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先週のシンガポールへの帰星中に友人とラッフルズホテルでアフタヌーンティーの後、ギフトショップに立ち寄ると初めて見る革製のワインバッグが売られていて、2年前に自分用のクリスマスプレゼントにホテルのロゴ入りのソムリエナイフを買った事を思い出しました。2年前に購入したソムリエナイフと。 ワインバッグは35ドルほどで「ALL THINGS SINGAPORE by Jovan」と書かれたタグには若いローカルのデザイナーJovanについての説明もあります。シンガポールのノスタルジックな風景や建物のイラストを得意とするようで、ワインバッグにはショップハウスやベイサンズの模様もあります。特にラッフルズホテルのロゴが入っていないのも気に入って、2024年の早めの自分用のクリスマスプレゼントに購入しました。日本でどんな機会にこのワインバックが活躍してくれるか今から楽しみです。 アフタヌーンティーについては値段の高さについても後日日記に書くつもりですが、アフタヌーンティーのテーブル席のすぐ隣に「ライターズ・バー」がある事を今回の訪問で初めて知りました。ラッフルズホテルに滞在して作品を書いた作家と言えば「月と6ペンス」のイギリス人作家「サマセット・モーム」が一番有名ですが、ライターズバーのメニューにはそれ以外にジョセフ・コンラッドやアンドレ・マルロー等10名ほどラッフルズホテルの滞在でインスパイヤーされて作品を書いた作家の紹介とそれに因んだお勧めのカクテルがメニューーにありました。因みに注文したのはワイン・カクテルの「SPARKLING STONE」でシャンパンをベースにラム酒、カモミール、ハチミツ、オレンジの花等をミックスしたカクテルです。1杯30ドルのカクテルは贅沢ですが、ライターズバーで飲んだせいか格別に美味しく感じ、かつての名作家達にも思いを馳せてこれもまたちょっと早いクリスマスプレゼントになりました。
2024.11.26
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今週1週間は私にとって第2の故郷であるシンガポールに帰星、滞在中です。銀行の用件で立ち寄ったショッピングモール「VELOCITY」で結構好きだったベトナムヌードル店「SO PHO SO GOOD 」を見つけ入ってみると他のお店よりちょっとお洒落な感じで、メニューにベトナムのドリップコーヒーもあるので、早速入ってみました。5.5ドル クリーム入りを頼んだのでグラスの下の部分にクリームがあって時間をかけて一滴、一滴グラスに注がれていきます。ちょうと料理が食べ終わるタイミングに合わせるような感じです。ドリップを取ると独特の強い香りがあって、これだけでずっと以前にホーチミンを旅行した時の事を思い出します。長いスプーンでクリームとかき混ぜる前に飲むと苦みが強いながらも甘さも少し感じます。何故なのかアイリッシュコーヒーの味と香りにとても近い気がします。10.80ドル 注文した麺(フォー)は牛肉のミートボール入りで米粉の食感の柔らかさといい、スープの味わいといい、以前よりその美味しさがアップした気がします。スープはシナモン、ショウガ、スターアニス等癒しのスパイスを使用しているとメニューにありますが、どうしたらこんな奥深い味わいになるのか謎というくらいの美味しさです。
2024.11.19
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今週火曜のNHK「うたコン」で先月亡くなった西田敏行さんが特に愛していた歌声を持つ「島津亜矢」さんが西田敏行さん主演の「池中玄太80キロ」の主題歌「もしもピアノが弾けたなら」を熱傷しました。演歌は勿論ですがJポップも洋楽も何を聞いても圧倒的な歌唱力で魅了されますが、今日NHKあさイチの「特選エンタ」のコーナーに島津亜矢さんが登場し洋楽3曲を披露した後で「アヤ シマズ」の名前で世界デビューしていた事を知りました。 c「うたコン」では着物姿で。 今朝の「あさイチ」では洋服で。 番組の後に「アヤ シマズ 世界デビュー」で検索すると「アレサと世界はアヤの衝撃に耐えられるか・」の見出しの記事があり、3月にリリースされたのがアメリカの歌手「アレサ・フランクリン」のカバー曲「THINK(1968年)」である事を知りました。先に歌詞をチェックしてみると「よく考えて。自由に!自由に!もっと自由に生きていいのよ」と今の時代にこそ相応しい歌詞という感じがあります。そして2人の歌声をYouTubeで聴いてみると確かに世界に衝撃を与える歌声では・・とまたしても歌声に魅了されます。 シンガポールに20年間住んでいた間にMHKの歌番組で衝撃を受けた歌手(楽曲)は3人で、1人は「加山雄三(海 その愛)」さんで海辺に置いたピアノの弾き語りと一緒に歌った「コブクロ」の2人の声量をはるかに超える力強い歌声には正直驚きました。2人目はTULIPの「財津和夫(青春の影)」さん、そして島津亜矢さんです。特に映画「タイタニック」のテーマ曲「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」はセリーヌ・ディオンを超えているのではと思うほどでした。 アヤ シマズの歌唱力がジワジワと世界に衝撃を与えながら浸透し、島津亜矢の存在を超える日を楽しみにしています。
2024.11.15
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本帰国してほぼ1年経ち、今週の日曜から1週間の予定でシンガポールへ里帰り(帰星)旅行することになりました。まずはシンガポールの友人へのお土産探しに狸小路にあるショッピングモール「MOYUK」の「北キッチン」へ行って、シンガポールの「どさんこプラザ」では売っていない6点を選びました。1. やっぱり外せない「シマエナガ」のパッケージ物で、1枚から売っているタケダ製菓の「発酵バターの手作りサブレ MIXED NUTS」です。割れやすいので気を付けてとスタッフからアドバイスがありました。2. もはや札幌の代名詞である「スープカレー」旭川の北海道米菓フーズの「飲まさる おかき スープカレー味」北海道産餅米100%使用でパッケージにビールにグッ!とあるので特にビール好きの友達のための1品に。3. 本別町にある前田農産食品の「レンジでアツアツ 十勝のポップコーン(黄金のとうもろこし畑から)パッケージのヒグマ、タンチョウヅル、エゾリスのデザインも北海道らしく。かなりアメリカ産のポップコーンに嵌っていた友達のために。4. 日ハムの栗山元監督が住む栗山町の谷田製菓の「北の錦 甘酒餅(4個入り)」地元ではかなり知名度が高い造り酒屋「小林酒造」と谷田製菓が手を取ってひとつの餅菓子を作り上げたとパッケージに書かれています。こんな優れ物があるとは私も嵌ってしまいそうです。5. 札幌の北海大和のオリジナルスープは何種類かシンガポールで売られていますが、この「サーモンスープ(100%北海道産サーモン)」は見た事がなかったので、スープ好きの友達のために。6. 最後に現在北海道ラーメンの人気ランキングNO.2らしい「純連」のインスタントラーメン(みそ)特に二日酔いの日に食べて欲しい一品です。
2024.11.14
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先月、札幌JR駅構内にある「どさんこプラザ」のイートイン・コーナーで北海道産ワイン(北島秀樹のケルナー)を試飲した時に単品メニューにあった「蝦夷鹿のテリーヌ」が気になり、店内での販売状況を見に行って来ました。 北海道白糠町産 北のジビエ中華まん 378円 蝦夷鹿とクルミのテリーヌ 940円(80g) テリーヌの説明に「アクセントにクランベリーを忍ばせ、クルミの食感とベリーの酸味が赤ワインとよく合います」とあります。他にも蝦夷鹿肉を使った製品ががあるかどうかあれこれ見ていると、インパクトのある黄色のパッケージの「エゾシカ肉の旨み、ぎゅっと凝縮。北海道の新たなご当地グルメのえぞしか肉まん」を見つけました。まずは手頃な値段の物からお試しと1個購入しました。 早速電子レンジでチンしてふっかふっかの肉まんを赤ワインのアテで頂きましたが、何とも言えない絶妙な蝦夷鹿肉と餡の味わいです。材料は全て北海道産で特に餡には幻の玉ねぎ「札幌黄」が使われているのもこの美味しさの理由のようです。 蝦夷鹿肉について調べてみると2000年代からハンバーグや加工製品などのご当地グルメとして普及し始め、2010年から毎月第4週の火曜日を「シカの日」と定め需要拡大に取り組んでいるようです。エゾシカは北海道全域に生息していて繁殖率も高いようなので食材として頂くのは「一石二鳥」という感じです。おまけに牛のレバーをしのぐ鉄分を含んでいる事、脂質が低い事が栄養面で特筆すべき事のようでエ蝦夷鹿肉を習慣的に食べない手はない!という感じです。
2024.11.13
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今年9月に一般開放が始まった北海道大学構内にある「北海道ワイン教育研究センター・北大ワインテイスティング・ラボ」で北海道ワインの有料試飲が出来るという情報を貰って、早速昨日行って来ました。先週木曜日の積雪から一転、穏やかな秋晴れの天気となり紅葉を眺めながらJR札幌駅から徒歩15分ほどで到着です。 センターの建物は1901年に建てられた登録有形文化財。 館内の窓からキャンパス内の紅葉も。ワインセラー2台に6本ずつ置かれています。 館内を一通り見てから受付でワインリスト(赤4種類、白6種類、ロゼ2種類、シードル1種類)を貰い、早速3種類試飲が出来るコインを1500円で購入し、ワインリストの中から下記の3種類を選びました。まずは白2種類です。1. 2度訪問した事がある三笠市の山崎ワイナリーの「シャルドネ樽発酵 2021年」2. 北海道ワイン(小樽市)「鶴沼ゲヴェルツトラミネール 2021年」 館内にはソムリエが常駐しているのでワイン選びのアドバイスや質問にも気軽に答えてくれます。1.のシャルドネの樽香が際立っている理由やアルコール度数が11度に抑えられている意味を説明して貰いましたが、個人的にはアルコール度数は12度ほどまで上げて深みのようなものが欲しいと思いました。2.のゲヴェルツト~は実はフランス産の花の蜜のような強い香りが苦手で北海道産はどんな味わいにと試しに飲みましたが、香りといい若干の甘みといい品質の高さを実感しました。ソムリエによると「かぼす(柑橘類)」の香りがあるため魚介類にも好相性という事でした。 最後が千歳ワイナリー「北ワイン ピノノワール 2022年」で、山梨のワイナリー「中央葡萄酒」の技術支援でワインを造っていてソムリエのお勧めの赤の1つでした(葡萄は余市にある木村農園)ただ、個人的には2022年と若いせいか渋みと酸味が際立ち過ぎていると思いましたが、更なる技術改良でブルゴーニュのピノノワールの味わいに早く近づいてくれる事に大いに期待です!
2024.11.11
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左下の部分に自らサインを。 →サインの拡大 北海道ではネットの記事でも話題になっていますが、今朝のテレビのスポーツニュースで「ダルビッシュ有のエスコンF参上」を大きく取り上げていました。 ネットの記事によるとダルビッシュが古巣を激励に訪れるのは2016年2月の札幌ドーム以来で8年振りの日ハム激励だそうです。Tシャツに短パン姿の投球練習の様子や昨年のワールドベースボールクラシック(WBC)をともに戦った伊藤大海と談笑する姿、今年412ホールドを達成したダルビッシュより1歳年上の宮西投手と語らう様子もテレビで流れました。 エスコンFで一際目立つダルビッシュ有と大谷翔平の壁画に自らサインをしたそうで次回エスコンに行った時に見るのが楽しみです。球場内のグッズ売り場で買い物をする光景を見かけたファンが騒然とする場面もあったようで、もしその場に自分がいたらと思うと、ちょっと興奮します。 ファンの間では「日ハムに戻って来て欲しい!」と声が上がっているようですが、現在のパドレスとの契約が2028年まであるので42歳までメジャーリーグにいる事になります。年齢を考えてその後日ハムに戻りプレイする事が出来るのかどうかは分かりませんが、少なくても強い日ハムを支える1人になってくれる事は確実かなと思っています。余談ですが、大谷翔平にも壁画にサインするためにエスコンFに参上して欲しいですが、それは2026年のWBCまで待たなきゃいけないのかなぁと・・(勝手にWBCの開場にエスコンFと思っています)
2024.11.09
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11月7日は理由はよく分かりませんが「国際メルロー・デー」だそうで、たまたま「ヴィノスやまざき札幌店」のオープン3周年を祝う「プチパーティーでおもてなし」のワインセミナーでした。 CAVAとカナッペでスタート。 スペインのスパークリング「モンマルサル エクストレマリウム ロゼ 2021(DO CAVA ピノ・ノワール100%)」でスタートし、いつも通りの計6本に加え今月のボジョレー・ヌーヴォーに因んだヌーヴォー革命の1本の計7種類のテイスティングでしたが、何と言っても店主自らが腕を振るったカナッペ3種(和風マッシュルーム、鶏のレバーパテ、生ハムクリームチーズ)、男爵芋のビシソワーズ(スープ)、チーズたっぷりのホットサンドに締めで牛肉の赤ワイン煮込みの6種類はワインとしっかりとマリアージュする最高のおもてなしでした。シャトー・ペリーユ・モンドット 2007 国際メルローデーに因んでか最後のスペシャルワインはメルロー90%、カベルネ・フラン10%で造るACサンテミリオン「シャトー・ベルグラーヴ(売値10,000円)」でした。注がれたグラスの下部に澱(おり)があり、店主から「タンニンが結晶化した澱は渋みが多く熟成したワインの特徴」と説明がありました。17年という時を経て熟成したこのワインを最後に出された牛肉のワイン煮込みで本当に美味しく頂きました。札幌は昨日は10月の初雪以降、初めての積雪となり秋の深まりどころが初冬の冷え込みとなったけれども温かい気持ちでセミナー終了となりました。 今回のスペシャルサービスとして昨年のボジョレー村で造られたプレミアムのヌーヴォー(売値5500円)はブラインドだったため葡萄品種「ガメイ」とは思えない深紅色や味わいに「この葡萄品種は一体何?」と頭を捻りました。個人的にはボジョレー・ヌーヴォーに対して今まで持っていた印象を大きく変える一本で、こんな経験をさせてくれる「ヴィノスやまざき」にはやっぱり感謝の一言です。
2024.11.08
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アルコール度数12% 1080円 以前は町民だけが購入出来た北海道の池田町で造る町民還元用ロゼワイン(十勝ワイン)がコンビニ「セイコーマート」で購入出来ると情報をもらって早速買いに行きました。ラベルには「当時馴染みの薄かったワインを飲む習慣が町民の中で育まれました。北海道産の葡萄100%使用の国内では希少の辛口ロゼワイン」とあります。葡萄品種を調べてみるとキャンベル(アーリー)でアメリカで1892年に誕生した黒葡萄で日本には誕生から5年後に伝わっています。現在は北海道、青森、岩手などの寒冷地での栽培が多く、果肉がジューシーで適度な酸味と濃厚な甘酸っぱさと説明があります。 まずは一口飲んでみるとやはりイチゴのようは濃厚な甘酸っぱさがあり、何か食に合わせるというよりワイン単体で飲むかイチゴのショートケーキのようなスイーツに合わせデザートワインとして飲んだ方がという味わいでした。 ふらのワインロゼ(富良野市ぶどう果樹研究)アルコール度数13.5% 町民ワインで思い出すのは富良野の同じくロゼワインで、現在も町民ワインかどうか調べてみるとアマゾンで購入できるようです。価格は池田町よりちょっと高い1640円で葡萄品種は「セイベル種主体」とあります。セイベルには色々な種類があるようなので、これは実際に購入して味わってみたい1本です。
2024.11.06
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世界の注目を集める「アメリカ大統領選」はスーパーチューズデー(決戦の火曜日)の明日(日本時間では5日夜から)開票が始まります。著書「一気にわかる!池上彰の世界情勢2024」の結びで「もしトラ(もしトランプがアメリカの大統領に返り咲いたら)」という言葉を引用し、大統領就任時代(2017~2021)に行った世界に混乱を巻き起こした事例や返り咲いた後の危惧を挙げています(近々の新聞記事の内容も書き入れました)1. ロシアのプーチン大統領を高く評価しているため、立候補当初はウクライナへの軍事支援を止めて早期解決を謡っていましたが、9月の朝日新聞の記事では軍事支援には触れずに「現在のロシアとウクライナ境界を非武装地帯にし、ウクライナのNATO加盟を否定」とあります。非武装地帯は戦争が始まってから現在までのロシアの占領地維持を意味しているので、やはりロシア寄りの姿勢は変わらないようです。2. 歴代のアメリカ大統領の中でも最もイスラエル寄りのトランプ大統領は任期中にパレスチナ難民を支援する「UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)」への拠出金を廃止しパレスチナは大混乱、日本とEUがその穴を埋めバイデン大統領任期中にパレスチナ支援を再開しています。NHKのネットの記事では今年7月にイスラエルのネタニヤフ首相と会談し「大統領選挙で勝利すれば、すべてが早くうまくいく。中東での和平を実現できる。」と語ったようでイスラエル寄りの姿勢を全く変えないのだと思います。3. 温暖化防止のパリ協定から離脱し、バイデン大統領任期中に再加入。4. 大統領任期中に在韓米軍の撤去を考えていたようで、側近からそれは二期目に当選を果たしてからと諭されていたようです。二期目は無かったので実現していませんが、もし返り咲いてこれを実現したら北朝鮮やロシアにとってこれほど有難い話はないのだと思います。そして軍事面で日本に与える影響の大きさは深刻な問題になるかもしれません。 アメリカの有権者の一票の重要な決め手は「アメリカ国内の経済(インフレ)問題」や「移民政策」のように当然自国が抱える問題を解決してくれる人物にというのは当然で、他国の問題は二の次というのは十分理解は出来ても新しい大統領の就任が世界に与える影響の大きさを考えると、冷静な一票を願うだけです。 因みに「もしトラ」という言葉が「もしドラ(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを詠んだら」という著書をもじって使われるようになったと説明がありました。実業家でもあったトランプ氏は勿論ドラッカーのこの書著を読んでいると思いますが、ドラッカーの言うマネジメントは成果を上げる事が大前提とあります。万が一「もしトラ」になったとしても国内の問題だけでなく山積する国際問題を平和的に解決するような成果を強く望むところです。
2024.11.04
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「芸術新潮」11月号の特集は「ムッシュ印象派 モネのすべて」で、その中に造形作家であり批評家でもある「岡崎乾二郎」氏の「モネ鑑賞教室」のページがあり「印象、日の出」と「草上の昼食」を斬新、かつ刺激的な視点で解説していました。1872年制作(48x63㎝)1874年最初の「印象主義の展覧会」に出品して酷評を受ける。 印象派という名称の由来にもなり、個人的には2006年にパリのマルモッタン美術館(現在はマルモッタン・モネ美術館)で見た「印象、日の出」の解説は特に興味があります。美術館の入口に入ってすぐ左手の壁に展示されていた絵は想像以上に小さく見え、丸く赤で描かれた太陽はまるで一筆描きという印象が未だに残っています。それ以外の箇所についてはじっくり見た記憶がなく、岡崎氏が考える「左上に描かれた工場から吐き出されるヘンテコな形の雲=煙こそがこの絵の主題だったのでは?」には驚きました。そして「朝日は新しい日の始まりを明示しているけれど工場から吐き出される煙によってその清々しいはずの朝焼けの空はもう濁っていてやがては太陽を隠してしまうかもしれない。それはまるでSF映画のブレードランナーに描かれているような恐ろしい未来が予告されているかのように・・・。」と続きます。勝手に想像を膨らませると太陽と煙(雲)は当時はまだフランス絵画の主流であったサロン(官展)派と新進気鋭の印象派との対比で「雲が主題」という事であれば雲=印象派でいずれは太陽を覆いつくし隠してしまう未来の予兆を描いたのではと思うと、この絵の見方も大きく変わってくる気がします。
2024.11.03
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先月28日に人気のショッピングモール「札幌すすきのCOCONO」に2号店をオープンさせた「Melt Donut」に昨日行って来ました。ネットの記事には今年2月にオープンした本店の情報もあり、たまたま近所だったため2号店のオープン前に行ってみましたがお店のシャッターは降りたままでした(後で2号店オープンのため11月末までお休みと分かりました) 本店のシャッター横に貼られているお店紹介を写真に摂り読むと「北海道鶴居村産のはちみつを生地に練り込み、長時間熟成発酵させたこだわりのドーナツ。揚げたてはとろける生食感...!」とあり、特にドーナツ好きではない私も試してみたくなり2号店に行った次第です。 手前がカスタードで後ろがマラサダ(2個で496円) ハワイのマラサダ(ネットの画像から) 昨日の夕方、混雑しているかなぁと思いながらB1にある小さな店舗をやっと見つけると運よく行列もなく、すんなりと一押しらしい「マラサダ シュガー」と「カスタード」を購入しました。マラサダは「ハワイで人気のイーストドーナツで発酵生地を揚げたふわふわドーナツ」というのも初めて知り、「生」を実感するのには揚げたてが一番だそうですが、残念ながら揚げたては11:30~12:30の1時間限定のようなので、次回はこの時間帯に行ってふわふわを味わってみたいものです。マラサダについてネットで調べてみると実はポルトガル生まれのスイーツだそうです。15世紀以降にポルトガルは世界各地に進出し植民地を獲得した事がきっかけで特に植民地となったブラジルで砂糖生産を活発に行ったためのようです。ポルトガルから伝わったカステラや金平糖を思い出します。ドーナツと言えば、昨年やっとシンガポールにオープンさせた「ミスタードーナツ」の長い行列に並んだ事を思い出します。日本と違って揚げる油の質のせいか特に美味しいとは思わず買ったのは一回だけですが、ちょっと高級感のある「Melt Donut」はやはり日本の素材の質の良さを実感させてくれる満足度の味わいでした。
2024.11.02
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