仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2015.03.21
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カテゴリ: 宮城
今日のことです。報道も大きくされました。駅の再開と併せて、まちびらきが行われました。

ある住民の方が、施設復旧が仮設でなく、本当の復旧として初めてできたのがうれしい、と言っていました。

たしかにそうですね。一からのやり直しの町づくりの途上。大変な過程ですが、それでも一つ、なんとか一つ、形ができたではないですか。

他のほとんどの町と同様に、震災の前から人口減少や商店街衰退の課題を抱えていた地域ですから、すべてが元の通りとは行かないことは当然です。しかし、地域を復興しようという人たちが居て、町に戻ろうという人たちが居て、また、それまで女川に関わっていなかった人が震災の後に女川を支えようという気持ちも多くて、とにかく人口の伸長や産業の大発展はなくても、身の丈の町を再興しようということでしょう。

4年とちょっと。長いですね。でも、これからも長い。長いけれども、一つづつ形が見えてくることが大切でしょう。ここで暮らしていく、ここに戻っていく、ここを支えていく、という気持ちが固まっていくことが。

さて、当ジャーナル編集長個人として、女川と震災についての思いがあります。震災後はじめて女川に行ったのは、4月の初めだったでしょうか。自分で車を運転して、仕事の関係者をあちこちで拾いながら。石巻から稲井を経由して国道398号を女川に入ったときの、あの光景は忘れられません。そして、皆さんの話。休む間もなく奮闘する方々。

4年を経て、確実に町は動いています。進もう女川。がんばろう東北。





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最終更新日  2015.03.21 20:46:04
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