今が生死

今が生死

2008.01.18
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カテゴリ: 教育
5歳の孫がこどもの国で難しい鉄条網トンネルに挑戦している写真である。
s-IMGP1635.jpg
トンネルは空中に浮かんでいるので最初怖いと言って泣きべそをかいていたが、一歩一歩踏み出すにつれて自信がついて、長いトンネルを全行程走破して得意満面で下りてきた。

怖いと言ってしり込みし、姉がすいすい渡っているのを羨ましそうに見ていたのなら最後の喜びは得られなかったと思う。

私にも上手になりたい願いがあった。一つは趣味のゴルフである。上手になりたいと思うがいつも自分の思いとは裏腹に下手の極みの結果になって苦しんだ。先日行ったゴルフでは初めて前半、後半とも60を切った。私にとってはすごいことで心から嬉しかった。

仕事上も技術的に上手になりたいことがある。中々思うようにいかなくて苦しかった。表面的に笑っても心の底は真っ暗で苦しみの人生だった。

そして今日。今日は上手くできた。嬉しくて廊下ですれ違う人にも思わず笑顔がこぼれた。見るもの聞くもの周りの人が全て輝いて見えた。今までも笑顔での挨拶を心掛けていたが心は苦しかったのできっと引きつった笑顔だったと思う。

何かが成就できた時には、心の中から自然に喜びが湧いてくる。接する周りの人も気持ちいいと思う。苦しみが心にある人は表面的に笑っても周りの人をも暗い気分にさせてしまうのでないかと思う。

孫の話から書き始めたが、幼児、少年、大人、老人、全て同じだと思う。やりたいと思うことが上手にできたことほど嬉しいことはない。教育とはその喜びを教えていくことではないかと思っている。





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Last updated  2008.01.18 20:49:03
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