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2011年01月30日
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2011年01月30日
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2011年01月30日
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2011年01月30日
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2011年01月30日
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「香港でエレベーターに乗る」「え?」(もともとはここに、YouTubeから引用した「香港のエレベーターに乗って降りるだけの動画」を埋め込んでいたのですが、どうやらもとの動画が削除されたようです)「それから?」「香港でエレベーターから降りる」「それから?」「香港国際空港へ行く」「それから?」飛んだ
2011年01月27日
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「香港の住所表記は中文・英文がごた混ぜで、乱れているらしい」「そんなに乱れてたら、住所をたよりに知人のところへ行くとして、その知人の住んでる建物にエレベーターがあったとして、どこで降りればいいのか迷いそう」「それがね、いちおう、エレベーターで迷わない工夫みたいなのはあるらしい」「どんな工夫?」■『新しく建てられたマンションや洋楼(よんろう)では英文と中文を無理に統一しようとして、一階を「地下」、二階を「1字楼」、三階を「2字楼」と書くところもある。 これはつまり「本当は三楼なんだけど、エレベーターに乗ったら2の字を押してね」という意味である。 初めて友達の家に行く場合、中文では何楼になるのか、エレベーターではどの数字を押せばいいのかを確認する必要がある。』(転がる香港に苔は生えない:星野博美(著):文春文庫:p142)より引用
2011年01月26日
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『「私」は毎日変化し、それゆえ私について果てしなく探求を続けることはできよう。 しかし、自己探求はいかに広大と思われても所詮限られたものである。』(クリシュナムルティの瞑想録:J・クリシュナムルティ(著):サンマーク文庫:p208)より引用「私」とは思考である。「思考」はめまぐるしく変化しつづける。「思考」について果てしなく思考することはできる。だけどね、「思考」が無限なのは、思考の枠内でのことである。「思考」の枠外には、世界がひろがっている。
2011年01月26日
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香港の住所表記は中文・英文がごた混ぜでみだれている。「じゃあ、たとえば友だちのところへ初めて行くとして、たとえば友だちの住居のある建物のエレベーターに乗ったとして、どこで降りればいいのか迷ってしまわない?」「それがね、いちおう、エレベーターで迷わない工夫みたいなのはあるらしい」「どんな?」「新しく建てられたマンションや洋楼(よんろう)では…」「ちょっと待って、ヨンロウって何?」『香港のアパートには唐楼(とんろう)と洋楼(よんろう)の二種類がある。洋楼は、唐楼と比べれば大型で新しいが、すでに新しいとはいえない建物のことと考えれば、そう遠くない。 唐〈中国〉より新しくて良い洋〈西洋〉という意味合いから、「洋楼」と名付けられたものと思われる。 唐楼が中華風で洋楼が西洋風という意味ではない。』(転がる香港に苔は生えない:星野博美(著):文春文庫:p132)より引用
2011年01月26日
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「香港の鴨寮街のあなたの住所は何階なの?」『私がこれから住もうとしているアパートは一階部分に店舗が入っていて、階段を登った二階に「閣楼(こくろう)G/F」という謎のフロアがある。これは一階部分の天井を無理に仕切って作ったフロアであり、本来は存在しないはずのフロア。さらに階段を登ると、三階には「二楼 1/F」と書かれている。 つまり私の部屋は、日本の感覚でいうと四階、中文だと三楼、英文だと2/Fということになる。』(転がる香港に苔は生えない:星野博美(著):文春文庫:p142/p143)より引用「中文って何?」日本語で中国語と言っているものを、中国では中文と言う。「じゃあ聞くけど、日本語で中国語と言っているものを、中国語ではどう言うの?」「え?」中国では中国語のことを主に中文と言う。中国では中国語のことをあまり中国語とは言わない。中国では中国語のことを中国語とは言わない。中国では中国語は中国語ではない。
2011年01月25日
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「どうして香港に行きたいの?」香港の鴨寮街に私のうちがあるから香港のあぷりうがいに私のうちがあるから香港のApliu streetに私のうちがあるから「どうしてホンコンに行くの?」「わたしのおうちがあるから」「あなたのおうちは何階なの?」英語の建物の感覚で言うと2階中国語の建物の感覚で言うと3階日本語の建物の感覚で言うと4階「具体的にはどうなってるの?」
2011年01月23日
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2011年01月20日
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「どうして香港に行きたいの?」「私のうちがあるから」「え?」「鴨寮街(あぷりうがい)に『私のうち』があるから」「あなたのおうちの住所は?」「Room B, 2/F 198 Apliu st.」「え?」「鴨寮街一九八号唐三楼(B房)」「2/Fで三楼?」「日本の建物の感覚で言うと4階」「2/Fで三楼で4階?」■『さて、契約書に書かれた入居先は「鴨寮街(あぷりうがい)一九八号唐三楼(B房)」である。「この住所の正式な英語表記教えてくれます? これから電話の申請に行くんで」 香港では政府からの文書や電話の請求書など、コンピューター管理されたものは英語表記で郵送されるため、自分の名前と住所の英語表記を知っておく必要がある。私がわざわざ念を押したのは、香港の住所が混乱しているからだった。 香港の住所表記はまさに中・英が一緒くたで混乱を極めている。』(転がる香港に苔は生えない:星野博美(著):文春文庫:p142)より引用
2011年01月19日
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「どうして香港に行きたいの?」「鴨寮街に行きたい」「え?」「あぷりうがいに行きたい」「どうして?」「『転がる香港に苔は生えない』を読んだら行きたくなった」『転がる香港に苔は生えない』(星野博美:文春文庫)のp162の図星野博美さんの旅行記は『愚か者、中国をゆく』も『謝々(シエシエ)!チャイニーズ』も『転がる香港に苔は生えない』もおもしろいのだけれど、星野さんにはもっと香港でも中国でももっと行ってもらってもっと旅行記を書いてほしいのだけれど、星野博美さんの旅行記を読んだら、少なくとも私の場合は、自分が行きたいとは思わないなあ…
2011年01月18日
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「ハンガリーから香港へはどうやって?」「ハンガリーのブダペスト空港 ↓ フィンランドのヘルシンキ空港 ↓ 香港国際空港」香港国際空港では発着到着の案内アナウンスをしない(らしい)「どうして?」「発着到着の数が多すぎて、案内アナウンスをしたら混乱してしまうから(らしい)」
2011年01月16日
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「光子って何?」「ワインでも飲みながら考えよう」「意外なところで見つかったね」「何が?」「光子だよ」「光子入りワイン?」「ラベルの写真が光子さんだ」クーデンホーフ光子さんは、オーストリア・ハンガリー帝国の貴族、ハインリヒ・クーデンホーフ=カレルギーの妻。「オーストリア?」「じつは香港まで行きたいんだけど」「ハンガリーからは遠い」
2011年01月12日
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「光子って何?」「散歩しながら考えてみるよ」「光子って何?」「焼き鳥タマネギえのき卵、を食べつつ考えてみるよ」「こんなの、おいしい?」「だいじょうぶだよ」「そうなの、かもしれないね」「光子って何?」
2011年01月11日
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星野博美さんの『愚か者、中国をゆく』(光文社新書)ひさしぶりに一気に読んだ旅行記です。センチメンタルが少し濃い場面もありますが、とにかくおもしろいし、すばらしくカッコいい終わりかたです。
2011年01月10日
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「光子って何?」「フォトン」「え? 何?」「photon」「ふとん?」「ちがう」「フェトン?」「ちがうよ」「フィトン?」「ちがう、それだとファブリーズになってしまう」森林フィトンとは植物に存在するのと同じ成分を合成・配合したものです。ネット検索すると、どうやら「フィトン」は「フィトンチッド」から来た名、らしい。フィトンチッド (phytoncide) とは、微生物の活動を抑制する作用をもつ、樹木などが発散する化学物質。フィトンチッド (phytoncide) とは、傷つけられた植物が放出する、殺菌力を持つ揮発性物質。1930年ごろロシアのボリス・トーキンが、植物を傷つけるとその周囲にいる細菌が死ぬ現象を発見。植物が周囲に何らかの揮発性物質を放出したためと考え、この物質をフィトンチッドと命名。フィトンチッドという名は、「植物」を意味する「phyto」と「殺す」を意味する「cide」から作られた造語。
2011年01月09日
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分子の表面を見つめていたら…「いよいよ小さいのが見えてくるとして、次は?」「光子はどう?」「光子って?」光子は質量や電荷が0である。光子の反粒子は光子自身である。「わからないよ。反粒子って何?」数学的取り扱いにおいては「粒子が時間軸を過去に向かって進んでいるのが反粒子」と解釈することもできる。「わからないよ。蝶の光子を見たの?」
2011年01月06日
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窓から望遠鏡で島を見ていたら、蝶がいたので顕微鏡で見つめたら、あまりに近づきすぎて、蝶の分子が視界をふさぐ。それでもあきらめず、分子から目を離さず見つめていたら、あまりに近づきすぎて、分子の表面になる。
2011年01月05日
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そうだ、寒い窓をあけたら雲でもあるかと思ってた。だけど、空想してたのは雪だった。なのに、島が見える。「そんなところにいないでこっちにおいでよ」とか「そっちに行くから待ってて」とか言いたかったけど、声は届きそうになく、望遠鏡で覗くと、チョウが視界をふさぐ
2011年01月03日
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