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昨日、今季限りでの現役引退を表明したソフトバンクホークスの城所龍磨外野手が、本日ヤフオクドームで引退会見を行いました。会見で城所は以下のように語っていました。(一部抜粋)「戦力外になり、次の球団を探して頑張ってきたが、僕の中で『11月いっぱいで声がかからなければ現役を引退しよう』と強く決めていました。家族と相談し、家族のことを第一に考えて決めました。(現役生活)15年間で手術を4回、2015年なんて一年間で2回も行った。それでも球団は待ってくれた。それが2016の交流戦に繋がったと思う。感謝しかない。(自分の現役引退については)入団の時から一緒にやってきた(同期・同学年の)明石と金子(圭輔)広報には連絡した。明石には僕ら(同期の)2人の思いも託したいし、長くプレーしてほしい。僕はホークスのユニフォームを着ている選手全員に活躍して、幸せになってほしいと思っています。チームが勝てるように選手が頑張って、裏方さんや球団の方もみんな幸せにしてほしい。(思い出に残る試合は)初出場ですかね。大道さんの代走で出たが本間さんの打球が当たって、守備妨害になってしまった。母からメールが来て『最初は失敗からのスタートだね。龍磨らしいね』と。それをすごく覚えています。忘れられないし、それがあったから頑張れたと思う。(15年も現役を続けられた原動力は?)家族の支え、両親の思い、そしてファンの皆さんの声援が聞きたくてやっていたと思う。僕は目立ちたがり屋なので、大観衆の前でプレーしたいと思っていた。それが原動力かなと思う。福岡、九州、ホークスのファンの方に支えられて、応援していただいて、僕の体が動いていたと思う。嬉しかった。感謝の思いしかない。自分の中で描いていたビジョンよりも(引退は)早くなった。でも、いつかは(引退は)来ることだし、実際に会見をして寂しい気持ちはありますが、決断した以上、今日から第2の人生のスタートです。こんな僕を15年間も応援していただいて、待機ばっかりしてましたけど、ファンの皆さんのおかげで15年間やること出来ました。今日で現役生活は終わりますけど、野球に携わって行きたいと思っていますので、これからも城所龍磨をぜひ応援してください。ありがとうございました!」最後には同じ外野の守備固めとして城所と切磋琢磨してきた福田と何と松中信彦氏がサプライズで登場し、城所に花束を渡しました。改めて、城所選手お疲れ様でした。できればホークスにコーチとして戻ってきて、常勝軍団を担う若い選手をたくさん育ててもらいたいです!それでは、今日はここまで。
2018年11月30日
今オフにソフトバンクホークスから戦力外通告を受け、その後の12球団合同トライアウトに参加していた城所龍磨外野手が現役引退を表明しました。なお、城所は明日会見を行う予定です。(オフィシャルショップ『ダグアウト』で売ってた『キドコロ○○中』Tシャツ。)城所は2004年にダイエー入りしましたが、なかなかレギュラー入りに恵まれず、試合終盤の守備固めや代走などで活躍していました。しかし2016年の交流戦で突如ブレイクして交流戦優勝の立役者となり、交流戦MVPを獲得しました!2016年オフに2年契約を結んだ城所でしたが、上林の台頭などもあって2017年は1軍の試合にたった2試合しか出場しませんでした。しかし楽天とのクライマックスシリーズファイナルステージで、第1戦、第2戦と落とした後の第3戦にスタメン出場して活躍し、逆転3連勝で日本シリーズへ出場し、日本一奪還の原動力となりました。しかし今季は41試合しか出場せず、そのまま戦力外通告となり、現役続行を希望して日本シリーズ終了後にタマスタで行われた12球団合同トライアウトに出場しました。そこで2安打1盗塁を決めるなどアピールし、どこかが獲得するのでは無いかと思われましたが結局声がかからず、本日現役引退を表明しました。トライアウトの内容が良かっただけに、引退するのは惜しいという声も上がっています。しかし、本人が決めた事ですので我々ファンはその決断を尊重すべきだと思います。城所の守備や走塁は必ず若いホークス選手達の手本となると思います。ですから、本多のようにコーチとしてホークスで引き続き活躍してもらいたいですね。ホークス一筋15年、長い間チームを支えてきた城所選手、本当にお疲れ様でした。それでは、今日はここまで。
2018年11月29日
今年のプロ野球でタイトルを獲得した選手達を表彰するNPBアワーズが昨日、都内のホテルで開かれました。2年連続の日本一となったソフトバンクホークスからは、工藤監督(正力松太郎賞)柳田(首位打者、最高出塁率、ベストナイン)松田(ベストナイン)森(最多セーブ)が出席したほか、ファームでは大竹(新人賞&ウエスタン最多勝)に加えて江川が特別表彰されました。というのも江川は4月28日のウエスタン中日戦(ナゴヤ)で、ウエスタン17年ぶり、史上13人目のサイクル安打を達成したからです。受賞した工藤監督や各選手達は表彰されたことに感謝したり、タイトルを争ってきた他球団の選手を称えたり、来季のさらなる活躍を誓ったりしていました。ただ、森の場合はタイトル争いの相手が他球団では無く、チームメイトであり自身が尊敬するサファテであることを考えると、来季はチーム内での争いになります、すでにサファテから『宣戦布告』を受けたことを明らかにした森ですが、工藤監督によると、「(来季の抑えは)現状では白紙。」だそうです。それにしてもやはりホークスからたった6人というのは寂しいですね。来季はリーグ優勝奪回と3年連続日本一を達成して、NPBアワードの出席者をホークスで独占してもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2018年11月28日
ソフトバンクホークスは26日、本拠地であるヤフオクドームの隣に7階建ての自社ビルを建設することを発表しました。ビルの名称は『エンターテイメントビル』(仮称)で、その名の通り様々なエンターテイメントが楽しめるそうです。7階建てとなるビルの1階部分には、HKT48の専用劇場がオープンすることになります。再開発前のホークスタウンモールには専用劇場があったのですが、その再開発の影響で劇場が閉鎖になり、以降は天神の西鉄ホールやスカラエスパシオ、千代の西部ガス本社付近にあるガスホールで公演を行っていました。今回、専用劇場が最初の所に近い場所に復活することになったのはいいことだと思います。2階は倉庫などに利用され、3階はMLBから公認ライセンスを許諾された世界初のエンターテインメントレストランであるMLB Cafeが入ります。MLB Cafeは東京の恵比寿と東京ドームにありますが、東京以外に出店するのはこれが初となります。4階にはそれまでヤフオクドーム内に設置されていた『王貞治ベースボールミュージアム』が移転します。新しいミュージアムの中には放送スタジオが設置され、地元局の番組の公開放送の収録や、試合のダイジェスト番組の収録などを計画しています。5階から7階までは具体的なテナントは明らかにされませんでしたが、最先端のデジタル技術やVR(仮想現実)を体験できるエンターテインメントや劇場や屋外ならではの体験型アトラクションが設置される予定です。さらに外壁には40mの高さから一気に地上まで滑り降りる全長約100mの滑り台が設置されます。ヤフオクドームを見下ろしながら降下することができるそうです。ヤフオクドームとは3階外壁のデッキと接続されるそうで、試合観戦前や観戦後に訪れるのもよさそうですね。ただ、このビルが完成するのは2020年の予定ですので、もうしばらく待つ必要があります。新たなビルの完成によってヤフオクドームでの試合観戦プランに様々なバリエーションが増えることを期待します。それでは、今日はここまで。
2018年11月27日
ソフトバンクホークスは3連休最終日となった25日、日本一パレードとファンフェスティバルを開催しました。午前中は福岡市内で日本一パレードを行い、明治通りを8台のオープンカーと2台のバスに分乗して進みました。沿道には昨年より1万人多い37万人が詰めかけ、選手達を祝福していました。そして午後はヤフオクドームでファンフェスティバルに参加し、3つのチームに分かれた選手達が似顔絵、ジェスチャー、PK、ドラコンなどに参加し、一部はファンと一緒になって対決していました。最後はこの日誕生日だった加治屋が、嘉弥真を巻き添えにして今年話題になったDA PUMPのU.S.A.のダンスを披露しました。また、球団からは客席の増設などのヤフオクドームリニューアルや福岡移転30周年記念事業としてカチドキレッドを基調とした赤いユニフォームで地方球場での公式戦を戦う事などが発表されました。最後は松田による『もう1頂!』で締めたのですが、私はてっきり昨年と同様に『熱男!』で締めるものだと思っていました。そしてファンフェスから1夜明けた今日、高田と釜元がそれぞれ結婚を発表しました!高田は10月末に東京出身の一般女性と、釜元は9月に高校時代の同級生とそれぞれ入籍しており、奇しくも同時期に発表となりました。奥様と二人三脚で来年はさらなる活躍を期待しています。さらに今日はベストナインの発表が行われ、ホークスからは柳田が満票で2年連続4度目(外野手)、松田はプロ13年目にして初めて(三塁手)選出されました!来年はホークスの選手1人1人が今年以上に力をつけて、リーグ優勝奪回と3年連続日本一を達成し、ベストナインやゴールデングラブ賞でホークスが全ポジションを独占できるようになってもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2018年11月26日
一年納めの場所となる大相撲九州場所(十一月場所)は、14日目にそれまで1敗でトップだった小結・貴景勝(千賀ノ浦)がただ1人2敗だった大関・高安(田子ノ浦)に敗れ、2人が2敗で並ぶことになりました。今日の千秋楽の結果次第では優勝決定戦の可能性もありました。まずは貴景勝が錦木(伊勢ノ海)に勝ち、支度部屋に戻って優勝決定戦に控えていました。しかし高安が関脇・御嶽海(出羽海)に敗れてしまい、この瞬間に貴景勝の初優勝が決まりました!秋場所終了後に師匠・貴乃花親方が相撲協会を退職したことで、それまで所属していた貴乃花部屋が消滅してしまい、所属していた貴景勝らは貴乃花親方の兄弟子・隆三杉が親方を務める千賀ノ浦部屋に移籍することになりました。環境が変わった中ですぐ優勝するというのは大変だったと思います。貴景勝は22歳3か月で初優勝という事で、これは年6場所制となった1958年以降では史上6位、初土俵からの所要26場所は元横綱・曙に並ぶ史上4位タイの記録です。また、小結での幕内優勝は9例目となりました。平成に入ってから小結で優勝した力士はこれで4人目となりました。他の3人は奇しくも師匠である元貴乃花親方(当時貴花田)と若乃花(当時若花田、現・虎上さん)、魁皇(現・浅香山親方)の同期3人です。優勝インタビューで貴景勝は父親や兄弟子たちに感謝していましたが、やはり相撲界に入った時の最初の師匠である元貴乃花親方に最もその気持ちを伝えたかったと思います。おそらくハ○理事長あたりが『貴乃花』と一言も言ってはいけないとか、もし口にしたら強制的に廃業させるとか脅して言わせなかったと思いますが、元貴乃花親方も貴景勝の初優勝を喜んでいるに違いありません。これで九州場所は元貴乃花親方にとってさらに忘れられない場所になったと思います。1994年は双葉山以来史上2例目の2場所連続全勝優勝で横綱昇進を決めた場所で、翌年は実兄・若乃花と唯一の同部屋兄弟力士対決がありました。そして昨年、元日馬富士による弟子・貴ノ岩暴行事件発覚も九州場所中でしたが、ちょうど1年後に自分が育てた弟子が初めて優勝したわけですからね。平成最後の九州場所が終わりましたが、特にこの1年は大相撲で色々なことがありました。来年は貴景勝のような新ヒーローが(日本人の中から)出てきてもらいたいですね。それでは、今日はここまで。
2018年11月25日
3連休の中日となった今日、東京ドームでは日本プロ野球名球会主催の『名球会ベースボールフェスティバル2018』が行われました。メインイベントはセ・パ対抗試合で、名球会入りした選手達がプロ入り当時の球団のユニフォームを着用してその時の所属球団ごとにセ・パに分かれて試合を行いました。今季2000本安打を放ったソフトバンクホークスの内川は初めて名球会のイベントに参加しましたが、今回は横浜時代のユニフォームで参戦しました。あれ、内川ってホークス生え抜きって言ってなかったっけ?なお、ホークス関係者としてはセリーグ代表の監督を王会長が務め、2回には自ら打席に立ちましたが山田久志氏(阪急)から三振を奪われました。しかしこうして元気な姿を見せてくれるだけでもプロ野球ファンは喜んだことでしょう。パリーグ代表には工藤監督や秋山前監督(ともに西武)、新井コーチ(近鉄)、南海元監督の広瀬叔功氏が参戦し、侍ジャパンの小久保前監督やロッテの井口監督は懐かしのダイエー時代(福岡ドームに本拠地を移転した後)のユニフォームで参戦しました。また、西鉄末期に入団した西武の東尾元監督は西鉄ライオンズのユニフォームでした。内川はレジェンドクラスの先輩達に囲まれたためか緊張しているようでした。3回には元広島の北別府学氏からデッドボールを受け、4回には先輩にあたる元横浜の大魔神・佐々木主浩氏に内野ゴロに打ち取られ、6回には同僚だった元横浜の石井琢朗氏に外野フライに打ち取られてしまいました。秋山前監督は背面キャッチを披露して観客を沸かせていました。一方、工藤監督は昨年2イニング登板だったのですが今年は3イニング登板し、4回に5失点という散々な結果に終わりました。しかし3回の登板時には現役の鳥谷(阪神)から三振を奪い、同じく現役の福留(当時中日、現・阪神)を外野フライに打ち取るなど、1イニングだけなら現役復帰して投げてもいいんじゃないかなと思うくらいでした。現役引退した投手を打てないって阪神、大丈夫?パリーグはもともと名球会入りしている投手が足りないため、工藤監督が3イニングも投げなくてはならない事態になったのも問題ですね。最後は先日引退した松井稼頭央氏が現役の巨人・阿部にサヨナラを打たれてしまいました。来年こそはサファテに250セーブを達成してもらって名球会に入ってもらい、工藤監督の負担を減らすことができればいいですね。それでは、今日はここまで。
2018年11月24日
3連休の初日となった今日、ソフトバンクホークスでは、『ベースボールキッズ2018』と題した野球教室を開催しました。九州各地でホークスの選手達が5人ずつに分かれて野球教室の講師を務めました。今年は九州7県(福岡のみ3か所)に加えて、山口県で初めて開催することになり、計10会場で行われました。各会場には出身地や出身高校など、その土地に縁のある選手達が振り分けられました。一例としてはこんな感じです。北九州会場:中田、二保大分会場:今宮、甲斐熊本会場:大竹、九鬼宮崎会場:武田、加治屋選手達はそれぞれ投球、打撃、守備、走塁などを教えたほか、質問コーナーでは参加した子供たちから寄せられた色々な質問に答えていました。また、じゃんけん大会やハイタッチ大会なども行われました。初開催となった山口会場(周南市新南陽球場)には東浜、西田、上林らが講師として参加しましたが、その中で東浜が、「この中から1人でも野球選手が出て来てくれれば僕も嬉しいし、僕らもそれまで現役を続けていられるように頑張ります!」と語っていました。というのも東浜自身が沖縄で開催された野球教室に参加し、現在はホークスジュニアの監督を務める新垣渚氏から指導を受けたそうです。今回の野球教室でホークスの選手達から指導を受けた子供達の中から、東浜のようにいつかホークスの主力になる人材が出てくると嬉しいですね。それでは、今日はここまで。
2018年11月23日
ソフトバンクホークスの2年連続日本一に貢献しMVPを受賞した甲斐拓也捕手が、今年3月に結婚していたことが明らかになりました!このニュースが入って来たのが『いい夫婦(11/22)の日』というのは不思議な縁を感じますね。お相手の方は同い年(26歳)で、福岡市内で幼稚園の教諭をされていたそうです。甲斐とは育成選手時代の2013年から交際を始めており、約4年半の交際を経てゴールインしました。婚姻届を出したのは今季の開幕戦が行われた3月30日だったそうです。今季の甲斐は正捕手として昨年からさらに成長し、相手の盗塁を驚異的なスピードで刺す『甲斐キャノン』は代名詞にもなりました。技術面などは今季までヘッドコーチを務めた達川光男氏の指導のおかげですが、精神面や栄養面などで奥様の助けがあったことを考えると、今季の甲斐が飛躍できたことに納得できます。そして今秋には長男も誕生しており、新たな家族のためにも来季はさらに甲斐の活躍が期待されます。できればお子さんの物心がつくころまでホークスで活躍してもらい、いつかはヤフオクドームで活躍する姿が見せられるといいですね。甲斐が奥様やお子様とともに素晴らしい家庭を築くこと、そしてそのことがホークスの常勝に繋がることを心から願っています。それでは、今日はここまで。
2018年11月22日
今年1年間プロ野球の発展に貢献した人物に贈られる正力松太郎賞(以下、正力賞)の受賞者に、ソフトバンクホークスの工藤公康監督が選ばれました!工藤監督は1987年に選手として、2015年に監督として受賞経験があり、今回で3度目の受賞となりました!最多受賞は王会長の4回ですが、3回の受賞は巨人・原監督とホークス・秋山前監督に続く快挙となりました。つまりホークスの歴代3人の監督が3回以上正力賞を受賞していることになります。工藤監督は球団を通して、「大変栄誉な賞を頂くことができ、正直、びっくりしています。この賞はチームにいただいた賞だと思っています。レギュラーシーズンは悔しい結果に終わり、西武を倒すという強い気持ちでチーム一丸となってクライマックスシリーズを戦うことができました。そして日本シリーズでは、セリーグ覇者の広島を相手に日本一を勝ち取りたいという思いをコーチの皆さんや選手たちとも確認しあい、戦い続けたことで、苦渋の決断や選手に苦しい思いをさせてしまうなど負担を掛けることも数多くありました。しかし日本一を果たしたときに、選手や周囲の人たちが本当に喜んでくれて、本当に良かったなと思いました。球団職員・チームスタッフの皆さんにも感謝しております。来シーズンも、そしてこれからも、この栄誉ある賞に恥じることのないよう、微力ながら野球界に貢献して行きたいと思います。」と喜びの声を伝えました。(一部抜粋)今季は中継ぎの岩嵜や昨年の正力賞受賞者である守護神のサファテをはじめ、投手陣が軒並み離脱したことで、レギュラーシーズンは苦しい戦いを強いられました。しかし森が守護神として覚醒したり加治屋や大竹、ミランダといった戦力が加わり、野手陣では牧原やグラシアルが新たな戦力として活躍しましたし、上林がポストシーズンでも結果を残せたことで成長を感じました。また、日本シリーズでは松田をスタメンから外したり、2000本安打を達成した内川に横浜時代以来となるバントをさせたりと、日本一のためにベテランが苦しい思いをすることがありましたが、『絶対に日本一になる』という信念を選手達に伝え、その思いが彼らに伝わったからできた事だと思います。苦しいシーズンではありましたが、最後にこうして日本一を勝ち取ることができたことは本当に凄いことですし、誇っていいことだと思います。来年はリーグ優勝奪回と3年連続日本一がホークスに課せられます。ドラフトやFAやら補強やらで各球団の戦力構成が変わり、さらに厳しいペナントレースになることが予想される中、工藤監督にはホークスをこの目標へと導いてもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2018年11月21日
プロ野球は現在FA戦線の真っ只中ですが、その中心人物の1人である浅村栄斗内野手(西武)について、先程楽天が獲得したことを発表しました。これで来季のプロ野球が(西武の戦力がそがれて)半分面白くなり、(ソフトバンクホークスに浅村が来ないことで)半分つまらなくなったと言えるでしょう。しかしながら、楽天以外の交渉球団に対する浅村サイドの態度が非常に悪すぎることは紛れもない事実です。そもそもオリックスに対しては会おうともせずに断りの連絡を入れ、もともと所属していた西武に対してはインスタを消したり髭を剃ったりして出て行く気満々なそぶりを見せているのは気に食わないですね。さらに言えばホークスにも直接会わずメールだけで済ませるのも極めて失礼です。王会長の前で焼き土下座するくらいの礼儀も持ち合わせていないんですね。昨年の岸、今年の浅村のことを考えると、楽天は2年連続でタンパリングを行っている可能性が大いにあると私は思います。『タンパリング』とは、プロスポーツにおいて特定のチームが協定を破って不法に交渉を行うことです。野球協約第73条によると、1. 全保留選手が、他の球団から契約に関する交渉を受け、 又は契約を締結し、そのために保留球団との 公式交渉を拒否する疑いのある場合、 保留球団は他の球団及びその選手を相手とし、 コミッショナーへ提訴することができる。2.違反の事実が確認されたとき、コミッショナーは 違反球団及び違反選手に対して制裁金を科し、 かつ、その球団とその選手との契約を禁止し、 その交渉に関係した球団の役職員に対して、 その善意を挙証しない限り適当な期間 その職務を停止させる。となっています。これを今回の例に当てはめると、浅村が楽天から契約に関する交渉を受け、または契約を締結したために西武との交渉を拒否する疑いのある場合、西武は楽天と浅村をコミッショナーへ提訴できる。ということになります。これが事実であれば、楽天と浅村はともに制裁金を課されるでしょう。楽天と浅村によるこのような悪質な行為はプロ野球では絶対にあってはならないと思います!そもそも、今季のパリーグで優勝した球団からわざわざ最下位の球団へ行くなんて、普通だったら考えられない事だと思いますし、明らかに楽天と浅村の間で事前に何らかの申し合わせを行ったと疑わざるを得ません。不義理かつ無礼極まりない浅村が、ぬるま湯の楽天で大して活躍できず、メットライフドームで岸以上のブーイングを浴びて精神的にダメージを受け、西武の投手陣から顔面や膝に危険球をぶつけられて再起不能になってもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2018年11月20日
任期満了に伴う福岡・熊本両市の市長選挙は18日に投開票が行われ、福岡市は現職の高島宗一郎氏(自民支持)が、熊本市も現職の大西一史氏(自民・公明推薦)が、それぞれ共産党推薦の候補を破り再選を果たしました!(高島氏は3期目、大西氏は2期目。)福岡市長選は開票開始の18日20時からわずか30秒ほどで高島氏の当選確実がニュース速報で報じられ、実際の投票数も過去最多の28万5435票となり、わずか9万4000票あまりの相手候補を圧倒しました。当選後、高島氏は3期目に向けて、「アベノミクスを日本で一番背に受けて成長してきたのが福岡市。元気な福岡の勢いを止めてはいけないと(有権者から)3期目を託していただいた。動きだした好循環を確固たるものとするため、全力を尽くしたい。」と抱負を語りました。一方、熊本地震発生後初の市長選となった熊本市では大西氏が再選を果たし、「熊本地震の被災者の生活再建を急ぐ。超高齢化社会に備え、市民の生活の質を高めたい。全身全霊で復旧復興に取り組みながら、10年、20年先を見据えて熊本市の礎づくりを進める。」と語っていました。それぞれの自治体に強みと課題が多々ありますが、引き続き市民から市政を託されたことを念頭に置き、両市長には素晴らしい街づくりを行ってもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2018年11月19日
NHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』もそろそろ終わりに近づきつつあります。先週までの内容ですが、明治政府の中枢の一部が欧米各国を回っている間、その留守を預かっていた西郷隆盛ら留守政府は、国交を開くために西郷を使節として朝鮮(李氏朝鮮)に派遣することを決めていましたが、欧米から帰国した岩倉具視や大久保利通がこれに反対します。これを踏まえて明治6年10月14日に閣議が開かれ、太政大臣・三条実美、右大臣・岩倉具視、参議の西郷隆盛・板垣退助・江藤新平・後藤象二郎・大久保利通らが出席しました。この時は西郷ら派遣に賛成する勢力が勝り、岩倉・大久保らは退くことになりました。ところが17日に閣議のトップである太政大臣の三条実美が倒れてしまい、数日間閣議が中止になりましたが、その間に反対派であった岩倉が太政大臣代理に就任すると風向きが変わりました。岩倉は天皇へ閣議の結果を上奏するとともに自分の意見も上奏した結果、西郷の派遣は取りやめとすることが正式に決定されてしまいました。これを受けて西郷は辞表を提出し、同じく賛成派だった板垣・江藤・後藤も後を追うように辞表を提出しました。これがいわゆる『明治六年政変』と呼ばれる一連の事件です。劇中では極悪人として描かれていた大久保の意見としては、『朝鮮(ひいては清やロシア)と戦争をするだけの国力を先に整えるべきだ。』という考えがあったと思われますが、『西郷が朝鮮に行けば殺されるかもしれない。』という思いがあったのかもしれません。しかし西郷は、『自分達が成し遂げた明治維新のせいで、職や食いぶちを失った士族達を助けたい。』という思いがあったのでしょう。こうした意見の食い違いの結果、幼馴染でともに明治維新を成し遂げた2人の英雄は袂を分かつ事になってしまいました。そして西郷は東京を離れ、故郷の鹿児島へ戻ることになりました。次回からは鹿児島に戻った西郷の様子が描かれることになるのですが、周囲は不平士族による反乱などでまたも不穏な空気になりそうですね。それでは、今日はここまで。
2018年11月18日
今月初めから宮崎市内で秋季キャンプを行ってきたソフトバンクホークスですが、今日で打ち上げとなりました。最終日は昼過ぎまで練習を行った後、選手達はアイビースタジアムに集まり、選手会長の挨拶・・・と行きたいところでしたが、選手会長の柳田が日米野球に出場していた関係でキャンプは全日程不参加でしたので、日本一のビールかけの時と同じく森が挨拶を行いました。挨拶の中で森は、「皆さんのおかげでいいキャンプが過ごせました。今年は日本一になりましたが、シーズンは悔しい思いをしました。来年はリーグ優勝して、日本一になりましょう!キャンプは帰るまでがキャンプです。皆さん気を付けて帰りましょう。」と最後は笑いを誘って場を和ませた後、一本締めを行いました。なお、練習前の円陣で工藤監督は、「未来ある選手たちがキャンプで一生懸命やる姿が頼もしかったし、彼らの中には悔しいこともたくさんあったと思う。1軍の選手たちに『追いつけ追い越せ』で頑張ってほしい。選手たちには1日でも長くユニフォームを着てほしいというのが願いです。オフは各々課題をしっかり理解してもらいながら、過ごしてもらいたい。日本一になったものの2位だったことを考えれば、来年のキャンプは厳しいものになることが考えられます。レベルアップした姿、変わった姿でまた会えるのを期待しているし、若い人が1人でも2人でも1軍枠に入ってくれるのを楽しみにしています。」と挨拶し、選手達に気合を入れていました。日本一になったからといって、日本シリーズに出た選手達が来年の1軍が確約されているわけではありませんし、今季1軍に上がれなかった若い選手達もきっかけをつかめば、来季の1軍メンバーに名を連ねているかもしれません。リーグ優勝奪回と3年連続日本一のために、選手それぞれが自分のすべきことを見つけ、来年2月に成長した姿を見せてもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2018年11月17日
プロ野球では先日フリーエージェント(FA)宣言を行った4人の選手の争奪戦が昨日から始まっています。久々にFA戦線に参戦したソフトバンクホークスは今日16日、西武からFA宣言している浅村栄斗内野手の獲得へ向けて、関東地方で初めて交渉を行いました。交渉の場でホークスは浅村に対して複数年契約を提示したとみられます。一部報道ではその内容は4年28億とも言われています。球団幹部は「(ホークスを)より良い選手のいるチームにして、監督に渡すのがわれわれの責務。」と意気込んでいます。初回の交渉はまだ実現しませんでしたが、他球団との交渉の行方次第では王貞治会長直々に交渉の場に出る可能性もあります。ホークスの中では固定された選手がいない二塁手に浅村が入れば、リーグ優勝奪回と3年連続の日本一はほぼ決まったようなものだと思います。ここは何としてでも浅村をホークスに迎え入れてもらいたいですね。それでは、今日はここまで。
2018年11月16日
先週から行われてきた今年の日米野球は今日で全6試合が終了し、日本代表(侍ジャパン)が5勝1敗とMLB選抜を圧倒しました!また、今年日本一になったソフトバンクホークスから選出された選手達は、各試合で大活躍し、MLBにも大きなインパクトを与えました。初戦にサヨナラ本塁打を放ち、第2戦でもホームランを放った柳田は「いやあ、楽しかった!メジャーリーグと試合ができて、(ソトから)バットもいただけた。いいことだらけでした!」と振り返りました。MLB選抜の投手コーチからは、「柳田をスーツケースに入れて帰りたい。」と絶賛していました。また上林は日米野球を振り返って、「僕はメンバー的に目立たない。蔭でしっかり頑張って、主役の方をサポートできれば。」と語っていましたが、実は侍ジャパンで唯一全試合でヒットを打っており、目立った活躍をしていたと思います。そして甲斐は日米野球でも甲斐キャノンを連発しMLBを驚かせていました。中でもMLBのキャッチャーで『ロケットランチャー』の異名を持つモリーナと記念撮影をしたり、バットやミットだけでなく、レガースやプロテクターもプレゼントされていました。世界トップクラスのキャッチャーとこうして交流を深められた事は甲斐の今後の野球人生にとって大きな経験になったのではないでしょうか?これでしばらく日本国内での野球の試合は見られなくなりますが、ホークスの選手達が来年2月の宮崎での春季キャンプインで再び元気な姿を見せてもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2018年11月15日
プロ野球(NPB)は今日、フリーエージェント(FA)宣言を行った選手の名前を公示しました。<国内FA宣言選手> 西武・浅村栄斗内野手広島・丸佳浩外野手小久保さんの引退試合を台無しにしたク○野郎<海外FA宣言選手> 西武・中村剛也内野手西武・炭谷銀仁朗捕手国内・海外合わせて5人ですが、このうちおかわりは海外FA権利を行使したうえで西武に残留するというつまらないことを行ったため、実質4人ということになります。そして明日からはもともと所属していた球団を含むすべての球団との交渉が解禁されることになりますので、争奪戦が繰り広げられることになります。中でも浅村はすでに4~5球団が獲得に乗り出すことが報じられています。しかしFAで選手を獲得した場合、1つ大きな問題が残っています。それは人的補償です。4選手はいずれもAランクまたはBランクですので、人的補償を行う必要があります。外国人と直近のドラフトで獲得した選手を除いた支配下選手のうち、28人をプロテクトし、その枠から漏れた選手が人的補償の対象となります。浅村を獲得したいソフトバンクホークスの場合、仮に獲得できたとすると、人的補償で現在の戦力から人的補償として1人獲られることはほぼ確実でしょう。しかしプロテクト枠が28名しか無いため、確実に漏れる主力が出てきます。数年前に馬原をオリックスに取られたことを考えると、ある程度実績のある選手は確実にプロテクトしておくのが賢明だと思います。昨年のドラフトで掴まされた無名ゴミクズあたりは外しても相手が取らないでしょう。ということで個人的にホークスのプロテクト枠を予想してみました。<投手>千賀 石川 武田 東浜 高橋礼大竹 森 嘉弥真 加治屋 岩嵜松本裕 椎野 高橋純 古谷 <捕手>高谷 甲斐 栗原 九鬼<内野手>松田 内川 今宮 牧原 川島 明石<外野手>柳田 上林 中村晃 福田内野手は西田や高田が漏れてしまいましたが、浅村を獲得すると想定した場合、上記の選手に比べると残念ながら重要度は下がる気がします。外野手は長谷川が漏れてしまいましたが、年齢を考えると人的で欲しがるとは思えません。また、昨年のドラフトで獲得した選手のうち、増田と田浦が漏れてしまったのは残念ですが、今年のドラフトでその分を補えると思います。あ、無名ゴミクズはいらないのでお願いですから持っていっちゃってください。久々にFA戦線に参戦するホークスが無事、浅村を獲得することを希望します。それでは、今日はここまで。
2018年11月14日
今日11月13日はプロ野球が今シーズンで各球団を戦力外となった選手達に再びプロの球団で活躍できるための場を与える、12球団合同トライアウトが開催されました。今年の会場はソフトバンクホークスの2・3軍の本拠地であるタマホームスタジアム筑後(タマスタ)です。タマスタでは初めてトライアウトが開催されたわけですが、2004年にはかつてのファーム本拠地だった雁の巣で、2010年にはヤフオクドームでトライアウトが行われたことがあります。これは12球団が持ち回りで行うことになっており、今年はホークスに当番が回って来たのです。しかしタマスタの収容人員は3113人と、これまでトライアウトで使われた球場に比べると少なく、混雑が予想されることから、約半分の1500席を有料としました。(通常800円、各球団のファンクラブ会員は300円。当日の参加者リスト等の特典付き。)トライアウトの座席有料化は今回が初でした。有料化に踏み切った理由は混雑緩和のためだけではなく、遠方から来るファンがトライアウトを確実に見られるようにするためという目的もありました。一部有料化で『客が来るのか?』という心配があったようですが、いざ蓋を開けてみると、朝からタマスタには行列ができ、のべ5536人がトライアウトに詰めかけました。また、スタンドはほぼ満員となったそうです。天候にも恵まれ、多くのファンが集まる中でトライアウトが無事に行われました。戦力外になった選手達はもう一度プロ野球で戦うためのチャンスを得る場でもありますが、どの球団からも声がかからなかった場合、その選手にとっては現役最後のユニフォーム姿の場になる可能性もあります。それを考えるとその選手を応援していたファンが来るのも納得がいきます。ホークスを戦力外になり、このトライアウトに出場した城所は4打数2安打、1盗塁と活躍してアピールに成功できたようです。おそらく全参加者の中でもトップクラスの結果ではないかと思いますので、どこかの球団から声がかかり、引き続きプロ野球で活躍してもらいたいですね。できればセリーグのどこかの球団に獲得してもらいたいです。果たして今回の参加者の中から何人が再びプロ野球に戻れるのか気になりますね。それでは、今日はここまで。
2018年11月13日
ソフトバンクホークスは現在、宮崎市内で秋季キャンプを行っていますが、その秋季キャンプに先日行われたドラフト会議でホークスに指名された11選手のうち、支配下4人・育成3人の計7人が11日、キャンプの見学を行いました。ホークスがこのようなドラフト指名選手を対象にキャンプの見学を行うのは、2009年に今宮ら3人が見学を行って以来となります。今回見学を行ったのは、1位:甲斐野央投手(東洋大)3位:野村大樹内野手(早実)4位:板東湧梧投手(JR東日本)5位:水谷瞬外野手(石見智翠館高)育成1位:渡邉陸捕手(神村学園)育成3位:重田倫明投手(国士舘大)育成4位:中村宜聖外野手(西日本短大付)の7人です。彼らはプロの選手達が練習する様子を自分の目で確かめると、「凄く勉強になった。」「選手達の体が大きくてびっくりした。」「想像以上に環境が整っていた。」といった感想を口にしていました。まだ正式契約が行われていませんが、晴れてホークス入団となれば、来年から新人合同自主トレや春季キャンプでプロの選手として戦うために体づくりをしなければいけません。今回はそうした準備をするためのイメージを掴むための良いチャンスとなったのではないでしょうか?彼らの中から1年目から侍ジャパンに選ばれて日米野球に出場しMLBからもそのピッチングに注目が集まっている高橋礼や、ポストシーズンで活躍した大竹や椎野のような戦力が出てくるといいですね。それでは、今日はここまで。
2018年11月12日
NHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』は明治編に突入しましたが、ついに大きな動きが起こりました。先週、明治政府の中心人物のうち岩倉具視・大久保利通・木戸孝允・伊藤博文らが使節として欧米各国を訪問することになり、太政大臣の三条実美(公家)を筆頭に西郷隆盛(薩摩)・井上馨(長州)・大隈重信(肥前)・板垣退助(土佐)・江藤新平(肥前)らが留守政府として使節団が不在の間の日本政府を任されることになりました。留守政府は西郷が中心となって、・学制の発布・徴兵令の発布・地租改正の実施・太陽暦の採用・司法制度の整備・キリスト教弾圧の中止といった政策を行ってきました。しかしその中で陸軍大輔(※)の山縣有朋(長州)が近代日本初の汚職事件と言われている山城屋事件を起こし、司法卿(※)である江藤新平(肥前)らの追及もあって山縣が陸軍大輔を辞任しました。さらに大蔵大輔の井上馨(長州)も江藤に尾去沢銅山汚職事件等を追及されて辞任し、留守政府から長州の主力が追い出された形となりました。山縣や井上が相次いで辞任したことを受けて、留守政府は後藤象二郎(土佐)・江藤新平(肥前)・大木喬任(肥前)を参議に加えました。それまで大久保に冷や飯を食わされていた土佐や肥前出身の人材が留守政府の中枢に加わる形となりました。しかし、使節団の中から先に帰国した大久保はこの体制に反対しました。そもそも留守政府は使節団派遣中の人事を凍結することを使節団に対して約束していましたが、これが反故にされてしまったのです。さらにこの頃、朝鮮(李氏朝鮮)が明治政府からの国書の受け取りを拒絶したため、板垣は朝鮮へ兵を派遣すべきだと訴えたのです。いわゆる征韓論問題です。西郷は征韓論については武力で朝鮮を制圧するのではなく、自分が使節として朝鮮に赴くことを提案しました。結果、留守政府の中では西郷の派遣が内定しましたが、三条は使節団が戻ってきてから最終決定することを伝えました。そして1873年(明治6年)9月13日に使節団が帰国しました。使節団の当初の目的は、・欧米各国の元首に国書を提出。・西洋文明の調査。・江戸時代末期に結ばれた不平等条約の改正の予備交渉。でした。しかし使節団は欧米の進んだ文化・技術を目の当たりにして日本も富国強兵を進めなければいけない事やを痛感しただけでなく、条約改正の前に近代的な法整備ができていない事を各国に指摘され、不平等条約改正への予備交渉は失敗に終わりました。朝鮮への交渉を進めたい留守政府と、まずは国内の整備が急務と考える使節団は完全に対立することになってしまいました。そして10月14日、両派が閣議で激突することになるのです。不穏な空気の状態で今週の放送分は終わりました。西郷(留守政府)と大久保(使節団)の対立とその結果がどうなってしまうのかが、次回の放送分でどのように描かれることになるのか気になるところですね。それでは、今日はここまで。
2018年11月11日
今年のプロ野球で日本一となったソフトバンクホークスは、11月1日から宮崎・アイビースタジアムで秋季キャンプを行っています。日本シリーズに出場した選手達のうち、日米野球に出場していたり、海外修業や治療等を行っている選手以外は昨日空路で宮崎入りしました。宮崎空港では工藤監督と武田が地元の歓迎セレモニーに出席していました。そして日本シリーズ終了後にホークスの来季のコーチングスタッフが発表されましたが、新井宏昌氏が2軍打撃コーチとして復帰したほか、先日多くのファンに惜しまれつつ現役を引退したばかりの本多雄一氏が1軍内野守備走塁コーチに就任しました!他にも1軍・2軍・3軍間で一部コーチの入れ替えが行われた結果、来季の体制は以下の通りになりました。(敬称略)<1軍>監督:工藤公康ヘッドコーチ:森浩之(前・作戦コーチ兼バッテリーコーチ補佐)投手コーチ:倉野信次(前・投手統括コーチ)投手コーチ:高村祐打撃コーチ:立花義家打撃コーチ:関川浩一(前・3軍監督)内野守備走塁コーチ:本多雄一(新任)外野守備走塁コーチ:村松有人バッテリーコーチ:吉鶴憲治<2軍>監督:小川一夫投手コーチ:久保康生投手コーチ:若田部健一(前・1軍投手コーチ)ファーム投手巡回コーチ:佐久本昌広(前・2軍投手コーチ)打撃コーチ:新井宏昌(復帰)打撃コーチ:大道典良内野守備走塁コーチ:松山秀明外野守備走塁コーチ:井出竜也バッテリーコーチ:的山哲也<3軍>監督:藤本博史(前・1軍打撃コーチ)投手コーチ:田之上慶三郎投手コーチ:入来祐作打撃コーチ:吉本亮内野守備走塁コーチ:笹川隆外野守備走塁コーチ:飯田哲也(前・2軍打撃コーチ)バッテリーコーチ:加藤領健リハビリ担当コーチ:斉藤学そして新任となった本多1軍内野守備走塁コーチが、キャンプ地の宮崎で就任会見を行い、「まさかもう一度、ホークスのユニホームを着られるとは思わなかった。嬉しく思います。選手と一緒に汗をかきながら、一緒に上に上がっていきたい。(機動力は)試合で発揮しないと意味がない。一つ一つ細かいところを教えていきたい。」と抱負を語りました。なお、背番号は現役時代の『46』から『80』に変更となりました。3年連続の日本一だけでなく、今年達成できなかったリーグ優勝をこのコーチ陣で成し遂げてもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2018年11月10日
今日から1週間、プロ野球ではアメリカからMLBオールスターズを招き、日米野球が6試合行われます。第1戦から第3戦は東京ドームで行われるのですが、野球日本代表(侍ジャパン)は3回表にMLB・ロサリオのソロで先制されてしまいます。阪神にいた同姓のダメ外人とは大違いですね。その裏、侍ジャパンは内野ゴロの間に1点を返しましたが、5回表にサンタナに3ランを打たれてしまい、さらにその裏に1死満塁から秋山(西武)の走者一掃タイムリーで同点に追いつくも、6回表にソトの2ランで引き離されてしまいます。2点ビハインドで迎えた9回裏、1アウトから代打に入った上林(ソフトバンク)がヒットで出塁すると、盗塁を決めて2死2塁とします。すると會澤(広島)のタイムリーで1点を返しました!なおも1点ビハインドの状況で打順が回って来た柳田(ソフトバンク)が2ランホームランを放ち、7x-6で侍ジャパンが逆転サヨナラ勝ちしました!!この前の日本シリーズ第5戦を思い起こさせるようなサヨナラホームランでした。またホークスから出場した選手としては、先発マスクをかぶった甲斐が甲斐キャノンを決め、7回表から4番手で登板した高橋礼が2イニングを投げてMLBを無失点に抑えました。日本シリーズの勢いをそのまま日米野球に持って来た感じでしたね。日米野球はこのあと5試合ありますが、これらの試合もホークスの選手達の活躍が何度も見られるといいですね。それでは、今日はここまで。
2018年11月09日
今シーズンのプロ野球で守備のスペシャリストとして活躍した選手に贈られる三井ゴールデングラブ賞(GG賞)の受賞選手が本日発表されました。2年連続の日本一を達成したソフトバンクホークスからは、捕手部門:甲斐三塁手部門:松田外野手部門:柳田の3選手が選出されました!3人は球団を通して以下のコメントを出しています。甲斐(2年連続2度目)「獲れるとは思っていなかったので、本当に驚いていますし、すごく嬉しいです。自分ひとりの力では獲れるはずもなく、試合に使ってくれた監督・コーチ・スタッフの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。」松田(6年連続7回目)「欲しいと思っていた賞なので嬉しいです。毎年連続で獲り続けることに価値があるものだと思うので、来季も元気にホットコーナーを守れるように、これでいい気にならずオフにしっかり力をつけたいと思います。」柳田(2年連続4回目)「上手い外野手がたくさんいる中で選んでいただき、本当に光栄に思っています。これからも投手を助ける守備にこだわって、しっかり練習・準備をしていきたいです。この賞に恥じないいいプレーを見せていきたいですね。」今季は甲斐が『甲斐キャノン』で有名になりましたが、ホームランや長打、盗塁などの攻撃シーンに比べると守備は地味な見せ所だと思います。しかしホークスはレギュラーシーズン、ポストシーズンともに、守備で勝利を拾った試合がいくつもあります。受賞した3人は来年も受賞できるようにさらにその技を磨き、他の選手達もどんどん守備力をつけてもらい、いつかはホークスの選手だけでGG賞を独占できるといいですね。それでは、今日はここまで。
2018年11月08日
プロ野球は本格的にストーブリーグに突入しました。契約更改はまだ進んではいませんが、日本シリーズ終了後から7日間(土日祝除く)がフリーエージェント(FA)宣言期間となるため、権利を持つ選手の動向が気になるところです。7日時点で4人の選手が国内FA宣言を行いました。中でも今年は西武から浅村栄斗内野手と、炭谷銀仁朗捕手の2人が宣言しています。他にもセリーグ優勝の広島から丸佳浩外野手もFA宣言しました。西武は浅村・炭谷の2人以外にも菊池雄星投手が、ポスティングによるメジャー挑戦を表明しています。西武から主力がどんどんいなくなるのは、パリーグの戦力均衡という目的で考えると非常に好ましいことだと思います。これで日本ハムがドラフトで無名のオッサンばかり獲得するようになればますます理想的なパリーグになるのではないでしょうか?今年は彼らに複数の球団が興味を持っており、激しい獲得争いが展開されることが予想されます。先日の日本シリーズで2年連続日本一になったソフトバンクホークスも、レギュラーシーズンは苦しい戦いを強いられていたため、久々にFA戦線に参入することを表明しています。そんな中でホークスは浅村の獲得に意欲を持っています。浅村の守備位置は二塁手ですが、ホークスでは二塁手の固定ができず、(一応)正二塁手だった本多が今季限りで現役引退(1軍内野守備走塁コーチに就任)したため、その穴を埋められる人材が必要となってきます。ホークスの三笠球団統括本部長は今日、浅村について「興味はあります。日本の内野で右打者としてトップレベルの選手。ぜひホークスに興味を持ってもらって、一緒に3年連続の日本一を目指してやっていけたら。」と高く評価していました。今年はホークスは浅村1本に絞って獲得交渉を行ってもらいたいです。もう1人FA宣言している選手の獲得を狙っているようですが、あいつには絶対にホークスに来てもらいたくありません。真のホークスファンなら覚えていると思いますが、数年前、小久保さんの引退試合を台無しにした人間のク○を何でホークスに迎え入れなければいけないんですか!三笠本部長はホークスファンがあのク○野郎に長い間苦しめられた事実を知らないんですか?どうしてもク○野郎をホークスに入れたいというならば、・ク○野郎が全てのホークスファンに対して 泣きながら土下座して心の底から謝罪し、 その模様を全世界に公開生中継する。・小久保さんの引退試合でク○野郎が行った酷い行為を プロ野球公式記録から永遠に抹消する。という条件をのませるべきだと思います。とにかくホークスは浅村の獲得に全力を注いでもらいたいと思います。2人も取れば人的補償も2人必要になりますからね。それで日本一に貢献した主力を取られるわけにはいきません。それでは、今日はここまで。
2018年11月07日
今年のプロ野球はソフトバンクホークスが2年連続で日本一になるという結果だけはとってもハッピーエンドになったシーズンでした。しかし、一部の選手達はまだまだ野球をする機会が残っています。その1つが8日から行われる日米野球です。稲葉監督率いる野球日本代表(侍ジャパン)は今日、日米野球の前日(7日)に行われる台湾との壮行試合を控えて、その試合が行われるヤフオクドームで練習を行いました。ホークスからは最終的に、東浜・高橋礼・甲斐・柳田・上林の5人が日本一達成後初めてヤフオクドームに戻って試合をすることになります。中でも『甲斐キャノン』で日本シリーズMVPを掴んだ甲斐は注目を集めており、台湾代表との記者会見にも稲葉監督と一緒に呼ばれました。その中で甲斐は、「(盗塁阻止は)ピッチャーの方の協力があってだと思いますし、今回もそのようなチャンスがあれば、自分の持ってるものはしっかり出し切りたい。まずはピッチャーを、そしてチームを引っ張っていけるキャッチャーになれるようにやっていきます。」と抱負を語りました。日本シリーズが終わって一息つきたいところだとは思いますが、日の丸を背負って立つ試合ですので、シーズン中や日本シリーズのような活躍をホークスの選手達には見せてもらいたいと思います。一方、オフシーズンの若手育成目的として、恒例となっているウィンターリーグへの派遣選手が発表されました。今年はプエルトリコのウィンターリーグに高橋純平・真砂・周東(育成)の3選手が派遣されることになりました。彼らは今月10日に出発し、クリスマスに帰国する予定ですので、今月25日に行われるファンフェスには参加しないことになります。ですが、ここで飛躍のきっかけを作った選手は何人もいます。2011年には柳田、2012年には牧原や嘉弥真、2015年には上林や加治屋がウィンターリーグに派遣され、今季1軍で主力として活躍した選手に成長しました。3選手にはウィンターリーグで何か浮上のきっかけを掴み取ってもらい、来季以降ホークスの主力になれるよう頑張ってもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2018年11月06日
11月3日行われたプロ野球日本シリーズ第6戦で、広島を相手に4勝1敗1分の結果を残して2年連続の日本一になったソフトバンクホークスですが、これを記念して今年も日本一祝賀パレードの開催が決定しました!日時はヤフオクドームで毎年恒例のファンフェスティバルが行われる11月25日に決定しました。コースは明治通りと土居通りが交わる交差点からスタートして明治通りを西へ進み、平和台交差点付近までの約2.3キロとなります。ここをオープンカーや西鉄のオープントップバスに乗った工藤監督や主力選手達がパレードすることになります。ほぼ毎年行われているので警察や関係者は慣れていることだと思いますが、ホークスの優勝パレードは今後も何回でもやってもらいたいですね。さて、話を日本一になった日の夜に戻します。こちらも恒例となった祝勝会が行われ、3000本のビールをはじめ、日本酒や焼酎やソフトドリンクがあっという間に消えたのですが、この祝勝会では選手会長の柳田も途中で消えてしまい森が代理で締めのあいさつをするという事態が起きました。生放送で祝勝会の様子を見ていたファンは柳田に何があったのか、非常に心配していたのではないかと思いますが、4日未明に行われた球団広報による恒例企画『和子の部屋』に柳田が登場し、本人の口から、「私はリーガロイヤルの部屋でシャワーを浴び、そして風呂をため、温まっておりました。非常に申し訳ありません。湯加減は『最高(3150)』でございました!」という衝撃の事実が発覚しました。柳田の身に何かがあったのかと思いましたが、締めのあいさつをすっぽかして風呂に入っていたというのは柳田らしいですね。広島で生まれ育った柳田がパリーグに入ってカープと日本シリーズで対戦し、結果日本一になって、かつての広島市民球場の隣にあったリーガロイヤルホテルでビールかけをするというのは、彼にとって最高の瞬間だったのではないかと思います。ですが次にビールかけをする時は最後(中締め)まできちんと残ってからお風呂に入るなりシャワーを浴びるなりしてもらいたいですね。それでは、今日はここまで。P.S.日本シリーズの翌日、ホークスは・攝津正投手・五十嵐亮太投手・寺原隼人投手・笠原大芽投手・張本優大捕手・茶谷健太内野手・吉村裕基外野手・城所龍磨外野手の8選手に戦力外通告を行いました。今年のドラフトで7人支配下選手を獲得しましたので、ある程度覚悟はしていましたが、やはりこういうニュースはつらいですね。攝津や寺原はもうボロボロでしたので仕方ありません。五十嵐もブルペンリーダーとしてもう少し活躍してもらいたかったです。城所は同じ役割をする選手が何人もいるので仕方ないと思いますが、何も首を切るまでせずとも良かったのではないでしょうか?あ、吉村はとっとと消えてください。なお、他の3選手は育成契約を打診中だそうです。本多みたいにホークスで現役引退していれば、多くのホークスファンに見守られながら盛大なセレモニーをしてあげたかったんですが、こうした功労者(吉村は対象外)が現役を諦めきれないと言い出すのが残念です。こうした選手を千葉のハイエナ球団が横取りして引退後にコーチとして使われるのが、ホークスとしては最悪のパターンだと思います。ホークスファンが功労者と認める選手が戦力外になった場合は、他の球団(特に千葉のハイエナ)に取られないようにホークスで現役を終えてもらい、すぐにホークスでコーチに就任できるように野球協約を改めるべきだと思います。
2018年11月05日
レギュラーシーズンでは悔しい思いをしたソフトバンクホークスは、その思いをクライマックスシリーズ、そして日本シリーズにぶつけました。広島と初めて戦う今年の日本シリーズは第5戦を終えて、ホークスが3勝1敗1分とリードし、11月3日に敵地で行われる第6戦に勝てば2年連続の日本一となります。ヤフオクドームではCSの時と同様にパブリックビューイングが行われ、多くのホークスファンが試合を見守りました。その試合は序盤、両チームとも締まった展開でしたが、均衡が破られたのは4回表のことでした。無死1・2塁から打席に立った内川は、前の試合でホークス移籍後初めて送りバントを決めましたが、この試合でも2試合連続の送りバントを決めました。すると1死2・3塁から西田のスクイズが決まり、ホークスが先制しました!さらに5回表には2死ランナーなしからグラシアルのソロも飛び出して追加点を入れました!一方ホークス先発のバンデンハークは第2戦の時とはまるで別人のような投球で、広島打線を6回まで無失点に抑えました。ランナーを出しても甲斐キャノンが炸裂し、盗塁を決めようとしたランナーを刺してピンチを切り抜けました。7回からは武田、8回途中から嘉弥真がそれぞれ広島打線を無失点に抑え、9回裏は満を持して森ァテが登板しました。打順は2番から始まる好打順でしたが、菊池→丸と抑えて鈴木誠也を迎えました。森は2ストライクと追い込みますが、鈴木もファウルで粘り、9球目でようやくサードゴロに打ち取りました。この瞬間、ソフトバンクホークスが2-0で勝利し、2年連続の日本一を決めました!!そして下剋上からの日本一はホークス史上初のこととなりました。工藤監督は選手達に胴上げされて14回宙に舞いましたが、その後15回目の持ちあげに失敗したために、実質14.5回の胴上げとなりました。その後選手達は移動し、広島市内のホテルで優勝会見が行われ、工藤監督、選手会長の柳田、そしてMVPの甲斐が会見を行いました。日付が変わって0時20分ごろから、選手達もファンも楽しみにしていた祝勝会・ビールかけが始まりました。後藤オーナー代行、王会長、工藤監督の挨拶の後で鏡割りが行われ、やっぱり松田が呼ばれるとブーイングが起きました。そして柳田選手会長の「最高!」の掛け声とともにビールかけが始まり、選手達は一斉にビールや日本酒、ソフトドリンクをかけ合いました。CSの時には最初の挨拶だけ参加していた工藤監督も今回はビールかけに参加し、FOXスポーツのビールかけ中継では樽酒を浴びていました。他にも藤本打撃コーチや川村コンディショニング担当がいたり、ハリーホークの着ぐるみも選手や工藤監督にビールをかけていました。楽しい時間も終わりに近づき、柳田の締めの挨拶が行われようとしていましたが、肝心の柳田が行方不明という前代未聞の事態が発生し、急遽、祝勝会でもクローザーとして森が挨拶と一本締めを行いました。この後、秋季練習や日米野球に参加する選手達もいると思いますが、ほとんどの選手は明日からオフですので、ゆっくり休んでください。そして来年は優勝して日本一を達成できるように頑張ってください。ソフトバンクホークスの皆さん、2年連続日本一、本当におめでとうございます!!それでは、これにて失礼。
2018年11月04日
プロ野球日本シリーズは今日第6戦がマツダスタジアムで行われ、3勝1敗1分としていたソフトバンクホークスが2-0で広島に勝利して、2年連続9回目の日本一を達成しました!!また、シーズン2位からとなる下剋上での日本一はホークス球団始まって以来となります!選手達の胴上げによって工藤監督が14回宙に舞い、その後柳田らも胴上げされていました。その後選手達は大勢のカープファンが座っているライトスタンドへ移動して一礼していました。相手のホームスタジアムで応援し続けた相手側のファンへ対する敬意の表れでしょう。なお、シリーズMVPは6連続盗塁阻止の日本シリーズ記録を作った甲斐拓也捕手に決まりました!捕手が日本シリーズMVPに選ばれたのは2009年の阿部慎之助(巨人)以来、育成出身の選手が日本シリーズMVPに選ばれたのは初めてのことです!この日本シリーズで『甲斐キャノン』が何度も炸裂したことを考えると、MVP受賞は当然と言えるのではないでしょうか?とりあえず今は2年連続日本一の余韻を味あわせてください。第6戦の試合の模様とその後に行われる予定のビールかけの様子は、明日付の記事で書こうと思います。それでは、今日はここまで。P.S.この試合をもって引退することになる広島・新井貴浩内野手、20年の現役生活本当にお疲れ様でした。
2018年11月03日
2018年も11月に入り、残すところあと2カ月弱となりましたが、プロ野球日本シリーズは今日もヤフオクドームで行われました。第4戦で勝利し星数で有利となったソフトバンクホークスですが、ビジターでの部の悪さを考えると先に王手をかけておきたいところです。しかし2回表、ホークス先発の千賀がタイムリーを打たれて1点を先制されてしまいます。その後上林の好返球もあって失点は1点にとどめました。すると4回裏、ホークスは無死満塁から中村の2点タイムリーで逆転しました!ところが5回表に2番手のモイネロが広島・丸に2ランを打たれ逆転されてしまい、その裏すかさず内野ゴロの間に1点を返して同点としたのもつかの間、6回表に3番手の武田も広島・會澤にソロを打たれてしまいます。1点ビハインドで迎えた7回裏、ホークスは1死ランナーなしから明石のソロで同点に追いつきました!その後森のイニングまたぎでの投球も実らず、試合は第1戦以来の延長戦にもつれ込みました。10回表、第3戦で5失点した加治屋がランナーを出すも無失点で抑えて迎えた10回裏、この回先頭の柳田がライト側テラスへホームランを打ち、5x-4でホークスが劇的なサヨナラ勝ちを決めました!そして勝敗は3勝1敗1分となり、ホークスは2年連続日本一へ王手をかけました!!意外なことに、柳田はこのホームランが今回の日本シリーズはおろか、これまで出場した日本シリーズの中で初めて打ったホームランとなりました。なお、打った瞬間にバットが折れたそうです。興奮気味の柳田はヒーローインタビューで、「こんな夜遅くまで、皆さんありがとうございます。来る手段は何でもあるんで、また広島で会いましょう!」と語っていました。ちなみに試合が終わったのが23時前でしたので、このインタビューは23時過ぎに行われていましたが、ホークスファンは帰ることなく、最後のセレモニーまで残る人が多かったです。下剋上から掴んだ日本シリーズの切符で、初戦から引き分けという厳しい展開でしたが、本拠地で3連勝して一気に王手をかけることができました!ここからビジターでの試合となりますが、勢いを味方につけて2年連続日本一をホークスファンに見せてもらいたいと思います!!それでは、これにて失礼。
2018年11月02日
世間がハロウィンで大騒ぎしている中、ヤフオクドームでは日本シリーズ第4戦が行われ、ここまで1勝1敗1分のソフトバンクホークスと広島が対戦しました。1回表、先発の東浜がいきなり1死1塁から広島・丸に右中間へヒットを打たれ、1塁ランナーの菊池が本塁を陥れようとしましたが、柳田→明石→甲斐の見事な連係プレーにより本塁でアウトとして、立ち上がりのピンチを脱しました!すると3回裏、ホークスは2死1塁から上林の2ランで2点を先制しました!4回表に東浜が広島・鈴木にソロを打たれますが、その裏にすかさずデスパイネのソロで1点を返しました!その後6回裏に1死1・3塁から代打・長谷川のタイムリーでもう1点を追加しました!!東浜は5回まで投げ、その後はモイネロ→武田→嘉弥真とつないで広島打線を0点に抑え、最後は森ァテが三者凡退に抑えて試合を締め、4-1でホークスが勝利し2勝目を掴みました!勝利監督インタビューで工藤監督は試合を振り返り、「(1回表に)素晴らしいチームプレーでホームでアウトにした。あそこで『よし、行ける』と思った。」と語っていましたが、5回1失点で勝利投手となった東浜も、「あのプレーがすべてだと思います。初回、不安な中投げてるところを助けてもらった。」と野手陣に感謝していました。攻守がかみ合っていい形で勝利を掴んだホークスですが、第5戦も勝利して早く王手をかけてもらいたいと思います。それでは、これにて失礼。
2018年11月01日
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