[Stockholm syndrome]...be no-w-here

2016.06.14
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カテゴリ: 映画
今日は朝の4時半にトイレで一度目が覚めたのだが、よほど疲れていたのか、その後9時半まで熟睡してしまった。
何に疲れていたのだろうか…(笑)。


【ジヌよさらば ~かむろば村へ~】…満足度★★★


「常識と非常識」「真面目と不真面目」「理屈と屁理屈」「大人と子供」…。
それら世間に引かれた境界線の上を、軽妙な千鳥足で歩き回る松尾スズキの感性は、今回もしっかりと笑わせてくれる。
それらを余すところ無く表現する、阿部サダヲを始めとした俳優陣もさすがだ。

ただ、途中から妙に生臭い展開になるのと、作品としてあまり心に残らなかったので、笑える割に評価は上がらなかった。



【彼岸花】…満足度★★★★☆


いつもの顔触れに、いつもの風景と、いつもの画角…。
小津安二郎監督による初のカラー作品らしいが、基本的には何も変わらない。

今回は、結婚に対する認識の違いから生まれる親子間の摩擦を、コメディタッチに描いている。
これが、なかなかユーモアがあって面白い。
そのせいか、最初は頑固で怖いと感じた父親の態度も、だんだん可愛く見えて来る。
その辺りも見所の一つだろう。

理屈抜きに、良い映画だ。

どうでも良い話だが、60年も前から既に「人間ドック」や「アルバイト」という言葉があった事に、ちょっと驚いた。
どうでも良い序でに、父親役の佐分利信が、亡くなった祖父に雰囲気が似ていて懐かしくなった。





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Last updated  2016.06.29 20:46:28
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