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惨敗した本庄Rdで掴んだ1つの感覚「減速いっぱいと思ってたところからステアこじってもグリップついてくるぞ」という感覚と本庄の優勝車載がyoutubeにアップされていたのでめちゃくちゃ見させてもらい「全コーナパキ切りして極端に早く向きを変えているように見える」という推測から一つの仮説を立てましたβ11はじっくりグリップを引き出す今までのスタイルよりこじってグリップ限界を少し超えたところでコントロールしたほうが性能を引き出せるのでは?これまで、β11は限界付近で急にグリップを失うようなピーキーさを感じていました(特に加速時のリア)しかし、フロントでいうと美味しいと思われるスリップアングルを超えても更にグリップしているようだったのでこれまで使っていたZ3や71RSやA052のようなタイヤは割と摩擦円が縦長な特性だったのに対してβ11は横長の楕円なのではないかと考えそのタイヤを使うためには縦いっぱいからじっくり横に移行するのではなく一気に横に持って行きその奥でコントロールしたほうが安定してグリップ使い切れるかもという算段です実際に試してみました@ICCサーキット(仮想さるくら)https://youtu.be/vNOVDOI926k?si=a05QRsXOs1r349q0一見、いつもの操作に比べるととても雑に見えますがこれはこれで狙いがあってやってるし実際フロントの仕事は増えている=向きが良く変わり、結果リアタイヤの仕事も増えると思いました。フィールもとてもいい感じでした他の関東トップレベルの参加者とタイム比べてもかなりいいタイムが出ていたので一つの正解だと思っています(特に低速コースでは)もちろんコーナーによって使い分けはしますがこれから中高速もできるか、精度よく挙動作れるかは要練習です!〇2024年製〇ダンロップ DIREZZA ディレッツァ β11 205/50R16 91V XL 4本セット
2024.04.18
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新潟地区戦の走行反省が自分だと行き詰まり、どうタラレバしてもトップタイムに届かなかったのでなにか間違ってるなーと思い山野選手にオンボードレッスンしていただきました。送った動画:https://www.youtube.com/watch?v=eL_KzaqetR8今回は90点でしたniちなみに、(脱輪なしで)短縮可能タイム1.7sec全部短縮できれば今回トップタイムに0.2secくらい勝てる計算ですね、キビシー笑ちなみに、半前に練習会のベスト動画を送ったときは88点でしたhttps://plaza.rakuten.co.jp/gymkhana/diary/202112300000/練習のベストより、微妙な本番の方が点が上がってるので、ドライビングの技術と精度は向上してるということですかね(^^)僕の考察ではないので、詳細は割愛しますが自分ではロスだと思っていなかった、細々した挙動とその原因、対策まで詳しく説明していただいた感じでちょっと、悪い方向に進もうとしていたドライビングを早い段階で指摘していただけてよかったです。とりあえず、・リバースステア、ダメ絶対・踏みすぎ注意・カートコース攻略精度要向上って感じですね。いいところもいくつかあったのでそこは伸ばしつつ、運転の精度を上げていこうと思います!次は来週の筑波、頑張ります!
2023.07.01
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シーズンも終わり、寒くなってきてそろそろ練習量も減ってくる時期なので僕のオフトレの一部を紹介します!笑これ!笑ゲーム(PS4のグランツーリスモスポーツ)です笑ゲームというと、遊びのようですが、シミュレーターというとそれっぽいですかね。サーキットとかトレーニング施設にあるものと比べるとしょぼいですが僕的には十分練習になります。もちろん、ジムカーナにも生かせる練習ができます。ゲームで練習すると何がいいかというと①練習代が0円(参加費、タイヤ代、ガソリン代、その他諸々どれだけ走ってもタダです笑)②いつでも練習できる(365日24時間、家で30分~走れます笑)③車が壊れない(普段しない走りを色々試せる!)④いろんな車種・コースを走れる(駆動方式違いはもちろんダートやドリフトもできます笑)⑤セッティングの練習になる(一瞬で足回り・デフ・ENGなど、沢山のパラメータが弄れて、違いを疑似体験できるのはゲームならでは!)そうはいっても、ゲームと実車は違うでしょ?と思うと思いますが確かに、違いはあります。でもハンドルコントローラーを使えばかなり近いところにいると思います。(車でも車種やタイヤ、セッティングで千差万別ですし笑)ゲームの感覚に慣れるまでは大変ですが、慣れると視覚情報+ステアリングのフィードバックからGをイメージで感じられるようになって実車で走ってるのと同じような集中力で走っていることが有ります。特に、僕がゲームで練習ができたのは高速(中速)コーナー実車だと怖くてなかなか飛び込めなかったのですがゲームなら失敗してもノーダメージなので色々試すことができます。あまり前荷重かけずにアンダー気味な姿勢で放り込んでみるとか限界コーナリング中に微妙に前荷重をかけて巻き込んでみたり逆にアクセルでアンダー出してラインをはらませてみたりパキ切りをためしてみたり実車じゃ怖くてできなかったことをゲームで試して、このコーナーはこの方が安定するとか速そうとか色々考えて試して、身に付けて、実車でも出来るようになる。実車だと、どうしても慣れた乗り方に凝り固まりがちになってしまうので気楽に色々試せるのってすごくいいと思います。意外と丁寧に操作して、感じてやれば細かい挙動も再現できます笑グランツーリスモだとゴースト(自分の最速ラップの走行影)と一緒に走れるので走りながら、どっちが速いか、どこで差がつくのかを確認しながら走れるので非常に勉強になります。ということでボーナス、年末年始のセール、クリスマスなど(12/4~12/11まで楽天スーパーセール中なので割引商品やポイントがかなり付きます!)色々口実があるこの季節。シミュレーション環境をつくってみては?という提案でした!笑ガチの人はPC派が多いですが僕はPCはめんどくさいから、超手軽にできるプレイステーションを選びました。僕は3年前くらい前(PS5発売前)に揃えたのでPS4ですが。正直十分だと思ってます。一応紹介しておきます。この3点をポチれば来週から無限コソ練ができますよ!笑ソニー プレステ4 本体 500GB プレイステーション4 ジェット・ブラック CUH-2200AB01 PS4 [ラッピング対応不可]今なら5も買えそうですが、高いですね。。練習用なら4で十分かと。グランツーリスモ7 PS4版※僕はスポーツですが今買うなら7ですかね【SALE】Logicool G ステアリングコントローラー G29 PS5/PS4/PS3/PC ハンドル ドライビングフォース LPRC-15000d 国内正規品 2年間無償保証 ステッカー特典付き ハンコンハンドルコントローラーは色々ありますが最低でもこのG29くらいは欲しいかなという感じらしいです。これより安いやつはフィードバックが無かったりで練習にはならないかな?あと、僕はDIYで頑張りましたがドラポジを気軽に作ろうと思うとこういうのを買っちゃうと楽ですね。【メガ割!店内全品15%ポイント贈呈中!】VSHARKER レーシング スタンド ハンコン スタンド ギアシフター用 マウント セット G25 G27 G29 G920 PT558 折りたたみ コンパクト送料無料 PLAYSEAT レーシングコックピット Challenge ActiFit 折りたたみ可能 ステアリングコントローラー対応 メッシュシート RC.00312【国内正規品・安心国内サポート対応】他にもオフトレ、コソ練はあったりしますが気が向いたら紹介します笑
2022.12.09
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大きな失敗をしたのでちゃんと反省します。とりあえず原因分析なぜクラッシュしたのか?(メンタル編)ー縁石に乗ったからーウエットだったからーウエットなのにドライの勢いで走ってしまったからー中間まではドライくらいのグリップ感があったからー前日練のドライの感覚が残っていたからー1本目からトップタイムを出したいと思って欲張ってしまったー縁石で姿勢を乱しても対応できると思っていたからー参加台数が多く張り切ってしまったー2本目勝負ということが頭から抜けていたーラストゼッケンでた選手のタイムを気にしてしまったーシリーズ的に負けられないとアツくなってしまったーサーキットコースでコースオフするダメージを考えていなかったーウエットのつくるまは数回走行経験があり、グリップが悪くないと思っていたー今まで姿勢を乱してもコントロールできていたこんな感じで「アツくなりすぎてしまった」ですかね。とは言え、どうせ2本目勝負だということは分かったはずなのに1本目で車を壊してしまいタイムも残せずなのでどう考えても、やってはいけないタイプのミスでした。とは言え、走っているときはそれなりに冷静で縁石の上はパーシャルで加減速は無いように気を付けて姿勢を乱さない乗り方をしたつもりだったので無茶をしたという感覚でもないです。気持ち一つで防げた事故だと思うので余計に悔しいです。なぜクラッシュしたのか?(車両挙動編)https://youtu.be/PeG3_7jeDT0ー縁石に乗ったからーインリアタイヤがリフトしており右リアにかなり負荷がかかかっていたー縁石の頂点が平らで路面っぽく走れてしまい、縁石に乗っている感が薄かったーまだ縁石の乗っており、インリアは浮いているのにアクセルを開けてしまったロガーのデータです紫が前後G黄色が横G青がスロットル開度です出口でまだ縁石から完全に抜けれてないのにアクセルを踏んじゃっていたようですこれによりパワースライド発生しかし、ドライバーは0.77Gくらいで限界を迎えるなんて考えてもなかったのでリアキャパオーバーでパワースライドが起こるとは想定しておらずカウンター当てるのが少し遅れた(または、着地の姿勢変化でやられたようにも見れる)カウンターは当てたもののライン外の濡れた路面ではグリップは回復せず、スピンモードは止められずブレーキは踏んではいたが、ABS作動の板ブレーキ(?)で制動力もあまり得られず、サイドを引いて車を後ろから突っ込ませるような余裕もなくなすすべなくコースオフ。(ウエットとは言え、フルカウンターに全く反応がなくハイドロ並みに滑って行ったのはドリフト路面ラバー影響もあるか?)というのが物理的な説明でしょうか。なんでこんな挙動が起こったのかよくわかりませんでしたが整理すると、僕がグランツーリスモのヘアピンで踏みすぎて毎回スピンするのと同じ種類の挙動、ミスであることが分かりました。後輪駆動で旋回中にアクセルをふむとオーバーがでるあたりまでです、外乱が入ると当たり前すらできなくなってしまうようです。ということでまとめとしては車を壊さないことを最優先事項とする(1発で数十万+数カ月を失う最悪の事態)サーキットコースの縁石はよく観察するウエットやコースレイアウトで危ないときは無理しない単純な事ですが再確認しました。
2022.08.11
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サイドターンの進入ラインを「差す」とは具体的には直線的に進入してサイドターンするということです。僕は今まで、純正足の癖で(詳細はこちらに書いてますが)「サイドターン進入時の姿勢について(操作ベースではなく理想的な4輪の荷重で考える!?」大きめに進入のラインを取っていました。しかし、やはりその分距離を走ってしまっているのでタイム的にはロスとなります。つまり進入だけ考えると最短距離で直線的にパイロンに進入してサイドターンする方が速いです。純正足で走っていたときは(たぶん)車の荷重移動速度とかの限界でそういう動きはできませんでしたが競技脚を入れた今の車なら出来る!というか、やらないとターンでリア荷重が残っちゃうので不発になりやすいのでは?ということで、先週まで悩んでたサイドターン不発問題の答えが一つ見つかりました。。※しかし、差すラインはラインや車速、タイミングのズレの許容誤差範囲が狭くなってしまうので失敗の確立は上がってしまうので諸刃の剣と言ったところですね。。実際に試してみた走行がこちら!サイドターンの進入ライン差してみた比較の今までのやり方はこちらかぶせて入るサイドターン進入ラインやってみた感想としてはタイミングが全然違うので戸惑いました。①かぶせて入ると、ターンインが終わり、ヨー運動が始まってリアにも荷重が乗ってる状態でサイドブレーキを引くことでタイヤのキャパを超えスライドが始まる。②それに対して、差すラインだとターンイン中のリア荷重が抜けている状態のリアタイヤの限界を下げた状態でサイドブレーキを引きタイヤをロックさせる。同じサイドターンですが、メカニズムが少し違うと考えました。②に対して①は荷重分リアのグリップが強くなってしまうので競技脚を入れた車両だと、ロールが少なかったりする影響でより大きな荷重がかかりサイドブレーキの制動力ではロックできなくなったというのが、最近の僕のサイドブレーキ不発病の原因では?これは、タイヤによってグリップが強くなった場合にも同じことが起こると思います。TW280とハイグリップラジアルとPNタイヤの同じロードスターのターンを観察しているとTW280は①ターンハイグリップラジアルはセッティングや路面状況によってどっちでも行けるPNタイヤは②ターンが多い気がします。PNタイヤに関しては、基本全日本レベルなので単純に難しくても速いほうで②を使ってる可能性もありますが。(PNタイヤはあまり使ったことが無いので分かりません(>_<))でも逆に考えるとグリップの低い雨の日なんかはあえて①を使ったほうがエビターンになる確率を下げられるかもしれないと思いました。それと②のターンはどうしてもブレーキングからの姿勢作りを素早くやらないといけないので、転舵を速くする必要がありその結果、強いヨーが生じるので振り出しスピードが速くなるのでその振り出しにリアタイヤのグリップが耐えられるならその方が速そうですね!(耐えられないとエビターンになります。それを嫌って純正足時代は①ターンに落ち着きました)思いついたままに書いてしまったので支離滅裂になってしまったかもしれませんがまた少しサイドターンに対する理解が深まりました!あとは、差すターンを高確率で成功させられるように反復練習するのみです!(結局一番大事)※今回は360など深いターンに関して考えているので差したほうが速いのではと書きましたが90度ターンなどチョン引きのときや進入ラインが自由に取れるときなどは①の方が速かったりするかもしれませんね。その辺は僕もまだ経験不足でよくわかっていないのでたくさんコース攻略していこうと思います!
2022.04.01
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車載映像からそんなにたくさんのことが分かるなら僕の走りも見ていただきたいと思い、さっそく受講しました!申し込みから3日くらいでレッスン動画が納品されました!内容は送った車載動画を丁寧に1つ1つ見ながら解説してくれる20分程度動画とドライビングを採点してくれた通知簿です。気になる得点は・・・高得点です!嬉しいですね(^^特に悪いところが無いと言っていただけました~(全日本ドライバーでも90点代前半という噂も有ったり無かったり)僕のは、練習会で半日で12本くらい走り込んで出したスーパーラップ的な走行なのでジムカーナ的にはズルですが笑(自分で分かるミスを指摘されても勿体ないかなと思い、なるべく最近で一番良かった走りを選びました!)評価していただいた動画はこちらとは言え、評価項目をご覧になれば分かると思いますがジムカーナにおいてタイム差が出やすいサイドターンが評価項目に入っていないんですね(基本はサーキット走行向けサービスらしいです)ということで、得点がそのままジムカーナの上手さを表している訳では無いみたいですそういうこともあり、申し込みをためらっていた部分もあるのですがさすがジムカーナレジェンドの山野哲也選手、レッスン内容にはしっかりサイドターンの解説もあり非常に分かりやすかったです。自分では気が付いていないロスしている部分など更に詰めるポイントや根本的なサイドターンの考え方も教えていただけて大満足のレッスンでした!そして、レジェンドに褒めてもらえるとモチベーションが上がります(←単純「外周コーナーの最大舵角を与えるポイントが強烈に良いですね、とかって言われるとニヤニヤしちゃいますよね(上手い人の走り方を真似してるだけなんですけど笑)」あと、レッスン動画をうけて、チャットですが1つだけ質問に答えてくれるので理解できずモヤモヤってことも僕は無かったです!また来年あたり(サービス継続してたら)レッスンを受けたいと思いました!「パキ切りについて考える」の時に書きましたがはやり、山野先生のアドバイスの中に積極的に向きを変えるべきコーナーもあるから(パキ切りとは言っていませんでしたが)転舵速を使い分けれるようになると良いとアドバイスを頂いたので、あの考察もそれなりに正しかったのだろうと思えました!以下自分用のメモです指摘ポイント・シフトアップ、詰められる←たしかに加速中にクラッチを踏む(踏み始めてから切れるまでの空走時間をロスしない)シフトアップ毎に0.1secロスってたら10回で1secになる・180サイドターンコーナリング前にダウンシフト完了している、◎ターンインの転舵が丁寧、〇(失敗しない)ターン中の舵角×(フロントのグリップをもっと使うためにフル転したほうが良い、余っている)舵角180程度で止めてしまっているので回し込む※オーバーを出すと旋回を止めないといけないのでロスもっとフロントのグリップを使うと、リアのグリップもさらに使えるようになるので立ち上がりで踏んでいける!(前後横力とモーメント)・パイロンを通過する理想的な車の向きで立ち上がるために、進入のライン取りを大回りにするかもしは、進入手前でググッとステアを入れてオーバーを出してリアを逃がしてPTを避けるか!(積極的な向きがえ)・シフトアップが速いか、シフトが遅いので2速の加速が鈍ってしまう・外周、強烈に良いパイロンに対する最大舵角を与えるタイミング(早めに最大舵角を与えて向きを変えられている)・スラローム、そこそこ速いけど△もっとパキ切りで向きを変える(スキーのスラローム)ゆっくり曲げると次のパイロンがきつくなるので速く向きを変えるためのパキ切り最後のダウンシフトが遅いので、もう一つ前もしくは(進入から)1速で走っちゃった方が良い・スラローム→外周、◎最大舵角のタイミング、ヨーコントロール・フルブレーキ→180サイドターン×2①シフトが速くて、ブレーキを余しちゃってる(オーバースピードしないため&リア荷重が抜けすぎないための意図的ではある)舵角が少なくフロントグリップを余らしているのでもったいない、向きが変わっておらずロス②進入でサイドを引く位置がパイロンから離れてしまい、PTを恐れてカウンターで逃げてしまったターン中にカウンターを当ててフロントタイヤのグリップを使えないのはロスなので、しっかり回し込んでフロントタイヤのグリップを使って立ち上がる※サイドターンをリアを流して向きを変え(更にサイドブレーキとアクセルターン)るのと、フロントのグリップで曲がる(残りの90度)の分けて考えるまとめ改善点・サイドターンはサイドブレーキを長く引いてターンの半分(クリッピングポイント)まではサイドブレーキで回す減速、その後はアクセルで加速していくイメージ・サイドターンでもフロントタイヤのグリップをしっかり使うためにステアリングはたくさん切る・積極的に向きを変えるためにステアリグワーク(パキ切り)を使い分ける
2021.12.30
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今日はREVSPEED2022年1月号の付録DVDで山野選手が全日本ジムカーナの各選手車載映像を解説する企画で分かった事をまとめます!(最近、山野選手の(ドライビング)ことばかり考えている気がします。。。笑)山野選手がご自身の車載を解説されていて、「パキ切り」の意図が何となく見えました!(動画で実際に見るとより分かるのでお勧めです!)REV SPEED 2022年1月号【雑誌】【3000円以上送料無料】ステアリングのパキ切りと言えば、一般的には初心者がやりがちな、曲がりたいと思ったときにステアリングを一瞬でたくさん回すことを言うと思います。しかし、山野選手や一部のトップドライバーの車載映像を見ると、パキ切りをやっているんですね。。。(ソーイングというステアリングを振動させるように振るのとは別だと思います)僕も車に乗り始めのころはパキ切りをして、よくアンダーを出して先輩にステアリングはゆっくり丁寧に切りなさいと教えていただき、矯正できたころにはアンダーをあまり出さない範囲でタイヤのキャパ限界のところで使えるようになったのでパキ切りは悪だと思っていたのですが(詳しくはこちらにまとめてます→ #1タイヤの声を聴くとは?)上記のように、トップレベルの選手でもパキ切りをしている事実は知っていましたがそういう人もいるんだ~くらいにしか思ってなくて、なんでそうしているのかなんて考えたこともなかったです。でも、今回DVDの解説で山野選手の理想の走りのイメージを知ることができ、シャーシメカニズム的な車の運動の理屈と合わせて考えると、ある事実が見えました!とりあえず順を追って考えていきます。「初心者がやるパキ切りとトップドライバーがやるパキ切り、何が違うのか?」これは明確だと思います。「タイヤの声が聞こえているかどうか」具体的に言うと、フロントのコーナリングフォースが最大となるタイヤのスリップ角(=舵角)が分かっているか(感じるられるか)だと思います。初心者は、往々にして最適な舵角を超えるところまで一気に舵を入れてグリップを失ってしまい、アンダーになり、さらに曲がらないから切り込んで、抵抗が増えるし、曲がらないしという悪循環に陥っています。しかし、タイヤのグリップ感が手に取るように分かるトップドライバーは日々の鍛錬によって一瞬で舵を入れながらグリップが最大になる舵角を判断してそこを保つことができるんだと思います!まるで、HUNTER×HUNTERのネテロ会長の正拳突きの如く! (って友達には伝わりませんでしたが笑)(僕はまだまだゆーくり恐る恐る、舵を入れていきながら、タイヤさんのご機嫌をうかがいながらグリップが最大となる舵を正に手探りしています。。。)とりあえず、同じように見えるパキ切り操作でも中身が全然違うことが分かったと思います。で、速く切ると何がいいんですか?って感じだと思います。(確かに、不要な時間は省けていそうだけどタイム的にはあんまり変わらないのでは?)そこで、■DVD自己解説中山野氏発言「コーナの進入で積極的にオーバーを出して向きを変えたい」と■シャーシメカニズム的な内容#2 リアステアの正体!?を合わせて考えると「コーナの進入で積極的にオーバーを出して向きを変えるためにパキ切りしてる」ということだと思うので、ではなぜそうなるのかをシャーシメカニズム的に考えてみます。(厳密に考えるとかなり複雑になってしまうので、簡素かしたイメージです)まず、最終的に舵角が同じになるとして「ゆっくり転舵」と「パキっと素早く転舵」で何が変わるのかを考えます。もちろん、途中がどうであれ、安定した時の定常旋回時は同じになるはずです。なので、差が出るのは旋回開始~定常旋回まで(ターンイン)の過渡の状況のはずです※その前に、舵角とスリップ角は違いです。舵角はステアリングの回転量。スリップ角は、車の進行方向とタイヤが向いている方向の確度の差つまり、同じ舵角になるまで転舵したとしても、転舵の速度が速くて旋回が転舵に追いつかないとスリップ角が大きくなります。■「ゆっくり転舵」を極端に考えるとターンイン中、限りなくスリップ角を小さい状態を保つようにゆっくり転舵すると前輪と後輪のスリップ角の関係が一定のままターンインするはずなのでずっと、ヨーが一定になるはずです。(ヨーはフロントとリアのコーナリングフォースの関係で計算できます)つまり、ターンイン中も(前後の荷重移動などしなければ)定常円でセッティングしたステア特性になるということになります。それに対して■「素早く転舵」を極端に考えると直進状態から、いきなりコーナリングフォースが最大となるスリップアングルまで転舵するということなので、フロントは最大のコーナリングフォースを発生しているにもかかわらず車体は旋回していないから、リアのスリップ角は小さく、得られるコーナリングフォースも小さい。つまり、前後のコーナリングフォースの差が大きいので、ゆっくり転舵した時と比べるとターンイン中に発生するヨーが大きくなることになります。あとは、車両のセッティング次第な所もありますが、もし、この発生するモーメント(ヨー)の差によって、定常円旋回中は弱アンダーの車がオーバー側になるような特性だったら(生じるモーメントの差がアンダーかオーバーか変わるラインを跨いでいるイメージ)ペダルで、前後方向の荷重コントロールをする必要なく素早いステアだけでオーバーを作り出せるということになります。つまりこれが、「コーナの進入で積極的にオーバーを出して向きを変えるためにパキ切りしてる」ということなのではないでしょうか!ついでに言うと、パキ切りする選手の車載を見ているとパキ切りした後に、すぐカウンターステアを当てているのが見られます。これは、パキ切りで作り出したオーバーで向けたいだけ向きを変えたときに自転を止める操作であると思います(オーバーのまま何もしなかったらスピンしちゃいます)ということで、パキ切りの正体への理解が深まりました!今まで、僕は転舵はゆっくり!をとにかく意識していましたが目的や状況によってはこういう技もあるのだと思ったので、引き出しを増やすためにネテロ会長目指して、そういう練習もしてみようと思いました!しかし、今回はかなり色々な要素を省いてイメージで考えているので実車に乗ると、車速や固有振動数、僕自身の車を感じるセンサーなどいろんな要素によってイメージ通りの動きにならないかもしれません。(もしかしたらこの妄想自体見当はずれかも。。。)ということで、エイって早くハンドル切るだけだと初心者のパキ切りに逆戻りしてしまうのでしっかり車に入力される力を想像して、運転してみようと思いました!イメージ通りならないのはドライビングの難しいところであり面白いところですね(^^次は、以前悩んで放置していた山野選手のサイドターンと一般的なサイドターンのイメージの違いについて良い記事を見つけたのでまとめたいと思います!
2021.12.25
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僕のドラテクの教科書の一つであるREVSPEEEDの2022年1月号のDVDで全日本ジムカーナの各選手の本番走行車載映像をレジェンド山野哲也氏が解説するという、非常に面白い企画がありました!DVDの内容を紹介する事はしませんが、車載動画の解説の解析をしました!笑REV SPEED 2022年1月号【雑誌】【3000円以上送料無料】今まで僕も車載動画はなるべく撮って、見直して反省するということはやっていましたが明らかにミスっている箇所とか、操作の丁寧さとかを見るくらいで正直何を見ればいいのかよくわかっていない部分が多かったです(何本か走ったときはデータロガーの方が直接ラインや車速、各加速度が分かるので頼りにしてました)今回、山野氏がどんな観点で車載を見ているのか、(氷山の一角だと思いますが)少し分かったので非常に勉強になりました。その観点は①ステアと旋回の応答 舵角と車両前方の景色を見比べて、アンダーなのかニュートラルなのかオーバーなのかを見ることで、ロスを発見しているようです。(動画でステアと景色を見て判断するのはなかなか難しいです。。)ロスの詳細はこの動画で丁寧に語られています山野哲也直伝 ドライビングのロスを削り取れ②操作のタイミング 目標のコーナーやパイロンに対するアプローチを見て、コーナー中の姿勢やラインを確認しているようです。ただ、これは理想的なラインと車両特性を踏まえた操作の正解が見えていないと良し悪しの判断が出来ないので、なかなか一朝一夕で真似するのは難しそうですね。。。③操作自体 その人がどういう風にタイヤを使っているのかを舵角と姿勢から感じているのではないかと思います。①や②と被るかもしれませんが、ゆっくりステアを入れてタイヤを滑らせないのか、積極的にリアを滑らせて向きを変えるのか。ただ、これは良し悪しではなく今回の企画に即して全日本ドライバーのタイプ分けをするために言っているのかなぁとも思います。大きく分けると・積極的にオーバーを出して向きを変える(山野哲也選手)タイプ・フロントのグリップを引き出してグリップで曲げる(ND-RFユウ選手)タイプどっちが速いとかは言ってなかったので、車やラインによるけど、基本的な運転タイプって感じなんだと思います。因みに僕は後者っぽいですね。僕的に一番の発見だったのは④ステアリングの戻し方、タイミングですやっぱり(ラインと姿勢が適切で)早く戻せていればフロントタイヤの抵抗も減り、アクセルも速く開けれるので、良い方向ですよね。ただ、V字かU字ラインかという話にもなってくると思おうので、レイアウトやライン取りを踏まえてどうしたいかが見えていないと良し悪しの判断はできないと思いますが。。。あとは、当たり前ですがペダルの映像もあるとアクセルとブレーキ操作の情報があると加減速のロスも発見できるので理解が深まるのだなぁと思いました。 (OBDから車速、車輪回転、エンジン回転、各方向Gやピッチ角、舵角、アクセルブレーキの入力情報抜き出したいですね笑 そういうのあったりするのかな?)ということで、非常に勉強になるDVDでした!具体的なこの操作がこうみたいな話も非常にためになるので是非見てみては!REV SPEED 2022年1月号【雑誌】【3000円以上送料無料】あと、山野氏はココナラでオンボードドライビングレッスンを受け付けていらっしゃるのでこれだけの情報を貰えるならと思い、勢いで申し込んでみました!山野氏の特徴でもあるいわゆるパキ切りについても少し理解が深まったので今度記事にしようと思います。
2021.12.23
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計測がないサーキットに1人で行くと、タイムが分からず上手くいったかどうかが感覚でしか分からないからタイムを出す練習やセッティングを出す走行としてはイマイチになっちゃいますよね。(ストップウォッチで計ってくれる人がいればいいんですけど、いない状況が多いですよね~)ということで、今までやったことが有る計測方法をいくつか紹介します。1.ステアリングなど手の届くところにストップウォッチを設置する100均でボタン大きめのストップウォッチを買って、両面テープとかで貼れば良いので一番リーズナブルです笑★大感謝祭!!期間中ポイント最大25倍!!★キッチンタイマー マグネット おしゃれ 大きい 画面 タイマー ストップウォッチ 勉強用 カウントダウン (管理C) 送料無料問題は、ジムカーナだとゴールのとき忙しい事が多いので止めるのが難しい事です笑あと、参考には十分ですが安いストップウオッチは1/10secしか計れないです。2.ラップタイマー赤外線の発信機をスタート、ゴールに設置し、車両に受信機を設置すれば通過したら自動で計測をしてくれ、即座に車内でタイムが確認できる優れものです!サーキット バイクレース 計測 ラップ タイマー ラップセンサー問題は、ジムカーナで使うにはスタートとゴールに発信機が計2つ必要だから2セット必要になる。そうすると、お値段が倍になる。。。学生の時は仲間と一緒に買って一緒に練習に行くか、借りて何とかしてました笑あと、反応がイマイチでタイム取れていない事がたまにありました。3.GPSロガー大本命です。今はこれを使っています。 GPSロガーなのでタイムを取るだけではなく、位置や速度加速度データも取れて解析に大活躍するのですが、長くなるので今回はタイム計測機として紹介します。あと、設置の必要が無いのでサーキットはもちろんドライブコースのワインディングや、山登りやゲレンデなんかでも使えると思います!笑GPSロガーは高価なイメージですが色々あって、デジスパイスなんかが有名でサーキットユースでは使い勝手が良いのだと思いますが、正直僕には手が届かなかったです笑バイク用品 電子機器類N PROJECT Nプロジェクト 超小型GPSロガー デジスパイス 2DIG002 4560116979868取寄品 セールGPSレシーバーなるものとスマホの無料アプリを組み合わせて使えば2万くらいで十分使えます!DG-PRO1 GPSレシーバー 最高更新レート18Hz 防水 みちびき対応 Bluetooth 高精度 GPS Receiver for Android僕が買ったのはこのDG-PRO1だけです!これと、RaceChonoってアプリ(ほかにも色々あるようですが、ジムカーナと相性が良いみたいです)(僕はandroidなので、iPhoneで使えるかはご確認をお願いいたします。)を組み合わせると、5万くらいするデータロガーと遜色ないデータが取れていると思います!データの表示はアプリ次第で、スマホだけでも作動はするのですが、スマホのGPSは精度があまり高くないので、スポーツ走行のデータを取るには高精度のレシーバーで位置情報を取得する必要があるわけです。実際、GPSレシーバーとスマホのGPSのデータを比較したが画像です。明らかにカクカクで精度が低いですよね。カクカクのポイントでデータを取っているので、もちろんタイムも正確には測れません。(とりあえず使ってみたいって方は無料でダウンロードするだけなのでありだと思います!)ただ、若干初期設定がややこしいのでデジスパイスのように買ってポンで使えるわけではないです。でも「DG-PRO1 RaceChono」で検索すると丁寧に解説してくれているサイトがあるので多少の手間を惜しまず、安く使いたいって方には非常におすすめです!走りを評価するのって、感覚も大事ですが感覚だけでは分からない部分って絶対あって、そのタイムなり、加速度データなりが大事だったりするので早く上達したい人には費用対効果抜群です!是非検討してみては!!
2021.12.20
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先日S2000でサイドが効かな~いって悩んでてNDより前荷重かけてかないとロックしないかもとアドバイスを頂き、「車種によって重心位置とか色々違うから、そういう違いもあるか~」となんとなく納得してたのですがちょうどそのころタイムリーにこんな話題が・・・「JETさんはサイド引くときにブレーキランプ消えてる!」(JETさんとはNDの足もデフもノーマル+280タイヤでガチガチPN仕様+71RS より速く走る方です)でも僕は、NDってそんなもんじゃない?って思ってたんですけどその話題の発信者もNDスラローマーということは、同じNDでも違うのか!先輩方が話しているのを聞いていると「ブレーキを離したらすぐリアに荷重が乗るのか?そうじゃないだろ?」「純正足は姿勢変化が大きく遅いからサイド引くタイミングにはフットブレーキ離しとかないとスライドコントロールに持ち込むのに間に合わないのでは!」という考察に落ち着き、なるほど!と腑に落ちた!確かに、僕自身ND乗り換えてしばらくはエビターンに悩んでいた。(エビターンはターン中にリアの遠心力に引っ張られて加速できない状態)で、ターン特訓する中でドアターンするため(Frタイヤを転がすため)にはそのタイミングでブレーキをリリースしないといけないということを経験的に学び身に付けていたっぽいです。ターン特訓の動画つまり、何が分かったかというと、ターン進入時の操作を車種毎に考えるのは本質的ではなく「4輪の荷重状態を考えればどんな車でも目指すべきサイドを引く姿勢作りは同じになるのでは!?」ということで、例えば、・バネが柔らかい車は硬いのと比べるとモーションが大きく荷重変化に時間がかかるため早めにリアに荷重を移す操作をするべき・前後の車高バランス(前傾の度合い)でも同様に荷重の戻りが変わるのでそれに合わせた操作が必要なのでは・FFだと常に前荷重かかってるから、なるべくリアに荷重映してサイドを引く方がいいのではとか、試したわけでは無いですが想像するとそれっぽいなぁと。これがあっていると、セッティングを変えたときとか違う車に乗ったときにサイドターンが決まらない~で悩みが減りそうじゃないですか??(^^)
2021.11.25
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