[Stockholm syndrome]...be no-w-here

2022.10.31
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カテゴリ: 宝塚
少し前の話題になるが、朝日新聞に掲載された上田久美子のインタビュー記事を読んだ。
宝塚ファンに向けて『贔屓』ではなく、敢えて『推し』という表現を使う辺りに「いかにも上田らしい演出の仕方だな…(笑)」と微笑ましくなったが、やはりネット上では反発・反感を買っているようだ。

まあ、上田本人も「きっと宝塚ファンに自分の意図(中身)は伝わらないだろう」という事を前提に語っているので、ほとんどのファンにとってあのインタビューは彼女との「訣別」となるのだろう。
しかし、それで良いのだ。
それが彼女の狙いなので、僕も別に解説はしない。
それで良いのだ。

今になってみると『やるならやってみろ、運命よ』と『限りを知り命を知れ』という謳い文句は、彼女なりの決意表明だったのだなと思う。
彼女は己の信念と生き様を【fff】と【桜嵐記】に刻み込んで、宝塚を去ったのだ。
(小柳奈穂子と生田大和は、なかなか粋な餞別を贈ったな)

上田久美子よ、いつか再びその道の先で逢える日を楽しみにしている。

なぁに、俺が歩きよぉ道もそっち側やけん、どっかでまた逢えるったい!!



そ、そげんちかっぱ拒絶せんでも………(笑)。




さて、見事に纏った所で(?)、宝塚OGの話題。
七海ひろき主演、瀬戸かずやと如月蓮が出演するTVドラマ『 合コンに行ったら女がいなかった話 』が、予想以上に面白い。

「予想以上に」というのは、宝塚の男役がそのまま現実世界に現れて芝居をしたら、もっと違和感があるかなと思っていたのだ。
しかも、恋の相手は女性ではなく男子。
この辺りが、テレビ画面を通して観た時にどう映るのか、上手く想像できなかったのだ。

しかし、実際に観てみると違和感はほとんど無く、心配していた部分が寧ろプラスに働いていた。
宝塚の男役がそのままTVドラマに出て、でも恋の相手は男子という逆転の発想が新鮮に映る。
また、相手役の3人(井上想良、小西詠斗、増子敦貴)がドラマを盛り上げようと凄く頑張ってくれており、彼らのおかげも大きい。
TVドラマ初出演の七海達は、かなり助けられているのではないだろうか。
(宝塚ファンを代表して、彼らとそのファンに御礼申し上げたい)

第1話では結構コミック的な演出がされていたが、2話目からはほとんど無くなったので、スタッフも内容で勝負できると踏んだのだろう。
個人的には、無くて良いと思う。
男子3人の反応を観ながら、僕も初めて音月桂の男役を見た時に感じた疑似BL体験を思い出し、「分かる、分かる(笑)」と頷きながら楽しんでいる。

彼らの恋模様がどうなるのか、続きが待ち遠しい。
(でも、恋の相手が男子だから、宝塚ファンの男としてはちょっと複雑な心境も…笑)






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Last updated  2022.10.31 21:01:01


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