今が生死

今が生死

2007.10.17
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テーマ: ニュース(99714)
カテゴリ: 教育
加古川市の小2少女が殺された。まだ犯人は捕まっていない。
多くの学校で、誘拐や殺人防止策として集団登下校や、部外者の校内立ち入りには身分証明書が必要など、様々な防御策が講じられているが、今回は自宅に帰ってきた直後に殺されたとの事である。

私の長姉は6歳の時、小学校に入る直前の3月に肺炎で亡くなった。その子のことを話す時は決まって両親は涙ぐんでいた。その子との別れがつらく、思い出す度に、平常心を失っていたことを思うと、幼子との別れがいかにつらく口では言い表せないくらいの衝撃を受けるものであるかを両親の姿から身に沁みて感じていた。

そのような深い悲しみを残す、幼い児童の誘拐や殺人が頻回に起こっている。犯人にはその悲しみが分かっているのだろうか?変質者や変態性欲者の仕業ではないかと言われることがあるが、その定義は定まっておらず、むやみに使うと差別用語として、注意される。

患者さんの人格を損なうような病名はよくないとして、精神分裂病は統合失調症に、痴呆は認知症に、名称が変更されているように、その呼び名が差別や軽蔑をもたらすような言葉は禁止されつつある。

最近の風潮では、ある個人に変質者や変態のような言葉を用いるのは人格の軽視であり、侮蔑であり、差別であるとされる。

しかし子供は殺されているのである。犯人はどういう人か考えると、人格尊重の立場からは不適切かも知れないが、どうしても上記のような人達を想像してしまう。

犯人を速やかに逮捕してもらいたいことは勿論だが、予防策を講じてもらいたい。
予防策として、社会や教育現場で、そのような事件を起こさない、情操豊かで思いやりのある青年が育つような、がっちりとした教育システムを構築して貰いたいと願う。





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Last updated  2007.10.18 13:37:43
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