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復本:俳句の魚菜図鑑 (柏書房、 2006 ) 116
鮒ずしや 彦根の城に 雲かかる 蕪村
灯消えたり卓上に 鮓の香 迷ふ 高浜虚子
縁日の 灯の中にある 鮓屋かな 嶋田青峰
鮓桶に 来て とまりけり山の蝶 野村泊月
鮓おすや 貧窮問答 口吟み(ズサミ) 竹下しづの女
鮓桶の 塗美しき 燈火かな 星野立子
奥田白虎編:川柳歳時記(創元社、昭和 58 年) 291
次々に 手から出てくる にぎり鮨 黒田逸海
屋台 鮨 落語のような お茶を飲み 本郷和来亭
鮎ずしと 聞いて 見送る人も買い 神山処似
ローカル線の味覚に 鮎の 姿鮨 荻田川狂子
上ねたへ 弾みでできた 握りずし 森田照葉
横町の その横町の 握りずし 西尾栞
社用族 ずらりと並ぶ 握りずし 藤松一路
すし巻いて 女もたまに 遊びたし 小島祝平
新宿に 大阪がある 寿司の味 岸本水府
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