今が生死

今が生死

2007.06.19
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カテゴリ: 教育
6月16,17日と消化器病学会、消化器内視鏡学会の甲信越地方会がアピオ甲府で開催された。両学会とも昼休みの時間に評議員会が開催されたので、17日の消化器内視鏡学会については招待状が来ていたので問題なかったが、16日の消化器病学会については招待状が来ていなかったがどこかに紛れたのだろうと思って、当日少し遅れて評議員会の会場に入った。

各自、席の上に弁当が置いてあるのだが満員で、どこにも弁当が見当たらなかったが、隅の方を少し譲ってもらって、会議に参加し、会議資料をチラとみたら、評議員名簿から私の名前が落ちているではないか!

評議員会への出席状況、会費納入状況など、欠格条件があるが私はその条件はクリアしていたので、会議終了後司会をしていた会長のところに名前が落ちてると文句を言いにいった。担当者が調べてくれて私は定年で名簿から外れたとのことだった。

昼食を食べ損なったのはいいとして、評議員でもないのに評議員会に座っていたのは惨めで恥ずかしい思いをした。翌日の内視鏡学会の定年はその消化器病学会の定年より5年長いので問題はなかったが、消化器病学会では定年でシャットアウトされていたのだ。号泣

今まで自分を年寄りと思ったことはない。これからも新たな気持ちで挑戦していく気持ちでいたが、今度ばかりは自分の年齢を思い知らされた。スポーツや肉体労働では年齢は関係するかもしれないが、知的職業や仕事では年齢は関係なく、その人がいかに勉強し、工夫し、努力するかによって差が出てくると思っていたので、医学者のステータスである評議員を年齢によって排除するのは不合理だと思ったが、国会議員にも定年があるし、後輩を育成する意味でもしかたがないかなと思った。

それにしても自分の暢気さに呆れた。評議員会の規約を注意深く読めば定年のことが書いてあった筈だ。定年も知らずに、暢気に評議員会に出席していたとは、死んでからも、いるべきではない所にいて、「もしもしあなたは既に死んでいるのですよ」と注意されかねないと思った。
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これは今撮影してきた庭のペチニア(ツクバネアサガオ)である。原産は南アメリカ、メキシコである。ナス科、花言葉は「貴方と一緒なら自然と心が安らぐ」





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Last updated  2007.06.19 13:29:47
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