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昨日の雪は1~2cmの積雪止まりで、道路では殆ど融けて交通に支障はありませんでした。しかし今日は快晴だったこともあり、放射冷却で多摩丘陵での今朝の気温は-6℃まで下がり、凍てつく様な寒さとなりました。午前8時の我が家の庭、芝生と金木犀や椿の樹冠に僅かに残雪が見えるだけですが、時折吹く寒風にそれが飛ばされキラキラと粉雪となって舞って、ダイヤモンドダストの様な光景を見せていました。立春を過ぎたのですが、今年一番の寒さとなりました。北極の寒さを偏西風がバッファーとなって南下を防いでいたのですが、地球温暖化の影響で偏西風バッファーが弱くなり、北極の寒気団が北米や日本にも侵入した結果だとも言われています。
2014.02.05
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Facebook Matesの方々からお祝いのメッセージを頂きましたので感謝致します。それにしましても、昨日は最高温度が4℃に届かず、今年一番の寒さでしたので、買い物以外に外に出掛けることはありませんでした。今日は入院中の長男の調子が悪いので病院に様子見に行きましたが不調でした。この様な時は、先ず本人の希望に叶う様にしてあげること、次に医師の処方に任せること位しかありません。帰り道、風は冷たいのですが天気は快晴でしたので、自宅に近付いてから一寸寄り道をして、桜丘公園の聖蹟桜ヶ丘記念館に行ってみました。記念館の両脇に植樹されている楠2樹は樹齢がゆうに200年を越えているのではないかと思われる大木で、常緑樹ですから将に偉容を誇っていました。未だ梅の季節にも早くて公園内は訪れる人も少なく、野鳥の撮影に挑戦しているアマチュアカメラマンがちらほらと散見される程度でした。記念館前には、明治維新を成し遂げた五賢堂がありますが、記念館内部には五賢堂の説明パネル展示があり、明治大帝を中心に五賢、即ち西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允、岩倉具視、三条実美像がありましたが、初めて見た様な気がしました。
2014.01.16
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多摩市鶴牧には、メタセコイア通りと言うメタセコイアの並木道車道があり、紅葉の季節には壮観となりますので、見物に訪れる人も多いのです。一昨夜の雨で落葉が加速して車道は茶色に染まり、鬱蒼としていた樹間から空が見える様に明るくなりました。これで、いよいよ冬の到来となります。寒風吹きすさぶ多摩丘陵は、緑濃い地域ですが、多摩川より南に位置しているにも拘わらず都心より5℃以上低く、室内は暖かくする必要がありますのが難点かも知れません。
2013.12.11
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今日は朝から強い雨が降り午後1時頃に上がりましたが、午後2時半頃に再度降雨があって午後3時頃に上がり、東京都南多摩の尾根幹線道路から夕日に照らされて二重虹を見ることが出来ました。午前中の雨で空気中の埃が落ちて綺麗な空気となりましたので、二重虹が見えたのでしょう.「見た人は幸せになる」「願いが叶う」などと言われている二重虹(ダブルレインボー)、これはラッキーなことですので、現在2ヶ月を越えて闘病中の長男の病気回復が早くなるのだろうと思うことにしました。専門的には下側を「主虹」と言い、上側を「副虹」と言います。主虹と副虹は水滴に出入りする光の入射角がちがいます。このため、副虹は色の並びが主虹の反対となってしまいます。また、副虹は水滴内で2回反射するため主虹よりも暗くなってしまいます。
2013.12.10
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よこやまの道とは東京都多摩市の南縁を東西に結ぶ遊歩道で、東端は多摩市諏訪6丁目の多摩東公園の「丘の上広場」で、西端は大妻女子大学ですが其処から南西方向への奥州古道跡に沿うように伸び唐木田配水所の先で終わるルートで、全長約10kmの散歩ルートとなっています。よこやまの道の最高点は「防人見返りの峠」で標高145m、其処までは多摩東公園から2km弱しかなく、雑木林もあって森林浴も楽しめ、登り下りもあって適度な運動になりますので四季折々よく歩きます。其処へ行く途中の雑木林には、諏訪ヶ岳山頂とされる三角点があり、気づかずに通り過ぎそうですが、丸木囲いの中には144.3m標識が立っていて、ベンチも複数設けられていますので、林間の日陰で休憩するには良い場所となっています。よこやまの道が通っているのは、南多摩尾根幹線のすぐ南を走る多摩丘陵の尾根筋の上である。この尾根筋は古代の幹線道路が通っていたルートであり、多摩丘陵が万葉集で「多摩の横山」と呼ばれていたことから、「よこやまの道」と名付けられた。
2013.05.21
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昨日3月26日は、亡くなった家内との43回目の結婚記念日であり、月命日でもあります。昨日は、気温が低いながらも何とか晴れましたので、例年通りに宝野公園から乞田川及び吉祥院への桜見物をすることにしました。宝野公園では8分咲き程度の見頃で、沢山の家族連れで混みあっていました。遠くには富士山が八合目から見える筈ですが、晴れにも拘わらず靄っていて見えません。多摩センター駅前の乞田川際の大判焼き屋で小倉あんの大判焼きを二つ買い、何処かで昼食にしようと吉祥院方向に歩いて行きます。乞田川は宝野公園から煉瓦坂を下って行きますので、高度差は約30m程あるのでしょうか、その温度差で桜は満開状態でした。数年前には片側岸の傾斜を緩くして、散歩道も設けて桜見物が出来る様に整備されました。其処の石垣に腰掛けて桜を観賞しつつ、大判焼きを頬張りつつ珈琲で昼食としました。満開でしたので、川面には多くの桜の花弁が流れています。吉祥院には、川井家の枝垂れ桜の親木があって、東京都指定の記念樹だったのですが、数十年前の台風で倒れて、小さな枝垂れ桜が数本あるだけ、本殿が改装中で工事業者が忙しく働いていますのに、桜見物と言う遊びに興ずるのは失礼かと思い、早々に退散することにしました。
2013.03.27
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昨日は朝から曇天だったのですが、昼前後から薄日も差して気温も高くなりましたので、都立桜丘公園に桜見物に行って来ました。同じ様に薄日に期待して出掛けた方も多い様で、何時もは駐車場は空いていて駐車場所に困らないのですが、昨日は整理員が2人いて誘導され何とか駐車出来ました。桜丘公園の記念館付近は丘の上にありますので、桜の開花も多摩川沿いに較べて遅れていて6分咲き程度で見頃を迎えつつありました。家族連れも桜の下で、お弁当を広げていて、桜の季節を楽しんでいる様子でした。記念館に入って喫茶コーナーでホットコーヒーを頼み、明治天皇騎馬像を見ながら、ゆっくり休憩しました。喫茶コーナー前に、隣に位置する五賢堂の説明パネルが展示されていました。明治維新を推進した西郷隆盛、大久保利通、三条実美、岩倉具視、木戸孝允が明治天皇を囲むように銅像が並べてられているとのことで、見学を申請すれば、中には入れないのですが扉を開けて外部から見学出来るとのことでした。但し、現在は2年前の東日本大震災で、五賢堂の基礎部分に損傷を受け、安全の為に立ち入り禁止のロープが張られていますので、見学は無理の様でした。駐車場を出ますと、駐車待ちの車が5~6台整理員に止められていました。今週末はもう桜見物が出来ないだろうと、薄日を頼りに出掛けた人達が多かったのです!
2013.03.25
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昨日は5~6月の陽気となった様で天気は快晴、近頃ウォーキングもしていないので我が家から永山駅まで歩くことにしました。距離は約4km歩数にして6000歩程ですから往復すれば所定の1万歩となるのですが、帰りはPasmoを使って、近くの豊ヶ丘5丁目までバスで帰って来ることにしました。直ぐの青木葉通りでは、落合中学の法面にある紅白梅林が見頃になっていました。多分、例年に比べて20日程遅れているのだと思われますが、中々の景観です。落合から豊ヶ丘、貝取を経て、鎌倉街道を渡って永山地区に入っていくのですが、一切車道を通らずに団地際から団地商店街を通って散歩出来ますので、小さな子供連れにも安心してゆっくり散歩出来る様に設計されている住宅地となっています。しかし、少子高齢化のモデル地区ともされる多摩ニュータウンでは、高齢化が激しく住民減少も続き、団地商店街もシャッター通りに変貌して寂しい状況となっています。私の様な高齢者は何処か小さな高齢者向け住宅に引っ越して、今の住居は次世代に譲って住んで貰うと言うのが再活性化には必要なかも知れません。兎に角、永山地区に入って、永山桜通りを見渡しますと、桜は未だですが、蕾は少しずつ大きくなっていました。昨日の日向はとても暑くて、日陰を探して涼む程の気候となりましたが、此処数日の暖かさで3月下旬には見事な桜見物が出来そうな感じがしました。昼食は「リンガーハット」の長崎ちゃんぽんを食してから、グリナード永山の「さぼてん」でフィレトンカツを夕飯のオカズとして、又甘いおやつ等を買って、バスで帰還となりました。
2013.03.10
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昨日は多摩丘陵地帯にも大雪注意報が出される程の雪が降り続けましたが、夕刻には何とか降り止みました。昨年も何回かこの程度の雪は降ったのですが、今回は郊外だけでなく都内にも大雪情報が出されたことが違うだけだったのです。TVではJR、私鉄の運転見合わせ、首都高速、中央高速の通行禁止等が報じられ、東京都内地区が雪に弱いことが露呈した様です。台所の窓から、玄関前を覗きますと、自転車も綿帽子を被り、車も雪の厚いカバーを被っていて、運転も安全を考え中止と致しました。玄関の門柱を出てみますと、樹木も雪化粧をした状態、15cmの積雪があった様です。今朝は一転の快晴、玄関前の北側道路の雪掻きをするべくシャベルを使いましたが、昨日の雪は湿気の多いベタ雪で重たく、下の方が昨夜少し解け、今朝凍結した状態のアイスバーン状態で、崩すのが大変で30分程した処、腰が重たくなったので、無理をせずに止めることにしました。午後にも、少し解けだした頃を見計らい、もう少し雪掻きをする積りですが、しかし車も自転車も雪の綿帽子は取り除かず、今日も運転は中止することにしました。
2013.01.15
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我が家から車道を経ずに、団地伝いに永山地区へ散歩道が続いていますので、4km程度のウォーキングをするには気持ちの良い環境です。青木葉通りは栃の木、豊ヶ丘通りはアメリカ楓、貝取通りは白雲木、等とバラエティに富んだ並木で植栽されていますので、散歩しつつ秋の変化を楽しむことが出来ます。栃の木並木では茶色の枯葉は半分以上が落ちてしまいましたし、白雲木は黄色く色づいて来ましたが、あまり観賞には適しません。しかし、豊ヶ丘通りのアメリカ楓は、素晴らしい紅葉を見せてくれています。真直ぐな北への並木通りは、道路橋から遠くまで見渡せます。南に湾曲する並木では息を飲むくらいに素晴らしい色のグラデーションを堪能することが出来ます。私の住む団地北側のトウカエデ並木、宝野公園の北側のメタセコイア並木も、段々色づいて来ていますので、里の秋も晩秋を迎えつつあります。
2012.11.03
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昨日は、4ヶ月振りに孫娘が来てくれて、お昼ご飯を一緒に食べました。4ヶ月前には、這い這いが主で、独り立ちが時に見られる位だったのですが、今回はトコトコと好きに歩いて、ママの後を追い掛ける様になっていました。来る途中デパートで可愛らしい靴を選んで買って貰ったのがお気に入りで、履かせて貰い大好きなママと一緒に団地内を散歩、丁度色々なツツジが満開状態なのも新鮮なことで気に入った様でした。私には1才8ヶ月の記憶は残っていませんが、そんな年頃の息子達を連れて玉川上水から井の頭公園をよく散歩したのはよく覚えています。子供に頼られるのも楽しみでもあり、何か一緒に色々なことを改めて経験する様な感じでもあった様ですが、遠い記憶となりつつあります。相変わらず孫娘は亡くなった家内に似ている気がしますが、自我も芽生えている様で独自の顔も窺え、自分なりの人生を歩き始めているのかなと思いつつ、「良き人生を!」と願って止みません!
2012.04.30
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昨夜8時ごろから降り出した雪は、相当な勢いで10cm程積もりそうな様子でしたが、真夜中の午前0時頃には降り止みましたので、今朝起きてみますと5cm程度の積雪で済んだ様でした。今朝は快晴で、裸木が霧氷の様に見えますし、常緑樹には雪の綿帽子が被っていて、何れも朝日に照らされて輝き、美しい景色となりました。我が家の玄関は北向きですので、陰になっていて車が通った轍(わだち)はアイスバーンになって硬く気をつけないと滑って転びそうです。午後には支障無く歩ける様になるでしょうかどうか心配ですが、豪雪にならなかったのは幸いなことでした。それでも、朝日に輝く白い景色は、関東地区では珍しいので、その美しさには感激です。
2012.01.24
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未明から雪に替って降り続き、少し道路もぬかるんで来ました。多摩丘陵では夕刻までの雨量が12mmとされますが、大通りには未だ積雪は無く、通行に支障は無い様です。35日間続いた乾燥注意報も解除となり、我が家の2階から隣の団地北法面を見ますと真っ白になっていて、今年初めての雪景色となりました。至って寒く、ガスストーブを焚き続けても、ガラス戸から薄いカーテンを通して冷気が部屋に入って来ますので、室内は一向に暖まりません。雪の日は、原則として自動車運転はしないことにしていますし、自転車も滑りそうで使う気も起りません。この様な日は、室内で怠惰にホットカーペット上に設えた炬燵に寝転んで、掃除・洗濯等の家事労働もしないことに決めました。何と言う怠惰な生活なのでしょうか、生き続ける為の炊事も最低限とし、冷蔵庫にあるものを利用して1~2日間、生き延びることに致しました。
2012.01.20
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昨日、一寸行ってみましたら枝垂れ桜が見頃になっていましたので、今日は快晴で青空に映えると思い、今朝8時半にデジカメを持って写真撮影に行って来ました。多摩市の唐木田にある川井家の枝垂れ桜、多摩市の有形民俗文化財に指定されています。個人所有の桜木なので、庭に入って直近で観賞することは出来ませんが、垣根の外からでも、十分見応えのある枝垂れ桜です。周りは鶴巻西公園として整備されておりますので、例年散歩がてらの見物人も結構多いのですが、今年は東日本大震災の影響で、浮かれつつ一瞬の美しさを見に来られる人が少ない様に感じられます。普通の生活が出来る人達はしつつ、支援出来る処はすると言うのが良いのだと思うのですが、自粛ムード一色になる世の中のムードは異様でもあります。樹齢は150~200年程度だと言われていますが、門柱脇の説明板には記載されておりませんので、確かではありません。この枝垂れ桜の原木は、多摩センター駅近くにある吉祥院にあり東京都の指定文化財だったのですが、数十年前の台風で倒壊となり、其処には小さな孫木しかありませんのは残念です。
2011.04.05
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雪が2日間降り続き、冷たい気候だったのですが、今朝は快晴の青空となりました。2階のベランダから団地入口を見てみますと、アクセス道路には雪が残っておらず、歩行者・車の通行には支障が無い様で、ほっとしています。それでも隣接する団地の北法面は未だ真っ白で雪が解けてはいません。今日午前中は当団地の法面での剪定作業が、任意団体のボランティア活動中心に、住民の自主参加で実施を予定していたのですが、雪が残っていますので、翌週に順延となりました。乾燥注意報が年始から約40日間出されていましたので、雪ではありますが、絶好のお湿りとなった様です。今日は日本海沿岸地方で雪、関東地方では快晴となる冬型気圧配置に戻るとされていますが、午前10時現在では風も出て来なくて、日の光が強く気持ちの良い朝となっています。年始迄の暖冬が寒の入りから一転、厳しい寒さとなりましたが、春はもう直ぐです!
2011.02.13
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多摩市では、11月を市民清掃デ-と定め、市民が都合の良い日を選んで、自ら住環境を整備することを推奨しています。私達の住む団地では、昨日「第3回除草祭」と銘打って、団地回りの周囲道路を綺麗にしてくれる様に参加を190世帯の住民に呼び掛けました。絶好の行楽日和にも拘わらず、170人の参加が得られて、午前9時から2時間ほど、道路に積もっている落ち葉を集めて、袋に入れてプレイロットに積み上げて頂く様にしたのです。お隣の団地の境にある「そよ風の道」は、ケヤキ類の落ち葉が積もって、滑りやすくて歩きにくい道路でした。住民の人海戦術によって、瞬く間に気持ちの良い散歩道に変身です。道路は多摩市の管轄もので、積年市が業者に依頼して清掃をさせていたのですが、財政逼迫もあり、市民への清掃参加を呼び掛けているのです。団地周囲も、団地の印象には大きな影響を与えるものですし、見違える様に綺麗になったアクセス道路は、自分達の住む住居の財産保全にも大いに寄与するとして、除草祭終了に際して、参加住民にお礼を申し上げました。
2010.11.22
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今朝は強い風が吹き、木枯らしとなるとも思われましたが、午前10時には風が止み、暖かい日となりそうです。団地脇の「そよ風の道」のケヤキ並木も落葉が多く、散歩道は落ち葉で満ち溢れていて、晩秋の気配となりました。先日は「よこやまの道」を散歩、見返り峠の展望台から、尾根幹線の紅葉を楽しみました。ケヤキは楓・モミジ程、鮮やかには紅葉しませんが、中央分離帯のススキも穂を出して、茶・白・緑のグラデーションはなかなかの風情です。左に見えるのは国士舘大学群の建物、10年も昔のこと、尾根幹線にはオートバイ暴走族が屯していたのですが、国士舘大学応援団が道路沿いに並んで整列した処、暴走族が恐れをなして蜘蛛の子を散らす様に退散したと逸話があります。それ以来、尾根幹線には暴走族被害はなくなり、大学応援団が地域の治安状況改善に貢献することもあるのだと認識した記憶があります。関東地方では冬に近ずく程、天気が安定して晴天が増えますので、遠くに富士山を望める機会が多くなりますので、楽しみでもあります。
2010.11.09
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昨日は多摩市唐木田地区にある「からきだの道」に行ってみました。府中CCと言うゴルフ場に隣接した雑木林に造られた、全長約2kmの人工散歩道ですが、樹林が鬱蒼と生い茂り、散歩道も荒れていました。7~8年前には、唐木田地区の枝垂れ桜の林を見に行ったり、中沢地区の島田療育園まで行ったりしたのですが、昨日は散歩している人と行き交うことも無い寂しい散歩でした。近年の市財政逼迫を受けて、この散歩道を維持管理する予算も取れず、木製の階段も腐食・劣化、落ち葉も堆積したままで、注意して歩かないと不安に見える状態となっていました。からきだの道は唐木田に住む人たちの生活道路だったものを散策路として整備した自然の雑木林が残るステキな散策路。「お花見広場」「砦山」「バードサンクチュアリー」「カブトムシの森」「見晴らし広場」などと名付けられた場所が点在し、趣を添えている。森林浴も出来るが、かなりの急斜面も多く階段の上り下りが多いので、無理はしないこと。展望台看板には「多摩ニュータウンの街並みが一望できる」と書かれているのだが、予想以上に木々が生い茂ってしまったようだ。樹木が視界をさえぎって見えない。見晴らし広場此処も木々が生い茂り、展望は良くない。それでも丘の突端に位置することから、少し多摩ニュータウンを見晴らすことが出来る。家に帰って、仏前に「歴史的由緒のあるよこやまの道とは違って、何回となく散歩した唐木田の道は荒れていて残念!」と報告せざるを得ませんでした。地方自治体の財政逼迫は全国至る処ですが、高齢化の激しい多摩市は、近年駅前を中心に再開発された高層マンションで一息つける様な気がしますが、宅地開発だけでは長期的にみて財政逼迫は加速せざるを得ません。
2010.10.02
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今朝はしとしと雨、午後からは激しくなるとの予報です。遂に秋の長雨の季節が到来したのかも知れません。昨日は、正午頃からすっきりとした晴天となりましたので、久しぶりによこやまの道を歩いてみることにしました。多摩東公園に車を停めて、其処からよこやまの道を歩いて鎌倉街道との交差点まで、往復7kmの行程、多少の起伏はありますが絶好の散歩道です。横山の道は万葉の時代から残された丘陵尾根道で、大和朝廷から西国警備を命じられた農民が防人として、家族と離れなければならない嘆きの道でもありました。この先は、よこやまの道の最高点である展望広場、防人見返り峠とされる標高145mの場所です。雑木林にも日が差して、森林浴も多少は楽しめますし、山栗も結構あって秋の成熟期を迎えていました。よこやまの道の北側は多摩市尾根幹線で削られ、南側は川崎市住宅開発で雑木林・竹林が削られ、古代の環境は現在風前の灯にも見えます。帰路途中、紫式部が旺盛に実をつけていましたので、悪いと思いつつも、何回となく此処を散歩した家内の仏前に飾ってあげようと2枝失敬させて頂きました。
2010.09.30
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9月23日、落雷事故が発生しました。その日の雷を伴う豪雨は、結構凄まじいものがあり、歩行者がいなくて人身事故が無かったのは幸いでした。私の住んでいる団地は、4階建ての中層棟、2階建ての低層棟の合計31棟からなっていますが、落雷があったのは低層棟2階の雨水コンクリートピットの角部でした。落雷の大きさは、それ程大きく無かった様で、コンクリートの破片が落下している程度の様です。それでも、亀裂がコンクリートピットに伝播している様で、3年前に修繕工事を担当してくれた工事会社に電話し、下記写真をメールして調査・補修をしてくれる様に依頼中です。落雷があった低層棟では、全戸ブレーカが落ちましたが、ブレーカ電源は直ぐに復帰出来た様で、家電製品には被害が及んでいない模様です。しかし、落雷によって生じた誘導電流が、テレビアンテナ回線に入りこみ、その低層棟を中心に他号棟にも及び、20戸程が地上波テレビを見ることが出来なくなりました。雨の降る中、近くの電気屋を呼んで、被害部を特定し復旧しようと思い、豪雨の中奮闘しましたが分かりません。翌日、電気屋が電気工事士仲間のテレビ回線に詳しい人に応援を頼み、漸く損傷部を特定出来ました。テレビアンテナの同軸ケーブルにはAC30Vのバイアスが掛けられていて信号増幅器(ブースタ)を稼働させる役目をしているのですが、そのAC30V電源供給器(Power Injector)がパンクしていたのです。普通の市販品ではありませんので、応援工事士が相模原市の工業団地に在庫を見つけてくれ、取りに行ってくれ、夕刻7時頃漸く殆ど復旧となりました。しかし、残り1棟のブースタに電源が入らず、全戸復旧とはなっていないことが分かりました。其処のブースタは近年交換し、古くても機能に問題無いものを予備品として持っていましたので、中古品に換装、電源ONを確認、漸く全戸復旧に成功しました。実はテレビ問題は担当する理事がいるのですが、不幸にもぎっくり腰で動けず、理事長が代行せざるを得ない状況となりました。団地の理事長の責務とは大変なものです!
2010.09.28
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私の住んでいる団地と隣接する団地の間に、「そよ風の道」と名付けられた車の通らない散歩道があります。散歩道とは言え市道ですので、樹木の剪定・清掃作業は市管轄なのですが、高齢化が進むに従って、市財政がひっ迫し業者に依頼する余裕が無くなってしまいました。この散歩道が小学校の通学にもなっているのですが、低木のツツジが伸び放題で背が高くなり、低学年の子供が通っても分かりづらくなり、誘拐されそうな雰囲気もあり、「要注意」通学路になってしまっていたのです。其処で、市ではアダプト制度を使って、3年前から近隣住民に清掃作業を委託する様にしたのです。最初は団地内の人数30名弱程度の任意団体が受託したのですが、法人格のNPO団体でもなく、参加するのも20名で200mの清掃を行うのは大変な作業となり、行き先が心配される状況となりました。昨年からは任意団体をアンブレラした団地組合が受託し、住民の地域活動参加を呼び掛ける様に変更、参加者も40名程度に増え、作業も多少楽になりました。今年は、3連休中の土日を使って清掃作業を行ったので、若い住民の方々の参加は少なかったのですが、隣接する団地からの参加もあって総計50名弱の賛同者を得ての作業となりました。20~30分毎の休憩を入れ、水分・レモン・飴等を用意して、猛暑にも拘わらず、1名の熱中症者を出すことも無く、作業を終えることになりました。今朝8時の「そよ風の道」、ツツジも低く剪定、空き缶類も片付けて、ゴミ一つ無い気持ち良い散歩道となりました。小学校でも、「要注意」通学路が少なくなって、教師・父兄も安心されているものと推測しています。現状、道路関係で25、緑・環境関連で30のアダプト制度が運用されていますが、アダプト制度による今回の委託費は5万円、業者委託となれば30万円程度となりますから、1/6程度に市予算を節減出来ますので、もっと増えることが期待されます。
2010.07.19
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昨日は夏至、夕日を見ようと桜丘公園にある「夕日の丘」に、午後6時過ぎに行ってみました。西の空に夕日らしきものが見えるのですが、雲が厚くて、7時頃まで待ちましたが状況が変わらず、諦めることにしました。ふと、足元を見ていますと、4葉クローバがありました。別に見つけようとしたのでは無く、偶然に眼に着いたに過ぎませんが、「そろそろ、トラウマを脱して自分の人生を見つけなさい!」と言う家内のメッセージと思い、家に帰って家内が愛用していた「鉢花」と言う本に、栞として挟んで置きました。4葉クローバを探すのは、家内は何時も敬遠していましたので、専ら私の役目だったのです。
2010.06.22
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今日午前中に住民参加の除草祭が実施され、昨日は任意団体の事前剪定作業もあり、見違える様に綺麗になりました。私の住む団地では住民による緑栽自主管理をモットーとしておりますことから、住環境の維持には住民の大変な労力が必要なのですが、186世帯中約70~80%、一戸平均1.5人で200人近くが参加されましたので、人海戦術とは良く言ったもので、3時間で瞬く間に気持ちの良い環境が戻って来たのです。任意団体との合同反省会では、オピニオン・リーダから「緑栽自主管理と言いながら一部植栽剪定を業者に発注するのは理屈が通らない。除草祭を前倒しして、低木剪定を実施したらどうか?」との意見もありましたが、高齢化する任意団体の労力を軽減する意味では、団地外周部を業者発注したのは妥当だと思っています。加えて「緑栽自主管理を蔑にして、我が任意団体が市のアダプト制度に応募した清掃事業を管理組合との契約に替えたことは、道理が通らない。昨年の理事会は可笑しいし、今年度理事会は如何に?」とのスジ論が展開され、又例年の如く、理事会への悪口が出て来たので、本年度にも降りかかるのは必至です。昨年の管理組合理事会は任意団体幹部と相談の上、管理組合が受けてくれた方が動きやすいと契約変更に応じたのですが、その辺の事情を知りながらの発言だったのか疑問があります。後ろ向きの議論は建設的でなく、乗じて付和雷同するメンバーもおりましたが、今般管理組合との宥和を模索するメンバーが多くなりましたので、私が「今回は昨年を踏襲、広報で周知させつつ、来年度の議案事項として提案する」と調停することで、落着となりました。今後とも、善意の任意団体からの緑栽管理への貢献を基に、管理組合は団地経費節減を念頭にして、意志疎通を図り、お互いに良かれ(Win-Win)と言う関係を維持したい所存です。
2010.06.13
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いよいよ、輪番制の団地役員が回って来て、一番の年長と言うことで理事長を担当することになりました。前回は平成4年度理事、平成5年度監事でしたから、17年振り、最後のご奉公かと気持ちよく引き受けることに致しました。本団地も築後26年を経過しました。当初入居者の半分は入れ替りましたが、40歳前後で入居した方々も多く、全体としては老齢化世代と言う状況となりました。団地組合理事会の最重要な役割は「財産の保全」にあります。住居の保守管理に加えて住環境の保全も重要な命題となりますが、老齢世代となりますと管理費・修繕積立金も負担となりますので、パラダイム・チェンジ(行動規範の変革)にて負担軽減を検討しなければなりません。住環境保全の活動では、GCクラブは、剪定した枝葉整理など住民の協力があってのことなのですが、年間200万円程度の節減に15年間貢献して来た筈でした。団地内にある好悪の感情を越えて、貢献に対して正当に評価するべきだと思っています。GCクラブ初代会長の傍若無人な態度が、理事長との諍いを起こして、1年程活動停止の時期もあり、住民の反感を買ってトラウマとなり嫌悪の感情が渦巻くことになってしまいました。どうして住民と宥和するべき戦略が無かったのか、参謀がいなかったのも不思議ですし、手弁当で作業をする体たらくに対して、理事会への文句ばかり言うのも頂けません。例えば、「10年間高木剪定まで作業するので、住民に後処理の手伝いを頼みたい。将来に向けて管理費を繰り越して貯めておいてくれ」とも提案があれば、良かったと思っています。私も3年前、大規模修繕特別委員会に請われて参加、決まり掛っていた発注を再度事業仕分けし、再見積を実施し、2千万円程の費用節減に貢献し、結果は修繕積立金に反映されました。自分の属する委員会・団体だけが、貢献度が大きいと過大評価してはいけませんし、少なからず、多くの住民が何らかな形で貢献しているのです。悪口にも負けず、為口にもめげない、丈夫な心を持ち、困っている人があれば、担当理事に処理して頂き、皆さんからの資金をなるべく減らさず、じっとして誰でもなりたがる理事長となる様に役割を全うしたい!私の住む団地は、住民の苦情が多い団地である様で、例年理事長役は対応に苦労しているのですが、少し綻びの見える住民宥和を目指して1年間頑張りたいと思っています。家内もいない状況では対応に不十分な処も多く、果たしてどのような事態になるのか、上手く処理する自信はありませんが・・
2010.05.24
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花水木並木の多くは車道にあるのですが、この花水木通りは散歩道に沿って植栽されていますので、ゆっくり観賞出来るのが魅力です。この画像は5月2日撮影、満開で綺麗なのですが、昨日は既に見頃は終わり、葉が茂り出しました。この並木は25年以上経っていて、花水木は手入れが難しい樹木ですので、立ち枯れした木も散見されますが、マスとしては見応えがあります。桜の花見ほど人の混雑はありませんので、華やいだ雰囲気を、心ゆくまで静かに楽しめるのは一面的には良いのですが、しかし、その静かな雰囲気は、子供世代が巣立って高齢化世帯が多くなり、子供の声が聞こえなくなってしまった結果でもあります。多摩ニュータウン地区は全国的にも高齢化加速が激しい地区でもあるのです。
2010.05.10
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宝野公園は京王線・小田急線の「多摩センター」駅から、緩い坂道を10~15分歩いた処に位置し、多摩丘陵のほぼ天辺にあります。この公園中央には広い芝生広場があり、芝生中央から真直ぐ西に富士山が望める様に造られていますが、丹沢山塊が邪魔して、富士山9合目から山頂しか見えないのが残念です。芝生広場の両側には、敷石を敷き詰めた散歩道が設けられ、各々2列の桜並木が1km弱ほど続きますので、2列の桜トンネルを楽しむことが出来、散歩しながら花を愛でるには絶好の散策路となっています。此処も年月が過ぎて、散歩道に両側から枝が張り出して見事な桜のトンネルとなりました。周辺は住宅地、夜間花見客の騒音で喧しくならない様に、治安上設置されている照明だけで、提灯・ぼんぼりも飾られることはありません。勿論、出店などは一切無く、禁止されているのだと思われます。従って、車通行に悩まされることも無く、家族連れで散歩がてら昼間だけ楽しむ様に設計されている様ですので、静かに桜を観賞したい人達には絶好の場所かも知れません。今日は曇天から雨が予報されていますので、桜も今日を限りの様に思われます。「年月は人を待たず」とよく言われますが、自然は悠久と時を進めて行きます!
2010.04.11
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今朝未明から降り続いていた雪は、午前9時になって漸く降り止んだ様です。道路に積雪はありませんが、芝生や樹木には雪が帽子を被せて白くなっています。テレビニュースによると、東京地方での降雪は今年9回目で、1984年ぶりの多さなのでそうです。1984年冬と言えば、米国駐在から帰り気候の違いで体調を崩すことがありましたが、未だ義父母・実父母とも存命でしたから、遠い昔のこととなりました。東京都心部は分かりませんが、多摩丘陵では昨朝も雪がちらつき、一日中寒い日だったので、家に閉じ込められてしまいました。昨日の天気予報では今日は午後から晴れる予報でしたが、どうも又寒い一日になりそうな予感がします。それにしましても、寒中は暖かくて暖冬と思っていたのですが、立春を過ぎてからの寒さと雪、今が寒中なのかと思われる位季節が1ヶ月程ずれて遅れている様な気がします。
2010.02.18
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今朝も快晴ですが、立春も過ぎたと言うのに、気温が上がっていません。今冬は総じて暖冬でしたので、自然が微妙にバランスを取っているのかも知れません。昨日も快晴でしたので、都立桜丘公園に昼食散歩に出掛けたのですが、木陰や北法面では雪が残っていて、積雪1週間ですがまるで冬只中、やはり寒風吹き荒ぶ多摩丘陵は寒い地域でした。昨日は、桜丘公園の南外れにある富士見の丘からは丹沢山塊は良く見えましたが、富士山は残念ながら雲の中でした。此処には、四季折々に来たものでしたが、一部雑木林が伐採され、明治天皇野立聖跡の石碑等が整備されていました。昨年は来ませんでしたので、昨年の整備計画だったのだと思われます。しかし、自然の雑木林を伐採して散歩道・休憩所を増やす必要があったか否かは、議論の分かれる処でしょうか?
2010.02.06
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先日の日曜日は天気も良かったので、落合の自宅から豊ヶ丘、貝取を経て、永山駅前まで散歩しました。所要時間45分、歩数は約6000歩だった筈です。永山桜通りの日当たりの良い場所にある紅白梅は見頃になっていました。グリナード永山で昼食を取り、買い物をしてから、帰途はバスを利用して豊ヶ丘で下りてから、少し歩いて帰ることにしました。豊ヶ丘のアメリカ楓並木はすっかり葉を落として裸木でしたが、アメリカ楓の実が道路に沢山落ちていましたので、4個ほど拾って、自宅に持ち帰り、柿渋の容れ物に入れてみました。小さなボール状で穴だらけの実は、家内も好きで、毎年拾って家で飾って置いたからです。このアメリカ楓並木の紅葉は見事なもので、何時も散歩しつつ観賞していたのです。
2010.02.03
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昨夜から降りました雪は既に止み、今朝は少し青空も見える位に天候も回復して来ました。寒風吹き荒ぶ多摩丘陵ですから、15~20cm程積もるかと心配していたのですが、10cm程度に収まった様で、車もチェーンを履かずに普通に運転していますので、積雪被害は無い様です。日本海沿岸の方々には申し訳ないのですが、偶には雪景色も良いものです。我が家の玄関前の道路から見る花水木通り、まるで花を付けた様に見えます。団地入口から見える隣団地の北法面は、未だ真白で綺麗でした。
2010.02.02
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Sanは「山(さん)」から来ている珈琲店で、聖蹟桜ヶ丘の京王アートマン・ビルの3階にあります。近郊で、美味しい珈琲を出してくれる店はそれ程多くはありませんが、San Coffeeは美味しい店の一つで、よく家内と行ってランチメニューに100~200円を追加して珈琲を出して貰いました。独り暮らしとなったことで、足が遠のいていたのですが、先日は久しぶりに訪問、ビーフ・ドリアのメニューに珈琲を追加して930円でした。京王デパート、此処には毎月2回来ていましたが、それも懐かしい思い出になりつつあります。駐車場4階から見る多摩川河川敷、関戸橋も直ぐ近くに見えますが、昼日中にも拘わらず、「暗黒に湯浴みする(ボードレール?キルケゴール?)」の感情も出て来て、寂しさが募ります。しかし、近郊で美味しい珈琲を出すことでは喫茶「友愛」が一番、此処には毎週の様に通っていました。コーヒーの美味しい喫茶「友愛」
2010.01.18
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万葉の昔から、多摩市の多摩東公園から八王子市別所までの10kmの細い尾根道があり、その内多摩東公園から唐木田駅前の大妻女子大迄の7.5km区間が「多摩よこやまの道」として整備されています。ルートは多摩丘陵の尾根を辿り、多摩市と川崎市、多摩市と町田市との市境に沿っており、古道跡などの史跡も点在し、随所に解説板も設けられています。防人・見返りの峠万葉集では「多摩の横山」が詠われています。国防警備の目的で北九州に配置された防人たちは九州へ向かいました。再び生きては戻れない覚悟の彼らが、この「多摩よこやまの道」の尾根で故郷を振り返りながら、家族との別れを惜しんだとされています。「赤駒を 山野に放し 捕りかにて 多摩の横山 徒(かち)ゆか遣らん」此処は展望広場として整備され、多摩市が一望出来、遠くに丹沢山塊、多摩・秩父の山々、富士山も望めます。此処には家内と何回も散歩に来たのですが、独りで来ますとやはり寂しいものがあります。
2009.12.28
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多摩ニュータウンは緑を確保しつつ、尾根には住宅地、沢には車道を造成する設計思想で整備されて来ましたので、車の往来を気にせずに散歩出来る歩道が多数あります。近頃、民間に払い下げた土地でのマンション建設は、そんな思想に関係なく法定容積率一杯に建てられますので、設計思想も崩れ、生活環境が劣悪になって来たのは残念ですが、法に準じていますので、無碍に文句も言えますまい。沢沿いの自動車道を跨ぐ道路橋は散歩道の高さで掛けられていますので、登り降りを要する普通の歩道橋とは異なり、自動車の排気等を気にすることなく快適な散歩をすることが出来ます。落合地区から豊ヶ丘、貝取地区の団地群を歩いて行きますと、商店街にシャッターの下りている店が多いのですが、NPO法人等が改装開店している店もぼちぼち目に着きますので再生するかも知れません。貝取地区の散歩道、冬枯れの木々も多く、明るい散歩道で鎌倉街道を跨ぐ橋も直ぐ先となりました。 鎌倉街道を渡りますと、其処は永山地区、永山駅前までゆっくりと行きます。所要時間は約50分、歩数は5000歩程度で、往復すれば良く言われる「1日1万歩」は達成することが出来ます。
2009.12.24
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此処3日間、雨が続いていますが、今朝は昨日程の寒さが薄れていました。今日は東京でも、強い雨の降ることが予報されていますが、今朝は降り続きの中休みの様で霧雨でした。小雨をついて、団地南に位置する落合南通りのトウカエデ並木を見に行きましたら、紅葉も終わりに近づいている様でした。雨に煙っていますので色彩は冴えないのですが、この下り坂の景色は好きで毎年撮影しています。樹木が大きくなりますと、街灯を邪魔しますので、干渉しているトウカエデは根元から切り倒されてしまいます。数年前に比べますと、数本が切り倒されて明るくなったのは良いのですが、錦秋の美しさが損なわれていることは否めません。
2009.11.14
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台風14号も東に逸れて、東京は雲一つ無い快晴となりました。それでも台風の影響でしょうか北西の風が強く吹いていますが、肌にひんやりとする位で、朝の冷気と考えれば、とても爽快に思えます。我が家の前にある花水木通りも、早くもすっかり色づき、秋の気配が濃厚となりました。花水木の綺麗な紅葉を見るのは難しく、残念ながら、今年もくすんだ色合いで終わってしまいそうな状況で、スケッチする気分になりません。それでも、気持ちの良い朝を迎え、シルバーウィーク5連休中なのか、高齢者世帯が多いのか、人声もしない静かな雰囲気となっています。
2009.09.20
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今朝は雲一つ無い快晴、湿気も無く少し肌寒い感じがしないでもありません。懸念された台風は大きく東に逸れて、関東地方には殆ど影響が無かったのですが、中国北方からの北風をもたらして、一変に秋の気配となりました。今朝8時の朝撮れ画像、眩しい太陽で少しハレーションが起きていますが、画面上に感じられる暑さは全くありません。この小径は各戸へのアクセス歩道路、新聞配達のバイクの他は、歩行者・自転車の専用ですので、子供たちにも安心、紅葉中心に植栽されています。この様な小径は団地内に数多くあり、小径ごとに違った植栽がされていて変化に富んでいますので、マスとして見ますと住環境の良い設計となっています。しかしながら、この団地も少子高齢化が進み、近年子供達の歓声を聞くことも少なくなり、寂しい状況となりました。我が家もその例に洩れず、子育ても終わって子供達も家を出て独立、夫婦だけの生活が10年になろうとしています。今後、どのような変化が出てくるのか分かりませんが、高齢世代の生き甲斐確保・住環境保持が喫緊の課題にも思われます。
2009.09.10
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団地の主婦有志の発案で始まった隣人祭も今年で3回目となりました。趣味の作品を隣人にも見て頂き、それを契機に住民同士の話し合いも活発化させようと言う趣旨で、利害確執の無い文化活動ですので、誠に結構なことだと参加させて頂いています。団地管理が所有者管轄と言うことで、理事会も含めてボランティア活動も全て男性中心でしたので、この様な主婦主体のボランティア活動も続いて欲しいと思っています。出展品も写真、油絵、立体絵(シャドーボックス)、版画、染物、漢詩掛け軸、仮名筆文書、菊仕立て鉢物、織物、海外入手作品・案内、百名山踏破記、等多岐に亘っていました。私は20年前に描いた「シオン城」油彩を出品させて頂きましたが、折悪しく、3月から家内が肺の劣化する難病に罹り、寝たきりになったこともあって新しく油彩を描き始める気力と時間が取れなかったのが理由でした。「スイス・モントルー市郊外、レマン湖畔にあるシオン城(Chillon Castle)は、バイロンの「シオン城の囚人」の舞台、地下牢に入って見ますと、柱に「バイロン(Byron)」と刻まれていますが、彼が幽閉されていた訳では無く、取材の為に訪れた記念としてナイフで傷付けた跡で、現在の観光客が文化財に悪戯書きすると同じ行動だった様です。格子窓からレマン湖を眺めますと、対岸も遠くに見えて何か隔絶された牢獄に幽閉された気分になります」と言うキャプションを付けて、集会所の壁に飾って頂きますと、目線も変わったこともあり、自分でも20年の時を超えて新鮮に見えたのも不思議でした。
2009.09.07
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昨夕6時半頃、外が変に明るいので空を見ますと虹が掛っていました。しかも、大気が澄んでいないと見られないとも言われる二重虹(Double Rainbow)、偶然の天然現象なのでしょうが、久しぶりで嬉しいものです。 内側の虹を主虹(しゅこう)と呼び、赤が外側で紫が内側である。外側の暗い方の虹は副虹(ふくこう)と呼ばれ、赤が内側で紫が外側である。色の順番が逆になるのは、主虹の光が外から内側に向かって曲がりならが水滴の中で一回だけ全反射して目にとどくのに対して、副二次の光が水滴の中で入射光とクロスする形で二回全反射して目にとどくため屈折の方向が逆になるためである。ところで、二つの虹の間が他の部分より若干暗く見える。これは、屈折と反射の関係で光の粒から反射してくる光が全く無い部分で、「アレキサンダーの暗帯(Dark Alexander Band)」というりっぱな名前が付いている。アリストテレス学派の哲学者アレキサンダ(Alexander)がこの現象を指摘し、こう呼ばれるそうである。
2009.07.20
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ソメイヨシノ(染井吉野)が咲き終わり、華やいだ雰囲気も去りましたが、替わって八重桜が満開となりました。カンザン(関山)はバラ科サクラ属オオシマザクラ系サトザクラの八重咲き品種で、八重桜の代表とも言われます。大きくて濃桃色の八重の花を咲かせます。花弁が多く、沢山の小花が集合して咲くので、枝が重みで垂れ下がります。10年程前までは、このカンザン(関山)の濃い桃色が好きではありませんでした。桜には似つかわしく無く、艶やか過ぎると思えたからです。それでも毎年咲かせ続けますと、近頃はその開花も待ちどうしいと感じる様になりました。人間とは真に勝手なものだと思います。
2009.04.16
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昨日は、病院の帰りに都立桜ヶ丘公園に寄って見ました。午後4時頃となってしまいましたので、花見の人達も帰ってしまったのか、閑散としていて静かなものでした。満開の桜が、夕陽を浴びて綺麗でしたし、夕風が近くのヒマラヤスギを吹き通り、涼やかな音を立てているのは印象的でしたし、静かな雰囲気の中でなければ、気が付かない情景だろうと思われました。多摩丘陵自然公園内にある、丘陵と谷間からなる約27万m2の都立公園。丘陵公園だけに、地形は高低差数十mと起伏に富んでいて、園内には雑木林を主体にした自然林があり、自然散策に適している。雑木林には約800本のソメイヨシノと山桜が散在する。公園の中ほどには、多摩市が管理する旧多摩聖蹟記念館があり、明治天皇の騎馬像、明治維新功労者の書等が展示されている。此処は、最寄り駅からのアクセスが良くないので、桜の名所とは言え、それ程混雑しないのも魅力となっている様です。
2009.04.09
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多摩市の花見名所と言うと、「多摩センター」駅付近の乞田川沿いと宝野公園が双壁となります。永山地区にも桜通りと称する桜並木がありますが、座る場所が無いことから一歩譲らざるを得ない様に思えます。宝野公園は駅から、緩い坂道を10~15分歩いた処に位置し、多摩丘陵のほぼ天辺にあり、自然環境を生かした公園と設計された様です。公園中央には広い芝生広場があり、遊技施設も全く無く、芝生中央から真直ぐ西に富士山が望める様に造られていますが、丹沢山塊が近く、富士山9合目から頂上だけしか見えないのが残念です。この宝野公園は、車通行に悩まされることも無く、家族連れで散歩がてら昼間だけ楽しむ様に設計されている様ですので、桜を観賞したい人達には絶好の場所かも知れません。芝生広場は広いので座る場所を探す苦労は無く、自由に好きな所を選べるのも魅力です。周辺は住宅地と言うこともあり、夜間花見客の騒音で喧しくならない様に、治安上設置されている照明だけで、提灯・ぼんぼりも飾られることはありません。勿論、出店などは一切無く、禁止されているのだと思われます。今日は生憎の曇天、しかも未だ4~6分咲きの様でしたが、気温も高くなって来週末までは持たないと、家族連れを中心に多くの人達で賑わっていました。
2009.04.05
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多摩センター駅前の中央公園内には、古民家が解体・復元保存、無料公開されています。多摩市連光寺にあった富澤家から寄付されてのものらしい。保存管理上のためか茅葺屋根は銅板葺に替えられていますが、名主・庄屋等の上層農民の典型的な民家が見られます。造園も見事なもので、庭中央には大池が設けられ、その周りを散策出来る様に設計されていて、散策路沿いに四季折々の花木が植栽されていて、季節の装いを楽しめます。大池から小池を経て放水されるのですが、春にはオタマジャクシが湧くように沢山いて、小池から散策路脇の明渠では、子供達が歓声をあげてオタマジャクシ採りに興じます。庭の通用門付近から満開の桜を介して見る富澤家、折にふれて気軽に訪れる価値があります。18世紀中頃から後半の建造物。富澤家は連光寺明村の名主で、治天皇などが行幸した際には御小休所として利用された。文化財として保護公開していると共に、語らいの場として家の一部を貸出している(有料)。
2009.03.28
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多摩丘陵地帯は寒風吹きすさぶ処と言われていますが、今冬は暖冬と言われ、雪が散らついても積もることが無く、雪掻き作業はありませんでした。そして春を迎えた昨日、雛祭りの日は日中から寒く最高温度が4℃と低く、夜になってから雪が降り出し真夜中には真っ白になりましたが、夜半過ぎから朝方に雨に変わったのか、今朝ベランダから見ますと道路の雪はすっかり消えていました。初積雪とは言え、芝生のある処は白くなっていますが、どんどん溶けている様子で、一寸した天気の悪戯でしか無かった模様です。
2009.03.04
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鋳鉄製マンホール付きのコンクリート水道自動検針ブロックが掘り起こされました多摩ニュータウン地区で1990年後半、全国に先駆けて導入された電話回線を使う水道自動検針システムは、これ又全国に先駆けて取りやめることになりました。全ての水道メータ発信盤・電線コード・電線コンデュイット塩ビ管が撤去されたのは、既に2007年10月のことでした。自動検針水道メータ発信盤の撤去工事今回は、残っていた電線コード・電線コンデュイット管を収納していた50cm四方x高さ70cm程度のコンクリートブロックの撤去工事で、過去の遺物としてそのまま残しておいても支障が無いと思えたのですが、1年半を経過した先週に掘り起こされたのです。しかしながら、小型のクローラークレーンを使ったので給水管を痛めてしまったので、給水中止となり復旧するのに、2時間断水してしまいました。事前に分かれば汲み置きをしておいたのですが、緊急事態なので仕方がありません。それでも、他の30棟工事では注意して損傷が無かったのは幸いなことでした。結局私が住んでいる棟だけ2時間ライフライン停止となり、トイレにも行けず不便なものでした。水道メータは計量法により有効期限が定められ、8年毎に更新しなければならないのですが、自動検針システムの整備費用は巨額になることが分かりました。1990年代は、携帯電話・PHS網も発達しておらず、況して光ケーブル網も整備されていませんので、銅線電話網を自動検針システムのデータ・ハイウェイにしたのです。経年劣化で誤信号も多くなり、「PHSを使った自動検針システム」への更新も検討したようですが、8年で補用部品在庫が無くなり寿命は10年と言う実績から、訪問検針の方が費用削減となると判断した様です。全国的には、水道・電気・ガスのユーティリティ関係を「PHS自動検針システム」に変更する動きが盛んですが「8年毎更新を考慮した総合計算」では割高となり、10年後は多摩ニュータウン地区と同様、結局廃止の憂き目に会うと思われます。省人化による費用削減は飛び付き易いテーマなのですが、長期的展望に立たないと結局は税金の無駄遣いとなって、住民負担を増す危険性がありそうです。
2009.01.26
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先週の週刊地域新聞「もしもししんぶん」に紹介されていた店に、昨日行って来ました。昨年、八王子市上柚木のコンビニ跡地にオープンした「アトリエ バーゼル(Atelier Basel)」、本来はパンとケーキの店で、喫茶席もあり「お茶」するのに良いのですが、此処のランチメニューは数少ないながらも、中々のお勧めです。1.ココット鍋のコトコト煮豚バラ肉又は鳥バラ肉に野菜を、仏・アルザス生まれの鋳鉄鍋「STAUB(ストウブ)」で一晩掛けてじっくり煮込んだもので、鍋のまま熱々を提供してくれます。珈琲又は紅茶付きで1280円と適正な価格で人気があり、1日12食限定ですので、昼時に行きますと売り切れとなっている場合が多い様です。2.そば粉のガレット半熟卵・ハムをそば粉のガレットで包み込み、新鮮な野菜が添えられ、珈琲又は紅茶付きで1000円とリーズナブルなお値段ですが、こちらは限定数はありません。いずれもドイツ風の固いながらも、味わいのあるパンを多数添えてくれますし、食後の珈琲はヨーロッパのコーヒー発祥となった、ザッハ(Helmut Sachers Kaffee)ブランドのコーヒー豆を使用していて、冷め難い厚手のコーヒーカップに入れて出されますし、手作りランチのこだわりが感じられます。
2009.01.20
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多摩センター三越の地下1階に、何時の頃からか、オーストリア菓子を売るカフェ・ウィーン(CafeWien)が出店していました。デパ地下ですので喫茶席はありませんでしたが、ケースに陳列されていたザッハトルテ(Zachertorte)がホイップクリーム付で470円でしたので、それを購入して来ました。ドイツ・オーストリア菓子を売る店は少なく、近郊では川崎市麻生区にある「リリエンベルク」が知られていますので、昨年は車で行って来たのです。ザッハトルテの名店「Lilienberg」多摩市にもドイツ菓子で知られた「ヒューゲル」があり、其処の正統ザッハトルテが好きでしたが、フランス菓子に比べて人気が無いのか、4年前に閉店してしまったのでした。「ヒューゲル」閉店-ザッハトルテが好きでした デパ地下の出店料はかなり高いらしく、売れ行き不振ですと直ぐに出店中止となりますので、カフェ・ウィーン(CafeWien)の商売健闘が続くことを願っています。
2009.01.17
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多摩センター前の遊歩道に飾りつけられるイルミネーションも毎年のこととなりますと、見にも行かなくなります。昨日午後は、義兄の1周忌法要が戸塚であり、多摩センターに戻って来ましたのは午後6時過ぎとなり、夜の帳はもう落ちていましたので、多摩センター・イルミネーションに出会うことが出来ました。結構な人出で、イルミネーションをバックに写真を撮っているグループも多い様でした。今年はクスノキ並木を飾る電灯色イルミネーションが黄色く無く、レモン色に見えますので、インターネットでチェックしましたら、次の様な特色を考えている様です。-エコに配慮しLED イルミネーションを全面的に採用-全体のイルミネーション40 万球に(昨年38 万球)-「光の水族館」バージョンアップ!!-昨年の「サンタの森」に加え、新たに「おとぎの国」を設置-キティイルミネーションのリニューアル-「光の動物園」も多摩動物公園との連携で種類も増加-長野県富士見町から寄贈された15m高さ の樅の木に、白色LED で八ヶ岳をイメージ、新たにオーナメントも追加世の中はエコ時代、クリスマスが過ぎると樅の木、光の水族館、キティちゃん等は外されてしまいますので、今週が見頃だそうです。何とか少しでも、暗い世相が明るくなって欲しいものです!
2008.12.22
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団地の南側にある落合南通りに植栽されているトウカエデ(唐楓)並木の紅葉は、例年美しく見せてくれるのですが、今年は綺麗ではありませんでした。極く身近な自然を楽しむのが好きなのに、残念なことでした。丁度見頃の時期に雨が降り、紅葉せずに黄色のまま散ってしまったのが原因ですが、自然とはその様なものだと思えば良いのだと受容することにしました。パソコンの別置きHDD中に保存してあった2年前の紅葉画像は、緑と赤の対照的モザイクで鮮やかなものですので、こちらの方が撮影時期が2週間ほど早かったのかも知れません。美しい紅葉の時期は、ほんの1週間程と極めて短い様です。この通りは20m毎に、Googleのストリートビューで見ることが出来ますが、情報公開Too Muchで、防犯Security上、大きな問題だと思っています。
2008.11.30
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多摩市の鶴牧西公園内及び周辺には、アメリカ楓の並木があり、暑い夏には散歩の際に木陰を提供してくれますし、晩秋には紅葉を楽しませてくれます。西公園の芝生広場から見るアメリカ楓並木、アメリカ楓だけで赤、黄色、緑の見事なグラデーションを提供してくれる優れものです。近くの大松台小学校横のアメリカ楓並木遊歩道、車が来ない散歩道ですので、落ち葉歩きまで楽しむことが出来ます。この一帯は、旧住宅公団(その後都市整備機構から現UR都市機構に変遷)が1980年代に整備した住宅地ですが、民活による宅地開発には見られない「緑との共存」をテーマが生かされた環境となっています。民活が良いとの風潮がありますが、経営効率を考えて上限容積率一杯としますので緑も少なくなってコンクリート・ジャングルと化し、申し訳程度のコンクリート交流広場は設けられますが、緑は添え物としかなりません。本質的な「緑との共存」は蔑ろにされ、結果として周辺宅地からの苦情も多くなりますので、民活開発が全て良いと言うことではありません。
2008.11.17
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見た目の太陽の軌道高度が低くなる季節になると、月の軌道高さは高くなるらしいのです。何故なのかは確認していませんが・・昨日は雲一つ無い快晴は夜になっても変わらず、おまけに満月だったこともあり、午後9~10時ごろは煌々とした月が空高く天心に輝き、街灯が要らない程の明るさとなりました。人通りの絶えた夜の街が妙に静かで明るく照らされる様を見て、与謝蕪村の名句で知られる俳句が頭に浮かんで来ました。月天心 貧しき町を 通りけり月天心は秋の句であり, 蕪村句集には1768 年8 月の作と記されていて、解釈には二通りあるらしいのです。作者蕪村が主語となる「深夜の月が天心に輝いている。月光を浴びながら、寝静まった貧しい家々の前を行く」。別の解釈として、月が主語となる「夜が更けて、天の真上にかかっている月の光が、貧しい町並みを照らし、通り抜けて行く」。私は、月が主語となり、「月光が黙って静かに天空から人々の生活を照らし出す」と言う解釈が一服の絵となり得て、絵画的で蕪村の意図した処では無いかと思っています。蕪村は画家として、生活費の為に絵筆を握り画業を優先していたが、50歳を過ぎて俳諧の活動を本格化した。蕪村の句は自然描写に長けていて、17文字で情景をスケッチするだけで、彼方まで風景を見せることが出来るのは、画家が持つ鋭い観察力の賜物と思われる。
2008.11.14
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