森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2014.01.12
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カテゴリ: 森田番外編
2015年1月以降、相続税法の改正により相続税納付者が増加する。

仮に父親が死亡して妻と子供一人の場合、遺産が4200万以上あれば相続税の
対象者である。妻と子供二人の場合は4800万以上で対象となる。
現預金ばかりでなく、家や土地の不動産、骨とう品などの財産も対象になるのだから、
知りませんでしたでは済まない。税務調査が厳しくなるだろう。

ちなみに父親が1億円残して死亡。妻と子供二人の場合、相続税は630万となる。
大変な金額だ。隠せば重加算税などの追徴課税が待っている。

それ以外にも遺産を巡っての親子、兄弟姉妹の醜い相続争いが発生する可能性が高い。
あちこちでトラブルが発生している。
それだけ不労所得を巡って欲深い人が多いのだろう。

子供は親の遺産がないと悠々自適な生活は保障されないと堂々と述べている人もいる。
親は自分が努力して貯めた資産を、使い道が分からないまま遺産として残した。
それを引き継いだ子供たちがさらに、後世に同じように残していける保証は何もない。
また相続が発生するたびに税金で持っていかれるから、いずれ遺産は消えてなくなるだろう。

私は神経質な人は、細かいことがよく気が付くすぐれた特徴を持っている。
これを生かして、遺産が多い少ないにかかわらず、遺言を書いておくべきだと思う。
子供たちが醜い争いを繰り返さないように、前もって準備をしておくことである。

私の義理の父親は、遺言を残していた。長男と娘二人だったが、嫁に行った娘たちには
いくらかの預金を、後は家を継ぐ長男と介護の面倒を見てくれた嫁に残すと記載されていた。
娘たちはもう少しもらいたいという気持ちがあったようだが、故人の遺言が優先される。

私は母が亡くなった時、わずかな遺産を妹と等分に分けた。妹は喜んだが、私は後で
しまったと思った。
家を継いだ子供は、家の維持、固定資産税、近所の付き合い、親の親せき関係の冠婚
葬祭費用はすべて自分持ちである。その金額が馬鹿にならないのである。

親せきの葬式があると10万はかかる。さらに49日、1周忌、3周忌の法事に
それぞれ3万はかかる。
結婚式の参列も最低10万はかかるのである。妹に頼ることはできない。
今思うと2対1ぐらいにして交渉すべきだったと思っている。
後の祭りである。皆さんの今後の参考になれば幸いです。





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Last updated  2014.01.12 10:51:15
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