の6年ぶりのリーグ優勝と40年ぶりの日本一が現実味を帯びて来ますね。「マエケン」の今後の動向に注目しましょう。
2023年10月22日
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「新井イズム」が選手に浸透!全員野球の新井采配発動でCSファイナルステージを突破出来るか?広島〝スモール野球〟でCS突破 中軸打者にも迷わずバント&代打 全員野球の新井采配、短期決戦で威力発揮か10/16(月) 17:00配信夕刊フジ先制弾の3番打者にも送りバントのサイン。犠打を決めた西川を迎える新井監督=15日、マツダスタジアム■阪神とCSファイナルで激突広島は15日、DeNAとのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦(マツダ)に競り勝ち2連勝。今季就任の新井貴浩監督(46)が「高校球児のように」と表現した通り、ベンチワークで1点を積み重ねる〝スモールベースボール〟を貫き、リーグ覇者の阪神への挑戦権をつかんだ。歓喜にわく真っ赤なスタンドを見渡しながら、新井監督は阪神とのCSファイナルに向け「甲子園ではがむしゃらに、カープの全員野球で高校球児のように戦っていく」と宣言した。初采配のCSもまさに全員野球だった。この日は2点リードの6回無死一、二塁で先制ソロの3番西川が犠打。続く4番堂林に送った代打松山が凡退して追加点はならなかった。同点とされ8回無死一、二塁でも西川が再び犠打。続く代打田中が今度は勝ち越し打を決めた。中軸打者にも迷わず代打を送り、バントのサインも出す。藤井彰人ヘッドコーチ(47)は「(シーズン)初めから『ホンマ何させるか分からんから準備しといて!』と伝えている。選手は分かってくれている」と1年かけて培われたチーム内の意思統一を強調。「今日は1点勝負。安打も続かない中で、走者が得点圏に進めば外野が前にきたりヒットゾーンが広がったり、相手にプレッシャーを確実に与えられる」と意図を説明する。メジャー帰りのベテラン、秋山翔吾外野手(35)も今季はチーム2位タイ9犠打。「本塁打を20本も打てる打者がいない。広島の野球はこういう形だと理解している」とうなずき、この日も2回無死一塁の打席で「バントかなと思っていたら打たせてくれた」と〝スモール野球〟にすっかり順応している。短期決戦ではシーズン以上に威力を発揮しそうな新井采配。高校球児の聖地で18日から行われるCSファイナルでも、阪神とシーズンの11・5ゲーム差を感じさせない好勝負が期待できそうだ。 (山戸英州)いよいよクライマックスシリーズは18日からファイナルステージを迎えます。セ・リーグでは我らが広島東洋カープは甲子園で阪神と戦います。今季阪神との対戦成績は9勝15敗1分けと6つ負け越しています。野球解説者のほとんどは阪神が有利と分析していますが、ドリヨシはカープ贔屓で言う訳ではないですが、4勝3敗(阪神に1勝のアドバンテージがあるので、実質は4勝2敗)で我らが広島東洋カープが突破するのではないかと思っています。CSファーストステージのカープの戦い方を見ると、継投も攻撃も早め早めに手を打っていました。プロ野球のレギュラーシーズンの戦い方とは全く違い、負けたら終わりのトーナメント戦を戦っているかのようでした。試合の流れを読みながら、ベンチに入っている選手の皆さんをうまく起用して、チームに勢いを与える采配を揮っています。また、控えの選手の皆さんも、試合の中でいつ起用されても大丈夫なように、常に準備をしています。こうした新井監督ら首脳陣と選手の皆さんの間に信頼関係が構築されているのは間違いないですね。ドリヨシがその信頼関係が見られたシーンが、CSファーストステージ第1戦の8回裏の攻撃に凝縮されているように感じました。DeNA先発の東投手に対し、先頭のデビッドソン選手が四球で出塁し、代走に羽月選手が入りました。続く代打の矢野選手が送りバントを決めて1アウト2塁に。続く菊池選手の打席で羽月選手が3塁への盗塁を成功させます。1アウト3塁となり、菊池選手がスクイズバントを決めて、羽月選手が生還し、2-2の同点に追いつきました。何と、持ち味の機動力を生かしてノーヒットで1点をもぎ取りました。このベンチワークは素晴らしかったですね。レギュラーシーズンは優勝した阪神に11.5ゲーム差まで離されましたが、このCSファイナルステージでは、その差を感じさせない試合展開になりそうです。我らが広島東洋カープはレギュラーシーズン2位で終えてのCSファイナルステージですから、恐れるものは何もありません。反対に阪神はセ・リーグのチャンピオンチームですから、CS突破が当たり前のように思われている訳で、選手にかかるプレッシャーは大きいと思います。CSファーストステージ第2戦で勝利した後、スタンドのファンへのあいさつで新井監督は「甲子園では、今年のスローガンでもあります『がむしゃら』に、そしてカープの全員野球で高校球児のように戦っていきたいと思います」と述べました。既に新井監督はCSファイナルステージに向けて、腹をくくっていますね。恐らくこのあいさつの言葉は選手の皆さん1人1人に伝わっていると思います。CSファイナルステージでは、カープは6戦中で4勝しなくてはなりません。そのためには、第1戦、第2戦と連勝するのが理想ですが、今のカープの勢いがあれば、連勝は可能であるとドリヨシは思います。まず、阪神のアドバンテージの1勝を含む対戦成績を2勝1敗にすれば、阪神首脳陣も選手の皆さんも慌て始めると思いますので、カープとしてはそこに出来る隙を突く野球をしたいところです。新井監督が甲子園でどのように必勝采配を揮うのか、楽しみでなりません。
2023年10月17日
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末包選手がCSの一番のキーマンに!堂林選手とマクブルーム選手、デビッドソン選手の両外国人もカギを握る!【広島】末包昇大がCS初戦DeNA東克樹の攻略キーマン名乗り 大阪ガス時代に短期決戦を熟知10/6(金) 18:34配信日刊スポーツ広島全体練習 囲み取材に応じる末包(撮影・加藤孝規) 広島末包昇大外野手(27)が6日、CSファーストステージ突破のキーマンに名乗りを上げた。初戦先発が濃厚なDeNA東には今季、9月7日に1発を放つなど10打数3安打。マツダスタジアムでは6打数2安打と相性は悪くない。マツダスタジアムでの全体練習後に特打を行った大砲は「苦手意識はないので、気負うことなく入れるかなと」と汗を拭った。チームが6戦4敗と苦手とする最多勝左腕攻略へ、腕ぶした。 西川や野間ら外野の主力が復帰する状況も、簡単にポジションを渡すつもりはない。主力離脱によって出場機会を増やした8月以降、打率2割7分5厘、9本塁打、21打点。結果を残し、打撃状態を維持する。「シーズン中はゼロか100の内容が多かったので、50点でもいいので、進塁打で1点を取りにいくことを考えたい。迷ったりすると一瞬で終わる。攻めの姿勢で行けたら」。長打ばかりを求めず、状況に応じた打撃に徹する構えだ。 プロでは2年目で初のCS出場も、大阪ガス時代にトーナメント戦を経験しており短期決戦は熟知している。「気負いすぎて力が入ってしまうと思うので、体はフラットな状態で臨めれば余計な力が入らずに行ける」。実戦勘を養いながら、東攻略へ向けて万全のコンディションに整える。【前原淳】14日からのCSファーストステージに、対戦相手のDeNAは初戦に東投手、2戦目に今永投手、3戦目に濵口投手と、全て左投手が先発するかなとドリヨシは予想しています。となると、我らがカープは右打者がいかに攻略していくかが課題となりますね。その右打者のキーマンの筆頭に末包選手が挙げられました。末包選手は8月以降、外野の主力である秋山選手、西川選手、野間選手が離脱した時から1軍で出場機会を増やし、見事に結果を残しています。本文にもあるように、末包選手はDeNAの東投手に対し、10打数3安打1本塁打と相性は悪くないです。末包選手の今季の成績は打率.273、11本塁打、27打点です。長打率は.554と、持ち味の長打力も発揮しています。末包選手がどれだけ左投手を攻略できるかがカギを握ります。他に右の長距離砲として、堂林選手やマクブルーム選手、デビッドソン選手の両外国人選手にも注目です。カープがファーストステージを突破して阪神とファイナルステージで戦う場合、おそらく左投手を多用してくると思います。大竹投手や伊藤投手は1戦目、2戦目で間違いなく先発してくるでしょうから、カープの右打者がどれだけこれら左投手を攻略するのか、これ一つでカープの行く末が決まりそうな気がします。短期決戦ですから、何が起きるかわかりません。あくまでドリヨシの個人的な思いですが、上本選手に頑張って欲しいです。レギュラーシーズン最終戦の阪神戦、守備で2回の悪送球をし、失点に絡んでしまいました。上本選手本人もかなり悔しい思いをしているはずです。その思いを是非このCSにぶつけて欲しいと思います。意外と上本選手がCSのMVPを獲得したりして…。いずれにしても、対左投手対策をしっかりして、1週間後に迫ったCSに臨んでもらいたいと思います。
2023年10月07日
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カープの自力2位消滅。マツダスタジアムでのCS開催は可能なのか?新井カープ DeNAと1差2位なのに自力2位消滅 相次ぐ主力離脱でマツダCS開催へ正念場9/21(木) 6:00配信デイリースポーツ DeNAに完敗し、グラウンドを見つめる新井監督ら首脳陣(撮影・田中太一) 「広島東洋カープ1-3横浜DeNAベイスターズ」(20日、マツダスタジアム) 広島はDeNA・東に7回で1得点に抑えられ、八、九回も反撃ならず敗戦。今季は東に6試合で4勝0敗、防御率1・84と完全にカモにされた格好。カード最終戦を落としたため、3位・DeNAと1ゲーム差の2位ながら、自力での2位の可能性が消滅した。CSの本拠地開催を勝ち取るためにも残り6試合を勝ち抜くしかない。 試合前から重苦しい雰囲気が漂っていた。菊池、西川、上本、野間に続き、発熱のため秋山が出られない。天敵・東との対戦を前に大きすぎるハンディを背負うことになった。 打線は初回から2点を追う中、東の前に凡打の山を築く。四回までパーフェクト。五回1死から末包が右越え二塁打で初安打を放つが、あとが続かない。 七回に矢野のポテンヒットから小園、堂林と連続内野安打で1点をかえすのがやっと。なおも無死一、二塁から末包、マクブルーム、デビッドソンと今季、東から一発を放った右の大砲トリオに期待が寄せられたがあっさりと打ち取られた。 八、九回も反撃の糸口すら見当たらず敗戦。東には今季6試合の対戦で4敗目。新井監督は「元々、コントロールの良い投手なんだけどきょうはより良かった。セ・リーグで一番勝っている投手なのでそう簡単にはこっちも打てないと思っている。まだ対戦があると思っているのでそこはまた考えていきたい」とCSでのリベンジを誓った。 これで9月は6勝11敗と大きく負け越している。シーズン終盤に来て相次ぐ主力の離脱が影響している。不可抗力にも見えるが指揮官は「開幕からみんなアクセル全開で頑張ってきてくれている。残り6試合になってこれだけ(離脱者が)、たくさん出るっていうのも自分がマネジメントミスしているから。そこは反省したい。選手は一生懸命やってくれている」とすべての責任をかぶった。 3位・DeNAとの今季最終戦に敗れ、1ゲーム差に迫られた。このため残り6試合に全勝しても、DeNAが残り9試合に全勝すれば勝率で上にはいけないため、自力での2位確保の可能性は消滅した。 5年ぶりのCS本拠地開催だけは逃したくない。 「もちろん。みんなそのつもりだし、きょうは終わったんで残り6試合。(23日の)巨人戦に向けて全員で頑張っていきたい」 苦しいときこそみんなで。新井カープを象徴する全員野球で戦い抜く。 ◆自力2位の可能性消滅 広島がこの日、DeNAとの今季最終戦に敗れ自力2位の可能性が消滅した。広島は今季残り6試合全勝でも77勝62敗4分け、勝率.5539。一方でDeNAが今季残り9試合に全勝すれば78勝62敗3分け、勝率.5571となり、広島はDeNAを上回れない。シーズン最終盤になって、主力選手の相次ぐ離脱はチームにとってかなりの痛手になります。上本選手はあさっての読売戦から1軍復帰の見込みですが、菊池選手、西川選手、野間選手、秋山選手らがいつ1軍に復帰するのか、はっきりしていません。また、昨日のDeNAとの大事な試合を落とした事で、3位DeNAとのゲーム差は1となりました。これでカープは自力で2位を確定させる可能性が消滅しました。ドリヨシは、昨日の大事な試合に何故大瀬良投手を先発させたのか、理解できません。最近の大瀬良投手は立ち上がりが不安定で、初回失点が続いていただけに、大瀬良投手の先発は避けるべきだったと思います。そして、カープ打線は苦手投手をあまりにも作り過ぎていますね。昨日のDeNA東投手、阪神では大竹投手や伊藤投手、中日では柳投手など、天敵が多すぎます。打線の各打者の攻略に向けた方向性が見えて来ません。朝山、迎両打撃コーチの責任は重大かと考えています。で、カープは2位を死守できるかどうかが、今の我々カープファンが毎日気にしているところです。ドリヨシ的には、カープの2位死守は可能だと思っています。カープが残り6試合を全勝した場合、DeNAは残り9試合を全勝した場合のみ、DeNAが2位になります。DeNAが残り9試合を全勝するとは考えられませんので、仮にDeNAが5勝4敗だった場合は、カープは3勝3敗の五分でもカープの2位が確定します。なので自力は消滅していますが、まだカープが少し有利かと考えています。まあ、とにかくカープは残り6試合全勝して、人事を尽くして天命を待つことにしたいところです。ちなみに、カープが3位以上を確定させるには、あと3勝または2勝1分けすればいい状態になっています。しかし、CSファーストステージは是非広島で迎えたいですね。
2023年09月21日
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シーズン終盤、逆転Vのカギを握る堂林選手。カープ・堂林翔太選手「自分の中でも手応えがある打席が増えた」 活躍のカギに迫る!8/21(月) 14:20配信広島テレビ ニュース広島テレビ放送ペナントレース後半戦、ここぞの場面で勝負強さを発揮しているのが、プロ14年目の堂林翔太です。月別打率は7月から3割台をキープ。離脱者が続出する非常事態の中、チームをバットで支えています。手応えを感じている堂林翔太選手■広島テレビ 小野宏樹アナウンサー「印象的な活躍も多いんですけども、堂林さんご自身の状態を、どのように感じていらっしゃいますか?」■堂林翔太選手「7月に入ったくらいから、徐々に自分の中でも手応えがある打席が増えたなというのは感じています。やっぱり、初球から積極的に振りにいけてるっていうのが、そこがやっぱり一番かなっていう。」バッティングの変化が結果に表れた堂林が今シーズンここまで放ったヒットのうち、初球打ちは12本。さらに、そのうち8本が7月以降に生まれたヒットと、積極的に仕掛けた結果が現れています。そこには、打席での意識の変化が関係していました。■堂林翔太選手「ぼくの悪い癖というか、すぐ上を向くんすよ。それをなくすために、ホームベースに打ち込むくらい、上からつぶすというか、それくらいの意識で、今は取り組んでいます。」夏前までは、結果を出そうという気持ちから、打つ瞬間に体が伸び上がっていたという堂林。インパクトの瞬間が遅れ、ファウルになってしまう事が多かったと振り返ります。7月以降はその癖を修正し、ボールに対して最短距離でバットを当てられるようになったことでミート率がアップ。そこから、初球から仕掛けるスタイルにつなげられていると、手応えを掴んでいます。さらに、打球を前に飛ばす意識づけのため、7月からあることに取り組んでいました。■堂林翔太選手「今、ロンティーを練習前に入れたりして、それが、自分の中でロンティーをやるとき、遠くに飛ばしたい意識がどうしても働くんですけど、それも抜きにして、低いライナーで強く振るっていう意識に今は変えてます。」全体練習の前にロングティーを行う堂林選手この全体練習の前に行うロングティーの成果があったという打席が、8月11日と13日の試合にありました。■堂林翔太選手「この前のバンテリンドームナゴヤの2本っていうのは、手応えはかなりありましたね。」1つ目は、8月11日の中日戦で放った同点2ランホームラン。2ボール、ノーストライクからストレートを見事にとらえ、2点ビハインドから試合を振り出しに戻す値千金の一発になりました。■広島テレビ 小野宏樹アナウンサー「ファーストスイングからしっかり仕留められた。」■堂林翔太選手 「そうですね、はい。今年には無い良い手応えでした。」そして2つ目は、8月13日の中日戦。中日の先発は柳。さらに、この試合まで36試合に登板し、防御率0.00だったマルティネスからヒットを一本も打てないまま迎えた、延長10回2アウトでの打席でした。■堂林翔太選手「まっすぐを打ちにいった結果、センターに入っていって、たまたまスライダーが引っかかったっていう。とにかく、塁に出てっていうところから自分は入ってましたけど、まさかあそこまで飛ぶとは思ってなかったですね。結果としても、ホームランも出ましたし、初球から仕掛けた結果、ヒットが増えたりもしましたし、今は良い方向にいってるかなと思います。」今後に向けて意気込みを語るそんな堂林は、8月17日に誕生日を迎え32歳に。さらなる進化を遂げた『背番号7』が、逆転優勝をかけたチームの勝利のため、バットを振り続けます。■堂林翔太選手「(カープに)入ったのが18で、もう14年目になるので、年取ったなと思います。与えられた場所で、自分の仕事をするだけだと思いますし、そのためにも、準備だけは怠らずに、やっていけたらなと思います。」【進め!スポーツ元気丸 2023年8月20日放送】ドリヨシは正直、堂林選手がここまで活躍するとは思っていませんでした。堂林選手は2009年のドラフト2位でカープに入団し、今年14年目を迎えています。2012年は144試合に出場し、打率.242、14本塁打を記録し、将来のカープを担う選手になるぞと思われましたが、その後不振に陥り、2019年は28試合の出場にとどまりました。もう堂林選手の選手生命は終わりかと思われた2020年シーズンは、111試合に出場し、打率.279、14本塁打のキャリアハイを記録しました。そして、今季は7月から打撃力が向上し、今はレギュラーとして欠かせないピースとなりました。記憶に新しいところでは、11日のバンテリンドームでの中日戦での同点2ランと、13日の同じくバンテリンドームでの中日戦、延長10回表に中日の絶対的守護神のマルティネス投手から左中間スタンドへのホームラン、さらには20日のマツダスタジアムでの読売戦での右中間スタンドへの3ランですね。最近の堂林選手の打球はよく伸びるようになったなと感じています。本文にもあるように、ロングティーをする時に、低いライナーで強く振る意識に変えた成果が出てきているのでしょうね。ここに来て、堂林選手が打線のカギになってきているのは確かです。対戦チームが左投手を先発にぶつけてくるケースが多い中で、打線では右打者が重要となります。現在、マクブルーム選手や上本選手がいない中で、デビッドソン選手、末包選手、そして堂林選手の右の中、長距離バッターが奮闘しています。とにかく、堂林選手が右中間方向へどれだけ強い当たりを飛ばせるか、ドリヨシは注目していきたいと思います。22日のからは横浜でDeNAとの2位争いの直接対決、いや、2位争いではなく、カープ的には逆転Vの可能性をかけたDeNAとの戦いです。DeNAは左腕の今永投手が予告先発です。早速堂林選手の力が試されます。おそらく6番ファーストでスタメン出場するかと思われます。
2023年08月22日
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明日からの阪神戦に大瀬良投手、九里投手、床田投手で背水の陣に臨む!【広島】大瀬良大地、負ければマジック点灯許す15日阪神戦先発「みんなでとれるように」8/14(月) 18:55配信日刊スポーツ投手指名練習でキャッチボールをする広島大瀬良(撮影・加藤孝規) 6連敗中の広島が本拠地に阪神を迎えて3連戦に臨む。 7月27日には首位に立ちながら、その後は3勝9敗3分けで首位阪神とのゲーム差が8にまで広がった。15日に敗れれば、マジックナンバーの点灯を許す。前回登板から中8日と間隔を空けて、初戦を託された大瀬良大地投手(32)は「先を見ても、後ろを振り返っても仕方がないので、まずは明日みんなでとれるようにやっていきたい」と表情を引き締める。6回4失点で敗れた前回対戦の7月30日以来の再戦。大型連敗とともに悪い流れを断ち切りたい。 後半戦前、8月中旬をペナントレースの勝負どころと見ていた新井監督は13日の中日戦後も「踏ん張りどころだと思うし、みんな踏ん張ってやってくれている。そこを結果に結びつけるのが私の仕事なので、また明日しっかり考えて、整理して、明後日の試合に備えたい」と落ち着いていた。2戦目以降は今季阪神戦防御率1・59の九里、同1・29の床田をぶつける。 ▽広島床田 (イニングの)先頭を取れるように。大山、森下を得点圏で回さないようにしたい。前回(登板では)初回にやられているので、立ち上がりをしっかりできたら。 ▽広島九里 チームが勝てるような投球をすることに変わりはない。長打を打てる打者もいますが、変に気をつけ過ぎず、まずは回の先頭打者をしっかりと抑えていければ。もう後がありません。カープは勝ち続けるしかありません。明日からはマツダスタジアムで首位阪神との3連戦ですが、逆転優勝するためには3タテが条件となります。明日は大瀬良投手が先発します。しかし、今季の大瀬良投手は4勝9敗で、防御率は3.35です。ドリヨシ的には正直不安で仕方ありません。特に今季対阪神の防御率は6.00と打ち込まれています。なので、大瀬良投手には初回から飛ばして、投げられるところまでギアを上げていって欲しいと思います。明日の阪神の先発は西純矢投手で、対広島の防御率は6.97とカープ打線は苦にしていません。なので明日は打線が大瀬良投手を大量援護して勝利するのがベストです。あさって16日は九里投手が先発予定です。前回ヤクルト戦では6回を投げて6安打4失点と不甲斐ない内容でした。しかし、今季対阪神の防御率は1.59と抑えています。なので、この数字を信じてしっかり阪神打線を抑え込んで欲しいと思います。阪神は大竹投手をぶつけてくる可能性があります。もうそろそろ攻略しないといけません。17日は床田投手が先発予定です。前回ヤクルト戦では3回11安打7失点と大炎上しました。しかし、ドリヨシは心配していません。阪神打線を翻弄してくれると期待しています。阪神は才木投手かビーズリー投手だと思われますので、打線にはチャンスはあると思います。いずれにせよ、カープは負けられない戦いが続きます。特に阪神との直接対決は1つも落とせません。選手の皆さんの奮起を期待します。
2023年08月14日
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菊池選手が実戦復帰!役者がそろいつつあるカープのこれからの戦いに期待!広島に菊池が帰ってきた! 9試合ぶりスタメン復帰で適時打放ち新井監督も「すごく安心しています」7/31(月) 5:00配信スポニチアネックス<神・広> 6回2死二塁、菊池は同点の中前適時打を放つ (撮影・後藤 大輝) ◇セ・リーグ 広島2-4阪神(2023年7月30日 甲子園) 左脇腹の張りで先発を外れていた広島・菊池涼介内野手(33)が30日、9試合ぶりに復帰した阪神戦で存在感を発揮した。今季初めて「2番・二塁」で出場し、1点を追う6回に同点の中前適時打だ。大瀬良大地投手(32)が6回4失点と崩れ、試合は2―4で悔しい敗戦。首位攻防3連戦は1分け2敗に終わっても、阪神とはまだ1ゲーム差につけており、8月戦線に勝負を懸ける。 1点を返した8回、なおも1死二、三塁の好機。2点打が出れば同点の場面で、二飛に倒れた第4打席が悔しかったのだろう。菊池は試合後、多くを語らず、短い言葉に名誉挽回の思いを込めた。 「試合にはフルで出られたけど、(試合に)負けたんでね。またあさって(8月1日)、頑張ります」 先発復帰即、難敵・伊藤将から貴重な1点をもぎ取った。1点劣勢の6回2死二塁に小園を置き、鮮やかな同点タイムリー。フルカウントからのボールゾーンへ落ちる外角低めチェンジアップを巧みに捉えると、打球は中前で弾んだ。 奇禍に見舞われたのは、3安打を放った16日のDeNA戦。スイングした際に左脇腹に異変を覚え、翌17日から7試合を欠場した。4時間56分を戦った前日29日、延長11回の守備から実戦復帰。この日の「2番」は今季初で、9試合ぶりのスタメン復帰だった。 新井監督は主力の復帰に安どの息をつく。 「久しぶりにスタメンで出て、体の状態は問題ないということなんで、そこはすごく安心しています」 打線には菊池以外にも上がり目がある。7番・右翼で先発し、8回の先頭で今季初安打となる遊撃内野安打を放った中村奨だ。「結果が出なくて焦りがあった。1本出たので、マツダでもまたしっかりやりたい」。思い出の甲子園での初先発初安打にも、気を引き締めて巻き返しを誓う。 8回は続く末包が中前打でつなぎ、代打・会沢が勝負強さを発揮する中前タイムリー。大盛、野間をダブルで代走に送った勝負の場面で、小園は確実に犠打を決めて伊藤将を引きずり降ろし、一打同点の好機を築いてみせた。指揮官は言う。 「最後ね、若い選手がチャンスをつくってくれて、ベテランの会沢が勝負強いところを見せてくれた。次につながると思いますね」 粘り強さを見せつけながらも、敵地での首位攻防3連戦は1分け2敗に終わった。それでも阪神とは、わずか1ゲーム差。1日からは炎天下の8月戦線。勝負はここからだ。(江尾 卓也)ドリヨシは菊池選手がスタメンを外れていたのは、手に受けた死球の影響だと思っていましたが、そうではなく、左脇腹の張りだったんですね。ともかくも、菊池選手がスタメンに戻ってきたのはチームにとって大きいです。現在チームは首位阪神と1ゲーム差の2位につけています。新井監督が勝負と言われていた8月に入ります。そんな中で菊池選手の存在は頼れる兄貴です。守備力ではウルトラ級の守備範囲と強肩で味方投手を何度も救ってくれています。「エリア33」は引き続き存在します。比較してはいけないかもしれませんが、29日の阪神戦は、セカンドに小園選手が入りましたが、守備範囲という点では、菊池選手の足元にも及びませんね。あと、野手では西川選手がそろそろ1軍に復帰するかと思います。西川選手がスタメンに名を連ねると、打線の軸がしっかりしてくる事になります。おそらく4番に入ると思いますが、あの天才的なバットコントロールを早く見たいものです。現在調子が今一つの秋山選手のバッティングが上向きになり、外国人のマクブルーム選手とデビッドソン選手が調子を上げてスタメンに復帰する事になると、カープの打線は恐るべきものとなります。投手陣が比較的安定している中で、打線が好調になれば、再び首位を奪還出来るはずです。まずは8月戦線1カード目はマツダスタジアムでDeNAとの3連戦です。現在、2位の広島と3位DeNAのゲーム差は4.5です。DeNAからすれば、この3連戦は1つも落とせない訳で、かなり必死にかかってくると思います。なので我らが広島東洋カープも気を引き締めて試合に臨まなくてはなりません。明日のカープの先発は九里投手です。九里投手は今季対DeNAの防御率は7.11と打ち込まれています。明日はそんな苦手意識を払拭するピッチングに期待したいところです。DeNAは今永投手です。難敵です。しかし、優勝するためにはどうしても攻略しなければなりません。打線の奮起に期待しましょう。
2023年08月01日
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明日から横浜でDeNAとの大事な3連戦!オールスター前の大一番、DeNAとの3連戦が明日から始まります。ビジターでの試合とはなりますが、おそらく、横浜スタジアムの左半分は真っ赤に染まると思います。カープの選手の皆さんはかなり勇気をもらえるでしょう。明日の試合の見どころは次の通りです。DeNAの先発は、現在4連勝中の今永。4月21日に行われた広島との前回対戦では、8回5安打無失点の快投で今季初白星を挙げている。今夜も本拠地のマウンドで躍動し、エースとしての貫禄を示せるか。一方の広島は大瀬良が先発。DeNA戦では2021年4月2日以降、12試合の登板で8勝負けなしという成績を残している。この一戦でも相性通りのピッチングを披露し、打線の援護を待ちたいところだ。カープの先発は大瀬良投手です。今季DeNA戦は初登板となります。前々回のヤクルト戦は5回3失点、前回の中日戦では7回3失点でいずれも敗戦投手となっています。ゲームは作っていますが、要所要所で踏ん張れていない感じです。強力DeNA打線相手にどれだけ粘れるかがカギですね。見どころにあるように、DeNA戦では2021年4月2日以降、12試合の登板で8勝負けなしと好相性なので、期待したいところです。DeNAの先発は今永投手です。ここまで防御率は2.28で、前回4月21日の広島戦では、8回5安打無失点の好投でした。難敵であることは間違いありません。カープ打線は西川選手が右脇腹の肉離れで登録抹消となり、菊池選手が死球の影響でスタメンを外れています。緊急事態の中で、どう打線を組んでいくのか、頭の痛い所です。対今永投手対策として、まずは現有の右打者をズラリと並べるしかないのかなと思います。菊池選手の状態が気になりますが、大丈夫になったとして打線を組むならば、1番 ショート上本選手2番 セカンド菊池選手3番 センター秋山選手4番 ファースト松山選手5番 ライト末包選手6番 レフト堂林選手7番 サードデビッドソン選手8番 キャッチャー會澤選手9番 ピッチャー大瀬良投手というオーダーを思い切って組んで欲しいと思います。この中では、上本選手、菊池選手、秋山選手、堂林選手が足を使えますので、機動力で揺さぶっていかなくてはなりません。また、16日のDeNAの先発は左腕の東投手が予想されますので、同じオーダーで戦う形になるかなと思います。さらに17日はバウアー投手が予想されます。前回はカープ打線が見事に攻略しましたので、この日は左打者を並べて早い回にKOしたいところです。カープの16日の先発は野村投手、17日は床田投手が予想されています。野村投手は調子がいいですし、床田投手も安定していますので、期待しましょう。最低でも2勝1敗で乗り越えれば、オールスター明けのシーズン後半戦の首位争いに食らいつく事が出来ます。明日からの3試合は、今シーズンのカープの行く末を占う大一番になります。全国津々浦々のカープファンの皆さん、横浜スタジアムのカープの選手の皆さんにエネルギーを送ってください。そして、現地観戦されるカープファンの皆さん、全力応援をよろしくお願いします。
2023年07月14日
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思い切って末包選手を4番に起用してみては?カープ末包 1軍定着へまだまだアピール打 初昇格後「まだ3本しか打っていない」 6/21(水) 8:00配信デイリースポーツ 広島・末包 広島・末包昇大外野手(27)が20日、1軍定着に向けてリーグ戦再開後も結果でアピールすることを誓った。13日の初昇格以降、7打数3安打1本塁打と打撃好調。それでも慢心は一切なく「やっぱり打たないことには試合に出られない。まだ3本しか打っていないので。今が頑張りどころ」と気合を入れた。 先の交流戦は2年目で初出場となった。13日・楽天戦では九回1死で松井裕から右中間へ二塁打。16日・西武戦は、隅田からバックスクリーンへ今季初本塁打を突き刺した。 長打を狙わず、打てる球を確実に仕留める打撃スタイルに変更した成果が奏功。練習から右方向を中心に打っており「体が開かないようにするというのもありますし、意識付けづけをしようかなと思ってやっている」。セ・リーグ相手にさらなる上昇カーブを描く。右の大砲が欲しい中で、期待されていた外国人選手のマクブルーム選手とデビッドソン選手が不調で、マクブルーム選手はファームで調整せざるを得ない状況となっています。そんな中で、末包選手がファームで結果を出してきて、13日に1軍に昇格してきました。印象的なのは本文にも書いてあるように、13日の楽天戦では守護神の楽天松井裕樹投手から右中間へ2ベースを放ち、16日の西武戦では西武隅田投手からバックスクリーンへホームランを放ちました。ドリヨシ的には、新井監督は4番に西川選手を固定させたいようですが、西川選手は4番向きではないと思っています。むしろ、西川選手は5番のほうが怖い感じがします。なので、ここで末包選手を思い切って4番に起用してみるのも方法ではないかと思います。末包選手の持ち味の長打力を生かすためにも、新井監督に是非お願いしたいですね。比較してはいけませんが、マクブルーム選手よりは確実性は高いと思います。あさってからリーグ戦が再開されますが、末包選手がハマれば、カープ打線の層がかなり厚くなり、上位進出はそんなに苦労しないのではないでしょうか。
2023年06月21日
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右肘の手術を乗り越えて今季マウンドに立つ森下投手の快投なくして上位進出なし。広島東洋カープ・森下暢仁投手 右肘の手術と初めて味わう悔しさ乗り越えて チームの勝利のためにマウンドに立つ! 防御率1点台の好調の要因に迫る6/12(月) 15:08配信広島テレビ ニュース広島テレビ放送6月10日のロッテ戦。粘りのピッチングで7回3失点の力投みせた森下暢仁。ここまで6試合を戦って、防御率は1点台。先発の柱としてチームを支えています。元気丸は森下の好調の要因について迫りました。森下投手が一番手応えを感じている球種とは…!!■広島東洋カープ 森下暢仁投手(Q、ここまでを振り返って)「しっかり全球種を投げ切れている。バッターにちゃんと入って行けているところがいい。」(Q、手応えを感じている球種は?)「チェンジアップが一番しっくりきている。勝負球(カウント球の)両方に使えている。」森下が今シーズン奪った三振36個のうち、チェンジアップで奪った三振の数が8つ。空振り率は25%とほかの球種に比べて高い数字をマークし強みのあるボールとなっています。■森下暢仁投手(Q、一番意識するところは?)「ストレートっぽい球を投げる。」(Q、腕の振りを意識する?)「腕の振りも軌道も意識する。しっかりストライクゾーンに投げられているし、バッターもストレートと思ってくれて投げられている。」チームメイトを信頼して2軍で調整の日々先発の柱として復活した森下ですが、去年10月に右肘の手術を行った影響で今シーズンは1ヶ月遅れての1軍合流となりました。■森下暢仁投手「手術したらすぐ投げられるという感じだったけど、なかなかそんなにうまくもいかず、監督・コーチ・トレーナー含めて、自分の事を考えてプランを作ってくれて、そこ、このレールに自分が早く乗れなかった。(プランを)作ってくれていたのに、開幕に間に合わなかったのは、本当に残念だった。」森下にとってはプロ入り後、初めての開幕2軍スタート。焦りを感じながらも、まずは自分の体と向き合います。そこにはチームメイトへの信頼がありました。■森下暢仁投手「自分も早く投げられたらという思いはあった。先発陣の状態がよかったので、自分は準備をしておけばいいという思いで、2軍でも調整できていた。それは本当によかった。」これからもチームの勝利のために!1軍復帰は、5月4日のDeNA戦でした。ランナー出しながらも粘り強いピッチングで6回2失点。上々の復帰登板となりました。そして、復帰4戦目の登板となった地元でのヤクルト戦。多くのファンの声援を受け、7回無失点の好投で待望の復帰後初勝利を飾ります。■森下暢仁投手(ヒーローインタビュー)「ビジターで試合をしてきたけど、勝てていなかった。みんなの前で勝てればいいかなと思って、マツダに戻ってきました。勝てて嬉しい。」■森下暢仁投手「自分が入ってからコロナで、なにも(制限がない)状態でスタートするというのが本当に初めて。声援もいただいて、マツダスタジアムは投げやすい思って投げられている。本当によかったと思っている。」入団から先発の柱として活躍してきた森下。しかし、初めて経験した1軍マウンドに立てない悔しさ。だからこそ、今まで以上に強い責任と自覚を持ってマウンドに立ち続けます。■森下暢仁投手「1試合1試合を大事にしたい思いが強い。2軍にいて思ったのが、1試合でダメだとなって、下に落とされたくない。そういう立場でもない。1試合を勝つことによってチームもプラスになる。1試合で勝てたのに勝てなかったという試合を作りたくない。そういうところを本当に大事にしたい。」【スポーツ元気丸 2023年6月11日放送】昨年10月に右肘の手術をした森下投手について、ドリヨシは2023年シーズンは前半まで1軍復帰は難しいかなと思っていましたが、1ヶ月遅れで1軍に合流出来たのは、本当に良かったと思います。森下投手自身はすぐに投げられるという思いがあったようですが、実際はそんなに順調ではなかったという事で、かなり苦労した感じでした。1軍の復帰戦は5月4日のDeNA戦でした。6回2失点の内容のあるピッチングでした。ドリヨシが一番印象に残っているのは、甲子園での阪神戦でした。結果は0-1でサヨナラ負けでしたが、最後までマウンドに立って好投した森下投手は素晴らしかったです。今カープはリーグ3位で、首位阪神に7ゲーム差になっています。交流戦を戦う中で、チーム力は確実に上がってきているなと感じています。交流戦残り6試合、そしてリーグ戦に戻った暁には、我らが広島東洋カープが台風の目になりそうです。上位進出するためには、森下投手の力が絶対必要です。先発投手陣の柱として、大車輪の活躍を期待しています。
2023年06月12日
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明日からのヤクルト戦でデビッドソン選手の真価が問われる?広島・デビッドソンは「第2のランス」? 驚異の本塁打率で、「村上宗隆のライバル」に4/13(木) 11:01配信週刊ベースボールONLINE5安打中、4本が一発打率は低いが長打力が自慢のデビッドソン 助っ人外国人が活躍するチームは強い。象徴的なチームがリーグ3連覇を狙うヤクルトだろう。昨年は不動の四番・村上宗隆が日本選手新記録の56本塁打をマークし、三冠王を獲得したが、後に控えるホセ・オスナ、ドミンゴ・サンタナの存在が大きい。オスナ、サンタナが共に勝負どころで殊勲打を放つため、相手バッテリーは村上を簡単に歩かせられない。今季もオスナ、サンタナの活躍がリーグ3連覇のカギを握るだろう。 そして、4年連続Bクラスからの巻き返しを図る広島も、両助っ人がポイントゲッターとして命運を握る。来日2年目のライアン・マクブルームと新外国人のマット・デビッドソンだ。打者としてのタイプは異なる。マクブルームは勝負強さに定評がある中距離打者だが、デビッドソンは長打力が持ち味の長距離砲。ホワイトソックスで2017年に26本塁打、18年に20本塁打をマーク。強みは広角に長打が打てることだ。 開幕10試合で4本塁打をマーク。4月8日の巨人戦(マツダ広島)でバックスリーンに3号ソロを放つと、翌9日の同戦では4回にカウント1ボール2ストライクから外角高めの145キロ直球を右翼席に運ぶ4号ソロで同一カード3連勝に大きく貢献した。4本塁打は中田翔(巨人)と共にリーグトップ。4月12日現在で打率.167、4本塁打、8打点、全5安打のうち、4本塁打と1二塁打で単打が1本もない。開幕して間もないが、これほど長打に全振りした成績は珍しい。 他球団のスコアラーは「粗さはあるが、コントロールを間違えると長打になる。神経を使う打者ですね。昔広島に在籍していたランスを彷彿とさせる。広島は菊池涼介、西川龍馬、秋山翔吾とチャンスメークする打者がそろっている。走者をためて一発を一番防がなければいけない。広島打線のカギを握る選手になるでしょう」と警戒を強める。安打の45%が本塁打 1980年代から野球を見ていたファンなら、R.ランスを覚えているだろう。来日1年目の1987年に121試合出場で打率.218、39本塁打、83打点をマーク。規定打席到達者の中でワーストの打率で、三振もリーグ最多だったが、長打力が驚異的だった。シーズン88安打のうち、45%となる39本塁打を記録。3年連続の三冠王を狙う阪神のランディ・バース、93試合で31本塁打と本塁打を量産したヤクルトのボブ・ホーナーを抑えて、本塁打王を獲得した。 メジャーでフライボール革命の全盛期である現在だったら、ランスの評価はもっと高かっただろう。当時は長打力の魅力より、確実性の低さを指摘する声が目立った。来日2年目の88年は阿南準郎監督に「アッパースイングを直す気がなかったら使えん」と打撃フォーム改造を命じられ、ランスは反発。79試合出場で打率.189、19本塁打、50打点と出場機会が減り、シーズン途中の9月に退団した。ストレスをためながらも、50安打のうち40%近い19本塁打と、長打率の高さは健在だった。ファンに愛された長距離砲2014年に本塁打のタイトルを獲得するなど長距離砲として活躍したエルドレッド 広島は16年から球団史上初のリーグ3連覇に貢献したブラッド・エルドレッドも、ファンに愛された長距離砲だった。14年には37本塁打でタイトルを獲得したが、169三振はリーグ最多。豪快なスイングが持ち味だったが研究熱心で知られ、16年には95試合出場で打率.294、21本塁打、53打点と確実性も上がった。外国人選手で在籍7年は球団最長で、来日通算133本塁打をマークした。 今年から就任した新井貴浩監督の期待は大きい。デビッドソンは自慢の長打力で、ジャパニーズドリームを実現できるか。写真=BBM週刊ベースボール新外国人のデビッドソン選手は今季5安打していますが、そのうち4安打がホームランです。打率こそ.167ですが、当たれば長打は間違いない感じです。そのデビッドソン選手ですが、明日からのヤクルト戦でどのような結果を残してくれるのか、ドリヨシは期待しています。デビッドソン選手はメジャーリーグのホワイトソックス時代、2017年に26本、2018年には20本のホームランを放つ実績を持っています。シニアのカープファンならば誰もが思い出すのは、本文にも書いてありますが、あのランス選手でしょう。1987年、来日1年目で打率.218、39本塁打、83打点をマークして、規定打席到達者のなかでワーストの打率と、三振もリーグ最多でしたが、この年の本塁打王に輝きました。まさに「三振かホームランか」と言われた選手でした。ドリヨシ的には、デビッドソン選手はランス選手とは一味違う感じがします。デビッドソン選手は確実性が高く、さらに広角に打つ能力を持っています。ホームランは4本出てますが、まだデビッドソン選手本来のバッティングではないと思います。タイミングの取り方がまだ不完全なので、空振りが多いですよね。足を上げるタイミングや、バットの構え方を工夫して、さらに日本のピッチャーの攻め方、配球などを学習していけば、シーズン途中から大化けする可能性は十分あります。デビッドソン選手が「恐怖の6番打者」になれば、カープ打線はそれこそ一層強力なものとなります。明日からのヤクルト戦で、デビッドソン選手がどんな結果を出していくか、ドリヨシは楽しみにしています。
2023年04月13日
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「幻のスタメン」で明日も臨んで欲しい!【広島】雨天中止”幻のスタメン”に堂林、上本、会沢「やりたかったですね」新井貴浩監督4/5(水) 20:37配信中日スポーツ広島・新井監督 開幕4連敗中の広島・新井貴浩監督(46)は5日、雨天中止となった阪神戦(マツダスタジアム)でのスタメン大幅変更を予定していた。「やりたかったですね」。中止決定は開始30分前。既に発表されていたスタメンには堂林、上本、会沢の右打者3人が今季初めて並んでいた。 阪神の先発は左腕・大竹だった。4日から外れたのは左打者の野間、小園、坂倉。中でも坂倉から会沢への捕手のスイッチは、連敗中の流れを変える一手になるハズだった。 対左腕で組んだオーダーについて新井監督は「また次の、そういうチャンスがあったらという感じで考えたいなと思います」と話した。6日の阪神は右腕の西純が先発のため、会沢、堂林、上本のスタメンはお預けになりそう。幻に終わったものの、オーダーには指揮官の決断の跡が残っていた。中日スポーツもう対左投手とか、対右投手とかいうのはやめませんか?純粋に調子のいい選手を積極的に起用するのでいいのではないかと思います。そういう意味で、今日のスタメンには本気で期待していました。本文中にある「また次の、そういうチャンスがあったらという感じで考えたいなと思います」という新井監督のコメントにはがっかりしました。4戦目までのスタメンには期待できません。1番に菊池選手は違うと思います。1番は切り込み隊長的な、出塁率の高い選手が適任です。ドリヨシが考えるに、上本選手や田中広輔選手がいいでしょう。そして2番に菊池選手です。器用さとパンチ力のある菊池選手が適任です。そして、ショート小園選手は不適格だと思います。全く成長している欠片も見られません。守備力も平均以下ですし、バッティングも考えがないようにしか見えません。ドリヨシだけが感じているのでしょうか。キャッチャー坂倉選手もいかがかと思います。特に守備では盗塁も刺せませんし、リード面にも問題があります。キャッチャーに固執する必要はないでしょう。今日の「幻のスタメン」で試合が中止になったのは本当に残念でなりません。新井監督は選手全員をフラットに見ると言っていたじゃないですか。本当にフラットに見ていますか?ベンチ入りの選手全員で戦うという気持ちはありますか?柔軟な選手起用を是非よろしくお願いします!明日のカープの先発はスライドで遠藤投手です。ドリヨシはスライド登板の先発投手はあまりいい結果が出ないようなイメージがあります。が、なんとか頑張って欲しいと思います。阪神は西純矢投手です。かなりいいピッチャーです。ロースコアの接戦になるかもしれませんが、なんとかまず1つ勝ちたいですね。
2023年04月05日
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カープの理想布陣は?【広島】新加入デビッドソンに長打期待 捕手は打力高い坂倉が候補筆頭/理想布陣を考えてみた3/29(水) 4:45配信日刊スポーツ プロ野球は30日に日本ハム-楽天戦(エスコンフィールド)で開幕。翌31日に他10球団も長いペナントレースのスタートを切ります。日刊スポーツが考える各球団の理想布陣です。 ◇ ◇ ◇ ◆広島 新加入デビッドソンに長打力が期待される。打力の高い坂倉が捕手専念で主戦候補筆頭。レギュラーを脅かす若手の台頭待たれる。日刊スポーツさんは写真のような布陣を予想しているようですが、ドリヨシは少し違います。まずキャッチャーですが、やはり會澤選手しかいないと思います。安心感画ありますし、キャッチャーの守備力、ピッチャーのリードの能力を考えると、會澤選手がまだ正捕手でないといけないと思います。坂倉選手が打撃力を買われて正捕手にという意見がありますが、坂倉選手のキャッチャーとしての素質に疑問があります。ピッチャーのリード能力、キャッチングやセーブの能力、スローイングの速さや正確さを考えると、信頼性に欠けるのではないかと思います。首脳陣は「勝てるキャッチャー」を起用すると言っていますが、そうであるならば、坂倉選手はないと思います。守備力やリードの能力がチームでトップクラスになれば考えますが…。次に、サードにデビッドソン選手を起用しますが、デビッドソン選手の打撃力はまだ未知数です。開幕から対戦がひと回りするまでは様子を見るかと思いますが、それで結果が出ないようならば、思い切って若手選手にチャンスを与えてもいいかなと思っています。その筆頭に韮澤選手を起用して欲しいと思います。もちろん、デビッドソン選手が好調ならば、そのままでいいですが…。そして、ショートですが、ドリヨシは田中広輔選手でいいと思います。小園選手は打撃も守備も成長しているとは思えません。毎回同じ失敗を繰り返して、学習能力がないように感じます。打席では相変わらず早打ちですし、守備では失点に絡む失策をしています。田中広輔選手は今季はかなり気合が入っており、春のキャンプから動きが良く、オープン戦でも打撃好調ですし、堅実な守備力は健在です。外野では、ドリヨシは秋山選手の打撃が心配です。秋山選手はオープン戦ではフォームを崩されながらのバッティングが目立ち、本来の状態から程遠いように感じます。秋山選手も開幕からひと回りは状態を見ると思いますが、打撃絶不調に陥った場合は、ここも思い切って若手選手を起用してもいいと思います。秋山選手に代わってセンターに野間選手に入れて、ライトに赤丸急上昇中の田村選手を起用しても面白いでしょう。さらに言えば、現在育成選手ですが、ファームで打撃絶好調の中村貴浩選手をいち早く支配下選手にして起用するのも手だと思います。秋山選手が打撃好調ならば、代える必要はありません。本文の最後に書いてある通り、レギュラーを脅かす若手選手の台頭が待たれるのは確かです。活きのある若鯉よ!早く出てこい!って感じです。新井監督があさっての開幕戦で、どんなオーダーを組むのか、楽しみですね。
2023年03月29日
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WBC準決勝、決勝で見た「バックネット裏のカープおじさん」「バックネット裏のカープファン」が見たWBC侍ジャパン優勝の瞬間 2日連続「カープおじさん」とSNSで話題に3/22(水) 18:27配信RCC中国放送ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝で14年ぶりとなる悲願の優勝を決めた侍ジャパン。21日に行われた準決勝での姿から、SNSで「バックネット裏のカープファン」「バックネット裏のカープおじさん」と呼ばれ、トレンド入りした男性は、決勝でもその「ポジション」を守っていました。WBCの決勝が行われた舞台は、フロリダ州マイアミ。広島から約1万2500キロ離れたその場所で「HIROSHIMA」の文字を見つけたのは、21日に行われたメキシコ戦のテレビ中継でした。「バックネット裏のカープファン」はいったいダレなのか…? RCCは21日、マイアミに滞在中のご本人から直接、お話を聞きました。「カープおじさん」こと、香月孝史さんは、広島市で産婦人科などを経営する医療法人の理事長。ご自身も産婦人科医として出産や不妊治療の専門家です。そして50年来のカープファン。栗林良吏 投手、元カープの 鈴木誠也 選手の活躍を見ようと楽しみにしていましたが、残念ながら2人はけがで出場がかなわず…。「2人の分まで戦ってこよう」と、侍ジャパンに声援を送り続けました。そして、22日の決勝の後、2日連続となる香月さんへのインタビュー。優勝を間近で見た感動からテンション最高潮だとばかり思っていましたが、ずいぶんとお疲れの様子…。それもそのはず、香月さんが取材に応じてくれたのは、現地時間すでに午前3時すぎ。さらにほかメディアからの取材も殺到していたということで、疲労と眠気と闘いながら、それでも取材に応じてくれました。まず、バックネット裏で見た世界一決定の瞬間は、どのようなものだったのか聞いてみました。香月さん 「すばらしい試合でした。大谷選手の最後のスライダーは、えぐかった。天下一品ですね。もう言葉にできません」決勝戦でもバックネット裏で観戦。テレビに映り続けた香月さんは、SNSで「カープおじさん」とも呼ばれていることについて…。香月さん 「50年来のカープファンですからね。栗林良吏、鈴木誠也 の無念をなんとか晴らせないかと声を振り絞りました」21日の準決勝の相手、メキシコのファンは「陽気でフレンドリーだった」と振り返る香月さん。では、アメリカ代表のファンはというと…?香月さん 「絶対に勝つぞ、という思いの強さを感じました。陽気というよりは必死な感じ。アメリカの応援がすごかったので少し戸惑いました」それでも、試合後には国境を超えたスポーツの力を感じたそうです。香月さん 「終わった瞬間は全く違った。『コングラチュレーション(おめでとう)』と言われ、握手、ハグ。憎み合いなし。これがスポーツのすばらしさじゃないですか」一番印象に残ったシーンを聞くと、やはり優勝が決まった瞬間の 大谷翔平 選手だったようです。香月さん 「世界一と言われる選手でもあれだけ喜べるって、心から野球が好きで、心から本当にうれしかったんだと思います。あれを見れたのが、最高によかったです、目の前で」産婦人科医として出産という数々の奇跡に立ち合ってきた香月さん。「奇跡の立会人」は、侍ジャパン14年ぶりの世界一をしっかりと目に焼き付けて帰路につきます。なんともうらやましい経験をした香月さん。取材後は、短い睡眠をとったあと、片道約24時間かけて広島に帰るということでした。中国放送全国の野球ファンの皆さんならば、WBCの準決勝からローンデポ・パークのバックネット裏に赤いユニを着た人がひときわ目立っていました。そのユニは広島東洋カープのビジターユニでした。「あのカープファンは一体誰なのか?」と思った方も多かったと思いますが、本文にもありますが、その正体は、広島市の香月孝史さんでした。「到着するのに24時間かかりました」という香月さんが、広島からマイアミに入ったのは日本時間の19日でした。半年以上前から観戦準備をしていましたが、現地に到着した後も、より良い席を探し続けた結果、友人らの助けもあって、バックネット裏という最高のチケットを手に入れることが出来たそうです。いやあ、実にうらやましいですね。ドリヨシも時間と費用が許せば、マイアミに行きたかったですね。我々カープファン、侍ジャパンのファンを代表して現地観戦した香月さんに敬意を表したいと思います。一部SNS等では香月さんに批判的な意見が出ているらしいですが、ドリヨシはそんな事は全くないと思います。香月さんは選手たちだけでなく、スタジアムのファンの姿にも感動されたそうです。チーム分け隔てなく声援を送るメキシコやアメリカのファンの姿に、スポーツの持つ素晴らしさを実感し、「スポーツは世界を平和にする」と感じたそうです。そんな香月さんはこのWBCの準決勝、決勝で試合だけでなく、ファンの交流からでも、図り知れないほどの貴重な財産を手に入れる事が出来たのではないでしょうか。次回のWBCは2026年3月に開催予定ですが、香月さんは再びアメリカに渡るのでしょうか?
2023年03月23日
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栗林投手が戦線離脱で、カープのリリーフ陣は大丈夫か?守護神・栗林が侍ジャパン離脱で代役はオリ山崎…では広島の抑えは? 名乗りを上げるMax157km右腕・島内颯太郎3/13(月) 11:02配信Number Web昨シーズンは入団以来最小の22登板に終わった島内。今季は豊かな才能を開花させられるか photograph by JIJI PRESS 今、野球界はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)一色だ。日本中の野球熱が侍ジャパンに注がれ、3大会ぶりの世界一が期待されている。その一方、WBC終了後に幕を開けるプロ野球では、シーズンに向けた準備が静かに進んでいる。 世界一に向けた戦いの中でアクシデントはつきものなのかも知れない。西武・源田壮亮の右手小指骨折に続き、広島・栗林良吏が腰の張りで離脱すると報じられた。源田が侍ジャパンに残留する一方で、栗林はシーズンへの影響も不安視される。この先も続く侍ジャパンの戦いが、選手を派遣しているチームのシーズン開幕に影響を及ぼす可能性はゼロではないはずだ。 公式戦開幕前にピークを持って行ったコンディション面に加え、日の丸を背負う重圧の中で国際舞台を戦った精神面の反動。ある意味で燃え尽き症候群のようになり、短期間でシーズンへと切り替えるのは容易ではないだろう。準決勝に進出すれば、個人差はあれど時差ぼけの影響も無視できない。投手はWBC球からNPB公式球の感覚に再び戻す必要もある。いまこそアピールのとき それだけに、栗林を侍ジャパンに送り出した新井貴浩監督は、当初からWBC出場による影響があることを想定していた。「コンディションの面でリスクマネジメントではないですが、(調整期間を与える可能性を含めた)計算はしています」 新井監督は春季キャンプ中から負傷の有無にかかわらず、タイミングよりも万全な状態でチームに合流することを優先させる考えを明らかにしていた。就任初年度の最重要課題がさらに難しくなる形だが、WBCによる影響をある程度覚悟していたのかもしれない。 その言葉は、言い換えればブルペンの投手に向けた檄でもある。 良くも悪くもレギュラー争いがほぼ無風に終わった野手陣に対し、中継ぎ陣はまだ開幕一軍枠の争いが続く。ここまで突き抜けた投手はいない。昨季セットアッパーを務めた矢崎拓也は左内腹斜筋の筋挫傷で離脱。昨季まで経験を積んだ森浦大輔やケムナ誠はここまでアピールに欠ける。指揮官が暫定守護神候補に挙げた来日2年目のニック・ターリーも、首脳陣を安心させる投球ができているとは言えない。 侍ジャパンにチームでただ1人選出された栗林が、広島にとって絶対的存在であることは言うまでもない。まだ入団3年目の26歳。今後も広島中継ぎ陣を支えていく大黒柱だ。ただ、そんな存在がいない今だからこそ、指揮官は抑えの座を脅かす気概を持った若手の台頭を待っている。「オープン戦の中で誰が抜けていくか、楽しみたい。一番競争が激しいのはブルペンだとずっと言っている。栗林は替えの利かない選手だけど、彼に追いつき追い越すという気持ちをもって投手陣はやってほしい」 静かに闘志を燃やしていたのが、栗林と同学年の島内颯太郎だ。普段はおとなしい右腕が、今年は珍しくはっきりと熱い思いを口にしていた。「昨年は1年間ろくに投げられずに、(チームとして)勝ちパターンも1年通して決まらなかった。中継ぎをやっている以上、そこを目指してやっているが、僕は昨年ほかの人よりもチームに迷惑をかけた思いが強い。勝ちパターンが安定すれば、チームも安定した試合ができると思うので、そこを目指したい」 語気からは、空席のポジションを狙う意欲以上に、空席にした自責の念すら感じる。信頼を勝ち取るための課題 150キロを超える力強い真っすぐと落差のある縦の変化球の威力は、チームの誰もが認めるところ。球質だけを見れば、栗林にも引けを取らない。2021年には51試合に登板してセットアッパーを務めた実績もある。ただ、不安定な制球面と、精神面の弱さが課題とされてきた。 昨季も勝ちパターンの1人として開幕を迎えながら首脳陣の信頼を勝ち取るまでには至らず、二軍降格を味わうなど登板数を22試合に減らした。「前はいろんなことを考えすぎていた。今は打者を見下ろすくらいの気持ちでマウンドに上がっているので、あまりマイナス要素が出ることがない。細かいコントロールもないので、ゾーンで勝負するしかない。打たれたのは技術が足りないだけと、いい意味で割り切りができている」 心の中だけを変えようとしても簡単には変えられない。「野手は投手のしぐさひとつで雰囲気を感じる」と、今年意識的に変えたマウンド上での所作からは、心なしか自信も感じられる。 WBCで世界各国が熱戦を繰り広げる中、無念の離脱となる侍守護神の同学年右腕も静かなる戦いを続けている。(「炎の一筆入魂」前原淳 = 文)栗林投手が侍ジャパンから離脱し、代替選手としてオリックスの山崎投手が選出されました。で、栗林投手の腰の張りがどの程度なのか、とても気になるところです。もし、栗林投手が開幕に間に合わなくなった場合、カープのリリーフ陣はどうなるのでしょうか。新井監督は栗林投手がWBCに出場が決まった時点で、栗林投手に万が一があった時を考えて、代わりにリリーフ、抑えが出来るピッチャーの起用を考えていました。しかし、本文にも書いてありますが、昨季セットアッパーを務めた矢崎投手は左脇腹を痛めて離脱しましたし、森浦投手やケムナ投手はピリッとしていません。来日2年目のターリー投手も安定感に欠けます。そして、本文では島内投手を暫定守護神に挙げています。島内投手は150キロを超える威力あるストレートと、キレのある縦の変化球のコンビネーションが持ち味です。少々甘いコースにストレートを投げ込んでも、相手バッターを押し込んでファウルでカウントを稼ぐ事ができます。しかし、島内投手はコントロールが不安定なのと、何よりメンタル面の弱さがあり、良い結果を出しにくいところがあります。ドリヨシ的には、島内投手のピッチングフォームは、投げる時に左肩が上がり、右肩が下がる傾向がありますので、球が高めに抜けやすくなりやすいと思います。このフォームが修正出来れば、安定したピッチングは出来るはずです。結果が伴って来れば、どんどん自信につながっていくでしょう。オープン戦は残り10試合です。おそらく島内投手には10試合全ての試合で登板があると思います。今一度原点に立ち返り、結果を出して自信を高めて、万が一の時のための「暫定守護神」として頑張って欲しいと思います。
2023年03月13日
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2番打者に野間選手を抜てきか?【広島】新井貴浩監督「初回にバントはしませんよ」2番打者に野間峻祥の抜てき構想3/3(金) 18:41配信スポーツ報知広島・新井貴浩監督 広島の新井貴浩監督が3日、機動力を絡めた攻撃的打線の構築に向けて「2番・野間」のプランを明かした。 昨季は菊池が最多99試合で2番に座り、12球団最多の32犠打をマークした。新指揮官は、すでに初回にバントのサインは出さない方針を示している。そこで昨季まで主にリードオフマンとしての役割を担うことが多かった野間の起用の可能性に言及した。 「仮に無死一塁から(併殺崩れで)二塁アウトで野間が(一塁に)残ったときも、そこから仕掛けられる。『2番・野間』は十分、考えられる。キク(菊池)も経験があるし、いろいろ考えられる。いろいろ試していきたい」 初回無死一塁の場面で強攻策となれば、右方向への打球がセオリー。だが、野間は逆方向への打撃を持ち味とする。 「皆さんがイメージするのは、無死一塁からヒッティングで一、二塁間を破って一、三塁をつくりたいというのはあるんですけど、仮に野間が2番にいる場合でも、引っ張ろうと思わなくていいと言ってあげないと。無理やり引っ張ろうとすると、バッティングを崩しかねない。そういう配慮も必要だと思う」 2月26日のオープン戦・中日戦(北谷)で1番・秋山、2番・野間をテスト。今後のオープン戦でも同様の起用が増えそうだ。また同25日の巨人戦(那覇)では昨季と同様の1、2番コンビで先頭・野間が右前打で出塁し、無死一塁から菊池の左翼二塁打で鮮やかに先取点を奪う場面があった。 「2番のキクが打ってヨーイドンで先取点を取った。あれ、やられると結構、嫌だと思うんだよね。キクも経験あるし、いろんな可能性を考えながら、試していきたいなとは思ってる」 野間と菊池を2番候補の軸に、さらに長打力のある打者を2番に起用する攻撃的オーダーにも興味を示す。キャンプ中の練習試合では、出場機会の兼ね合いもあったものの、西川が2番に座る試合もあった。 「それ(強打の2番)も面白いと思うよね。その辺りは打撃コーチと話しながら。2番に、そういうのも面白いなと思う」 開幕まで残り約1か月。試行錯誤を重ねながら、最良の形を模索していく。報知新聞社攻撃的な打線を構想している新井監督に、2番打者に野間選手を抜てきするプランがあるようです。が、ドリヨシが思うに、2番打者はパンチ力もありながら、エンドランやバントなどの小技も確実に出来る選手でないといけないと思います。という事で、やはり菊池選手が適任ではないでしょうか。菊池選手が難しいようならば、上本選手もいいかもしれません。野間選手は打撃に関しては、昨季から打席に粘りが出てきたように思います。粘って粘って四球を選んだり、追い込まれたら逆方向を狙ってヒットを打てるようになりました。が、一方でバントなどの小技に苦手意識があるように感じます。なので、ドリヨシ的には野間選手は1番打者が適任ではないかと思います。オープン戦では秋山選手を1番に起用する事もありました。西武時代から秋山選手は1番打者でしたが、盗塁能力が今もあるのかどうか、わからない部分があります。足でプレッシャーをかける事が出来るのであれば、秋山選手を1番にするのも良いでしょうが、そうでなければクリーンアップを任せるべきだと思います。オープン戦があと14試合ありますが、ドリヨシ的には早いうちに1、2番コンビとクリーンアップは固定して欲しいと思います。
2023年03月04日
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藤井ヘッドコーチの「参謀役」が今季のカープの戦いのカギを握る!?【広島】新井監督を支える参謀・藤井ヘッドの〝野球脳の高さ〟3/1(水) 6:16配信東スポWEB新井監督(左)と参謀役の藤井ヘッド【グラゼニ球論・金村暁】新井貴浩監督(46)のもと、4年連続Bクラスからの浮上を目指す広島では、新任の藤井彰人ヘッドコーチ(46)の働きが大きなカギを握ると思っています。 藤井コーチとは1976年生まれの同級生としてだけでなく、昨年までの4年間、阪神の一軍首脳陣としても一緒にやらせてもらいました。私がブルペン担当で、彼がバッテリー部門。役職的にも〝近い〟関係だっただけに野球談議から、実際の配球面まで幾度となく、議論を交わしましたが、その度に私も勉強になったのが、彼の視野の広さや見識の深さです。 監督、コーチ会議で矢野監督が「これ、どう思う?」と、提案されたことに対しての答えがすごく洗練されていて的確。結論は私も含めた他のスタッフ、監督の合議で決めることが常でしたが、彼はいつもその時々で〝ベスト〟に近い提案してくれて、チームをいい方向に導いてくれました。 これはやはり彼が現役時代、捕手を本職にしていたことが大きいように感じます。捕手は、扇の要で守備の際は「グラウンドの監督」と呼ばれるポジション。どう守るかの指示は基本、捕手から出され、頭の回転が良くないと務まりません。視界的にも唯一、他の選手とは逆方向を向くだけに、チームを俯瞰する能力も、他のポジションを守った選手以上に養ってきたのだと思います。 こうして培った野球観はコーチとなった際、実際には試合中のベンチワークでも、大きな力を発揮します。新井監督も現役時代からそんな彼の野球脳の高さに敬意を持ち、自分の〝右腕〟として頼りにしたのではないかと感じます。 個人的な思いも含まれますが、今年の広島は、私がコーチに就任した16年の阪神の状況と似ています。金本監督もコーチ経験なしでいきなり監督に就任され、ヘッドコーチには大学時代の同級生だった矢野前監督を招聘されました。新井監督も同様、いきなり監督に就任し、気心が知れた同級生に、一蓮托生ともいえるスタッフ陣の最重要ポストを委ねました。 どちらかといえば新井監督は大胆かつ豪快で、直感を重視した猪突猛進型の性格。そこに、的確かつ冷静に判断できる藤井ヘッドがいることで、采配面を含めたベンチワークも実にバランスが取れたものなると感じてます。189センチの大柄な新指揮官を支える170センチの小柄な参謀役。凸凹コンビの2人が広島に新しい風を吹かせてくれることを期待しています。(本紙評論家)金村暁藤井ヘッドコーチは野球を広い視野で見ており、試合の流れを冷静に判断しながら、新井監督に提案していくという、参謀役としての役割をきっちりされているように感じます。藤井ヘッドコーチは阪神の現役時代、キャッチャーとして活躍していました。ちょうど昨日、ドリヨシはYou Tubeでカープが初めてクライマックスシリーズに進出した2013年のファーストシリーズで甲子園で阪神との対戦を観ていたのですが、藤井さんがキャッチャーで、ピッチャーや内外野の選手にいろいろな指示を出していました。扇の要として、藤井選手がどれだけクレバーなキャッチャーだったかがよく分かります。当時は新井選手もチームメイトで、非常に仲が良かったという事です。この2人の縁で、今季から新井さんはカープの監督に、藤井さんはカープのヘッドコーチになり、1軍のチームを引っ張っていくことになります。新井監督の熱い心と、藤井ヘッドコーチの冷静な野球観で、ちょうどいい具合に融合してチームの戦力はアップしていくと思います。野球解説者の里崎智也さんが言われていますが、セ・リーグの「台風の目」は広島東洋カープになるだろうとの事です。ヤクルトのリーグ3連覇にストップをかける事ができるか、神宮の開幕3連戦が重要になりますね。
2023年03月01日
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先発ローテーション5番手、6番手争いで遠藤投手と森投手が一歩リード!広島 開幕ローテ争い猛アピール 遠藤「結果を出し続けたい」森「やるしかない立場」2/20(月) 8:00配信デイリースポーツ 力投する遠藤(左)と森 「練習試合、DeNA1-3広島」(19日、アトムホームスタジアム宜野湾) 広島の開幕ローテ5、6番手争いがし烈だ。先発の遠藤淳志投手(23)が3回2安打無失点と好投し、森翔平投手(25)も3回無安打無失点と譲らなかった。それぞれが持ち味を発揮しアピールに成功した。 力強さが印象的だった。遠藤は威力十分の直球で打者を押し込んだ。「真っすぐをしっかり打たれたのは一度だけ」。ファウルを奪い、飛球でのアウトもあった。手応えいっぱいの29球だった。 4番手で登板した森は変化球でカウントを奪うことがテーマ。ストライクゾーンにきっちり投げ込み、優位な状況で試合を進め、22球の省エネ投球だった。左腕は「どんどんストライク勝負をしていこうと思っていた」と汗をぬぐった。 開幕ローテ6枠は順調なら大瀬良、九里、森下、床田の4人が濃厚。残り2枠を遠藤と森に加えアンダーソン、玉村らで争う。新井監督は「2軍にも状態が良い投手がいるので、どんどん競争してもらいたい。『出てこいや!』という感じ」と期待を寄せた。 遠藤は「結果を出し続けたい」と意気込み、森も「やるしかない立場。どんどんアピールしたい」と闘志を燃やした。バチバチのサバイバルレースがチーム力を底上げする。昨日のDeNAとの練習試合で、開幕ローテーション入りを目指す遠藤投手と森投手が共に好投し、ローテーション5番手、6番手入りをアピールしました。遠藤投手は先発で登板し、1回裏はわずか5球で無失点に抑え、続く2回裏も1アウト1塁からDeNA京田選手、田中選手をいずれも威力あるストレートで打ち取り、3回を投げて2安打無失点でした。ストレートにかなり手応えを感じており、相手打者を押し込んでいました。森投手は3-1とリードしての6回裏から登板しました。6回、7回、8回と3イニングをパーフェクトピッチングでした。多彩な変化球もキレており、制球も抜群でした。カープの先発ローテーションは、大瀬良投手、九里投手、森下投手、床田投手はほぼ確定だと思います。残るは2枠ですが、ここを遠藤投手、森投手、アンダーソン投手、コルニエル投手、玉村投手、そしてドラ3の益田投手、ドラ5の河野投手らも加わって、かなりし烈になっていますが、今のところ遠藤投手と森投手が一歩リードしているかなとドリヨシは思っています。練習試合、オープン戦と実戦が増えていく中で、先発候補のピッチャーが次々に登板します。もらったチャンスを是非モノにして欲しいですね。し烈な競争で、投手陣のレベルアップにつながれば、長いシーズンをしっかり戦える戦力が整うことになります。
2023年02月20日
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キャンプ1軍と2軍の振り分け悲喜こもごも。【広島好き】日南の1次キャンプが終了、一軍キャンプで沖縄に行く選手、二軍に残る選手2/16(木) 20:10配信J SPORTS広島東洋カープ日南一次キャンプが終了し、一軍メンバーは沖縄に移動しました。社会人ルーキーの3投手や高卒2年目の田村俊介が初参加となった一方で、二俣翔一や育成の木下元秀など注目を集めた若手が、残念ながら二軍降格となっています。今季最初の分岐点とも言えるメンバー振り分け、それぞれ悲喜こもごもがあったようです。まずはリーグ3連覇時の主力ながら、近年は不振が続く投打の2人から。一軍スタートの田中広輔は順調に沖縄行きを決めていますが、二軍で調整していた野村祐輔は宮崎に残ることになりました。1年目から梵英心に代わって遊撃の定位置を奪い、リーグ3連覇時には3年連続全試合出場で635試合連続フルイニング出場も記録した田中ですが、酷使を続けた右膝の手術で2019年から出場試合数が減少。昨季はプロ入り後ワーストとなる41試合出場に終わりました。契約更改では1億円以上のダウン(金額は推定)となり、小園海斗や矢野雅哉など若手の台頭で苦しい立場ですが、球団OBで名遊撃手だった高橋慶彦氏が自身のYouTubeチャンネルで「サビを落とせば復活できる」と名前を挙げています。日南キャンプでは、新井貴浩監督が元阪神で評論家の鳥谷敬氏を交えて3人で会話をするなど、ベテランの再生が期待されています。一方の野村は、1年目から防御率1.98をマークして新人王、2016年にはキャリアハイの16勝(3敗)で最多勝、最高勝率に輝き、MLB移籍した前田健太に代わるエースとしてチーム25年ぶりとなるリーグ優勝の立役者となりました。その後も先発ローテの一員として、昨季までデビュー以来の先発登板記録(202試合)を継続していますが、近年は故障もあり2021年はプロ入り後初の未勝利、昨季も2勝のみと不振が続いています。投手陣のみならず、チームでも年長に近い年齢となった今季は、昨年に続いて春季キャンプは二軍スタート。東光寺では同じく二軍の會澤翼を相手にブルペン入りするなど地道な調整を続けていました。しかし、今回の入れ替えで會澤が一軍に合流したのに対して、沖縄行きのメンバーに野村の名前はありませんでした。新監督が注目した若手2人も紅白戦で結果が出せず、二軍降格が決まりました。日南一次キャンプで期待の若手枠の代表格だった二俣は実戦が少なく、主力が本格的に始動する沖縄よりも、二軍での試合出場重視で降格となりました。木下は指揮官から「声出し要員」として注目されましたが、まだ背番号は3ケタの育成選手で沖縄行きはなりませんでした。2人に代わって、沖縄での期待の若手枠となったのが田村と持丸泰輝です。田村は昨季も春季キャンプの紅白戦で、遠藤淳志からフェンス直撃の二塁打を放って注目されましたが、今年もまた遠藤から技ありの安打を放つなど、高い打撃センスは新監督も絶賛しています。持丸は昨季途中に育成から支配下登録され、すぐに一軍昇格してスタメンマスクも任されました。今年は二軍スタートでしたが、一次キャンプで一軍だった磯村嘉孝が左ふくらはぎ痛で離脱となり、持丸にとっては開幕一軍へチャンスが訪れたと言えるでしょう。若手では、沖縄メンバーの中に投手でアドゥワ誠、野手では韮澤雄也の名前がありました。アドゥワは高卒2年目の2018年にリリーフで53試合に登板して3連覇の一員になりましたが、右肘手術など故障に苦しみ、最近3年間は一軍登板がありませんでした。今キャンプでは、右肘をやや下げたフォームに変わっていますが、持ち味の動く球でゴロを打たせる投球は健在で、新監督の目に留まりました。韮澤は高卒3年目の昨季、コロナ禍で主力が離脱したチームで待望の一軍デビューを果たし、プロ初安打もマークしました。ファームではすでに主力格で、激戦区となっている一軍の内野争いで生き残れるか、注目しましょう。文:大久保泰伸大久保泰伸1軍は明日から沖縄2次キャンプがスタートします。沖縄行きの切符を手に入れるために、特に若手選手のアピール合戦が展開されましたが、振り分けが行われました。田中広輔選手はまだまだ老け込む年齢ではありません。右膝の手術を受けてからは出場試合数が減少し、昨季は41試合の出場にとどまりました。昨年オフの契約更改では1億円を超えるダウンとなり、選手生命の中で一番苦しい時期を迎えています。しかし、今季の日南キャンプでは、右膝の状態も良く、打撃フォームでは無駄な動きをなくし、最短距離でバットが出る形に改良しました。結果が少しずつついて来ているので、沖縄キャンプも楽しみです。野村投手は2016年に16勝3敗で最多勝と最高勝率のタイトルを獲得し、25年ぶりのリーグ優勝に貢献しました。しかし、2021年は未勝利、昨季は2勝とパッとしていません。野村投手はキレで勝負するピッチャーですが、球威がないだけに、丁寧にコーナーを突くピッチングをしないと、打たれやすいのは間違いありません。ドリヨシが野村投手に関して何度も言っていますが、制球力を向上させないと、1軍で通用するかどうか微妙です。今後の奮起に期待しましょう。二俣選手は昨年秋に支配下選手登録を勝ち取り、この春のキャンプで勢いそのままに駆け上がるかと思いましたが、ドリヨシが思うにまだ二俣選手は線が細く、打撃でスイングする際に軸がブレており、バットを振るというよりはバットに振られている感じがしました。もう少し時間がかかりそうです。育成の木下選手は元気一杯で日南キャンプを過ごしましたが、元気だけでは通用しませんね。しかし、ドリヨシ的には木下選手のバットスイングはとてもシャープだと感じています。ポテンシャルはある選手なので、2軍の試合で結果を出せば、支配下選手登録即1軍もありえます。田村選手は秘めているバッティングのセンスが開花しようとしています。本文にもありますが、昨年の日南キャンプでの紅白戦で、遠藤投手から2ベースを放ち、衝撃的なデビューを果たしました。そして、この春のキャンプで、遠藤投手から右中間に技ありの2ベースを放ち、その能力を発揮しつつあります。対外試合でどれだけ結果を残すか注目です。持丸選手は昨季途中に支配下選手登録を勝ち取りました。1軍で磯村選手が左ふくらはぎを痛めて離脱したため、持丸選手に1軍帯同のチャンスがやってきました。持丸選手は打撃センスも良く、昨年のDeNAとのオープン戦で、DeNA上茶谷投手からライトスタンドへホームランを放っています。千載一遇の1軍のチャンスですから、なんとしてもモノにして欲しいですね。アドゥワ投手は昨日も書きましたが、右肘を手術して、さらに肉離れもあって投げる事すらままならない時期もありました。ここ3年間は1軍登板がありませんでしたが、昨年秋のフェニックスリーグから、アドゥワ投手らしい、動くストレートで相手打者を打ち取るという持ち味を発揮し始め、この春のキャンプでも結果を残しています。1軍登板復活の日は近いでしょう。韮澤選手は昨季、1軍がコロナ禍で主力選手が離脱した中で、代替として1軍デビューを果たしました。目立ちはしませんが、堅実な守備とシュアーなバッティングで1軍生き残りをアピールします。新井監督が言われていますが、1軍、2軍の区別なく、選手をフラットに見ています。この度はたまたまこんな振り分けになりましたが、実戦での選手の状態を見極めながら、入れ替えを活発に進めていくことでしょう。1軍は明日から沖縄キャンプです。対外試合も始まります。選手の皆さんにとっては1球、1打席も気を抜く事が許されなくなります。磯村選手が故障で離脱しましたが、選手の皆さんにはとにかくケガすることなく過ごして欲しいですね。
2023年02月16日
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あさってからの春季キャンプは1軍2軍の枠のない、激しい競争へ!「一、二軍関係なく競争してもらいます」新井新監督1年目のカープキャンプでレギュラーに生き残るのは誰か1/30(月) 11:02配信Number Web秋山は昨シーズン途中に移籍し、44試合出場で打率は.265。今季はキャンプ前から目の色を変えてシーズンに臨む photograph by JIJI PRESS 静かなる戦いが幕を開ける。個々の鍛錬に費やしてきた自主トレ期間が終わり、広島は2月1日から宮崎県日南市と山口県岩国市でキャンプインを迎える。 1月26日にはキャンプメンバーが発表された。一軍キャンプには新人3投手に巨人から移籍の戸根千明ら新戦力が参加。田村俊介や育成選手の木下元秀という若手も抜擢された。昨春キャンプも若手が多く選ばれたが、彼らの目の色は明らかに昨年とは違う。 最大の理由は監督交代にある。くすぶっていた選手や経験の浅い若手にとって、監督交代は飛躍のきっかけとなることが多い。実際、佐々岡真司前監督の1年目は、ケムナ誠や塹江敦哉ら若手投手が登板数を増やし、緒方孝市元監督の1年目には入団2年目の田中広輔が遊撃のレギュラーをつかんだ。 新井貴浩新監督の下でもきっと台頭する若手はいるだろう。秋季キャンプからメディアを通して、投手なら森翔平、野手なら二俣翔一といった名前が挙げられている。 分かりやすく世代交代を推し進める新指揮官もいる一方で、新井監督は強引に世代交代へ舵を切るようなことはしないように思われる。「名前とかではなく、一、二軍関係なく、全員フラットな目で見ていこうと思います。野手も投手も全員に期待しています」 就任会見で口にした言葉は若手へ向けたメッセージであると同時に、ベテラン選手にも向けられたものだと感じる。全員がゼロからのスタート。特に野手でレギュラーを確約されている選手はいない。各ポジションで発生する熾烈な競争 遊撃レギュラーと目される小園海斗も安泰ではないことを、新井監督はメディアを通じて発言している。「何年後かにはカープの中心になれる素晴らしいものは持っているんですけど、確定ではない。競争してもらいます」 対抗馬には守備力の高い矢野雅哉に加え、田中広輔を2年ぶりに一軍スタートさせた。 外野は昨季の成績から見ると、左翼から西川龍馬、秋山翔吾、野間峻祥の並びが基本布陣といえる。ただ、3選手全員が左打ち。編成上、右打者を入れたいと考えても不思議ではない。日米通算1517安打の秋山も、強い危機感を持っている選手の一人だ。「監督が代わるときは若い選手が出てくる可能性があるので、レギュラーで出て行く選手というのはそれをはね返していかなきゃいけないところもあるし、逆に自分がしっかりつかみにいかなきゃいけないところもあると思う。こういう切り替えの年というのは、シーズンの入りが大事だと思うので、しっかり準備します」 昨年末の契約更改後の会見で胸の内を明かしていた。西武だけでなく、特に米国では厳しい現実を目の当たりにしてきた。プロで12年生きてきた嗅覚で感じるものがあるのだろう。 34歳のオフ、秋山は自身を追い込んだ。2023年シーズンだけでなく、3年、5年先のシーズンも見据えている。「ただ目減りして終わっていきそうなので、踏ん張るというよりは、グッとアクセルを踏めるような準備を。それくらいの気持ちでやっていきたいと思います」 積み上げてきた技術や経験で若い選手の挑戦を受けるのではなく、キャリアを積んだ自分自身との戦いなのかもしれない。1月の合同自主トレのインターバル走では、年下の上本崇司、堂林翔太、野間らを常にリード。同じ本数を走り切った。監督自身の競争を勝ち抜いた経験 世代交代は周りが促すものではなく、選手個々が這い上がり、新たな時代をつくっていくものだ。経験ある選手たちが若手の高い壁となることは、たとえ世代交代とならなくてもチームの底上げにつながる。「競争なくしてチームの底上げはないと思っています。若手中心で行った秋のキャンプに、主力、レギュラークラスが加わってくるので、どういったものを見せてくれるのかという楽しみがあります」 新井監督が期待するのは、選手個々のパフォーマンスというよりも、チーム内競争における化学反応だろう。捕手に専念する坂倉将吾の挑戦を受ける會澤翼についても「黙ってないでしょうし、すごく気持ちが入っていると聞いています」と相乗効果を期待する。 新体制の初陣では新しいものに目が向くからこそ、受けて立つレギュラー組の抗う姿が注目される。 思い出してもらいたい。3連覇が始まる前年の2015年、監督交代による世代交代の波のなかで、ポジションを奪ったのが当時38歳の新井監督だった。 同年、阪神から復帰した当初はレギュラー待遇ではなかった。春季キャンプは個別メニュー、開幕しても9試合連続ベンチスタートという立場。10試合目での初先発出場も、新外国人のヘスス・グスマンの負傷離脱によって巡ってきたものだった。だが、16試合目以降は自らの手で定位置を勝ち取り、翌2016年にはリーグ優勝に貢献してセ・リーグ歴代最年長MVPまで獲得した。 35歳で今季に臨む秋山は、広島復帰1年目の新井監督よりも若い。新戦力が注目を集める春季キャンプ、自分自身と向き合い、時代の流れに抗う実績組の姿もチームの底上げにつながる大きなポイントだ。(「炎の一筆入魂」前原淳 = 文)春季キャンプまであと2日になりました。今年の春季キャンプは例年よりかなり違うものになりそうです。1軍のレギュラーポジションをめぐって選手の皆さんは必死になります。新井監督になって、監督は選手全体をフラットに見ていくとコメントしています。若手、中堅、ベテランの区別もせず、皆に競争してもらうという方針は、ドリヨシも大賛成です。チームは2016年からリーグ3連覇を成し遂げ、成熟しました。しかし、その後4年連続Bクラスに沈み、世代交代の過渡期を迎えました。この状況の中で、求められるのは若手選手の台頭です。それを促すように、1軍キャンプに社会人出身の新人3投手(益田投手、河野投手、長谷部投手)や、野手では田村選手や育成の木下選手を参加させる事になっています。若手選手のモチベーションは、例年以上に高くなっているのは間違いありません。各ポジションはし烈な競争が予想されます。キャッチャーではベテランの會澤選手を正捕手に、数人の選手が會澤選手超えに挑みます。ドリヨシ的には磯村選手に期待しています。ファーストではマクブルーム選手が一歩リードかなと思いますが、他に松山選手や堂林選手も虎視眈々と狙っています。セカンドは名手の菊池選手がいますが、菊池選手もフルに出場できないと思いますので、少ないチャンスを羽月選手や韮澤選手がどう生かすかが注目されます。サードは新外国人のデビッドソン選手に期待がかかりますが、来日1年目なので未知数な部分があります。サードは堂林選手、林選手や、支配下選手になった二俣選手と、競争はし烈です。ショートは小園選手と言われていますが、安泰ではありません。矢野選手が技術力アップで猛追していますし、カープ3連覇の立役者の田中広輔選手も再び輝きを取り戻すべく、頑張っています。ドリヨシ的には矢野選手に期待しています。外野手争いは一番し烈だと思います。本文にありますが、西川選手、秋山選手、野間選手が一歩リードしている感じですが、この3選手は左打者という事で、右打者も求められます。そんな中で注目なのが、2年目の中村健人選手と末包選手です。2人共に自主トレで打撃フォームを改良して今季に臨みます。他に宇草選手や大盛選手、2年目の田村選手や育成の木下選手にも期待です。投手では、先発ローテーションに、エース大瀬良投手、九里投手、森下投手、アンダーソン投手、コルニエル投手、遠藤投手、床田投手、玉村投手、森投手など、候補が沢山います。リリーフでは、ケムナ投手、矢崎投手、一岡投手、藤井投手、中崎投手、森浦投手、塹江投手、ターリー投手、そして新人の益田投手、河野投手、長谷部投手と、こちらも候補が沢山います。投手陣も1軍生き残りをかけて激しい競争が展開されます。この春季キャンプは、とにかく目が離せませんね。キャンプ初日からJSPORTS1で中継がありますので、我々ファンも見逃す訳にはいきませんね。
2023年01月30日
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新井新体制で4人の新任コーチに期待することは?【カープ 新井貴浩監督の“全力”所信表明】新たにチームに加わった“4名の首脳陣”。監督として、新コーチに期待すること1/3(火) 10:01配信広島アスリートマガジン新たに招聘したコーチ陣は、現役時代の新井監督と縁の深い存在も多い。「みなさんを喜ばせ、みなさんの心を真っ赤に燃えさせるようにしたいと思います」 2022年10月の監督就任会見で力強い言葉を発してから約3ヵ月が経過した。秋季キャンプでは、カープ現役時代からの盟友・石原慶幸バッテリーコーチや、実弟である新井良太二軍打撃コーチらとともに熱のこもった指導をする姿も見られた新井監督。ここでは、監督としてのビジョンを語った独占インタビューをお送りする。◆新井監督と縁の深い、4人の新任コーチたち─監督を引き受けられて、藤井彰人コーチ、石原慶幸コーチ、新井良太コーチ、福地寿樹コーチと4名のコーチを招集されました。監督就任にあたり、最初から考えられていたのでしょうか?「もちろんです。監督に就任して、まずはヘッドコーチを1番最初に決めないといけない中で、すぐに藤井となりましたね。球団に『藤井でお願いしていいですか?』というと言うと『いいですよ』と言っていただいて、彼にはすぐに声をかけました」─やはり阪神時代にご一緒されたご縁でしょうか?「そうですね。同級生ですし、キャッチャーで、すごく視野も広く、深いです。阪神で、現役時代を過ごしているときは、ビジターでもしょっちゅう食事に行って、ずっと野球の話をしていましたからね。彼の見識の広さ、深さは自分が1番良く分かっているので、そこに迷いはなかったです。藤井に頭を下げようと思いました」─秋季キャンプでは、藤井コーチと話し込んでおられる場面もありましたね。「やはり、さすがだなと思いましたね。『自分はこう思うけど、どう?』と聞くと、『自分はこうで……』と返ってきて、“そういう視点で見ているんだ”と新しい発見もありました。彼は引退してから、BCリーグ福井にコーチとして行っていますし、阪神の二軍、一軍とコーチ経験が豊富です。そういった中で、自分は指揮官としては新米ですので、コーチ業をしている経験というのは、こちらが聞いていても『ハッ』とさせられるし、発見がたくさんあって頼りになるなと思いましたね」─石原慶幸コーチに関しては、誰よりも長く時間を過ごされていると思います。「彼に関しては、オートマチックです(笑)すぐ電話して『こういう風になったから、分かるな。やるぞ』と言うと『は、はい』という感じでしたね(笑)」─秋季キャンプでは早速熱心に指導される石原コーチの姿がありました。「やはり石原は現役時代の実績、経験と申し分ないですし、現役を引退してから2年間は外から解説者という立場で野球を見ているし、そういう部分でも見識も広がったと思います。来季は坂倉(将吾)をキャッチャーに固定するので、『サク(坂倉)を頼んだぞ』とも言いました。彼に期待する部分は非常に大きいです」─そして新井良太コーチは、実の弟さんになります。同じカープのユニホームを着て指揮されるというのはいかがですか?「特に違和感はなかったですね。カープのユニホームを着ているのは、最初は違和感あったのですが、一緒のチームで携わるのは、阪神のときにやっているので、そこに関しての違和感はありませんでした。ただ、カープのユニホームを着ているというのは、『なかなか似合ってるじゃん!』というくらいに思いましたけどね。もちろん弟ではありますが、ユニホームを着ているときは“弟”という感覚はありません。秋季キャンプでは若い選手に付きっきりで遅くまでやっていましたし、彼に対する期待も大きいです。彼も引退をしてから、二軍、一軍と全ての分野でコーチをしているので、引き出しもたくさんあると思います。そして何より、彼の指導方法が、一方通行ではないので、選手のやりたいことなどをディスカッションしながら、コミュニケーションを取るスタンスがすごくいいなと思いましたね。『こうしろ、ああしろ!』ではないですからね」─福地寿樹コーチについては、やはり現役時代に足を武器とされていただけに、機動力野球の強化という面が大きいのでしょうか。「もちろんです。今年のカープは盗塁数もそうなんですが、そもそも盗塁の企図数自体が少なかったですよね。これは、“足が速い・遅い”“盗塁できる・できない”ではなく、全体的に走塁への意識を高めてほしいという思いがあります。もちろん福地さんは盗塁王を2回も獲られていて、走塁に関してはプロフェッショナルなので、その福地さんの経験を、これからの選手に伝えてほしいという思いがあり、『お願いします』と頭を下げましたね」広島アスリートマガジン編集部新井監督は今季、藤井彰人ヘッドコーチ、石原慶幸1軍バッテリーコーチ、新井良太2軍打撃コーチ、福地寿樹2軍打撃走塁コーチを招集しました。藤井ヘッドコーチは非常にクレバーな感じがします。野球を広い視野で捉えています。阪神を引退後、BCリーグ福井や阪神の2軍、1軍のコーチを経験している事から、新井監督は真っ先に藤井ヘッドコーチを起用したのだと思います。石原慶幸バッテリーコーチはカープファンならば言わずと知れた、カープのレジェンドキャッチャーです。カープの暗黒時代から、リーグ3連覇時代を知る、苦しみも喜びも味わった男です。カープは會澤選手が正捕手ですが、第2、第3のキャッチャーが確立されていません。磯村選手や石原貴規選手などの捕手をどう育てていくのかという課題が待ち受けています。石原バッテリーコーチはそれらの課題と、盗塁阻止率アップのために尽力してくれると思います。新井良太2軍打撃コーチは、新井監督の弟だから招集した訳ではないようですね。新井良太コーチの指導方法が、「ああしろ、こうしろ」的ではなく、選手から意見を聞きながら、一緒に課題に取り組む姿勢を買われての招集です。新井良太コーチも元々は広島出身ですがら、カープが好きなのは間違いありません。あこがれのカープのユニフォームに袖を通すことになり、意気に感じているのではないでしょうか。福地2軍打撃走塁コーチは、元々カープの選手でした。福地さんが招集されたと言う事は、昨季のカープの盗塁数がかなり少なく、さらに言えば盗塁の企画数自体が激減するという、機動力野球を看板としているカープとしては、まさに非常事態、緊急事態だと思います。ヤクルト時代には盗塁王を2回獲得しているので、その経験を若手選手にどんどん伝授していって欲しいですね。まさに適材適所の配置だと思います。この4人のコーチのおかげで、チームが活性化していくと思います。そして、1軍は5年ぶりのリーグ優勝と39年ぶりの日本一に導いてくれると期待しています。2軍もウエスタンリーグ優勝と、ファーム日本一に輝いて欲しいですね。
2023年01月03日
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新井監督のビジョンとは?【カープ 新井貴浩監督の“全力”所信表明】とても大きな恩があるカープ球団からの監督打診に、断る選択肢はなかった2022/12/31(土) 12:02配信広島アスリートマガジン独占インタビューに応じる新井貴浩新監督「みなさんを喜ばせ、みなさんの心を真っ赤に燃えさせるようにしたいと思います」 10月の監督就任会見で力強い言葉を発してから約2ヵ月が経過した。ドラフト、秋季キャンプを終え、新井貴浩監督への期待は日に日に高まるばかりだ。ここでは、監督としてのビジョンを語った独占インタビューをお送りする。◆自分が監督になる姿は、全く想像もしていなかった─今年まで4年間、プロ野球解説者として、活動を行ってこられました。改めて振り返ると、どんな4年間でしたか?「まずは、今まで野球解説者、評論家をメインとして活動してきたのですが、それ以外の仕事もたくさんさせてもらってすごく楽しかったですし、勉強になったし、いろんな経験が積めた4年間だったと思います。今までは小さい頃から小学校、中学、高校、大学、プロ野球と、野球しかやってこなかったので、別の世界のお仕事をさせていただいて『あ、こういう世界の仕事もあるんだ』という見識と言いますか、そういうものが広がった4年間でしたね。また、外からカープのことを見てきましたけど、解説者・評論家ですので、フラットにチームも見ないといけません。ですが、どうしてもカープファン目線な自分もいましたね。もちろん解説で評論して見る視点と、もう1つの視点としてカープファンの見方があったと思いますね」─解説する中での難しさなどはありましたか?「思ったよりなかったですね。というのは、最初に解説者という仕事が始まったときに、自分の中で決めたことがありました。まずは現場の選手をリスペクトすること。それと、正直に分かりやすく、自分の言葉で伝えるということを大切にしていました。そこだけを自分で守っていれば、思ったより苦労はしなかったと思いました」─客観的に野球を見ていて、新しい発見などはありましたか?「野球に対する考え方というのは、そこまで変わっていないのですが、やはりプロ野球選手ってすごいと改めて思いましたね。よく自分もやってたなと思いましたね」─引退後、ご家族との時間はいかがでしたか?「それも楽しかったですね。自分が現役の頃はずっと外に出ていることが多かったので子どもと過ごす時間が限られていました。引退してからは子ども中心の生活にしてあげられる喜びというのはありましたね。今までできなかったことを、この4年間は凝縮していたと思います」─この4年間、外からカープを見てこられましたが、引退されて4年間、Bクラスという結果です。この4年間のカープをどのようにご覧になられていましたか?「佐々岡(真司)さんが監督になられたときは、チームもまさに過渡期を迎えていたので、3連覇からそこを引き受けられて、プラス、コロナ禍になって……本当に大変だったと思います。それも踏まえて、まだまだできると思いましたし、楽しみな選手が多いなと思っていましたね」─解説者時代にご自身が監督になるという想像などはされていたのでしょうか?「全くしてないですよ(苦笑)。もちろんファン目線的な感じで、ファンの方と同じように、もし自分が監督になったらとか、プロ野球の楽しみ方の1つとして考えたことはありますけど、実際になるとは全く思ってないですね(笑)。監督要請のお話しをいただいたときは指導者経験ゼロの状態からですし、びっくりしましたね」─いずれは監督やコーチに……という気持ちはあったのでしょうか?「いずれは……もなかったですね。監督だけでなく、コーチもそんなに簡単な気持ちで引き受けられるものじゃないと思うんですよね。その選手の野球人生を預かるわけですから、自分の掛ける言葉1つでプラスにもマイナスにもなります。1つのチームに選手は育成を含めてみると80人くらいいます。それは大変な仕事で、労力もそうですし、重い仕事だという感じですかね」─会見のときにも質問がありましたが、球団から打診があり、決断までに時間は掛からなかったのですか?「決断というか……そもそも、選択肢が自分にはないですから、言われた時点で『はい』しかないですよね。その場で、ちょっと考えて『大変なんで、ちょっと無理です』とは言えないですしね。この話をいただいた時点で、自分は『分かりました』しかなかったと思いますね。自分はカープ球団にはとても大きな恩があるので、もちろんそれが大きな決断材料です。自分は一度カープを離れているのに、『また戻ってこい』と言っていただいて、正直そんな選手はいないと思いますし、それプラス、3連覇も経験させてもらって、すごく大きな恩があるんです。その球団から『頼む』と頼まれて『いや、無理です!』とかそんなのは言えないです」広島アスリートマガジン編集部強いカープに戻すべく、今季から広島東洋カープの1軍監督を務めることになった新井さんですが、ドリヨシ的には新井監督は大成すると思います。12球団一で求心力のある、選手から信頼される監督になるでしょう。1998年のドラフト6位でカープに入団しました。入団直後から大学(駒澤大学)の先輩の大下ヘッドコーチから朝から晩まで徹底的にしごかれました。打撃でも守備でも「下手くそ」だった新井さんでしたが、泥まみれの練習を積み重ね、一流の選手になることが出来ました。新井さん自身が「苦労人」であることから、カープの選手1人1人の事のマネジメントは十分できる人だと思います。それだけに、選手を適材適所に起用できるでしょう。今季新井監督は就任1年目ですが、大胆な采配が期待出来そうですね。好き嫌いでは選手を起用しないという、あの言葉が印象的でした。監督という仕事を務めるからには、リーグ優勝はもちろん、39年ぶりの日本一の栄冠を掴んで、NPBの最優秀監督賞、正力松太郎賞のタイトルを獲得して欲しいと思います。2月のキャンプインから各メディアは新井監督に付きっきりになるでしょうね。
2023年01月01日
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残り3試合、選手の皆さんには全力で悔いのない戦いを!最後まで分からないCS争い。5日間の調整期間、いかに試合勘を失わせないよう過ごせるか【カープOB・笘篠賢治氏のコラム】9/26(月) 17:01配信広島アスリートマガジン 3位の巨人が9月24日・25日の中日戦に敗れたことで、ますます分からなくなったCS争い。残り3試合を残すカープは、9月29日からヤクルト2連戦、10月2日に中日戦と対戦。逆転のCS進出に向けて3連勝を目指して戦うこととなる。OBの笘篠賢治氏に先週の戦いを振り返ってもらい、残り3試合に向けた調整で必要なことを語ってもらった。◆ブルペンで生きた球を見る対策も必要 3位争いは、まだまだどのチームが勝ち上がるのか分からない状況が続いています。 9月20日の中日戦は延長11回まで戦い敗れてしまいましたが、翌21日の阪神戦はチーム一丸となった戦いを見せてくれました。先発の森下暢仁が初回に2失点し、前日の嫌な流れを引きずるパターンかと思いましたが、カープ打線がすぐに逆転して、“CSを諦めない”という強い気持ちを見せてくれました。 流れ的には、先発の伊藤将司以降の投手陣がしっかりと抑えて、こつこつ追い上げ、梅野隆太郎の一発で同点に追いついただけに、阪神が取りそうなゲームではありました。 しかし、最後に阪神に痛いミスが出て、そこを逃さずに勝ちにつなげました。運がめぐっての勝ち方になりましたが、一つ勝とうとするには、足を使えないのであれば、バントという戦術も必要になってくると思います。 また、この試合は、ここぞの場面で上本崇司がよく打ってくれました。9回表、1死二塁の場面では、湯浅京己の外角のストレートに下半身が止まり、手だけで振りにいき三振してしまいました。なんとかバットに当てたいのはわかりますが、上体だけで打とうとすると良い結果は出にくいです。 なので、再び11回表に1死満塁のチャンスで回ってきたときは、少し心配していました。しかし、追い込まれてから、絶対に三振だけはしたくないという打撃で三遊間に抜ける安打を放ち、そこから連打で一挙6得点。 このまま9月23日の試合も勝ちたかったところですが、阪神もまだCSの可能性がある中で意地を見せました。そして巨人が9月24日、25日の中日戦に連敗したことで、どのチームがCSに勝ち上がるか分からなくなっています。 カープはというと9月29日の試合まで、5日間試合がない日が続きます。試合勘でいうと、1~2日くらいだったらなんともないのですが、間隔が空きすぎると特に打者は困ります。 リフレッシュして体の疲れが取れればいいと思いますが、一番大事なのは目の慣れなので、ブルペンで投手の生きた球を見るなどの対策も必要ですよね。打つ感覚というのは打撃練習で養えるのですが、生きた球の変化はマシンや打撃投手だと見れないですから。 残りはヤクルト戦2試合、中日戦1試合。どちらも今シーズン負け越しているチームです。今季のカープはガンガン振ってくるチームに対してはあまり苦にしていない反面、細かい野球をやってくるチームを苦手としていますよね。ただ、このままやられっぱなしというわけにもいかないですから、ラスト3試合をしっかりと勝って、CS進出への希望をつないでもらいたいです。広島アスリートマガジン編集部一時は読売のCS進出濃厚かと思われましたが、24日、25日に中日に連敗して、状況が一変して、広島、阪神にもCS進出のチャンスが復活しました。読売は残り2試合、広島と阪神は残り3試合しかありません。なので、1勝や1敗がかなり重くなります。日程はまず27日、28日に阪神がヤクルトと神宮で戦います。ドリヨシ的には広島が残り3試合を全勝するならば、阪神の勝敗はあまり関係ないのですが、それでも広島が残り3試合を2勝1敗で戦ってもいいように、阪神にはこの2連戦を1勝1敗で戦って欲しいと願っています。そして、29日と30日に広島がヤクルトとマツダスタジアムで戦います。当然広島には連勝して欲しいのですが、この前の神宮で阪神が1勝1敗で戦った場合は、広島はこの2連戦は最悪1勝1敗でもいいと思います。次に10月1日は読売がDeNAと横浜で戦います。ドリヨシとしては読売の敗戦を期待しています。仮に読売と広島が同率同勝利数で並んだ場合は、対戦成績で読売が勝ち越しているので、読売がCS進出となるため、とにかく読売には負けて欲しい願望があります。そして10月2日の最終戦、読売はDeNAと横浜で、阪神はヤクルトと甲子園で、広島は中日とマツダスタジアムで戦います。それも3試合共に午後2時の試合開始になります。ドリヨシとしては、読売と阪神が敗れて、広島が勝利して広島が逆転CS進出を決めてくれると期待しています。とにかく我らが広島東洋カープの選手の皆さんには、悔いの残らないよう、全力で戦い抜いて欲しいと思います。そして、来週の今頃には、カープがCS進出を決めて、究極の下剋上のストーリーが始まるようになっているといいですね。
2022年09月27日
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マクブルーム選手のバットで逆転CS進出だ!【広島】逆転CSへマクブルームがラロッカ以来の1年目20発意欲「チームが勝つ可能性上がる」9/22(木) 18:00配信日刊スポーツ2022年9月、右越え3点本塁打を放つマクブルーム 20発宣言! 広島の主砲ライアン・マクブルーム内野手(30)が、節目到達に意欲を見せた。今季描いたアーチは17本。20本まではあと3本に迫る。助っ人外国人が来日1年目で20本塁打を打てば、球団では04年ラロッカ(40本)以来18年ぶりの記録になる。今季マクブルームが本塁打を打てば16戦11勝5敗と好成績。主砲のバットが3位巨人を追う広島のシーズンを左右する。 ◇ ◇ ◇ 先週までのマクブルームは帰路に就く足取りが重かった。ところがこの1週間のそれは軽快だ。5試合連続安打。5戦で11安打2本塁打12打点と打ちまくっている。21日の阪神戦(甲子園)では2回1死満塁で右翼へ犠飛。延長11回にも中前に5試合連続となる適時打を放つなど、その勢いはとどまることを知らない。「安打につながらなくても大きなフライも出て、いい結果というか、内容的にも悪くない。犠飛も出て打点もついて、チームのためにも貢献できていると思う」。チーム最多74打点で主軸を担う助っ人は頼もしい。 本塁打数も17本まで増えてきた。これもチーム最多。視野に入るのが節目の20本だ。「20本にいけば、それだけチームに勝ちがつく可能性が上がる。もちろん目標の1つになる」。来日1年目で20本塁打となると、球団助っ人では04年ラロッカ(40本)以来18年ぶりの記録となる。ただ強調したのはチームの勝利だった。「それ(20本塁打)より大事なのは勝つこと。もし、届かなくてこのまま17本でもチームが勝てば、それでいい」。 3位巨人を追う広島。その一員である助っ人は純粋に今の激しい3位争いを満喫している。「今もプレーオフを戦っているような状況で1つも落とせない試合が続いている。シーズンも終盤でそこが野球の醍醐味(だいごみ)で楽しいところ」。1勝、1敗に一喜一憂し、順位表を見る回数が増すこの時期。マクブルームの20本到達があれば、広島の勝機は高まる。事実、今季M砲が本塁打を放った16戦は11勝5敗と好成績。負けられない戦いが続く中、鯉党の逆転CSへの望みは背番号10に注がれている。【前山慎治】マクブルーム選手がシーズン最終盤になってその実力を発揮してきました。今季1年目のマクブルーム選手は、次第に日本のピッチャーの攻めにアジャストしてきました。これまで打率.278、17本塁打、74打点の成績ですが、9月14日の阪神戦から23打数11安打2本塁打の打率.478、12打点と当たりに当たっています。本文にもありますが、来日1年目で20本塁打を打てば、球団では2004年のラロッカ選手以来18年ぶりの記録となります。ラロッカ選手とはかなり懐かしいですね。チームは残り試合1つも落とせない戦いが続きますが、マクブルーム選手はこの激しいCS争いを楽しんでいます。ここ一番でのマクブルーム選手の豪快な一発に期待したいですね。ドリヨシ的には、球団はマクブルーム選手とは来季も契約して欲しいと思います。来季はシーズンスタートからカープの主砲として活躍するはずです。あと4試合、マクブルーム選手のさらなる確変に期待しましょう!
2022年09月22日
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残り6試合は先発3本柱を投入可能なローテーションに!【広島】中日2連戦中止で必勝ローテに再編 先発を大瀬良ら3投手で回し、遠藤をブルペン待機に9/18(日) 19:08配信日刊スポーツ広島対中日 台風接近で中止が決定、グラウンドでキャッチボールをする森下(撮影・加藤孝規) 広島は台風14号の影響で18、19日の中日2連戦(マツダスタジアム)が中止となり、必勝ローテに再編した。横浜でDeNAに2連勝して本拠地に帰ってきた佐々岡監督は「しようがないことなので」と冷静に受け止めた。台風接近を前に調整したナインにとっては、ラストスパートへ向けた小休止ともいえる。振り替え試合の1つは20日に本拠地で組まれ、未発表の1試合は10月以降に入るとみられる。残り6試合は最大2連戦で、1週間最大3試合になる見込み。近年チームをけん引してきた九里、森下、大瀬良の先発3本柱を中6日以上の登板間隔で起用できる日程となった。指揮官は明言こそ避けたものの「そういう計画はできる」と示唆した。 先発を3投手で回すことで、中継ぎ経験のある遠藤をブルペン待機させられるメリットもある。チームは最近8試合は先発陣に勝ち星が付いていない中で、4勝4敗。早めの継投と中継ぎ陣の踏ん張りが勝利を呼んでいる。19年に6ホールドを記録した遠藤が加われば、中継ぎの厚みが増し、起用の幅も広がる。日程上、フル回転させられる。今季も5月1日の中日戦で救援登板した右腕は「次に向けてしっかり調整できれば。いつ(登板するか)言われてもいいように、しっかり準備できればいい」と役割を問わずにチームへの献身を誓う。 残り6試合中、5試合が勝率5割6分3厘の本拠地というのも追い風だ。先発3本柱を中心に地元ファンの応援を受けながら、逆転でのCS進出へ希望をつないでいく。【前原淳】 ○…守護神栗林が残り全6試合の登板も視野にブルペン待機する。台風接近による試合中止の余波で日程が再編成され、1試合は未定ながら3連戦になる可能性は低く、全登板へ「もちろん」と気合十分。CS進出を懸けて「どうしても巨人、阪神の結果が気になる時期だが、自分たちのやることは変わらない。自分たちが勝てば、他が勝とうが負けようが、変わらない」と平常心も忘れなかった。今日明日の中止は、カープにとっては追い風となりそうです。今日明日が中止になり、残り6試合の日程は、20日にマツダスタジアムで中日戦、21日に甲子園で阪神戦、23日にマツダスタジアムで阪神戦、29日と30日にマツダスタジアムでヤクルト戦、そして10月上旬にマツダスタジアムで中日戦となります。日程間隔が空くので、先発3本柱の九里投手、森下投手、大瀬良投手でローテーションを回す事が可能です。また、これまで先発ローテーションに入っていた遠藤投手や玉村投手をブルペン待機させる事が出来るのも強みですね。さらに残り6試合でビジターの試合は21日の甲子園の阪神戦だけで、あとの5試合はマツダスタジアムで行われるため、ホームアドバンテージがあります。打線も好調で、つながりがしっかり出来ています。ある程度の得点は期待出来るので、残り6試合を全勝する可能性も十分あると思います。なんとしても逆転CSを勝ち取って、下剋上のストーリーを作りたいですね。
2022年09月18日
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