BGM 0
1/15キングタイガー戦車 0
日模 大和 0
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駄目元でネットを検索したら意外にすんなりと、それも低価格で入手出来たパーツ。でも、この様なパーツの性能や特に耐久性等に関する信頼性に関しては当然ですが、標準で付いてくる物に比べると確実に落ちると言うか、「安かろ悪るかろ」が当然の事の様になっています。今回の左側の物は、国内大手企業のネット販売で購入した物で、ノートPC等のAC-DCアダプターのDC側電源供給プラグの交換部品です。このDC電源プラグの規格に関して、私は言いたい事が山程あるのですが、兎に角現在の世に出回っているAC-DCアダプターのプラグ種類の多い事に驚きますが、では、何故規格を統一しなかったのだろう?という疑問も湧くのと同時に、市場を主導又は指導育成していくべきだった大手製造メーカーと、それらをサポートする筈の政府官公庁の生産と消費に関する基本原理や市場育成に関する部分には、米〇の外圧が大きかったのだろうとは言え、日米半導体協定を締結した中曽根を始めとし現在の岸田まで延々と続く米〇傀儡自民政権が招いた最悪のシナリオの結果が今の日本の製造産業メーカーの現状であると。
2024年06月07日
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アナログ・レコード凄く昔のレコードなのに、これって何か音がよくね?と感じるレコードには共通点があった様です。私が育った時代、特に小学校低学年頃迄は、レコードを聴くと言うよりも、ソノシートと呼ばれる書籍などに付属している物の鑑賞が主体であったかと。家には、もう既に使われなくなって置物状態になっていた電蓄があったてのですが、私は母の習い事の為に使用していた小型のポータブル・プレーヤーの方にに興味を惹かれていました。小学校の音楽室には、キャビネット式のスピーカー・アンプ・プレーヤー一体型のレコード・プレーヤーが置かれていましたが、既に幾つかの親戚の家にはあった様な当時流行していた筈のアンサンブル型やセパレート型のステレオの設置はされていませんでした。小学校時代の私は、ゲルマ・ラジオや2石・トランジスターラジオと言った、半導体を使用したラジオやトランシーバーに強い興味を感じ、それが後のアマチュア無線やオーディオにも繋がっていくのですが、元々が大雑把というか繊細な部分はおろか、とにかく鳴ってしまえばOK、動いてくれれば良しという私の基本性質から、レコードの音質? レコードによって違いや、そんなに変わる物なのという疑問を持つ迄には長い時間を要しました。其れでは、その実態を知るには録音の現場に行って確かめるのが一番という事で、実際に某レコード会社の録音現場スタジオを訪ねたのでした。その頃の世の中は既にCDが全盛の時代となっていましたが、当時最新鋭のデジタル録音機やミキシング等の録音機材の他に、撤去が予定されていたアナログ・テープデッキ等のアナログ録音機材による録音との比較までして見せて頂けた事は、それ迄の私のオーディオに関しての知り得なかった事や疑問を納得したり解消の大きな手掛かりとなった事は大きな収穫でした。レコード・ジャケットが録音現場レコードとCD
2024年06月01日
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この処の安価な中華製dacやテスターの外れ記事がない事から、最近の中華製品の信頼性は高いと感じられる方もいらっしゃるかも知れないので、今回は最初から駄目だった物や不具合があった物の紹介です。下記右側のデジタル・フンプ基盤は、電源を繋いでテストをすると、最初から右チャンネルがブロッキング発振の嵐で全く使えませんでした。
2024年05月30日
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格安の中華製dacに続いて、同様のデジタル・アンプも通常価格の半額程度で出品されいるのを見掛けたので、アンプの内容に付いて出品者に幾つか質問をしたところ、未使用の新品箱入りで、配線ケーブルや何とdc電源アダプターも同封されており、国内発送料金込みとの事で即ポチとなりました。箱入り開封 本体と結構大きな電源本体一応正常に動く事を確認全景 デジタル・アンプはとてもコンパクトです。
2024年05月30日
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このところのマイブーム記事となってしまったUSBーDACですが、結局は、10年程前に話題になって流行った低価の中華DACを入手した事から始まったのは良いけれど、中華製DACの価格が欧米の高級ブランド機器は勿論、国産機器と比べても価格の桁が2つや3つも違う事からついつい調子付いてしまい、結局気付いた時点では合計で10個程の中華DACを入手していました。画像での合計は8個ですが、既に友人に差し上げた物も2つあるので合計すると10個という事に。PC自体のDACょ含めた動作環境としては32ビット384000Hz動作と表示されPCの動作も確認されたのですが、アプリやドライバーらよっては対応していない物も少なくはないのです。USB以外のデジタル接続
2024年05月15日
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前回は、ua-2のdacと限界に関しての記事でしたが、今回は、usb-3 に対応したdacを再度友人から借用する事が出来たので、前会のusb-2 dacとの比較を行ってみました。裏面の入出力端子と外部電源端子、モード切りかえ機等の様子。usb-2 dac
2024年04月09日
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この処、USB-2規格のUSB-DACの中古価格が何と送料込み千円台からと非常に低価格である事と、それについつい遊び心も手伝って何個かのDACを入手やお借りして実際の再生音を比べたりして来たのですが、USB-2のバスパワー駆動による電流供給能力やUSB-2の転送能力の限界というか、ハイレゾ対応の NFJ社製のFX・・J+等の製品の再生は、内蔵DAC単体の能力がそれ以上であっても、USB-2規格が足枷となって、24bit-98kが上限となっている様です。もう一段高めのUSB-DACの中には、USB-3に対応したIFI社製のDACの再生能力と音質が共に好評であったので、友人所有の同機を借用して比べて見たのですが、低音部のブースト機能の目的とする処や、如何にもこれがハイレゾという感じの、聞き比べた最初は輪郭のはっきりとした音で良い感じですが、暫くすると聴き疲れるというか意識的に低域高域を持ち上げる音作りをしている様にも感じられたのでした。muse audio銘板入りUSB DAC 初期生産に近い物の様ですが、経年劣化を含む電解コンデンサー周辺がチト怪しいかも。塗装の傷やコネクターの錆や軽度の腐食は落として見栄えは良くなったのですが、コンデンサーの劣化?によって、ヘッドフォン端子の片方チャンネル出力が歪みますが、RCA端子の出力は正常なのでそのままにします。Vasquez mini usb dac Vasquez mini usb dac 内部Vasquez mini usb dac 下側 FX00J+ XP-WIN7時代の 5・1 サウンド・ボード此れもWIN7時代のオンキョー サウンド・ボード当方の様な、極力最低限の費用でもって、標準以上の効果を期待して他の人が廃棄した様な物を好んでリペアやレストアしたりしている方がYou tubeに出ている事を発見したので時々拝聴しているのですが、私はその方の記事そのものよりも、そこに来られる方達のコメント内容を読むのが楽しみとなっています。
2024年03月11日
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そのSPの本来の仕様や用途ではない鳴らし方。
2024年02月17日
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ホロン振動版を持つスコーカーPIONEER製。ウーファーのコーンがカーボン何たらで、高域はチタン。そして中域がこのボロン振動板スコーカーの3WAYスピーカーシステムとは言っても、以前はプロジェクター画面の音響用再生として使用していましたが、現在はそれらの置台になって久しいという悲しいスピーカーです。劣化したエッジを張り替えたウーファーの低域はバンバン出ますし、純粋なオーディオの再生には出過ぎて煩いと感じられる高域も、現在の高解像ギンギラ画像にはピッタシな感じもしますが長時間は疲れる感じなので殆ど使っていません。前面 サイズは13cm口径クラスのスコーカーになるかと。背面のマグネットはでかいです側面から見ると、マグネットがコーンより大きい事が分かります。フレームの材質はアルミ系合金の様ですが、詳細は不明です。
2024年02月04日
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PAスピーカーシステムに使われているユニットを外して見ました。ウーファー後面 12in 30cm口径コーン部分 スピーカーシステムからユニットを外した状態 3穴 1in ドライバー
2024年01月31日
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CDデッキの内部です。中央のリニアトラッキング、ターンテーブル方式のルカ部分は外れてしまったレンズを修理する為に長い間開けたままになっています。本器はメーカー公認の改造機?で、私としてはフィリップスLHH1000の再生音をターゲットにしていましたたが、本音はLHH2000の何ともアナログ的な図太い再生音を意識していました。改造後の再生音は、元器の設計者も同席して比較試聴して頂きましたが、あれから既に30年近い時間が過ぎた事を改めて実感しました。
2023年11月30日
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PAスピーカーのダイアフラムという題目ですが、このダイアフラムというのは中高域用ホーンスピーカーの振動板の事です。低域のウーファーの振動板は、コーンと呼ばれています。中高域用スピーカーにもコーンタイプの物が存在しますが、コーンとダイアフラムの違いって何でしょね?ダイアフラムのエッジ部分を拡大
2023年11月06日
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前回記事のイコライザー基板に搭載した半導体素子に付いて。 搭載されている1チャンネル当たり2個の半導体の製造年は確かではありませんが、2SC537Fと2SC870という印字が確認されます。初段に使った2SC537Fというリードが金メッキされたトランジスターを調べてみると、三洋製の砲弾型と呼ばれる初期製造タイプであり、三重拡散の電極構造を持つトランジスターである事が判明しました。 三洋の初期タイプ以外の物は、マイクロプレーナー構造への転換と共に外装ケースの材質と形状が変わり、リーも金メッキされていない物に代わりました。次に2段目に使われている物は、三菱のロゴと2SCタイプを示すC870という表示が確認されます。三菱の2SC870の電極はマイクロプレーナー構造ですが、リードはしっかりと金メッキされております。SONYの2SC870のリードは、金メッキではなく銀メッキとの事ですが、銀メッキのリードはイオンマイグレーションが発生する可能性があり、特に高温多湿の環境下での経年変化が懸念されます。おまけこの基盤には使用されてはおりませんが、一時期、経年変化が原因と見られる大量不良が発生した日立製の2SC458ですが、それらの殆どは中期後期生産の物であり、左端の赤い最初期やその隣のやレンジの低雑音タイプの物の性能や耐久性は別格であり、リードも金メッキされておりました。
2023年10月18日
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当方のメインオーディオシステムは、プリアンプ、メインアンプ共に真空管式であり、オルトフォンやEMT等の昇圧には専用のトランスを用いていましたが、自作した半導体を用いた電流電圧変換型のヘッドアンプを試したところ明らかに後者の明らかな優位性が認められた事から、それ以降トランスに戻す事はなくなりました。トランスをヘッドアンプに換えてから続く現在も、ヘッドアンプと接続するプリアンプは真空管式ですが、適材適所という事で、方式や素子の違いには拘らず、実質的にそのパートに一番合うものを選んで行くのが良いかと思っています。下記の画像は、最近二階の倉庫代わりにしている部屋の片隅で発掘された当方の最初期頃に組み上げたトランジスター式のイコライザー基板です。基板の裏側メーカー製のキット基板と並べたところ基板の裏側
2023年10月15日
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祭りの後は?一つ一つはコンパクトサイズであっても、数が増えるといつもの様に結果は「後の祭り」という事に。
2023年10月10日
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友人から頂いたコンポのスピーカーがきっかけで始まった今回のマイブームですが、結局の処は何時も通りの遠回りを重ねた挙句の終着点は意外な程に呆気ないものでした。「家に同じ物があるけど、次の家電回収日に出す予定」という天の声に対して当然の様にはい喜んで頂きますと即答した私でしたが、〇〇は・・でも治らないの通り、これ以上置く所がないという現実を無視してしまった事の今後の顛末がどうなって行く事やら。電源が落ちてしまう本体を分解故障個所の探索後続機種の完動品を付属スピーカーやリモコン、説明書を含むフルセットで頂いたので、電源の落ちる前機種の修理意欲は一体何処へやら状態に。結構な重量の電源トランスとディスクリートで組まれた出力段に加え、CD、MD、 CASSETTE TAPE の駆動部が其々独立した構成ですので、リモコンで操作できるDSPと光デジタル入力への期待は結構大きかったのですが、出て来た音はその当時のオーディオ各社の単体アンプにも共通した、あれ、何でという様な感想でしたが、ハーネスとコネクター接続を多用している事や電子ボリュームを初めとするデジタル制御やコントロール系統の音質に対する影響が大きいのではないかというのが正直な感想です。
2023年09月05日
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通常のLPが33回転だった頃に突然の如く出現した45回転のLPでしたが、その出現した当時のオーディオ業界は正に隆盛を極め様としていた時期にあり、町のレコード店の陳列棚には高額なLD(レーザーディスク)のスペースが増え始めた頃で、CDはまだ発売されておらず、コンサート等の音楽系LDの音源もその後デジタル化されましたが、当初はFM変調のアナログ音源でした。しかし、その後のオーディオ特に音楽ソースのデジタル化の予想は直そこまで近づいて来ており、DENON等のデジタル録音機器を用いて収録されたデジタル音源をレコードにカッティングした物が市場投入され、当初の33回転の物の他に45回転の物が出現したのでした。
2023年08月18日
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暫く振りでLPレコードを聴いてみたのですが。やはり、夏と言えば 山下達郎。テクニクス・アナログプレーヤー音は良くないのですが、耐久性は特に優れているかと。最初から付いていた純正カートリッジと奇跡的に見つけた交換針で、当時の音を再現。カートリッジとシェル。これは、このプレーヤーには付けられないオルトフォンのMCカートリッジ。吸着・糸ドライブ・プレーヤー
2023年07月04日
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ダイアトーン・スピーカーの換装です。DIATONE DS-28-Bという3ウェイSPシステムは半世紀近く前に製造された製品ですが、今も現存する程度の良い物は名器として珍重されています。今回は、DS-28-Bのウーファーとスコーカーの換装です。ウーファーはDS32B-MKⅡの物をスコーカーには暫定的にKenwood製の物を設定しましたが、予備候補としてSony製の物も用意しました。一時期、DIATONEスピーカーシステムの多くに共通するウーファーエッジの硬化現象という問題から、そ現象の為に低音が出なくなってしまった物が廃棄されてしまうという事が多くありました。その時期に廃棄されようとしていたDS-28Bを引き取った私の感想は、確かに単体で使うには低音域の再生能力は多少下不満は感じても、他のシステムと組みあわせるには問題なしと感じられたのです。そして、大型システムの中低域の補間補正に使用しているDS-900と時々切り替えて使用する事になったのですが、使用している内には当初カチカチだったエッジも徐々に硬さが緩むというか、音質の方にも明らかな変化が感じ知れ取れる様になっていったのです。それからは当方のメインシステムの一員として頑張ってきたのですが、ある時、エッジの軟化剤という画期的なアイテムの存在がある事が判明したのです。そのエッジの軟化剤の硬化は、エッジが硬化ししまったDIATONEスピーカーに取っての救いの神であり、その使用によってカチカチになったエッジが新品の時と同様の柔軟性を取り戻せるという謳い文句でした。しかし、「うまい話の裏には」というのと同様、この魔法の様なアイテムは、やはりというか軟化剤にも色々な種類があり、それらの対応製品の適正や選択が重要てあり、実際の使い方や施工の仕方にも注意を払わないと大変な事になるという伏兵が潜んでいたのです。最近のYouTube等でよく見掛けるリペアや修復に関する動画ですが、それらは正に「玉石混合」が溢れかえる様な状況にあるのですが、いい加減というか鵜呑みにすると大変な事になる様な動画が多い事に注意が必要と思われます。という私もエッジの軟化には幾度も挑戦し、中には大失敗という事も何回か経験しております事から、今回の記事内容に関します「エッジの軟化」に付きましても同様に、YouTubeの動画の様に単に軟化剤を塗って作業したら出来るという簡単なものではないという事をご承知願います。 DS-28-BにDS-32B-MKI Ⅱのウーファーを装着Kenwood製のスコーカーを小加工して装着DS-28Bの元のウーファー
2023年01月15日
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程度の良さそうなダイアトーンのウーファーをオークションで見付けたので、速攻でゲットしてしまいました。良い評価100%の個人出品者だけあって、落札当日に発送して頂いたので翌日手元に届きました。厳重な包装を開けると、その年式とはと思えない位の程度の良い物でした。元は3ウェイのSPシステムのウーファーであっものの、その中のツイーターが駄目になった事でバラ売りにしたとの事です。残念ながら、それらの目玉商品であるスコーカーは既に他の方が落札済みでしたが、ウーファーが遅れて出品された直後に発見できたのがラッキーでした。表向き裏側
2022年12月10日
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今回は、プロ用の録音機材を普段使している通常のオーディオ機器に接続出来る様にしてみました。 裏側の様子簡易接続ケーブルの製作セッティングPCグライコ・ソフト PCソフトを使えばスペースも取らず簡単に済む事なのですが。
2022年11月19日
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ウーファーのエッジが硬化してしまった為に低音が出なくなってしまったKENWOODコンポスピーカーの軟化作業を行いました。軟化処理作業中ネットを付けて元通り
2022年08月27日
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DIATONE ウーファーの補修を行いました。センターキャップの凹みの修復と硬化したエッジの軟化処理が完了した25cmウーファーです。
2022年08月27日
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DIATONEのスピーカーにはアンプもという事でDIATONE製のパワーアンプを繋いでみました。メーターの照明ランプが横向きから縦2個に変更されています。スピーカーと同様大分年代物なのですが、電源や入力系のコンデンサーも交換済みとなっております。画像では、電源のコンデンサーや電源トランスが小さく感じられますが、筐体と放熱器がパワーの割に大きい為で、実際は十分な大きさと容量があります。裏側の状態です。
2022年08月10日
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今回は、楽器用スピーカーです。楽器用とは言っても、見た目や構造に殆ど違いの無い一般的なオーディオ装置に使われるスピーカーと何処が違うのかという事になります。ROLAND 日本製です。マグネットの中央にボイスコイル周辺からの排圧を逃がす為のホールがあります。左の韓国製ユニットのセンターキャップにはボイスコイル周りの排圧を逃がす為のホールが開けられていますが、右側のRolandには上記にありました様にホールはマグネットの後方に開けられています。左にあるのはREDCORTという米国製ユニットですが、マグネットが巨大で強力な磁気回路を誇っています。REDCORTユニットのセンターキャップにホールはありませんが、通気性のある繊維で作らりれている為です。
2022年07月31日
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今回は、12cmサイズのフルレンジ・スピーカーを入手致しましたので、そのお話となります。この12㎝スピーカーユニットは、オーラトーンのspボックスにピッタリ収まるフルレンジスピーカーを探している時に目に留まった幾つかのスピーカーの内の一つだったのですが、手持ちのスピーカーボックスに取り付けて音を出して見た時の感想は、硬化したエッジからも予想出来た通りのものでした。右側が今回の12cmフルレンジユニット、左側は比較の為の同規格サイズのウーファーです。フレームとマグネット系は良く出来ています。エッジとダンパーに対するリフレッシュ処置を施した後は、大きめ目のスピーカーboxに入れて余り時間を置かない内に柔軟体操の開始。柔軟体操とエージング後の再生音は、それ以前のものとはうって変わり、その前後を共に試聴したオーディオ仲間の評価もその通りとなりました。前の音を知らずに、エージング後の音を聴いた方は、そのよく出る様になった低音の為に、それが12cmのスピーカーが単独で鳴っていると幾ら説明しても、ウーファーや他のスピーカーを一緒に鳴らしているのでしょうと言って信じてくれない場面もありました。
2021年11月13日
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最近、長期に渡って保存されていたと思える頂き物が増えているのですが、その中の一つがこれらの真空管です。国産の箱入り新品の物は、その一つか二つをオークションに出せば結構なお値段が付くのではないかと思われますが、その数が半端ではないだけに、全部をまとめて出したりすれば、その銘柄の需要と供給の関係で一気に値下がりに繋がるかも知れません。その①その②その③
2020年12月28日
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あと少しで当ブログのアクセス数が1111111に届くところとなりましたてが、何故か、そういう時には過去の例から見ても余り宜しくない状況の時が多かった事と、今回のコロナ感染の拡大が進んでいるという事もありますので、その節目が来る前に今回の奇跡的に入手する事となった半世紀も前のスピーカーの記事となります。製品名がPT-102FというPIONEER社製の Tweeter( 高音用)スピーカーという事なのですが、オーディに興味の無い方は勿論、オーディオには結構詳しい方であっても、そんなスピーカー何て知らないし、そのスピーカーに何か特別な意味とかあるの?という感じではないかと思われます。実は、このPT-102Fという製品は、単品で販売され名器として知らているPT-7の外装を外して当時の最上位機種であったCS-100というスピーカーシステムに組み込まれた製品の名称だったのです。私が初めてこのスビーカーが組み込まれたCS-100と出会ってその音を聞いたのは、高校生時代に電気店でのアルバイトをしていた時でしたが、その当時は既にブックシェルフと呼ばれるスピーカーや大出力アンプの全盛時代になっていたたので、CS-100の38cm直径のウーファーによる低音再生すらも、むしろそれがレコード再生時のハウリングの元になっているという悲しい印象と評価でしかなかったのです。そして時は流れ、その再開の時が突然やって来たのです。勿論、最初に出会った物とは別の物でしたが、倉庫に古くて大きなスピーカーが置いてあって邪魔なので片付けたいのだけど、良かったら貰ってくれませんかというお話が舞い込んだのです。当初は、海外製等の著名な製品だと良いなという期待も多少あったのですが、倉庫に着いて対面すると、正面のサランネットにはPTONEERのロゴマークが付いており、 おっ、これはCS-100ではありませんか。ここで会ったが100年目という訳ではありませんが、遠い思い出の中のスピーカとの再会には何か運命的なものを感じた事もあって、その後の大変な事は頭から飛んでしまい、はい、では頂いて行きますと引き取りを即断してしまったのです。そして、お持ち帰りして来たのですが、そこで最初に出た音は予想通りと申しますか、各スピーカーのエッジやダンパーがその長い冬眠機関によってガチカチに硬化しており、空芯コイルを用いたネットワークの方も、コンデンサーは経年変化による劣化は当然の事であり、恐らく、このスピーカーの最初の持ち主がその現状の音を聞いたとしたら捨ててしまいたくなってしまうのも当然と思えたのでした。しかし、そんな事ではめげたりしないのが私の持ち前というか、私の人生は、その半分はリペアとレストアの為に与えられたのではないかと思える様な私に取っては、いっちょやったるかという元気とやる気エナジーの元になっているとも言えるのです。CS-100 メーカーの参考画像PT-7 参考画像PT-102F 今回入手しました実物の画像後面ダイアフラムの状態未接続の状態CS-100の入手時にTW-102Fの片側のボイスコイルが断線している事が判明した事から、その時点では正規の16Ωの物ではなく、サイズが合ったという事だけの全く別な8Ωのボイスコイル振動板を持つ振動回路を取り付けて一応間に合わせていたものの、いつかは同じものを手に入れてと思っていたのですが、今、漸くその願いが実現したという訳です。
2020年11月16日
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LUXMAN T-530初期のデジタルチューナーです。それ以前のフナログチューナーと比べて性能的には格段に進歩したのですが、放送局側からの放送電波のクオリティーや放送機器の特性とかの周波数特性や帯域に関する制限や制約された部分が旧態依然のまま現在に続く事から、ハイレゾはおろかスタンダードCDにも及ばない音質特性は、以前の様にエアチェックソースとしてしてオーディオのソースとして用いられる事は殆どなくなってしまったのではないかと思われます。LUXKIT A-503LUXのキットを組み上げたものです。フロントとバックパネル以外の筐体が木製であり、磁性的特性やそこからの歪に強いとされますが、この製品はその特性や性能よりも、実際の運用時の操作性に使いづらさが伴う為に、組み立てたは良いものの、その後は殆ど使用する機会はなかったというのが事実です。自作のアナログチューナーオーバーホール中調整に使ったディップメーター
2019年12月01日
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これは、もう随分と昔のシステムコンポとして組まれていたものと殆ど同形の物なのですが、これは一応2個セットのスピーカーシステムとして販売されていたもので、出力ターミナルが付けられているのと、表示されている最大パワーがシステムコンポの80Wに対し、こちらは100Wと表示されております。
2019年07月31日
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以前、キッカーの40cm wウーファー等と組み合わせていた国産のハイパワーアンプと並べてみました。電源やスピカー接続端子にも大きな違いがあります。確かに、バッテリー電源の電圧が12~13.5V程度と商用電源と比べてずっと低い事から、流す電流は逆大きくなるので配線はその分太くしなければならないで当然と言えば当然なのですが、それならインバーターをバッテリーの近くにして昇圧してから配線すれば良いのではと思うのですが、私は実際にホーム用のアンプをインバーターと接続して車内で音出しをしてみた事がありますが、やはりというかこの様なハイパワー・カーエーディオアンプですらその大きさがネックとなるのに、ホーム用のアンプは大き過ぎて車載を考えるのは正に愚の骨頂と感じられたのでした。
2019年06月22日
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動作しなくなった、古いUSA製のカーオーディオ・パワーアンプの修理とオーバーホールをしました。外観アンプの内部 年式の割に結構きれいです。アンプに使用した、これも旧型のPC電源です。12Vの出力端子を使用します。
2019年05月21日
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アンプの調整の時等に使用していタCDプレーヤーの調子がおかしくなったので、その修理の序に音質面のチューニングアッブを施しました。イジェクトボタンを押しても、ディスクが出てきません。CDトレイを外しますフロントの化粧パネルを外します メカと基板トレイの駆動ゴムを交換基板を取り外し各パーツに分解基板の改造 基板に穴を開けて裏のパターンからの配線を追加しますコンデンサーの追加電源に大容量コンデンサーを追加配線終了CD認識 音出し
2018年08月02日
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使わないからどうぞと、持って来て頂いたスピーカーです。メーカーは、ハーマンカードン。どうも、一度も開封される事もなく、そのままお蔵入りしていた様で、全くの手付かず状態のまま何年もの間、日の目を見る事のなかった可哀想なスピーカーを開封します。更に中箱を開けると、頑丈そうな緩衝材が入っています漸くスピーカー本体が現れました。接続は、ブルーツルースのみの様です。直結が出来るかどうか分解してみました。向かって右が前面スピーカー、左が後部パッシブラジエターです。結局、ブルーツルース接続でスマホやPCと接続してみたのですが、う~ん、こんなものかという程度の音質でした。
2018年06月16日
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アイデンとダイアトーンのスピーカユニットです。出た当初は、大した評価はされていなかったのですが、時間の経過と共に再評価と人気が出て、オークションでは結構なプライスが付いている様です。
2017年05月22日
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最近、巷ではアナログレコードが若者に人気とか。スクラッチ・ノイズの存在が良いとかとも云われていますが、デジタルハイレゾの高音質メディアが全盛の世の中で、何でかなと。因みにこのPLは、妹の旦那様が一番最初に購入した思い出のオーディオ・システムの一部であるとの事。それが引越しの際に、粗大ゴミとして処分される直前の危機一髪の処で引き取ってきたのです。カートリッジは、純正の物が付いていたのですが、残念な事にレコード針(スタイラス)が破損しており、別なカートリッジに付け替えたのですが、その後奇跡的に純正新品のスタイラスを入手する事が出来ましたので、その当時と同じ条件での音出しが可能になったのです。レコードPLというのは本当に不思議と申しますか、カートリッジの交換は元より、ちょっとしたアームの調整やシート等の交換にょっても、その再生音が劇的に変化する事が知られており、カートリッジの交換や、上位のPLへの交換による再生音の違いを楽しまれていた方達が沢山おられました。
2016年12月02日
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この山水のスピーカーには、此れまでに2度の大きな手直しと変更が施してあります。元々の型番は、SP100という25cmウーファーをベースにした3ウェイのスピーカーシステムでしたが、スピーカーユニットの一部が破損してしまった事から、20cmフルレンジ+ホーンツィーターの2ウェイシステムに変更したのです。それが最初の変更でした。SP-100 格子ネットを外したところバッフルと内部の補強を加えたりしましたたが、外観はこのままで使用しておりました。試聴者は、元々のシステムとは全く違う音質に吃驚されますが、ネットをはずすと中のユニットが違うている事が分かるので、何となく納得される様でした。その後、興味のあったこのスピーカーが手に入ったので、これに換装する事にしたのです。変更するユニットの取り付け寸法が若干大きいので、取り付け穴を拡大すると共に、内部補強を全面的に変更し、サブバッフルも塗装する事にしました。バッフルの塗装です。塗装完了ユニットの取り付け。クロスオーバー周波数が変わる為、それに併せてネットワークの交換も行いました。完了
2016年11月03日
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山水のスピーカー今回レストアしたのと同じ型の高音用スピーカーが入っています。通常は格子ネットを付けているので、中のスピーカーユニットの表面劣化はかなり防げている様です。その為か、高音スピーカーの表面状態も綺麗なままですし、随分前に一度交換してあるェッジの状態も問題無しの様です。
2016年10月31日
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友人のPCの調子が悪いので見てくれないかと云う事で、出張サービス?して直してきました。その際に友人の部屋に仕舞い込んであった高音用スピーカーを御土産に頂いて来たのですが。御覧の様に表面は悲惨な状態でした。取り合えずボイスコイルの断線とダイアフラムの状態のチェックでは、抵抗値は正常値を示し、ダイアフラムの方も、付着している綿埃を取り除けば何とかいけそうな感じです。粗目のサンドペーパーで腐食部分を削り落としましたが、削った後の傷がかなり目立ちます。徐々にサンドペーハーの番数を上げながら作業を進めて行きます。当然ですが、2つのスピーカーの仕上がりが同じになる様に作業を交互に行って行きます。サンドぺーパー掛けが終わったら、研磨剤を使って磨き上げます。この時点で、作業中に断線等が無かったかの確認をしておきます。もしここで断線していたら悲惨ですけどね。脱脂処理をしてクリアー塗装を施し、今回のリペア作業の完了です。画像ですと一瞬の間ですが、磨き作業は、時間と根気のいる結構大変な作業なのです。
2016年10月25日
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経年変化で駄目になってしまった、スピーカーのエッジ再生をしてみました。まずは、エッジの残り部分の除去です。コーンの裏側のエッジ残り除去エッジ布の寸法取りエッジのセットエッジのドーム部分
2016年06月09日
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FOSTER FE-203Σ をヤマハのボックスに取り付けたところです。
2016年04月17日
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FE203ΣとFE-203を並べた見た処です。フレームは殆ど同じなのですが、磁石が2倍、コーンとエッジの形状も違っています。
2016年04月16日
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二階の物置代わりにしている部屋から発掘?されたスピーカーです。奇跡的に元箱に入ったままの物なのですが、未使用等ではなく高校時代に友人が購入して使用していた物です。その後、私とも共通の別な友人の手に渡り、そして私が引き取ったというスピーカーユニットなのです。何故、元箱までもが一緒に保管されていたのかは分かりませんが、その後スピーカーユニットの改良磁気回路強化品品が発売されていた時に、私も懐かしいのと、強化磁気回路とエッジ等が変更されている事に興味があって、その改良ユニットを購入したのです。そして時は流れ、幾度かの廃棄処分の危機も乗り越えて、現在に至っているのです。せっかくなので、音を出して聴いて見たくなりましたので、口径の同じヤマハのスピーカーシステムのスピーカーユニットを外して、その替わりに入れて聴いてみました。昔、聴きなれた音なので、その音の傾向は熟知していましたが、今聴いてもやはりというか、ユニットの音響変換効率は高く、特定の楽器の音例えばピアノやトランペットの音はメリハリがはっかりしていてマッチングが良いのですが、悪く言えば少し元気過ぎかなと言ったところでしょうか。このヤマハのスピーカーも古い物なのですが、こちらは結構モニター的な大人しい音なので、全く違う感じです。
2016年04月16日
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マクソニック スピーカーのカタログです。昨日、部屋の中の探し物をしている時に偶然見つけました。現在、私は左ページのD101(102)ドライバーと右ページのA125ホーンの組み合わせをメインシステムの中域として使用しているのですが、以前は、HS-401、HS-301を中域に用いたシステムを使用した事があります。それらのドライバーには、JBL375、2440、2441、TAD4001等を組み合わせて、その違いを聴き比べましたが、非常にリニアでナチュラルな再生音と思われたのは、HS401ホーンとJBL2441との組み合わせに、アルテック828エンクロージュー、515Bウーファーというものでした。その401から301という一回り大きくて重量のあるホーンに換えてみると、今度は中域が厚い申しますか、人間の声等が、前の物よりもかなり太く感じられたのです。HI-FI的な面からすれば、その様な傾向性のある音質は望ましくない筈と思えるなのですが、聞いた人の好き好きはあるにしても、その厚い音の方を良しと評価する方が圧倒的多数という結果に成った事は結構意外に思える事でした。特に、キャサリンバトルのオンプラマイフは好評で、私としても、その後のより大きなA125ホーンによるシステムでも、その時の背筋がぞくぞくする様なキャサリンの歌声を超える事は出来なかったという現実もありました。スピーカーユニットの選択や、エンクロージャーとの相性という事もあり、その他にもスピーカーシステムを設置する部屋の環境条件や、スピーカーシステムの音響特性に大きく関わって来るその他の要素が多く存在する事が分かってからは、音の反射、吸音、輻射や回り込み、残響特性といった部屋自体の音響特性にも目が行く様に成って行ったのです。
2016年04月05日
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ATT について Wikipedia によると 減衰器(げんすいき、英: Attenuator)は、信号を適切な信号レベルに減衰させる電子部品、または装置である。減衰量の単位はデシベル (dB) を用いることが多い。Attenuatorの頭文字三文字を取ってATTと略表記される事がある。PADと言われることもある。逆に適切な信号レベルまで増幅するものは、アンプまたはブースターである。との事です。 当方が、使用しているATT です。 ケースを開けたところです。シールドケースを外したATTの内部です。
2012年12月30日
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オルトフォン ショートアームのカウンターウェイトが落ちてしまったので、修理と同時に改修を行いました。 こちらは、改修後の姿です。 ちょっと日本製の製品では考えられない様な事なのですが、この部分の経年劣化が原因による落下は、当たり前の様に発生する様です。この部分の修理を行っている専門業者もありますが、修理代金は4-5万円との事ですので、簡易的な修理をされているアームも多いと聞きますが、オルトフォンアームのこの部分は、音質的にとても大きな影響を与えますので、きちんとした修理か改修が必要です。
2012年06月27日
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KENWOODのアナログPLです。 こちらは全てがマニュアル操作のダイレクト・ドライブPLですが、重量級ターンテーブルや堅牢なキャビネットを使用しており、前回のTechnics PLとは比べ物にならない音質です。アーム類も分解してレストア調整済みです。今回は、フュージョン系のレコードをかけてみました。録音の年代がずっと後なので、当然と言えば当然だと思うのですが、今回 CD再生に使用している ポータブルDVD PLと比べて、全く遜色がないどころか、こちらの方が良いと思える程に聞こえます。
2012年06月24日
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アナログPLをつないでレコードを聴いてみました。PLは、Technics のダイレクト・ドライブPLです。純正のカートリッジのスタイラスが摩耗した為に、別なメーカーのカートリッジに交換していたのですが、奇跡的に当時製造された純正スタイラスが新品ケース入りの状態で入手できましたので、当時の組み合わせと再生音を再現してみようと思いました。現在所有のアナログPLは、他に7.8台あるのですが、その何れにも特徴があって興味深いです。アナログPLをいじり始めたらキリがなくて、それこそ底なし沼地獄ですが、それが楽しくて、アナログ・PLは嫌だね~っ絶対ないと嫌だね~っ。の慢性中毒患者をこれまで沢山見て来ました。
2012年06月24日
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DIATONE POWER AMP中身はオーバーホール済みで、電源や結合部の電解コンデンサーは交換済みです。劣化したコンデンサーの時の音質と、交換後の音を比べるのは意味がないと思いますが、交換する際に選択肢として用いた幾つかのコンデンサーの種類によっても、音の違いが見られたのが印象的です。半導体素子の変更によっても音は変わりますし、それは配線によっても変化します。前段の低電圧化や回路に手を加える事による変化は、それ以前にある程度の予測が可能ですが、AMPとスピーカー間をつなぐ配線材を含めたLCRの複合回路となる負荷を、どの様に捉えて料理?するかが重要なポイントであると考えています。このアンプの電源を低電圧回路やバッテリーで駆動した事がありますが、 無機質と言いますか、特にバッテリー駆動の場合は、歪み感も感じない代わりに、良く言えばクリアー、悪く言えば何か冷たい感じのつまらない音に感じました。音質に温かみと言うか、人間の歌声などの場合は、結合回路と、デカップリング回路との間の時定数比率と、再生音に付加される倍音の関係が、真空管アンプに於ける三極管特性と偶数時歪み、それと倍音の関係に類似している事を確認しました。極低音域に於いては、スピーカーのf0付近の共振作用により、インピーダンスが急激に上昇する為、その帯域のインピーダンス特性と音圧特性の間には、かなりなギャップが生じる事になります。一般的な真空管OTL AMPの場合、実際に接続するスピーカーのインピーダンスに比べると、それよりも遥かに大きな数値の最適負荷インピーダンスの物が殆どなのですが、スピーカーのfo付近のインピーダンス特性との組み合わせが、互いに良い結果をもたらしている事に 興味を覚えます。
2012年06月22日
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SC-E717の内部構造 メーカーの説明画像 SC-E717の内部は、この様にウーファー2個を背中合わせにして搭載しています。コーン紙の形状とピストンモーションの動作が、丁度PPと同じ様な動作になる為に、理論的には高調波歪みが大幅に減少するとの事なのですが、特性上は良好でも、音楽的にどうかというと、私は???が付いてしまいます。この717の後に717Rという、末尾にRの記号が付いた製品がありますが、そちらの方は、SPボックスの材質が集積材から無垢の木板に変更された物です。717と717Rの音質は、ちょっと聞いた感じでは殆どその違いを聞き分けられませんが、元々強かった低域がより強くなり、中低域がよりへこんだ感じとなってしまっています。ユニットが同じ様ですが、中低域により張りのあるユニットに変更したらより音楽的になったかも知れません。モニター的にして聞く場合は、周波数特性の良いバランスのとれたSPシステムであると評価されるのも、当然な事と思えます。
2012年05月30日
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