[Stockholm syndrome]...be no-w-here

2023.04.28
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カテゴリ: 宝塚
月曜日の僕の駄目押しが効いたのか、日本政府が新型コロナウィルスを5月8日(月)に5類へ引き下げる旨を正式決定した。
「だったら、いっそ4月30日(日)に前倒ししろよ」とも思うが、そういう機転や融通が利く人達ではないのだろう(笑)。
とは言え、これで全てが終わった訳ではない。
僕達にはこのコロナ禍をきちんと検証し、次世代へ正しく伝えるという仕事がまだ残っている。
そうでなければ、日本人はまた同じ間違いを犯す事になるだろう。



さて、この政府決定によって宝塚歌劇団の対応が今後どうなるかは不明だが、僕のタカラジェンヌ達への貢献が評価してもらえたのか、星組公演【1789 -バスティーユの恋人たち-】のチケットが6月6日(火)の1回分だけだが当選した。
自由と権利を求めて立ち上がるシトワイヤン達の戦いを、しっかりと見届けたい。

では、遅くなったが雪組【Lilacの夢路 / ジュエル・ド・パリ!!】の感想を。

先週の暖かさが嘘のように今週は肌寒く、25日(火)は小雨も降っていたので着る服に迷った。
僕は首筋が冷えると直ぐに風邪を引く体質なので、季節外れとは思いつつタートルネックを箪笥から引っ張り出して着る事に。



僕はいつも彩風咲奈の雪組を「チーム」と表現して来たが、今公演も彩風・朝美絢・和希そらを軸に、縣千・一禾あお・咲城けい・華世京の若手が並び、その周りをベテランと中堅が固めるという編成になっている。
芝居でもレビューでもその布陣は変わらず、各スターのキャラクターと役割がはっきりしているため、非常に分かり易い舞台に感じた。
特に、芝居【Lilacの夢路】はこの編成を上手く利用しているおかげで、情報量が多くても全体としてすっきりと纏まっている。
この辺りは、タカラジェンヌの魅せ方が得意な謝珠栄ならではの采配だろう。

他方、【Lilacの夢路】では固定観念に囚われない自由な演出が、レビュー【ジュエル・ド・パリ!!】ではこれぞ宝塚という王道の演出がそれぞれ試みられており、印象が真逆の取り合わせは観ていて面白かった。
組子達に目を向けると、初舞台の緊張感も初々しい109期生と、前作【蒼穹の昴】で一回り成長して貫禄が増した雪組スター達と、こちらも真逆の印象が一度に楽しめる。
派手さは無いが、内容も濃く、雪組の魅力を上手く引き出した公演だと思う。

組としては安定期に入り、目立った組替えも無い中で、新トップ娘役の夢白あやが新風を吹き込んでいた。
真面目で慎ましい印象だった朝月希和と比べると、これからまだ枝葉を伸ばしそうな若く溌剌とした印象を受ける。
少し緊張している感じもあったが、彩風と一緒に新たな雪組の魅力を作り出して欲しい。

という事で、今回はここまで。
ゴールデンウィークが控えているので、ちゃんとした感想は5月16日(火)の観劇後に改めて更新したいと思う。

ありがとう!!





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Last updated  2023.04.28 22:02:26


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