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2023/03/24舞い上がれ、たかしくん短歌スランプとりあえず実家。庭仕事。まだ気温低いので種は撒かないが、米ぬかやバーク堆肥などで土作りをしてる段階。相生座ロキシーヴィム・ヴェンダース監督「アメリカの友人」(1977)観る。超大好きな作品。やっぱりもの凄かった。最高!これをロキシー1のでかいスクリーンで観る贅沢!今回ここでこれを初めて観る長野の若者たちが超羨ましい。おれが若い頃にはこーゆーことは無理だった。だから、若い子たちにはたくさん観てほしいと思う。タイトルの赤い字やオレンジ色の車を観るだけでうれしくなる。ヴェンダース的でロビー・ミュラー的色彩。それにしてもロビー・ミュラーの仕事の凄いこと✨アメリカの友人 【デジタルニューマスター版】 [DVD]やばいかっこいい映画。ニコラス・レイとサミュエル・フラーの圧倒的存在感…ダニエル・シュミットの出演もうれしい。おれはこれを初めて観た頃はニックスムービーも観てなかったし、ニックの作品も「理由なき反抗」しか観てよかった…だから当時はニックとかが出てきても おおーっ!とか思わなかったんだよね。サミュエル・フラーはゴダール作品のオマージュ的出演と違ってがっつり役者として出てる。ものすごい迫力だ。デニス・ホッパー凄すぎ。そして鬼気迫るアクション👍電車の狭さを生かしたアクションシーンはホントに見事だと思う。言うまでもないが、ブルーノ・ガンツ最高。ユルゲン・クニーパーの音楽、超かっこいい!しびれる。おれはこの音楽を偏愛していて、くり返し聴いてた。昼はパスタ食う。玉ねぎ、冷凍エビ、庭のイタパセ👍
2023/04/29
2023/03/23その3ロキシー戻ってついに3本目。昼メシ、簡単にクロワッサンサンドヴィム・ヴェンダース監督「さすらい」(1976)これまた超久々。はじめて観たのは留学よりずっと前のこと。スクリーンで観るのはそのとき以来。けっこう細いところまで覚えていた。やっぱりドイツのものは留学後に観ると、ずっとおもしろい。そりゃそうか。もう一度観られてよかった。しかも長野で!初めて観たときは、これが即興的にまさにさすらいながらほとんどロードムービーのように撮られたことは知らないで観ていた。今のおれはそのことを知っているし、ヴェンダースのドキュメンタリー作品をいろいろ観ていて(東京画、ピナ、ニックスムーヴィー、都市とモード、ブエナエナビスタ 愛のめぐりあい)今はこれはなんとゆーか、一種ドキュメンタリー的なところのあるヴェンダース独特の作品でもあるってことをわかって楽しめてる。そこが昔と大きく違う。でもこれは、ちゃんとフィクションなんだけれど、初めて観たときはおれはそこに戸惑って、うまくノれなかったように思う。当時はドキュメンタリーもほとんど観ていなかったし...でも今のおれはヴェンダースの優れたドキュメンタリー作家としての資質とその業績をよく知ってる。そーゆーヴェンダースの特性を意識して今は観ることができる。彼はヘルツォークやダニエル・シュミット、クリス・マルケルといった作家たちと似たような資質を持っている作家なののだとゆーことを。そうやって観るとこの作品の約3時間とゆー長さやまったりした緩い語り方も心地よく思えてくる。劇映画の作り方や時間感覚とはちょっと違う。おれはヴェンダースの三部作では圧倒的にアリスが好きだけど、今回観てこの作品の良さもよくわかった。これが三部作の集大成的作品とされてるのも今回ようやく納得した。それにしてもロビー・ミュラーのモノクロ撮影の素晴らしいこと!リマスター👍田舎の映画館にフィル厶を届けて回って、映写機のメンテをして、場合によっては映写技師もするとゆーのが主人公の仕事。この設定がまずめっちゃグッとくる。田舎の映画館の映写室の風情や映写機の感じとかたまらん。ニュー・シネマ・パラダイスもいい雰囲気だけど、この作品はまた違った感じで素敵だ。映画館が経営のためにポルノを上映するようになったりとか、時代を感じさせるね。70年代ってことだよなあ。それにしても"lichtspielってホントに素敵なドイツ語だー(*´ω`*) "kino"よりずっと美しいと思う。野糞やちんこに「ぼかし」がないのはよかった。 円→フィルムロール、ハンドル、レコード盤、タイヤ… ライン…ニーベルンゲン…様々な映画的引用も楽しい。ヴェンダースはアメリカ映画への憧れも強いけれど、この作品はすごくドイツ的だうーん。やっぱり3本ハシゴは疲れるねえ。夕メシ、挽肉カレー
2023/04/28
2023/03/23その2千石移動して映画2本目。今日は一階のスクリーンなので安心だった。庵野秀明監督「シン仮面ライダー」(2023)観るホントは今日観なくてもよかったが、どうしても早く観たくて…賛否両論いろいろで賑やか。大変結構なこと。無反応の1000倍良い。おれはとても楽しんで観た。おもろかった。思いはよく伝わってきた。もし続編あるなら楽しみ。シンの3作だと、おれはゴジラ→ライダ→ウルトラマンかな。ライダーはゴジラよりは思うところやモヤモヤが多く、ウルトラマンよりはだいぶ楽しめた(庵野監督の思いがよりダイレクトに出てるから)。おれはライダーど真ん中世代だし、石ノ森先生の原作マンガも大好き世代的にやっぱりラストなんか燃えたよね🔥うおーっと拳を突き上げたい感じ✊。原作オマージュも嬉しいKとかJがよかったよね。おれはロボット刑事Kやキカイダーは大好きなので、KとJの登場はうれしかった。ライダーのヘルメットもサイクロン号もかっこいいし、怪人(オーグ)たちのデザインも👍。怪人の造型に関して言えばBLACKSUNよりもずっとよかった。ただし長澤まさみちゃんのサソリオーグは残念だった。BLACKSUNの吉田羊さんと同様。やっぱり深きょんのドロンジョ的な方向がいいと思うんだけどなあ。サソリのマスクはなんだかむくんで見えて残念。もっと長澤まさみちゃんの素晴しい肢体と美貌を生かしてほしかった。それでもっと思い切りエンタテインメントして欲しかった…。西野七瀬ちゃんのハチオーグはかっこよかったな。あのコスチュームはカッコよくて秀逸👍。西野七瀬ちゃん素晴らし。ただしあのキルビルっぽいアクションはいまいち。ジェッディデデンは良き。池松壮亮さん圧巻庵野監督的本郷猛おれはこの作品のスコーンと抜けた感じに明るい柄本佑さんがとても好きだった。屈託の塊のような本郷に対して屈託のない一文字ってのが良い。ショッカーの下っ端がもっと大勢いて、もっとわちゃわちゃしてれたらよかったな。残酷描写、意外とおとなしくて拍子抜け石ノ森先生の方に寄せるなら、もっと政治的であるべきではないか。やや左寄りに反権力な方が石ノ森先生的じゃないのかな。わからんけど、そんなイメージだよね。このライダーはあまり逡巡なく迷いもなく公安に協力して完全に国家の手先みたいなっていてちょいモヤモヤした。おれはそこがいちばんひっかかる。BLACK SUNほどじゃなくてもいいけど、政治性はもっとあるべきじゃないか。ゴジラはそーゆーところがよかったんだよな。その扱いのバランスもよかったし…ウルトラマンは政治性あまり要らんと思うからあれでいいんだと思うけど、やっぱりライダーには必要な気がする…もし公安に協力することになっても、せめてもっと軋轢があった方が…。お互いずるく利用しあって、基本的には信頼関係がないってかんじの方が…浜辺美波ちゃん綺麗でかわいかったな〜❤️ちょっと現実離れしてる多くの人が言う通りそのままアニメのヒロインだ。お着替えの場面よかったな。ところがぎっちょん!とか独特の台詞の混入はおれは好き。いい感じのアクセントになって楽しい。チョウオーグはがんがんバイクに乗ってほしかった。ライダーなんだからさ。チェイスとかあればよかったのに。バイク置いてあるだけなのはなんだか妙な感じ。インテリアなのかサイクロン号静かにちゃんとついてくるところがかわいい。そそくさとロキシーに戻るなんとなんと、まだ続く
2023/04/27
2023/03/22OFFついにネトフリで「恋慕」を見はじめてしまった。#1〜#3見るおれは韓国ドラマは見てるけど、時代劇を見るのは初めて。いままでおれは韓国の時代劇を観てしまうと完全に「沼」にハマってしまうと思って観ないようにしてきたが、パク・ウンビンちゃんの主演作をどうしても見たくてついに見はじめてしまった。おれ、沼にハマるの?うーん…王室で双子が産まれてしまったことから始まる物語。双子は男女双子。王室は世継ぎの男子だけが欲しいから女は不要。そもそも女と一緒に生まれた世継ぎなどとゆーことが既にしてあり得ないことなのだ。だから双子の女子の方は消えてもらうしかないとゆーことになる。しかし母はそうはいかない。女子の赤ん坊をひそかに外に逃がす。成長した女の子は使用人といて王宮に戻ってくる。そこには自分にそっくりな世子がいた…。これを見た世子は自分にそっくりな使用人と入れ替わってお忍びで外に出たりする。第一話はなかなかハードなところもありながら、コメディタッチで子役たちのかわいらしさも生かされ、楽しめた。パク・ウンビンちゃんは最初はまだ出てこなくて、子役たちのドラマ化として進行するが、それでもとてもおもしろかった。この二人を助け、困惑するてて側近のボクトンが超素晴しいい&かわいい大人(ホン内官)になると↓のようになるちゃんとそのままなのが👍で、2話以降でウンビンちゃん登場。男装が素敵だ。韓服がよく似合う。韓服かっこいいなー。ウンビンちゃんは事情あって世孫そのものとして生きることになってしまう。矢がかすって髪がバサっと落ちる場面がホントに美しくてかっこいい。ウンビンちゃん華奢で小柄だけど演技力で堂々した感じに見せてしまう。すごいなー。でも時々見せるフェミニンなところがすごく魅力的だ。魅惑的な二律背反。昔、軽くロマンスな感じになったジウンが王宮に戻ってきてお互い意識せざるを得ない状況になる。どきどきな感じ♥。いやあ、こーゆー複雑な因縁を描かせると韓国ドラマはホントに上手いなあと思う。王宮の権謀術策渦巻く中で展開されるロマンスってことか。昼、ふきのとうのせてアマトリチャーナ。うまーパンチェッタは自家製。ひたすら週末のじゅんび
2023/04/24
2023/03/23その1今日は映画3本ハシゴ敢行。ひょえ~。本当はこーゆーことやりたくないけど、上映期間のことがあったりしてやむを得ず^^;1本目相生座ロキシーマッティ・ゲショネック監督「ヒトラーのための虐殺会議」(2022)観る。観てよかった。刺激的。原題は「ヴァンゼー会議(Die Wannseekonferenz)」例によって邦題のセンスのないこと…(-_-;)おれはシンプルに「ヴァンゼー会議」で十分とおれは思う。極めてお役所的な会議で、とんでも極悪非道なことがごくふつーに話し合われていることが怖い。このギャップがすごい。もちろん平時の会議とは全然違うだろうが、これにはさすがに唖然とさせられる。ドイツ的合理性で徹底的に話し合われる「最終解決」圧巻の会議映画。恐ろしい作品だドイツで使われる in ordnungとゆー言葉を思ったりさせられた…おれだってよく使ってたくらいごくふつーの日常語。考えさせられる…こーゆー会議の中でも省庁などの縄張り争いを忘れないのがめっちゃお役所的だ。軍人と役人との対立も。この会議にはヒトラーは出席していない。不在のヒトラーの圧倒的存在感。まさにこれがドイツを中心にヨーロッパ全体を覆っていた時代。ヨーロッパ中が命がけでヒトラーに忖度していた…当時は収容所がどこも満杯で「うちはもう限界。受け入れられない」みたいに収容所同士で収容者の押し付けあいみたいになっていた。それがアウシュヴィッツやテレジエンシュタットにつながり、銃殺はきりがないので毒殺に切り替え、それならガス室。とゆー流れがこれを観ると寒気がするほどすごくよくわかる。鉄道からガス室・焼却炉まで行程は恐ろしいほど合理的なシステムだ。銃殺したり死体の処理をするドイツ兵たちの精神的負担について細かく話し合われるのに、ユダヤ人生命についてはもちろん全く考慮されない。むー。ユダヤ人の熟練工は残して欲しいみたいな提案も出たりするが、あまり熱は入らず議論は深まらない。この作品のアイヒマンは超優秀な役人として描かれてる。たぶん間違いなくその通りだったんだろう。ハイドリヒも然り。それが怖い
2023/04/22
2023/03/21舞いあがれ空飛ぶ車。高杉真宙くんいい感じ会場入り。設営。リハーサル立ち会い。リハから既に演奏が素晴らしくて楽しませてもらいました。昼メシ、例によって味噌漬けおにぎりバレエ・リュスチクルス02本番満席でしたご来場いただいた皆さんありがとうございました。ピアノは青木かおりさんと山岸香織さんWかおりさん✨フォーレのパヴァーヌとリムスキーコルサコフのシェエラザード演奏めっちゃ素晴らしかった。シェエラザードの終盤白熱しましたねえ。レクチャーは音楽よりもバレエのことが主体なので、戸惑った方もいたかも。だって「バレエ・リュス」のチクルスだから、どうしたってバレエの話になるよ。おれは音楽側の人は演奏側も聴き手側もドビュッシー、ラヴェル、ストラヴィンスキー、サティなどなどを享受しているわりに、バレエリュスはもちろんバレエ全般についてよく知らない人が多いことを問題だと思ってるので、今回は敢えて音楽よりバレエを多めに語ってる。今回は「パキータ」や「ジゼル」についても関連事項として語って曲もちょっと聴いてもらった。「ジゼル」についてはおれはちょっと話し足りなかったな...。本当はハイネの方向からも もう少し話したかった。ジゼルはブルグミュラーが書いたペサンテの場面の曲を弾いてもらった。「ラス・メニナス(フォーレ・パヴァーヌ)」についても同様。ベラスケスのこと、スペインのこと、スペインのダンスとしてのパヴァーヌのことなどなど...本当はもう少し語りたかった...こーゆー関連事項の多彩さがバレエリュスの魅力でもあるんだよな。今日はなんとか2台のwebカメラで配信できた。前回どうしても接続できなくてカメラ2台は断念したのだでも今回はギリギリだった。あまりにギリギリすぎてやばいメモリ8GBじゃ配信は危ないんだよな。((;゚Д゚)最低16GBって言われてるのにね(-_-;)設営時の接続の不安定さがストレスだ。助っ人スタッフ・たもんにいつも迷惑かけちゃう...ノートPCのスペックの問題。次回以降、もっと安定させる予定。配信はMacのノートだと思い切ったことするのは厳しい。Windowsのノートにしてメモリ増設を考えてる。終演後トークの配信。トークは短時間だしマイク1、webカメラ1とシンプルなので、Macのノートでも余裕があるようだ。ピアノの演奏はwebカメラ1とマイク1でいいんだけど、例えば歌曲とか他の楽器とのソナタみたいなことになると、マイク2本、カメラ2台つなぎたいから、ピアノ1台の時からそうやって配信して慣れておきたいのだ。今年は歌曲とかはないけれどマイムが入るので、カメラ2台は必須。助っ人スタッフたちの存在ありがたや若い子たちに手伝っててもらわないととてもじゃないけど維持できない。彼らの助言も本当にありがたい。万大で夕めし。家内はちゃんぽんうどんおれは酒があるから炭水化物不要。から揚げ単品。美味い!もつ煮
2023/04/22
2023/03/20終日地味にレクチャーの準備とスコアの勉強。笠井潔、白井聡「日本劣化論」 読超久々の笠井潔さん。「ヴァンパイヤー戦争」以来か。小説以外のご著書に触れるのは初めてなので興味深く読む。日本劣化論 (ちくま新書) [ 笠井潔夜枠の芸術館へ明日本番聴けないので、管弦の本番前日練習を聴く。運命、よくやってた〜。すごい小編成だけどけっこうちゃんと鳴っていてびっくり。ずいぶん良くなった。がんばったんだね。なかなかしっかりしたBeethovenのサウンドアンサンブルも意外としっかりしていて良き。練習初期の貧弱でヨレヨレなサウンド&混乱したアンサンブルを思い出す。あれに比べたらもう完全に別オケ(゚∀゚)アンコールのちゃい子、学指揮くん良くなってた👏協奏曲、春さん素晴らし。曲が美しすぎて難しすぎて…めっちゃ苦戦した。これはほんとに苦しんだな〜。モーツァルトの恐ろしさ!クオリティは大いに難アリだが、これが現時点での彼らの精いっぱい。練習初期の頃はホントに途方に暮れた。でもみんなめちゃがんばって最後ぐんと良くなった。おれはこの「精いっぱい」をお客様に聴いて頂くことができて彼らは幸せだなと思う。ここまでのプロセスを彼らと一緒に過せてよかった。一緒に苦しみながらおれも大いに勉強させてもらった。感謝。モーツァルトの恐ろしいほどの美しい世界…この異常に澄み切った境地。春さん生徒たちをうまく引っ張ってくれてさすが!ホルベルク組曲。いいサウンドだ。本当によくここまで弾けるようになったな、と思う。ものすごい伸び率。難しいソロもみんな素敵だった👏。今回ホルベルクはすいづ先生の指揮(顧問として最後の)超特別なのだ。なんともいえない気分で聴いた。この曲で先生のお手伝いができてよかったです。やっぱり先生の存在は大きかったなとつくづく思う。おれも長い間ホントにお世話になりました。最初呼んで頂いた頃はおれもまだ全然身体が駄目駄目な時期で仕事も生活も試行錯誤中・大混乱中。いろいろ気遣って頂いたし、生徒たちと練習することでおれも元気をもらえた。管弦に行くことは喜びだった。先生と一緒に仕事できてとても楽しかった。先生が他の学校に移られるので、おれも今後 管弦に関われるかどうか全くわからなくなった。おれにとってもこれが区切りになるかも…と思うと感慨深かったです。ホルベルクなんて素晴らしい曲!夕メシ、肉。
2023/04/21
2023/03/19だいぶ近くに来てくれるようになった昼前義弟に送ってもらって仙台駅。みどりの窓口、仙台もなかなかの混雑。コロナ前に戻りつつあるなあとゆー実感あり。新幹線もけっこう混んでいて、外人さんも多い。車中で昼めし牛肉ど真ん中。久々帰宅この度はコロナ禍で行けなかった仙台にやっと行けてよかった。コロナで動きにくい上に、おれは職業柄コロナ中でも不特定多数の人の前に出ること多かったから、ちょっと慎重にならざるをえなかった...。やっぱり仙台の実家にコロナ持ち込みたくないし。みなさん元気で安心しました。録画しておいた「必殺仕掛け人」#33最終回「仕掛人掟に挑戦!」見る。三隅研次監督回。おもろい。
2023/04/21
2023/18雨の仙台午前義弟に送ってもらって一番町花座初めて。((o(´∀`)o))階段がやばい怖い。昇りは手すりあるのでまだいいが、下りはめっちゃ怖い。その点で身障者のおれには超ハードル高い寄席だでも何とか昇ってしまえば、サイズ感も雰囲気も良くておれは階段以外はとても好きだ。マイクなしで声が隅々まで通る近さなのがいい。吉好さんと桜子さんのナマ声がホントに心地よかった。午前は家内と「吉好の落語会in花座」〜真打への道〜を拝聴春風亭吉好さん真打昇進おめでとうございますゲスト神田桜子さん客入りいまいちで客としては なかなかの緊張感だったが、でもとても楽しめた。「笑い屋」的な感じの方がいらっしゃってよかった。こーゆーときはホントに助かる。我々も声出して笑いやすくなるので…吉好さんはがっつり古典おれは吉好さんはネットでは知ってて、ナマの高座は今回初めてネットではツンデレ指南や桜子さん遊七さんの昇進のトークの動画で拝見していた)。今回の会に参加できてよかったっす。なお、おれはお師匠さんの柳好師匠の高座は浅草でナマで聴いてます。たしか宮戸川だったと思う。時うどん反対俥替わり目時うどん、生で聞くのは初。うどんもなかなかおもろい。「いま何時だい?」これは上方の噺家さんでも聞いてみたいな…。上方発祥らしいし。ここの高座で、反対俥やるとけっこうドキドキする(^_^;)危ないんじゃないかと思って…スリリング。替わり目初めて聞く噺。おもろい。吉好さんは時うどんのうどん屋を登場させたりして楽しい。これはよくあるやり方なのかな手ぬぐいゲットできてよかった桜子さんは新作「ピクサーを創った男」これ良かったあ。超楽しめました。おれはこれめっちゃ好きだわー。某国の有名ネズミとかもでちゃったりして最高(^_^;)。勉強にもなるし、ピクサーの作品を無性に見たくなる。家内は昼に離脱して義父のお供で仙台フィルのブルックナーを聴きにいった(とてもよかったそうな)。昼めしゴーゴーカレーチキンカツカレーおれは午後も花座「ヨシコサクラコin 花座」会場戻ると桜子さんが太鼓叩いてた。かっこいい〜👏こーゆーところが見られる可能性あるのも花座の楽しいところかもしれない。午前よりは人多くてほっとした。午後はオール新作なのに午前より人多いのはおもしろいね。天候のせい?新作好きな人が多いの?スズキ 吉好雅、魔法少女になる 桜子光の画家 桜子AIの影 吉好もっとヲタク全開になってアニメの知識とか必要になると、おれみたいな初老のおじさんはついていけないので心配してたが、意外とそうでもなくて十分楽しめた吉好さんの「スズキ」は寿限無的。おもろい桜子さんの魔法少女🧹よかった👍。サリーちゃん アッコちゃんはもちろん サマンサまで出てくる楽しい。 神田マシュマロ(笑)松磨呂さんの花座の慶安太平記連続読みいいなあ。仙台のみなさんがうらやましい桜子さんの「光の画家」がまたとても素晴らしかった。絵を見たくなる。おれはこのお話もとても好きだな…ひとりでバスで実家に帰ってみるバスに乗ってみたかったのだ意外とかんたんだった家族で夕メシ。魚うまい飲み過ぎに気をつけながら吉次うまい夕メシのあとは毎日介護がんばっくれている義弟とゆっくり話せた。アニメや映画のこともたくさん話してくれた。介護のことはわかりみ深すぎて身につまされる。うまく気分転換しながら自分大切にやって欲しいと願う。加齢は濃淡やスピードの差ははあっても、ただひたすら前進するだけだから。残酷。おれも加齢で弱ってゆく自分の親を見てきた。義弟と話しながらその頃のことを思い出す。思わず親を叱りつけてしまったり、きついこと言ってしまったりしたときのあのなんともいえない罪悪感……
2023/04/20
2023/03/17数年ぶりに仙台へ。まず大宮で途中下車して浅草橋。家内はシモジマ本店でお買い物。おれはシモジマ興味ないのでコメダでぼんやり待機浅草橋やっぱりおもろいなー。スマイルタイランドでランチ牛肉煮込みラーメンカオカームーうまかったー。肉のハナマサで買い物。このお店いいなー!気に入った。またここで買い物したいレトロな喫茶店で一休み。家内はホットレモネード。、おれはふつーに珈琲。居心地いいわー。ここでランチもいいかもな。上野センタービル地下でちょい買い物して大宮。東北新幹線に乗り換えて仙台。何年かぶりな仙台バスで実家コロナ禍ぶりだから約三年ぶりか。本当に久々だ。義父も義母もやっぱりそれなりに老いたけれどもそれでもよく食べるし飲むし、楽しく会話も弾む。何よりだ。コロナ禍無事乗り越えて元気でいてくれて感謝です。義弟はシン仮面ライダーの先行上映で不在。にゃんこも元気。ずっとひとりでニャーニャーお話ししてる。相変わらず警戒心強くて触らせてくれないが、少し近くに来てくれるようにはなった。ちょい進歩か。(ΦωΦ)ワイン飲み過ぎて義弟にあいさつもできず轟沈。失礼しました。どうやって寝たのかまったく記憶なし。
2023/04/18
2013/03/16午前ひたすらチクルスの準備。シェエラザード。スティーヴン・スピルバーグ監督「フェイブルマンズ」(2023)観る。めっちゃおもしろかった&感動。あまりに良すぎていろいろありすぎてきりがない…ちゃんと書ききれないからここはとりとめなく、断片的に雑感的に…スピルバーグって超・理系のお父さんと超・芸術家肌のお母さんの血を本当にうまく受け継いでいるんだなあ…と。「映画」ってのはそもそもそーゆーものだし…ジュラシックパークもプライベートライアンも理系アタマと芸術アタマが異常に高度に融合してないとできない。例えばコッポラなんかは地獄の黙示録で自らも作品の狂気そのものになったようにのたうち回った。結果として異様で壮大な失敗作になったわけだが、スピルバーグに受け継がれたお父さんの理系で技術者的に合理性を重んじる血は彼を絶対にコッポラみたいにはさせない。例えばノルマンディー上陸作戦のあの凄まじいシーンはご両親の血があってこそなんだろうなあとか…もう、観ている間も観終わってからもホントにいろんなこと考えた。いや、まだあれこれ考え続けてる。もちろんユダヤの優秀な血の影響も多いにあるだろう。お母さんがお父さんの親友に思いを寄せる、それをスピルバーグは自分が撮ったファミリーの記録映像で確信することになる。映像って本当に怖い。ここらへんの描写がとてつもなく素晴らしかったな。サスペンスフルでミステリアス。圧巻。クラスのいじめっ子もスピルバーグのパーティ用映画を觀て激しく動揺していたが、やっぱり映像にはそーゆー力があるんだよね。スピルバーグは初期衝動をそのまま保持し続けているのが凄い。簡単に言えば少年のような大人とゆーことなんだろうが、これはもうそんな簡単な段階じゃないね。通常ではできないレベルでそれを保持して、ピュアな状態のまま高め続けてる。異常だ。しかも、そこを保持したまま成熟しているのだ。子供時代から青年期までの映画作りの描写にはわくわくさせられっぱなしだった。問答無用の物作りの楽しさ!映画もそうだし、オーケストラもそうだけど、やはり一人ではできないことだから、人数の多いチームをまとめてゆく力ってのが重用なのは言うまでもないが、スピルバーグにはそれがあった。スピルバーグの学習障害やアスペのことについて触れられていなかったのはちょっと残念な気がした。彼を語る上で重用な要素だと思うんだけどなあ。これはピアノの映画でもあった。ベートーヴェンのop2-1などなどが印象的に使われる。音が素晴らしかった。爪が鍵盤に当たる音とか本当に見事だ…バッハBWV974の二楽章もグッときた。ほかにモーツァルト、クレメンティ…作品のチョイスが素晴らしい。ジョンウイリアムスのオリジナルの音楽もこーゆーピアノの作品のトーンに沿った感覚のしっとりと素朴な音楽で素晴らしかった、染みた。ユダヤ人差別の問題。彼も大変だったんだなあ…デヴィッド・リンチよかった(^_^;)きりがないなとにかくいい映画だった…。観て良かった。新玉ねぎのパスタ。作る奥田シェフのやり方。めっちゃうまい✨夕メシチキンソテー作る柔らかくできてうれしや
2023/04/17
2023/03/15城定秀夫監督「銀平町シネマブルース」(2023)観る。超最高だった!めちゃおもしろくて、そして感動的。この作品を「相生座ロキシー」で観られて本当に幸せだ。「銀平スカラ座(川越スカラ座)」ってロキシーとちょっと似た雰囲気あるなあ。街の古い映画館。どこかに映画の妖精が潜んでいそうな…川越スカラ座いつか行ってみたい。役者さん みんな素晴らしかったけど、やっぱり映画館そのものがものすごい存在感。ほぼ主役。多くの人たちの思い・感情・時間で出来上がっている夢と幻想の空間、観客、映画館のスタッフ、古今東西の多くの映画作品とそのスタッフとキャスト。傑作だったり駄作だったり多種多様な作品たち。人生。時の流れ。生と死。AsTimeGoesByこの作品もいまおか監督らしく、生と死が緩やかに優しく入り交じる。おれはいまおか監督のこの感覚に弱くて、いつも泣けてしまう。平井亜門さんの「神田川のふたり」もそうだった…公開を待ち焦がれていた作品!何しろ城定監督がいまおかしんじ監督の脚本で撮るのだからおれにとってはもう夢のような作品。そりゃ楽しみに決まってるさ((o(´∀`)o))小出恵介さん素敵だったな。これはご自身のこともオーバーラップして思いも深かっただろうな。やっぱりいい役者さんだー。また映画やドラマでいい演技を見せてほしいと思う。映画館の支配人(吹越満さん)はじめスタッフたち(藤原さくらさん、日高七海さん、渡辺裕之さん)が絶妙だったな〜。常連の面々(宇野祥平さん、中島歩さん、木口健太さん…etc.)宇野さん例によって最高。おれはあの中学生がツボだった。おれは高校時代からどっぷり映画にハマるようになった。おれはあんなに利発で素直ではなかったが、ちょっと小生意気なとことか…似たような感じだっただろうと思う(-_-;)それにしても城定監督作品の中島歩さんがどんどんすごくなっていく件。一体どこまでいくのか。いや、この際どこまでもいって欲しいけど…🖕のカッパの着ぐるみのシーンは大爆笑だった。キモハラ課長、出世してキモハラ社長になっててうれしかった💐。ゾンビ化でキモさも倍増(^_^;)麻木貴仁さん✨そうそう、レオーネの久保和明さんも出てくるとそれだけでうれしい人。映写室のシーンいいな。渡辺裕之さんシブい(合掌)小出さんとの廊下のダンスも良き。平井亜門さんにやられた。泣けた~。超素晴らしい。小野莉奈ちゃんもよかった〜。亜門さんは城定監督といまおか監督と3人で松本の舞台挨拶に来てくれたことがあって(アルプススタンドとれいこいるか)、おれはそのときのお三方の雰囲気を思い出しながら観てた。あれ、すごくいい雰囲気だった…。小野莉奈ちゃんはあのときは会場にいなかったけど、動画でメッセージを送ってくれたっけ…この作品の小野莉奈ちゃんもとてもよかった。これは亜門さんと莉奈ちゃんが若い助監督と新人映画監督で出ているのがいいんだよなー。ヒールな浅田美代子さんよかった。生活保護を食い物にしてる連中の親玉。ホームレスに生活保護を受給させて、二束三文で獲得した酷いアパートの部屋に住まわせる。そして家賃としてどんどん生活保護からどんじゃかピンハネしてゆくスタイル。うーん。微妙だけど、これはギリギリ合法なのかな。それにしてもひどいなー(^_^;)実家庭仕事帰宅して夕メシ牡蠣、イカ、実家の越冬小松菜などのペンネ。うめー。小松菜甘い!
2023/04/15
2023/03/14舞いあがれ、ばんば脳梗塞で倒れる。むむー(-_-;)ネトフリの「シスターズ」#10〜#12 これで完走。めっちゃおもろかった。これはももかが薦めてくれたから観たのだ。なかなかヘビーな社会派ミステリー。よくできてるわー。イネとヒョリンが最後までちゃんと仲良しでよかった。終盤に向かってのインギョの活躍が素晴らしかった。めっちゃいい記者じゃん。そしてどんどん美しさを増していった。とてもアル中だったとは思えない大活躍。ナム・ジヒョン、最高👍。インジュが乗り込んでいくとこ、殴り込みな感じでかっこよかった~。キム・ゴウンすげえ。ドイルやっぱりいい奴だな。守るとか曖昧に言ってないで、好きなら好きってインジュに言って欲しかった…。でも、こーゆーのが、かっこいいんだよな✨サンアどんどん妖艶さを増して凄かった💋。オム・ジウォン超素敵だな〜。コン・ミンジョン「海街チャチャチャ」でめっちゃいい子だったのにこのドラマではヒール役をやってて迫力あった(^_^;)ベトナム戦争が背景になっていて、その扱いでちょっと問題になったりしたようだ。台詞に問題があったらしいが、こーゆーのはホントにデリケートだ…。このドラマはベトナム戦争から帰還した韓国兵たちが結成した秘密グループとベトナム産の青い蘭が重用なモチーフになってるがベトナム戦争そのものがテーマではない。ただ、お金が重用なテーマなので、この作品はそのルーツをベトナム戦争特需に置いてる。朝鮮戦争特需で儲けた日本と同じように…戦争絡みの商売ってやっぱり深い闇があるんだよな…そういえば「サイコだけど大丈夫」でもベトナム戦争で心の傷を負った元軍人のおっちゃんが出てきたな。ベトナム戦争は敵味方に関わらずとんでもない傷を残してる…法廷のどんでん返し(*_*)。実家。庭仕事。土作り昼、クリームパスタ作る自家製パンチェッタしめじ玉ねぎ実家の小松菜野菜で嵩増ししてるので麺は少なめ。最近は麺100gなんてめったに食わない夕メシ桂花酒楼でチャーハンエビチリなど
2023/04/13
2023/03/13その2引き続き相生座ロキシーヴィム・ヴェンダース監督「まわり道」(1975)観る【中古】 まわり道/ヴィム・ヴェンダース,ペーター・ハントケ,ゲーテ,ユルゲン・クニーバー,リュディガー・フォーグラー,ハンナ・シグラ,ナスターシャ・キンスキー 【中古】afbこれはほんとに超久しぶりの再会。名古屋で、留学前にスクリーンで観て以来。都会のアリスもこれも、前よりも何倍もおもしろかった。ペーター・ハントケ版「ウィルヘルムマイスターの修行時代」昔はゲーテの原作も読んでなかったしドイツ語も知らなかったし…そりゃ今の方がおもしろいに決まってるスランプの青年小説家が旅に出て道中いろんな人物と出会い道連れになって…、とゆーロードムービー。ナスターシャ・キンスキーのミニヨンはかなりゲーテの原作に忠実だ。喋らないし、大道芸人だし…ナスターシャはこのとき13歳だから年齢的にもゲーテに忠実。おれはナスターシャのミニヨンを知って以来、ミニヨンのイメージはナスターシャになってしまっている。ナスターシャを見出してミニヨンに抜擢したヴェンダース凄すぎ。この作品のナスターシャはやばいくらい魅力的。テレーゼ(この作品ではテレサ)がハンナ・シグラってのはまあ順当な感じか…。ラエルテスを元ナチスの将校って設定にしてるのがすごいなー。ハンス・クリスティアン・ブレッヒ最高。リューディガー・フォーグラーがけっこうちゃんとウィルヘルム感があってすばらし。ハンナシグラとペーター・カーンが出てると、なんとなくファスビンダーやダニエル・シュミットの感じが作品内に流れ込んでいるみたいだ。この作品のペーター・カーンはホントに出色だと思う。彼にはどこか19世紀的な風情があるんだよな。これこそまさに詩人!原作は教養小説・ビルドゥングスロマンの古典なわけだが、この作品のヴィルヘルムは際立った成長を見せるわけではない。それなりに内的成長はあるだろうけれど、結局のところモラトリアム。まあ仕方ないから、やっていきましょうかとゆー感じかな…現代を舞台にするとどうしたってそうなっちゃうだろう。でもゲーテの原作だって、実はそれほど劇的な成長をとげるわけでもない。青年ってのはいつの時代でもそんなものかもしれない。ただ、現代はより複雑で病的でモラトリアムだとゆーこと。冷戦期で東西分裂で、ナチスの時代からそれほど時間が経過していなかった1970.年代後の西ドイツは尚更だっただろう。これを観ると「ゴールキーパーの不安」もう一度観たくなる。ハントケ節。昼メシ野菜パスタ。麺70g夕メシ、普通のおうちカレーコラールに没頭。偶然そうなってる現状。「必殺仕掛人」#24「士農工商大仕掛け」録画で観る。深作欣二監督回。軽快で楽しい回。野川由美子さん中心。野川さん超最高。
2023/04/13
2023/03/13その1舞いあがれ、赤ちゃん産まれた相生座ロキシーヴィム・ヴェンダース監督「都会のアリス,」(1974)大好きな映画!DVDもちろん持ってる。スクリーンで観るのは超久々。それにしてもアリス(イェラ・ロットレンダーちやん)と長野の映画館で再会できるとは思わなんだ。いやあ、いい時代になったものだ。今回はヴェンダースの主要作を長野で一気に観ることができる。ぜひこの機会に大きなスクリーンでヴェンダースの凄い作品群を楽しんでほしい。長野の若者たちはホントに幸せだなあ。長野の映画の状況はほとんど大都市の映画の状況と変わらない。本当にありがたいことだ。そして、アリス!やっぱり素晴らしかった!改めて感激。最高に素敵なロードムービー母親に置いてけぼりにされた女児と、成り行きで仕方なく女児を連れて母親探しの旅をすることになるジャーナリストの男の物語。イェラ・ロットレンダーのアリスはもちろん嘘みたいにかわいくて可憐だが、時としてわがままでこまっしゃくれていて、実年齢以上に見えるときもある。場合によっては男の娘のようでもあり、男の愛人とゆーかパートナー風にも見えたり、男の頼りになるバディみたいだったりもする。やっぱり女の子は同世代の男子より精神的に大人で、心のある部分はもう「女」なのだなあ。パリテキサスのハンターとアリスはとてもよく似てるんだけど、でもそこんところが違うんだなあ。リマスターされたモノクロ映像の美しいこと!ロビー・ミュラー素晴らしい。【中古】 都会のアリス/リュディガー・フォーグラー,イェラ・ロットレンダー,ヴィム・ヴェンダース(監督、脚本),イルミン・シュミット(音楽) 【中古】afbおれはヴッパータールのシークエンスが好きだな。「PINA」もそうだけど、ヴェンダースの撮る工業都市ヴッパータールはめっちゃ魅力的だ。おれはヴッパータールはあまり好きな街ではないけれど、いや正直に言うとちょっと嫌いかも。でも、ヴェンダースが撮るヴッパータールはなかなかいい感じなんだよな…リューディガー・ブォーグラーは「さすらい」も「まわり道」もいいんだけど、おれはやっぱり都会のアリスの彼が最高だと思う。まわり道に続く
2023/04/11
2023/03/12「シスターズ」#8 #9この辺は比較的楽しく気楽に観られるところも多いが、ものすごい急展開もあって起伏激しい。イネとヒョリンのバディのちょこちょこしたアドベンチャーな感じがかわいい。ヒョリンいい子だわー。こーゆー家庭でもちゃんといい子に育ってえらい!シンガポールの超高級ホテル(蘭の花のホテル!)であまりのことに目を丸くするインジュがかわいい。ファンタジー的。M.I.Pうーん。サンア、やっぱりヤバいなぁー。こわいよー。「5分でできるよね💋」ってすげえ((( ;゚Д゚)))危ないところで現れるドイル👍味方なのか敵なのかいまいち判然としないところがまたかっこいいよなあ。それでもインジュとめっちゃ接近した感あり。
2023/04/09
2023/03/12午前ぐったり過ごす宮川博至監督「とべない風船」(2023)監督舞台挨拶回観るとてもよかった。観てよかった。おれは宮川監督の前作「テロルンとルンルン」を松本で観ている。あの日は城定監督の「アルプススタンドのはしの方」といまおか監督の「れいこいるか」が中心の日で、アルプススタンドの関連で小野莉奈ちゃん主演の「テロルン」の上映もあったのだ。おれはアルプススタンドの小野莉奈ちゃんが超素敵だなと思ってたし、岡山天音くんも前から注目していたので、三本立てはしんどいががんばってテロルンも観たのだった。今思うとこれは観てよかったなと思う。けっこう心に残ってる作品だ。この作品は豪雨災害の被災地の島で妻子を亡くした悲しみとトラウマで自分の中に閉じこもってしまっている男(東出昌大さん)と鬱になって教員をやめてしまった女(三浦透子さん)が出会い、少しずつきっかけをつかんていく物語。言葉数が少ない二人の距離の縮め方が不器用かつ繊細でとても良かった。これを乗り越えようとする男には東出さんご自身の状況もそのまま重ね合わせることができるのでその点はスリリングでもある。監督の前作テロルンはひきこもりの男の子(岡山天音さん)と聴覚障害の女の子(小野莉奈ちゃん)の物語だ。つまり風船もテロルンもトラウマやいじめ鬱や障害などによって世間との関わりに困難を来たして孤立している男女の物語なのだ。風船にはデクとゆー自閉症的な男も出てくるし、この作品はタイトルそのまんまだが、風船がモチーフとして印象的に使われている。テロルンでは壊れて修理される玩具がうまく使われていた。メタファーとしてはちょっとわかりやすすぎるほどベタなモチーフだが、詩的だしおれは好きだな。上映後舞台挨拶。有意義。おれは基本的にこーゆーところで手を上げて質問したりしないのだが、この日はすぐ出なきゃいけなくてサインの列に並べないので、珍しく質問した。ホントはサインもらいなが監督にらちらっと質問すればいい程度のことだったんだけど…どうしても聞いておきたかったのだ。(終盤出てくるサルのおもちゃはテロルンのと同じものなのかとゆー質問)「ドライブ・マイ・カー」「そばかす」と三浦透子さんの作品の公開が続いていて、おれはうれしい。おれは透子さんの演技が好きなので…東出昌大さん良かった。寡黙だが、痛切な思いがよく伝わってくる名演。近年の東出さんはBLUE/ブルーもよかったし、ホントに充実してるなと思う。浅田美代子さん最高。こんな女将がいる飲み屋が近所にあったら絶対通うでしょ。小林薫さんシブい。凄い。美しい島!素敵だ。なにかあったとき、医療体制が貧弱なのは心配だけど…自然に恵まれたところは無医村みたいなところがけっこう多い。こーゆーことがなんとかなるといいんだけどな…難しい。昼、春キャベツサバ缶パスタ夕メシキーマカレーつくるWBCvsオーストラリア快勝
2023/04/08
2023/03/11「シスターズ」#6、#7青いラン、かなりヤバそうだけど綺麗だ。ヤバいから綺麗なのかも 当初はミステリな感じだったが、ここにきてスリラーな感じ強まってちょっと怖い雰囲気になってきた。ベトナム戦争や枯葉剤とかが絡んでくるとは…大叔母の関わりも見えてきた。こーゆー感じで「縁」が複雑に濃密に絡み合ってくる作りはザ・韓国ドラマだなーヒョリンめちゃかわいいなーチョンチェウン。彼女は彼女なりになかなか大変そうだ。金はありすぎても無さすぎても難しい。ヒョリンに寄り添うイネ。優しいなー。いい子だー。この二人の間には貧富の差だけでなく、様々な問題があるが、それを越えた友情が育ってるのが良い。いい感じの二人だ。イネはヒョリンの家の財力を利用していたし、ヒョリンもイネの才能を利用した。そーゆー関係の中から心のやり取りが生まれ友情に変わっていくのが素敵だと思う。パク・ジフン素晴らしい。インジュ、絵が下手でかわいい。インギョンかっこいい。インギョンのナム・ジヒョン って杉田かおるさんとか小島慶子さんっぽい感じあるよね?ない?キムゴウン、黒いキャップが似合う。かっこいいなー東北…黙祷…WBCvsチェコ快勝チェコ礼儀正しい素敵なチームいい感じだった。
2023/04/06
2023/03/03/10その2「伴奏者」から引き続きトラウムライゼクロード・ミレール監督「勾留」(1981)観る。ロミー・シュナイダー、リノ・ヴァンチュラと豪華なキャストだが、ほとんど警察署の中で終始する「取り調べ映画」無味乾燥な警察署だけなので取り調べの場面の多いテレビの刑事ドラマみたいになりそうだ。実際そーゆー感じのところもあるんだけど、ところがこの作品はブリュノ・ニュイッテンがカメラを担当していて、そうならないのだ。むしろあまりにも美しいその映像に陶然としてしまうところがほとんどだ。殺風景な取り調べ室の照明は無粋極まりないザ・お役所的蛍光灯、追求する事件も少女連続殺人事件だったりしてこれまたぐったりするほどの殺伐さ。だけど、まずは窓の外が魔術的に凄いのだ。異常な美しさ。しかもそれが繊細に刻々と変化してゆく…。圧巻!シブく貫録なリノ・ヴァンチュラと容疑者との息詰まる攻防が行われているのにあまりに窓の外が凄くてそっちに気を取られてしまったりする(^_^;)数少ない外のシーンやイメージショットも素晴らしいが、圧巻なのは容疑者の妻を演じるロミー・シュナイダーのシーン!彼女は署内の応接室での対話になので、照明は白熱電球の間接照明にして凝ることができる。そのロミー・シュナイダーの奇跡的な美しさ!彼女が登場する場面はマジで鳥肌が立った。これは出色のロミー・シュナイダーだと思う。圧倒的なライティングとカメラ。カメラのとんでもない芸術性とのギャップがすごいのだ。からの昼めし日晶亭支店で焼きそば大盛やっぱりこれだよ、これ!最高!珍しくスルッと座れた管弦の指導連チャンで酷い疲れだがこれでめっちゃ癒やされた!夕メシチキンソテーとゆーか照り焼き柔らかく仕上がってうれしや旨いWBCvs韓国13-4快勝ヽ(`▽´)/
2023/04/05
2023/03/03/10その1めっちゃ付かれてるが、元気だして上田トラウムライゼクロード・ミレール監督「伴奏者」(1992)観る。クロード・ミレール特集3本目。いやあ素晴らしかった!圧巻の視線劇これはがんばって観てよかった。監督の手腕にとにかく驚嘆させられる。ヴィシー政権の頃のフランスが舞台(この時代設定が絶妙)。有名ソプラノ歌手イレーヌのピアノ伴奏者になった女の子ソフィの物語。彼女はスターのイレーヌに憧れながらも、イレーヌといる時はどんなに見事に弾いても誰からも注目してもらえず、実生活でもイレーヌのほとんどお世話係のようになっていて、徐々にイレーヌに愛憎半ばする感情を抱くようになる。イレーヌの夫シャルルはヴィシー側・親ドイツな立場で商売をうまくやっている。だから豪華な生活もできて、妻イレーヌも自由に演奏活動ができているが(演奏会場にはナチの軍人がズラッと並ぶ)、夫は内心自分の親独的立場に忸怩たる思いを持っていて、リスクをおかしてドゴールの自由フランスのあるロンドンへ渡る。イレーヌには以前からレジスタンスの恋人がいて、ロンドンに渡ると夫の目を盗んで恋人と会うようになる。この夫婦の側でその様子をじっと見守るソフィ。この夫婦はヴィシー時代のフランスそのものを体現しているような存在なので、これを見守ることは時代を観察しているのとほぼ同義だ。それが時代以上にまず男女の愛の困難の物語になっていて、女の子の自我の目覚めの物語でもある。外見はメロドラマなんだけど、時代・愛・自我の目覚め、音楽…といった感じで繊細で見事な多重構造になってるところが凄い。それにしてもこの時代の複雑さにはため息が出る。そして人間も複雑だ。なまいきシャルロットでも音楽の扱いが素晴らしかったが、この作品はそれ以上に素晴らしかった。選曲も凄いし、演奏シーンもひたすら素晴らしい。ロマーヌ・ボーランジェ最高。お父さんのリシャール・ボーランジェとの共演も見物。引き続き「勾留」へ
2023/04/04
2023/03/09「シスターズ」#4,#5見るめっちゃ込み入ってきてる。これ回収してくの大変そう。イネ、心臓悪いの可哀想…パクジフン👍キムゴウン圧倒的魅力。ドイル二枚目だし、危ういところで助けに来てくれたりとかいいんだけど、闇深い感じ。大叔母の存在もなんだかよくわからん。リスクをおかさないと金は得られないってのはその通りかも。このドラマは骨子の部分はシンプルだが、周囲にかなり謎が多い。特にサンア。演じるオム・ジウォンが美しい。昼ボロネーゼ風パスタ。具が多いパスタの時は麺を60-70グラムにする。前は100以下だと足りなかったが今は慣れてきて足りるようになっててきた。ふきのとうをイタリアンパセリのような感じで使う。長野高校管弦いちばんやばいMozart中心。ほとんど教えてない3をがんばる。できる限り手は入れてきたつもり。素晴らしすぎる音楽。やっぱり難しいね。リラックスしていい音を出す練習。おれは必死でやって、めっちゃ疲れてしまった。おれはリラックスどころじゃなかったアンコールの学生指揮くんよくがんばってるね✨死ぬほど疲れる夕メシ、ヘムルタン WBC中国戦、8-1大谷すごすぎヌートバー良い👍
2023/04/03
2023/03/08午前、エブエブダン・クワン、 ダニエル・シャイナート監督「エプリシング・エブリウェア・オール・アットワンス」(2023)こーゆー作品が長野のシネコンでふつーにやっててアカデミー賞とか言ってるのがまずびっくりだ。これってそーゆーのじゃないよねもしかしたらありえたかもしれない自分…。マルチバースの自分の経験がバトルに役立ってるのが良い。それもまた意外とスペシャルじゃない普通のことが。料理の技術とかそんな感じのことおれも実際にちょいマルチバース的感覚で生きてるのでグッとくるところが多かった。中途障害者ってのはだいたいそーゆー感覚が強いと思うけど…。健常な自分と障害のある自分とゆーマルチバース的感覚があるのだ。障害を得なかったかもしれない自分とその未来…いきなり突然障害を得たからそれまでの、健常な自分も引きずっている。逆に障害があるからこそできたこと、出会えたこと、学んだこと、感じられたこと…。とゆー上に今の自分がいるのだ...とゆー感覚。意外と多元的なんだよな。そんなに偉そうなことでもないが。結婚や離婚、転校とか転職なんかも同じだと思うが、障害は「いきなり」だからけっこうきつめなのだ。と、まあ、そんな感じで…いろいろ思うことはあれども、エブエブだ略すのあまりすきじゃないけど、この作品はさすがにタイトル長すぎなのでこれでよいのかも。カンフーバトルよかったな⤴鉄板焼やウエストポーチは最高だった。爆笑&痛快指ソーセージ(笑)。おれはベーグルよりソーセージの方が気に入ってる。この作品の「これでいいのだ」感は、めちゃ素敵だと思う。優しい。でも全体的にガチャついていて下品で詰め込み過ぎでうるさくて、監督のそーゆー感性になかなかなじめなくて参った。でもだんだん慣れてきて場合によっては猛烈に感動したりもした。わくわくするところも多いし、感動もするけど、全体におれにはフィットしなかったかも…長女よかったなー。ちょい渡辺直美入ってる?ミシェル・ヨーよかった。旦那役のキーホイクァンが超すばらしい。この二人のカンフー👏指の間を紙で切るのってやだ〜。そのくらいやらないとジャンブできないってことなんだろうけどさ〜税務署がジャンプのきっかけになるのがおもろい。そのくらい税務署ってのが良くもわるくも重要なところだってことかな。ジェイミー・リー・カーティス超最高✨昼、鮨仁でランチちらし長野高校管弦ホルベルク中心彼らとホルベルクやるのはこの日が最後(泣)。彼らがこんなに弾けるようになるとは思わなかったな...。みんなよく頑張った。彼らと一緒にこれを積み重ねてくるのがほんとに楽しかった。驚異的な伸び率だったと思う。コロナ禍ではホントにこの曲に縁があった。思い出深い曲になったな…。夕メシ、焼きそば。太麺うまい。
2023/04/03
2023/03/07その2引き続きトラウムライゼクロード・ミレール監督「なまいきシャルロット」(1985)久々に観る。とてもよかった。美しい作品。こんなに美しかったかな…。昔観たときよりずっとよかった【バーゲンセール】【送料無料】【中古】DVD▼なまいきシャルロット【字幕】▽レンタル落ちシャルロット・ゲーンズブールの素晴らしいこと!ラ・ブームのちょっとあとの作品。フランスの思春期女子の物語であるのは同じだが、ソフィーマルソーの方がアイドルとして健康的だし王道。シャルロットはものすごくかわいいんだけどやっぱりゲーンズブールとジェーン・バーキンの娘だけにひとひねりある。もちろんミレール監督とピノトー監督の違いも大きいだろうが、それもシャルロットの個性から来る影響も大きかろう。でも成長すると健康的で王道なソフィーの方がほとんど無意味にバンバン脱ぎまくってセクシー女優化し、公私共にズラウスキーのヒロインになったりとかして強烈に大胆になっていくのがおもしろい。シャルロットもラース・フォン・トリアーの強烈な作品に出たりしてるけどそれはそうだよね、とゆーかまあ特に驚きはなかった。ソフィーの方がスタートが王道だった分「ぐれちゃった感」強かったな〜…。でも、このなまいきシャルロットは、久しぶりに観てみるとおれの記憶よりもはるかにアイドル映画的に王道で素直な作りだった(^_^;)しかもお洒落で楽しかった。でもこの作品のシャルロットの思春期特有のこじらせ感・焦燥感はやっぱりちょっとすごいなと思う。ラ・ブームからはちょっと出てこない感覚。(でもおれはラ・ブーム大好きだけどさ)ルルが超かわいい✨。あのメガネかわいい。継母のベルナデット・ラフォンが絶妙に良い。ジャン・クロード・ブリアリが出てるのが👍クラシックが重用な作品で、演奏シーンも多い。フランス映画だけどドイツ系のものばかりだ…。でもこの選曲のセンスは素晴らしい。ベートーヴェンのピアノ協奏曲3番、メンデルスゾーンのピアノ協奏曲2番、モーツァルトのピアノ協奏曲11番昼メシ、中村屋で肉うどん中村屋さん相変わらず混んでたが、ちょうどカウンター少し空いて即座れたラッキー夕メシ麻婆豆腐
2023/04/01
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