仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2014.12.11
XML
カテゴリ: 雑感
別にクレームでも何でもなく、ただ感じたこと。

昨日我が家に別人の宛名のはがきが届いていた。見ると、住所のうちの番号の部分が一か所だけ違う。もちろん名字も違うのだが、なぜか、とにかく誤配されたのだ。

さほど遠くないから住所を探して正しいお宅に届けてもいいが、あまりヒマもない。そのままどこかの郵便ポストに入れてしまおうかとも思ったが、消印があるから投函してはいけないのだろう。

内容は喪中欠礼だった。差出人は届いたと思っているだろうから、何とかしなければならない。いちおう家を出るときにカバンに入れて、仕事場の近くで郵便局を尋ねて、窓口で渡した。

窓口の人は言う。ちなみに住所のどこが違っているのですか。はい、ここですね、というと誤認した箇所をメモしたようだった。内部的な処理の上で必要なのだろうか。

そのうち本来の宛先にこのハガキは到達するのだろうから、良かった。

以上のとおりなのだが、私が感じたのは、なにやら割り切れなさ。

年末だからか窓口も混んでいて、並んでしばらく待った。恩着せがましく、わざわざ届けに来たぞとばかりに気負っているわけではないにしても、足を伸ばして持ってきたことに一言感謝のことばがあるだろうな、という予感は正直いって多少はある。そうであれば、足を伸ばした甲斐もあるというものだろう。

だが、違った。すみませんでしたという言葉くらいはあったように思うが、誤認箇所の確認作業が優先。味気なく、はい次の方、という感じ。たしかに窓口の人の責任ではないし、数ある中にはあり得る間違いだろう。だが、オレが持ってこなければ浮かばれない一件なのだから、そこは一言有っても良いんじゃないのかな。べつにティッシュ一つくれ、といっているワケじゃないんだから。

もう、差出人や受取人が困らないで良かった、と思って忘れるしかない。

忘れる前に、本来このようなときどう行動すべきか、日本郵便のホームページを見てみた。「他人あての郵便物が届きましたが、どうしたらいいのでしょうか」という項目があって、誤配達であると付せん貼ってポストに投函するか、最寄りの郵便局か相談センターに連絡ください、という内容だ。

そして、その次に、郵便局以外の配送物はそれぞれの事業者に連絡せよ、との旨。

そして最後には参考として、郵便法42条の規定が。「郵便物の誤配達を受けた者は、その郵便物にその旨を表示して郵便差出箱に差し入れ、又はその旨を会社に通知しなければならない。」と。

それはそうなのでしょうが。正しいか誤りかではなく、書き方のほんのちょっとした配慮の話なのに。こんな案内ぶりを平気で掲げているのなら、今日の対応も納得できるというものだ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2014.12.11 22:46:46
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

コメント新着

おだずまジャーナル @ Re:仙台「6時ジャスコ前」の今むかし(11/14) 仙台フォーラスは来月3月から長期休業。再…
クルック@ Re:黒石寺蘇民祭を考える(02/18) ん~とても担い手不足には見えませんけどネ…
おだずまジャーナル @ Re:小僧街道踏切(大崎市岩出山)(12/11) 1月15日のOH!バンデスで、不動水神社の小…

プロフィール

おだずまジャーナル

おだずまジャーナル

サイド自由欄

071001ずっぱり特派員証

画像をクリックして下さい (ずっぱり岩手にリンク!)。

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: