[Stockholm syndrome]...be no-w-here

2016.12.02
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今更ながらの話題ではあるが、久し振りに観ているドラマ【 逃げるは恥だが役に立つ 】が面白い。

元々、星野源も新垣結衣も好きなので初回から観るつもりでいたのだが、この半年ほどテレビを点ける習慣が無くなっていたせいか、結局観ずに流してしまったのだ。
(最近は【カフェブレイク】を観る以外は、週に1〜2回しかテレビを点けない)
それが、YouTubeで第1話から3話までのダイジェストを観たのを切っ掛けに嵌まってしまい、それからは毎回録画して爆笑しながらムズキュンしている(笑)。


因みに(でもないが…笑)、実は僕と元妻も、恋愛関係になる以前から僕の部屋で一緒に生活していた仲なので、【逃げ恥】を観ているとちょっと「懐かしい」気持ちになる。
僕がカラオケ店の店長で、彼女がそのアルバイトだった頃の話だ。

酒癖が少々悪かった彼女は、朝11時からのシフトに遅刻して来る事が度々あった。
そうなると、当然、店長の僕が出勤しなければならなくなる。
深夜勤明けだろうが、休日だろうが関係無いなので、何度も続けば腹も立つし体力的にも厳しい。

それである日、ついに堪忍袋の緒が切れた僕は、事務所に呼んで「お前どうするつもりだ!?」と問い質した。
すると、彼女は床に正座しながら、こう言ったのだ。


「じゃあ、店長の部屋に居候させて下さい!!」

「店長が起こしてくれたら、私起きれます!!」


と…(笑)。

格好良いのか悪いのか分からないが、とにかく、その男気溢れる大胆な提案には面食らった(笑)。
冗談だと思われるだろうが、本当の話だ。

まあ、勤務態度は真面目だったし、他のスタッフからも頼りにされる存在だったので、出来れば僕も辞めさせたくない。
それに何より、お互いを意識し始めていた時期だったので、このまま離れてしまうのが嫌だったというのもある。

それで、僕達は「居候」という体の「同居」生活を始めたのだ。
僕が30歳で、彼女が23歳。
勿論、他のスタッフ達に言えるはずもない。

その頃住んでいた部屋は6畳の1Kで、僕が折り畳みベッド、彼女が床に布団を敷いて寝ていた。
段差こそあれ、隣同士で寝ていた訳だ。
さすがに、これは「意識するな」と言うほうが無理だろう(笑)。

ただ、僕達には店長とアルバイトという明確な上下関係があったし、同居の理由も理由なだけに(笑)、ドラマのような「ムズキュン」な感じはほとんど無かった。
どちらかと言えば、同じTBSのドラマ【 ダメな私に恋してください 】でのディーン・フジオカと深田恭子の主従関係(?)に近かったと思う。
(実際、彼女の酒癖の悪さはその後も相変わらずで、僕に説教ばかりされていたし…笑)


と、まあ、僕達の馬鹿話はこれ位にしておこう。
(書いている内に、だんだん恥ずかしくなって来た…笑)
【逃げ恥】の話だ。

ドラマも終盤に差し掛かり、2人の関係がどう変わって行くのか楽しみだ。
不器用でも、誠実な彼らの恋が微笑ましい。





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Last updated  2016.12.22 21:21:24
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