仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2009.06.19
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カテゴリ: 雑感
数日前に、下の子が近所の新築中の家で餅まきがあって、拾ってきたんだよ、と語っていた。何とも珍しい。餅まきなんてのは、最近はトンと聞かない。

子供の頃、岩手県の田舎では、新築の家があるたびに、子ども同士の情報ネットワークで何日に餅まきが行われるらしい、と伝わる。その日には地域の子どもはこぞって目的の家めざして行ったものだ。まさに、ちょっとした祭の感覚だったろう。

最近では、と言っても7、8年前だと思うが、近くの学習塾の新築で餅まきがあるというのをチラシで見て、まだ小さかった上の娘と一緒に行った。塾の宣伝の意味で新聞折り込みがあったのだと思うが、娘が地面ばかり見て、ボタボタ落ちる餅を拾っていたのを覚えている。お金も拾って、全部数えて数百円になったと思う。

今回の新築は、下の娘が学校で聞きつけて知ったようだが、昔のようなワクワク感があったのだろうか。気になるところだ。子どもの娯楽が多様化しているから、つまらぬ田舎で餅まきがエキサイティングな非日常イベントだ、という際だった思いは、多分ないのだろうが、それでも印象に残ってくれたらいい。

ご近所に来る、この餅まきを企画してくれた建築主も、イキなものだ。

ちなみに、娘と一緒に祖母も餅まきに参加したようで、こちらは、新居の主の情報収集に努めて、出身地や職業などそれなりの情報を得てきたようだ。さすがベテラン、というところか。





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最終更新日  2009.06.20 01:17:40
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