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第二巻 愛の渇き・青の時代・夏子の冒険


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第四巻 にっぽん製・潮騒・恋の都


第五巻 女神・沈める滝・幸福号出帆


第六巻 金閣寺/永すぎた春/美徳のよろめき


第七巻 鏡子の家


第八巻 宴のあと/お嬢さん/獣の戯れ


第九巻 愛の疾走/午後の曳航/肉体の学校


第十巻 美しい星/絹と明察


第十一巻 音楽/三島由紀夫レター教室/夜会服


第十二巻 複雑な彼/命売ります


第十三巻 春の雪/奔馬


第十四巻 暁の寺/天人五衰


第十五巻 花山院/みのもの月


第十六巻 世々に残さん/菖蒲前


第十七巻 殉教/花山院


第十八巻 日食/死の島


第十九巻 ラディケの死/志賀寺上人の恋


第二十巻 月澹荘奇譚/孔雀


第二一巻卒塔婆小町/只ほど高いものはない


第二二巻 葵上/鹿鳴館


第二三巻 弱法師/黒蜥蜴


第二四巻 サド侯爵夫人/わが友ヒットラー


第二五巻 癩王のテラス/LONG AFTER LOVE


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October 30, 2006
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ギリシア悲劇を藤原竜也くん&蜷川幸雄の黄金タッグで。
どんなものに仕上がっているか、お手並み拝見といった感じで足を運びました。

☆☆☆ 不倫相手と共に夫を殺したクリュタイムネストラは、
アポロン神の神託を受けた実の息子・アルゴスのオレステスに殺される。
オレステスと共に母を亡き者にしたのは、姉・エレクトラ(母殺し・
エレクトラコンプレックスの由来はこの人物。⇔エディプスコンプレックス)と、
その計画を立てたオレステスの親友・ピュラデス。
アルゴスの民衆が母殺しのオレステスを裁判にかけようとしていたとき、
トロイア(トロイ)戦争からオレステスの叔父・メネラオスが、その戦争の発端となった
ヘレナ(ヘレン)を伴って、こっそり帰還する。

オレステスはメネラオスに、さらに祖父テュンダレオスにも助命を求めるが
不倫を犯した母を殺したのは当然、という彼の論理はかえって祖父の怒りを買い、
日和見主義の叔父には言い逃れをされてしまう。
ピュラデスと共に、裁判で再び母殺しの釈明をするものの、
結局、オレステスとエレクトラは、自ら命を絶つようにという判決が下る。
絶望的になった姉弟だが、ピュラデスに励まされ、三人で城内に立て篭もり、
起死回生の戦いを仕掛けてゆく・・・。☆☆☆

エレクトラ
【ソフォクレス作 エレクトラ】      

舞台は、最初からほとんど雨。
音響ではなく、本水を使った、舞台も役者もずぶぬれになるほどの
洪水のようなシャワーが、降り注ぎます。

そのせいか、役者さんたちの台詞回しは、いつもに増して絶叫調。
これが小さい箱ならば、絶叫の効果も十二分にあるのでしょうが
席数が2000に近く、二階席まである演劇専用ではない会館では
その効果は半減、それどころか、ほとんど台詞が聴こえないこともたびたびあり、
上記のような耳慣れない人物名とかなり複雑な相関図を把握するには、骨が折れます。

ほっとしたのは、ピュラデスとメネラオスをされた役者さんが、
無理なくよく通る声を出しておられたこと。
雨にかかる台詞があまりなかったこともあるのですが、
聞いている方ののどが潰れそうな悲壮な声のトーンと演技の連続に
ピーンと神経が張り詰めて切れそうになっていたところで
ちょっとコミカルで、余裕をもった声調は、本当に救いになりました。
コンプレックスアラカルト
【コンプレックスアラカルト】

ラストの演出は、猿之助スーパー歌舞伎をご覧になっている方ならば
なんとか事態を把握できる、といったところでしょうか。
あまりにも張り詰めた舞台から、またあまりにも唐突な
浮遊する美女と神さまのご神託と舞い落ちる夥しいビラに、
あっけにとられた方々が、かなり多かったのではないかと思われます。
ああ、やはり歌舞伎と同じく、パンプレットを観賞前に購入して
あらすじを頭に入れておけばよかったと、このとき実感。

興味深かったのは、アメリカ国歌の流れる中で拾い上げたビラの内容が、
いま現在、戦火を交えている当事国の国歌と国旗であったこと。

古代ギリシアといえば、西と東の最前線。
テルモピュライの壮絶な戦いでペルシア(東側)に負け、いままで国家として
まとまっていなかったスパルタ、アテネをはじめとしたギリシア(西側)諸国が、
ペルシアに対抗するために、デロス同盟を結んで一致団結、義務を果たした市民ならば
広く政治に参加できるようになったのが民主主義の始まりとされているとか。
(この史実を復習させてくれた映画「300」とジェラルド・バトラー氏に感謝☆)

「この不幸の連鎖は、いったいどこまで行けば終わるのだ?」
復讐に復讐をもって返せば、その不幸は永久に続く。

【エウリピデス作 オレステス】

劇中で、発せられたこの台詞を雨音で消されそうになりながらも
ようやく耳でとらえていため、どこかビラの内容と繋がる部分を
予想はしていたものの、やはり強引な印象は否めず。
デモクラシー発祥の地が、古から「不幸の連鎖」を示唆していたことが
ああ、と膝を打つほどには、練り切れていない舞台。
きっと演じる役者さん達の側も、深い共感、納得のないままに
見切り発車してしまったために、想念が伝わってこないのではないかと。

破綻の手法が、予定調和の衣をむりやり纏っていることに驢馬の耳といえない、
これぞ悲劇か悲喜劇か、といったところでしょうか。

ただし、やはり藤原くんの舞台オーラは並々ならぬもので、
カーテンコールに彼の輝く笑顔を見れば、やはりスタンディングオベーション、拍手の嵐。
作品で得られなかったカタルシスを、彼の存在でようやくみとめたような形。
これもまた、悲喜劇といえるのかもしれません。

「演劇・映画・文学談義」





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Last updated  October 30, 2006 09:13:01 PM
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