仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2009.06.04
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カテゴリ: 仙台
再選の意欲を表明したとの報道が続いている。9日開会の市議会までギリギリ方向を模索する考えなのではないだろうか。市議会の場で進退をどう説明するかが焦点だ。

現実には、4年前に自らを担いだ経済界の支援に望みをつないでいるのではないだろうか。少し前に、河北は、経済界は自ら担いだ梅原氏を自ら切るわけにはいかない、と報じていた。しかし、実際はどうだろう。タクシー券問題などは別として、梅原氏の地元商工界に対する行政姿勢や実績に決定的な問題はないと思われ、普通なら再選の支持に動いておかしくないように感じられる。経済界も、いわば様子見なのだろう。

理想を述べるのだが、もし梅原続投を否定するのなら、早めに市長と話し合いの機会を持って、経済界は支持しません、というか、或いは経済界の要望を政策協定に具体化して梅原出馬の環境を整えるべきだろう。それが、市民の立場を考えた経済界としての責務だ。態度をハッキリしない、というのは無責任な話だ。

ここまで河北が梅原追い落としで、はしゃいだ報道ぶりをしてきた裏で、どうも経済界は梅原氏を推したいのだけれど言い出せない、河北が怖い、という感じではないだろうか。候補に擬せられる面々をみても、梅原氏の実力を上回る傑出した人材は見えない。あとは、タイミングと形の問題。

経済界も自分たちが批判の矢面には立ちたくない。消去法的な選択をせざるを得なかったという苦しさを漂わせつつ(実際にその面があるが)、何らかの新しい施策を掲げさせて、やっぱり梅原氏で行くしかない、という構図で決めよう、ということではないか。

多分、それは深読みのし過ぎ。河北のおかげで相当当選は難しい。そんな人物を進んで推すか。

あと数日の動きが注目される。





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最終更新日  2009.06.04 21:59:54
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