６０年前を振り返る３（戦時後） | なんとなくダラダラと。。。

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2005年02月11日

どんな一日を過ごしましたか？

さて今回の日記の内容は少し内容を変更しまして
日本の戦後について書きたいと思います

日本はアメリカに無条件降伏をして戦争が終結しました
日本の終戦について語られることは少ないように思われます

映画「私は貝になりたい」
を是非観てみたいと思っているのですが
未だに観る機会がありません

戦後と言えば東京裁判でしょうか？
東京裁判では多くの日本人指導者が処刑されました
その中には冤罪と思われる人達も多く含まれています
その数は１０００名を軽く越えています
冤罪の検証については時間があれば
また検証する機会があるかもしれませんが
殆どの罪状が虚偽の報告からで
常識的にはありえないものばかりだ
通州虐殺について朝日新聞が証言したものも無視され
南京大虐殺においてのニューヨークタイムズの報告さえも無視を決め込み
一方的な偏見で裁いた裁判が東京裁判だった

しかし国際法の専門家であるインド人のパル判事は
日本に対して「全員無罪」とただ一人主張したが
これも大国の思案の中には無力だった
日本でも最後までこの判決に抵抗した人物がいた
それは東條英機

彼の経歴を調べると元々は天皇の侍従長官から陸軍大臣を経て
総理大臣になった人物である
彼は裁判中に大国の作られた罪状に一人孤軍奮闘した
彼は何を守りたかったのだろう
彼は昭和天皇を敬愛していた
全ての責任を自分が被り昭和天皇を守りたかったのではないだろうか？
昭和天皇を守ることは日本国を守ること
彼の残したメモや発見される資料などを見てみると
日本が負けると知っていた風に思われる
敗戦が決まりそうになった時に総理大臣へ就任した彼の心境は
どうだったのだろうか？

ここで近衛文麿の日記を転記する

近衛日記　昭和１９年６月２２日

東久邇宮は余に次ぎの如く語った。
「東條も今度は弱ったようだ。とてもやっていけない、と言って来たので私は、『今絶対に辞めてはいかん。内閣を改造してでも続けよ』
と言ってやった。私は東條に最後まで責任をとらせるが良いと思う。
悪くなったら東條が皆悪いのだ。
すべての責任を東條におっかぶせるが良い。
内閣が変わったら責任の帰趨がぼんやりし、最後は皇室に責任が来るおそれがある。
だからあくまで東條にやらせるがよい…」

東條英機は決意したのだろう
それが東京裁判での彼の行動であり
そして死んで行った

戦争は良くないと思うが
平和だからと言って彼のように責任を取り
人の為に命を投げ出す人物は
この日本にどれだけいるだろうか？

数年前に石原東京都知事が「三国人発言」でマスコミから差別だと非難された
三国人というのは朝鮮人のことを指す言葉である
この三国人と言う言葉は朝鮮人から言い出した
意味は敗戦国民でも勝戦国民でもない第三の国民と言う意味だ
朝鮮人は終戦後に自ら三国人と名乗り
日本の法律には従わなくて良いと蛮行した

マスコミが放送しない有名な「渋谷事件」である
渋谷事件とは
朝鮮人が渋谷警察署に集団で攻めに来た際
渋谷警察署の署長が地元のヤクザに救援を求め
朝鮮人から渋谷警察署を守った話である
しかし残念なことに渋谷事件は全国の日本から見れば例外的なことだった
多くの警察署は朝鮮人に攻められ戦後の日本の治安は悲惨なものだった
それこそ多くの殺人や強姦が横行し地方に疎開していた人々は
都心に帰ることを断念する人々もいた

私の住む関西では特に大阪が悲惨だった
大阪は東京に比べ住宅事情がドーナツ状態で都心に住むことより
都心の周りに住む方を選ぶ
これは一部の朝鮮人達が都心の土地を独占したことと関連がない
とは言い切れないだろう
全ての朝鮮人ではなく
一部である
強姦された女性達は悲惨だった
今では考えられないことだが強姦された女性は
被害者であるにも関わらず家族から追い出される
そんな女性が行き着く先が赤線と言われた場所だった

赤線とは売春を生業とする売春場で
警察が治外法権として地図に赤い線を引いたことから
そう呼ばれた
大阪には今でも存在する
流石に治外法権ではないが松島・飛田に当時の名残が残っている

日本国憲法
これは平和憲法と訳のわからない人々が賞賛しているが
この日本が誇る？日本国憲法には元になる法律があった
それはアメリカがフィリピンを植民地にした時に定めた
１９２５年発布のフィリピン憲法である
１８９８年にフィリピンはアメリカの植民地となり
殖民地であるからアメリカは自治権は認めても国とは認めていなかった
だから軍隊も紛争解決権も認めなかった

日本国憲法を読んだことはありますか？
もっとも注目してもらいたいのは第９条です

１　日本国民は正義と秩序を基調する国際平和を誠実に希求し
国権の発動たる戦争と武力による威嚇又は武力の行使は国際平和を解決する手段としては永久に放棄する

２　「前項の目的を達する為」陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない
国の交戦権は、これを認めない

何か変ではないですか？
何が変かと言えば、第二項の「認めない」です
誰が認めないのでしょう？
日本の国民でしょうか？
違いますよね
アメリカが認めないってことなんです

この第９条の「」以外は１９２５年に発布したフィリピン憲法と同じ内容なんです
何故認めないが変かと言えば
日本国憲法を英文で読めばわかります
「誰が」認めないという部分は「state」なのです
もし国民が認めないのであれば「nation」になるはず
では「state」を使う憲法と言えば
それはアメリカの州法なのです

戦後の日本政府の首脳陣はこの憲法を押し付けられて愕然としたでしょう
日本が植民地になる
そう考えたと思います

今まで死んでいった人々に申し訳ないと思い
この憲法を承認する際に出した案が
芦田修正案でした
それが「」の中の一文なのです
In order to accomplish the aim of preceding paragraph
（としては～）
限定させたのです

この一文で侵略戦争以外の目的であれば軍隊が持てることになり
軍隊がある国家は植民地ではない

この一文には中国が大反対をしたようですが
アメリカは戦後すぐにソ連との関係もあり何とか承認されました
日本にとってはラッキーであったことでしょうが
今の日本があるのは先祖のお陰であるといえます

今から６０年前の間に様々なことがありました
そしてこれから様々なことがあるでしょう

先の大戦に関しては立場が違えば解釈も違ってくると思いますが
今の私達がこうして生活出来るのも
命を張って守ってくれた先祖のお陰だと言うことを忘れてはいけないでしょう
だからこそ先祖を一方的に非難してはいけないと思います

アメリカは当時の日本人を見て
精神的には１３歳ぐらいだ
と言いました

では今の日本人はどうでしょうか？
歴史から学んで成長をしているのでしょうか？

憲法で縛られないと戦争をしてしまう国民ですか？
自らのことが自分自身でコントロール出来ませんか？
他人のことはどうでもよく
自分のことだけが大切ですか？
自らが責任を負うことがそんなに嫌ですか？

私は残念ながら今の日本人は３歳ぐらいではないかと思います

人から言われないと自己判断も出来ない人
議員を悪く言うが選ぶのは国民です
「人生いろいろ　人もいろいろ・・・」
みんな好き勝手にすればいいやんって感じでしょうか？

建国記念日の今日はどんな気持ちで一日を過ごしたのでしょうか？

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