仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2006.01.18
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カテゴリ: 東北
ふと気になったこと。年賀状を数多く書く、一番礼儀正しいのはどこの県か?

探したら日本郵政公社の東北支社(6県を管轄)と全国ベースのプレスリリースがありました(下記サイト)。
 ■東北支社報道発表資料  年賀状の元旦配達状況
 ■全国のデータ  平成18年年賀郵便物元旦配達物数

これらによると、平成18年元旦の年賀郵便物配達物数は、東北支社管内で約1億2,960万通(前年同期比89.0%)、県別には以下の通り。
------------
     1人あたり配達通数 1世帯あたり配達通数
青森県   12通        31通
岩手県   12通        35通
宮城県   15通        39通
秋田県   14通        38通
山形県   15通        45通
福島県   13通        38通
計     13通        38通
(全国)  (16通)
------------
「配達数」のデータですが、配達数=出した数、と無理矢理割り切った上で、元旦に配達できるように、つまり「真面目に年内に書いた数」だとみなしましょう。本当は新年になってから書く人も多いですが、一般と混じり合うので統計がないのでしょう。

とすると、やっぱり?(理由はない)、山形が多いですね。特に世帯あたりで見るとダントツ。全国データでは1人あたり16通だそうです。

もっとも、対前年比の通数変化でいうと、山形は86.6%と6県中で最も落ちが激しい。この数値の高いのは90.8%の青森と福島です。
全国は92.2%なので、東北地域は随分下がっているようです。全国の支社管内別をみると、数値の多い(落ちのゆるやかな)順に、北海道96.0%、東海93.7%、九州93.2%、近畿92.7%、東京92.2%、南関東92.0%、中国91.4%、関東91.0%、信越・北陸・四国90.9%、沖縄 90.0%、と来て、堂々最後が東北で89.0%です。

年賀状数は何に依存するか、なぜ山形が多いのか、そしてなぜ東北は最も減少が激しいか。県民性、ビジネス需要、景気、Eメール等への転換、元旦以降に書くなど...いろいろ考えれば考えられますが、データ解釈はちょっとお手上げです。





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最終更新日  2006.01.18 05:28:31
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