星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2023.08.03
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住所はしっかり印字されていますが宛名は「The Resident(居住者)」となっています。

昨日郵便受けにシンガポール政府からの無料の「コロナ抗原検査キット」が入っていて、前回はいつだったか日記を見てみると昨年の12月でその前の8月にも今回とほぼ同じ時期に宅配がありました。来週の水曜(9日)はシンガポールの58回目のマレーシアからの「独立記念日(National Day)」で国を挙げての一大イベントが開催されるため、それに合わせてしっかり自分で検査して陽性であれば会場等に行かないようにというメッセージなのだと思います。ただ最近はコロナ感染者のニュースはシンガポールではほとんど目にすることがなく、公共交通機関でもマスクをしている人の割合は50%以下という感じです。

無料の「抗原検査キット(韓国製や中国製)」 の宅配は2021年の9月に始まり、今回で5回目で韓国製です。宅配システムはとても便利で何故これが可能なのかと考え、昨年の8月の日記に下記のように書きました。

どうして抗原検査キットが全家庭に(勿論外国人も含めて)
「Singapore Post(シンガポール郵便局)」で郵送可能かと考えると、人口が5百万人ほどで国土が東京23区とほぼ同じ広さであること以上に住所不定者がいないことが挙げられるかと思います。

初代首相のリー・クアンユーが57年前にマレーシアから独立する際に「全ての人が屋根のある家に住む」ということを目標の1つに掲げ、現在に至っています。また日本の「マイナンバー」に当たるIDカード等の番号によって政府がシンガポールに住む全ての人の情報を把握しているというのも大きいと思います。来星当時は政府に「個人情報が流れている・・」というのは正直怖いところもありましたが、普通に生活していれば害が及ぶこともなく、特にコロナ禍の危機の際には番号で管理してもらっていることでワクチン接種や無料マスクの受け取りの際は手間が省けてとても助かりました。特にワクチン接種に関しては紙面でのやり取りは無く、ID番号を携帯電話に入力、希望接種会場と日時を選んで送信するだけなので混み合って繋がらないという事も無く1分以内に予約完了です。

 来週の水曜日(9日)でマレーシアから独立して58周年目という若い国で、国土も狭く資源も無く人口の少ない国ながら「名目GDP」は191ヶ国中34位「1人当たりのGDP」はスイスやカタールに次いで191ヶ国中6位というのはかなり健闘している国という印象です。IT技術を駆使した金融業、法人税を軽減し相続税を無くすなどして世界の富裕層を呼び込むという手法もあっぱれだと思いますが、先見性を持って国をリードしていく政治家達の手腕も大きいと在星20年目にしてしみじみ思います。







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最終更新日  2023.08.05 09:20:44
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