星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2023.06.24
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今月の「ワイン・コネクション」のプロモーションの1本でフランス最南端の生産地「ラングドック・ルーション」地方の「Mas Janeil Le Petit Pas GSM 2022」です。先日、ラベルのデザインが「カバ」のこの地方のワインを日記に書きましたが、今回のラベルは「馬と鶏」でフランスへ旅行した時の「馬の思い出」がふと浮かび試しにと購入しました。

葡萄品種は「グルナッシュ・ロワール(G)」「シラー(S)」「ムールヴェ―ドル(M)」 「カリニャン」 ​の4種で3つの葡萄品種の頭文字をとってパワフルなワインを意味する「GSM ワイン」でアルコール度数は14.5%です。相性料理は「焼肉等の肉料理」でチーズは「熟成コンテチーズ」がお薦めのようです。鶏肉レバーと豚バラのレバニラ炒めに合わせましたが、まずまずの相性でした。


​ロマネ・コンティの畑の前で。ガイドさんと右に雪がうっすらとある葡萄畑​

 「 馬」で思い出すのは2006年にワインのために「ボーヌ」を訪れ、ツアーに参加した時の事です。2月のシーズンオフで何とか見つけたツアーは葡萄畑を見て1つだけドメーヌ(ワイナリー)を訪問出来るものでしたが、その時のガイドさんとの会話が今でも記憶に残っています。

 昔々は馬が葡萄畑での貴重な働き手であった事を熱心に話してくれて、ふと受け狙いで「私、馬肉好きです!」と言ってしまいガイドさんが「信じられない!馬は人間の大切な友達でもあるのに・・」と何とも言えない表情をし「かなりの失言だったかなぁ」と・・。その後は普通に「エシェゾー」や「ロマネ・コンティ」の畑を見て回りワインのティステイングもして和やかにツアーは終了したのですが、今思うとガイドさんはツアー中「こいつ・・・」と思っていたのかもしれません💦

 日本一と言われる熊本県産の「馬刺し」は未だ食べた事がないですが、日本にいた時は故郷北海道で普通に居酒屋さんで「馬刺し」を食べていました。今更ながらに気になって「馬肉を食べる国」を調べてみると日本以外では中国の東北部、ヨーロッパでは食べる国と食べない国が大きく分かれているようです。イギリスでは馬をペットとして愛玩する人が多いためほとんど食べないけれどもフランスでは安価と言う事もあって食べられていると説明しているものもあります。「うーん、あのガイドさんはイギリス系だったのかなぁ・・。」何気ない会話でも何年経っても記憶に残る物があるんだなとしみじみ思い、この馬のラベルのワインに馬刺しを合わせてみたいと性懲りもなく思ってしまいます。そう言えばシンガポールでも以前に長野県出身の方が経営する居酒屋で何回か馬刺しを食べた事も思い出しましたが、残念ながら数年前に閉店してしまいました。世界中に広まる日本食文化ですが果たして「馬刺し」の今後は・・?





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最終更新日  2023.07.08 13:09:52
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