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↓一日一回ポチリと応援よろしくお願いします。↓ご無沙汰しております。な、なんと約1か月も更新していなかった…。トルコ南東部は既に秋の雰囲気でしょうが、私は夏真っ盛り(?)の様相が漂うエジプトにおります。今回はまずレバノンに入り、その後エジプトに。それぞれ約1週間の滞在です。レバノンでは12年前に自分が住んでいたエリアにも行ってきました。この電気配線を見てください。12年前とほとんど変わらないけど、多少ひどくなっております。これだけ見てもレバノンがいかにカオスかお分かりになるかと思います。最近では政府から支給される電気は1日に2時間ほど。最近のレバノンではソーラーパネルを使う家も増えているのだそう。これで生活の快適度はかなり上がります。とはいえ、日が沈むと洗濯機、オーブン、アイロンなど電気を食うものは一切使えません。ソーラーパネルを設置していない家 (とりわけ経済的な理由で設置できない家) は、以前と同じように発電機を使っていますが、発電機のキャパシティには限度がある上に使うと値段が高いので、政府からの電気が切れたらとにかく電気をなるべく使いません。冷蔵庫など最低限のものだけつないでいます。そんな薄暗い中でのレバノン生活、最後に泊まった友達の家にパソコンの電源ケーブルを忘れてくるという失態を犯しました‼ 電気が来たら充電しようとプラグを差し込んでいて、部屋が暗かったのでそのまま忘れてくるという…。エジプトに着いたら気づきました…。それでエジプト滞在の初日は電源ケーブルを買うためにカイロの市内をうろつく羽目に。幸いすぐに見つかりましたので、良かったです。エジプトでは、現地の旅行会社数社とのミーティング。新しい会社との取引を始めました。アラブとの商談はかなりスムーズに行く…ように思えます。なんせアラブは口は立ちますから。でもそれで安心はできません。行動が伴わないことも多々あり。口ほどではないこともすっごく多いのです。ですから現地でしっかりコントロールする必要があります。それからエジプトにいらしてくださったお客様にお会いしてご挨拶。ご挨拶だけのつもりが、ギザの観光にまで付いて行くことになりました。↑ギザのピラミッドとスフィンクス。仕事をしつつ、エジプトに住む友達とも会いながら…毎日かなり充実していました‼↓こちらは猛烈な暑さの中訪れたメンフィスにあるラムセス2世の巨象。メンフィスはエジプト最初の首都だった場所です。というわけで、またきちんと記事を書いていきたいのですが、そういいながら最近は全然書けていませんね…。想定外のことがよく起きるので、なかなか生活をコントロールしきれていません。今回トルコに帰ったら、生活のルーティーンをしっかり確立したいと思います。エジプトにはまた近々戻ってくる予定です。今回は時間の関係であきらめざるを得なかったクルーズ船の視察のため。エジプト観光は今ブームだとか。エジプト、いいですよ! またこのブログ上でもエジプト情報をたくさん扱いたいと思います。取り急ぎ、元気にしていますというご報告でした♡コロナ後は中東へお越しくださいね。 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村↓さっと羽織れるゆったりめのカーディガン↓ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2023.09.11
応援のポチリをお願いいたします。にほんブログ村タイトルの通り、ワクチンを接種していなくてもイスラエルへの入国が可能になります。3月1日からの措置だそうです。イスラエルの新聞にはこんなタイトルの記事が:「Israel to open to unvaccinated tourists starting March 1」(https://www.timesofisrael.com/israel-to-open-its-skies-to-unvaccinated-tourists-starting-march-1/)。ただしイスラエル国籍を持たないツーリストに関しては、イスラエル入国前と入国時のPCR検査で陰性であることが必要になります。うむ…イスラエルで陽性が確認されたら…やっぱり怖いな。とはいえ、こんな風に規制が解除されるのは非常に歓迎すべきことかと思います。イスラエルでは感染者数がかなり減ってきているようで、これはオミクロンの勢いが弱まってきた証拠だといわれています。↓こちらのサイトからお借りした情報です。確かに激減といっていいほど目に見えて減っていますね。トルコはまだまだ…とはいえ、減少傾向にはあるようです。現在の一日当たりの感染者は日本とほぼ同じ。もう少しすれば落ち着いてくるのかもしれません。いずれにしても、イスラエルからのこのニュースを歓迎したいと思います。~*~*~*~*~~*~*~*~*~**~*~*~*日本未上陸の高品質のアレッポ石鹸を現地から直送していますご関心のある方はお問い合わせくださいね。~*~*~*~*~~*~*~*~*~**~*~*~*コロナ後は中東へお越しくださいね。 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ↓今むっちゃ欲しいもの(笑)アララト山登りに持ち込みたい‼↓携帯トイレ 大便もOK 「万能トイレくん」 5個組楽天で購入ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/ 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000
2022.02.21
最近、ちょっと調子に乗って甘いものを食べていました。トルコの甘いお菓子をちょっと試してみようと思ったことは以前のブログに書いた通り。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201704250000/せやけど、ですねぇ。もともと甘いものが好きではない私…ついに甘いものに対するアレルギー反応?? やたらと塩気のあるものが食べたくなり始めました。あ、これいつもの事…。日本にいるときは、甘いものを食べると、その直後に胃が納豆を欲したり…(笑)。お菓子の代わりに納豆を頬張っているほうが幸せな私。そんな私が調子に乗って甘いものを食べていたわけですから…、今の気持ちは「あ~、納豆が食べたい!」それに、ちょうど日本を離れて約1年経つので (というか、まだ10か月ですが)…、納豆が恋しくなり始めました。でもトルコに納豆はない。今日は泣く泣くポテトサラダを作って、頬張っています。なんでポテトサラダ? と思われる方がいるかもしれませんが、単に家にジャガイモがあったことと、たまたますでに茹でていたこと、そしてもう寝る頃になって手間のかかる料理がしたくなかったこと…などなどからですね、ポテトサラダが一番お手軽だったのです。そして、エジプトで食べたコシャリなぞを思い出して…「コシャリが食べたーーい」などと思ったり。納豆やらポテトサラダやらコシャリやら…一貫性がありませんが、つまるところは甘いものはもうイヤ‼ という体の拒否反応でしょうね。そんなわけで今日はエジプト国民にこよなく愛される庶民の味「コシャリ」をちょっとご紹介。よくご存じの方も多いと思いますが、ご飯にパスタやレンズ豆、ひよこ豆などをトマトソースで絡めた「混ぜご飯」。その混ぜご飯にフライドオニオンがたっぷり乗せてあり、混ぜ混ぜして食べます。ご飯とパスタ? という妙な組み合わせですが、そのおいしさときたら! ほっぺが落ちます(笑)。 エジプトには町のあちこちにこのコシャリを売っている店があります。なんせエジプトを代表する庶民の味ですから。↑こうしてテイクアウトもできます。さらにこのコシャリ、むっちゃ安い。まぁエジプトの物価そのものがとても安いのですが、上の写真のようなコシャリで50円くらいかな。お腹がいっぱいになります。コシャリの基本の味付けはトマトソースなんですが、お店によって全然味が違う。でもどこでもコシャリと一緒に辛いチリソース (写真では左側の赤い小さな袋) とニンニク入りのお酢 (写真の右側にある袋に入った液体) が出され、自分で味付けを調節しながら食べることができます。コシャリとお酢がまた絶妙な味を出すんです。このニンニク入りのお酢なしではコシャリといえない! ああ、食べたいなぁ、食べたいなぁ。ずっと食べていると味付けが単調なために確かに飽きが来るんですが、一度食べれば病みつきになる不思議な魅力があります。また食べたい、と思う。私も10日間の旅の途中で数回食べました。材料だけ見ると自分でも作れそうなんですが、やっぱりコシャリは手軽に買って食べるのが向いてる。エジプトに行かれる方がおられましたら、コシャリはぜひぜひ何度か味わってみてくださいね。お店によって味が違うために、食べ比べも楽しいんですよ。そんなコシャリを夢見つつ、現実にはポテトサラダを頬張りつつ…(笑)、しばらくはお菓子から遠ざかった生活をしようと心に決めた日。エジプトに関心がある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。エジプトツアーは今が旬! 何でもお問い合わせください:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2017.05.06
エジプト3日目の本日はアスワンの観光地を回りました。エジプトの観光地の様子は追い追いアップしていきたいと思いますが、本日はエジプトで一押しの日本語ガイドのご紹介。このいい人材を皆様にご紹介しないともったいない! ということで、取り急ぎ彼に関する記事をアップさせていただきます。さて今回の旅は視察旅行ということもあり、ホテルの部屋がスイートにアップグレードされたりなどなど…旅行会社の方でも少し (? かなり?) 気を遣ってくれています。まぁ…そうしてもらわないと。それから気が付いた点はどんどん指摘しているので、そのたびに旅行会社としてはびょ~んと飛び上がって、何とかカバーしようと躍起になっている…(失笑)。そんなエジプト3日目の本日、旅行会社の方が昨日抜け落ちていた部分をカバーしようと、日本語ガイドを準備してきました。本当は英語ガイドの予定。日本語ガイドですと通常より高い料金がかかるのです。私としては全く期待していませんでした。大体、カタコトの日本語を聞くよりはスラスラの英語を聞くほうがずっとラクだし…。どの程度の日本語レベルか分からないし…。もし日本語がとても聞きにくかったら英語に切り替えてもらおう、などと思いながら朝の集合場所へ。そこで待ち受けていた人物は…ほぼ独学で日本語を習得したあっぱれの好青年モハメド君でした。彼の日本語のきれいなこと! そして助詞の間違いもなし。かなり高レベルな日本語にびっくり。というか…畏敬の念を抱いてしまいました。そして9年経ってもブロークンなアラビア語を話している己の身を恥じた瞬間(笑)。現在25歳のモハメド君は、これまで2年間エジプト政府公認の日本語ガイドとして働いています。しかし、例の「革命」以降、観光客が激減したエジプト…。エジプトには15名の日本語ガイドがいるようで、首都カイロではいわゆるぺーぺーの彼に仕事が回ってくる確率は少ないのだとか。そこで拠点をエジプト南部に移し、自炊・自活しながらガイドの仕事をしている彼。現在も日本語レベル向上のために、日本のドラマを毎晩観ているそう。「家政婦のミタ」や「私が恋愛できない理由」などを観て、単語帳に知らない単語を書き込んで熱心に学習しているそうです。もうかなりの日本語レベルだと思いますがね。ため口しか話せないその辺の若い日本人よりずっときれいな日本語だと思います。さて、そんなモハメド君に「なぜ日本語を学んだのか」という質問をぶつけますと…「おしん」を観て、そんな我慢強い日本人女性に強く惹かれたのが少年の頃。それ以来、ずっとその思いを持ち続けているとのこと。そう、彼の人生の目標は、日本に行って日本人女性と結婚すること。私としては…夢を打ち砕いて申し訳ないけど、もう「おしん」の世界は日本では見られないし、日本人女性は「おしん」のようではなくなったよ…と伝えるしかありませんでした(笑)。それにすっかりショックを受けた彼。それでもまぁ、自分の目で日本を見ないと、と夢を捨てきれないのは当たり前の事。今はガイドの仕事をしつつ、貯金に励む日々。経済難に瀕しているエジプトで日本への渡航費用を貯めるのは至難の業。でも「死ぬまで頑張ります!」と言い切っている彼なのでした。だから25歳なのですが、エジプトでは結婚もしないそう。エジプト人女性と結婚するわけにはいかないのだと。何と真摯な‼そして彼のガイディングもとても真摯。そして徹底して紳士。彼自身、自分は自分の事を日本人だと思っている、というくらい日本人の心を理解している。まぁ私としては、こんなアラブもいるのかと、開いた口が塞がらないほどビックリの連続でした。ヨルダンでは、日本語もろくに話せないし資格すらないのに「日本語ガイド」を勝手に名乗っているヨルダン人がいる一方、エジプトにはモハメド君のように真摯で紳士、高レベルな日本語を操る正真正銘の日本語ガイドもいる。そんな訳で、エジプト旅行をお考えのお客様がおられましたら、ぜひぜひモハメド君をガイドに使っていただきたいです。ガイドの質は私が保証します!! 当方を通してのお手配の場合、提携先の旅行会社が実際のツアーを催行するため、英語ガイドは必ずつけていただく必要があります。日本語ガイドはそれにプラスして追加料金がかかります。ですから全行程を日本語ガイドにしていただくのは敷居が高いかもしれません。でもエジプト南部などだけに絞って日本語ガイドにしていただくこともできるかと思います。彼の拠点はエジプト南部なので、南部だけに絞っていただくとガイドの宿泊費はかかりません。提携先の旅行会社のドライバー達の間では「鬼」として怖がられる私ですが、モハメド君のガイディングのあまりの質の高さにアメリカ人並みにチップをはずんでしまった。日本渡航費用の足しにでもなれば…という老婆心(笑)。皆さまも安全かつ質の高いエジプト旅行をお考えの際は、ぜひぜひこの日本語ガイドをご利用くださいませ。エジプト旅行のお問い合わせもドシドシお待ちしておりま~す。一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2017.03.18
3月16日から無事にエジプト入りしています。3月も半ばを過ぎればかなり暑くなるだろうと予想していたのですが、その予想は見事に外れカイロの寒いこと! 日中は23度ほどに上がりますが、朝晩はダウンジャケットが必要なほど冷え込みました。エジプト入りした日はまず、ギザの三大ピラミッドとエジプト考古学博物館へ。旅の様子は追い追いアップさせていただきます。本日は午前3時半起きで、カイロ→アスワン→アブシンベル→アスワンと国内線を乗り継いで、アブシンベル観光をしてきました。アスワンもアブシンベルも午前中は15度や16度といった気温。一緒になったヨーロッパからのツーリストは「Jesus! Cold!」とブルブル震えていました。薄いリネン(麻)のシャツ一枚でしたから…。私もかなり薄着をしていたので、寒さが骨身にしみました(笑)。でもその後、午後には29度、30度にまで気温は上昇。それにしても、太陽は人を元気にしますね! この中東の青空。ドイツのうっとうしい曇天とは比べ物にならない開放感! ではでは、旅の様子を少しずつアップしていきたいと思います。一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2017.03.18
トルコはイスタンブールにある「ブルーモスク」。ヨルダンにもブルーモスクはありますが、こちらはモスクのドーム部分がブルーであることから「ブルーモスク」と呼ばれています。ずーーーっと以前にこのモスクについては、ブログ上でアップしたことがあります。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/200811030000/ またブログを書き始めて初期のころでしたねぇ。あの後、アテンドなどで「これでもか!!」というくらいこのモスクの中には入っていますが…。さて、イスタンブールのブルーモスクはヨルダンのブルーモスクとはちょっと趣が違います。正式には「スルタンアフメト・モスク」と呼ばれているそうです。外見は、え? 何がブルーモスク?? という感じです。重厚な感じですね~。今回のイスタンブール観光で一番気に入った場所です。では中に入ってみます。おおおおっ! 素晴らしいです。"世界一美しいモスク"とも呼ばれている意味がよく分かります。モスクの内装に青と白のタイルがたくさん使われていますが、この青い装飾タイルにちなんで「ブルーモスク」と呼ばれているそうです。いやぁ、あまりの美しさにため息が出ますね… 本当に精細な内装…この美しさ、ずーっと見ていたくなります。このモスクは世界遺産にも指定されています。このモスクはイスタンブールに行かれた方なら絶対に訪れる観光地の一つ。インターネット上でも、たくさんの情報がアップされています。私がわざわざアップする必要もないのですが…、でもとても美しいモスクだったので、やはりアップさせていただきました。ステンドグラスも綺麗‼ なんだかモスクにいる感じがしませんが、やはりここはモスク。中は絨毯が敷き詰められていますので、中に入る前に靴を脱ぐ必要がありますし、肌を見せる洋服の場合は体を覆う必要があります。女性の場合、頭にはスカーフを巻かなければなりません。私は膝丈のスカートを履いていましたが、やはり足を覆うように言われましたので、支給される布を巻き付けて入りました。体を覆う布も靴を入れるビニール袋も、現地で支給されます。イスタンブールの目玉の一つ、ブルーモスク。人質事件以来、中東へ旅行する日本人が減っているといわれていますが、こんな見どころの多い国をスルーしちゃうなんてもったいない。実際、日本以外の国からはたくさん観光客が来ていますので、日本人だけが自粛モードになっているのが滑稽でもあります。トルコもヨルダンも、一生に一度は来なあかんで! と思ってしまう私なのでした。↓応援のポチッ、毎日1回ヨロシクお願いしま~す。↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッと押してくださいネ。皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2015.06.01
トランジットでイスタンブールに立ち寄った時のお話。トルコ航空では、6時間以上24時間以内のトランジット時間がある利用者のために、無料のイスタンブール市内ツアーを提供しています。これについては、知っておられる方もたくさんおられるはず。私もインターネットの検索でたまたま知りまして、トルコ航空を利用した時に早速試してみました。これがなかなかお得! 無料の市内ツアーをしたいがためにトルコ航空を選んだわけではないのですが、最終的にとても大満足な選択となりました。さて、この無料の市内ツアーについては、以下のサイトをご確認ください。ツアー内容:http://www.istanbulinhours.com/tour-scheduleツアー参加条件:http://www.istanbulinhours.com/how-to-applyこのツアーに含まれるのは、以下のような観光地 (順不同) です。↑ アヤソフィア博物館 ←ヒッポドロームのオベリスク ←ヒッポドローム近くにある「ドイツの泉」↑ スルタン アフメット・ジャーミィこのほかに、時間のある人たちはトプカピ宮殿も行くことができます。私は、時間の関係で半日のツアーに参加。トプカピ宮殿は残念ながら行くことができませんでした。これは次回に回したいと思います。さて、主な観光地をカバーしたこの無料市内ツアー。各観光地の入場料は含まれており、支払う必要はありません。また無料の朝食とランチも含まれています。なんとも、太っ腹なサービス。しかも英語ガイド付き。きちんとしたガイドさんで、ガイディングも大満足。春のイスタンブールはお花が咲き乱れてとてもきれい。特に4月はチューリップが街のあちこちで風に揺れています。こんなサービスがあるトルコ航空。ツアーには事前に申し込む必要はありません。イスタンブール空港に着いたら、入国審査をしてビザをもらいます。そして到着ロビーに出たら、”Hotel Desk” という窓口に行って apply するだけ。この ”Hotel Desk” という窓口がちょっと分かりにくいのですが、到着ロビーにあるスターバックスの横にあります。合言葉は「到着ロビーのスターバックス!!」ですね。ツアーには3種類あります。トランジットの待ち時間の長さに応じて選ぶことができます。一番早いツアーの開始時間は朝の9時からとなりますので、それまではスターバックスで時間を潰してください。この無料の市内ツアーではイスタンブールのおもな観光地を駆け足で回りますが、なんせ広いトルコ。トランジットで回るだけでは到底足りません。こうやって無料のツアーを提供することで、リピーターを獲得したいトルコなんですね~。なかなか商売上手じゃないですかー!! だってツアーに参加したほとんどの人たちが「今度は時間を取ってトルコ観光に来たいね」って言っていましたから。いや、私も同じです。時間を取ってトルコをゆっくり回りたいな~という願望を植え付けられました(笑)。ツアーで訪れた観光地の様子については、また追い追いアップさせていただきたいと思います。何はともあれ、あっぱれのトルコ航空!! 皆様もぜひ無料の市内ツアーをご利用になってみてくださいね。↓応援のポチッ、一日1回お願いします。↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッと押してください。皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2015.04.18
先日レバノンから帰ってまいりました。久しぶりのレバノン…実に2年半ぶり! 懐かしい面々に会うことができて、とても楽しいひと時を過ごしました。みんな元気で嬉しかった。レバノンは相変わらず汚くて臭い国でしたが(笑)、友達と会う一時は最高で、これだったら年に1回くらいは来てもいいかも…なんて思ってしまいました。「レバノンは汚くて臭い国」と書きましたが、これはベイルートの話で、レバノン方言で「ダヤア」と呼ばれるいわゆる田舎に行けば、緑も多く、空気もきれいなのだそう。でも私にとっては特にレバノンの田舎がきれいだとは思わない。ヨルダンにだって緑の多いきれいな場所は北部にたくさんあります。シリアはもっときれいだけど。やっぱり断然レバノンよりヨルダン、そしてヨルダンよりシリアびいきの私(笑)。さて、そんな風にレバノンにはかなり冷たい視線を送っている私でありますが、そんな私を感動させるレバノンで唯一の(?)遺跡はココ! 知る人ぞ知る、バールベックです!! 先回のブログでも「息を呑む美しさ」と伝えましたが、このバールベックでは、神業(かみわざ)並みの装飾が施された美しい遺跡を見ることができます。 バッカス神殿。バールベックは3つの神殿で成り立っています。ジュピター神殿、バッカス神殿、ビーナス神殿の3つ。この中でもバッカス神殿は当時そのままの様相でそそり立っています。 バッカス神殿内部。内部の装飾も凝っています。あーー、写真では伝わりませんね。ただの遺跡に見えてしまう。。。そして、バッカス神殿の入口の装飾は圧巻。 門構えの装飾。この優美な装飾がぐるっと門全体に施されています。どれくらいの時間がかかったんだろう…と思わずにはいられません。それから柱廊。コリント式の柱がズラリと当時のまま並んでいます。柱廊の高い高い天井を見上げると、これまた手の込んだ装飾が天井一面を飾ります。下の写真では分かりにくいですが、繊細な銀細工のような装飾が施されています。バッカス神殿の裏に回ると、倒れた柱や倒れかかった柱があります。柱の大きさをお伝えするために、自分を入れて撮ってみました。なんちゅうデカイの! ↓ 柱廊の上部にはこのようなライオンの彫り物が付いていました。雨が降った時には、このライオンの口から水が下に流れるようになっていたのだとか。このバッカス神殿、アテネのパルテノン神殿の大きさを上回る規模なのだそう。バッカス神殿だけを今回ご紹介しました。ジュピター神殿は、このバッカス神殿よりさらに規模が大きいのですが、現在は6本の柱だけしか残っていません。ビーナス神殿は現在修復中。さて、このバールベックですが、入場料は10ドル。こぎれいで詳細な説明付きの小さな博物館もあります。このバールベックはイスラム教シーア派のエリアにあり、入り口周辺の露店では「ヒズボラ」(レバノンのテロリストともささやかれるシーア派過激派の武装組織)のTシャツなどが売られています(笑)。ゲゲッと思われるかもしれませんが、全然危険ではありませんので、ご安心を。ヒズボラは反欧米をモットーに、イスラエルに対抗するために立ち上げられた組織ですから、観光には全く問題ありません。また、ヒズボラのアラブたちもごくごく普通の人たち。ごく普通のお父さんであり、お母さんであり、若者であり…あ~、なんで人は、そして何のために争うのだろう、と思わずにいられません。ま、こんな風に政治的・宗教的にかなり複雑なレバノンですが、このバールベック、皆様にはぜひ足を一度はお運びいただきたい壮大かつ優美、稀有な遺跡なのであります。 ↓よろしければ、応援のポチッをお願いいたします↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/ワディラムのキャンプ場なら Khaled Camp へ。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201310230000/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2014.05.31
皆さま~、ご無沙汰しておりました。ブログの更新ができずにスミマセン。それでもたくさんの方々が毎日ブログを覗いてくださっていたようで…ありがとうございます。実はレバノン入りしておりました。現在ではアンマンに戻っておりますが、レバノン入り前後、バタバタと過ごしていました。レバノン入りは実に2年半ぶり。今では、シリアを通って車でレバノンまで移動するというのは夢のまた夢となり、飛行機での移動です。アンマンからベイルートまでは約1時間10分という短いフライトです。レバノン入りしたついでに、レバノン観光の大目玉「バールベック」にも足を延ばしてきました。バールベックはローマ時代の遺跡で、中東で最も保存状態が良い遺跡の一つとみなされています。昨今のゴタゴタでレバノンの観光客は激減、このバールベックもしーーーんと静まり返っていました。レバノンに足を延ばされるツーリストは本当に少ないと思います。レバノンにもシリア難民が大量に入り込んでいますし、ただでさえ複雑なレバノンの事情を考えると二の足を踏む方も多いと思います。以前はシリアを通ってセルビスで簡単に移動できたので、ヨルダン+シリア+レバノンと3国周遊をされた方も多いかと思いますが…。が、そんなイメージとは裏腹にレバノンの日常はいたって普通です。観光にも全く問題ありません。とはいえ、宗教的にはヨルダンよりはるかに複雑で、イスラム教のシーア派、スンニ派のごたごたもありますし、いつ何時何が起きるか予測がつかないというのも事実です。ご旅行をお考えの方は、不必要に心配される必要はありませんが、旅行会社を通してのプランニングをお勧めいたします。しかし、美しいですなぁ、このバールベック。このバールベック、息を呑むような美しさです。写真ではこの美しさをお伝えすることはできませんし…しかも私の腕ではとうてい無理(!!)ですが、おいおいブログでご紹介したいと思います。取り急ぎ、皆様にご挨拶。またブログの更新、頑張っていきますね。 ↓よろしければ、応援のポチッをお願いいたします↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/ワディラムのキャンプ場なら Khaled Camp へ。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201310230000/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2014.05.25
仕事を兼ねた「ヨルダン脱出作戦」で、昨日イスラエル入りいたしました。今回滞在するのは、ハイファ、テルアビブ、それからナザレ。テルアビブではお仕事をちょっと。その後アンマンへ帰ります(予定)。中東では予定は未定。というのも、昨日もですね、アンマンからナザレ行きのバスに乗ってイスラエル入りしようと計画していましたら、結局バスの乗客が私しかおらずバスは出ないと告げられました。ええーーーー?? 急きょ予定を変更し、キングフセイン橋からまずエルサレム入りし、その後エルサレムからハイファまでバスで移動ということになりました。通常なら全然問題ないのですが、昨日は金曜日でしたから夕方からイスラエルは安息日に入ります。そもそも金曜日の移動を決めたのは、このアンマン→ナザレ間のバスが週2回(月・金)にしか出ないという情報に基づいてでした。どうせバスがないんやったら、わざわざ金曜日に移動を計画した意味ないやん! さすがヨルダン、何でも思う通りには行きません。そんな訳で、キングフセイン橋からエルサレムまで移動した後、そのまま Central Bus Station に直行。ハイファ行きのバスに何とか間に合い、その日のうちにハイファ入りできました。 はぁぁぁ、疲れた。キングフセイン橋はかなり混み合っており、ヨルダン出国にも1時間、アレンビー橋でのイスラエル入国にも1時間半ほどかかりまして、ああ~~時間がない! 安息日が始まる夕方までにハイファに着けるか…と少し心配しました。さらにハイファについてからが大変。ハイファはとても大きな街ですが、ホテルまでのバスが分からず、2回ほど乗り継ぎました。が、安息日が始まるということでバスの本数がかなり減るのに、なかなかホテルにたどり着けず…永久にたどりつけないのではないかと思いました。何とかたどり着いたときには汗だくでクタクタ。アラブ社会のケオスから逃れて、ゆったりとしたバカンスを兼ねた旅行を…と思っていたら、初日からメチャクチャやん!!さらにアレンビー橋では、いつものことながらアラブもうじゃうじゃいまして、老若男女を問わずアラブのマナーの悪さが際立ちます。ヨルダンはアラブ社会なのでこうしたマナーの悪さは日常茶飯事のことですが、こうしたアラブ社会でない場所ではとかくアラブの自己中心的な行動が際立ちます。きちんと並べない、ともすれば順番を抜かそうとする、とにかく自分優先…などなど幼児並みの行動。んもう、アラブ!!! ええ加減にせいっ。そんなことしてんのは、アンタらだけやで。そんなこんなで、アラブから逃れたくてヨルダン脱出作戦を決行いたしましたが、どこに行ってもアラブが私の目の前にいる……。極めつけは、ハイファのホテルに着いた後、歩いて2分ほどのお店に水などを買いに行きましたら…店のオーナーはアラブ!! ここでもかい??!! …という訳で…このイスラエル滞在中いったい何人のアラブに関わることになるのか。。。汗タラリ。ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2013.08.24
さて、ヨルダンからのイスラエル入国ルートについて少しご説明します。ヨルダンとイスラエルを結ぶ地上国境は合計で3つ。北の「シェイフ・フセイン橋」、死海周辺の「キング・フセイン橋」、それから最南端の「アカバ国境」の3つです。このうち、アンマンや死海からのアクセスが一番便利なのは「キング・フセイン橋」です。「キング・フセイン橋」というのはヨルダン側の名称で、イスラエル側では「アレンビー橋」という名で知られています。この「キングフセイン橋」または「アレンビー橋」が一番一般的に利用されている橋です。が、じつは正式 (official) な国境ではないので、ここでビザの発給は行われません。つまり、この橋からのヨルダン再入国が問題になることがあります。ヨルダンのビザがない人はヨルダンに入国できません。とはいえ通常のパターンとしては、日本人にはヨルダンに空路で最初に入国した際に1か月有効のビザが無料で支給されます。それでこのビザの有効期間内でしたら、イスラエル訪問してキングフセイン橋からヨルダンに再入国しても問題ありません。問題なのがイスラエルに空路で最初に入国して、ヨルダンに足を伸ばしたいというパターンですね。その際は、北部の「シェイフ・フセイン橋」か南部の「アカバ国境」を利用していただくしかありません。私が今回利用したのは、行きはキングフセイン橋(アレンビー橋)、帰りはアカバ国境の2つの国境です。ヨルダン側のキングフセイン橋は、とても閑散としていて人が少なく、表示もほとんどないので、うろうろとしてしまいました。しかも「長いものに巻かれろ」の精神で人が数人いるところに並んでいましたら「Arrival」(到着)のイミグレでした(笑)。「Departure」(出発)の窓口には誰も並んでいませんでしたので、手続きはあっという間に終わり、シャトルバス(4JD)に乗り込んでいよいよイスラエル側のアレンビー橋へと向かいます。アレンビー国境には、すでに先着の列ができていました。アラブに交じって外国人もチラホラ。が、大多数はアラブです。何らかの理由で入国審査に手間取っているようです。後からバスで到着した私たちは、しばしバスの中で待機。15分ほどすると列がじわりと動き出し、私たちもバスから降りることが許されました。アレンビー国境では、入国審査の前に別の窓口があり、入国の目的が訪ねられます。その列に私たちも並びます。後続のバスからも国境超えする人たちが降りてきて、次々に列が長くなっていきます。私たち外国人は行儀よく辛抱強く待ちますが、後ろから素知らぬ顔をして割り込んでくる輩(やから)が…。そう、言わずと知れたアラブです! 隣りのアラブと会話するふりをして、いつの間にか私の前に! この厚かましさとしらばっくれた態度は、ああ、まさにアラブのそれそのもの!しかし、どこを見てもアラブしかこんなことしてませんよ。ほんまに行儀悪いな!! しかも大 (だい) の大人が! さて、この行儀の悪いチビアラブおやじ2人は私の前にしゃあしゃあと入り込み、さっさと先に窓口を通り過ぎて行きました。もう勝手にせい。その後、いよいよ入国審査の窓口です。ここでもおとなしく列を作って待っていると、おや、また後ろから人が。今度は杖をついてよたよたと歩くおじいちゃん。もちろんアラブ。じいちゃん、列の後ろからやって来たと思ったら真ん前に陣取りましたよ。やはりアラブ! 呆気にとられて何も言えずに見守る私たち外国人。でもここでは、さすがにイスラエル人の女性係員が「何やってるの? 並んで並んで。あなたは後ろでしょ!!!」と一括。じいちゃん、確実に列を無視しているのに、それでも納得がいかない様子。その女性係員も目を大きく見開いて、信じられないというジェスチャー。思わず彼女と顔を合わせて私も「Oh, dear」(あきれて物が言えないね)。私の隣のヨーロッパ系の男性も思わず声に出して笑っていました。いやはや、ヨルダンで慣れているとはいえ、アラブって…つくづく行儀悪い!! しかしそれと同時に驚くのが、この行儀の悪さに極めて寛容なのもアラブ。先ほどのじいちゃんも、普通はすごすごと最後尾に並ぶべきなのに、とあるアラブが心やさしくも列に入れてあげていました。彼らの寛容さは ″Give and Take″ の精神に基づくものなのでしょう。つまり誰もが、次は自分が列を無視をすることを知っている。その時は目くじら立てずに入れてよね、と思っているのでありましょう。ああ、まさに人知を超えた(???)アラブ世界!!!そんなこんなで通り過ぎた入国審査です。審査そのものはものの5分ほどで終わり。晴れてイスラエル入国です!!! しかし、アラブの行儀の悪さが際立つのが国境越え。我先に、我先にと、ただそれだけを呪文のように唱えてるのでしょうか…困ったものです。「だからアラブは!」って言われちゃうんですよね~。 ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ にほんブログ村←読み終えたらクリックしてくださいね。
2012.05.19
皆さま、ご無沙汰しております。スペインで元気に生活していますので、ご安心くださいませ。スペインではマドリード空港に降り立ち、まずはヴァレンシアへ。ベロニカが休暇で実家に帰っていたので、ヴァレンシアで合流することになりました。 トルコ航空を利用しましたので、ベイルート発は午前3時。イスタンブールには午前5時頃に着きました。真夏並みのベイルートから一変し、イスタンブールは小雨が降る寒々とした冬の様相!! もう冬物のコートを着ている人もいて、やっぱりベイルートの天気が異常なんだな、と改めて確信しました。無事にベロニカとも再会し、お母様の家へ! 3日間ほどお世話になった後は、ベロニカの住むモルシアへついに移動です。クタクタに疲れてたどりついたスペインでしたので、お母様の温かい家庭料理に迎えられて、何ともホッとしたのでした。到着した日にご馳走になったのは、なぜかロシアンポテトと呼ばれるポテトサラダ、それから生の小魚の酢漬け(疲れで朦朧としていたので、名前を忘れてしまいました)、それから生ハムやオリーブなど、いかにもスペインチックな家庭料理。美味しかったです!! 2日目、3日目とずいぶんご馳走になりました。3日目はパエリアで締めくくり。美味しいですね~。さて、いよいよモルシアへ。私もこのスペイン南部のモルシアで3か月を過ごします。アパートも実はすでに決まっており、スペイン短期生活の滑り出しは好調…にも思えます。がこの先、幾多の困難が待ち受けているであろうことは予想できます。何せスペイン語が話せないと生きていけない国ですよ、スペインは!! 言語に関してはかなり甘く見ていまして、英語とアラビア語で生き延びられるであろうと思っていたのですが…そうは問屋がおろさない。今後のスペイン奮闘記をお送りしてまいります。とりあえずは到着のお知らせまで。 年末年始はヨルダンへ! http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2011.10.19
今回の帰国では、アエロフロートを利用。レバノンのベイルート→モスクワ→成田というルートだったことは、先回のブログでお伝えしております。実に長~い帰国の途でした。モスクワで降り立ったのは、「シェレメチェボ空港」。帰国前は相変わらず忙しくしていたため、この空港について調べることができたのは空港へ向かう1時間前。モスクワで12時間待ちなので、空港にシャワーの設備があるかどうかを調べたい! と思って、検索したところ…あり?? どうも評判が悪い空港らしい。ウィキペディアには、こんなことまで書かれていました。「空港の設備、職員の対応、市内へのアクセスなどあらゆる面で評価が低いことで知られ、日本航空をはじめとする複数の航空会社がドモジェドヴォ空港へ乗り入れ空港の変更をしている」。むむっ!! そんな空港で12時間を過ごすのか…。でも「新ターミナル(D、E)の運用開始により、悪評の改善が期待される」ともあります。チケットによると、私の到着するターミナルは D、出発は E ですので、真新しいターミナルのようです。真新しいからでしょうが、この2つのターミナルに関する情報が非常に少ない。悪評高い空港だけど、新しいターミナルには期待できるかも…と不安半分、期待半分で降り立つことになりました。 この日は雪、雪、雪。しかし、空港内ってあっついですよね。ベイルートから乗り込む時点で、汗だくになっていましたし、機内もなんだか無性に暑く…モスクワでシャワーを浴びれなかったら最悪、というほどベタベタになっての到着。さて、この悪評高いシェレメチェボ空港の真相はいかに…? なんとまぁ、きれいで広々とした空港です。ターミナル D はかなり整備されていましたが、ターミナル E は本当に「完成したて」という感じ。免税店もほとんど入っておらず、がらんとした広い空間が目立ちました。インターネットでは、ターミナル間の連絡が悪く、いったん外へ出て徒歩で移動というような話もあったのですが、この恐れていたターミナル間の移動も問題なし。連絡通路でつながれ、快適に移動できました。ラウンジに直行し、この汗だくの体を何とかしたい!! シャワーがありますように、と祈っておりましたが、ありました!! ラウンジのトイレも非常に清潔です。シャワー室も簡易ながら整備されています。スバラシイ。ラウンジの利用客もまばらでしたので、シャワー室とトイレを独り占め。お湯は多少ぬるめでしたが、ほてった体には十分。髪の毛も洗ってさっぱりとした後は、ドライヤーで髪を乾かし、すっかり気分もよくなりました。あとはラウンジで出発直前までグデグデと過ごしましたが、さすが12時間は長い。グウグウと寝たり、インターネットをしたり、ケーキを食べたり、お酒を飲んだり、本を読んだり…座り疲れてお尻が痛くなったころにやっと出発の時間が来ました。でも、このシェレメチェボ空港、なかなかお勧めです。清潔で快適。まぁあえて言うなら、ロシア語しか通じないというスタッフも多く、空港内の放送もロシア語なまりの英語で聞き取りにくい、という難点はありましたが…それを除くと、この新しい空港、なかなかいけますよ。また利用することになっても全く問題ありません。いや、むしろまた利用したいくらいです。躍進中のロシア、次にこの空港を利用するときには 質・サービスともにさらに改善されていることでしょう。今後が楽しみです。シェレメチェボ空港ご利用予定の皆さま~、恐れずにモスクワ入りしてくださいね。 ゴールデンウィークの中東旅行。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2011.01.25
先日、ダマスカス1日出張してまいりました。お客様が中東にたくさんいらしてる期間中にレバノンを空けるのは少し心配でしたが、シリアでの仕事が少し入っていたことと、ついでにショッピングもしたくて…なんせ1週間後に控えた日本一時帰国は2年ぶり。でもレバノンにはお土産にできるようなものが何もない!! すべて Made in China です。これはもうシリア入りするしかない! と決行。シリアの物価は年々上昇しているとはいえ、中東3国の中ではまだまだ物価が安く、シリアオリジナルのものが非常に多いので、お土産を買うには最適の国です。久しぶりのシリアにワクワク。シリアと聞くだけで私の血は騒ぎます(笑)。レバノン人はシリア人嫌いですが、誰が何と言おうと私はシリア派。いつでもシリアの味方ですっ。仕事を終えた後はスーク・ハミディーエへ。本当はいろいろ回りたかったのですが、仕事に時間が少し取られ、ショッピングの時間は数時間のみ。今回ゲットしたのは以下のような品々。ほんと、お土産を選ぶって一苦労ですね。 ↑ アラブ風の模様のトレイ(お盆)3枚セット ↑ アラビック風スイーツの詰め合わせ ←ティッシュ箱のアラブ風カバー←刺繍の施されたテーブルカバー他にも買いたい物がたくさんあったのですが、値段交渉に時間がかかり...「あとで戻ってくるからね」と約束したお店に結局戻ることができず、買い残しもたくさんあります。やはり半日では無理かぁ。あとはベイルートでアラブ風のお菓子などをちょこちょこと買うしかありません。今回はモスクワ経由での日本着です。モスクワでは12時間待ち!! でもビジネスクラスのチケットを手配してもらったので (ビジネスクラスは生まれて初めてです。お兄ちゃん、アリガトウ )、ラウンジなどでくつろげるかなと少し期待。日本帰国を1週間後に控えて超お忙し、でもワクワクと浮ついている今日この頃です。1月2月は中東観光のローシーズン。帰国中はお客様に現地でのサポートができませんが、ローシーズンしか帰国はできないので、ご了承くださいませ。日本滞在中もツアーのアレンジはいつも通りさせていただきますので、お気軽にお問い合わせくださいね。 春休みは中東で。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2011.01.02
シリアのビザに関するお問い合わせをよくいただきます。シリアに来られる日本人観光客の方が増えているのはとても嬉しいことです。ほんまにええとこやで~シリアは。でも第1の難関はシリアのビザ。インターネットでは様々な情報が交錯し、一体何が正しいの??? というニュアンスのお問い合わせも多いです。 一言で言いますと、シリアビザは日本人に関しては空港でも地上国境でも現地習得できます!! これがビザに関する最新の情報。ところが…心配ありませんよ~、絶対に大丈夫ですよ~、とは簡単に受け合えないのがシリア。というのも、ビザ発給は国境の係官の裁量に一存しているというのが現状だからです。係官によっても対応が違います。でも建前は「日本人は現地習得できます」というものですから、国境での対応が違うと言われても在シリア日本大使館でも対応のしようがないということです。もし国境で「事前習得してないとダメ」なんていわれることがあれば、最終的にはとにかく粘るしかありません。粘れば何とかなる!!?? のが中東…。情にもろいアラブ。情に訴えて、ビザが発行されるまで粘ってください。というわけで、空港または地上国境での現地習得には時間がかかる可能性があります。団体でのご旅行や、時間の制約があって国境で時間を取れない方は、やはり事前習得が最善です。ま、あるいはスルリとあっけなく通過できる可能性もありますが…。シリアの旅行会社を通しての取得ももちろん可能です。ただし料金体系が最近改正され、人数にかかわりなく一律 200 ドルとなります。これはお一人様でも10名様でも変わりません。以前は一人当たりのお値段だったのですが…。また現地旅行会社を通してのビザ取得をご希望の際は、シリア国内のツアーもお申込みいただく必要があります。シリアの旅行会社によりますと、日本人には現地で支給されるから、特にビザのアシスタントは必要ないですよ、とのこと。ただし前述のように時間の関係などで、国境をどうしてもスルリとスピーディに抜けたい方には、現地習得は少しリスクが伴うかも。現地習得にかかる費用は通常は24ドル、48時間以内の滞在にはトランジットビザが適用されるので8ドルとなります。これは日本人の場合の費用です。国籍によって値段が変わります。日本人は費用の点でもかなり優遇されています。国境の係官はのらりくらりと仕事をしておりますので、時間が多少かかっても我慢して待ってください。これはシリアだけではなく、レバノンではさらに「のらりくらり度」がアップ。政府関係に関しては、ヨルダンが一番テキパキしていると言っていいでしょう (注:日本人の「テキパキ」とは明らかに種類が異なります)。シリアは本当に魅力的な国です。中東3国の中では一番見どころが多いといっても過言ではないでしょう。ぜひたくさんの方に来ていただきたいです。ほんま、シリアってええとこやで~。 春休みは中東散歩。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2010.12.29
レバノンにあるアンジャル遺跡はユネスコの世界遺産に指定されてますが、日本の方にとってはまだまだ馴染みがないかもしれません。 この遺跡の特徴は、西暦8世紀頃のウマイヤ朝時代に建築された比較的新しいイスラム遺跡だということ。ローマ時代の遺跡が数多く残る中東の中では貴重なものです。アンジャルはその立地条件から商業の中心地として栄えました。シリアのダマスカスやホムス、レバノンのバールベックなどを結ぶ中間点に位置しているからです。ベイルートからは約50キロの位置にあります。 遺跡自体はそれほど広くありません。ローマ時代の遺跡とは一味違う独特の美しさを楽しむことができます。 現在このアンジャルは100%アルメニア人の街。アルメニア人が住み着き始めたのは1939年といわれています。トルコから逃れてきたアルメニア人によって、このかつてのイスラム都市が再び町としての機能を果たし始めます。アルメニア人って何じゃらほい? と日本の皆様は思われるかもしれません。アルメニア人は外見ではアラブとそれほど変わりませんが(とはいえ、一般的にアルメニア女性はアラブ女性より数段美しいのが特徴です。レバノンで美しい女性を見たら、ほとんどアルメニア人だと思っても良いかも??)、言語も習慣も何もかも違います。 アルメニア人の中にはレバノンに長く住みながらもアラビア語を話さない人がたくさんいます。アルメニアン・コミュニティの結束の強さを感じさせられます。これはアルメニア人が国民として迫害の歴史を持つことに由来します。 このアルメニア人の街アンジャルでは、アラビア語ではなく英語が公用語のようになっています。「アラビア語分らない!!」と少し気後れされる観光客の皆様も、ここアンジャルでは少しリラックスしていただけるかも。まだまだ知名度が低いアンジャルですが、バールベックとダマスカスの中間点に位置するこのイスラム遺跡、ぜひレバノン⇔ダマスカスの国境を越えるときに少し立ち寄ってみてくださいね。 年末年始は中東散歩 http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2010.10.23
レバノンで迎える夏の終わり。レバノンとヨルダンは同じ中東でも、気候が全く違います。砂漠気候のヨルダンに対してレバノンは地中海性気候。先日レバノンで、夏の終わりを告げる雨がザザーッと降り続きました。一晩にして季節がガラッと変わり、秋の訪れ。朝晩の風が急に肌寒くなりました。対するヨルダンもここ2,3日でかなり涼しくなり、ずいぶんと過ごしやすくなったそうです。10月11月のヨルダンは観光にはうってつけの気候です。湿度のないカラカラッとしたヨルダンの気候が懐かしいこの頃...。レバノンは中東の中でも四季があり、季節の移り変わりを楽しむことができるというのがレバノン人の誇りでもありますが、四季がもともとある日本人の目からしたら特に物珍しいことはありません。明けても暮れても「乾燥」というヨルダンの気候はアラブからしたら魅力がないかもしれませんが、日本人の目から見たら如何にも「中東!!」という感じがして、かえって魅力的かもしれません。ヨルダンでは傘をさすということがまずありませんでしたが、ここレバノンではこれから雨がよく降る季節に入ったようで、早速傘を購入しました。それから、衣替え!! ヨルダンでは12月に入っても夏服に近い服装をすることもありましたが、ここレバノンではもう秋の装いに切り替えねばなりません。そんな中東ですが、日本の皆さまはいかがお過ごしでしょうか。私は今年も日本の紅葉が見れない~~。 2年間祖国の土を踏んでおりません。が、1月2月と一時帰国できることになりました。約2カ月の長期休暇です。2年ぶりの日本は一体どんな風になっていることでしょう。まだ3カ月もありますが、秋深まるレバノンで 今からワクワク、一時帰国の日を待ち焦がれている今日この頃なのであります。 お正月は中東で「中東色」。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2010.10.10
レバノンで無事に修業を終え、ようやく落ち着き始めた私の生活…。詳しくは「レバノンの修行僧」をご覧くださいませ(http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201009030000/)。さて、例の「貧困層」のナバアとは一体どういう所なのか、と関心を持っておられる方もいることでしょう。そこで今日はナバアの風景をご紹介。ここは前にも書いたように、ベイルートの中でも労働者層が固まって住んでいる地区で、レバノン人よりもシリア人・クルド人・アルメニア人などいわゆる外国人が多く住んでいます。少し前には撃ち合いもあったようで…通常は特に身の危険を感じることはないのですが、住むにはお勧めできない地区です。レバノンに来て最初の生活がこのナバア。「レバノンってどう?」とレバノン人は口をそろえて聞きます。「レバノンって素敵!!」という答えをもちろん期待しているわけですが、このナバアは戦前戦後の混乱した日本を彷彿(ほうふつ)とさせるゴミゴミした超庶民的なエリア。ここを「素敵」とは到底言えません。 ↑アパートの4階のバルコニーから写した風景。お分かりのように隣のアパートが非常に隣接しており、隣人の生活の一部始終を観察できます。ナバアに限らず、ベイルートでは家々がかなり隣接しているので、近所の人の生活が手に取るように分かります。つまりプライバシーのない世界…。 ナバアの道路。写真では見ていただきにくいかと思いますが、家々の間を電線だか何だか知りませんがケーブルが複雑にごちゃごちゃと鳥の巣のように張り巡らされています。これもベイルートの特徴。インターネットも何でもすべて特注(?)のケーブルでつないでしまう。私の現在のアパートは6階ですが、それはそれはそれは長~~~いケーブルが野を超え山を越え(つまり幾つかのアパートを伝って)6階まで引かれています。どのアパートの部屋からもケーブルが無作為に四方八方に張り巡らされています。電気の配給が切れると、暑い夏は窓を開け放つしかありません。どの家も窓を開け放し、しかも不思議なことにカーテンをつけている家はわずか。人々は窓際やバルコニーで時を過ごしますので、どの家庭も丸見え。近所の人同士は窓越しに会話し、窓越しに手を振り、人から見られるのが普通。人間観察が趣味になりそうでヤバイですが、反対に言うとこちらの生活の一部始終も観察されているわけです。そんなプライバシーのない生活もヨルダンとは全く違った世界。ナバアで3週間ほど過ごした後、アパートが見つかった私は別の地区へ移動することになりました。現在は6階(最上階)に住んでいるので、他の人の視線をそれほど感じることがなくなり、私としてはプライバシーが守られているという安心感があります。新しいアパートについては、また追い追いアップしていきたいと思います。 年末年始のご旅行は中東へ。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2010.10.07
久しぶりのブログ更新です。ご無沙汰しておりました。「生きているの????」と思ってくださっていた皆様、生きております。それもたくましく!!! レバノンへ引っ越してきて3週間。熱風のうずまくベイルートで苦しんでおりました。この夏、日本でも熱中症で亡くなった方がたくさんおられたということですが、ここレバノンも例外ではなく、レバノン史上かつてないほどの暑さだったようです。レバノンというと、皆さまはどのようなイメージを抱かれるでしょうか? ヨルダンにもレバノン人がかなり住んでいますが、みな口をそろえて「レバノンほど良い国はない」「レバノンには何もかもそろっている」とお国自慢をしております。「それに比べてヨルダンは、砂漠、砂漠、砂漠・・・あるのは砂と石だけ!!」というわけです。ほほう、レバノンってそんなに美しい国なのか~、ヨルダンより住みやすい国なのか~と引っ越し前に多少の淡い期待もしていたわけです。ところが、引っ越しの当日からそんな期待はコテンパンに打ち砕かれました。ここに住んでいるとヨルダンが「先進国」に思えたりするので、不思議です。レバノンはまさに「第3世界」! ここが第3世界でないならどこが第3世界? まず電気の供給が不安定です。政府からの電気はしばしば何時間もカットされ、電気が切れると熱波・熱風の中で扇風機すら使えない。家の中でだらだらと汗をかき、夜になると暗闇の中でボケっと座っているだけ。ろうそくの火を頼りに、ぶつかりながら家の中を行き来します。自然、人々は家の外にでますので、夜遅くまでガヤガヤと多くの人が暗い道端にたむろしています。私が最初に居候したアパートは、ベイルートの中でも労働者層がひしめきあって住んでいる悪名高い(?)「ナバア」という場所。「ナバアに住んでいる」というと、ほとんどの人が「え? ナバア? なんでナバアに?」と言います。誇り高いレバノン人が決して住みたくないのがこの地区。いわゆる貧困層の地区です。ただでさえくそ暑いベイルート、しかもシャワーも電気もない生活。シャワーがないので、お湯を沸かして行水です。汗のかきすぎで背中の皮膚がただれました…。私はもともとやせ型なのですが、尋常ではない汗をかくのでさらに痩せてしまい、カリカリとした少年のような体に…。まさに8月は修行僧の気分。いえ、実際に「修業」でした。と、ここまで書くと「レバノンってなんちゅう国やねん」と思われるかもしれません。でもレバノン全体がここまで最低なわけではありません。電気の供給が不安定なのは国全体の問題ですが、かなりの程度快適な生活もできるのです。私が単に貧困層の地区に飛び込み、うんうんと唸(うな)っていただけです。幸いアパートが別の地区に見つかり、昨日無事に引っ越しを終えました。もちろん新しいアパートにはシャワーがあります!! いつでも好きな時に蛇口をひねってシャワーを浴びれる幸せ…スバラシイ。そんなわけで、やっと落ち着いた生活ができそうです。 ↓夕日が沈む地中海。”修行中”、こんなエレガントな風景に癒されました。。。そんなこんなで始まった私のレバノンライフ。社会的システムはまだまだ混乱し、同じ中東でも「先進国」のヨルダンに後れをとっている感もありますが(笑)、レバノンにはレバノンの良さがたっぷり。この国でも人々はたくましく、頑張って生きています。レバノンからのレポート、ぜひお楽しみになさってくださいね。もちろんヨルダン情報もアップしていきます。 年末年始は中東へ。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2010.09.03
レバノンへ急きょ行くことに。2日間レバノンで過ごし、3日目にはアンマンに舞い戻ってまいりました。レバノン行きのセルビスドライバーは最悪の極み。臭いし、態度は悪いし、最低・最悪の男でした。ヨルダン人の友達と一緒に乗っていたのがせめてもの救い。彼女が何度もドライバーを一喝してくれましたが、「コイツ、なんちゅうヤッちゃ」と友達と思わずお互いに顔を見合わせることが多々ありました。そんなこんなでしたが、レバノン滞在は充実したものになりました。必要な仕事は到着した初日に済ませたので、2日目はバケーション!! アンフェの海へ行ってまいりました。アンフェはレバノン北部にあります。トリポリから少し南に下がった場所にあるこの場所、名前は「鼻」を意味するアラビア語からきています。岬が鼻の形に似ていることから付いた名前だとか。さてこのアンフェには、レバノン人の友達のプライベートビーチがあります。 地中海はいつ見ても真っ青。通常の観光客用ビーチとは違って、アンフェのこのビーチには人がほとんどいません。ここにビーチを持っている人だけが入れる場所。 今回私は泳ぐことはできませんでしたが、ビーチに座って潮風に吹かれるだけで、気分がとても爽やかになりました。海から上がった後、ごつごつした岩山を少し登ると、遺跡があります(上の写真の下方に写っているのが遺跡です)。観光客が誰も来ない、名もない遺跡。レバノンの海岸沿いは、「地中海の覇者」と呼ばれたフェニキア人が何千年も前に活躍した場所。たくさん残されている遺跡も、フェニキア人に由来のあるものだそうです。さてレバノン人は食べるのが好き。ことあるごとに皆で集まり、人が集まると食べ物がわんさかと出てきます。たった3日間の滞在でも、四六時中何かを食べていた感じ。でもレバノンの食は本当に美味しい。パン一つとっても、ヨルダンのパンとは味が違います。アンマンに帰ったら、早速フレッシュな野菜ジュースを作ります。パンやチーズそれに甘いものをどっさりを食べ過ぎたあとは、野菜ジュースでリセットです。レバノンのベイルートはかなり暑かったですが、それでもまだまだ過ごしやすい中東の6月。これからの暑さに向けて体力を蓄えておかねば! 旅のお仲間募集中! http://picturesque-jordan.jp/tourinformation.aspx
2010.06.16
今日はレバノン最大のバス停「シャールズ・ヘロウ」のご紹介。ヨルダンやシリアから地上国境を通ってレバノン入りされる場合、大抵のバスやセルビスはこの「シャールズ・ヘロウ」に到着します。ここがバスやセルビスの集結地点。 ベイルート市の北にあり、すぐ目の前には地中海が広がります。…と書くと、何とも素敵なバス停というイメージを抱かれるかもしれませんが、そんなことは決してありません。このバス停、すごく古いわけではないようですが、ひとことで言うと「abandoned」。放棄された、廃れた、という意味の英語ですが、この言葉がぴったり。 シャールズ・ヘロウの外見 バス停内部コンクリートが打ちっぱなしの建物は手入れもされておらず、一見ガラの悪い男性たち(実はタクシードライバーやバス・セルビスの運転手たち)ばかりがうろうろしています。それからバス停全体が臭い…男性がその辺のあちこちで用を足しているのでしょう、つまりそんなニオイがします。女性だけでは気後れしてしまうかもしれません。特にレバノンに知り合いがいない場合、ここにストンと降ろされても、それから一体どうしたらいいわけ? と戸惑われるかもしれません。で、ここがレバノンを代表するバス停です。レバノン政府もなぁ・・・観光に力を入れているんやったら、まずこのレバノンの「顔」をなんとかしたらいいのに、と思わずにはいられません。いずれにしても、選択の余地なし。空港を利用されない方たちは、この「廃墟」に行きつく運命。バスまたはセルビスを降りると、待ち構えたタクシーのドライバーたちから「タクシー?」「タクシー?」としつこく付きまとわれます。レバノンのタクシー代はかなり高いので、乗りたくはありませんが…観光客の皆さまには選択の余地がないかもしれません。よほど健脚の方あるいは土地勘のある方は、タクシー運転手たちを振り払い、ローカルのミニバスが走っている通りまでグングン歩いていただくこともできます。このシャールズ・ヘロウ・バス停自体からはローカルバスが出ていません。荷物を持っての移動はちとキツイかも。つまりアクセスが非常に悪い!!本当に中東にありがち。観光が唯一の産業やっちゅうんやったら、こういうところをまず整備しなアカンね。もはや私はどの中東の国にも期待していませんが、観光客の方のことを考えると、複雑な思いがいたします。ただ先ほども書きましたように、バス停にたむろっているガラの悪そうな男性たちは浮浪者ではありませんので、こうしたドライバーたちを味方にしてしまうのも手?? 行き先を告げて交渉に持って行くことができる!!・・・・かも? 夏休みは中東へ。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2010.06.05
レバノンの首都ベイルートは地中海に面しており、海岸沿いにあります。こじんまりとしており、徒歩での観光も十分可能。観光客だけでなく、地元のアラブも海岸沿いに繰り出し、たくさんの人でにぎわいます。海岸沿いの道はコルニーシュと呼ばれています。たくさんのレストランやカフェが並び、レバノンっ子たちもお気に入りの場所。 鳩の岩と呼ばれる二つの巨大な岩。どこまでも続く地中海をただただボケっと眺めるだけでも、レバノンに来た甲斐があります。この日はとても天気が良く、海岸沿いのレストランで美味しいアラブ料理を楽しんだ後は、ぶらぶらとコルニーシュを散歩。このコルニーシュは、地元のレバノン人が朝早くにマラソンなどをしに来る場所でもあるのだとか。レバノンに観光にこられた方は、内戦のひずめなどを感じられることはあまりないかもしれません。でも建物をよく観察していると、結構気付きます。下の写真のように銃弾が撃ち込まれた後。修復が進んでいるとはいえ、まだまだこうした銃弾の跡を見ることがあります。 これまで仲良く住んでいた隣人同士が宗教の違いからこうして撃ち合うなんて…、しかも15年間!! 私には信じられません。何かに取りつかれたとしか思えませんね。前にも書きましたが、アラブというのは感情が先立つ国民。ともすれば理性を失いがちです。感情を抑えるように教育されて来た日本人の私からすれば、妬(ねた)みや怒りやプライドなど、ありとあらゆる負の感情をむき出しにするこの国民的気質に共通点はなし。もちろんすべてのアラブがそうではありませんけどね。ま、それはそれで、素直で分かりやすい、とも言えるかも?? う~~ん。でもやっぱり制御されない負の感情は、怖いですなぁ。 夏休みは中東旅行。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2010.05.24
レバノンという国は、日本の皆さまにとってヨルダン以上に馴染みのない国だと思います。レバノンと聞いてまず思い浮かべられるのは、何でしょうか。私自身は日本にいた時から「レバノン=内戦」というイメージはそれほど強く持っていませんでしたが、「戦禍のレバノン」というイメージを抱かれる方も多いかもしれません。何よりも、情報がまず少ないというのが現状ではないでしょうか。シリアにしてもレバノンにしてもヨルダンにしても、日本で正しい情報を得るのはすごく難しい。私自身も、実際にヨルダンに来て初めて、シリアやレバノンの「本当の姿」を見ることができました。 以来、シリアもレバノンも全く不安なく、自由に行き来しています。レバノンでは1975年から1990年まで、実に15年の間内戦が続きました。その間も人々は明るくたくましく生き続け、現在レバノンは驚くほどの復興を遂げています。観光客は主にヨーロッパ圏からと、それから湾岸エリアからのアラブたち(私はこれらのアラブを「湾岸族」と呼んでいます)。夏は避暑地としてかなりの賑わいを見せます。レバノンが誇るもの・・・それはまず、豊かな自然ではないでしょうか。岐阜県ほどの小さな国でありながら、西には地中海、北にはレバノン山脈、肥沃な土地には豊かな緑が生い茂ります。レバノンもシリア同様、食が豊かで、何でも美味しい!! これもレバノン人の誇り。さて、日本からの観光客は驚くほど少ないレバノン。観光はまだまだしにくいです。まぁこれはヨルダンも同じ…。レバノンで観光客泣かせなのは、交通費が高いこと。タクシーは日本並みの値段です。ヨルダンのタクシーは 1JD、2JD (140 円―280円)の世界。これに慣れている私にとっては、レバノンのタクシーなぞ乗りたくもありません。では他に何が足となるかというと、セルビスとバス。でもセルビスもバスも、ヨルダンと比べるとかなり割高です。今回ベイルートでは、これでもか!! というくらい歩き倒しました。首都ベイルートの観光はそれほど難しくありません。ベイルート市の北には旧市街(ダウンタウン)が広がります。旧市街といっても、現在かなりのスピードでお色直し中。新しい店が立ち並びます。旧市街の顔は、下の写真の大きなモスク。かなり大きなこのモスク、青の丸屋根がポイント。どこからでも見えますので、自分の位置を確かめるのに最適。日本大使館もこのダウンタウンからそれほど遠くない場所にあります。さて、今回のレバノン滞在はかなり短かかったのですが、それでもたくさんの情報を収集してきました。レバノンの現地旅行会社とも業務提携してきましたので、これからはレバノン観光にも力をもっと入れていきたいと思っております。 何より、偏りのない、正しい情報。草の根活動のようですが、中東諸国から発信していきたいと思っていま~す。 夏のホリデーは中東で。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2010.05.22
お客様のアテンドで4日間、アンマンを離れておりました。帰宅したら、ハトが巣を作っておりました…(もちろん窓の外です)。今度はベッドルームの窓際ではなく、仕事部屋の窓際。パソコンをカチャカチャ打つ真横、レースのカーテン越しの窓際でハトがけなげに卵を温めております。。。さて、先回のレバノン旅行でスバラシイ(?)情報を得てまいりました。なんと、レバノンの査証は日本人に無料で支給されるべきなのだそうです。これは在レバノン日本大使館の大使の方から直接お聞きしたので、確実かつ正確な情報です。今まで払ってたのに~、しかも今回も払ったし!! 返せ~と貧乏根性がうずきます。「今まで払っていました。国境では普通に請求されますよ」というと、大使の方は渋い顔で「こんな国ですからね・・・」と一言。はい、中東にありがちなことです。でも国境で、「日本人には無料で支給されるはずですけど」ととにかく係官に伝えてください、とのこと。よし、今度からそうします。ちなみに、レバノンの国境では 48時間以内の滞在ならビザが無料、それ以上の滞在になると US$ 17 (25000リラ) が要求されます。この US$ 17 が実は支払い不要だったのです。ただし、これは地上国境を利用されるときだけで、空港からの入国の際にはもともと徴収されていません(つまり無料です)。さて、アレッポからベイルートにバスで向かった今回は、地中海沿いの小さな国境を通ってレバノン入りしました。レバノンの北にある Arida という名前の国境です。 ↑バスから見た風景。地中海がサファイアのように光っていました。青い宝石のような水を豊かにたたえた地中海を右手に見ながら、前方には白い雪をいただいたレバノン山脈が。真っ青な空と碧い地中海、それに白い雪のコントラストが息を呑むほど美しかったです。シリア・ヨルダンと併せてレバノンへ足を延ばされる方もおられることでしょう。地上国境では、レバノン査証は無料のはずです! まずは係官にひとこと、「日本人は無料のはずでは?」と確認してくださいね。でも…レバノン在住の日本人は10の指におさまるくらいの数だそうですし、レバノンに旅行で訪れる日本人もまだまだ少数。係官たちが「日本人=査証は無料」と覚えるには、少し時間がかかりそうですね。 中東で夏休みをお過ごしください。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2010.05.19
明日より、シリア・レバノンへ出かけてまいります。今回はレバノン訪問が主な目的ですが、シリアで少し遊んじゃおうというわけで、シリア国内を汽車でグルリと回った後、お目当てのレバノンへ入ります。このクソ忙しい時に遊んでいいのか? と言われそうですが、シリア滞在は2日間だけです。 お許しを~~。汽車の旅は往年(?)の私の願い。 旅のご報告、お楽しみに!! 中東旅行のことなら http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx まで。
2010.04.22
ダマスカスで気持ちの良い朝を迎えました。朝9時にはセルビス乗り場へ到着。ガラージュ・ソマリエというバス停は、バスやセルビスの集結地点。ここではいつも、セルビスの運転手たちがお客の獲得をめぐって熾烈な戦い(?)を繰り広げています。セルビスというのは、乗客が集まってから出発するシステム。今回は運転手を含めて7人乗りのセルビスでレバノン入りしましたが、最後の1人がなかなか確保できず、セルビスに押し込められた私たち5人はあくびをしながら待つこと1時間…。その間、隣のセルビスでも乗客が待ちくたびれた様子。そっちの乗客をこっちに1人くれたら、すぐに出発できるのに…! でも彼らに協力という精神はなし…。運転手たちは乗客を獲得したら、パスポートをちゃっちゃと取り上げてしまい、車を変えられないようにしてしまいます。 ↓ 今回お世話になったセルビスダマスカスを出発した時には既に10時を回っていました。今回の旅のお供は、香水商の若いイラン人男性2人、睡眠時無呼吸症候群のシリア人男性1人、自称「ヒズボラ」のレバノン人男性1人、それに私と友達の女性2人です。レバノン国境に近づくにつれて雪が目立つようになります。 ↓遠くには雪山がシリア-レバノン国境を越えてからは、雪が舞い始めました。ベイルート入りするには、険しい山道を越えて行かねばなりません。山に差し掛かる手前で、ドライバーはタイヤにチェーンを巻き始めます。え? チェーンを巻くほど? と思ったのですが、その疑問はすぐに解消。山を登り始めると、アスファルトが見えないほど雪が積もっています。確かに夜ここを通るのは、アイスバーンでかなり危険だと思います。野麦峠を越えていく感覚? 除雪車も出動していました。 キーンと張りつめた寒さ。天気はいいのですが、空気が冷え切っています。でも雪ってきれいですよね~。一緒だったスペイン人の友達はスペイン南部から来ているので、積もった雪を見るのは珍しいよう。感動して写真を撮りまくっていました。チェーンを巻いたセルビスはゆっくり進み、ベイルート到着までにかなりの時間がかかりました。ミーティングの時間には当然間に合わず…。30分遅れで到着。会場にそろりと忍び足で滑り込みました。そんなこんなで、この冬一番の寒波の時に、ヨルダン→シリア→レバノンと3国の雪事情を体験できたのは貴重?? レバノンでは友達に温かく迎えられ、1泊して翌日には帰途に就きました。帰りはレバノン人の友達が厚意から、セルビスではなく GMC というジープを手配してくれていました。交通費も友達持ち。一体幾らだったのかも分かりません。感謝です・・・。ありがとう!! ただ、性能のよい車とは裏腹に、ドライバーと別の乗客(レバノン人女性)の喫煙に苦しめられました。ケホケホ。ほんまに受動喫煙させられる身にもなってよ~、と愚痴りたくなります。そんなこんなで、無事にアンマンに到着したのが昨日、土曜日。帰ってまいりました~。免税店で買ったお土産を少し友達に配った後は、また通常の生活に戻ります。さてヨルダンの冬。今週もまた雪が降るとか降らないとか…でも春はもうすぐ。待ち遠しいですね。 イースター休暇はヨルダンで。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2010.02.08
明日からシリアへ行ってまいります。今回はダマスカスだけ。2泊3日です。ビジネス+もちろんダマスカスを満喫してまいります! アレッポ石鹸をたくさん買うつもり。お土産といってもシリアもヨルダンもよく似たもの。でも今回はダマスカスのスークでアレッポ石鹸をたくさん購入する予定。 今回は JETT バスでシリア入りです。アブダリのオフィスでチケットを購入しました。シリアへは片道チケットしか買えませんが、7.25JD。日本円にすると1000円以内です。ペトラやアカバへ行くのとほとんど同じ値段で、国境を越えてシリアに行けるのです。安いですよね :)バスは大型で快適ですが、時間の制約があります。シリアへは朝7時発のバスか、夕方5時発のバスしかありません。朝7時発のバスは、6時半にはアブダリの JETT バスオフィスに集合しなければなりません。私は毎朝5時半か6時には起きますので、これは問題なし。家もアブダリに比較的近いので、助かります。さて、以前にアブダリにある JETT オフィスの場所をご紹介しました(http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/200811190000/)。このオフィスではヨルダン国内の観光地へのチケットを買うことができます。シリアやエジプト、ベイルート行きなどのチケットはここでは買えません。このオフィスから数十メートル少し上に歩くと、隣のブロックの角に JETT バスオフィスがもう一つあり、ヨルダン国外へのチケットはそこで買うことになっています。明日からシリア。短いとはいえ、旅行は旅行。とても楽しみです。ヨルダンとはまた違う中東の風景を満喫してまいりま~す。旅のレポート、お楽しみに :) 中東地域の観光のことなら http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx まで。
2009.08.09
レバノンでは、あっちの家でお食事、こっちの家でお食事、という風に、とにかく人々のおもてなしを受けました。写真は、宮殿のようなおうちに招待されたときのもの。家具や置物は和洋折衷といった感じで、限りなく調和してなさそうなのに、なぜか調和している・・・不思議な感じでした。 この家のご夫婦にはたくさんの子供がいるのですが、全員結婚して家庭を持っています。今はお2人だけの生活ですが、とにかく寛大で、人をよく呼んでおられます。そのため家には「イッピ」ちゃんというエチオピア人の住み込みの女の子がいて、私たちがお邪魔したときも彼女が家事全般を受け持ってくれていました。 テーブルの真ん中には生野菜がドン。生野菜の美味しかったこと。こうした野菜を手でちぎって口に放り込みながら、チキン、魚、ラム肉などの料理を楽しみます。今回のお食事には肉という肉、魚という魚が準備されていました。レバノンではサラダとして「タブレ」が必ずといっていいほど、どの家庭でも出されます。タブレについては以前のブログで書きました。またのぞいてみて下さいね。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/200810130000/お昼から、ウイスキー、ビール、アラブのお酒なども出され、レバノンの昼食は本当に豪華でした。この辺、フランスに似ていますね。その代わり、朝食・夕食はパンに野菜を巻いただけのサンドウィッチだったり。レバノンはこんな風に、おいしい料理・豊かな食卓で有名なのです。
2009.01.13
日本から海外に行くには、海を越えるしかありません。でもヨーロッパにせよ、中東にせよ、大抵の国は陸続き。ランドボーダー(地上の国境線)を越えての旅が可能です。今回のレバノン旅行も、ランドボーダーを越えていってきました。ヨルダンからレバノンまでは、約350キロの道のり。今回お世話になったタクシーです。レバノンまではタクシーで約7時間。ヨルダンとシリアとレバノンの国境を越えていきます。タクシー料金は、行きが30JDで帰りが35JD。合計65JDでした。日本円では8200円くらいになります。ビザですが、シリアのビザもレバノンのビザも国境線で取得できます。それぞれのボーダーでかかった費用は・・・、ヨルダン出国 640 円 シリア入国 720円 ⇔ シリア出国 1140円レバノン入国 1500円 ⇔ レバノン出国 0円という感じだったと思います。ドルやレバノンリラ、ヨルダンディナールなど、いろいろな貨幣単位で支払ったので、どうも記憶があいまいになっていますが・・・。出入国にあたっては、カードに名前やパスポート番号などを記入します。面白いのはどのカードにも「父親の名前」という項目があること。日本では、お父さんの名前なんて聞かれることないと思うんですが、アラブ世界では父親の名前は重要です。 国境に近づくとタクシーの運ちゃんが渡してくれます。7時間の旅ですが、それほど長いと感じません。国境で車を降りたり乗ったり・・・を繰り返しますし、道路はスイスイ。トイレ休憩も取ってくれますし、ヨルダン - シリアのボーダーでは免税店もあり、トイレもきれい。買い物もできます。タクシーの旅は思ったより快適です。面白いのは、ヨルダン→シリア→レバノンと国を変わるにつれ、役人たちの顔の特徴が変わること。同じアラブといっても、国によって顔に特徴があるんですね~。ヨルダン人の顔は、砂漠の顔。険しくて、無骨な感じがします。シリア→レバノンと進むにつれ、男性の顔が次第にフェミニンになっていきます。この変化はかなり興味深かったです レバノン滞在のご報告、また少しずつアップしていきたいと思いま~す。
2009.01.12
レバノンに行ってまいりました。レバノン=イスラエルとの戦争、などという風に想像される方もおられるかもしれません。でも実際のレバノンは、水と緑にあふれた肥沃な土地に恵まれ、人々の温かさは人一倍。中東の国々の中でも、ヨーロッパ的な解放感に満ちています。さて、私の滞在中は雨が降ったりやんだりと、天気には恵まれませんでした。それでも一日だけ天気の日があり、しっかり観光もしてきました。 レバノンには海あり、 山あり… 雪あり… 緑あり。とても小さな国ですが、バラエティに富む自然に恵まれています。実際春になると、朝は地中海で泳ぎ、昼からは山でスキーが楽しめるのだそうです。レバノン人は自国をこよなく愛する人たち。ふたこと目には、「レバノンには何でもそろっている」「こんなに美しい国はない」「レバノンに住みたい?」などと聞いてきます。確かにレバノンにいると中東にいる感じがしません。地中海のおかげで適度な湿気があり、カラッカラに乾燥したヨルダンとは全く違います。食事は野菜中心で非常に健康的です。が、美味しいためについ食べ過ぎてしまいます…。魚を含むシーフードも新鮮でたっぷり食べれます。ただ、こうした環境は日本とも似ているところがあり、日本人から見ると、それほど特別な感じはしないかもしれませんね。ヨルダンに1年近くいると、レバノンのような環境はパラダイスですが。中東に来られることがあり、時間的なゆとりがあれば、レバノンにもぜひ足を延ばしてみてくださいね。
2009.01.11
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