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先週から日本列島に被害をもたらしている台風12号は、日曜日に東から九州に上陸し、長崎へ抜けた後南下して鹿児島へ向かい、屋久島や種子島の西岸から南へぐるっと1回転して西へ向かうと予想されています。7月も今日で終わりますが、今月は本当に豪雨に悩まされました。激甚災害に指定された西日本豪雨は傷跡が深く、インフラ面では大きなダメージを負ったところもあります。九州でも東九州道椎田南IC~豊前IC間が、切土のり面の崩落によって道路が塞がれてしまいました。この復旧作業は現在も行われていますが、その終わりが見えてきたのか、西日本高速道路ではこの区間について、8月10日頃に通行止めを解除すると発表しました。これで豪雨による九州の高速道路の通行止め区間もすべて解消されることになります。順調に行けばお盆休みが始まる前に復旧できそうでホッとしています。もしも復旧がお盆休みの期間にまたがることになれば、確実に鳥栖JCT付近で大きな渋滞が発生することになるためです。これは東九州道経由で大分・宮崎方面へ向かっていた車が、すべて鳥栖JCT回りで向かうことになってしまいます。東九州道が無事にお盆休み前に復旧して、お盆の帰省・行楽・ボランティア活動が捗ることを願っています。それでは、今日はここまで。
2018年07月31日
台風12号は東日本から西日本へ進むという異例のコースをたどり、日曜日夕方には九州へ上陸しました。この日、ヤフオクドームではソフトバンクホークスと楽天の試合が予定されていましたが、どうにか無事に行われました。その試合ですが、ホークスは3回裏に2死2塁から内川のタイムリーで1点を先制しました!5回裏には1死満塁から内川の2打席連続タイムリーで2点を追加すると、2死1・2塁から中村のタイムリーでもう1点を追加しました!一方、ホークスは中田を先発として予定していましたが、ウイルス性胃腸炎のために急遽登録を抹消され、2軍で『無期限』調整中とされていた武田を緊急昇格させて先発のマウンドに送りました。しかし武田は、緊急登板とは思えないほどの好投を見せ、楽天打線に次々と凡打の山を築かせます。そして9回表も楽天の主軸を三者凡退に抑えて試合を締め、4-0でホークスが完勝しました!武田は完封で3勝目です!!なお、試合は武田が好投してくれたおかげで16時前に終了し、観戦に来たファンが台風12号のために足止めという事態は免れました。(台風12号が九州に上陸したのは17時30分過ぎでした。)チームを助け、ファンが無事に帰宅できるようにしようとした武田がホークスの救世主となってもらいたいと思います。それでは、これにて失礼。P.S.トレードや支配下登録の期限も近くなったこともあって、ホークスは日曜日に育成選手だった大竹耕太郎投手と支配下選手契約を結んだことが発表されました。背番号は『10』だそうです。というかもう空いていて使える背番号がこれしかなかったのです。(『15』は故・藤井将雄投手、『89』は王会長の背番号で実質永久欠番であり、 『52』はムネリンがつけていた番号、『5』は松田がかつてつけいていた番号で、 ともに野手につけられることが多い番号だからです。)大竹の支配下登録でホークスの支配下選手は枠いっぱいの70人となりました。たぶん栃木にいるあの人が来る余地は無いと思います。
2018年07月30日
NHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』は西郷吉之助(隆盛)が歴史の表舞台に復活し、前回は禁門の変で幕府方として長州藩と対峙しました!ところがこの戦乱の中で京の街に火が放たれ、民衆の中には焼け出された者もいました。また吉之助は傷ついた長州藩の兵士を京の薩摩藩邸に移して手当てを行いました。禁門の変から3日後、将軍後見職・徳川慶喜は御所に大砲を放った逆賊であるとして、天子(天皇)の意向として長州を討つことを命じました。これを聞いた吉之助は慶喜の屋敷を訪れますが、この時に勝安房守(海舟)と出会いました。勝は吉之助のことを知っていたらしく、『西郷(せご)どん』と呼んでいました。慶喜は長州で四国艦隊下関砲撃事件が発生したことを受け、長州を討つなら今が契機だと考えていました。そのためには幕府が創設した海軍を出動させる必要があると考えた慶喜は、神戸にある海軍操練所のトップである勝に海軍出動を説得するよう吉之助に命じました。大坂(今の大阪)にいる勝のもとを訪れた吉之助ですが、そこで勝の弟子になっていた土佐脱藩・坂本龍馬と出会います。さらにそこへ勝が外から戻ってきて、吉之助と対面しました。ちなみに勝は幕府の軍艦・咸臨丸で薩摩を訪れて、先代薩摩藩主である島津斉彬とも対面していました。海外の技術を取り入れようとしていた斉彬の考えに勝も影響していたようで、「斉彬公が生きてたらもっとマシな世の中になっていた。」と嘆いていました。そして吉之助は勝に対して慶喜からの書状を渡し、出動を要請しますが、「俺が斉彬様だったら、こう言うね。『もう幕府なんざ、見限るこった!』」と一蹴し、慶喜からの手紙を火鉢の上で燃やしてしまいます。これを聞いた慶喜は怒りますが、吉之助はもし勝を処罰しようとすると、神戸の軍艦が江戸へ向かうかもしれないとおどしをかけた結果、吉之助を実質トップに据えて長州を討つために派兵することになりました。後に言う『第一次長州征討』です。しかし吉之助は武力で長州を倒すことは考えていませんでした。おそらく勝との対面が大きな影響を与えたのではないでしょうか?吉之助は部下を長州藩へ潜入させたところ、長州藩の中でも『幕府に降伏すべきだ』という勢力が多かったことを踏まえ、吉之助は幕府軍総督・徳川慶勝に対して、幕府が陣を構えている広島との境にある岩国に単身乗り込むことを提案しました。岩国では領主の吉川監物(経幹)が吉之助と対面します。ここで吉之助は禁門の変に関わった3人の家老を切腹させる等の条件を長州が呑めば、兵を引くことを提案します。ここで吉之助は禁門の変の時に負傷した長州の兵士を変換したこともあり、吉川監物は要求を呑むよう藩主に伝えることを約束しました。事実、長州藩では家老3人を切腹させ、幕府軍は兵を引き上げました。しかしこの結果に慶喜は失望します。慶喜は吉之助が武力をもって長州に攻め入るものと思っていたからです。そもそも慶喜は長州征討について『吉之助に任せる』と言ったものの、『長州を火の海にしろ』とは言っていませんでした。吉之助は慶喜に対して「慶喜は徳川家を守ることしか考えていない。」と意見したのです。斉彬時代から蜜月関係にあった慶喜と吉之助はここで袂を分かつ形となってしまいました。図らずも『幕府なんか見限ることだ!』という考えである勝、ひいては斉彬の想いが吉之助をそうさせたのではないでしょうか?長州を助け、幕府を見限ったという吉之助の行動が、今後の薩摩・長州・幕府の運命を決定づけた瞬間なのではないかと思いました。来週は吉之助本人にとっても大きな運命の転換期が訪れます。時代が、そして吉之助がどのように動くのか気になりますね。それでは、今日はここまで。
2018年07月29日
強い台風12号はこれまでの観測史上では類を見ない東日本から西日本へ向かう台風となっています。通常なら沖縄方面から西側へ向かって進む日本縦断型となるのですが、周辺の高気圧の影響もあってこのようなコースになってしまいました。2日前に書いた内容では『もしかしたら九州にも向かうんじゃないかな?』くらいの感じで書いたのですが、今日発表された気象庁の予報進路では29日夜にも北部九州へ上陸することになっています。さらに北部九州での台風12号の影響は30日(月)昼ごろまで続くと見られ、月曜朝の通勤にも大きな影響を与える可能性があります。昨年の九州北部豪雨、そして先日の西日本豪雨と大きな災害が続いており、台風12号による二次災害も発生しかねない状況となっています。気象庁では今日の会見で、「暗くなって強い雨と暴風の中を避難するのは難しい。早め早めに避難してほしい。」とお願いしていましたので、北部九州で台風の進路上にお住まいの方は、明日の日中までに避難を済ませておく必要があると思います。高齢者や体に不自由のある方など、避難に時間がかかる可能性のある方は、身の安全を第一に、早めの避難を心がけるようにしてもらいたいですね。それでは、今日はここまで。
2018年07月28日
もうすぐ7月も終わりですが、プロ野球では規定により、トレードの期限が7月末までとなっています。そのため、トレードのニュースが頻繁に入ってくるようになりました。ソフトバンクホークスでは、7月22日に曽根海成内野手と広島・美間優槻内野手の間で、7月26日に飯田優也投手と阪神・松田遼馬投手の間で、それぞれ交換トレードが行われました。なお、すでにホークスには『熱男』の松田がいますのでこちらはそのままとし、今回トレードでやって来た松田遼馬投手については松田(遼)と記載することにします。(すでに長谷川とか中村もそういう表記してきましたからね。)さて、26日にヤフオクドームで行われたロッテとの試合は、5回まで0-0でしたが、6回に先発の石川が余計な4点を与えてしまいました。8回裏に2死1・2塁から牧原のタイムリーで1点を返しますが、9回表にもロッテが余計な1点を取りやがりました。4点ビハインドで迎えた9回裏、ホークスは1死1・2塁から西田のタイムリーで1点を返すと、2死2・3塁から上林の15号3ランが飛び出し、土壇場で同点に追いつきました!そして迎えた延長10回裏、ホークスは1死満塁とサヨナラのチャンスを作ると、松田がセンター方向へタイムリーを放ち、6x-5でホークスがサヨナラ勝ちしました!5番手の森に今季初勝利がついています!!松田のサヨナラタイムリーはあの『10.2』以来だそうです。松田を打席に送りだす際に工藤監督は、「信じてるぞ、いってくれ。初球からドンドンいけ!」と声を掛けたそうです。その言葉に「勇気とパワーをもらった。」と語った松田は、『絶対に決めてやる!』という思いで打席に入りました。ちなみに今回の松田のサヨナラの場面は、・延長10回裏・1アウト満塁・カウント1ボール2ストライクから・左中間方向へのタイムリーと、対戦相手と最終スコアが違う以外は『10.2』と同じシチュエーションでした。今回のサヨナラで『10.2』を思い起こしたというホークスファンが多いのも納得できます。サヨナラ勝ちだろうが大量得点で勝とうが、とにかく『ホークスが勝つ』という事実だけがあればいいんです!今回のサヨナラ勝ちでチームに勢いがつくといいなと思います。それでは、これにて失礼。
2018年07月27日
日本列島は連日のように猛暑が続いています。今日26日午後には福岡県久留米市で観測史上1位タイとなる最高気温38.5度を記録しました。猛暑の影響は子供達の夏休みに大きな影響をもたらしました。夏休みに入った後も数日は小学校でプールの開放があったりしていましたが、今年は夏休み中のプール開放が中止になる学校が相次いでいます。理由は猛暑による水温上昇です。普段は20度台の水温が30度以上となってしまい、そんな水の中で泳ぐと汗をかきやすく、熱中症や脱水症状を引き起こすからです。福岡市の小学校では屋内に設置している場所を除いて、7月いっぱいまでプールの開放が中止されました。また、佐賀や長崎の小学校でも同じような措置が取られました。そんな猛暑が一時的に和らぐ可能性が出てきました。というのも台風12号が日本列島に接近しているからです。予想では週末に日本列島に接近したり、上陸する可能性があるのですが、よくある西日本から東日本へ抜けるルートでは無く、東日本から西日本へ抜けるルートとなりそうです。27日に小笠原諸島付近にあると予測される台風12号は北西に針路を変え、28日に関東地方に接近・上陸する恐れがあります。さらに西へ進んで先日の西日本豪雨で大きな被害を受けた所に近づきます。西日本豪雨で被害を受けた場所では台風12号接近に伴う二次災害にも十分に注意した方が良いのではないかと思います。それでは、今日はここまで。
2018年07月26日
JR九州は今日、2012年から修復工事を行ってきた門司港駅について、2019年3月にグランドオープンすることを発表しました。(修復工事前の門司港駅、2012年3月撮影。)(修復工事中の門司港駅、2017年11月撮影。)修復工事では外壁は石貼り風にモルタルを塗り、屋根には天然の石盤を葺きます。さらに途中の時代で失われてしまった屋根まわりの飾りを復元させるそうです。また、工事前の写真にあるようなた正面車寄せの庇が取り除かれ、完成当時の姿に戻すというコンセプトで復元されます。まずは今年11月にコンコースやみどりの窓口の部分が暫定的に利用開始になり、それ以外の部分が来年3月に利用開始になります。この時には1階にスターバックスコーヒーが、2階には食堂がそれぞれオープンする予定です。食堂では大正時代から営業していた洋食堂を、『或る列車』にも関わっている成澤由浩氏とともに復活させるそうです。完成当時の様子が復元され、懐かしさと新しさが融合された門司港駅舎を早くこの目で見てみたいなと思いました。それでは、今日はここまで。
2018年07月25日
先週から日本列島は猛暑が続いています。昨日は二十四節気の『大暑』に当たる日であり、それにふさわしく埼玉県熊谷市では41.1度という日本観測史上最高気温を記録しました。このため、全国各地で熱中症となる人が続出しました。今日、閣議で激甚災害に指定された西日本豪雨の被災地では、猛暑の中で片づけをしたり、ボランティア活動を行う人もいますが、熱中症には気をつけてもらいたいと思います。本来、人体には気温上昇などで体温が上昇した場合には、汗をかいたり皮膚温度を上昇させたりして熱を体外へと放出する機能があります。しかし、この機能が働かずに体内に熱が溜まってしまう事で熱中症が発生します。症状としてはめまいや立ちくらみ、筋肉のけいれん、意識障害などです。熱中症は子供やお年寄りがかかりやすいと言われています。子供の場合は親御さんがきっちり対策を施せば防ぐことができますが、お年寄りは一筋縄ではいきません。というのもお年寄りはエアコンをつけたがらないのです。理由としては、・冷え過ぎると体の節々が痛くなる(と思いこんでいる)・昔はエアコンなどなかったから(大丈夫と思いこんでいる)というものがあります。しかし、そんなやせ我慢をしてしまったがために命を落とすケースも多々あります。こうした悲劇を1つでもなくすために九州電力では、75歳以上のお年寄りがいる家庭で8月と9月分の電気料金を10%引きにする『熱中症予防プラン』を新設しました。九電管内では川内に続き玄海でも原発が稼働しましたので、その分の電気代の還元の一環なのではないかと私は考えます。対象となる世帯は2016年4月に導入した『スマートファミリープラン』を契約している世帯で、『再エネ賦課金』を除いた料金から10%引きにするそうです。現時点で一般的な料金プランである『従量電灯B』を契約している世帯でも『スマートファミリープラン』に切り替えれば割引制度を利用できます。7月中に申し込めば8月と9月の料金が割引の対象となりますので、お申し込みは7月中に済ませておく事をお勧めします。「電気代がもったいない!」と言ってエアコンをつけずにいると、命に関わる事態になったり、電気代よりも高い医療費を払うはめになるかもしれません。ここは無理せずに家庭内ではエアコンをつけて過ごしたほうが良いと思います。それでは、今日はここまで。
2018年07月24日
2016年4月に発生した熊本地震で大きな被害を受けた熊本城で、石垣の積み直し作業が今日から開始されました。まずはシンボルである大天守から詰み直しが始まりました。(熊本城大天守、2011年撮影。)城内にあるすべての建物で、詰み直しが必要とされる石垣は合わせて約7万~10万個とされています。そのうち大天守では791個の石垣を積み直すことになります。1個あたり約400Kgもある石垣を、建築当時と同じ位置に詰み直すという大変な作業です。熊本市の熊本城総合事務所では大天守の石垣の積み直しを年内には終えて、その次に小天守の石垣の積み直しに取り掛かります。大天守・小天守を含む天守閣の一般公開は3年後の2021年を予定しています。熊本城が再び元の美しい姿に復元され、そして今回のような大きな地震にも耐えられる立派な城に生まれ変わってもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2018年07月23日
久々にNHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』を放送直後に語ります。前回、徳川慶喜と会いたくない国父・島津久光から、『軍賦役兼諸藩応接係』という役目をもらった西郷吉之助(隆盛)は、久光が薩摩に帰ってしまったことを慶喜に伝えますが、慶喜の表情はどこか怪しさがありました。というのも、慶喜が全幅の信頼を寄せていた平岡円四郎が、何者かによって自分の身代りに殺されるという事件が起き、『自分が殺されていたかもしれない』と思っていたからです。さて、今回は吉之助のもとへ怪しい恰好をした人物が近付きます。その正体は長州藩士・桂小五郎でした。ヅラじゃない、桂だ。少し前にさかのぼると、京では八月十八日の政変という事件が起こっていました。これは孝明天皇と薩摩藩・会津藩によって過激攘夷派である長州藩とそれに加担する公家7人を京から追放した事件です。俗に『七卿落ち』とも言われています。それ以降薩摩と長州は敵対関係となっていましたが、桂はそんな長州藩の中でも穏健派に属しており、争いごとを好まない人物でした。しかし敵対している薩摩の中心人物である吉之助に直接対面し、慶喜に合わせて欲しいと願い出ます。これを受けて吉之助は『ヒー様』に扮した慶喜に桂を引き合わせました。桂は長州全体が過激な攘夷派では無い事を伝え、幕府・薩摩と共闘したいと伝えました。そして桂は京の街を火の海にしようと企んでいた過激攘夷派を説得するため、彼らが潜伏する枡屋を訪れていました。そこへ薩摩藩士・中村半次郎が現れ、平岡暗殺の犯人は長州ではないかと問います。一方の桂も『人切り半次郎』の異名を持つ半次郎を疑いましたが、お互いに『自分はやっていない。』と主張し、半次郎は帰って行きました。しかしその現場を新撰組が抑えていたため、枡屋の主人である枡屋喜右衛門(古高俊太郎)を捕まえ、過激攘夷派の企てを把握しました。これを知った慶喜は会津藩主で京都守護職である松平容保と新撰組に、彼らを殲滅するよう命じました。こうして起こったのが有名な池田屋事件でした。長州藩は池田屋事件の報復と藩の罪の回復を朝廷に訴えるために挙兵し、3か所から御所へ向けて攻め入りました。これがいわゆる禁門の変(蛤御門の変)の始まりです。このうち、嵯峨にある天龍寺から御所に攻め入ったのは、来島又兵衛(演・長州力)率いる軍勢でした。天龍に長州って、狙っていたかのようですね。又兵衛率いる長州軍は会津藩・桑名藩を退けると、御所九門のうち乾門を守っていた、吉之助率いる薩摩軍は長州軍のいる蛤御門で対峙しました!以下、又兵衛と吉之助による『コラコラ問答』でお楽しみください(爆)。又「何がやりたいんだコラ!蛤御門を飾ってコラ! 何がやりたいのか。ハッキリ言ってやれコラ。 噛み付きたいのか噛み付きたくないか、どっちなんだ。 どっちなんだコラ!」吉「何がコラじゃコラバカヤロー!」又「ナニコラ!タココラ!」吉「何やコラ」又「蛤御門を(兵隊で)飾るなって言ってんだコラ!」吉「お前が言ったんだろコノヤロー」又「言ったのはテメエだろがコラ!」吉「何この、オイ…」又「ナニコラ!」吉「言ったらやるぞコラ!」又「オマエ、オ…」吉「お前死にてえんだろ、この野郎。」又「お前今言ったなコラ!」吉「おう言ったぞ!」又「吐いた言葉飲み込むなよオマエ!」吉「そのままじゃコラ!オイ、ナメてんなよコノヤロー!」又「よし分かった。それだけだ。 お前今言った言葉お前飲み込むなよ。 なあ吐いて。分かったな。本当だぞ?本当だぞ?なあ? 噛み付くんならしっかり噛み付いて来いよコラ。なあ。 中途半端な言った言わないじゃねえぞお前。 分かったなコラ。分かったな。噛み付くんだなコラ!」吉「お前に分かったな言われる筋合いは無いんじゃコラ!」又「噛み付くんだなコラ!」吉「オッサンナメンなよコノヤロー!」実際にこうした問答があったかどうかは分かりませんが、吉之助は敵の御小大将を倒せば長州の兵が引くと考え、又兵衛を狙うよう薩摩軍に指示しました。しかし又兵衛はそんなことお構いなしに突進し、伝家の宝刀リキラリアットまで繰り出します。ですが薩摩軍の銃弾を受けて倒れ、あっけない最期を迎えます。記者「又兵衛さん!やるなら1対1という気持ちですか?」又「時間かかんねぇ」吉之助は大将が討ち取られた長州軍に武器を捨てて退却するように命じます。しかしそこへ会津軍の加勢が現れて、無抵抗な長州軍に襲い掛かりました。これが後の長州と会津の遺恨に繋がったのかもしれませんね。吉之助は会津を止めに入りますが、脚に銃弾を受けてしまいます。部下に両肩を預けて本陣へ戻った吉之助でしたが、そこへ会津と長州による戦いの中で火が放たれるという知らせを受けました。恐れていた『京が火の海になる』ことが実現してしまったのです。今週はここで終わりました。池田屋事件も禁門の変も長州力のファイトスタイルのようにハイスパートで終わりました。そして長州藩は一部現代にも引き継がれる会津藩との遺恨ができてしまいました。来週は先週登場した勝海舟と坂本龍馬が再登場し、吉之助と初対面します。吉之助は、薩摩は、長州は、会津は、幕府は、朝廷は、それぞれどのように動くのか気になるところですね。それでは、今日はここまで。P.S.今日22日は先日お亡くなりになった元プロレスラー・マサ斎藤さんの告別式が行われ、マサさんの弟子でもあった長州も参列したのですが、出棺の際に棺を運ぶ際に、かつて長州と遺恨があった前田日明、西村修、そして佐々木健介が一緒にいたのは驚きです。マサさんの死をきっかけに長州が彼らと和解してもらいたいところですが、その前に長州藩と会津藩の遺恨を解決するのが先決でしょうか?
2018年07月22日
第196回通常国会は明日22日が会期末ですが、土日があるために20日(金曜日)が事実上の最終日となりました。この日行われた参議院本会議で、統合型リゾート施設(IR)実施法案が可決され、すでに衆議院でも可決されていることから法案の成立が決定しました。このIRの中にはこれまで日本が禁止してきたカジノ施設が含まれており、実質日本国内でのカジノが解禁となります。諸外国ではアメリカのラスベガスなどでカジノ施設が設置されていますが、日本では『犯罪の温床になる』とか『ギャンブル依存症患者が増える』等の理由でこれまで(一応)法律的に禁止されてきました。しかし、少子高齢化社会となった日本では社会保障に関する費用がかさみ、何も対策を打たなければ破産してしまうことになります。そこで政府が目につけたのが外国人観光客です。彼らを日本にどんどん呼んで日本でお金を使ってもらえれば、税率を大幅にアップなどせずに済みます。現にここ数年で外国人観光客の数は増加しており、東京や京都だけでなく一部の地方都市にもその傾向がみられています。IR実施やカジノ解禁も外国人観光客誘致策の一環です。アジア諸国にはシンガポールやマカオなどのように、カジノを中核として高級ホテルや劇場、国際会議場やショッピングセンターなどの施設を備えたIRが存在します。今年、シンガポールで歴史上初めて行われた米朝首脳会談もセントーサ島というカジノも備えたリゾート施設が会場となりました。もともとカジノがあるために警備がしっかりしていた事も決め手の1つでしょう。さて、日本では反対派を抑えるために、・当面、国内の施設は最大3か所までとする。・日本人と国内に居住する外国人から入場料として 6000円を徴収する。(外国人観光客は無料。)・ギャンブル依存症対策基本法を整備する。 (今年7月6日に成立。)といった対策を盛り込み、昨日実施法案が可決しました。すると誘致に名乗りを上げる都道府県がすぐに出てきましたが、長崎県もその1か所となりました。候補地となるのは佐世保市にあるテーマパークのハウステンボスです。すでにハウステンボスを運営している旅行会社のHISと長崎県の中村法道知事・佐世保市の朝長則男市長ががっちりとスクラムを組んでおり、官民挙げてIRの誘致を積極的に行っています。場所はハウステンボスが面している大村湾内で、世界初となる海中カジノにしようという計画が練られています。IRはその収入が地元に大きく還元されることもありますので、作るならば地方にすべきだと思います。それが地域活性化となるためです!IRには大阪府が名乗りを上げていますが、すでにサミットやら万博やらと横浜と同様に色々と欲張り過ぎな気がします。大阪にIRができることで地方が活性化しますか?いや、絶対にしません。自分の儲けを貧しくて困っている人々に還元するような心を彼らが持っていると思っているのですか?自分の金は全部自分のために使う連中に決まっています。あと、北海道も色々欲張りすぎですね。お前らは清宮や東京五輪の開催地で活性化しているのに、確実に無駄である新幹線に加えてIRが欲しいなどと言い出してまた『欲しい欲しい病』が発病したのですか?そんなに色々誘致したいのならば、刑務所や核廃棄物最終処分場のように皆が嫌がるものを誘致したらどうですか?よく思い出してください。来年開催されるラグビーW杯の開催地で、ここに挙げた大阪や横浜や北海道は選ばれたのに、長崎は選ばれませんでした。政府はラグビーW杯開催地に選ばれなかった長崎県にIRを誘致させることでその償いをすべきだと思います。※あと希望としては福岡・熊本・大分で日本代表の試合をさせるべきです。 何で九州にしょぼいカードを配置したんですか? これじゃ絶対に客は入りませんよ。 『日本=九州』の意識でやらないとラグビーW杯は絶対に成功しません。佐世保にIRができることで長崎県に、そして九州に活気があふれます。佐賀県がゴネている九州新幹線長崎ルートのフル規格建設費用もIRによる収入でペイすることだって可能になります。つまり最もメリットのあるIR候補地は佐世保であると断言します!日本のIR第1号はぜひとも佐世保、ハウステンボスにできてもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2018年07月21日
今日は『土用の丑の日』です。現代日本ではこの日になるとうなぎの消費量が大きくなりますが、NHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』では西郷吉之助(隆盛)が川でうなぎ獲りをする姿が何度も描かれていました。当時はうなぎが近くの川で獲れ、頻繁に食べられていたようでうらやましいですね。さて、その『西郷どん』は15日の放送から、いよいよ『革命編』がスタートしました。開始からいきなり大久保一蔵(利通)が公武合体派の公家である岩倉具視の家を訪れ、沖永良部島に流されていた吉之助が許されて京に戻って来るという話をしていました。そして別の場所では後に江戸幕府の軍事総裁を務めることになる勝海舟と、その弟子となった土佐脱藩、坂本龍馬も吉之助の話をしていました。さらに劇中では吉之助の様子を見張る長州藩士の中に桂小五郎とおぼしき人影も見えました。この『革命編』で吉之助、そして薩摩藩と大きく関わり合いになる幕府、朝廷、土佐藩、長州藩の主要人物の顔見せ回となりました。桜田門外の変で大老・井伊直弼が殺害された後の幕府では、かつての一橋派が勢いを盛り返しました。一橋徳川家当主の徳川慶喜は将軍後見職に、前福井藩主の松平慶永(春嶽)は政治総裁職にそれぞれ就任しました。そして公武合体派で薩摩藩主・島津忠義の実父である島津久光はその2人と、前宇和島藩主・伊達宗城、前土佐藩主・山内豊信(容堂)による二条城で開かれた参与会議に参加していました。(実際には彼らに加えて会津藩主・京都守護職の松平容保もいました。)しかし慶喜と久光のそりが合わずに、酒宴の席では喧嘩にまで発展しました。そこへ沖永良部島から吉之助が戻って来たのですが、慶喜よりも気に食わなかった吉之助に対して久光は苛立ちを隠せない様子でした。よくよく考えれば2人とも亡き兄・斉彬が高く評価していた人物ですね。吉之助は慶喜と再会してもう一度久光と話をしてもらえるように奔走しますが、久光は吉之助に参与会議の後始末を任せて薩摩に戻ってしまいました。今週はここまでだったのですが、次回は幕末の一大事件が起こってしまいます。『革命編』だけあって『革命戦士』が登場するようですね。それでは、今日はここまで。
2018年07月20日
博多から新鳥栖を経て長崎を結ぶ九州新幹線長崎(西九州)ルートのうち、未着工区間である新鳥栖~武雄温泉間について、与党検討委員会は今日、フリーゲージトレイン(FGT)方式の導入を正式に断念したことを発表しました。今年3月に国土交通省より示された試算では、FGT方式ではそこまで整備効果が高くなく、加えて開発が大幅に遅れていることもあって、6月の時点で選択肢から外れる可能性が高い状態でしたが、ついに断念を表明しました。これで残る整備方式は、費用対効果が高く、山陽新幹線との直通も可能なフル規格と費用をケチって不便で費用対効果が薄いミニ新幹線方式の2つに絞られました。長崎県やJR九州は山陽新幹線直通のメリットを考えてフル規格を推していますが、佐賀県が費用負担が高くなるという理由で渋っています。検討委員会ではフル規格での整備へ同意してもらえるように、負担のあり方などを協議していくことになりました。しかしながら佐賀県の了見の狭さには失望しました。何故、導入効果を短距離に限って評価するのでしょうか?『フル規格が導入されたら気軽に関西へ行けるね』とか、『九州の外から佐賀にどんどん人を呼び込もう』という前向きな考え方ができない大バカ者だと断言します。こうなったら政府は佐賀県に対して、『フル規格導入に賛成するなら国がほとんどの費用を負担し、ミニ新幹線にこだわるなら佐賀県が建設費用を全額負担』くらいの事は言った方が良いと思います。財源としては明らかに無駄だと断言できる北海道新幹線の建設費用を使えばいいでしょう。道民に新幹線は似合いません。SLやボロいディーゼルカーがお似合いです。地震や豪雨被害に遭っておらず、清宮で浮かれている道民からは幸福税として1人あたり毎月1万円を徴収して熊本地震や西日本豪雨被害の復興や九州新幹線の佐賀県区間の建設に充てるべきだと思います。それでは、今日はここまで。
2018年07月19日
ソフトバンクホークスは月曜日からヤフオクドームで開催されている『鷹の祭典2018』の真っ最中で、本拠地に西武を迎えて3連戦です。初戦は8本のホームランが飛び出してホークスが大勝するという、お祭りにふさわしい形で勝利しました。そのホークスは火曜日の試合でも初回から2死1・3塁のチャンスを作ると、内川のタイムリーで先制しました!さらに松田が四球で歩き2死満塁とすると、前の試合でプロ初本塁打を放った牧原のタイムリーで2点を追加しました!!6回裏、ホークスは松田の16号ソロで1点を追加すると、2死2塁から今宮のタイムリーでさらに1点を追加しました!なお、松田は西武先発の十亀から今季4本目のホームランとなり、まさに『お得意様』であると言えます。こういうホークスの選手が苦手な投手がパリーグに大量発生してもらいたいものです。ホークス先発の石川は3回に余計な1点を与えるものの、7回まで投げて山賊相手にこの1点だけにとどめました。8回はモイネロ→加治屋の継投で無失点に切り抜けました。その裏には1死満塁から柳田の犠牲フライで点差をさらに広げました。9回は満を持して森ァテが登板し、西武打線を三者凡退に抑えて6-1でホークスが快勝しました!石川は8勝目です!!点差がある中でモイネロ→加治屋→森の勝ちパターンを投入しましたが、これは工藤監督が山賊打線を警戒しているからではないかと思います。こういうチームには万全を期して対峙するに越したことはありません。3戦目も勝利して鷹の祭典をさらに盛り上げてもらいたいですね。それでは、これにて失礼。
2018年07月18日
世間ではサッカーW杯が終了しましたが、プロ野球では16日から後半戦が始まりました。ソフトバンクホークスでは『鷹の祭典2018』と称して、ヤフオクドームに山賊・西武を迎えてのカードとなりました。昨年この日程組んだアホはNPBを首にしてもらいたいですね。どうせなら現在ビリの楽天とやらせてもらいたかったです。さて、そんなことも言っていられないので試合の内容です。初回、ホークスの先発・千賀が余計な2点を与えますが、その裏に先頭打者の上林が13号ソロを放つと、1死1・3塁から内野ゴロの間に1点を返して同点とします。さらに2死2塁から松田が15号2ランを放ち、牧原がデッドボールで出塁すると甲斐 の5号2ランも飛び出しました!!2回裏には中村が8号ソロを放った後、2死満塁から牧原のタイムリーで点差を広げました!4回裏には1死満塁から甲斐のタイムリーで1点を追加すると、今宮が押し出し四球を選び1点、さらに上林の犠牲フライでもう1点を追加しました!5回裏にはこの回先頭の柳田が21号ソロを放つと、1アウトから内川の7号ソロが飛び出し、これで先発全員安打を達成しました!7回裏には柳田が2打席連続となる22号ソロを放つと、2死1塁から牧原がプロ初となる第1号2ランを放ちました!!千賀は7回3失点で降板し、続く笠谷が8回に余計な1点を与えますが、9回は久々に登板した五十嵐が山賊を無失点に抑えて16-4でホークスが大勝しました!千賀は7勝目です!!ヤフオクドームでの鷹の祭典初戦はホークスの選手達による8発の大花火大会となりました!3連休の最後に球場を訪れたファンにとって素晴らしい思い出になったに違いありません。昨夜のプロ野球ニュースの『今日のホームラン』では、ホークスの選手達のホームランがどんどん飛び出しており、毎試合こういう展開だったらいいのになと思いました。あと2試合もこの調子で山賊狩りを敢行してもらいたいと思います。それでは、これにて失礼。
2018年07月17日
2018FIFAワールドカップロシア™大会は昨夜決勝戦が行われ、フランスがクロアチアを破って20年ぶり2度目の優勝を果たしました!思えばフランスが初優勝を果たした1998年は日本が初めてW杯に出場した年です。最初、日本はグループリーグ突破どころか勝利すらできませんでしたが、今大会では決勝トーナメントに進出し、3位のベルギーを一時追い詰める程になりました。しかし、日本はまだまだ成長しなければいけません。そのためには国内リーグの底上げが必須となりますが、J1・サガン鳥栖では先日、元スペイン代表のFWで『神の子』の異名を持つフェルナンド・トーレス選手の加入を発表しました!こうした世界的にもトップクラスの実力を持つ選手がJリーグに加入することは、鳥栖にとっても、Jリーグ全体にとっても有意義だと思います。サガン鳥栖は今日、佐賀市内の明治維新150年記念イベント会場の屋外広場でトーレスのウェルカム・セレモニーを行いました!昨日都内で入団会見を行ったトーレスは今日、空路で佐賀入りしましたが、トーレスは空港の裏口から出たらしく、空港でトーレスを待っていたサポーターは肩すかしをくらった形となりました。しかしセレモニー会場には多くのサポーターが集まり、トーレスが背番号『9』のユニフォーム姿を初披露すると、会場から大歓声が上がりました!トーレスはサポーターへ向けて、「佐賀に来られて非常に嬉しいし、サガン鳥栖の一員になれて嬉しく思う。一刻も早くプレーしたいし、皆さんのためにたくさんゴールを決めたい。」と語っていました。順調に行けば来週22日のホーム戦から出場します。『神の子』が鳥栖の一員として素晴らしい活躍をしてくれることを期待しています!それでは、今日はここまで。
2018年07月16日
マイナビオールスターゲームは14日に第2戦が行われました。場所はリブワーク藤崎台球場(藤崎台県営野球場)で、熊本県では初の開催です。今年は4月にソフトバンクホークス主催の試合が藤崎台で行われる予定でしたが雨天中止となってしまったため、ホークスにとっては藤崎台でのオールスター開催が1つの目標でもありました。その試合、工藤監督率いる全パは5回表、この回先頭の松田(ホークス)の2塁打でチャンスを作ると、続く源田(山賊)がタイムリーを放ち先制しました。さらに先発マスクの甲斐(ホークス)のタイムリーで追加点を入れました!7回表には今江(楽)のタイムリーで1点、8回表には柳田(ホークス)のタイムリーと浅村(山賊)のタイムリーで2点を追加しました。投手陣は8回に全セに1失点しますが、9回裏には森唯斗(ホークス)がマウンドに立ち、森友哉(山賊)がマスクをかぶるという『森-森バッテリー』が実現し、全セを三者凡退に抑えて5-1で全パが連勝しました!!工藤監督は試合を振り返り、先制のきっかけを作った松田に対して「マッチ(松田)はベンチでも一番声を出していたしね。(球場に来てくれたファンの)みんなの熱気が、彼を突き動かしたんだと思う。シーズン中でもあれぐらいハッスルしてほしい。」と奮起を期待していました。オールスターで全パを率いて連勝となった工藤監督ですが、後半戦はこの2戦で活躍した選手を中心に、ホークスが追い上げを見せて優勝し、来年もまた全パを率いてもらいたいと思います。それでは、これにて失礼。
2018年07月15日
3連休の初日となった今日、昨年の九州北部豪雨の影響で橋脚が流失するなどの被害を受けたJR九州久大本線の光岡(てるおか)~日田間が復旧しました!豪雨発生から約1年ぶりに久大本線が全線復旧した形となりました。それまで日豊本線経由で迂回運転していた『ゆふいんの森』も今日から元の久大本線経由に戻り、博多駅では1番列車の出発式も行われました。(※過去に撮影したものです。)復旧した箇所の沿線では人々が1年ぶりに走る『ゆふいんの森』に風船を飛ばして出迎えたりするなどのイベントが行われました。また大分駅でも久大本線沿線の名産物の販売イベントが行われました。来週から日田では日田祇園祭が開催されますので、当初の目標通り間に合ってよかったです。今後はD&S列車の『或る列車』や『ななつ星in九州』も復旧記念イベントの一環として久大本線に顔を出します。また『ななつ星in九州』では秋の1泊2日コースの2日目に久大本線の今回復旧区間を経由することになりました。今回、久大本線が全線復旧しましたが、JR九州では熊本地震で被災した豊肥本線や、九州北部豪雨で被災した日田彦山線、先日の西日本豪雨で被災した筑豊本線(原田線)と肥薩線がまだ不通となっています。これらの区間が1日でも早く全線復旧できるように、政府がJR九州に最大限の援助を行ってくれることを希望します。それでは、今日はここまで。
2018年07月14日
今年もプロ野球オールスターゲームの季節がやって来ました!プロ野球界のお祭りでもあるオールスターは今年、第1戦が京セラドーム大阪、第2戦が熊本・藤崎台球場で開催されます。ソフトバンクホークス・工藤監督率いる全パは初回から、秋山(山賊)のソロで1点を先制すると、吉田正尚(檻)のタイムリーで1点を追加し、さらには森友哉(山賊)の3ランでこの回一挙5点を入れました!ところが2回表に全セは鈴木誠也(広島)のソロと宮崎(DeNA)の2ラン、さらに3回表には筒香(DeNA)の2ランであっという間に同点に追いつかれます。しかし6回裏、全パは1死1・2塁からデスパイネ(ホークス)のタイムリーで勝ち越しました!さらに全パはこの回には山川(山賊)のタイムリーでもう1点を入れました。全パはその後、8回に内野ゴロの間に全セに1点を返されますが逃げ切りに成功し、7-6で全パが勝利し、乱打戦を制しました!工藤監督は勝利監督インタビューで、「(両チーム系5本の本塁打が出た乱打戦に)いち野球ファンとして楽しませてもらいました。」と語り、勝ち越し打を放ったデスパイネには、「シーズン中もよろしくお願いします。」と奮起を促しました。明日の第2戦はオールスター史上初の熊本での開催です。ホークスの選手達が中心になって全パが活躍して連勝し、熊本の野球ファンを楽しませてもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2018年07月13日
NHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』は先々週の放送で、『島編』が終わりを迎えました。沖永良部島に流された西郷吉之助(隆盛)は野ざらしの牢屋で生死の境をさまよいましたが、島役人の土持政照が機転を利かし、自分の家に座敷牢を作り、そこに吉之助を移しました。上司の役人が咎めようとしますが、「本国(薩摩藩)からの指示には『遠島の上囲いに召しこみ』と書かれただけで、『野ざらしの牢屋に入れ』とは書かれていない。」と言い切ったのです。政照のおかげで待遇が今までよりも良くなった吉之助は、何かお礼をしたいと申し出たため、島の子供達に学問を教えることになりました。吉之助は子供達に『日新公(じっしんこう)いろは歌』を教えました。これは薩摩藩中興の祖である島津忠良(日新公)が作ったもので、後に薩摩藩の郷中教育でも使われました。よって吉之助も子供のころから覚えている内容だと思います。劇中で吉之助は、『楼の上も埴生の小屋も住む人の心にこそは貴き賎しき』の歌を復唱していました。この歌の意味は、『立派な屋敷に住んでいても粗末な小屋に住んでいてもそれで人の価値が決まるのではない。そこに住む人の心の在り方によって人の価値が決まる。』ということです。実際に吉之助は役人の子供だけでなく、下人の子供にもこれを教えました。一方で薩摩では大きな事件が起こっていました。江戸から京都へ向かう途中の薩摩国父・島津久光の行列をイギリス人が馬に乗ったまま横切ろうとしました。そこへ薩摩藩士・奈良原喜左衛門がイギリス人男性に斬りかかり、海江田信義(有村俊斎)がとどめを刺しました。これがいわゆる『生麦事件』です。この報復としてイギリス艦隊が鹿児島沖に襲来したのです。薩摩藩では総動員体制を取ったため、寺田屋事件で過激派についたために謹慎していた吉之助の弟である信吾(のちの西郷従道)らも許され、両者の間で行われた『薩英戦争』に加わりました。余談ですがこの薩英戦争の際、イギリス艦隊に捕虜としてとらわれた1人が、『あさが来た』の『五代様』こと五代友厚でした。結果はイギリス艦隊が薩摩藩の砲撃を受けて横浜へ退避したため、薩摩藩の勝利に終わりました!沖永良部島でその知らせを聞いた吉之助も喜び、島の人々と喜びを分かち合いました。そんな中でついに、吉之助に帰還命令が下されました。吉之助は島の人々が飢えに苦しまないように、社倉(穀物をしまう倉庫)を作るよう政照に伝えました。他にも島役人のための心得等も伝えたそうです。蒸気船に乗って吉之助を出迎えたのは信吾でした。最初、再開した途端(寺田屋事件を起こしたことで)殴るのかと思いましたが、吉之助は信吾と抱擁を交わしていました。そして喜界島に流された村田新八を伴って薩摩へ帰り着いたのか・・・と思いきや、信吾らの粋な計らいで、大島(奄美大島)に立ち寄り、愛加那との再会を果たしました!物語はここで一旦の区切りを迎えました。そして来週からはいよいよ『革命編』が始まります。薩摩へ戻った吉之助がついに藩の要職に就き、幕府や朝廷だけでなく、長州藩や土佐藩の有力者とも渡り合う事になります。再び歴史の表舞台に戻って来た吉之助の活躍に期待したいですね。それでは、今日はここまで。
2018年07月12日
先週末に発生した平成30年西日本豪雨によるインフラの被害は広範囲に及んでおり、中には復旧までに相当長い年月がかかるものも多々あります。九州でも例外ではなく、JR九州では筑豊本線(原田線)桂川~原田間と、肥薩線八代~人吉間で大きな被害が出ています。なお、筑肥線山本~伊万里間と肥薩線人吉~吉松間は明日から運行再開予定です。また、平成筑豊鉄道は犀川~田川伊田間の被害が大きく、こちらも復旧までに長い時間がかかりそうです。一方高速道路では昨日から今日にかけて大きな動きがありました。まず北九州都市高速4号線では、被害の大きかった春日~大里の下り線、黒崎~小嶺の上り線で車線規制が行われているものの、10日までに復旧しました。これでとりあえず本州~九州間が高速道路で接続された形になりました。今日には九州自動車道門司~小倉東間で下り車線のみ復旧しました。ただし上り車線はのり面の崩落が発生し、復旧には時間を要します。東九州道椎田南~豊前間も同様です。九州から本州方面へ渡るには、1.九州道~八幡IC~都市高速4号~門司IC~関門橋2.九州道~小倉東IC~都市高速1・4号~門司IC~関門橋3.九州道~小倉東IC~一般道~門司IC~関門橋のいずれかのルートをとることになります。九州各地の不通区間が1日でも早く復旧することを心より願います。それでは、今日はここまで。
2018年07月11日
サッカーJ1のサガン鳥栖は今日、元スペイン代表のFWであるフェルナンド・トーレス選手の入団を正式発表しました!トーレス入団についてはここまで色々な経緯があり、鳥栖がトーレス獲得へ動く↓Jリーグ公式サイトが入団を発表するも、フライング記事であることが判明↓入団に最終合意したと報道↓誤報などでトーレス側が不信感を抱き破談の報道↓今日ようやく正式に入団発表と紆余曲折があったのです。トーレスは入団会見で、「サガン鳥栖は僕に興味を持ってくれた最初のクラブの一つだ。彼らのスポーツ面のプロジェクトなどに説き伏せられた。彼らは素晴らしい努力をしてくれた。僕が自分たちのいるべき場所にいるための解決法になると信じてくれたんだ。(Jリーグは)クラブW杯でチームを見るくらいだけど、僕は日本のリーグについて学ぶ機会を得た。とても均衡しているリーグで、いつも各チームの順位は僅差。質素なチームを日本で最も高い場所に行くためにできる限りのことをしたい。」と語りました。会見の後はサガン鳥栖の竹原稔社長と一緒に、『誤報じゃないよ、ほんトーレス!』『来てくれてありがトーレス!』のタオルを掲げて記念撮影を行いました。また、JR鳥栖駅前では佐賀新聞の号外も出ました!トーレスの加入によってサガン鳥栖がJ1優勝争いの常連となり、AFCにも出場できるくらいのチームになってもらいたいと思います。そしてあわよくばクラブW杯にも出場して海外の強豪チームとも対戦してもらいたいですね。それでは、今日はここまで。
2018年07月10日
気象庁は今日午前、北部九州と中国、近畿、東海、北陸の各地方について、梅雨明けしたとみられると発表しました。しかし先週末から降り続いた豪雨の被害は大きく、西日本の各地で今もなお大変な状態となっています。気象庁では今回の豪雨について、『平成30年7月豪雨』と命名しました。また政府でも近いうちに激甚災害への指定を行う予定です。激甚災害に指定されると関係自治体が行う災害復旧事業への国庫補助率が1~2割程度引き上げられます。被害は九州から東海地方までの広い範囲で発生しており、中でも中四国地方では高速道路や鉄道が寸断され、インフラに大きな影響を与えています。現時点で道路では中国自動車道が、鉄道では山陽新幹線が、唯一九州と関西を結ぶルートとなっています。旅客は航空路線でどうにかカバーできると思いますが、問題は物流です。在来線が寸断されたことで貨物列車が運行できず、高速道路が1本しか使えないため荷物の到着遅れが相次ぐことになります。九州内では関門橋が通れるので本州との行き来はできますが、九州道門司IC~小倉東IC間が通行止めになっているだけでなく、並行する北九州都市高速4号春日IC~足立IC間も通行できず、迂回路となった一般道はトラックの大渋滞が続いています。また九州内の鉄道ですが、筑肥線:筑前前原~西唐津間・山本~伊万里間筑豊本線(原田線):桂川~原田間(全線)肥薩線:八代~吉松間平成筑豊鉄道田川線:行橋~田川伊田間の各線で運転見合わせが続いており、いずれも路盤流失など大きな被害を受けているため復旧には時間がかかりそうです。西日本各地が大変な状況ですが、日本が1つになって復旧へ向けて活動してもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2018年07月09日
ソフトバンクホークスは本来、土日でまた敵地でオリックスと試合を行う予定でした。が、西日本豪雨の影響で土曜日の試合は中止になり、結局日曜日の京セラドームの1試合のみとなりました。オリックスは未だにあの誤審の試合を再試合しろとか女々しいことを言っています。そもそもこんなことになったのは、カメラ設備の整っていない球場にホークスを迎えて試合をしたオリックス側に問題があると思います。何で立て続けに2回もホークスとほっともっとフィールド神戸で試合させるのでしょうか?オリックスは自らの負けや責任を認めない男らしくない球団ですね。そこまで審判の決定に不満ならパリーグ脱退して、女子プロ野球にでも参加したらどうでしょうか?さて今日の試合ですが、ホークスは3回表、この日1軍に上がったばかりの牧原がヒットで出塁し、市川送りバントの後上林がヒットでつないで1死1・3塁とします。すると中村の犠牲フライでホークスが1点を先制すると、なおも2死1塁から柳田の20号2ランで追加点を入れました!さらに4回表には2死2塁から市川のタイムリーで1点を追加し、6回表には西田の3号2ランで2点を追加しました。ホークス先発のバンデンハークはランナーを出すものの、要所を締めてオリックスに1点も与えず7回まで投げました。8回は二保がランナーを出すもこちらも無失点で切り抜けました。9回表には中村・高田のタイムリーでダメ押しし、その裏は寺原がオリックスの主軸を抑えて完封リレーで試合を締め、8-0でホークスが完勝しました!バンデンハークは6勝目です!!明日から東京ドームで『鷹の祭典2018』が始まりますが、それに向けた景気づけの大勝は本当に嬉しいですね。この勢いで東京ドームのホークスファンを喜ばせてもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2018年07月08日
梅雨前線が活発化して西日本を中心にこれまでに無いくらいの激しい大雨が降り、各地の被害も拡大しています。昨日夕方に福岡・佐賀・長崎で大雨特別警報が出されましたが、夜になって広島・岡山・鳥取の3県、さらに兵庫県や京都府、岐阜県にも特別警報が出されました。九州3県の特別警報は今日の午前中に解除されました。なお21時30分現在で特別警報は岐阜県のみとなっています。しかし、福岡県筑後地方・大分県・熊本県・鹿児島県では今日21時の時点でも依然大雨警報が出たままとなっています。前線の活動は明日の夜には収まりそうですが、これまでの雨で地盤が緩んでいることもあり、二次災害の危険性が格段に上がっています。雨が弱まってもすぐに動かずに、引き続き警戒する必要があります。高速道路を中心にインフラも大きな被害を受けています。早く雨が止んで復旧活動に取りかかれるといいですね。それでは、今日はここまで。
2018年07月07日
昨日、九州北部豪雨が発生してちょうど1年を迎えたばかりですが、今日は朝から梅雨前線が活発化し、西日本各地に大雨をもたらしています。気象庁は今日夕方に福岡・佐賀・長崎の3県に、そして今夜に広島・岡山・鳥取の3県に、警報の発表基準をはるかに超える甚大な災害、被害が発生する恐れがあり、最大級の警戒をする必要がある場合に適用される大雨特別警報を出しました。特別警報は2013年に運用が始まりましたが、一度に6つの都道府県に出されたのは今回が初めてとなります。九州各地では土砂崩れや洪水などの被害が相次ぎました。JR筑肥線では線路に土砂が流入して車両が脱線し、福岡県小郡市にあるイオン小郡が水没しました。またJR山陽新幹線は岡山~博多間が終日運転見合わせとなったり、プロ野球では昨日まで広島で試合をしていたヤクルトの用具が届かないという理由で、ナゴヤドームの中日vsヤクルトの試合が『ドーム球場なのに中止』という珍事も起きました。週末も引き続き大雨に警戒が必要となっています。すでに避難を終えている方も多数いらっしゃるかと思いますが、身の安全を最優先に行動してください。それでは、今日はここまで。
2018年07月06日
昨年7月5日に発生した九州北部豪雨から今日でちょうど1年となりました。被害の大きかった福岡県朝倉市や東峰村、大分県日田市では、降りしきる雨の中で追悼式が行われ、犠牲者へ黙とうがささげられました。また、博多祇園山笠が始まった福岡市内では復興支援イベントの一環として、JR博多駅前で被災地の特産品が販売されました。山間部の被害は激しく復興はなかなか進まず、今でもなお約1100人が避難生活を送っています。鉄道では久大本線が7月14日に全線復旧しますが、日田彦山線はまだ復旧の目処すら立っていません。2年前の熊本地震、昨年の九州北部豪雨と立て続けに大災害が発生した九州に、政府が最大限の支援を行ってくれることを期待します。例えば北海道新幹線みたいな無駄なものの建設に金をかけるくらいなら、その予算をすべて九州の復興のための費用に充てるべきだと断言します。それでは、今日はここまで。
2018年07月05日
日本国内は火曜日の朝までサッカーW杯で熱気にあふれていました。しかし決勝トーナメント初戦でベルギーに敗れたことで、それもおさまることでしょう。さて、プロ野球ではオールスターまで10日と迫りましたが、非常につまらない状態になっています。どうしたら面白い状態になるかって?そりゃソフトバンクホークスだけが勝って勝って勝って勝ちまくることしか無いでしょう!台風7号の接近でヤフオクドーム大丈夫かな?と思っていたら火曜からはビジターで楽天との試合でした。が、初戦は楽天生命パークではなく、青森県にある弘前市運動公園野球場での試合でした。ちなみにホークスが青森県で試合を行うのは南海時代の1984年以来(34年ぶり)です。なんか最近悪徳5球団が地方球場でホークスばかり戦わせているのは気のせいでしょうか?さて火曜日の試合ですが、ホークスは打線を組み替えました。具体的には3番柳田、4番デスパイネ、5番内川です。その打線組替が早速効果を発揮します。3回表に1死1・2塁から柳田のタイムリーで先制すると、デスパイネが四球を選んで1死満塁となり、さらに内川のタイムリーで1点を追加しました!4回表には西田が移籍後第1号ソロを放ち、5回表には先頭の柳田が出塁した状態で、デスパイネの19号ソロが飛び出しました!先発の千賀は6回まで楽天打線を無失点に抑えましたが、7回に余計な2点を与えて途中で降板し、その後嘉弥真が投げました。8回は工藤監督に推薦されオールスター初選出となった加治屋が無失点に抑え、9回は同じく監督推薦の森がランナーを2人出すもダブルプレーで切り抜け、5-2でホークスが勝利しました!千賀は6勝目、森は17セーブ目です!!早速、柳田-デスパイネ-内川の新クリーンナップが機能した事は良いことです。また、6月30日に王会長からアドバイスを受けた西田が初本塁打を打ったのもチームを活気づける事ができたのではないでしょうか?今日は移動日で試合が無く、木曜日は楽天生命パークでの試合です。『楽天銀行』に勝利して貯金をどんどん貯めていってもらいたいと思います。それでは、これにて失礼。
2018年07月04日
2018FIFAワールドカップロシア™大会は決勝トーナメントに入りました。強豪国ではアルゼンチンがフランスとの対決に敗れ、スペインが開催国のロシアに敗れるという結果になりましたが、優勝候補のブラジルは順当に勝ち上がりました。そのブラジルの対戦相手を決める試合が、日本vsベルギーの試合となりましたが、2-3で敗れ、日本は惜しくも8強進出を逃しました。結果だけを見れば、FIFAランキング3位のベルギー相手に61位の日本はよく1点差で済んだと思いますが、内容はあまり評価できるものではありませんでした。0-0で迎えた後半3分に原口、7分に乾がゴールを入れ、一時は2-0だったのが、後半24分以降に立て続けにベルギーにゴールを奪われ、最後の3点目はロスタイムでのカウンターによる失点でした。短絡的に言えば、パンチング多用のGK川島とカウンターに対応できなかったDF陣が戦犯ですが、長期的に見ればここがW杯8強を目指すための最大の課題だと思います。特にGKの川島がやり玉に挙げられていますが、川島は現在35歳で、さすがに全盛期に比べると落ちる点は否めません。しかし今の日本では川島以上のGKが育っていないことも事実です。言い換えればGK育成をおろそかにしてきた日本サッカー協会が最大の戦犯ということになります。そもそも日本には「お前デブだからキーパーな。」という考えが根強く残っていることや漫画『キャプテン翼』ではMFが主人公なので皆MFばかりやるようになったことなど、日本の文化的な側面にキーパーを軽視する部分があります。(GKが主人公なのはゲーム『イナズマイレブン』くらいです。)先日、野球漫画の金字塔とも言える『ドカベン』が46年の歴史に幕を閉じましたが、個性的なキャラが多かった『ドカベン』の主人公・山田太郎はキャッチャーでした。サッカーのキーパーと同じく、守備の要で地味な存在であるキャッチャーの地位を高めることができたのは『ドカベン』の功績であると言っていいでしょう。ですが、キーパーの地位も高められないことは無いと思います。今の日本サッカー界に必要なものは、世界的にも通用するレベルの高いゴールキーパーの育成です。今回のW杯ではそれを気づかせてくれた点でいえば収穫があったと思います。そもそも開幕数か月前でハリルホジッチ解任という暴挙により、グループリーグ全敗の可能性もあったわけですからね。4年ではたぶんキーパーは育たないと思いますので、中学高校レベルから素質のある選手を見出し、8年後にベスト8を目指してもらいたいと思います。それでは、これにて失礼。
2018年07月03日
2018年も折り返し点に入ったばかりの今日、日本国内に悲しいニュースが入って来ました。それはパリーグで悪徳5球団がホークスを寄ってたかっていじめて、ガチのマジでつまらない状況になったことです。落語家の桂歌丸さんが本日午前11時43分に横浜市内の病院でお亡くなりになりました。享年81歳でした。歌丸師匠は横浜生まれで15歳の時に五代目古今亭今輔に入門し、その後、兄弟子の桂米丸門下に移ります。なお桂米丸師匠は御存命で、現在93歳だそうです。日本テレビの大人気長寿番組である『笑点』の大喜利に歌丸師匠は第1回から回答者として出演しており、番組開始当時はまだ二つ目でした。(※途中、メンバー総入れ替えで出演しなかった時期があります。)その後、故・五代目三遊亭圓楽師匠の後を継いで2006年から約10年間、笑点の司会として活躍されました。その後、1970年代には故・三遊亭小円遊師匠との罵倒合戦で『笑点』を人気番組に成長させました。小円遊師匠とは番組では犬猿の仲でしたが、私生活では若手の頃から苦楽を共にしてきた間柄でした。また、大喜利では時事ネタや政治ネタなどにも長けた回答を出したり、高座では古典落語の掘り起こしに尽力し、落語界の発展に貢献されました。1980年に小円遊師匠に先立たれた後、大喜利ではまだ若手だった三遊亭楽太郎(現・六代目三遊亭円楽師匠)が新たな罵倒相手となりました。これは当時、六代目円楽師匠が大喜利で伸び悩んでいた時に、「自分のことをネタにしていいから。」と歌丸師匠が持ちかけたことで生まれた掛け合いとなりました。以降、歌丸師匠と六代目円楽師匠は一門の枠を超えて親しい間柄となり、歴史的経緯から寄席に出演できなかった円楽一門だったものの、六代目襲名披露興行は歌丸師匠のおかげで寄席の定席で行う事ができたり、歌丸師匠が会長を務める落語芸術協会の客員として迎え入れたりしました。六代目円楽師匠は「歌丸師匠は3人目の父親。」と実の父親・師匠(五代目圓楽)と同じくらい親しみをこめて呼んでいました。六代目圓楽師匠がプロデュースしている『博多・天神落語まつり』にも歌丸師匠は初回から参加されていました。昨年は肺の症状が悪く、酸素ボンベから送られる空気を鼻に通したチューブを使って取り入れなくてはならない状態でした。そのため、本来飛行機に持ち込むことができない酸素ボンベを医者の診断書などを用意して特別に許可をもらって持ち込み、福岡まで来られたそうです。歌丸師匠は2年前に笑点の司会を勇退して『終身名誉司会』となった後も、笑点の前に放送されている『もう笑点』に出演していました。昨日も『もう笑点』に出演しており、まさに『生涯現役』を貫きました。子供のころから笑点で見てきた歌丸師匠をもう見られなくなるのは寂しいですね。歌丸師匠のご冥福を心よりお祈りいたします。
2018年07月02日
日本に、九州に、新たな世界遺産が誕生しました!中東のバーレーンで開催されている第42回世界遺産委員会で、『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』が世界文化遺産に登録されることが決定しました!(構成資産の1つ、国宝・大浦天主堂)江戸時代、幕府によるキリスト教禁教政策が敷かれていた中、長崎では約2世紀半にわたり民衆がひそかにキリスト教の信仰を継続してきましたが、その独特な文化的伝統の証拠として高く評価されました。日本国内の世界文化遺産はこれで18件目、自然遺産を含めた世界遺産は22件目となりました。九州の世界遺産としては、屋久島(鹿児島県)明治日本の産業革命遺産(福岡・佐賀・長崎・熊本・鹿児島県他)『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群(福岡県)に続く4件目の登録です!今回登録された世界遺産は当初、2015年に『長崎の教会群とキリスト教関連遺産』として日本が推薦していましたが、ユネスコ諮問機関の国際記念物遺跡会議(イコモス)から「禁教期に焦点を当てるよう。」と促され、一度推薦を取り下げた経緯があります。それだけに3年越しの登録は喜びもひとしおですね。今回の世界遺産登録で日本や世界から長崎を訪れる人々がさらに増え、街に活気をもたらしてくれることを期待しています。それでは、今日はここまで。
2018年07月01日
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