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喪中のお正月でしたけど
孫たちと楽しく過ごして
また穏やかな日々に戻りました
今朝は息子が薦めてくれた
こんな本を読んでみました
阪急電車の主に今津線に
乗り降りする
お互いに赤の他人たちの
乗客が主人公です
宝塚
宝塚南口
逆瀬川
小林
仁川
甲東園
門戸厄神
西宮北口
親しい駅名に連れて
幾つかのエピソードが
それぞれ面白く書かれています
登場人物たちは
電車に乗り合わせただけの
全くの他人たちですけど
ひとつまみのスパイスが
料理を格段に美味しくするように
発せられた心ある一言が
ピリリと効いて
見知らぬひと々の
人生の味わいを深めることもあること
私たちは、見知らぬひとたちとも
実は連帯して生きているのだということ
そんなことを感慨深く思いました
なかでも私の気に入りは
結婚を間近に控えた
キャリア・ウーマンが
おとなしいだけの詰らない女に
男を掠め取られて
怒り心頭
元彼の結婚式に
花嫁も顔色を失う美しさ
真っ白なドレスで着飾って
討ち入りを果たします
胸がすきますが
遣り過ぎはせず
実にカッコいいです
全編を通して
歯切れよく
会話が楽しく
一気に読めました
気になっていた
『フリーター、家を買う。』
の著者でもありますので
これも読んでみようと思います
ついでに、孫たちと遊んだ
花鳥園の写真を少し載せます
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