全19件 (19件中 1-19件目)
1
鉄道博物館といえばアキバにあった「交通博物館」以来の名物展示であります鉄道模型の大ジオラマ(レイアウト)運転実演は絶対に見逃せません前回の記事(東北筋を駆けた車両たち)はこちら鉄道博物館の記事を最初から見たいという方はこちらこの旅の2日目のスタート(さいたま新都心駅)から見たい方はこちら今回の旅日記の第1回(秋田駅)から見たい方はこちら こちらは、昨年の夏(2017年の夏)に全面的に作り替えてリニューアルしたそうです。1日8回の「解説プログラム」(運転実演)があり、入場際しては並ぶ場合はあるようですが追加料金はかかりません。連休初日の土曜日でしたが、この日最終の実演だったためか行列ができることはなく、開始前からジオラマ室にいることができました。席の埋まり具合は6割程度。※8回のうち最大4回は団体貸切になる場合があるとのこと プロジェクションマッピングが導入され、車両の解説のほか、花火の映像が組み合わされるなど臨場感が増しましたこの時の演目は「鉄道の一日」(だったと思う)。始発前の作業車(保線機械)が点検をするところから最終列車でが再現されました。およそ10分ほどの演目ですので、じっくり鑑賞することにしましょう。 「解説プログラム」開演中以外は、車両はフリーで走行しており、レイアウトの周りに近寄って眺めることが可能。リニューアルに際してレイアウトを覆っていたガラス(アクリル板?)が取り払われたので、見やすくなっていました。真ん中の丸いのは、新国立競技場? 通勤電車も、ローカル線も再現。さりげなく、国鉄ハイウエイバスもいます。これは、つぶさに見ないと気づきませんね。 他社線(JR東日本・貨物以外)の車両も何編成かレールに載っています。これは京急ですね。 望遠レンズを持ち出しているのは私だけ80-200mmズームで寄ってみました 暗いついでに新幹線E7系を流し撮り。流れているのかどうかは不明瞭ですけども。 広いジオラマはフリー走行を眺めていても飽きませんしかし、17時30分を過ぎ、閉館の18時が近づいてきました。まだ見ていないゾーンは沢山あるのですがお土産も選びたいので、この辺で展示見学を切り上げてミュージアムショップに行き、そして、鉄道博物館を後にしました今度はもっと、時間を取って(半日以上)来たいですね。鉄道博物館を後にして「鉄道博物館駅」から再びニューシャトルに乗り、大宮駅へ戻りました。その後ですが、前夜宿泊した「ホテルメトロポリタンさいたま新都心(2017年6月オープン)」に荷物を引き取りに立ち寄り、今夜の宿泊先「東京」へ向かいました。「ホテルメトロポリタンさいたま新都心」をご紹介した記事はこちら…この記事をUPしてからもうひと月半も経ってる次回は、「さいたま新都心」に戻る途中…以下、次 回! ~鉄道博物館に朝から行くなら~大宮 or さいたま新都心のホテル! 東横インさいたま新都心 パレスホテル大宮 ホテルメトロポリタンさいたま新都心(2017年6月オープン) 鉄道博物館埼玉県さいたま市大宮区大成町3丁目47番・入館料金は現金のほかSuica(交通系IC)でも支払え、その場合は手持ちのSuica(交通系IC)がそのまま入館証になりますが、券売機で支払い手続きが必要です。※Pitapaは除くとのこと・帰りに紙製の「入館記念証」がもらえます・個人向け前売り引換券はセブン-イレブン「セブンチケット」、ローソン「O-チケ」で発売。現地払いより100円お安いです。日付指定券になっています。・館内にレストラン、売店があります(IC支払い利用可能)列車・バスでのアクセスJR大宮駅より、埼玉新都市交通「ニューシャトル」に乗車し、次の駅「鉄道博物館駅」下車。ニューシャトルはIC利用可能です。大宮駅構内 大宮駅では、西口側(ダイエー側)に、ニューシャトル大宮駅への通路があります。表示には「鉄道博物館」と表示されていますので分かりやすいです。マイカーでのアクセス・首都高速埼玉大宮線(5号線)「新都心西口」より約4km・東北自動車道(E4)「岩槻IC」より約9kmただし、周辺の駐車場は早い時間に満車になってしまうようなので、電車での移動がオススメです
2018年09月30日
コメント(2)
鉄道博物館本館「車両ステーション」には、東日本で活躍した車両を中心に、およそ30両のホンモノの車両が展示されていまして、どれも興味の的です 481系と455系どちらも、東北本線で活躍した車両で、481系は特急、455系は急行→末期は普通列車用でした。特急の方は奥羽線・羽越線でもみましたが、455系は試運転でもなければ東北の日本海側では見られなかった車両です。なお、481系は直流と交流50ヘルツの両用車で、日本海側で活躍したのは直流・交流50Hz・交流60Hzの3電源対応車「485系」でしたので、日本海側でも見られたと表現するのはいささか難がありますが…先頭車や付随車(モーターなし)は共用だったから、まあいいか。 リクライニングしない回転クロスシートが並ぶ481系(クハ481)の車内。これで何時間も乗りとおすのは厳しい…。もっとも、急行や普通列車は背中まっすぐボックスシートでしたから、当時のサービスレベルがうかがえます。内装の造作が「485系」とは少し違います。 ドアの内側までクリーム色に塗装されています。485系ならば銀色(無塗装)ですね。 お湯と水を同時に出しておけない洗面台。手を離すと放水が止まる蛇口。なので、湯と水を両方出すと手がふさがって何もできないという(苦笑)。昼間の特急であれば別にいいですが、夜行もこのタイプでしたので、顔を洗うのはさぞしんどかったでしょう。これ、若い子たちは知っているかな~?? 冷水器。特急には、飲料水の無料サービスがあったのです。封筒型の紙容器に水を汲んで、飲み干したらくずかごへ。コップのように立てて置いてはおけない容器でしたが、適量を汲んで席の吸い殻入れに立てておくという技を駆使していたひともいました。ずっと、当たり前のサービスだと思っていましたが、いつの間にか姿を消しましたね。なお、当たり前ですが洗面所も冷水器も使用停止です。 455系の車内。こちらは、現役末期、仙台地区で普通列車に使用されていた頃の内装です。急行型車両ならば、通常は端から端までボックス席のはずですが、普通列車運用のために、車内の両端がロングシートに改造されています。急行時代の内装に戻せば良かったのにと思っている人多いと思います。今からでも復元しませんかねえ??~~横浜観光でも列車が見たい!~~横浜のトレインビューホテル ニューオータニイン横浜プレミアム 新横浜プリンスホテル ベストウェスタン横浜 さて、これは?現役車両にも見えますが…? 初代東北新幹線200系。もう引退したので走っていませんが、1997年から「こまち」に乗っている秋田県民としては、東北新幹線の内装というとE2系やE5系よりも、この200系の内装の印象が強いです。腰掛は、新造当時のものとは違っていますね。 交流電気機関車ED75の運転台。たしか、以前は公開していなかったのではなかったかと思います。 ブレ画像で恐縮ですが…TZの記号。これは、「土崎工場」つまり現在の秋田総合車両センター(AT)を表していた略号です。この機関車は秋田地区で活躍し、秋田総合車両センターで整備されて鉄道博物館に搬入されました。機関区名札は、展示されている今も「秋」が挿されています。さて、車両ステーションを見る目はだいぶマニアックになってしまいました。ほかにも車両を多数見ましたが、割愛して、この日最終のジオラマ運転実演を見に行きました。リニューアルされたジオラマは、今までになかった演出も取り入れられていました。以下、次 回!
2018年09月28日
コメント(2)
楽天ブログでもついに(やっと?)「google map」と「Youtube」を記事内に埋め込み表示する機能が公式に実装されました。「google map」埋め込みは積極的に使っていこうと思っています。「Youtube」埋め込みはあまり使わないかなあ?時々やるかも。さて、鉄道博物館本館「ナハネフ22 1」の隣には、これもまた高度成長期を支えた車両が展示されています。 101系 クモハ101国鉄初めての新性能通勤電車。それまでの旧型電車とは機器類の仕組みが異なる次世代の通勤電車として昭和30年代に登場し、国鉄末期~JR初期まで使われた車両です。なかでも、路線別に変えられた車体カラーは、湘南電車や横須賀線を除くとほとんど茶色一色だった首都圏の「国電」のイメージを一新。この路線別色分けが、現在の「路線カラー」につながっているわけです。中央線がオレンジ、中央総武線は黄色…などなど。山手線にも一時導入されたそうですが、その時は「黄色(カナリア色)」だったそうです。おなじみの「みどりの山手線」(ウグイス色/萌黄色)になったのは、101系の後継車両「103系」から。両開き引戸も、いまでは地方でも当たり前ですが当時は画期的だったことでしょう。 室内はいたってシンプル。薄緑色の化粧板を壁面に用いているのはこの頃~昭和50年ころまでの国鉄新製車の標準で、前回ご紹介したB寝台車のナハネフ22も薄緑色の内装でしたね。ドアの内側の薄緑色ですね。現代の通勤電車だと、ドア脇に肩まで覆う仕切りがあったりしますがそんな設備はなく、パイプがあるだけです。天井に設置されている扇風機も懐かしい。この101系の前には電動台車が展示されていて、付設のマスコンハンドルで車輪を回転させる体験ができます。子供たちが夢中になってやっていました。~101系のガチャポン!~ 【中古】 海洋堂 カプセルエース HOトレインヘッドコレクションVol.1 04.中央・総武緩行線101系電車価格:680円(税込、送料別) (2018/9/26時点) 【中古】 海洋堂 カプセルエース HOトレインヘッドコレクションVol.1 05.中央快速線101系電車「特別快速」価格:680円(税込、送料別) (2018/9/26時点) 次回、ほかの車両をちょっと見ましょう。そして、てっぱくといえば「ジオラマ」も見逃せません。あと2回ほどお付き合いください。以下、次 回!
2018年09月27日
コメント(2)
鉄道博物館の開館当初から、この博物館の目玉ともいえる展示施設「車両ステーション ROLLING STOCK STATION」には、現在、36両の車両と1両のカットモデル、それに、蒸気機関車D51の運転シミュレーターがあります。国鉄黄金期を支えた車両が並ぶ圧巻の空間です。前回の記事(183ランチトレイン)はこちら鉄道博物館の記事を最初から見たいという方はこちらこの旅の2日目のスタート(さいたま新都心駅)から見たい方はこちら今回の旅日記の第1回から見たい方はこちら30両以上の車両すべてをつぶさにご紹介するのは大変なので、何両かに絞ってご紹介しましょう。昭和30年代後半に登場し、「走るホテル」ともてはやされた初代ブルートレイン20系。 丸みを帯びた車体は、現在でもかなり斬新です。青い車体は、登場当時まだ主流だった蒸気機関車けん引による汚れを目立たなくさせるためだったと聞きます。その後、「ブルートレイン」が代名詞となり、蒸気機関車が使用されなくなったのちも、特急・急行用の新型客車は、濃緑色の「トワイライトエクスプレス」が登場するまですべて青色でした。 この「ナハネフ22」自体は開館当初からの展示車両で、2009年の秋に訪問した時も、同じ位置に停車していました。当時は、外観だけの展示でしたが、今回、ひとつ変化が…。それは 車内への立ち入りが可能になっていたことです帰ってから検索してみると、2016年頃から車内も公開されていたようで、初代ブルートレインの特徴的な狭い3段寝台を間近に見学できます。 長距離を走行していた夜行列車、ずっとベッドの状態で走っていた訳ではなく、朝6時か7時ころから終着駅に着くまでは(超長距離列車では発車から夜までも)、下段を座席として使用するため、中段のベッドを折り畳む作業が再現されています。 1区画すべての寝台をセットした状態。かなりの狭さに、蚕棚などと揶揄されたようですが、エアコンもついてそれまでの寝台車両よりずっとレベルアップしたこの20系は、「蚕棚」よりも「走るホテル」の印象のほうが国民に浸透したようです。仕切りはカーテン1枚という、現代のセキュリティ基準からは想像できない仕様ですが、やはりカーテン1枚で仕切っていた後継車両がつい数年前まで運行されていました。 1区画すべてを座席にした状態。リクライニングはしませんが、1区画に6名の着席で、広さとしては余裕です。リゾートしらかみのボックス席と同じくらいかな?寝台利用客が寝台使用時間帯以外に着席していたほか、列車・区間によっては普通車指定席または立席特急券用として、この状態で使用されました。この制度は、2014年の「あけぼの」定期運転終了まで続いていまして、数回乗ったことがあります。(現在も制度自体はあると思われるが、運用している列車がない) これは、若い子たちは分かるかな~12・3年前に、当時の大学生たちと24系に乗った時には、彼らは分からなかった。補助席です。取っ手を引くと、一人分の腰掛が出てくるものです(この展示車では固定されています)。用途は様々…寝台セット後にタバコを吸いたいときや外を眺めて過ごしたいとき、寝台のセット・解体作業中の待ち時間に、あるいは、座席に座れなかった立席特急券の客が着席するなど。最後まで残った24系(あけぼの・北斗星など)のB寝台にも装備されていました。面白いので、子供のころはこちらに好んで座っていましたね。車内には、昔の「あさかぜ」の車内放送が再生されていました。次々繰り出される駅名と、車窓の光景を織り交ぜた車掌の味わい深いアナウンスで、朝の山陽本線の景色が目に浮かぶようです。 出入り口デッキにステップがあるのも、時代を感じます。昔のホームは低かった。ホームから転落しても、ちょっと頑張れば這い上がれる程度の高さしかなかったものです。いまでも、地方ローカル線では、その低さのホームを使っている駅がありますね。 車端部の丸みを帯びた部分は、展望室になっていました。灰皿も設けられ、当時の出張ビジネスマンたちは、流れゆく景色を観ながら朝の一服をしていたことでしょう。横引きカーテンを装着しているあたりに、リッチ感を出そうという工夫が見られますね。【中古】Nゲージ/KATO 5090-9 ナハネフ22-1 鉄道博物館 展示車両【A】価格:3780円(税込、送料別) (2018/9/25時点)楽天で購入 さて、20系に思わず大興奮して、他の車両をじっくり見る時間が無くなってきてしまいました(苦笑)もう1両、国鉄黄金期の車両を見て、ほかの展示車両をサッとみてみることにします。以下、次 回!
2018年09月26日
コメント(0)
さて、次回は本館…と前回ご紹介しましたが、忘れてはいけません、南館と本館との間の屋外にも車両が展示されています。前回の記事(仕事ステーション)はこちら鉄道博物館の記事を最初から見たいという方はこちらこの旅の2日目のスタート(さいたま新都心駅)から見たい方はこちら今回の旅日記の第1回から見たい方はこちらE1系(初代Max)は先にご紹介しましたが…ほかにもあります。 183系・189系特急型直流電車一番最初の特急電車「151系」を改造した「181系」を主に置き換えるために国鉄時代に製造された特急電車であります。西日本には485系から交流機器を下した183系も存在しますが、オリジナルの183系と、ほとんど同型で碓氷峠での協調運転可能の189系は房総半島と関東甲信越だけで使用されました。北海道から鹿児島まで全国展開された485系にそっくりですが、運転席上のライトがない、乗降扉が1両に2か所あるなどの外観上の違いもあります。(製造当初の車内設備には大差はない)2両づつ2編成展示開放されていましたが、そのうちの片方に入ってみました。(あまりに暑かったので通路代わりにしたというものある・笑) 車内立ち入りが可能で、飲食可能なランチトレインになっていました。これはJR発足直後に登場した「グレードアップ」指定席車両ですね。最初は「あずさ」ついで「あさま」にも施工され、窓が拡大され、床がかさ上げされて見晴らしが良くなった「ハイデッカー」、そして、腰掛も大きなテーブル(現在では標準サイズですが)がついてリクライニングもフリーストップ式(これももはや現在標準)の腰掛に取り換えられています。この仕様のグレードアップは、「北越」「白鳥」用485系にも実施されました。この仕様の「白鳥」に乗って、長躯秋田から関西まで修学旅行往復しました。 こちらは、グレードアップされていない車両。通路の引き戸は手動のまま、シートは布地は張り替えられているものの、旧式のまま。リクライニングは2~3段階しかなく、体を起こすと元に戻ってしまうという、いわゆる「バッタンシート」。後年、リクライニングのストップ機能は追設されたようですが。テーブルも、窓下にちっちゃいのがひとつあるだけという。全国の特急列車には、リクライニングしない腰掛もありましたから、まだマシだったのか。なお、エアコンは家庭用のものが追設されていますので、旅気分で弁当を広げるのも可です。~~東京旅行のお泊りはやっぱり~~東京のトレインビューホテル チサンホテル浜松町 ホテルサンシティ池袋 東武ホテルレバント東京 変わり種として、軌陸車(鉄道用3t3転ダンプ)も展示。線路も道路も走れる小型ダンプで、通常は工事用に使われるものです。鉄道博物館のロゴ入りで、職員の方が運転席から降りてきたのでこれは備品兼用のようですが、ちゃんと展示解説版も用意されています。ちなみにこれは、フロアマップには載っていない展示品。種車は日野デュトロで、「3転」というのは、荷台が後ろだけではなく左右にも傾くことだそうです。 この軌陸車が駐車している線路が、本館館内に引き込まれています。展示車両の出し入れに使われます。 軌陸車の先、フェンスの向こうは大宮総合車両センターを介して本線につながっています。さて、次は本館を見学。時間が無くなってきたので、いくつかの車両を狙い撃ちで見学しました。以下、次 回!
2018年09月25日
コメント(0)
E5系と400系との並びが見れる、しかも俯瞰でも見られる鉄道博物館南館の1階、1階のもうひとつの目玉が「仕事ステーション」。前回の記事(鉄道博物館1階・E5系と400系の並び)はこちら鉄道博物館の記事を最初から見たいという方はこちらこの旅の2日目のスタート(さいたま新都心駅)から見たい方はこちら今回の旅日記の第1回から見たい方はこちら 鉄道の仕事のあらましを、体験しながら学ぶスペースです。まず最初に、みんな見慣れた現行の駅の営業設備が再現されています。一昔前の窓口とは変わってスマート。現在、主な駅のみどりの窓口はこうなっていますね。(ご紹介済み 鉄道博物館南館3階) 3階「歴史ステーション」に再現されている国鉄時代のきっぷうりばと見比べると、その違いが判ります。今の窓口には、カウンターと端末しかない感じ。 普段はせわしなく通過するだけの自動改札機と自動券売機も、ここではじっくり眺められますここでは「みどりの窓口」体験(先着10名)と、「きっぷ発券」体験ができるそうです。(いずれも1日1回開催、詳細は館のホームページへ)ここは、駅ではありません。博物館の中です。 中央には、実物大の歩行者用踏切がありました。機器類はほぼ実物なのかもしれませんね。障害物検知装置まであります写真には撮りませんでしたが、珍しい車掌シミュレーターもここにあります。閉扉~安全確認~車内放送~停止位置確認~開扉まで一連の流れを体験できるコーナーです。みどりの窓口発券体験も、一種のシミュレーターですね。ほかにも、コンピュータを駆使して、鉄道の仕事の流れを体験できるコーナーなどもあります。この「仕事ステーション」は大人でも楽しめますが、レベル的には小学校高学年~中学生向け(幼児には難しいかな)。企業として「将来の社員獲得」を見据えた内容であると強く感じました。~旅先でも鉄道にどっぷり浸かりたい方へ~甲信越 トレインビューホテル・宿 石和温泉 ホテル花いさわ ホテル メルパルク長野 鉄道ゲストハウス 鐡ノ家 さて、見どころ満載の「南館」ですが、展示物はご紹介した数倍はあります。紹介しきれませんのでこの辺にして、本館へ移動しましょう。以下、次 回!
2018年09月23日
コメント(4)
今をときめく新幹線「E6系」(主に「はやぶさ」に使用されている)と、ミニ新幹線のさきがけ「400系」(「つばさ」「なすの」に使用されていた)の、400系現役時代にはほとんど見られなかった並びが実現※400系ラストランはE5系運用開始よりひと月ほど後でしたので修正しました前回の記事(鉄道博物館3階「歴史ステーション」)はこちら鉄道博物館の記事を最初から見たいという方はこちらこの旅の2日目のスタート(さいたま新都心駅)から見たい方はこちら今回の旅日記の第1回から見たい方はこちら左の銀色の車両が、実際に東北・山形新幹線で使用されていた「400系」のグリーン車。日本に2路線しかない「新在直通運転(ミニ新幹線)方式」の路線のうち、先に開業した「山形新幹線」で使用されていたものです。新幹線の建設が収支上困難な方面に、新幹線との直通電車を走らせるために考え出された方式で、車両の寸法は「在来線」、車輪の幅は「新幹線」、電気・保安設備は「切替可能」という車両です。在来線の区間の地上設備は、線路の幅だけが「新幹線」で、あとは在来線のまま(細かな改良はされているが)。特急料金も在来線区間だけ乗る場合は在来線用の特急料金というものです(ただし、B料金からA料金に値上がりはした)。現在、車両は新しいタイプ(E3系)に交換されて、この400系はすべて廃車になっています。保管されていた1両が、このたび鉄道博物館に仲間入りしたというわけです。一方の右側は、現在東北・北海道新幹線の主力車両となっている「E5系」の、しかもグランクラス車です。導入から10年も経っていない車両が博物館入りとは穏やかではない感じもしますが、鉄道博物館に展示されているこのE5系はモックアップ(展示見本)だそうで、実際にメーカーで製造し、車内も営業車両と同じに作られているが、走行に必要な機器類は一切積んでいないそうです。 400系の車内は公開。腰掛が1+2列の、時代を反映したゴージャスな仕様です。いま、JR東日本のグリーン車は、車体が狭い在来線であっても2+2列が標準ですね。 ずいぶんと丸みをおびた車体断面。 所属表記「仙カタ」は、仙台支社の山形車両センター。JR発足直後までは、山形県内陸は秋田局~秋田支店管内でしたから、管轄区域の変更がされなければ「秋カタ」だっただろうな…などと思いつつ。所有者の銘版が「JR東日本」ではなく「山形ジェイアール直行特急保有株式会社」という聞きなれない社名です。山形新幹線を実現するために、県とJRほか民間各社が共同出資した第三セクターで、400系車両と鉄道設備を保有してJRにリースしていたそうです。(現在運行中のE3系はJR所有)~ミニ新幹線で旅行に行こう~山形新幹線 沿線の温泉宿 かみのやま温泉 名月荘 天童温泉 湯の香 松の湯 東根温泉 のゝか本郷館(ののか) 一方、ほぼ最新型のE5系モックアップ。わざわざメーカーに発注してフルモックアップを製作するとは、気合の入れ方が違います。 こちらは、中には入れませ~ん公開する意向はあるようですが、通常は車内非公開ということです。内装、腰掛も実車の通りに製作したということなのですが…憧れたら実車に乗ってネってことですかね?(腰掛が高価だということもあるかもしれない)さて、1階はこの2両の展示のほかに、鉄道の各部門の仕事を体験して学ぶことができる「仕事ステーション」があります。駅や線路端でよく見かける設備の展示もあります。以下、次 回!
2018年09月22日
コメント(2)
少し日が開いてしまいましたが、7月中旬に訪問した、オープンしたての「鉄道博物館南館」(さいたま市大宮区)の探訪記です。前回の記事(なつかしい駅アイテム)はこちら鉄道博物館の記事を最初から見たいという方はこちらこの旅の2日目のスタート(さいたま新都心駅)から見たい方はこちら今回の旅日記の第1回から見たい方はこちら3階の「歴史ステーション」では、さまざまな鉄道に関わる歴史の展示があります。前回ご紹介した「きっぷうりば(出札窓口)」も。ほかにも、技術面の展示も多数ありますが、鉄道営業の歴史の展示を重点的に見ました。 北へグリーンライン1983年、東北新幹線開業のポスターが展示されていました。大宮以南の工事が難航したため、暫定的に大宮~盛岡間で開業し、上野~大宮間は在来線にリレー号を運転してしのいていた頃です。余談ですが、開業当初の列車名は、通過駅がある列車が「やまびこ」、各停が「あおば」でしたが、列車名が決定する前の雑誌記事を読むと、通過駅がある列車を「”ひかり”」、各停を「”こだま”」と紹介しているものもあります。この年の11月には、上越新幹線も大宮~新潟間で開業。このとき、本格的にダイヤ改正があったそうです。一方で、当の国鉄はこのような惨状になっていました 昭和40年代後半~50年ころ(1975年ころ)にはもう深刻になってしまっていた国鉄の財政。これは、国鉄財政再建のために国民に理解を求めるポスターですが、なんとまあ言い訳のオンパレード(苦笑)。時は高度成長が陰りを見せ、世の中はオイルショックの時代。こんなので国民を丸め込ませられると思ったんでしょうか…という内容です。国鉄本社の表札 勿論、国民は納得して協力するはずもなく、国鉄財政は破綻へと突き進んでいき、1986年の分割・民営化を迎えるわけです。参考までに、「日本航空(JAL)」や「電電公社」(いまのNTTグループ)が民営化されたのもこの頃。時は進み、公共事業体では先行きがまったく見通せなくなった国鉄は民営化され、JR旅客6社とJR貨物、それに関連会社に分割。ちなみに、この「関連会社」のうちの1社「JR通信」が、変遷を重ねて現在の「ソフトバンク」だって知ってます?さて、世はバブル経済。鉄道では、あの世紀の2大事業が完成し、有名な統一キャンペーン「一本列島」が展開されました。とにかく画期的なことを次々と打ち出した1990年前後。青函トンネルの展示も。 1988年に開通した「瀬戸大橋」と、瀬戸大橋を通る新線「本四備讃線(瀬戸大橋線)」。そこを通過する列車(機関車)に取り付けられた記念ヘッドマークです。~全国の旅行でもトレインビューなお部屋で~東北のトレインビューホテル ロイヤルホテル大館 ベネシアンホテル白石蔵王 ホテルメトロポリタン仙台イースト オリエントエクスプレス’88かの有名なヨーロッパの豪華列車「オリエント急行」を、日本まで走らせてしまったという、驚愕の企画が実行されました。確か、JR東日本が発足1周年を記念して、フジテレビと共同で実行したんではなかったかな?台車を履き替えつつ、ユーラシア大陸を実際に乗客を乗せて横断、東シナ海は台船で渡り、下松の日立で国内走行のための準備を整えて、JR線上を日本一周したものです。いまでは考えられないバブリーな企画。たしか、秋田を通過した時の写真がうちにあったはず…。(この写真はKazu所蔵/てっぱくの展示物ではありません) すぐ見つかりました。いすれも祖父が撮影したもの(平日だったので私Kazuは学校)。アルバムをそのままスキャンしております。秋田操駅(秋田貨物駅)→秋田駅間。牽引はHMをつけたED75、その後ろはJRが用意した控車のナハネフ22改造車(形式も変更されていたと思う)、そして、その後ろにヨーロッパから来たオリエント急行※敷地内、しかも上下本線間で撮影している人がいますが(苦笑)、国鉄~JR初期にはまだ黙認されていたようですが、現在は絶対NGな行為です。(この写真はKazu所蔵/てっぱくの展示物ではありません) 南秋田運転所(現在の秋田車両センター)に入区するオリエント急行。走らせた会社もあれば、乗客もいたわけで…。なんともバブリーな、世の中にお金が有り余っていた時代のお話でした。「オリエントエクスプレス88」の話はこの辺で。2階は鉄道の未来について語るステーションと、シミュレーター。シミュレーターは大人気でもう締め切りでした。そして、1階では、鉄道の仕事を紹介・体験する「仕事ステーション」。そして、新規開館した「南館」で唯一の実車の展示があります。2階は省略して、1階に降りてみましょう。以下、次 回!
2018年09月21日
コメント(2)
今夏、鉄道博物館(さいたま市)にオープンした「南館」を楽しみに訪問した時の記録をご覧いただいております前回の記事(鉄道博物館南館テラスからの眺め)はこちらこの旅の2日目のスタート(さいたま新都心駅)から見たい方はこちら今回の旅日記の第1回から見たい方はこちら南館は、1~3階の各階ごとに、「仕事」「未来」「歴史」の3つのテーマに分かれています。どれを先に見学しても良いようになっていて、4階はレストランとテラス(屋上)になっています。レストランで腹ごしらえした後は、1層だけ降りて3階の「歴史ステーション」に足を踏み入れました…というのが、前回のお話。今日は更に奥へ進みましょう。 信号の歴史。今ではほとんどがコンピューター管理か、スイッチオンで点灯しますが、昔は腕木式信号機を人力(てこ)で動かしていたものです。がっしゃん運用中の実物を、おそらく小坂鉄道で見ていると思うのですが、あいにく記憶にありません…。ちなみに、現在、当ブログのトップ画像にも腕木式信号機が写っています(他所の保存物)。~模型化されています~腕木式信号機TOMIX Nゲージ 腕木式 遠方信号機 F 5546 鉄道模型用品価格:5537円(税込、送料無料) (2018/9/17時点) TOMIX Nゲージ 腕木式 副本線用 場内信号機 F 5544 鉄道模型用品価格:4847円(税込、送料無料) (2018/9/17時点) お目当ての(?)きっぷうりばゾーンに来ました!しかしまだ、この時代は私の「なつかしい」ゾーンではありません。むしろ、歴史教科書モノです。「鉄道省」とありますから、戦前の出札窓口を再現したものです。 そして、そうそう、これこれ国鉄末期ごろの出札窓口アクリル板がはめ込まれ、会話しやすいように円形に小さな穴があけられていて、きっぷと現金の受け渡し口には、コイントレーとして石のプレートが埋め込まれているタイプ。枠がアルミかステンレスで、窓口番号15が振られていますから、都市部の大規模駅を再現したモックアップのようです。飾られたポスターに「エキスポこだま」とありますから、大阪万博の頃でしょうか。いまでも、改装が行われていない駅に行くと、こういった風情の窓口が残っておりますね。「電報取扱駅」もいまではなくなりましたが、電話がまだ一般的ではなかった頃は、旅先での急用は電報を打ったということで、駅でも取り扱いがあったそうです。 こういう券売機もなつかしい。懐かしいといっても、私の子供のころのは、もう1~2世代後の券売機でしたが、それでも、金額のボタンは丸形で、こども用のボタンはフタで隠されているタイプでした。現在のタッチパネル式とは、基本的な用途は同じなのですが、隔世の感があります。そうそう、近距離きっぷも窓口販売がまだ主流だったころで、券売機は自動きっぷうりばと呼ばれていました。 反転式(フラップ式)の発車標。これも懐かしい。もっとも、秋田県内にフラップ式発車標が設置されていた駅は記憶になく、近場では、東北新幹線の盛岡駅などで見ました。これを見ると、遠くに旅している気分によりなったものです(秋田空港にはあった)。私鉄ではまだ使っている駅があるかもしれませんが、JRの駅で未だ使っている駅はあるのでしょうか通称:パタパタなんて。駅で「パタパタ」といえばもうひとつ かなり初期に近いマルス端末。マルスとは、国鉄~JRの座席指定券発券システムのことで、バージョンアップを繰り返しながら現在も稼働中。現在のマルス端末は、パソコンとレジを足して2で割ったような外観および機能ですが、1970~80年代初めの駅の「みどりの窓口」には、こんなデカい端末がズラリと並んでいたものです。詳しい操作方法解説はマルスマニア(?)の方にお任せしますが、本のようになっている駅の一覧表から発駅、着駅、列車名などをピン差しで選ぶような操作だったと思います。これを素早く巧みに操ってプリンタからきっぷを印字してみたいなと思ったものです。もっとも、これは駅員が操作するもので一般人が操作することはありませんでした。現在でも窓口用マルス端末は駅員と旅行会社社員(導入されていれば)だけが操作しますが、「指定席券売機」などという顧客操作型の端末も登場して、秋田駅でも利用者が多いです。 順番は前後しますが、駅弁立ち売りのお茶の容器。販売時にはこの容器に熱湯だけを入れ、飲む時に茶葉を入れて煮出す駅弁特有の方式。これは東北新幹線で売られていたものではないかな?見覚えがあります。ペットボトルの普及ですっかり見かけなくなりましたが、よくよく探すと、いまも売っているみたいですね。駅弁立ち売りが狙い目のようです。~やっぱりトレインビューがいい~線路が見えるお部屋があるホテル 相鉄フレッサイン 新橋日比谷口 ホテルメトロポリタン丸の内 ロッテシティホテル錦糸町 さて、すっかり私の思い出話になってしまいましたが、この「歴史ステーション」では、まだまだ思い出話が尽きません(苦笑)。一人で行ったために思い出話に花を咲かせる相手がいませんでしたので、次回も、展示を見つつの思い出話にお付き合い願います以下、次 回!
2018年09月17日
コメント(5)
鉄道博物館南館4階ビューレストランで「大宮ナポリタン」を食べておなかいっぱいこの夏新築オープンした鉄道博物館の「南館」を、上の階から順に見学しました。普通は1階から順に見学するものだと思いますが、到着後真っ先にメシに直行したので前回の記事(鉄道博物館ビューレストランで大宮ナポリタン)はこちらこの旅の2日目のスタート(さいたま新都心駅)から見たい方はこちら今回の旅日記の第1回から見たい方はこちら 4階にはテラスがあって、ちょっとした屋上緑化のようになっています。暑い中でしたが、こちらにも出てみました。 眼下に広がる線路群は、高崎線と川越線。地上を走るのが高崎線で、トンネルは川越線が大宮地下駅から出てくるところですね。一番手前の単線は、大宮総合車両センターの試運転線だということです。この試運転線は鉄道博物館の敷地に沿って敷設されているので、試運転中の車両を館内から見ることができるとか。運よくSLの検査出場間際に来館すると、SLの試運転も見られるかもしれないそうですよ。試運転線は鉄道博物館の構内の線路とつながっており、展示車両の出し入れにも使われるそうです。有火状態のC61 20を敷地内に入線させて、実際に展示走行したこともあるようですね!※「C6120 鉄道博物館」で検索すると、画像や動画が多数出ます 北側を見ますと、展示中のE1系を見下ろせます。その脇を、川越線の上りが通過先ほどのトンネルに入り、大宮から埼京線となって新宿や渋谷方面、最遠で新木場まで行く電車です。 テラスの北の端では、新幹線も狙えます。しかし、待っているときに限って列車は来ず…。あまりに暑いのであきらめました。屋内に退避したら、メガネが曇った(苦笑)~鉄道好きならトレインビュープランをチョイスしよう!~東京のトレインビューホテル 「アパホテル新宿歌舞伎町タワー」ではトレインビュープランはありませんが、【高層階シティビュー朝食付】【高層階シティビュー素泊まり】プランのお部屋はトレインビューとなっているそうです!アパホテル<新宿 歌舞伎町タワー> 品川プリンスホテル 中野サンプラザ 3階に降りました。3階は、鉄道の歴史を、営業面も技術面も、文化的側面も学ぶ「歴史ステーション」です。 「歴史ステーション」に入室して真っ先に出迎えてくれるのが、なぜか梵鐘。もちろん、訳があってこうなっています。詳細は現地にて…。 昔の鉄道員は血気盛んで喧嘩上等…いやいやそんなことではありません。車両が上等、下等に分かれていた、日本の鉄道黎明期の切符売り場の再現です。この先、さまざまな展示物で学べますが、全部をご紹介する訳にもいかないので、「きっぷうりば」の変遷をメインにご紹介します。長くなったので、続きはまた 次 回!
2018年09月16日
コメント(1)
リニューアルオープンした鉄道博物館に行ってきました前回お見せした画像は、エントランス前(=ゲートより前)の無料ゾーンの様子です。ゲートを通って館内(有料ゾーン)へ。前回の記事(鉄道博物館駅~鉄道博物館エントランス)はこちらこの旅の2日目のスタート(さいたま新都心駅)から見たい方はこちら今回の旅日記の第1回から見たい方はこちら ちょうど、15時~の汽笛吹鳴ショーの真っ最中でした転車台が回転しながら、載っているC57 135の汽笛がブウォーと何度も鳴ります。いつもかどうかは分かりませんが、お客さんの中から1人か2人選ばれて(?)、キャブに乗って鳴らさせてくれるショーで、この時はお子さんが乗っていました。この転車台は、このSL「C57 135」ほか車両が多数展示されている「車両ステーション ROLLING STOCK」の中央にあって実際に回転して見せるほか、この転車台を介して展示車両の入れ替えもできる、開館当初からの目玉であります。※通常開館時には、入替作業はされません「車両ステーション」は前回も見ているので、今回は、この度のリニューアルオープンで新築開館された「南館」へ先に行きました 「南館」は、「車両ステーション」を通り抜けた先にあります。1階から「ランチトレイン(183系特急型電車)」の脇または車内を通り抜けてゆく経路と、2階から渡り廊下を通ってゆく経路がありますが、いすれも、一旦屋外へ出る形となっていました。ほんのひととき、暑い画像は2階です。 屋根はついているが吹き抜けの渡り廊下を通って、南館の2階へ。渡り廊下からは、巨体のE1系新幹線電車、初代「Max」がよく見えます。朱鷺をイメージしたラインやMaxロゴに、「つなげよう日本」のステッカーが貼付されて運用されていた頃(2012年ころ?)の姿で展示されています。渡り廊下を渡って「南館」に入ると 400系とE5系JR東日本が最初に自社開発した新幹線車両と、ほぼ最新の新幹線車両が並んで展示2階から南館に入館すると、まずこの2両の俯瞰構図がお出迎えしてくれます…ここに展示されているE5系は「車両」というのかどうか…皆様のご判断で。その理由は、後日の記事でご説明しますね。~お泊りも、列車を見ながら過ごしたい~鉄道博物館までおおよそ30~60分東京のトレインビューホテル レム秋葉原 ホテルメッツ田端 東京<JR東日本ホテルズ> ホテルメッツ赤羽 東京<JR東日本ホテルズ> トレインビュープランを選択するか、トレインビューのお部屋リクエストをお忘れなく 2階はこの部分が吹き抜けで、右手が運転士体験などができるシミュレーターホールとなっておりますが、長蛇の列だったためそちらはやめて、エスカレーターを4階(最上階)まで上がりました。 鉄道博物館ビューレストランてっぱく内のレストランは、リニューアル前には、2階に森永レストラン「Td」と1階エントランス近くに「日本食堂」がありましたが、リニューアル後は2階の「Td」跡に「トレインレストラン日本食堂」と、南館4階に「ビューレストラン」という2店舗展開となりました。2階にオープンした「トレインレストラン日本食堂」もちょっと覗いてみましたが、そちらはフルサービスで、しかも、北斗星の食堂車をイメージしているらしくお値段もお高め。4階にオープンしたこちら「ビューレストラン」は、食券・セルフサービス式で、1階の「日本食堂」が移転してきたような恰好です。お値段も、東京近郊としては一般的な価格帯でした。 席数は1階にあった「日本食堂」時代よりずっと広く多くなって、ゆったりしていました。15時半という半端な時間のおかげだと思いますが、連休中ながら空席もちらほら。食券販売機は2台ありましたが、先頭が外国人観光客だったため若干の列ができており、しばし待つ。なお、食券販売機でもSuicaが利用可能で、JREポイント(旧Suicaポイント)もつきました。鉄道博物館の名物メニューといえば、かつて夜行列車の車掌さんたちが夜の食堂車で食した賄い丼料理「ハチクマライス」ですが…それは前回食したので、今回はご当地メニューにしました。 大宮ナポリタン大宮のご当地グルメで、もともとは鉄道職員の方々がよくナポリタンを食していたことから始まったそうです。条件は、さいたま市のなかでも旧大宮市内で提供され、埼玉県産の野菜を1種類以上使うことだそうです。(参考:http://omiya-napoli.jp/)鉄道博物館ビューレストランの大宮ナポリタンは、ベーコンの厚切りが何枚も入っており、ボリュームいっぱいでしたそして、ビューレストランの目玉は、なんといってもこの景色 お食事している目の前を新幹線が通過します新幹線ビューのレストラン「はやぶさ・こまち」など通過しようものなら拍手歓声に包まれますお子さんたちに一番人気は、E6系のようですね。余談ですが、E6系は在籍全車、秋田車両センター所属となっております。ナポリタンを食べてコーヒーも飲んでひといきついて、本格的に、鉄道博物館南館の見学に出発ビューレストランがある4階の、新幹線とは反対側には、屋上緑化のようなテラスが整備されて、そちらからもある路線を眺められます。次回は、そこからスタートです。以下、次 回!
2018年09月15日
コメント(2)
ニューシャトルを降りて向かった先はもちろん鉄道博物館であります 鉄道博物館は、2007年10月14日に開館した、鉄道を専門とする博物館です。東京・秋葉原の近隣「万世橋」にあった前身の「交通博物館」では、航空や自動車関係も少し展示されていましたが、こちらでは完全に鉄道専門となっております。(国鉄バス1号車は、名古屋のリニア・鉄道館に移されました)この画像は、鉄道博物館のエントランス前に展示されている167系電車「なかよし」。修学旅行専用電車としてかつて走っていた「なかよし」は、交通博物館から移設されたものなので、てっぱくには来たことがなくても、交通博物館の見学経験があるという方はご記憶にあるかもしれません。我が家の古いアルバムにも収蔵。これは、実車のカットモデルだとずっと思っていたのですが、交通博物館時代に制作されたレプリカ(モックアップ)だそうです。 その167系「なかよし」のモックアップの裏側。腰掛も再現されていて座ることが可能(飲食は遠慮願いたいとのこと)。昔の子供たちは、これに乗って日光や伊豆などに出かけたんでしょうね。手前には台車が展示。 順番は前後しますが、ニューシャトル鉄道博物館駅から歩き始めてすぐには、各種の「車輪」が並べて展示されています。また、D51の先頭部カットモデル等もあります。ここまで、まだエントランスに入っていませんつまり、まだ無料エリアですいよいよ、核心の「鉄道博物館」有料エリアに入りましょう。(ICカード引き換え後なので、半券が捥がれています) 今回は、この春から取り扱いが始まったという、セブンチケットでの日付指定前売入館券を用意して行きました。出かける日を決めて行かねばなりませんが、現地で支払うより100円安い(大人・小中学生・幼児とも)チケットです。※その後、ローソンチケットでも取り扱い開始お出かけする日がもう決まっているという方は、お近くのセブンかローソンで前売券を購入してからお出かけするとスムーズでしょう。前売券の場合は券売機に並ぶ必要はありませんが、入館ケートの右隣にあるカウンターでチケットと引き換えにICカードを借りてから、ICカードを自動改札機にタッチして有料エリアに入館します。当日現地払いの場合は、券売機からこのカードが出てくるか、手持ちの交通系ICカード(SuicaやPASMOなど)に入館情報を書き込んで使うようですね(券売機で選択)。10年前は確かSuicaで入館したはずだが・・・忘れました(苦笑)なお、貸出ICカードは退館時に返却します。前売券は始まったばかりでご存じない方が多いようなので、注目ですね~鉄道博物館見学にオススメ~さいたま新都心のホテル ホテルブリランテ武蔵野 東横インさいたま新都心 ホテルメトロポリタンさいたま新都心(2017年6月オープン) さて、有料エリアに入館!館内は3連休の初日とあってなかなかの混み具合。ただ、午後3時以降に入館したので、朝からいた方々はそろそろ帰り始める感じで、見学しているうちに徐々に空いてきました。シミュレーターなどはもう満員でしたが、ジオラマのショーは最終回を見たので、席に余裕があるゆったり見物。時間もあまりなかったのですが、館内のメイン展示室「車両ステーション」と、この度オープンした「南館」を中心に、次回以降見てゆきましょう。以下、次 回!
2018年09月13日
コメント(2)
大宮駅から埼玉新都市交通(株)の新交通システム路線「ニューシャトル」で、終点の「内宿駅」(うちじゅく)を往復し、復路はこちらの駅で降りました 鉄道博物館(大成)駅(てつどうはくぶつかん駅・おおなり駅)前回の記事(ニューシャトル前面展望)はこちらこの旅の2日目のスタート(さいたま新都心駅)から見たい方はこちら・コクーンシティ~氷川参道~氷川神社~大宮公園~大宮盆栽村~大宮盆栽美術館~土呂駅~ニューシャトル乗車今回の旅日記の第1回から見たい方はこちら・1日目は、きらきらうえつ乗車~新潟駅探訪~高崎駅新幹線ラチ内探訪~E4系Max乗車~ホテルメトロポリタンさいたま新都心宿泊現在、さいたま市内で最もホットなスポットといえば、やはり鉄道博物館でしょう。その最寄り駅です。2009年に一度来ていますので、今回が2度目の訪問です。内宿駅から到着したので、画像は上り線(大宮行き)のホームを写しています。ただし、下り線側も大差ない構造です。 この区間は複線になっているので、ホームは対向式です。対向式ホームといっても、下りのホームと線路は新幹線の高架の向こう側にあるため、あまりよく見えません(見えることは、見える)。この駅は、もともとは「大成」(おおなり)という駅だったのですが、鉄道博物館開館に合わせて「鉄道博物館」駅に改称されました。旧駅名は副駅名となって残っています。 階段は狭め&急め。内宿駅の階段とおなじようなものです。大成駅開業当初からあまり変わっていないのでしょう。なお、エレベータが別途あるので、その辺はベビーカーも安心ですが… 肝心の電車がミニサイズなので、混雑していた往路の大宮~当駅間でベビーカーを持ち込んでいた方は辛そうでした。大宮駅西口(ダイエー側)から道なりに1.7km前後(google map計測)ですので、人数によってはタクシーの利用も有効な距離となっております。~~朝から鉄道博物館に行きたいなら!~~大宮駅西口のホテル マロウドイン大宮 HOTELメイン パレスホテル大宮 さて、階段を降りると改札内コンコース。 なんとなく、著名建築家がデザインしたっぽい感じ。 駅の玄関は9年前と大して変わらず。駅の諸設備はすべて新幹線&ニューシャトルの高架下に入居しております。 改札前の広さも、大宮駅に次ぐ広さで、おそらく、ニューシャトルの駅でこんなに広い駅は他にないのではと?改札機も本式のものが設置されているし(他の駅はSuica簡易改札機)、券売機も1台ではありません。鉄道博物館の閉館時刻間際に利用が集中する対策でしょうか。 ここから振り向きますと、鉄道博物館のプロムナードとなっております天井には、実は「ダイヤグラム」をイメージした装飾がされていますさて、次回は当然鉄道博物館を探索いたしましょう。この夏、開館12年目にして南館を増築しリニューアルを遂げた「てっぱく」を、閉館ギリギリまで探訪しました。以下、次 回!
2018年09月12日
コメント(2)
およそ25分滞在した埼玉県北足立郡伊奈町を後にいたしまして、埼玉新都市交通「ニューシャトル」に再び乗車して大宮方面へ戻ります。前回の記事(内宿駅)はこちらこの旅の2日目のスタート(さいたま新都心駅)から見たい方はこちら今回の旅日記の第1回から見たい方はこちらなお、今回の画像は、一部、自分で撮影した動画のキャプチャ画像を使用しております。 帰りの車両は、水色。 京浜東北線の実物大Bトレいやいや、2000系電車は帯色が7色あるそうです。 車内もいたって普通の通勤電車。ただ、天井が低く、車幅が狭いというのがJRなどの電車との大きな違いです。あとは、広告もあれば情報装置(電光掲示)もあります。 ニューシャトルは「新交通システム」という方式の電車ですので路盤には鉄のレールはなくコンクリート製。当然、車両の車輪も鉄車輪ではなくゴムタイヤとなっています。ところどころ、交換可能な駅となっています。終端に近い丸山~内宿間は単線なんです。 全線が上越新幹線の高架に付設されているこの路線。北陸新幹線のE7系かW7系とすれ違いました。 丸山駅に入線。内宿駅から4駅目、起点の大宮駅からだと8駅目。基本的に配線は単純な路線ですが、丸山駅は車両基地があるので、多少複雑になっています。 信号もミニサイズ。基本的にATCで走っている路線ですが、ミニサイズの色灯式信号機が設置されていました。入換(出入庫)に使うのですかね?丸山駅から大宮駅までは複線となります。複線といっても、JR新幹線の高架を挟んで上下線が分かれているので、対向列車の姿は見えません。 その証拠、丸山までは左手に見ていた新幹線が、丸山から先では右側に見えるようになります。すでに、東北新幹線も一緒になっています。 大宮駅に向けて速度を落としているはずのE5系に、あっさり抜かれました。 加茂宮駅を出てすぐの上り線では、こんな狭いところを急カーブで通り抜けるシーンがありました。Wikipediaの記述では、NTTの電話局が新幹線の高架に近接していたため、ここだけ新幹線の高架下に線路を通すよりほかなかったということです。当然、速度制限によりゆっくり通過します(下り線と1分ほど違うとのこと)。そして、下車駅に到着しました。 ニューシャトル沿線の観光と言ったら、やっぱり鉄道博物館でしょうこの「鉄道博物館駅」は、もともとは「大成駅」だったのですが、鉄道博物館が開館するときに改称されました。次回、ここ鉄道博物館駅をご紹介して、鉄道博物館に進みましょう以下、次 回!
2018年09月09日
コメント(4)
大宮駅から新交通システム(古い表現かな?)「ニューシャトル」に乗ること、約25分。 終点の内宿駅(うちじゅく)に到着しました オレンジ色帯の電車は、すぐさま折り返し運転。オメガループ線となっている大宮駅と違って、内宿駅では単純に折り返し運転です。ですから、1往復すると電車の向きが変わっていることになりますね。 内宿駅の周囲は、住宅地です。これといって、特記すべき施設はなさそう。 ニューシャトルは全線高架駅で、内宿駅も例外なく。エレベーターもありますが、階段を降りると改札口にはSuica簡易改札機が立っていました。ちなみに「紙のきっぷ」の方は有人改札です。 これが内宿駅駅舎の全容です。プレハブみたいな小屋に、カーポートみたいな屋根がかかっていて、かつ有人という、なかなかお目にかかれない構造。 駅事務室兼売店となっております。 券売機はJRの色違い。券売機も細かく形式が分かれているようですが、そちらは券売機趣味専門の方におまかせ。 駅を反対側(南西側)から撮影。架線柱も立ってとても立派な駅に見えますが、この架線柱は上越新幹線のものです。茶色の小屋は便所。 ロータリーも完備。このロータリーは、新幹線&ニューシャトルの高架下も使って、駅の両側に広がっております。ただし、発着するバスは少ないもようで、タクシーもいませんでした。ほぼ送迎専用かな?ニューシャトル 内宿→羽貫 さきほど乗ってきたニューシャトルが大宮方面へ折り返して行きました。むむむ…どうみても中央線のBトレにしか見えない(笑)ドアの数が違いますけど。E233系 中央線 2両セット【バンダイ・902405】「鉄道模型 Nゲージ BANDAI」 高架の向こうも、住宅街。アパートも混じり、典型的な大都市郊外の小駅の風景が広がっています。商店はおろかコンビニもないのは驚いた。どうりで、駅の売店が存続できているわけです。 駅前側のロータリーに、観光案内を見つけました。歩いて行ける距離にバラ園がありまして、当初計画では行ってみようかと思っていましたが、時間の都合と、何といっても暑さによって断念しました。google mapで見る限り、バラ園は隣の羽貫駅の方が若干近いようです。 駅前20mに戸建て一般住宅が鎮座している光景は、とても東京近郊の駅とは思えません1駅手前の羽貫駅の近くには、ショッピングセンターやファミレスはあるようです。なお、伊奈町の役場に近いのは、伊奈中央駅です。~近隣の広い露天風呂つき天然温泉が宿泊者は無料~ニューシャトル吉野原駅より徒歩4分 むさしのグランドホテル&スパ 1本おいた次の電車で戻ることにしました。滞在時間はおよそ20分でした。帰路の大宮行き電車は、内宿から乗車するお客さんはまばら。無人のうちに車内の写真を撮りましたので、ご紹介します。また、先頭のかぶりつき位置をゲットしましたので、全面展望も併せて…以下、次 回!
2018年09月07日
コメント(2)
「さいたま&東京トリップ3日間」の2日目午後は、ニューシャトル乗車からスタートニューシャトルって何?この旅の2日目のスタート(さいたま新都心駅)から見たい方はこちら今回の旅日記の第1回から見たい方はこちら ニューシャトルなる乗り物ののりば(駅)は、JR大宮駅の北側にあります。北側といっても、駅構内はつながっており、エキナカを通って屋内を歩くと到着します。そして、ニューシャトルとは、いかなる乗り物かといいますと…ニューシャトル 大宮 「案内軌条式」とよばれる、鉄レールがないコンクリート軌道を、マッチ箱のような…今の人たち、マッチ箱知らないか…ミニサイズの車両を連ねて走る「電車」のことです。東京の新橋からお台場の方を走る「ゆりかもめ」や、神戸の「ポートライナー」などとほとんど同じシステムの都市型輸送手段であります。※ミニサイズだし、鉄レールはないが、分類上は「電車」となります。運転免許も電車のもの。 結構な速度でホームへ入線。もっと四角い車体をイメージしていましたがそれは初期型で、現在は裾を絞った幅広車体の新型に置き換わっていました。JR東日本のE231系電車のミニチュア版というか、バンダイ「Bトレインショーティー」の実物版というか、そんな感じの車両です。ニューシャトル大宮駅のことですが、駅はJR大宮駅の中に入っており、西口側(ダイエー側)の連絡通路「てっぱくどおり」を進むと、改札口(1枚目の写真)があります。改札口を入ると数段の段差を経て、1面1線のホームがあります。電車は、大宮駅では「Ωループ」線になっており、バスのように、入線してきた進行方向に発車します(折り返し運転ではない)。なお、JR各線や東武線とは、改札内ではつながっておらず、乗換専用改札もありません。乗車には、Suica、PASMOはじめ、Suica相互利用のIC乗車券が利用できます。ちなみに、第三セクター鉄道ですが、埼玉県のほかJR東日本グループが大株主のためか、Suicaの加盟路線となっています。運転間隔は早朝・夜間・ラッシュを除いて10分間隔です。埼玉新都市交通ニューシャトル沿線のホテル マロウドイン大宮 おふろcafe utatane むさしのグランドホテル&スパ 列車は、大宮駅を発車直後はループ線を通って進行方向に向くため、通常の列車ではありえない急カーブを通過し、やがて直線になってスピードを上げます。路線はほとんど全線にわたって上越新幹線の高架に付設されています。これは、新幹線建設にあたっての、地元への見返りとして建設されたためと聞いています。 半数くらいのお客さんが、大宮の次の駅で降りてしまいました。そこには、今年リニューアルオープンした、大宮きってのある観光スポットがあるためです。私も…まずは、その駅を通り越すことにしました。大宮発車から10分ほどもたつと、だんだんと、緑が増えてきます。そして、ここまで来ました 終点の内宿駅です。地方からの観光客はまず降り立たないであろう内宿駅とその周辺の様子は???以下、次 回!
2018年09月06日
コメント(0)
大宮盆栽美術館から歩いておよそ5分(本当に近い)。次のスポットに向かうべく、電車で大宮に戻ります!前回の記事「大宮盆栽美術館」はこちらこの旅の2日目のスタート(さいたま新都心駅)から見たい方はこちら今回の旅日記の第1回から見たい方はこちらが、もちろん、そこもネタにさせて頂きます 土呂駅(とろ)Wikipedia記事を参考に書きますと、東京起点33.3km(尾久線経由だと33.5km)、JR東北本線の駅です。愛称「宇都宮線」の区間内に含まれ、「湘南新宿ライン」「上野東京ライン」直通の列車も停車しますが、いずれも「普通列車」のみ停車で、特急、通勤快速、快速は停まりません。1日平均の乗車客数は15514人で、さすがに上位100位以内とはいいませんがかなり多い部類に入ります。甲府より少し多く、土浦より少し少ない。ちなみに、電報略号も「トロ」。まったく略されていません(笑) 東口駅前広場より東側を眺める。埼玉のビックターミナル大宮駅の隣駅とあって、華やかさは微塵も感じられない駅前。駅前といわれても…という光景です。これでもJR東日本の乗車客数ではかなり上位に来る駅です。典型的なベッドタウン駅ですね。 西口。電車の時刻が迫っていたので駅(橋上駅舎)の2階から1枚だけ。電車、田舎と違って数分で次が来るのにね…。コミュニティバスっぽいバス(日野ポンチョ)が停まって、乗車の列ができていました。こちら側が「駅前(正面)」のようですね。~大宮、久喜が満室でもまだまだ諦めるな!~ちょっと遠いけどホテルが複数ある! 古河のホテル 古河アークホテル ホテルルートイン 古河駅前 エスハイドパークホテル古河駅前 ホテル山水<茨城県> 古河セントラルホテル ホテル 津賀家 土呂駅周辺には、楽天トラベル加盟のホテル・旅館はありません。古河って、よくよく地図を見ると、茨城県なんですよね!でも、大宮から宇都宮線で1本、通勤快速も快速も止まります。(通快だと約30分)さて、土呂駅の構内は単純で、複線の間に島式ホームが1面あるだけです。上りを待っていたら、通過放送とともに特急日光号が猛スピードで通過してゆきました。次回は、大宮駅に行きまして、別の乗り物にお乗り換えです。以下、次 回!
2018年09月05日
コメント(2)
大宮公園・氷川神社を出て北へ、「盆栽村」と通称される、植え込みが綺麗なエリアを歩くこと15分ほど(前回の記事)、次の立ち寄り場所に到着しました前回の記事「盆栽村エリア」歩きはこちらこの旅の2日目のスタート(さいたま新都心駅)から見たい方はこちら今回の旅日記の第1回から見たい方はこちら さいたま市立大宮盆栽美術館です2010年に開館した、ご当地名物の「盆栽」を専門に展示する市立美術館です。盆栽に興味のある方々はご存じだったかもしれませんが、一般的な観光客にはあまりなじみのない施設のようで、入館者数は想定ほど伸びていないそうです…。しかし、この旅の直前に放送された「マツコの知らない世界」では、ここに展示されている盆栽が紹介されるなど、にわかにスポットを浴びている場所でもあるようです(番組では、盆栽に入れ込んでいる男子中学生が一番気に入っている巨大盆栽が、ここにあるという紹介の仕方でした…もちろん、それも観覧しましたよ~) 「美術館」なので、館内の広い範囲が撮影禁止となっていますが、ロビーには、「季節の一鉢」と銘打った撮影OKの盆栽が一鉢あり、入館者を出迎えてくれます。この盆栽は時々入れ替えているそうです。これは「小楢(コナラ)」。「しなやかな曲線を描く幹と、上下に伸びゆく枝が空間の広がりを感じさせる」作品ということです(展示解説より)。入館料金を支払い、ギャラリーに進むと盆栽の本質についての解説などが分かりやすくあります。「座敷飾り」の展示もあり、座敷の格や利用目的によって床の間の構造や飾りつけが違うさまが、実寸大で3種類再現展示され、見比べられます。また、この時は企画展として「盆石の世界」という展示を行っていました。「盆上に石をたて、白砂を撒いて山水景を描く」(HPより)芸術です。 屋外も原則、撮影禁止ですが、「今日の1枚」という撮影OKのエリアがあります。このエリアには10点ほどの盆栽が展示されていました。じっくり見学できるのは撮影禁止エリアも同様ですが、このエリアでは、眺めた後写真に撮って見学の記念にしたり、あとでじっくり写真を観察して自分の盆栽の構想を練ることもできます。 別棟で「企画展示室」があり、この時は夏休み中の小中学生向け学習展示が行われていました。夏休みの自由研究に「盆栽」。渋いですね~メインの「盆栽庭園」内では、残念ながら撮影禁止であります。しかし… 2階バルコニーからは撮ってもよいそうです池を中心に、それぞれの盆栽が360°どこからでも眺められる配置になっているのがお分かりいただけるかと思います。ロビーからの撮影や2階からの俯瞰撮影はOKなのに庭園内での撮影が禁止なのは、おそらく、無理な接写による枝折れを防止するためでしょう。ちなみに、ベンチが何脚も置かれていましたが、猛暑の中、休んでいる人はいませんでした。隣が講習室になっていたので、講習会にも使われるバルコニーかもしれませんね。~大宮が満室でも、あきらめない!~ニューシャトル吉野原・宇都宮線久喜のホテルむさしのグランドホテル&スパ 久喜シティホテル スーパーホテル埼玉・久喜 天然温泉「提燈の湯」(2017年11月1日グランドオープン) バルコニーから南の方を見ると、この日のスタート地「さいたま新都心」の高層ビル群が霞んで見えました。35℃オーバーの中、休み休みとはいえ、よくあそこから歩いてきたな…と我ながら感心。現実には、熱中症気味になったのか、エアコンが効いているここの館内で畳に寝転がって休んでしまいました。 そして、水分補給になるのかどうか分からないけど、話のネタに盆栽だー!!という、ズッコケ必至のネーミングのご当地サイダーを購入して、エアコンガンガンのロビーでひといきエアコンスポット(苦笑)盆栽美術館を存分に満喫!思いのほか面白くてじっくり見てしまい、ただでさえ押している時間をさらに押してしまいましたひと休みしたところで、次のスポットへ向かうべく、更に北へ歩行開始…(盆栽美術館の施設ではありません) 盆ワイン、盆酒、盆栽最中レストランさんなのですけども、かなり「盆栽」に乗っかってますね…と思って検索したら、盆栽の業者さんが経営しているそうですとっても気になりましたが、本日の昼食スポットはもう決めていたので、やむなくパス。「盆栽レストラン大宮」さん、次回寄ります以下、次 回! 大宮盆栽美術館埼玉県さいたま市北区土呂町2-24-3列車・バスでのアクセス【1】JR宇都宮線(上野東京ライン・湘南新宿ライン)「土呂駅」(とろ)下車。看板に従って、南へ徒歩5分ほど。土呂駅は、大宮駅の次の駅です。普通列車のみ停車です。 【2】東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)「大宮公園駅」下車。線路を渡り駅の裏へ回る。看板に従い駅から徒歩10分ほど。大宮公園駅は、大宮駅から2駅目、反対の東武スカイツリーライン接続駅「春日部駅」から7駅目です。こちらも普通列車のみ停車です。東京スカイツリーや日光・鬼怒川などからくる場合はこちらが分かりやすいでしょう。大宮駅から氷川神社、大宮公園、大宮盆栽村(盆栽業者が多数立地)を散策しながらくる場合は45分ほどということです。
2018年09月04日
コメント(4)
さいたま&東京トリップ2日目。この天気熱中症に気を付けながら、ますます地方からの観光客は行かなそうなエリアに足を踏み入れます前回の記事「大宮公園」歩きはこちらこの旅の2日目のスタート(さいたま新都心駅)から見たい方はこちら今回の旅日記の第1回から見たい方はこちら 大宮公園の北側の出口を出ますと、閑静な住宅街となっています。 公演を出ると正面ではなく、左へ進み、まもなくのY字路を今度は右へ。一見分かりづらそうですが、このような看板が随所に整備されているので、道には迷いません。2,3分歩くと踏切を渡ります。東武鉄道の「アーバンパークライン」です。最新の鉄道路線のような愛称ですが、「東武野田線」のことです。野田線を渡って右へ(上の看板はそこで撮った)曲がると、商店街です。 このエリアは、盆栽村と呼ばれています。これはかつて、東京の盆栽業者がこぞって移転してきたことから、いつしか名付けられたということです。盆栽の栽培に適した土地だったとか。現在でも、盆栽の卸・小売業者が複数立ち並んでいます。現在では、盆栽業者以外の店や住宅のほうが圧倒的に多いですが。 歩道の足元にも、盆栽村のタイルが設置され、市をあげて盆栽推ししているようです。東武野田線の大宮公園駅があるので、小路に入って行ってみましたが… 東武野田線・大宮公園駅は、大宮駅から2駅目。東武スカイツリーラインと接続駅の春日部駅からだと7駅目。普通列車のみ停車で、特急「アーバンパークライナー」と急行は通過です。線路の北側には、出入り口がありませんでした。駅の出入り口は南側(大宮公園側)にしかありません。あとでネットで画像を見ると、2016年に新築された、公園を意識したおしゃれな駅舎が建っているようで、見たかった~改築前は、いかにも古い関東の私鉄の中間駅という風情の木造駅舎だったそうで、それも見たかったな。現在の1日平均乗降人員はおよそ10000人とのこと。~東武アーバンパークラインを利用するなら沿線が穴場!~岩槻駅・春日部駅周辺のホテル東横インさいたま岩槻駅前 ビジネスホテルミウラ(料亭鮒又 併設) ホテル カスカベ 元の道に戻って… さいたま市が推奨している?半日観光ルート「盆栽村ルート」の案内図。氷川参道にも案内図はあって、この通りに歩けば大宮北東部を満喫できるというわけです。 通常の道路のほかに、歩道に植栽を施したきれいな道路もあります。大宮公園駅の北側から、土呂駅方向に向かって北に伸びています。途中まで、ここを歩きました。盆栽業者の店も点在し、みちすがら眺めながらの散策です。 また、この沿道には、さいたま市立漫画会館もあります。公式サイトによると、「近代風刺漫画の祖である北沢楽天の晩年の住居(「楽天居」)の跡地」に、昭和41年に建てられた日本初の公立漫画美術館そうです。その時代だと、漫画はあまり良い印象ではみられていなかったと思いますので、大宮市(当時)の先見の明を感じます。気持ちよく歩いてきた散策道をそのまま北上していては、次の目的地には着きません。途中で、1本東側の道路へ移動しました。その道路は、狭く、途中から歩道がなくなるので交通安全に注意です。 大宮公園からおよそ15分…途中、駅に立ち寄ったので実質は10分少々…、次の目的地に着きました。いやあ~暑かった…。入館して、まずは涼みました(笑)次回はこの「大宮盆栽美術館」をご紹介します以下、次 回!
2018年09月01日
コメント(2)
全19件 (19件中 1-19件目)
1