仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2007.04.21
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カテゴリ: 雑感
うちの子ども達は9時に就寝と決めつけているのだが、上の子は5年生になって体力もついてきたのか、10時頃まで寝ないでいることがある。そもそも帰宅が7時か8時だから、9時就寝も大変だ。

もっとも、9時に電気消して寝ろとまでは厳しく言わないようにしている。どうせ眠れないのだろうから。上の子は赤ん坊の頃から寝付きが良くないので。それでもテレビは厳禁にしている。小学生のうちは決めつけたルールで厳しくしようかと思っているので。

さて、そんな時間を何しているかというと、読書のようだ。と言っても、図書館から借りた本も早々に読んでしまうし、仕方なしに、3年生や4年生の時の教科書を引っ張り出して読んでいるようだ。今朝は起こしに行くと、枕元に3年生の「どうとく」の教科書があった。

ちょっと自分のことを思い出す。

田舎の貧しい家だったので家に本など少なかった。小学校の図書室から借りた本を、祖父が読んでいたのを思い出す。私も、祖父の部屋から本を借りて読んだが、議会ウン十年史とかいう大人でも面白くないものを読んだり、家の光(懐かしい)を読んだり。家の光の別冊みたいな位置づけで家庭用法律百科とかいう冊子があったが、目次を覚えるくらい読み込んだ。立ちションしたら何の犯罪、とかつまらない話なのだが。

一度だけ親に本を買ってもらった記憶がある。ちょうど5年生くらいだったか。2千円くらいする本で、当時としてはビッグプレゼントだ。当然暗唱するくらいに読んだ。

もちろん読書好きというのではない。本が少ないから、本がありがたかったのだ。

2年前の教科書を読む我が家の5年生をみて、そんな自分を思い出して、かわいそうな気もするし、また折角読書しようとしている時期に読書の環境を作ってやるのが親の努めかと思ったりする。自分の希望をハッキリ口にするのを遠慮するところが見えてきた我が子は(私の子どもの頃と似ている)、本買ってやろうか、と尋ねても、要らない、という。でも読みたいはずだ。推理ものやファンタジーものが好きなようだ。

インターネットの時代だが、じっくり活字を読むことの大切さは変わらない。





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最終更新日  2007.04.21 06:44:59
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