[Stockholm syndrome]...be no-w-here

2023.05.19
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カテゴリ: 宝塚
先週は、「不当解雇」と「提訴」という思わぬ条件が同じタイミングで揃い、原田諒とタッカー・カールソンを引き合いにして、メディアによる「印象操作」について語る事になった。
(その直後に、印象操作のお手本のような偏向報道がNHKの番組であったのは、偶然か必然か…)
正直、あの解説で宝塚ファンのどれ位が理解できたかは怪しい所だが(失礼…笑)、宝塚ファンに限らず、このブログを読んでいる一人でも多くが考える切っ掛けになってくれたら嬉しい。

とりあえず、「国民は常に騙される側にいる」という事実を忘れずにいる事だ。
福沢諭吉の言葉にもある。

『信の世界に偽詐(ぎさ)多く、疑の世界に真理多し』

世間の噂や他人の意見、マスコミ報道を無批判に受け入れるだけでは、思考停止に陥ってしまう。
先ずは疑い、自分で調べ、比較し、考える力を身に付ける事だ。
それ無くして、自由独立の精神や思想は培われない。
(この流れを阻止したい勢力が、今盛んに推し進めているのが「対話型AI」の開発・普及だが、これについてはまた別の機会に話そう)



さて、僕は今回の騒動に関して「これはハラスメントの問題ではなく、信頼関係の問題だ」と指摘したが、2回目の鑑賞で雪組公演【Lilacの夢路】でも信頼について語られている事に気付いた。

「信頼なくして友情なし、誠実なくして信頼なし」

宝塚歌劇団の代表として、木場理事長にも長兄ハインドリヒのような誠実な対応を望みたい。
僕は、文春の記事を疑ったのと同様に、原田の手記も鵜呑みにはしていない。
ただ、「真実を唯一の友とせよ」という自分の信条に従って発言しているまでだ。
その上で、両者がどのような結論に至るかを見届けたい。



という事で、キャスト別の感想を書くつもりだったのだが、この3週間で現実世界に色々あったせいか、ジェンヌ達が今こうして無事に舞台に立てている事に感極まってしまい、何も考えられなくなってしまった(笑)。

最初は、ただARIを大好きで、ARIを応援していれば幸せだった。
しかし、ARIを守るためには宝塚歌劇団を守らなければならない事、そして劇団を守るためには日本の未来を守らなければならない事にやがて気付き、タカラジェンヌ達を好きになれば好きになるほど宝塚から離れて行くというジレンマを抱えるように…(笑)。
そして、2020年に始まったコロナ禍がその流れを決定的にした。

正直、ここまで愚かな国の未来がどうなろうと知った事ではないのだが、それではジェンヌ達を見捨てる事になってしまう。
コロナ禍以降、このブログを通して宝塚以外の人達とも繋がり共闘するようになり、僕はまだ暫くこの戦いを止める訳にはいかないようだ。
(人助けは柄じゃないが、根がPUNK(パンク)なせいか、権力に対して中指を立てるのは得意だ…笑)

という訳で、今後も「世界と未来を見通す」事が僕の主な役割りになるだろう。
(運命は、なかなか僕を手放してくれない…笑)
そして、時々、この絶望的な現実世界に疲れた頭と心を癒すため、宝塚を訪れよう。
その時は、皆のありったけの笑顔と希望を分けて欲しい。

そんな事を、16日の雪組公演を観ながら感じていた。
今公演では、109期生達の夢と希望に煌めく笑顔も見られた。
これからも、少し遠くからにはなるが、ジェンヌ達の未来と笑顔を守って行こうと思う。

皆んな、愛してんで!!


漫画【ONE PIECE】で一番好きな台詞。
僕もこの言葉を胸に刻んで生きよう。





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Last updated  2023.05.20 21:06:01


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