今が生死

オータムマム
　昨日の参議院代表質問で立憲民主党の辻元清美さんが石破首相が11/29の所信表明演説で石橋湛山元首相の言葉を引用して「野党ともよく話し合い相互に協力を惜しまず」と話したことを踏まえて「石橋湛山元首相は最もつまらない政治家は自分の考えを持たない政治家だとの言葉を残したが、石破総理はブレまくっており湛山氏のいうつまらない政治家ではないか」と質問したのに対し、石破首相は「湛山先生のおっしゃるつまらない政治家にならないようによく自重、自戒していく」と答えた。
　辻本さんは「石破さんも自分の考えを持たずあっちにフラフラ、こっちにフラフラしており自分の考えを持たないつまらない政治家ではないかと質問したのに対し、石破さんは自重、自戒していくと答えて辻本さんの質問に真正面から答えていなかった。
　辻本さんは「石破首相自身の考えはどうなのだ、日本をどの方向にもっていきたいのだ！その考えを聞きたい」というものだったと思うが、石破総理は自重、自戒と答えて自分の考えとか方針は述べなかった。森山幹事長や菅元総理の言いなりになっており、自分の考えはないに等しい。
　石破さんは大器晩成型、内に秘めたる情熱を持った男などと評されてきたが、現状では自分の考えがない状態で、湛山さんの言う「つまらない政治家」の典型と思われ、一念発起してもらいたいと思う。