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最後に、最終日(だったはずの日)に起こった事件の一部始終を。そもそも、旅疲れもあったのです。既に8日間の長旅になってましたし、茶農家さん訪問では結局一睡もせず、その後も台北市内を動き回るという無謀な行動をしてましたし。そして最終日は、朝から親のおつかい。初対面の人に北京語で電話をして、アポを取って面談するということをしまして、少々緊張しました。先方は、私が英語オンリーだと聞いていたらしく、ちょっと驚いた様子でしたが。#むしろ最近は、英語の方が全然頭に浮かびませんwまあ、これが無事に済みまして、ホッとしたんでしょうね。さらに、私、台湾に来るときはJALが多いので、なんとなく体内時計はJALの最終便(台湾滞在時間を長く取りたいので)に合わさっているようです。でも、一応冷静にANAに乗ることは覚えてまして、それに合わせて空港に行くか、という気はあったんです。ところが、ここで、今回の旅の絶不調の原因となった”確認不足”の症状が、またも出ます。確か、JALの最終便は15時発だったから、ANAは確か1時間ぐらい前よね?てことは、出発14時?だったら、13時に着けば間に合うんじゃね?と勝手に考えちゃったわけです。ここで、大きな間違いをいくつかしています。1.そもそも、JALの最終便は、14時半です。2.JALとANAは1時間違いなどという法則はどこにもありません。3.ANAのコードシェアでない最終便は13時発です。・・・致命的ですしかし、勘違いというのは恐ろしいもので、このスケジュールだと思い込むと、それに従ってピタリと行動してしまいます。ホテルを11時少し過ぎにチェックアウトし、さらに余裕をかまして、荷物は大きかったものの節約志向を最後に見せ(←また余計なことを)、MRTで台北駅まで行き、国光客運の台北車站までたどり着きました。この時点で11時45分。まあ、昼なら渋滞も少ないので、1時間で着くから大丈夫だな、と思ったのです。さて、バスの切符を買いますか、という段になって、あれ?全日空って、桃園空港の第2ターミナル発着でいいんだよなと、確認しようと、Eチケットの控えを見ました。そこでチケットを見て、気づいたのです。出発、13時じゃん。。。時計を見れば、もうすぐ12時。チェックイン終了の時間です。ガ━━Σ(゚Д゚|||)━━ン!! 大慌てで特典予約デスクに電話。空港にこれから連絡します。何時に着きそうですか?お預けになる荷物はありますか?と色々聞かれたのですが、今から出発するにしても、渋滞してたら13時には着かない可能性もあります。しかも、もう疲れてたので、すみません、明日の便に変更できますか?と潔く諦めました。・・・というわけで、一日遅れの帰国となったのでした。変更の利く、マイレージのチケットで良かったです(涙)とぼとぼ定宿に戻って、もう1泊しようと思ったら、フロントのお姉さん、さっき、チェックアウトされましたよね?と((((((^^;ええ、予定が変わったんですよッ!あんまりついてない感じだったので、行天宮の前の地下道で占ってもらいましたwそれにしても、あそこの日本語OKの看板ほど当てにならないものはないと思います。#同じことを何度も言うだけの占い師に当たったのです。質問ほぼ不可。まあ、四柱推命なので、そんなに言うことは大外れしません。が、あなたの星は陳水扁(←前総統)が持っているのと同じ、と言われたときは、「え、阿扁?」と思わず聞き返しましたねwこのあと、上園茶荘に行き、あれこれと高山茶を試飲。まあ、さすがに何度も訪れているので、今は”意味分かるー”攻撃は、されなくなりました(^^;)凍頂を探しに行きましたが、やっぱり産地の状態があまり良くないようで、近隣の山のものを勧められました。無いことはないんだけど、良いものを探すのが本当に難しくなったと。その中に、少し焙煎をかけると、蜜っぽい香りが出てくるものがあったので、これを買うことに決定。焙煎をオーダーメイドでしてもらいつつ、焙煎前のも少量購入。飲み比べれば、焙煎の効果を体感できるはずです。ふふふ。↑何というマニアックな買い方。やっぱり焙煎機欲しいなぁ、と思いました。あ、小さい卓上式のじゃなくて、大きい据え置き式のヤツw他に、阿里山を数ロット飲ませてもらいました。でも、ピンと来たのは1つだけ。#ええ、私、試飲では厳しいのです。お茶を買うときは、一切値引き要求しない分、気に入らないと買いません。東方美人は、私が行ったときは、まだイマイチなロットばかりでしたね。林さんも、サンプル取り寄せ中な感じでした。香り立ちは良いんですが、戻りの甘さがちょっと物足りないかなぁ、と。一緒にジャスミンも少しばかり購入してきました。このあと、士林夜市に行ったり、本屋をブラブラしたり。思いがけない延長戦でしたが、まあ、やることは結構色々ありましたね(^^;)* * * * * *翌日は、しっかりと10時頃にチェックアウトし、タクシーで桃園空港へ向かいました。ええ、さすがにもう間違いませんw空港で排骨麺などを食べ、新東陽の脇の無線LANスポットでメールチェックをしていたら、目の前を見たことのある人が通りました。あ:簡さーん簡:あなた、なぜここにいるの?そりゃそうです、私は昨日帰っていたはずだったのですから(^^;)ということで、百大先生たちと同じ便で帰国したのでしたw思わぬ長旅になりましたが、同行いただいたみなさん&温かい台湾のみなさんのおかげで、とても充実した旅行でした。ハプニングは色々あったものの、美味しいお茶にはたくさん巡り会いましたし、美味しいものもしっかり食べました。次に行くのは、秋か冬になると思います♪おしまい。まあ二度とこういうことはないでしょう(^^;)
2009.06.29
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台湾といえば、食べ物です!というわけで、とりあえず食べたものをご紹介♪暑いので、冷たいものも美味い!定番と言えば、氷館のマンゴーかき氷。濃厚なアイスが溶けてくるとまた美味い♪それから、ココナッツミルクの濃厚なかき氷。こんなお店が、私の昔の家の近くにできたとは♪そして、これを食べないと台湾に来た気がしません。愛玉氷♪とりあえず、行っとくかな鼎泰豊本店。やっぱり定番の小籠包♪そして、意外に美味かった。ちょっと辛いソースのかかったエビワンタン♪そしてこの店の裏の看板メニュー?エビチャーハンが美味しいのです♪永康街と言えば、牛肉麺も忘れてはなりません。永康牛肉麺。あっさりとしたスープなのに、辛い。でも、ウマイ♪見た目はイマイチだけど、とても美味しい台湾料理の数々。やっぱり基本の担仔麺。それからビーフン。これ、オムレツのようですが、中に切り干し大根が入ってます。屋台にも突撃。まずは寧夏路夜市。牡蠣オムレツの店がやっていなかったので、泣く泣く鶏肉飯を。士林夜市にも出没。ちょっと変わり種では、タイ料理。生のエビなんですが、上に乗っているスパイスが辛い!でも美味い♪そして、鼻血が出そうなぐらい食べた、フレッシュなライチ♪とりあえず、これだけ言っときます。台湾はB級グルメと果物が美味い!!!\(^o^)/台湾に行くとやっぱり太りますね(^^;)
2009.06.28
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東方美人の茶農家さん訪問が終わったあと、駅から簡さんに報告&お礼の電話を入れたところ、明日、坪林に行くんだけど、来る?という話があったので、さっそく乗りました。#個人旅行者はフットワークが軽いのです。翌日。MRTの新店駅で待ち合わせをしました。こんなところで、坪林行きのバスの時刻表が役に立つとはwくねくねの山道を通り、やって参りました坪林の街。まずは、簡さんの行きつけのお店へ。行ってみたら、品評会の額がたくさんあるのに驚き。え、これほとんど賞を独占してませんか?このお店の方、お茶を販売しつつ、製茶もするのだそうです。茶畑は持っていないそうですが、その製茶の腕を買われて、色々なところからお茶づくりを頼まれるのだとか。こりゃ、スゴイ人じゃないですか(^^;)さて、試飲です。この時期ともなると、文山包種茶はほとんどが売れてしまっていて、手元にあるのは品評会受賞茶がメインになるそうです。品質の良さがハッキリしているものほど、売りやすいですから、そういうものだけ残して他は早めに売ってしまうんでしょうね。ということで、頭等奨と参等奨のお茶を飲み比べました。何という贅沢w比較してみると頭等奨の方が透明感が強いです。日本酒で”水みたいな酒”ってのがありますが、これ、まさに”水みたいなお茶”です。でも、飲んだあとの戻ってくる甘さとか、じっくり舌に来る旨味とかが、とても素晴らしいお茶です。参等奨の方は、それよりはややしっかりしたお茶の味が先行します。しかし、これもまた美味いのです。発酵不足ということもなく、しっかりと軽やかな蘭花香のお茶です。頭等奨、素晴らしいことは素晴らしいのですが、コストパフォーマンスを考えると参等奨かなぁと思っていたら、簡さんとも意見が一致。というわけで、参等奨を買ってきました。このあと、茶畑を案内してもらいます。坪林といってもかなり広くて、車で移動しても結構かかります。途中、東方美人の日光萎凋をしている現場に遭遇。見てきた産地のものと、明らかに違う作り方です。坪林は、青心烏龍や大慢種などを使うので、品種が違うというのもあると思うのですが、日光萎凋を強めにしている気がします。このようなことは、やっぱり現場に行ってみないと分かりません。山道を抜けて、茶畑へやってきました。ここでは、いくつかの品種が栽培されているようです。当ててみて下さいw根っからのネイチャー派というか、ワイルド派な茶師の先生。お茶づくりが一段落すると、釣りと蜂蜜採りがお仕事なのだとか。すごい生活です(^^;)そんなわけで、ミツバチの巣箱へ行くことになりました。といっても、かなり簡単じゃないところでして、ケモノ道のようなところを分け入って行きます。こちらが巣箱です。何の装備もしていませんが、暴れなければ向こうも刺してきません(^^;)蜂がびっしりいます。そして、採れたての蜂蜜をいただきました。もう、これが美味いのなんのって。台湾の在来種の蜂なのだそうですが、野生の花から蜜を集めてくるので、本当に美味しい。市販の蜂蜜って、あれ何ですか?というぐらい深い味わいです。と、茶畑を見るだけが、思わぬ楽しい発見もあった坪林訪問でした。まったく、簡さんにはお世話になりっぱなしでした。さて、帰りは、台北に用事のある先生が送ってくれて、台北駅前で簡さんたちと、また、東京で♪と言って、お別れしました。ええ、私は明日の飛行機で帰る予定だったのです。まあ、その翌々日によりによって桃園空港で再会し、同じ飛行機で帰国することになるのですがねw続く。次は食べたものなどを
2009.06.27
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今年もこの季節がやってきました。(参考:こちらとかこちら)ペプシしそ今年は、和風で攻めてきましたよ((((((^^;このシリーズは、何と言っても大真面目なニュースリリースが素晴らしいと思っています。どう考えてもウケ狙いとしか思えない商品なんですが、一切そういうところを見せない。どんなに面白いネタをしゃべるにしても、しゃべる本人がクスクス笑っていては、面白くありません。大真面目にとんでもないことを言う方が、ギャップが大きくて、笑えます。そのような原則をペプシはよく分かっている!と思います。#え、考えすぎですかね?さて、おなじみの鑑定杯にあけてみましょう。いやー、ホントすごい色してますね((((((^^;メロンソーダ系の緑色です。香りは、練り消しゴム(分かります?)系のきわめてケミカルな香り。口に含む前のトップノートで露骨に「しそ?」と思いますが、そのあと一度、炭酸のメロンソーダ(サイゼリヤのドリンクバーにあるヤツです)的な味に変わります。が、喉に落ちてから、グワーッとしその香りがやってきます。・・・と書くと、なんだか凄く飲みづらいものに聞こえますが、結構それなりに飲める味だと思います。清涼感があるというのは、結構その通りで、看板に偽りはありません。まあ、しその香りである必要はどこにあるんだ、と思いますがねwペプシ、今年もネタとしては、素晴らしいものを提供してくれています。ネタとしては秀逸!
2009.06.27
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評判の良いこちらを読んでみました。感想をひとことで言うと、ものすごくイイと思います。下手な単行本を買うより読みごたえがありますし、細かいところまでしっかりと行き届いている特集だと思いました。数多く面白そうなテイスティングをしているのですが、「私もやりたい!」と思いました(^^;)テイスティングに、嗜好性飲料として進んでいると思われるワインのソムリエを引っ張ってきているのは良いと思います。お茶の業界の人にとっては、ものすごく刺激になる特集なんじゃないかと。保存版として、長く手元に置いておきたい雑誌です。* * * * * *ここからは雑感。実は、最初は「何で、お茶なのに中国茶や台湾茶を入れない!」と思いましたが、読んでいくうちに「こりゃ、仕方ないわな」と思いました。紅茶や緑茶、あるいはワインの嗜好品としての研究度合いからすると、はっきり言って「中国茶は、まだまだこれからだ」と感じるからです。これらのお茶やワインに並べるには、嗜好性飲料としての成熟度が足りないと言いますか。それも仕方のないことだと思います。まず、台湾茶は1970年代の経済成長を期に、国内消費が活発化。30数年の歴史を経て、随分洗練されてきているとは思います。お茶に付随する茶藝などの茶文化も、始まった当初に比べたら、徐々に台湾の地元文化と違和感なく融合したものになってきていると感じますし、産地(たとえば高山茶)や茶農家、発酵度や焙煎など、きめ細やかな違いでお茶が選べるようになっていることは、そのあらわれだと思います。しかし、いかんせん愛好者の数と歴史が違います。国際商品として長く取引され、世界中に愛好者のいる紅茶の世界や長く連続した歴史を持っている日本茶と比べるのは、ちょっと厳しい気がします。一方、中国茶(大陸茶)となると、さらに厳しい。中国茶自体の歴史は長いとはいえ、清代以降、大陸中国は本当にかわいそうになるぐらいの不幸な歴史を送っています(私、隣国の国民として大いに同情し、ホントに頑張ってもらいたいと思っています)その間に、本来積み上げられてきたはずの多くが失われたり、近代的な研究というのが遅れていたことは否めません。名茶と呼ばれるものも、多くは1980年代以降に復興されたものばかりです。これ、蓄積という面では、大変なハンデだと思います。また、茶文化が成立し発展するには、あまりに余裕がない時代が長く続きました。食べていくだけで精一杯の状態が長く続きましたから、良いお茶と向き合う余裕ができたのは、つい最近のこと。ハイエンド層は別なのかもしれませんが、やはり愛好家の裾野の広さという点では、まだまだ不十分と感じます。大陸の茶藝は、まだまだパフォーマンス色が強いですし(進化の過程なので、仕方のないことではありますが)そして、各地方の名茶の研究に温度差があったこともあります。中国全土のさまざまな名茶を楽しむという習慣は、物流が発達し、経済が豊かになってきた、ごくごく最近になってできたこと。どちらかというと地元の名茶は地元でのみ消費される”地酒”のような傾向がありましたから、全てのお茶を網羅的に把握している人は極めて少なく、研究の方法論が十分に行き渡らないこともあり、それぞれのお茶の研究レベルがマチマチだったということもあります。* * * * * *このような理由で、ちょっと互角に張り合うのは難しいかなぁと思います。逆に言うと、中国茶の世界は、実はまだまだ開拓・整理の余地がたくさんあって、「だからこそ面白い!」と言うこともできるのですが。もっとも、表面にあまり出てこないだけで、既に紅茶やワインのレベルにまで近づいているのではないか?と感じるお茶もあります。たとえば、鉄観音。安渓では、植えられている畑の土壌の違いを茶師がきちんと把握し、その上で適切なブレンドを行い、焙煎を施して出荷しています。また、香港の茶荘に見られるように、店独自の再焙煎を行い、付加価値をつけて出荷するという慣習が根付いています。これは鉄観音が、華僑に好まれているお茶だと言うこともありますが、連続した歴史の中で嗜好品として磨かれてきたことの証だと思います。このような事実が、あまり整理されて伝わっていないだけで、鉄観音は十分に嗜好性飲料として成熟した要素を備えているお茶だと思います。最近の緑茶風味鉄観音ブームで、それがやや失われてしまうんじゃないか、と懸念は持ってはいますが。。。鉄観音のようなお茶が存在することは、中国でも今後、経済発展に伴う生活水準の向上と安定化が進み、各お茶の研究も高度化すれば、十分に嗜好性飲料としての厚みを備える可能性があることを示唆しています。#残念ながら、今の中国のお茶の研究が、その方向を向いているとは言い難いのですが。数多くある名茶が、鉄観音レベルまでこだわりを持ち始め、消費者がそれを受け入れるだけの水準にレベルアップしたならば、中国茶というのは本当に無限の可能性を持っていると思います。なにしろ、広い中国のことですから、品種や製造工芸のまったく違う、様々な名茶を保有しているわけで、これをブレンドなどしはじめたら、それこそ無数のパターンの味わいと香りのお茶が誕生する可能性があります。・・・これは、とんでもないことですよ(^^;)もちろん、そこまで行くには、相当の年月がかかると思いますが、このような可能性の大きさを考えると、現在の中国茶の研究は、相対的にまだまだ研究の初期段階なのです。既にある程度整理が進んでしまっている、紅茶やワインとは同列では並べられないよなぁ、と思います。まあ、このブログが”マニアック”と言われているうちは、たぶん無理でしょうw私自身は、飲み物として、ごくごく当たり前のことを追究しているに過ぎないと思っています。↑居直ったたとえば、ワインのブログで、カベルネ・ソーヴィニョンとメルローの個性の違いを述べても、全然普通。というか、「今さらですか?」だと思います。でも、青心烏龍と青心大有の東方美人の違いを言うとマニアック・・・というのは、そりゃ、やっぱりワインと中国茶(台湾茶)の浸透度のレベルの差ですわね(^^;)ということで、みんなで研究しましょう♪
2009.06.27
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一夜明けた、茶農家での2日目。今朝も9時前には、昨日夕方に到着した茶葉の日光萎凋が始まっていました。#一晩置いたりもするようです。夜遅く、朝もそれなりに早い。製茶シーズンの茶農家は本当に大変です。10時過ぎには大量の茶葉が届きました。ザルを運んだり、こぼれた茶葉を集めたり、ちょこちょことお手伝いをします。お昼を食べて、しばらくすると昨日のコンテスト茶たちの焙煎が終わりました。こうして製品になるまでに、丸一日以上かかり、繊細なものはわずか2斤、もう1つのものも10斤しかできなかったそうです。クオリティシーズンの東方美人が、いかに貴重な茶葉か分かります。さて、この工場にも、お茶を買い求めるお客さん(地元の人、観光客、茶商など)が来るのですが、その動きを見ていると結構面白いのです。「これは美味いなー」と思っていたロットから次々に売れていき、一日もしないうちに大きな袋が空になります。美味しいお茶を農家で直接仕入れようと思ったら、タイミングもありますので、簡単ではないと思いますね(^^;)この後、暑い最中でしたが、茶畑を案内していただきました。#こういうことも、昨日のうちに簡さんがお願いしておいてくれたのです。無農薬なので、クモの巣が張っていたり、虫がたくさんいます。こちらの品種は青心大有です。このへんの人たちは、チンシンターモーと発音していました。#発音が色々あるので、お茶屋さんでも「有」の棒が二本ないやつ、と表現する方が多いです。暑いので、ウンカはお休み中だったようですが、たまたま一匹発見しました。分かりにくいので、ちょっと拡大。100mmマクロを忘れて行ってしまったので、これが限界でした(^^;)このあと、たまたま駅の方に帰るお客さんがいたので、その人の車に乗せてもらって、駅まで送っていただきました。本当に、色々な方にお世話になりっぱなしの二日間でした。* * * * * *さて、今回の滞在はとても勉強になったのですが、正直、私の語学力の限界を思い知りました。聞く分には、そこそこ?大丈夫なのですが、話す方の訓練が全然足りないですね。疑問に思ったことを聞くこともできないし、感じたことを伝えるのも難しいとなると、厚意を無駄にしているような気分になります。別にお茶の商売をしているわけではないので、茶農家さんに大口の注文を出せるわけでもなく。かなり申し訳なく感じてしまいました。ご恩返しをするならば、日本で東方美人の魅力をお伝えすることぐらいでしょうか。そして、この先に進もうと思ったら、やっぱり、せめて北京語はきちんと勉強した方が良いのかなぁと思いました。#私、正規の中国語学習をしたことがありません。もちろん、日本語のできる先生にくっついていく手や通訳を立てる手もありますが、やはりダイレクトに話ができるのと、そうでないのでは全然違いますし、必ずしも知りたいことを教えてくれるとは限りませんので。。。なお、今回のブログでは、東方美人の製法など、細かいことは端折りました。もう少し詳しく知りたい方は、上海小町さんのお教室で聞いてみて下さい。#中国語とお茶の知識を兼ね備えているので、茶農家さんや茶商も話しやすいのです。彼女の元に良いお茶が集まっているのは、決して偶然ではありません。今回、改めてそう思いました。次は坪林へ♪
2009.06.26
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今回、とても幸運だったのが、品評会に出品するクラスのお茶づくりを間近で見られたことです。しかも、それを最初から最後まで。茶農家に到着した頃、わずかな量の茶葉が2袋やってきました。その茶葉は、本当に華奢で、素人目にも明らかに良い茶葉でした。特に量の少ない方は。先生曰く「これは両方ともコンテスト茶にする」と。ここから、本当に手塩にかけるという言葉がピッタリの作り方を見ることになります。とにかく、全ての工程が慎重かつ繊細なのです。まず、茶葉の状態を見るのがとてもマメです。手を使って、茶葉の乾燥の状態を常にチェックしています。そして、茶葉の一枚一枚に至るまで、目を配り、少しでも発酵が上手に進んでいないもの(製茶後、黄片になりそうなもの)は、取り除いていきます。そのさまは、まさに工芸品です。さらに、室内萎凋中は、風などの影響を避けるために、このように厳重ガードしています。まさに徹底的な箱入り娘です。#東方”美人”ですから。茶葉の発酵を促進する揺青も、とにかく柔らかくやります。手の動きがとても小さく、指の振動だけで茶葉を触れ合わせているのが分かります。普通の茶葉は、奥さんやお子さんにも揺青をやらせるのですが、特に量の少ない華奢な方は先生以外一切触らせません。もう1つの方も、「もっと軽くやれ!」としきりに注意が飛びます。実は今回期せずして、揺青の作業をお手伝いしたのですが(お茶を作ったということですね!)、さすがに品評会受賞茶は手は出せないね、と思っていたのです。しかし、これを一緒にやってと、茶葉が入ったカゴを渡されます。ええ、小町さんと2人で、この貴重なお茶の揺青を担当いたしました(^^;)↑別のお茶ですが、揺青の様子このお茶が品評会で受賞したら、エライことですよ~* * * * * *茶作りの合間に、先生が今までの苦労話をお話してくれました。簡単にざっくりと書いてしまうと、とにかく金がなかったので、自分の腕を認めてもらえるよう、品評会に出した。品評会で認められるにつれ、自分の腕を信頼してもらえるようになり、茶葉を買ってもらえるようになった。この工場もそうして出来たのさ。と。それを聞いていて、品評会というのが農家にとっては、アメリカンドリームならぬタイワンドリームを掴むための数少ないチャンスだということを感じました。どこの国でも、農家というのは大変な環境におかれています。何が厳しいかといえば、自分の行った仕事に対しての評価、特に値段です。努力に見合った報酬を得ているとは言い難い面があります。お茶の場合、茶農家の評価(=値付け)を担うのは、一般的には茶商です。しかし、茶商も商売ですから、どんなに良い出来のお茶だと思っても、相場とかけ離れた値段を提示することはできません。一般のお客さんに値段の高い理由を説明しきれないからです。「出来が良いから」という理由だけで、数倍の価格をつけて売り切るのは大変なのです。そんなわけで、どんなに良いものを作っても、茶商の評価だけに頼っているうちは、まあ、多少は色が付いたかな、という程度。これでは、自分の努力が認めらていない、と思うこともあるのではないかと思います。ところが、品評会受賞茶となると違います。コンテストで1位ともなれば、その年のナンバーワンというお墨付きがつきますから、茶商としても売りやすい。場合によっては、値段は暴騰し、夕張メロンの初競りのように、とんでもない値段が付いたりします。もっとも、それで儲けるというのは副作用のようなもの。それよりも大きな効果として、品評会で評価してもらうことによって、自分の作るお茶の品質にお墨付きが得られるということがあります。「あの人の作るお茶は良い」と。これが広まることで、自分のブランドになるわけです。このように品評会は、農家が自分の技術を世の中に問える、本当に数少ないチャンスという一面もあるわけです。#色々問題があっても、です。ちなみに、この先生、自分の技術には絶対の自信を持っています。作り方を真似されても、全然構わないといいます。だって、茶葉の状態も違うし、温度も湿度も違う。やり方だけ真似たって、俺と同じお茶は出来ないよ。とのこと。烏龍茶の作り方のポイントとして、”看青做青”という言葉がありますが、この”看青”=茶葉の状態を見るというのが、とにかく重要なのです。茶葉の状態が把握できなければ、揺青のやり方や萎凋の時間を細かくメモって真似しても、まったく意味がないわけです。技術というと、茶葉を動かしているときの動作に目が行きがちですが、五感でお茶の状態を看ることも大事な技術なのです。* * * * * *深夜、コンテスト茶たちは殺青と揉捻の工程に入ります。驚いたのは揉捻の工程です。まず、茶葉の量が少ないと揉捻機にかけるのは難しいのです。機械の力が強すぎてしまうので、布を放り込んだりして力加減を調整するのですが、それにしても量が少なすぎます。特に量の少ない、繊細なやつは柔らかいので、あまり強い力をかけては、茶葉が壊れるのではないかと。すると、先生が突然ザルを床に敷き、茶葉の入った袋を腕で押したり、脛で押したりして、ぐるぐる円を描くように回り始めました。なんと機械を使わず、自分の身体を使って体重をかけ、揉捻するのです!まさに全身全霊でお茶を作るとは、このことです。横で見ていて、そのあまりの凄さに震えが来ました。凄い、凄すぎます。この伝統技法ができる奴は、俺ぐらいしかいないよとのこと。やっぱり、この人、ハンパない技術の持ち主です。そのあと、玉解きし、乾燥機へ。これで毛茶(荒茶)の出来上がりです。この時点で、時間は既に深夜の2時40分でした。茶葉が農家に到着してから、実に14時間が経過していました。あとは12時間ほど、焙煎というか強めの乾燥をして、製品になります。ええ、出来上がりまでは、まだかかるんですよ(^^;)それにしても、これだけのお茶の製茶を見られたことは、本当にラッキーでした。もう十分とも思いました。ここで、思いがけない声がかかりました。じゃあ、この毛茶を飲んでみようえっ!!まさか、こんな貴重なお茶を飲ませていただけるとは思っていなかったのです。#工程を見ているだけに、貴重さが分かるのです。鑑定杯にお茶が入れられ、5分間。こちらがそのお茶です。水色は浅めですが明るい。そして、パーッと華やかな甘い香りが立ち上ります。口に含むと、本当に柔らかい口当たりで、戻りの甘さがあります。これは美味い!俺が作りたいのはこういうお茶なんだ。これは今年でいちばんだね。とのこと。いやー、本当に貴重な体験をさせていただきました。#でも、こういうお茶は売ってくれないのです。当たり前ですが。この後、夜食まで作っていただいて、就寝。既に3時半を回っていました。小町さんは、先生のお嬢さんの部屋に。私は空き部屋を片付けてもらって、そこに寝ました。ただ、あまりにもスゴイお茶づくりを見た後だったので、横になってうつらうつらしたものの、結局、私は一睡もできませんでした。続く。名人はやっぱりスゴイです
2009.06.25
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さて、今回の旅行のメインイベント。東方美人の茶農家へ参ります。場所は台湾北部の某茶産地とだけ記載させていただきます。茶農家へは、今古茶籍の簡さんにご案内をいただきました。近くの駅まで行き、そこから車でしばらく移動。茶農家の自宅兼工場に到着しました。時間は、朝の10時過ぎです。初めてお会いする茶師の先生は、細くてガッシリとした体格。子供の頃は、きっといたずら小僧だったのではないかと思わせる顔立ちで、なんとなくプロボクサーのようです。・・・最初は、正直ちょっと怖い人だと思いましたねぇ(^^;)その風貌通り?腕は確かのようです。品評会でも上位入賞がしょっちゅう。事務所兼試飲スペースには、頭等奨の額がズラリと並んでいます。先生が、品評会にこだわる理由は、かなりじっくりお話してくれました。詳しくはのちほど。さて、今回、シーズンまっただ中の農家にお邪魔したわけですが、そのおかげで生産ロットという意味が、とても良く分かりました。工場には、日に何度か、茶葉が車で運ばれてきます。その届く茶葉の量は、本当にまちまち。量がたくさんあるのもあれば、少ないものもあったりします。それを都度都度、最初の工程・日光萎凋に進めていきます。溜め置きをしないで、すぐに届いたのから作っていくわけです。#この先生は全て手作業で発酵の作業を行っているので、特に極端なのかもしれません。この1回に作られたお茶を”ロット”と呼んでいます。ロット毎に、茶葉の状態も違えば、発酵の状態も違ってきますから、お茶の香りや味は当然異なってきます。同じ香り・味わいのお茶は、本当に一期一会なのです。1日に何回も茶葉が届くので、1日のうちでも複数のロットが存在します。何ロットも同時並行で作業を進めていくわけです。あるロットは日光萎凋中、別のロットは室内萎凋中のような感じです。このように複数のロットを同時に作っていきますから、茶師の先生には段取り力も必要です。茶葉の状態を見て、萎凋の時間はどのくらいかかりそうかを判断し、頭の中で作業スケジュールを組みます。特に、烏龍茶の製造工程はタイミングが命。作業ができるだけ重ならないようにしないと、手が足りず、発酵オーバーなどの致命的な問題に繋がってしまいます。もちろん、段取りだけではなく、スタッフのチームワークも重要です。大量生産をしている工場であれば別だと思いますが、品評会を狙うようなお茶はこのような手作業で作られています。ちなみに、1ロットはどのくらいの量か?というのは、届く茶葉の量によって違うので、マチマチです。あるロットは20斤あるかもしれないし、2斤かもしれない。さて、それでは、たとえば「同じお茶を100斤買いたい」というお客が出てきた場合はどうするか?こうなると、いくつかのお茶をブレンドして量を作り、個性を均質化するしかないわけです。その技術がない場合は、断るしかありません。なんとなくイメージで「ブレンドは嫌」とか言いたくなるところですが、製造現場を見ると、ブレンドの必要性が良く分かる気がします。”同じお店のお茶の味が、日によって全然違う”では困っちゃいますからね(^^;)このように工場を見学するだけでも、色々と表面的な知識が”腑に落ちる”瞬間があります。やっぱり現場を見ないと、自信を持ってお話できません。* * * * * *さて、ここでちょっと予想外の事態に。いや、予想外というか、悪いのは私の確認不足以外の何ものでもないのですが。私、簡さんたちも一緒に茶農家に泊まるものだとてっきり思いこんでたんですが、簡さんご一行は日帰りされるとのこと。ありゃ?↑今回の旅行は、私の”確認不足”で様々な事件が引き起こされています。ということで、私と小町さんのみで、茶農家さんに泊めていただくことになりました。2人とも茶農家さんとは、初対面なんですけど。。。突然、田舎に泊まろう! 台湾編の幕が切って落とされました。ええ、私、事前にそんな話はしてません。きっと、小町さんの目には、私の姿が、電波少年のTプロデューサーのように映っていたに違いありません((((((^^;まったく、ホントに申し訳ないことをしました。とはいえ、簡さんは、日本から来たお茶ふぇち2名のことをきちんと紹介し、あれこれお願いしてくれたのでした。そのおかげで、この後の滞在は、本当に有意義なものになりました。続く。今回はホントにボケボケでした
2009.06.24
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さらに西へ。かつて、台北は淡水河の水運で栄えていました。茶が台湾の主要輸出品目として経済を支えていた頃には、その港の近くにあった大稻[土呈]地区に、多くの茶商が店を構え、ここから茶葉を輸出していました。その名残で、迪化街や重慶北路の間ぐらいの地域には、老舗の茶荘の本店が軒を連ねています。この地区は、どちらかというと、ハイエンドなお茶というよりは庶民的なリーズナブルなお茶を求める方に向いているお店が多いと思います。<恵美壽名優茶>FOODEXにも来日していた黄正敏さんのお店です。本もお茶も頂いたので、そのお礼がてらにと思って訪問しましたが、あいにく黄さんは外出中で不在。奥様?と思しき方がいらっしゃって、色々お話しました。日本からの研修団を受け入れてる話やら、日本のどことつきあいがある、とか。この近くのホテルで良いところがあって、うちの名前を出せば安く泊まれる!るとか、迪化街に行ったらこれを買うと良い!とか。まあ、世間話が多かったんですが(^^;)近くの典蔵陶芸の朱さんと同じ、典型的な台湾の人懐っこいおばさまという感じの方です。とても良い方です。お茶ですが、「何を飲みたい?」を聞かれたので、「高山茶はあります?」と聞いたところ、出てきたのは杉林渓。冬茶だそうですが、かなりの上級品でした。おっ、こりゃ期待できそう♪で、東方美人もオススメされましたが、普及価格帯のものだったので、イマイチ手が伸びず。悪くはないんですけど、美味しいのをさんざん飲んできたあとだったので。東方美人の基本的な説明を聞きました。グアバ茶も勧められて、糖尿によいのだ!と押して来られましたが、まあ、私のことなので。。。(^^;)ひとしきりお茶を飲んで、ほどほどのところで杉林渓を買い、切り上げました。「黄さんに来たことを伝えておくから、名前を書いて!」と言われて、簡単にサインをして帰ってきました。たぶん、次回来たときに役に立つでしょう。恵美壽名優茶住所:台北市寧夏路115号 電話:(02)2553-7815 営業:8:00~19:00 定休:土曜・日曜日本語:黄さんはOK<林華泰茶行>もう、あまり紹介する内容もないのですが(笑)茶農出身だけあって、農家からの信頼が厚い老舗の茶荘です。#映画『闘茶』で、香川照之が台湾に初めてやってきたシーンで撮影に使われたのは、ここの店です。このお店は、大きなドラム缶の中に茶葉が入っていて、試飲は無し。品質を判断するのは、茶葉を見るしかありません。全般的にリーズナブルな商品が多く、地元の人が数斤単位で買っていく、庶民のお茶屋さんです(最低ロットは150g~)。庶民のお茶屋さんの雰囲気を知るには、良いお店だと思います。1斤1000元以上は高級茶の扱いになり、そのクラスを買おうと思うと、奥にある小部屋へ案内されます。日本人は大体こちらで買うことが多いように感じます。高山茶からジャスミン茶、紅茶まで色々揃っていますが、その中でも、文山地区の出ということもあり、清茶(文山包種茶)はコストパフォーマンスが良いと思います。包装は、ビニール袋に入れるだけの、ものすごく簡易な包装なのですが、缶代(20元ぐらい)を払えば缶に詰めてくれます。なお、渋谷に来ている華泰茶荘は、本店が総統府近くの博愛路にあり、こちらはやや小口の小売りのお店。同じ華泰でもリテール部門と言いましょうか。老板同士は兄弟です。パッケージは林華泰茶行より、しっかりしているので、用途によってお店を使い分けるのが良いと思います。林華泰茶行住所:台北市重慶北路二段193号TEL:(02)2557‐3506営業:07:30~21:00定休:なし(旧正月は休み)日本語:少ししゃべれる方がいます以上、台北のお茶屋巡りでした。#都合上、今回行ってないお店や行ったお店でも書いてないところがあります。ご了承ください。次はいよいよ東方美人の産地へ向かいます。続く。いよいよ茶産地へ
2009.06.22
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MRT中山駅と雙連駅の間ぐらいのお茶屋さんが、最近活気を帯びています。元々、この周辺は、日本人駐在員&出張者向けの飲食店が集まる林森北路に近いこともあり、日本人相手の土産物屋的お茶屋(お茶以外に、からすみを売っちゃうようなお店です)は多かったのです。が、最近はちょっと傾向が違い、スタイリッシュな茶荘が集まりはじめました。特に壮観なのは、長春路。これから紹介する、嶢陽茶行、王徳傳(※中山北路に移転しました)、それから中国風のイラスト缶が印象的な金品茶集のお店が隣同士で並んでいます。いずれの店舗も、大きな缶がズラリと並ぶ”お茶屋さん”というイメージよりは、間接照明をバリバリに効かせたブティックに近い感覚の店舗で、パッケージも洗練されています。さらに、国賓大飯店向かいの路地に廣方圓茗茶も移転してきて、この一帯がなんとなく1つの勢力圏を形成しているように感じます。これは、行かないわけにはいきません(笑)さっそく、突撃してみました♪<王徳傳>今回は東から紹介していますので、まずは王徳傳から。台湾の古都、台南が発祥の歴史ある茶荘だそうです。入って左側に階段(2階はティーサロンのようです)と、奥にカウンターがあり赤いお茶の缶が並んでいます。シルバーの缶と違い、赤い缶がズラリと並んでいると、なんだか格好良く見えます。右手には棚があり、お茶が陳列されています。台湾茶も多いのですが、大陸のお茶の品揃えが結構あったのが驚きでした。というのも、台湾のお茶屋さんで白毫銀針やら岩茶をズラッと揃えているお店は、とても少ないのです。全然関係ない話ですが、台湾の茶荘では”台湾茶”と”中国茶”の使い分けが必要です。一例を挙げると、「私は中国茶が好きで、凍頂烏龍茶と東方美人をよく飲みます」という表現は、台湾ではアウトです。おそらく、「どっちも台湾茶だ!」と指摘が入ります。あんまり同じような間違いを繰り返すと、露骨にムッとされ、相手にされなくなったりもします。#これ、別にお茶に限ったことではありません。大陸と台湾をひとくくりにしたら、嫌われます。地元の人々の感情と歴史的経緯をきちんと知らなければいけません。さて、ここに来たのは、「ここの凍頂が欲しい!」という要望を頂いたからです(こういうのが新規開拓のきっかけになります)。で、凍頂を探してみると、隣に見慣れない名前のお茶がありました。安尚烏龍「これ、どんなお茶です?」と聞いてみると、お兄さん、隣に置いてあった凍頂を手に取り、このお茶と品種は一緒で、作り方が違うとおっしゃいます。発酵が重くて、焙煎も強いのだと。この店のオリジナルだそうです。サンプルの茶葉もシャーレに入れて、展示してありまして、それを見るとやや撚りが甘めです。これは、もしや伝統製法の凍頂烏龍?#伝統技法で作ると、今のように団揉がきつくないので、球形に丸まっていないのです。さっそく試飲をさせてもらうと、まさに思った通りのお茶です。濃いめの水色で、発酵度の高さから来る甘い香りが印象的。結構面白いかも♪時間の関係であまり長居できなかったのですが、まだまだ面白いお茶がありそうな気がします。王徳傳住所:台北市長春路14-1号1F台北市中山北路一段95号電話:(02)2561-8738営業:10:30~21:00定休:無休日本語:?<嶢陽茶行>その隣にある嶢陽茶行です。やはり老舗で、香港にも同じ家系?のお店があるそうですね。老舗とはいえ、王徳傳同様、これまたモダンなお店です。入って右側が飾り棚のようになっています。左側には、棚があり引き出しを引っ張るとお茶のサンプルが並んでいるという趣向のお店になっています。お茶屋さんというよりは、洋服かバッグでも売ってそうな店です(^^;)ちょうど冷茶のキャンペーンをやっていたらしく、試飲で桂花烏龍とメイクイ鉄観音の冷茶をいただきました。水筒付きでお買い得ですよ、と勧められました。が、残念ながら、私の狙いはこれじゃありません。店員の美しいお姉さん、とてもフレンドリーなのですが、接客の仕方がどことなくブランドショップ系(笑)ただ、やりとりをしてみると、お茶の知識はしっかり持っているように感じました。さて、本題に。「鉄観音が有名と聞いて来たんだけれど」と話をしてみると、お姉さんがニヤリ(←コイツはお茶好きだ、と思われたらしい)よくぞ聞いてくれました的な自信に満ちた表情に変わります。「うちは色々な鉄観音があります」とガラリと引き出しを開けると、そこはほとんど鉄観音。清香から焙煎が濃いめにかかったお茶まで、幅広く取り揃えられています。こんなに種類があると、選ぶのに迷います。「たくさんあるねぇ・・・」ここで好みを聞かれました。先程の冷茶の濃さはどうですか?あれより濃い味わいの方がいいか、清香の方がいいか?と聞いてきます。うーん、なかなか的確な質問です(^^;)冷茶で出てきたものは、メイクイが邪魔をして分かりにくかったのですが、やや発酵が軽めで焙煎もさほど重いとは感じない程度。その分、スッキリしていて冷茶向きだなぁと思ったのですが、熱いのを飲むならもうちょっとパンチが欲しいかもと思いました。そこで、「もうちょっと重いのが好みだねぇ」と答えると、お姉さんがまたもニヤリ。それなら、うちの看板茶の観音王が良いと思います、と取り出してきたのが、こちら。金観音茶王レトロな絵の描かれた、ピンクのど派手なパッケージ。東南アジアの華僑が好みそうな感じです。これがいちばん濃厚なもののようです。・・・そうなると、反対のも飲んでみたくなるのが人情というもの(え、私だけですか?)。「清香でオススメのヤツはない?」と聞いてみたら、比較するなら奇蘭香鉄観音がオススメですね、と教えてくれたので、それも購入。まだ飲んでませんが、鉄観音に対しての自信は凄かったので、ちょっと期待しているお茶です。嶢陽茶行住所:台北市長春路14号電話:(02)2562-1999営業:(月~土)10:30~21:30(日)11:00~21:30定休:無休日本語:?次、西の方のお店に飛んで、茶荘巡りは終了です。続く。そろそろ飽きてきましたよね(^^;)
2009.06.21
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梅雨の小休止のような、初夏の陽気の土曜日。うらりんさん主催のお茶会にお誘いいただいたので、参加してきました。香白韻 ~夏至の茶事~会場のスタジオに入ってみると、天井の高い空間を活かした別世界が広がっていました。片隅に置かれた流木に、ろうそくの光を利用した暖かな照明。テーブルに目をやると、涼しげなセッティングに、味わいのある木製の茶盤。実は、これらの小道具そして大道具(なんと机まで!)は、ご自分で作られたのだとか。お客様のおもてなしをする空間を作るために、ピタッと来る物が無ければ、作ってしまう。これぞ茶人の心意気です。ごちそうの”馳走”という言葉は、まさにこのようなことを表すのに使われる言葉なのだと思いました。さらに、スポットライトを照らすと、壁に枝の影が映り、木漏れ日の涼しさを演出するという芸の細かさです。まさに空間全体が、うらりんさんの作品。このような素晴らしい空間が、午前と午後の36名のゲストのためだけに用意されたのですから、なんとも贅沢なお茶会です。もちろん、お茶も選び抜かれた素晴らしいものでした。まずは、暑い中を歩いてきたことを取り去ってくれるような冷たいウェルカムティー。メイクイ(バラ)の冷茶にプーアルを合わせたものだそうで、メイクイの自然な甘さがたっぷりと出ている、それはそれは甘露な一杯でした。はじめに荷花さんの茶席に着きました。実は、このブログの楽天以外の相互リンク第一号は、荷花さんのブログです。しかし、意外にも、今回が初対面だったのですね(^^;)#某店の店頭ですれ違ったことはあるのですが・・・最初に淹れていただいたのは、安吉白茶。天目茶碗を使い、レンゲですくって淹れていただきました。低めの温度で安吉白茶の旨味をじっくりと引き出した、美味しいお茶でした。そして続けて、台湾茶を。茶譜をよく見ていなかった、私。荷花さんに「何だと思います?」と謎かけされ、一口飲んで金萱茶と答えました。・・・合ってて、良かったです(^^;)美味しい阿里山金萱で、煎を重ねていくほどに味わいが増していく、力のある茶葉。そして、荷花さんの繊細なやさしい淹れ方がよく出ている、とても柔らかい味のお茶でした。いやー、ちび茶人君が羨ましいです♪休憩時間を挟んで、うらりんさんの茶席へ移動。お茶菓子を楽しみつつ、津軽三味線タイム。生演奏というのは、やはり全然別物だと感じます。弦の震えが、空気を伝わってビンビンと身体に直接響きます。お茶を飲む手を止めて、思わず聞き惚れてしまう。そんな素晴らしい演奏でした。さて、こちらの席で淹れていただいたのは北埔の烏龍茶。まさに発酵と焙煎のマジックがかかったお茶で、口の中に香りと味が重層的に広がっていくお茶です。私、味の深いお茶に出会ってしまうと、その個性を受けとめようと、味覚に意識を集中させるため、真剣に考え込んでしまうように見えるという悪い癖があります(^^;)でも、決して評茶をしているわけではありませんよw#そもそも、私、お茶に点数をつけるのが嫌いなんです(←評茶員にあるまじき発言)このお茶は、ややもすると気難しい部分を見せやすいお茶だと思うのですが、そこはさすがうらりんさん。豊かな香りと重厚感のある味わいをギュッと詰め込んだ一杯を提供して下さいます。ラストを飾るにふさわしい、味わい深いお茶でした。空間、お茶、淹れ手、スタッフetc...全ての要素がおもてなしを突き詰めていったところに生まれた、素晴らしい会だったと思います。まさに人間の五感をフルに使って楽しむ、初夏の昼の夢のようなお茶会でした。今回のお茶会は、今まであまり日本にないスタイルの斬新なお茶会だったと思います。色々な方が、出来る範囲で自分流のお茶会を開催し、そこに参加して刺激を受けた人が、また次のお茶会を開催する。このような循環が生まれると、きっと日本でも独自の茶会文化が生まれていくのではないかなあ、と思いました。素晴らしいお茶会を企画・運営された、うらりんさんと関係者の皆様に、あらためてお礼申し上げます。素晴らしいお茶会!
2009.06.20
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永康街から一気に北へ飛びます。占い横丁があることでお馴染みの行天宮。その近くにあるお店です。<上園茶荘>吉林路の民権東路と民族東路の間ぐらい。農安街よりもやや北寄りにお店があります。周囲には、故宮博物院発のぼったくりタクシーが到着する茶荘がたくさんあるので、間違えないようご注意を。店主は『極める台湾茶』の監修もされている林鼎洲さん。御年77歳になられますが、流暢な日本語で迎えて下さいます。私、この店で北京語を使ったことは一度もありません(^^;)先日、JALの機内誌にも載っていましたが、写真とは怖いものだと思いました(^^;)雑然とした店内の雰囲気をあそこまで撮さないのは、さすがプロの技ですw↑そこに感心してどうするさて、このお店に初めて来た方は、もれなく林さんのお茶講義を聴くことになります。高山茶を見極めるための季節や標高、土壌のお話などを滔々と説明してくれます。実際に、このような形で試飲もさせてもらいながらの講義ですので、とても分かりやすいと思います。時折、自慢?が入ることもありますが、それはご愛敬ということで。でも、軽く2、3時間かかったりするので、時間にはくれぐれもご注意を(笑)お茶は、ほとんどの台湾茶が一通り揃います。高山茶はかなり品揃えがありますので、希望を言うと、それに近いものを出してくれます。どちらかというと清香系のお茶が得意だと思います。あとは、名人から教えてもらったという焙煎の技術。焙煎をかけた高山茶が、なかなか美味いと思います。軽く焙煎をかけたものを飲んでみると、蜂蜜系の香りが出ていて、驚くこともあります。ある程度の量を買われるのであれば、オーダーメイドで焙煎をしてくれますので、焙煎したお茶好きにとっても利用価値が高いお店だと思います。#私、焙煎前のお茶と焙煎後のお茶を比較用に買ってきました。こういう買い方ができるのは、この店ぐらいです(^^)立地のせいもあるのか観光客は少なめで、日本の茶荘への卸売りが多い感じはします。が、林さん自身は観光客歓迎だそうなので、ディープに台湾茶にはまってみたい方には面白いお店だと思います。上園茶荘住所:台北市吉林路408号(吉林路×農安街口)TEL:(02)2591-6881(不在時は携帯に転送されます。日本語OK)営業・定休:要電話確認。お店が開いていなくても、まず電話!です。日本語:完璧ちょっと南に飛びます。<新純香>「初めて台湾に行きますが、お茶屋さんはどこが良いですか?ちなみに中国語はできません」という話になった場合、必ず紹介するのはこちらのお店です。MRTの中山駅が最寄り駅になります。林森北路という、日本人駐在員御用達の飲み屋街の中にありますので、なんとなく周りは日本語が溢れている環境にあります(^^;)そのような環境も幸い?してか、ここのオーナーさんは日本在住経験もあり、ほぼ完璧に日本語を操ります。#オーナーさんは夕方~夜の勤務が多いようです。そして、試飲ももちろん出来まして、この際にお店で販売しているお菓子も少量ずつ出てきます。オススメは、舞茸チップス。これは他でなかなか見かけないので、わざわざ買いに行ってしまいます。さて、肝心のお茶。このように日本語通用度が高くて、サービス満点だと、お茶自体は「アレレ・・・」というお店が多いものですが、ここはしっかりしていると思います。価格の安いお茶でも、きちんと作られたものを入れていますし、値段の高いお茶になるとお茶会のスペシャル茶としても使えるかも、というものが出てきたりします。買い方は、プライスリストから飲みたいランクのお茶を選んで、それを試飲させてもらい、納得したら買っていくという流れです。いきなり値段と言われても、相場が分からないと思いますので、その際は「阿里山を買いたいんですが、いくらぐらいのがオススメですか?」とズバリ聞いてしまえば、きちんと教えてくれます。お茶の種類は台湾茶がメインですが、大陸産の工芸茶やプーアル茶、鳳凰単叢なども置いています。台湾茶に関していえば、緑茶でも紅茶でも、ほぼ一通り揃うのではないかと。茶器は、一点ものの豪華なものというよりは、使い勝手の良い普及品が多いように感じます。駅からも遠くないので行きやすく、日本語通用度も高くて、お茶の品質も良い。そして、接客も悪くないということで、時間の限られている観光で行かれる方にはオススメしやすいお店です。新純香茶業住所:台北市中山北路一段105巷13-1号電話:(02)2543-2932営業:10:00~23:00(月~土) 10:00~22:00(日)休業:旧正月日本語:オーナーさんはほぼ完璧。スタッフにより通用度の差が少しありますので、その点はご注意を※日本からもE-mailで注文できます。決済はみずほBKへの振込で便利です♪http://taiwangoodtea.com.tw/次は最近ホットな長春路へ♪
2009.06.19
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鼎泰豊本店や氷館のある永康街付近。観光でも立ち寄りやすい場所ですね(^^)この付近のお茶屋さんをご紹介します。ちなみに前回の茗心坊から意翔村までは2ブロック。大体徒歩20分ぐらいですので、歩けないことはない距離です。#夏場は熱射病に気をつけましょう。<意翔村茶業>信義路と新生南路の交差点。モスバーガーの横の細い路地をちょっと入った住宅街の1階にお店があります。台湾に2人しかいない甲等評茶師である陳煥堂さんのお店。その名もズバリ『台湾茶』という本(新版は『台湾茶第一堂課』という名前になっています)や、元々園芸が専門の方ですので、台湾の野菜についての本なども執筆されています。基本的には卸売りの店なのですが、100g単位の小売りもしています。最近は、日本の雑誌にも掲載されているので、日本人の方を見かけることも多いです。お店の中は、かなり素っ気ない感じなのですが、きちんと発酵させた烏龍茶を主に扱っています。「コンテスト茶のように、緑茶化した烏龍茶は間違いだ!」というのが主義主張でして、台湾意識の強い方でもあります。このお店、最初のテイスティングの方法でみなさん驚きます。#最近はみなさんご存知のようですが・・・鑑定杯にお茶をパラリと入れて、150ccのお湯を注いで5分間。ビビンバを食べるときのような長いスプーンを使って、香りを聞き、自分の茶杯に茶水を移して、味を見ていきます。お茶は大体6種類から7種類をテストすることが多いようです。台湾の代表的なお茶(凍頂烏龍、高山烏龍、東方美人など)と意翔村のオリジナル茶(古典美人、肉桂など)が並びます。並べ方にも意味がありますので、初めての方は、まずじっくりと説明を聞いてみて下さい。この方法だと、お茶の持っている悪い部分も全部出てしまいますので、少しでも気になったお茶はお買い上げされることをオススメします。というのも、家できちんと淹れると長所のみが引き出され、やたら美味しく入ることが多いからです。#何度か訪れて顔を覚えられていると、このテイスティングを省略して「何を飲みたい?」という話から始まることが多いです。看板茶となっているのは古典美人。発酵度が高く、焙煎を強めにかけているお茶で、発酵で生み出された果物系の甘い香りが特徴のお茶です。でも、お値段は100g200元とかなりお手頃。このお茶が好みに合う方は、このお店とは相性が良いのではないかと思います。また、珍しいところでは台湾産の肉桂があります。武夷山の肉桂(品種)を南投縣に移植したもので、このお店ぐらいでしか見かけないお茶です。土壌も違えば作り方も違うので、すっかり台湾茶になっていますが、香りの豊かさは、やはり肉桂らしいところです。そして、このお店、一斉に試飲させてもらえるお茶以外にも、取り扱っているお茶があるのですが、それは聞いてみないと出てきませんし、いつもあるとは限りません。上手くコミュニケーションを取っていくと、色々なお茶が出てきたりします。それらのお茶は、陳さんの選んだお茶らしく、きちんと発酵させたものが多いので、たとえば文山包種茶でも生っぽさとは無縁の美味しいお茶だったりします。定番のお茶の美味しさ・買い得感はもちろんですが、このようなお茶に出会えるのも、このお店の楽しさだったりします。意翔村茶業住所:台北市新生南路一段161巷6-2号(新生南路×信義路口)電話:(02)2703-0394営業:09:30~18:30休業:日曜日日本語:陳さんは基本的な会話はOK<冶堂>永康街の人気の茶藝館・回留。その向かって右側にある路地を入って、まっすぐ行った右側。マンションの1階の門が開いているところがあります。そこが冶堂です。お店というよりは、茶葉の袋に書いてある通り、店主・何さんの「茶文化研究室」です。茶葉や茶器、茶荷や布類といった商品の他に、昔の包種茶のパッケージなど、貴重なコレクションが色々展示されています。夜に行くと、地元のお茶好きの方が何さんを交え、語らう姿が見られます。#観光客的には少々肩身が狭いですが、その分、ゆっくりと店の中を見学できます。ここに置いてあるお茶は、台湾の特色あるお茶として、凍頂烏龍茶や高山烏龍茶、台湾烏龍茶(東方美人)、正叢鉄観音、包種茶などが置いてあります。ただ、良い物が無いときは置かないなど、店主・何さんのこだわりが良く出ていたりします。他にも大陸の黒茶やプーアル茶も置いてありますが、私が通う理由になっているのは鉄観音。とても華やかな香りの鉄観音を置いているので、これを買いに行っています。普通のパッケージだけではなく、木柵農会主催の品評会受賞茶も置いてあります。受賞茶の中でも、何さんが気に入ったロットだけを置いており、試飲もできます。頭等奨を飲ませて頂いたことがありますが、さすがに素晴らしい味でした。何さんは、お茶を注ぐときだけ近くに来て、お茶を飲むときはそっとしておいてくれます。間接照明の効いたちょっとほの暗い空間もあいまって、とてもリラックスできる空間です。現代台湾の茶人の世界が垣間見える、そんな場所だと思います。冶堂住所:台北市永康街31巷22号1F(信義路×永康街口・永康公園から路地を入る)電話:(02)3393-8988営業:13:00~22:00定休:不定休日本語:ほんの少し次は少し北へ飛びます。続く。この2軒はいつもセットですね(^^;)
2009.06.18
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前から宿題になっていたことがあります。台北のおすすめの茶荘を一覧にして欲しい、というご依頼です。今回、足を運んでいないお店もありますが、この機会にまとめて書いてみようかと思います。とりあえず最新版の店舗リストということで。。。#ここに載っていなくても、別に他意はありません。たぶん、私が行っていないか、自信を持って言えるほど通っていないだけです。なお、住所の横に(○○路×△△路口)と書いてありますが、( )内の文字を書いてタクシーに見せれば、近くまで連れて行ってくれます。これで言葉ができなくても大丈夫ですね(^^)台北の東の方から、西へ向かって紹介していきます。まずはMRT木柵線沿線の茶荘を2軒。<茗心坊>MRT大安駅のすぐ近く、信義路に面したところにお店があります。お店の間口は狭く、なんとなく入りにくいのですが、勇気を出して入ってみて下さい。入ってすぐのところに試飲カウンターとお茶が並んでおり、奥は食事ができるスペースになっています。店主の林さんは、試飲カウンターのところにいつも座っています。食事がしたいときは、「食事したい」とアピールすると、奥に案内してくれると思います。名物料理は麺線。つけ麺の要領で、そうめんのような麺(麺線)をつけ汁につけて食べます。鶏を使ったものをいただきましたが、お茶の効果で、サッパリとした仕上がりになっています。茶葉料理で美味いと感じるのは案外少なかったりするのですが、これはかなりウマイです。どうも茶葉料理のコンテストか何かで賞を取ったようで、ポスターが貼ってありました。それから、デザートに是非食べて頂きたいのがプーアル茶ゼリー。このようにすると、コーヒーゼリーのように見えますね(^^;)結構濃いめの味になっていて、ミルクに負けません。そして、プーアル茶と聞いてイメージするような埃っぽさ・カビっぽさは一切ありません。このようなお茶に仕上げるのに、ここの焙煎技術が生きています。さて、肝心のお茶です。ここのお店の売りは高密度焙煎法という、独自の焙煎技術です。焙煎というと、焙じ茶やコーヒーの焙煎のように、少し火の香りをつけるイメージがあります。しかし、お茶の焙煎は、そのような作用のみを期待するものではありません。むしろ、それ以外の効果の方が、より重要です。比較的低温でじっくりと温度をかけてあげると、お茶の内部に入っている水分が飛びます。この時、水分と共にお茶の雑味を取り除くという効果が期待できます。焙煎を行う前のお茶(毛茶)は、香りの成分も豊富な一方で、刺激物質も多く含まれています。このような物質を水分と一緒に上手に飛ばしてあげれば、カラダにとって優しいお茶を作ることができます。また、熱を加えることで特定の香気成分が引き出され、独特な香りを生み出すこともできます。さらに、茶葉の中の水分量が少なくなれば、水が溶剤として作用する化学変化の発生を抑えることができますので、風味の変化を抑えることができます。簡単に言えば、適切に焙煎したお茶は、風味や飲み口も良くなり、しかも長持ちするわけです。焙煎前の毛茶(荒茶)と焙煎後のお茶の違いを、林さんが実験で説明してくれました。まずは、焙煎前の毛茶を鑑定形式で淹れてくれました。このお茶を飲んだだけなら、美味しいお茶だと思いました。香りに変化があって、なかなかではないかと。次に、この毛茶を林さんが焙煎したものを飲みました。断然、口当たりが柔らかく、口に入れてから飲み下すのに全く抵抗がありませんでした。しかも、香りも焙煎前のお茶より強いように感じます。先程の毛茶も悪くないと思いましたが、焙煎後と比べると驚くべき違いです。そして、もう一度、さっきの焙煎前の毛茶を飲んでみました。少し冷め、抽出時間も長めになっています。・・・青っぽくて、苦くて、とても飲めたものではありませんでした(-_-;)ところが適切に焙煎されたお茶は、冷めて、茶葉を浸しっぱなしにしていたものを飲んでも、濃い割には飲めるのです。恐るべし、焙煎の威力!良いお茶は冷めても美味しい。冷めた時の方が熱いときよりも、良いか悪いかよく分かります。人間関係と同じですね。と、初めて訪れたときに林さんが言っていた言葉を思い出しました。飄々とした感じのオジサマですが、言うことは深いんです。さらに不思議なことに、このお店のお茶は、冷めて茶壺に残ったお茶のしずくが丸くなって茶杯の上を転がります。密度の関係らしいのですが、全く不思議な現象です。ここは、焙煎の効果を知るには良いお店だと思います。茗心坊住所:台北市信義路四段1-17号(信義路×復興南路口・信義路の左側)電話:(02)2700-8676営業:11:30~21:30定休:日曜日日本語:少しできます<吉軒茶語>MRTの南京東路駅で降り、北東方向に斜めに走る慶城街を歩いて5分ほど。長春路を右に曲がったところにお店があります。こちらの肉厚の茶梅(金香梅)が気に入っていて、いつもここへ買いに行きます。お茶請け関係は、かなり品質の良いものを揃えているなぁと感じています。↑楽天でも色々販売してます実は、このお店でじっくり試飲したことはないのですが、お茶は清香系の品揃えがやや多く感じます。一方で、炭火焙煎の茶葉など、ちょっと玄人受けするものも取り揃えています。数は多くありませんが、茶器もセンスの良い物が揃っているように感じます。オーナーさんのお話によれば、時間があれば、色々発酵度の違うお茶などテストさせてくれるそうです。毎回、お茶請けと最小限のお茶を慌ただしく買い物するばかりで、魅力を十分に理解できていないのですが、次回こそゆっくり訪問してみたいと思います。#私が訪問してみると外出中で開いてなかったり、オーナーさんがいなかったり、どうもタイミングが悪いんです。。。吉軒茶語住所:台北市長春路474号(長春路×慶城街or復興北路口)電話:(02)2717-0202営業:午後から?~21:00日本語:時々日本人スタッフの方がいます次はやや西へ。人気の永康街付近の茶荘をご紹介します。続く。こんな感じのご案内でいかがでしょう?
2009.06.17
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本日未明、20万アクセスを突破いたしました。ご愛読ありがとうございますm(_ _)mブログ開設より、3年8ヶ月での到達です。10万アクセス突破は、昨年5月ですから、1年1ヶ月ほどで、10万アクセスが積み上がったことになります。少々マニアックなジャンルであることを考えると、結構いいペースなのではないかと。といっても、あまり数字を追うつもりもなく。これからもマイペースで、ちょこちょこと更新していきたいと思います。引き続きどうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m* * * * * *さて、20万アクセスとなれば恒例(というわりには1年実施していない)のキリ番プレゼント。該当者の方は、アクセス記録を見ますと、200000 2009-06-17 00:28:23となっています。今日の0時28分23秒にアクセスされた方は、利用プロバイダ名を添えて、ご一報下さいませ♪#プロバイダで判定します。
2009.06.17
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美味しい猫鼠麺を食べて、観光に出発です。アーケードの中を縫うように歩き、極力雨に当たらないようにしたつもりでした。が・・・突然のゲリラ豪雨に遭い、一瞬のうちにずぶ濡れ状態になってしまいました。。。orz台湾の雨は、ハンパではありません。傘もあまり役に立たず、雨合羽で完全防備をする人が多いのが、良く分かります。歩いて10分ほどで孔子廟に到着。清の雍正4年(1726年)に創建されて以後、修復を繰り返してきているそうです。雨がひどくなってきたので、ほどほどで退散します。孔子廟から大仏までは15分ほどとのこと。大仏は、彰化の市内を見下ろす小高い山、八卦山の上にあります。ここから登っていきます。緑の多い山道を登っていくと、大仏の入り口に到着します。ここをくぐって、ちょっと歩くと、開けた場所に出ます。ここから彰化市内が一望できます。天気が良いと、きっと遠くまで一望できるのではないかと。後ろを振り返ると、目の前に龍の池があり、うしろに大仏が見えます。むぅ、この大仏、なんかちょっと顔が大きいような。。。高さは約22メートルあるそうです。この大仏、横から体内に入ることができまして、中にはお釈迦様が修行をしたときの様子の像などが各階にあります。それにしても、かなりの雨。ふと見ると、犬が等間隔で並んで雨宿りしていました。あまりにピッタリ等間隔に並んでいたので、思わず写真にパチリwものすごく気怠そうにしていて、まさに台湾の犬ですね(^^;)さて、大仏の観光を終えましたが、雨がやはり降り続いています。彰化の観光は、これぐらいで切り上げることにしましょう。しかし、彰化に来たら、名物である肉圓を食べないわけにはいきません!以前は、こちらの阿璋肉圓に立ち寄ったのですが、今回は斜向かいの彰化肉圓に行ってみました。あまり愛想はない店ですが、老舗だとか。貝柱の入った干貝肉圓とスープを注文してみました。もちもちの肉圓に濃厚なタレがかかっていて、少し混ぜるように食べていくと、やはり美味しいです♪ただ、結構なボリュームがあるので、なかなか食べるのが大変です(^^;)阿璋肉圓との比較ですが、こちらの方がやや油が重たい感じがします。肉圓のぷるぷる感は、こちらも悪くないのですけれど。どちらのお店で食べても、台北市内の夜市で食べるものよりはずっと美味しいです♪彰化肉圓住所:彰化市陳稜路203号電話:(04)7227868すっかり、お腹がいっぱいになって彰化を満喫しました(^^)2時間ばかりのプチ観光でしたが、美味しいものも食べられて十分に満足できる滞在でした。新幹線の台中駅からも2駅と近いので、ちょっと立ち寄る田舎街として、彰化はオススメですね♪* * * * * *彰化から一気に台北へ向かいます。まずは在来線の山線で2駅先の新烏日駅を目指します。各駅停車がたくさん走っていますが、結構ガラガラ。。。わずか2駅で、新烏日駅へ到着。ここは台湾高速鉄道・台中駅との連絡のために作られた新駅です。連絡通路を通って、高速鉄道の台中駅へ。台北までの切符を買います。台中から台北まで、わずか1時間。まったく便利になったものだと思います♪台北では定宿がCOMPUTEX TAIPEIのおかげで満室だそうで、駅前の華華大飯店へ。駅からも近く、部屋に帰って眠るだけなら十分だと思います(^^)#ただ、タクシーで道順を説明するのがやや面倒。大きな通りではなく一方通行が多いので・・・荷物を降ろして、一息つき、さっそく数軒のお茶屋さんを回ります。相応の戦果を挙げ、ふたたび台北駅へ舞い戻ります。台北駅2階のフードコートに翰林茶館がオープンしたばかりだったので、早速入って珍珠[女乃]茶を飲んでみました。滑らかさが春水堂よりやや落ちますが、タピオカは白と黒が選べて、このタピオカがなかなか美味いと思います(^^)台北駅の周りは、意外にお茶をゆっくり飲めるところが少ないので、結構使い勝手が良いお店かもしれません。このあと、東京から到着したばかりの上海小町さんと合流。以後、観光一切抜きのテイスティングやお買い物が、毎日夜遅くまで延々と続きます。#小町さんにとっては、お仕事ですから。ここから先は時系列での掲載をせず、一部のお茶屋さんのご紹介のみにとどめたいと思います。あらかじめご了承ください。次はお茶屋さん巡り。
2009.06.16
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台湾2日目。窓を開けると、大雨です(T_T)予定では鹿港を再訪しようと思っていたのですが、この雨では観光は無理。彰化の観光のみに切り替え、早めに台北に入ることにしました。ホテルの横が彰化客運のバスターミナルになっており、こういうときは、このホテルの立地がモノを言います(^^)バスターミナルといっても、ビルの1階に待合室があって、バス会社のおっちゃんの机があるだけの簡素なものです。おっちゃんに「彰化駅に行きたい」というと「次のバスだから、奥に座って待っとけ!」と教えてくれます。バスに乗り込みました。先払いで31元だったと思います(←既に記憶曖昧)普通のローカルなバスです。台中の市内を抜けて走っていくと、雨が強烈に叩きつけるように降ってきました。まるでバケツをひっくり返したような大雨。このバス、古いから雨漏りするんじゃないかしら、というふうに思っていたら、室内のタイヤの盛り上がっているところから、水が入ってきました。床水浸し。上じゃなくて、下から攻撃されるとは。。。床に荷物を置いとかなくて良かった(-。-)雨は全然止む気配が無く、さらには雷まで鳴り出しました。・・・こりゃ観光は無理だな(-_-;)と諦めていると、なぜか私が彰化に到着したら雨が止みました。これなら観光できそうです(嬉)まずは駅の横の行李房に行って、荷物を預かってもらいます。有人コインロッカーのようなところです。とても親切な良いおじさんでした。荷物を預けたあと、駅の中に入ってみると観光案内所を発見。「彰化の地図あります?」と聞いてみると、おばさんが親切に観光ルートを教えてくれました。駅から大仏を目指して歩いていくと30分ほどだそうです。「このルートで歩けば、あまり雨に濡れない」と地図に線を引っ張ってくれます。途中、孔子廟も見られるようなので、意外に楽しいかも。他の観光名所として、鉄道の操車場があるそうで「見たいなら連絡してあげるわよ」と言ってもらいました。でも、雨もいつ降りだすか分からない天気なので、そちらはパス。とりあえず大仏を目指すことにします。丁寧にお礼を言って去りました。前回来たときにも思いましたが、彰化の人たちはものすごく親切なんですよねぇ。台湾の中で好きな街ランキングをするなら、彰化は台南の次に好きな街です。そして、今回もその思いを強くしました。#人がやさしくて、食べ物が美味い、というのが条件のようです(^^;)さて、時間はもう11時ですので、大仏を目指す前に少し食べていこうかと。彰化は食べ物が豊かで、小吃文化の街でもあります。まずは軽く麺でも、ということで、こちらのお店にやってきました。猫鼠麺店名の通り、猫と鼠という天敵同士を鍋で二日間コトコト煮込んでダシを・・・なーんていうことはなく(^^;)お店のご主人のニックネームから、このような名前になったのだそうです。猫も鼠も入っていませんので、ご安心を(笑)このお店のもう1つの看板メニューは豚足です。というわけで、注文してみました。猫鼠三宝麺と豚足(小)猫鼠麺の上に、三宝(シイタケ入りの肉団子、鶏のつみれ捲、蝦団子)がのっかっています。麺は台湾の麺なので、推して知るべしなのですが、スープが絶品!ハマグリのダシが旨味として良く出ていて、その上に豚のスープがかぶさってコクを作り出しています。全体的にはあっさりとしているのですが、旨味がたっぷりで、スープを飲む手が止まりません。これは美味いっ!!一緒に頼んだ豚足も、味付けは濃いけれどもくどすぎず、トロトロに煮込まれていて、これまた美味しい♪思わずご飯が欲しくなる一品です(^^)ここのお店のおばさん達も、本当に人懐っこくて、日本人がやってきたと分かると「そば?そば?(日本語)」と聞いてきます。とても親切です。有名店ですが、彰化に行ったら外せないお店だと思います。駅からも近いので、途中下車する価値アリです。猫鼠麺住所:彰化市陳稜路223号電話:(04)7268376結構お腹いっぱいになった(豚足が結構お腹にたまります)ので、肉圓の店は素通りして、まずは孔子廟を目指します。続く。彰化は美味い(^^)
2009.06.15
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既に恒例行事となった年に2回の台湾行き。大体、春茶のシーズンと冬茶のシーズンを狙って旅行しています。今回は、東方美人が台北のお茶屋さんに出揃う頃(6月15日前後)を狙っていたのですが、予定を変更しました。今古茶籍の簡さんが茶農家への訪問を予定されているとのことで、その日程に合わせて、連れて行ってもらうことにしたのです。というわけで、東方美人の最高のシーズン、芒種を挟んでの台湾訪問となりました。ついでに上海小町さんも台湾行きの予定をされていたそうなので、「せっかくなら一緒に回りますか」と、その日程も調整して頂いて合流することにしました。これに親からおつかいを頼まれたり、やっぱり観光もしたいわね、と色々入れるとアラ不思議。7泊8日という、とても長い滞在スケジュールになってしまいました(^^;)#そして最後に大ボケをかまして、もう1日追加となるわけですが。。。というわけで、旅行記開始♪今回はANA便で台北へ。朝9時30分発で、台湾にいちばん早く入れる便なのですが、朝早く成田まで行くのが結構しんどいです(^^;)桃園空港から、バスに乗って台中へ向かいます。高鉄桃園駅を利用することも考えましたが、高鉄台中駅から在来線に乗り換える手間を考えると、バスの方が楽かなぁと思ったのです。それにしても、台湾新幹線への対抗なんだと思いますが、2時間乗って200元(約600円)というのは安い!それでも、乗客は私も含めて日本人が2名のみという、かなりヤバイ感じでしたが(^^;)2時間ちょっとで台中駅へ到着しました。まずはホテルにチェックイン。予約が手軽にできるので、オープンして間もないホリデイインエクスプレスにしました。一人旅にはちょいと贅沢だったかもしれません。台中にしてはやや高く、駅からも少し歩くのでやや交通の便は悪いかなぁと思いましたが、天井も高く、設備も真新しくてなかなか良いです(^^)#日本人的には、バスタブがないのが気になる人もいるかもしれません。フロントでお茶のセットをもらいました。こういうのは嬉しいですねぇ♪さて、ホテルで一息ついて、台中の茶館巡りに出かけます。台中の街は郊外に広がっていて、MRTもないので街を巡るのが、やや大変です。#私の場合、歩いて回れるようなコンパクトな街が好みです。まずは、かろうじて徒歩圏内の春水堂の四維店に行ってみました。チェーン展開もしている春水堂。看板メニューはなんといっても珍珠[女乃]茶ですが、その発祥の地は、ここ四維店。意外にも閑静な住宅街の中にあります。調子に乗って大きいのにしたら、ビールの大ジョッキいっぱいに入って出てきました(^^;)これ、晩ご飯要らないぐらいかも。。。しかし、やはり春水堂の珍珠[女乃]茶は美味いと思います。ミルクのコクもありますが、お茶自体がそれに負けていません。お茶とミルクの混ざり具合も素晴らしく、喉ごしの滑らかさがあります。タピオカのくにゅくにゅ(QQ)感も優秀ですし、ややお値段が張るだけのことはあるなぁと感じます。今やどこにでもあるチェーン店ですが、美味しい珍珠[女乃]茶を飲みたいのなら、やっぱり春水堂のような気がします。春水堂 四維店住所:台中市四維街30號電話:04-22297991営業:8:00~23:00日本語:通じませんこのあと、タクシーを飛ばして精明一街へ。まあ、こんなものかと見物し、次は無為草堂へ。交通量の激しい交差点にお店はあるのですが、中は驚くほど静かな空間です。前回の訪問時と同様、畳の席へ通されました。建物は日本家屋風なのですが、中庭は中国の庭園風という不思議な空間。このような不思議な空間は、台湾ならではだと思います。50年にわたる日本統治時代は、台湾の文化に大きな影響をもたらしています。日本人が、台湾でどこか懐かしい感覚すら覚えるのは、決して偶然ではありません。食事もここで取ることにしました。食後のお茶には、杉林渓を。力のあるお茶なのですが、軽い焙煎のおかげで身体に負担がかかりません。透明感がありつつ、喉に残る甘さや香りはさすがに良いお茶と感じます。今日は生演奏がある日なので、もう少しゆっくりしていって下さい、と声を掛けられました。そして夜の8時。1時間ほど、楽器の生演奏がありました。「涙そうそう」や「花」などの演奏もあり、ますますどこの国か分からない状態でした(^^;)やはり、ここの茶館は、是非行っていただきたいなぁと思うのでした。できれば、時間を気にすることなく、ゆっくりと訪れていただきたいものです。無為草堂住所:台中市公益路二段106號(公益路×大[土敦]路口)電話:04-23296707営業:10:00~23:30定休:年中無休日本語:話せるスタッフの方がいます帰りは、スタッフの方にタクシーを呼んでいただいて、ホテルの行き先まで告げてもらってしまいました。なんて親切!明日は、観光に出かけてから台北に入ります。続く。旅行記、開始!
2009.06.14
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台湾疲れが取れない、あるきちです。旅行記、しばしお待ちを。今回はプロの方と同行した場所もあるので、書き方が難しいなあと。時系列ではなく、台北の地区ごとにお茶屋さんを紹介してみようかと思っています。 さて、7月18日(土)に面白そうなイベントが開催されるという情報を聞きつけたので、少しご紹介を。中国緑茶を一同に揃えた、お茶の展示会?を今古茶籍の簡さんが計画されているそうです。いちばんのポイントになりそうなのは、碧螺春の飲み比べ。それも半端な飲み比べではなく、同じ茶畑の日にち違いのお茶をズラリと3週間分ぐらい並べて、味がどう変わっていくのかを味わっていくのだそうです。明前のお茶は非常に高価であることで知られていますが、それはなぜなのか。茶摘みが遅くなっていくと味が香りは具体的にどう変化していくのか。このようなことを、実際に飲み比べて確かめてみましょうという趣向だそうです。もちろん、簡さんの分かりやすく詳しい解説付き。「お茶の時期と値段の関係が分かるものにする」と簡さんはおっしゃってました。会場には、碧螺春だけではなく龍井や廬山雲霧、黄山毛峰などの緑茶も用意され、まさに中国緑茶を存分に楽しめる会になりそうです。詳細はまだ決まっていないそうなのですが、これはスゴイ会になりそうだと思います。このようなサンプルがズラリと揃うなどということは、普通、あり得ません。農家にガッチリ入り込んでいる簡さんだから集められたサンプルだと思います。百聞は一見にしかずではないですが、百聞は一飲にしかず。飲んで比べた体験というのは、その後の碧螺春の見方が違ってくるのではないかと思います。7月18日(土)の14:00~だそうなので、まずはスケジュールの確保をしなければですね(^^)予約方法などの詳細は、またお話を伺えたらご紹介したいと思います。
2009.06.13
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さて、SLを見たあとで、お昼ごはんにします。まず、つわぶきご飯が有名なので、元祖という某店で食べてみました。むーん。。。つわぶき自体は美味しいと思いますし、ご飯との相性はバッチリなんですが、ご飯自体がねぇ・・・(-_-;)お腹はいっぱいでも、気持ちがいっぱいじゃない感じだったので、某有名店のいなり寿司も食べてみました(←食べ過ぎ)黒っぽいのが特徴です。ちょっと甘みが強めになっています。これでも、今ひとつココロがいっぱいにならないので、懲りずにNHKの手作りコロッケコンクール金賞受賞と書いてあるお店に突撃(爆)見た目は普通のコロッケとあんまり変わらないように見えますが、、、裏ごししているのか?お芋がクリーミー。挽肉もやや粗挽きでなかなか美味しい(^^)・・・ということで、ようやくココロが満足したので、食べるの止めました。#あやうく、まちじゅう全部食い尽くすところでした((((((^^;この後、駅の裏手に回り、清流の流れを聞きながら乙女峠を目指します。今から、わずか150年ほど前のことでした。明治元年、当時の日本ではキリスト教は禁じられていました。長崎浦上で捕らえられた隠れキリシタンは、各地で管理されることになり、ここ津和野にも153名が送られてきたそうです。その人たちが幽閉されていた場所が、ここ乙女峠。津和野藩の改宗の勧めに応じない者には拷問も辞さないという姿勢だったため、36人が殉教しました。今はひっそりと静まりかえっている自然豊かな場所ですが、そのような場所なのです。こちらをあとにして、駅に戻ると、さっきのSLが作業をしていました。そうです。もうお分かりだと思いますが、私、これに乗って、新山口に行くんです(^^)この時間帯のダイヤで運行されている列車は、この列車だけ。しかも、土日やお盆の時期など観光客が見込まれている時だけの運行です。一般客でも簡単に切符が買えるものだとは思っていなかったのですが、益田駅の駅員さんに聞いたら、あっさり・・・というわけです。ちなみに、始めにお断りしておきますと、私は、鉄道マニアではありません・・・が、大口径レンズをつけた一眼レフ構えて写真をバシャバシャ取る姿は、他から見たら変わらなかったかもしれません((((((^^;でも、敢えて言いましょう。SL見たら、誰でもテンションあがりますということで、SLの写真をバシャバシャ撮りまくってきましたwまずはレトロ風の客車です。これから連結作業なので、連結部分を点検しています。客車との連結は機関車がバックして行います。バックで徐々に近づいていきます。連結作業が完了すると、まもなく出発です。それにしてもSLはやはりメカメカしくて面白いと思います。さあ、ホームへ行ってみます。車内の様子は、1両ごとに違います。私が乗ったのは欧風客車。オリエント急行をイメージした内装だそうです。この他にも、明治や大正、昭和などそれぞれの車両に趣向が凝らされています。さて、出発です。聞いてはいましたが、ものすごい煙が出ます。全国各地には鉄道が市街地を通ることを嫌い、郊外に駅が作られた地域はたくさんありますが、このような煙もくもくで毎日何本も走られたら、確かにイヤだと思う人も不思議ではないと思いました。クリーンな電車が当たり前になっている、今の世の中からすると信じられなかったのですが、実際に見てみると違いますね。#といっても、今のSLはこれでも配慮されているのですが。トンネル区間では、窓を開けていると煙が入りますとアナウンスがあります。確かに顔も少しすすけます(^^;)トンネルの区間を過ぎると、のどかな景色の中をSLは走ります。窓から見ていると、被写体としてやはり魅力なんでしょう。車でSLを追いかけながら写真を撮っている人たちが結構います。津和野から新山口までは1時間45分ほど。移動時間も十分に楽しめて、しかも運賃は快速列車なので指定席券分高いだけです。運行日に合えば、乗ってみて損のない列車だと思いました。帰りは山口宇部空港から、最新鋭のジェット機ボーイング737-800に乗って帰ります。↑鉄道は詳しくないが、飛行機は詳しいらしい古い乗り物と新しい乗り物の取り合わせというのも、不思議なものでした。駆け足で回った山陰地方の旅でしたが、日本にはまだまだ独自性のある地域がたくさんあります。このような街を訪ねて歩くのは、やはり楽しいものだなと思いました。おしまい。本日の歩数:25,239歩日本の地方は面白い!
2009.06.13
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あるきち@台北です。今頃は機上の人だったはずなのですが、元の定宿へ戻ってきました。ええ、海外で初めてです。飛行機の時間を勘違いして、乗り逃がしました...orz暑さでポカーンとしていたのがいけなかったのですが、きっと心のどこかで帰りたくなかったんだと思いますね(^^;)明日の便に変更ができたのと、重要な予定が入っていなかったのが幸いでした。これから上園茶荘にでも行ってみたいと思います(昨日は留守だったので)。
2009.06.10
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あるきち@台北です。昨日の台湾は大雨で床上浸水の被害が出るなど、大変なことになっていました。そのため、予定していた鹿港の観光をあきらめ、彰化のプチ観光に切り替え。美味しい小吃を食べつつ、昼のうちに台北入りしました。台北では、上海小町さんと合流。↑大雨の原因はこのへんにあるかも。。。私の知っているお店を続々紹介し、普通、店頭に置いてないものを引っ張り出してます。きっと、今月のyu:yuでは美味しい台湾茶が飲めるのではないかと明日も台北ですが、明後日は東方美人の茶農家に連れて行ってもらう予定にしています。きれいなウンカの写真が撮れるように頑張ります
2009.06.05
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あるきち@成田です。旅行記の途中ですが、南の島へ行ってきます。ええ、南の島って言っても、九州よりちょっと小さいぐらいの島ですけどw芒種を挟んで10日まで行ってくる予定です。今日はとりあえず台中に行ってみますが、天候がめちゃくちゃ良くないようなので、何するかは決めてません(((((((^^;行ってきまーす(^^)/
2009.06.03
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4日目。東萩駅前からバスに乗り、津和野に向かいます。ずっと良い天気で来ていましたが、今日の雲行きはちょっと怪しいです。津和野行きは、ごく普通の路線バスで、地元の方の足になっています。乗車率50%といったところなのですが、「今日は混んでるね」と地元のおばあちゃん。東京の満員電車は見せられないわー(^^;)山道を走ること2時間少々。津和野に着きました。山あいの静かな街という感じです。天気はやはりというか、小雨がぱらつきます。傘をさすかささないか、やや迷う程度の小雨。予報では午後から悪くなるらしいので、早めに見所を回ることにしました。津和野は、雨が降ったら美術館巡りに切り替えることもできます。まずは、殿町通りを目指します。入り口にあるのは、津和野のカトリック教会。武家屋敷の立ち並ぶ通りにドーンとそびえている、この教会。一瞬、東武ワールドスクエアか?と思いますが、そうではありません(^^;)このあと行く、乙女峠にもあるようにちょっと悲しい歴史がこの街にはあるのです。さて、津和野といえばのこの通り。武家屋敷の建ち並ぶ殿町通りです。もう少し経つと、花菖蒲が咲きます。鯉が優雅に泳いでいるさまは画になります。この通りをトコトコ抜けて、太皷谷稲荷神社に向かいます。参道で目につくのは、鳥居の多さ!なにしろ、こんなです。鳥居によるトンネル?が、ずーっと続きます。日本の五大稲荷神社の1つなのだそうです。雨がほとんど降らなくなってきたので、思い切って津和野城跡に行くことにしました。津和野城は、津和野の街を見下ろす山の上にあります。いわゆる山城というやつです。そこまでは登山道もあるのですが、時間はそこまでかけられないので、往復でリフトを使いました。まずは登り。うーん、雪がないとヘンな感じですね(^^;)5分ほどで、山の上に到着。ここから尾根を伝って、天守閣跡を目指します。え、今回の旅行は、山道ばかりですかwしかし、このようなところに江戸時代の末期までお城があったわけですから、天下太平の世の中なのになんとも恐れ入ります。きっと、萩にいる毛利に対しての備え、という面もあったのでしょうねぇ。途中、街の名前の由来になったともいわれる、つわぶきがありました。尾根伝いに登ったり降ったりして、本丸に到着。この山の上なのに、尾根に沿って石垣が組んであります。ここから、津和野の街を見下ろすようにお城は建っていたことになります。石州瓦の赤い屋根が印象的な景色です。帰りもトコトコ歩いて、リフトに乗ります。うーん、降りのリフトというのは眺めは良いですが、結構怖いですね(^^;)リフトを降りて、山を降って西周の旧宅を訪ねます。すぐ近くには森鴎外の旧居もあります。小さな街ですが、このように著名な活躍をしている人々を出したのが津和野の街です。このあと河川敷の遊歩道を川を眺めながらブラブラと歩きます。子供たちは、見知らぬ観光客にも「こんにちは」と気持ちよく挨拶してくれます。こういうのやっぱり良いですよねぇ(^^)川では鳥が羽を休めていました。さて、この川沿いに鉄橋が架かっているところがあるのですが、そこには人だかりができていました。土日のみ走っている、ある列車をみんな待ち受けているようです。特徴的な汽笛の音!向こうから走ってきたのは、SLやまぐち号です。みんな、これを目当てでカメラを構えていたわけですね~津和野、もうちょっとだけ続きます。続く。津和野も色々見所が♪
2009.06.02
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北の総門を抜けて、お城を目指していきます。このあたりは上級武士の屋敷があったあたりで、普通の裏路地にも凛とした雰囲気があります。まさにまちじゅうが博物館です。あちこち見学しながらテクテクと路地を歩いて、萩城跡・指月公園へ。天守閣は取り壊されており、現在は碑が残るのみです。うしろに見えるのが指月山です。天守閣跡に登って、ちょっと眺めてみました。街のすぐそばに山が迫っている様子が分かります。振り返ると海が見えますし、指月山には山城の準備もあったようで、徹底的に守ることを考えていたことが分かります。城下町にも色々と仕掛けがしてあり、お城に近いほど上級武士が住むようになっていたようです。萩は小さな街ですが、徳川との戦いに備えるという緊張感がずっと張り巡らされていた土地なんだと感じます。さて、次のスポットへ行こうとバス停に行ってみたら、またも、ちょうど出発したところでした...orz仕方がないので、またもや歩きます。どーも、今回の旅はバスの時間に恵まれていない気がします。テクテクとあるいて、当時の重臣であった口羽家住宅へ。内部にはボランティアのガイドさんがいて、色々案内してくださいます。その近くにある堀内の鍵曲(かいまがり)に行ってみました。鍵曲というのは、塀を高く建てた路地を急激に曲げることによって、一気に攻め込んで来にくくするための工夫です。萩の街はこのような仕掛けがあり、戦時に備えて作られた街であることがよく分かります。平安橋を渡って、堀内地区から平安古(ひやこ)地区へ入ります。堀内は重臣の住む街で、こちらは一般の武士が住む街です。こちらにも鍵曲があります。舗装はされていますが、鍵のように曲がっているのが分かりやすいのはこちらですね。さらにトコトコ歩いて、田中別邸へ。となりは、夏みかんの栽培が始まったことを記念した、かんきつ公園になっています。夏みかん祭りは明日ここで行われる予定だったのですが、準備の状況を見て「足を運ぶほどでもないか」と思いました(^^;)今度は無事にバスに乗れて、藍場川へ。川の水を自宅の中に取り込んだ庭園などが見所です。が、到着時間は5時を回ってしまったので、外からの見学のみになりました(T_T)むーん、あと1本早いバスに乗れていれば。。。とはいえ、外からでも十分に風情は感じられました。萩の観光はこちらで終了。だいぶ歩き倒したので、外へ美味しいものを食べに行こうという気力も無くなり駅へ戻ります。大げさな名前?のついたホテルと同じビルに入っている居酒屋さんへ。定食というかセットメニューがあったので、それを注文してみました。一人旅でも、あれこれ食べたいので、こういうのは嬉しい♪このほか、天ぷらや茶碗蒸し、ごはんも付いてきました。その中でも、お刺身が美味しい!と思ったので、刺身を追加オーダー。魚自体が美味しいのもあるのですが、しょうゆが一風変わっていました。甘めの醤油なのですが、とても旨味が深く、刺身に良く合います。おそらく地元の醤油なのではないかと思いますが、萩に行ったら味わいたい現地の味だと思います。だいにんぐ まめた住所:山口県萩市椿東(JR東萩駅前) 萩ロイヤルインテリジェントホテル内電話:0838-21-4689営業:11:30~14:30 18:00~23:30(L.O.22:30)定休:不定休駆け足で観光しましたが、萩はギュッと凝縮された街だと思います。細かく見ていくと、時間がいくらあっても足りなさそうです。明日は津和野に入ります。続く。本日の歩数:22,406歩萩は、まちじゅうが博物館!
2009.06.01
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