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先日、嶢陽茶行で買ってきたお茶を淹れました。まずは奇蘭香鉄観音。青い、青いです(^^;)さて、このお茶、鉄観音と書いてありますが、奇蘭香というのが気になります。奇蘭のような香りの”鉄観音”なのか、鉄観音製法で作った”奇蘭”なのかが分かりません。※安渓で作られているお茶の品種で鉄観音と奇蘭というのが両方あるのです。奇蘭は白芽奇蘭という名前でよく知られています。お姉さんに、もっと突っ込んで聞いてくればよかったなぁ・・・まあ、飲めば品種も分かるかしらとさっそく淹れてみました。香りはかなり鋭い。クチナシ系の香りが、キーンと高音のように響きます。ただ、味わいとしては鉄観音的な回甘はあまり見受けられません。味わいに厚みはあまり無く、香りに特化した感じのお茶です。このような味の特徴から見て、おそらく品種は奇蘭なのではないかと思います。これはこれで良いお茶だと思います。茶殻を見ると、製法は安渓的ですね。#おそらく、最終火入れが台湾なんじゃないかと思います。もう1つのお茶は、金観音茶王。嶢陽茶行の看板茶です。こちらは全く正反対の茶葉。黒い、黒いです(^^;)乾燥した茶葉の段階で、かなり強い火の香りがします。「ここまで焙煎しちゃうと、お茶の内質が死んでしまって、火の味しかしないんじゃないの?」と少々訝しく思いながら、淹れてみます。炭火焙煎ならではの、チョコレートのような甘い香りが漂います。水色もかなり濃いめ。でも、何とも言えない艶のある茶水です。火の香りは確かに強く、味も日本で一般的にイメージされる烏龍茶に近い感じ。でも、味わいにかなり厚みと奥行きがあります。鉄観音の品種特性である酸味もかなり強めに出て、「俺は鉄観音だ」と強烈に主張しているかのようです。そして、鉄観音らしさを示すように、戻りの甘さも強烈。飲んでから喉に甘い香りが、ずーっと残ります。飲み終えて、しばらくしても、この香りと味の余韻がいつまでも消えません。何という個性派!茶葉の状態を見ながら、ギリギリまで焙煎をする火入れの技術もありますが、原料茶の品質も良いものを使っているのではないかと思います。さすが、老舗の看板茶だけのことはあります。このお茶、かなり強烈なインパクトがあるお茶で、好き嫌いは真っ二つに分かれそうです。が、一度ハマると手放せなくなってしまいそうなお茶です。この強烈な個性に慣れてしまうと、他のお茶では満足できなくなってしまうのではないかと。火入れの強い伝統的な鉄観音がお好きな方には、一度試して頂きたいお茶だと思います。そして、このお茶、特筆するべき点として、飲むと身体が一気に温まります。もう、汗がダラダラ噴き出してきますよ(^^;)この時期は、クーラーに当たって身体が冷えてしまいがち。そんなときに飲むのにも、向いているお茶ではないかと。かなりの個性派!
2009.07.27
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湿度もあいまって、暑い。暑いです。このようなときは、クーラーのかかった部屋の中で、爽やかな熱いお茶を飲むに限ります。↑エコのかけらもありません今年の春の文山包種茶を飲みました。坪林の品評会で参等奨になったものです。品評会は、あれやこれや言われますが、やはりそれなりのお茶が出てくるケースは多いと思います。優良奨レベルのお茶だと、「まあ、ちょっとゴージャスなパッケージ代だね」ぐらいに考えた方が無難ですが、その上の参等、弐等あたりは、しっかり作られていて、お値段も手の届く範囲のものが多いように感じます。品評会開催コストもかかっているので、多少割高なのは事実ですが、あれこれ試飲して、残念な思いをするぐらいなら、品評会受賞茶を最初から手に取った方が時間は節約できると思います。また、時期はずれに茶産地を訪問する場合は、良いお茶はほとんど売り切れてますので、品評会受賞茶を狙う以外にありません。#定価が決まっていますので、販売する側も売りやすいですし、買う側も買いやすいわけです。説明も”○等奨”ですといえば済むので。問題は、最低ロットが半斤(300g)か1斤(600g)になることですけど、空港や土産物店でパック詰めのお茶を買うよりは遥かに良いと思います。茶葉は、深い緑でいきいきとしています。お湯を差すと、フワーッと香りが立ち上ります。ひとことで表現するならば、とても清らかで模範的な文山包種茶。茶杯にはいつまでも爽やかな蘭の花のような香りが長く残ります。口当たりは滑らかで、とても爽やか。でも、一本調子な爽やかさではなく、軽発酵の烏龍茶らしく香りが微妙に変化していきます。茶杯に残る香りも、徐々に甘い香りに変化していき、烏龍茶の醍醐味を味わえるお茶です。このお茶、さすがに品評会受賞茶だけあって優等生だと思います。とても上品な清々しさがあります。しかし、一方でよくよく味わってみると、自然の中で生きてきた強さというか、やや野性味に溢れる力強い部分があり、その主張が味に出ています。同じ作り手の頭等奨のお茶も飲みましたが、違いはこの点。頭等はこれよりも上品というか、飲んだ瞬間は水のような感覚。そのあと、ジワジワと旨味と甘みが来る感じで、お茶の主張は少なく、まさに美味しいお湯という印象。でも飲んでいると、旨さだけが蓄積されていって、なんとも愉快な気分になります。このお茶は、自己主張が強い分、やや点数を引かれたのだろうと思います。喩えるならば・・・成績は良いんだけど、先生の言うことにたまに逆らっちゃう生徒ですね(^^;)その方が人間味としては面白いと思うんですけど、品評会ではどうしても1つの評価軸で見ざるを得ませんから、こういうタイプは少し損をするわけです(笑)そんな品評会の限界を知りつつ、品評会受賞茶を楽しんでみるというのも、面白いことだと思います。参等奨以上は、確実に一定のレベルには達しているお茶が多いですから、”順位”よりも”個性”に注目して飲んでみると、面白い発見があるのではないかと。やっぱり、優等生過ぎてもねぇ(^^;)
2009.07.25
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昨日は、ちらりちらりと空を見上げるも、厚い雲に閉ざされて日食は見られず。残念です。さて、ここ数日、暑さは随分楽になったものの、梅雨が戻ってきたかのような湿度には、やや閉口気味。今日も、駅のホームで、どういうわけか無性にサイダーが飲みたくなり、自動販売機の前に立つも、そこはグッと堪えて帰宅。なんだか、あの甘い感じの香りに惹かれたんですよね(^^;)電車に乗りながら、「サイダーの香りは何かに似ている・・・」と考えていたら、そうだそうだと思いついたのが、このお茶。今年の鳳凰単叢です。お茶の袋を開けた瞬間、フワーッと甘いブドウのような香り。ブドウはブドウでもちょっと酸味がある感じで、マスカットに近い気がします。甘い香りで、ちょっと酸味。それでサイダーに通じるなと思ったんですね(笑)茶水の香りもしっかりブドウっぽいけれども、飲んでみると単純な甘さではなくて、裏側に渋みが見え隠れする、しっかりとした味。でも、やっぱり喉に落ちてからの戻りの香は甘くて、渋みとの微妙なバランスがとても美味しかったりします。多少の渋さが、こういう湿度が高い時には、スッキリして嬉しかったりします。湿度の高いときには、やっぱり単叢だねぇ、と思ったのでした。#香りが立ちやすいとも言われてます。単叢は美味しい♪
2009.07.23
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ちょっとご報告が遅くなりましたが、18日に夏の中国緑茶展示会が開催されました。まず、ご来場いただきました皆様、色々と不手際がありまして、申し訳ございませんでした。当日の様子をご紹介しつつ、補足説明をば。今回のイベントは、”展示会”という名の通り、かなりの種類のお茶が揃いました。まずは、廬山雲霧。日付違い&作り手違いで6種類。そして、黄山毛峰。日付違い&栽培茶と野生茶の違いなどで9種類。そして、今回の主役の碧螺春が22種類。それらをズラッと並べると、こんな感じ。向こう側が見えないぐらいです((((((^^;このあと、龍井が届いて、全部で46種類あった模様です(汗)これが全部飲めるわけですから、恐ろしいイベントです。。。日付別の碧螺春ですが、これは1軒の農家の初摘みから4月11日までに作ったお茶を、簡さんがすべて買い占めてきたものです。普通ならば、こういう仕入れ方はあり得ません。良いロットだけ選んで買うか、適当にブレンドするのが通常だと思います。しかし、それではお茶の素性が良く分からなくなってしまう。教材として使うことを前提に、今回のような買い方をしてきたそうです。* * * * * *さて、日付が1日違うぐらいで、お茶の味はそんなに変わるのか?というのは、多くの皆様が疑問に思うことだと思います。私、飲む気満々で出かけたのですが、会場ではなぜか?スタッフ化してしまいましたので、家で味を確認してみました。会場同様、小さめの茶杯に茶葉を入れます。右上が3月19日の初摘み茶。一番下の列の右側が4月11日のお茶です。これだけ茶杯が転がっている、我が家もどんだけ~(←腐語)と思いますね(^^;)右上の日付の若いものから順に飲んでいきます。簡さんの作ったお茶のリストには、茶摘みの日と産地・品種・天候が書かれています。これを見ながら飲んでいくと、とても面白い!のです。#ご参加された方は、ちょっと記憶を思い起こしながら読んでみて下さい。初摘みの3月19日のお茶は、お茶というよりも、甘い水のようです。香りはそれほど強くはありませんが、とにかく旨くて甘い水。2番目の21日のお茶は、初日と比較すると、やや甘さが薄くなっています。ひょっとしたら、前日20日は雨だったのかもしれません。3番目の22日は、香りに加えて、ややしっかり感が出てきます。ただ、イマイチまだ味が乗ってこない感じです。ちょっと物足りない。4番目の24日のお茶は、随分と果物の香りが出てきます。ただ、甘さがやや弱い。5番目の25日のお茶は、甘い香りと味のバランスが良い!茶水に含まれる甘さもよく出ていて、飲んだ中では、もっともバランスが取れていて美味しいと感じました。6番目の26日のお茶は、前日と比べると、やや茶水の甘さが減ります。だんだんお茶の味は濃くなってきましたが、甘さは相対的に落ちてくるんですね。27日、28日は雨のため、茶摘みせず。7番目の29日のお茶を飲んでみると、香りはあるのですが、お茶の味が薄いというか、水っぽく感じます。前日が雨なので、茶葉に含まれている水分が増えていることが想像されます。茶葉に含まれている水分量の違いで、こうまで影響が出るのか!と思いました。8番目の30日のお茶になると、天候も回復し、しっかり感が戻ります。9番目の31日のお茶は煙の香りを感じました。おそらく釜炒りの際に、焦がしちゃったんだと思います。これは失敗作ですね。このへんになってくると、甘い香りは随分落ちてきてしまいますし、味にも渋みというか”濃さ”が目立つようになります。旨味や甘みというよりは、お茶の強さが前面に押し出される感じでしょうか。この傾向は正比例で続いていって、4月3日のお茶ぐらいが甘くて美味いと思う限界点でした。これを越えると、香りと茶水の甘さが失われていきます。翌4月4日は雨のため茶摘みせず。清明節の4月5日のお茶は、前日の雨の影響で水分が多かったせいか、水っぽく薄い印象。そして、これ以降のお茶は、どんどん味が濃くなってきて、美味しいという印象はなかなか持てませんでした。何と言っても、碧螺春の特徴でもある甘い香りというのは、ほとんど感じられなくなってきてしまいます。* * * * * *このように一日ずつ試飲してみると、明前のお茶の値段が高いのは、味の面からも納得できるものでした。やっぱり、甘さが全然違ってきてしまうのです。好みはあるかもしれませんが、純粋に旨さを感じるのは、明前のお茶、それも初期の頃のお茶でした。決して、不当に高いわけではないのです。ただ、早すぎても味わいが薄いので、このへんのベストバランスをどう見極めるか。これが、バイヤーの腕というか”買い物上手さ”になってくると思います。#ちなみに、我が家で買ってきていたのは、偶然にも25日のお茶でした♪いやー、これは勉強になりました(^^)それから、次に・若い樹と老木の違い・土壌の違い(山と池の近くのお茶の違い)を比べてみます。すべて4月3日の東山のお茶です。作り手は違いますが、それ以外の条件は、ほぼ揃えられています。まずは、左側の樹齢が若いものと老木の違い。これは、本当に明確に違いが出てました。若い樹の方が、最初に飲んだときは香りもはっきりしていて、「おっ!」と思うんです。しかし、老木のものを飲んでしまうと、表面的な薄っぺらいものに感じてしまうから不思議です。若い樹で作られたお茶は、口の中で一瞬味わって終わりなのですが、老木の方は喉に落ちてからも、じわじわと味と香りが出てくるような感覚があります。老木の方が「飲んでいて飽きないなぁ」と思います。これは面白い♪そして、右側2つの土壌の違い。魚の養殖池の周りに植えられている茶樹のお茶と山側のお茶の比較です。泥っぽいところと山のしっかりした土壌の違いです。これもまた違いが結構出ていました。山のお茶の方は香りがフワッと花開く感じがあるのですが、池の周りのお茶は、花開こうとするんだけど引き戻されるような感覚があります。ちょっと籠もっているというか、爽やかさに欠けるんですね。* * * * * *実は飲み比べる前は、「どれも、そんなに大差ないんじゃないか」と思っていたんですが、意外に良く分かる飲み比べでした。↑私の気のせい?とはいえ、今回のお茶をいきなり飲まされても「何がなにやら・・・」だったと思います。が、今回のように飲み方の”軸”を揃えてもらうと、急に分かってくることがあります。レジュメとお茶の組み合わせの秀逸さに気づきます。お茶を知ろうと思ったら、時間が必要です。なにしろ奥深い世界ですので、どこかでちょっと勉強して「資格持ってます」「免状もらいました」で理解できるほど、簡単ではありません。最終的には、体験の積み重ねこそがモノを言う世界であり、体験と結びついていない知識は蘊蓄に過ぎません(←自己反省)楽しみながらお茶を飲みつつも、積極的に体験を積んでいかないと、お茶はなかなか分かりません。しかし、何の世界でもそうですが、要領というのはあると思います。そうでなければ、何事も進歩はあり得ません。漫然と長く続けるよりも、何らかの”意図”を持って挑むことにより、”同等の経験を得るための時間”を短縮することができるのではないかと。#これを我が業界ではフレームワークと呼んでいます。今回の展示会は、中国緑茶を知るための1つのフレームワークを与えてくれたのではないかと思いました。まったく貴重な機会だったと思います。お忙しい中、準備していただいた簡さん&百大先生、茶心之会の皆様、そしてご来場いただいた皆様に感謝いたします。また機会があれば、是非このような会を開催していただきたいと思いました。・・・一人で何種類も黙々と飲むのはしんどいので、次は私も会場で飲みたいです(^^;)飲み比べは大勢で♪
2009.07.18
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昨日も言ってましたが、東京は暑い、暑いです(-_-;)この時期、スーツ姿で街中を動き回ることほど、しんどいものはありません。思わずペットボトルのお茶に手が伸びてしまいます。#さすがに外回りで”水筒男子”とは行きませんので・・・コンビニで、変わったものを発見したので、思わず買いました。ジャワティーストレート ミント→ジャワティー公式サイトジャワティーの期間限定もののようです。インドネシア産の緑茶にスペアミントリーフを加えたそうです。先日ご紹介したジャワティーストレート グリーンティーの派生商品のようですね。ミントティーと言えば、モロッコの甘いヤツがイメージされます。#実は飲んだことがないのですけど。が、さすがジャワティー。このお茶は”無糖”です。 さあ、お味ですが・・・簡単に表現しましょう。クールミントガムを噛みながら、薄めの緑茶を飲んだ感じです((((((^^;確かに、口はスッキリします。食後の口直しには良いかもしれません。まあ、食事と一緒には。。。ですそれにしても、色々出してきますね(^^;)
2009.07.15
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今日、関東地方は梅雨明け宣言が出ました暑い。。。(-_-;)それでも夜は随分風が涼しく感じます。ずっと、このぐらいで行って欲しいんですが、西の方の最高気温を見ていると、無理でしょうねぇ(^^;)今日は、文山包種茶を淹れました。我が家には、模範的な品評会参等奨のお茶とちょっと個性的なものの2種類あるのですが、今日は個性派の文山を。少し発酵度が高めに仕上げられている文山包種茶です。水色も、緑よりはやや濃いめに出ます。このお茶、一般的に出回っている文山包種茶よりは、香りがワントーン低めからスタートします。そんなお茶なので、一瞬「えっ、文山?」と思います。多分、文山を飲み慣れている人ほど、そう思うお茶ではないかと。口当たりに刺激的な青さもありません。やや火が入っているせいかと思います。発酵がしっかりしているからか、香りはよく喩えられる蘭の香りというよりは、やや果物っぽさが出ています。味もしっかりしており、お茶請けにも負けない強さがあります。印象としては、女性の歌を男性歌手がカバーしたような感じのお茶なんですね。高音の魅力は無いんだけど、中音~低音域に厚みがあるお茶だと思います。これを”魅力”と捉えるか、”なんか違う”と思うか。文山の魅力をどこに感じているかによって、評価が分かれそうです。#私は好きですが。水出しなどでスッキリ飲むというよりは、夜向きな文山かなぁと思います。もう少し寝かせても良いかもしれません。いずれにしても、発酵マジックを感じることのできる、なかなか美味しいお茶です♪文山も色々
2009.07.14
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今年も我が家に台湾からアップルマンゴーがやってきました♪宅急便のお兄さんがやってくるのを、ソワソワしながら待ってしまいましたよ(笑)台湾産でも屏東縣のものは早めに出回っていたようですが、我が家に来たのは台南縣のものです。半分ぐらい一気に食べて、血糖値が急に上がりました(笑)ちょっと一息と思って、茶殻でつくった水出しの東方美人(コードネーム:カメ)を飲んでみたら、口の中がやたらと美味しい(^^)舌に残ったマンゴーの甘さと香りが、東方美人のおかげで、もう一度花開く。そして、そのあとに品の良い東方美人の香りと甘さが、ほわーんと広がります。これはいい!発酵が軽めだったのが、ちょうど良かったようです。いやー、それにしてもアップルマンゴーは旨いです。台湾マンゴーの旬の季節も、あと少し。見かけたら、是非お試しを♪台湾マンゴーは美味い(^^)
2009.07.13
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現在、試運転中のCTTea.infoですが、イベント告知&予約だけではなく色々なコンテンツを追加しようと準備中です。既に中国茶の素晴らしい情報サイトは沢山あります。今さら私ごときが立ち上げることも無かろうとも思うのですが、中国茶に興味を持っていただいた方が、もうちょっと深く知るためのきっかけ作りができればいいなと考えております。その試みの1つが茶葉名鑑。中国茶を飲み始めた最初の頃、”お店によって呼び名が違うけど、同じ種類の茶葉”というのが結構多くて、混乱した記憶があります。たとえば、岩茶と厳茶東方美人と白毫烏龍茶と香檳烏龍茶黄金桂と透天香と黄[木炎]とか。これ、初心者にとっては、ハードルが高いと感じます。ただでさえ漢字ばかりで、何と読むのかすら分からない中国茶。やっと覚えて違うお店に行ってみたら、別の名前で並んでいる・・・これじゃ、途中で嫌になっても仕方ありません。基本的な命名のルールや品種、産地の名前などが知識として入ってくると、こういうのが面白くなってくるのは否定しません。が、でも、やっぱり初心者歓迎な感じじゃないと思うのです。#「一番面白がっているのは、お前だろう」というツッコミが来そうです(汗)困ったときは”ググる”のが、現代の常識。ですので、それに合わせてネット上にそういう名鑑があっても良いじゃないと思ったのです。そんなわけで、ちまちまと家にある茶葉の写真を撮ったり、コメントをつけたりしてます。私、本のコピペでお茶を濁すのは絶対嫌なので、自分であれこれ書いているのですが、やってみると結構大変(^^;)味や香りのコメントが特に。。。・・・ということで、時には現実逃避して写真のモデル?になったお茶を飲んでしまったりしています((((((^^;そんなわけで碧螺春です。え。それは2番目に手をつけた記事ではないか、ですって?鋭いですねぇ(^^;)そうですね、大体、こういうのは緑茶から。それも龍井、碧螺春、黄山毛峰みたいな順番ですよね。ええ、書いたのは西湖龍井だけで、すぐに現実逃避しましたが、それが何か?(←早ッ)ほら、やっぱり味の確認をしなければいけないですし。↑と、正当化してみる。こちらは、3月25日摘みのお茶なんですが、お湯の温度をやや低めにして入れると、本当に甘いです。茶水の旨さの中に、甘い香りが隠されていて、口に含むと甘さと一緒に香りも一緒にフワッと広がる感じです。・・・というような書き方では、さすがに名鑑にならないので、困っているわけですね(^^;)まあ、このペースで行くと完成は来年でしょう(爆)さて、碧螺春といえば、既にご案内している通り、来週土曜日の夏の中国緑茶展示会で22種類ほど飲めます。既に、ご予約&温かいコメントをいただきました皆様、ありがとうございますm(_ _)mこれに私が絡んでいる経緯をお話しておいた方が良いかと。今回、今古茶籍さんのイベントとして開催するわけですが、実は言い出しっぺは私なんですよ(^^;)簡さんのお店へ行くと、栽培茶と野生茶だったり、品種違いのお茶だったり、天候の違う日のお茶だったり、というのを飲ませてもらうことが良くあります。とはいえ、お店はそんなに広いスペースではないですし、少ない人数で飲みますので、そんなにたくさんの種類は飲めません。でも、「あれもある」「これもある」と言われたら、やっぱり全部飲みたいじゃないですか。そこで、「これ、どっか会場借りて、ズラッと並べて飲み比べたら面白くないですか?」と、私がひとこと言ったのが始まりなんですよ(^^;)ああ、そしたら碧螺春だけで22種類。その他、龍井の産地違い黄山毛峰の栽培茶と野生茶の比較それから太平猴魁、廬山雲霧もあるそうで、合計40種類ぐらいの中国緑茶が一同に揃うことになってしまいました。まさか、そんなにあったとは...orzというわけで、私も目が回るぐらいのお茶が用意される、とんでもない会になりましたw今回は、”お茶会”ではなくて、”展示会”というのがポイントです。まず、約40種類のお茶が、すべて会場で飲めます。お持ちいただく茶杯(普通の小さいヤツで結構です)に、少しずつ茶葉をお分けします。それをテーブルに持ち帰って、自分のペースで飲んで味を確かめつつ、会場内に展示されている乾燥した状態の茶葉を見て回る感じです。会場には、碧螺春の産地の写真もパネル状にされて用意されるそうです。お茶を飲むだけだと碧螺春の新芽しか見たことがないと思いますが、新芽以外の葉っぱは結構大きいんですね。そんな産地の様子も確認できると思います。会場を回るガイド役になるレジュメは、簡さんが作っています。これだけの種類のお茶があるので、色々なテーマで見て回り、味を確認することができます。オススメの飲み比べテーマをいくつか設定してもらえるとのこと。もちろん、簡さんは会場にいますので、質問もOKです。あとで、自宅でもゆっくり確認したいという方のために、今回の飲み比べ用キットも何セットか限定で用意されるそうです。えーと、私、このお茶全部飲んでも、それぞれの細かな違いは分からないと思います(苦笑)でも、きっと傾向のようなものは分かると思うんですよね。明前のお茶が高いのは、「ああこういうことか」と、”体感的”に分かるんじゃないかという気がしています。なにしろ、これだけのお茶を一度に飲んだことがある、というのは貴重な体験になると思います。お茶は”飲みもの”ですから、いくら机上の知識があっても全然意味のないことで、実際に飲んでみないと始まりません。体感するってのは、お茶を知る上で、ものすごく大切なことだと思うのです。まだまだ、お席に余裕がありますので、中国緑茶にご興味のある方は是非♪「美味しい中国緑茶って飲んだことがない」という初心者の方でも、全然大丈夫です。たくさんのお茶があるので、ちょっと苦行になるかもしれませんが(笑)、どなたにも楽しい会になるのではないかと思います。イベントの詳細と予約はこちらまで。碧螺春は美味しい~(^^)
2009.07.11
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ポレポレ東中野で上映されている『台湾人生』を見てきました。台湾人生 公式サイトこの映画は、台湾の日本語世代の方にインタビューをしていくという、日本のドキュメンタリーです。新聞記者から転身された酒井監督が、取材に7年間もかけたという大変な力作。予告編を見るだけでも、かなり強烈なメッセージがこめられていることが分かります。スタートのシーンは花蓮縣瑞穂郷の茶畑の茶摘み風景から。その摘んでいる様子を見て、「おおっ、これは紅茶の品種だ」と、まったく関係のないところをじっくり見てしまいました(^^;)冗談はさておき。ストーリーは、5人の日本語世代の方、それももっとも多感な時期に戦時中の強烈な教育を受けられた方々が登場し、日本統治時代の頃の学校の話や、戦争との関わり、終戦後の国民党支配について日本語で語り始めます。どの方も、まさに台湾の激動の歴史がそのまま投影されたような経験をお話しされます。日本統治時代の思い出話も出てきますが、良い話ばかりではなく、露骨な差別があったことなどマイナス面もきちんと話されています。中立的な視点に配慮された構成だと感じました。#某国営放送局にも、このぐらいきちんとした報道をしてもらいたいものです。そして、祖国へ復帰したはずだった戦後の話。蕭錦文さんの二二八事件の体験談は、それはそれは凄まじいものがあります。また、スクリーンを見ていると、出演者の方が”自分でも思っていなかった本音に気づいた”と思われるシーンがあります。予告編にもありますが、日本語世代の方々は、日本に対して本当に複雑な感情を抱いています。そんな込み入った感情を表現しようと言葉を連ねているうちに、ポッと口を突いて出てくる言葉。それは用意されていた言葉でも何でもなくて、心から出てきた言葉。その言葉を自分で聞いて、自分の気持ちに気づき、感極まってしまう。そんなシーンが度々あるのです。これはどんな演技よりも、心が揺さぶられます。これほどの内容を日本語世代の人たちから聞き出し、映像に収めたということに、ものすごい価値があると思います。きっと日本語だったからこそ、ここまで深い内容を聞けたのだろうと思います。81分とそんなに長くない作品なのですが、日本語世代の人たちの今までの苦労などを想像しながら見ていくと、かなりズシリと来る映画でした。でも、なぜか話を聞きに台湾に行きたくなる。そんな不思議な映画です。* * * * * *さて、この映画を見ると、台湾は”親日的”と言われますが、それは決して単純なものではないことがよく分かります。様々な葛藤を乗り越えての”親日”であるということ。これは、台湾を訪れるのならば、是非知っておきたいことだと思います。そして、好意に甘えるだけでもいけませんし、変に恐縮していてもいけません。相手の国をもっと知ろうとすることが、大切だと思います。お互いの国を理解するという”相互理解”。本当の友好関係というのは、そこから生まれるのですから。この映画の東京での上映は、今のところ7月31日まで。10時40分~の1回のみの上映ですが、かなり混んでます。私、平日に行きましたが、それでも早々に満席御礼。ちょっと、ビックリでした(^^;)ご興味のある方は、どうぞお早めに劇場に足をお運び下さいませ。<追記>上映が8月14日までになりました!時間も、8月1日(土)より 14時55分~、16時35分~ の1日2回上映になります。また、パンフレットに載っている片倉佳史さんの文章は、台湾を的確に著していて実に素晴らしいと思いました。何と言っても、台湾への”愛”にあふれています。一読の価値アリです。興味のある方は是非♪※このような記事を載せると、私は”大陸嫌い”だと勘違いされるのですが、決してそんなことはありません。仮にそうだったとしたら、とっくにこのブログから"中国茶"の3文字は消えているはずです。台湾には台湾の、大陸には大陸の歴史と文化、そしてそこに住む人たちの気持ちと事情があります。それぞれをきちんと勉強して理解し、尊重する。他国の文化をより深く知ろうと思うならば、これは当然のことだと私は考えます。
2009.07.10
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毎年、変なペプシを飲んでいるわけですが、今さらながらこんなのも見つけました。コカ・コーラ プラス カテキン→公式サイト見つけた瞬間は、コカ・コーラ、お前もか!!と思いました(^^;)”カテキン”入りで”緑茶”フレーバーの”コーラ”というのは、私を狙っているとしか思えません(←被害妄想)・・・ええ、買いましたとも。色は普通のコーラのようです。蓋をプシュッと開けても、香りはいつものコーラとあんまり違いを感じません。飲んでみました。うーん?いかにも甘味料的な味はしますが、緑茶というのはよく分かりません。香りも元々のコーラの香料にかき消されて、よく分からないです。とはいえ、これでは面白くない!と、評茶的な飲み方(ズズッてやるやつ。炭酸ではキツイ)をしてみたら、上あごのところにかなり香りが残ります。おそらくこれですね、緑茶のフレーバーってのは。#コーラで、こんな飲み方をするとは思わなかった((((((^^;というわけで、ペプシのは明らかに”変わった”ものでしたが、コカ・コーラは”普通に飲める”ものを出してきたようです。まあ、カテキンが入っているからといって、健康に良いということはないと思います。なにしろ、コーラですからね。。。カテキン採るならお茶を飲みましょう(^^;)花王 ヘルシア緑茶350mlX1本
2009.07.09
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先日、梨山の飲み比べをしてみました。今、うちには違うお店の梨山が4種類あるんですね(^^;)さすがに一人で4種類を一度に飲むのはキツイ。でも、飲み比べは記憶に頼るやり方では、ちょっと心もとない。そこで、とった手段がこちら。普通の茶杯に、茶葉を1g量って入れてみました。この茶杯、いっぱいまでお湯を注ぐと大体25ccぐらいの容量です。大陸烏龍茶の鑑定では、茶葉とお湯の量を1:22の比率にするのが標準です。1gに25ccなので、まあ、大体合ってますね(^^;)この茶杯に直接お湯を注いでみます。2分もすると開いてきます。あまりに濃いと少々キツイので、3分ちょっとで飲んでみました。#評茶ではなく単なる比較ですから、小っちゃいことは気にすんな、ということで(^^;)それぞれ、個性的な方々から買ってきたお茶なのですが、比べてみると、お茶って、選んだ人の好みや人柄がよく出るわーと思いました。今回、梨山を買ってきたお茶屋さんは、色々な話を伺っている方々ばかり。お店で色々話した内容を思い浮かべながら、お茶を飲むと、ああ、これは、まさにこの人のお茶だと感じます。こういうのが、とてつもなく面白いと思います。↑え、マニアックすぎますか?これ、感傷でも何でもなく、そういうものだと思います。本当のプロは、数多あるロットの中から最良と思われるお茶を選びます。そうなると、どうしてもそれまでの経験やお茶の好み、人柄というのが滲み出てきます。星の数ほどあるロットの中から選ぶためには、頼れるものは、自分自身しかないのです。特に、梨山クラスともなると、お茶屋さんも仕入れに気合いが入ってますから、手を抜かない。変な話ですが、そのお茶屋さんの哲学の集大成みたいなものを感じます。なにしろ、同じ梨山という名前なのに、全然個性が違うんです。梨山としてのトーンは一緒なんですけど、発揮される方向性が違うんですね。どれも美味しい最上のお茶であることには間違いないのですが、もう笑ってしまうぐらい個性が違う。たとえば、写真右上のお茶は、茶葉の緑っぽさからも分かる通り、思いっきり清香のお茶。あまり私が積極的に手を伸ばさないタイプなんですが、清らかで旨いのです。梨山という特殊な環境で育った茶葉の実力が素直に出ているお茶と言いますか。・・・でも、このお茶の売り手は、発酵度抜群の烏龍茶の世界の方。きっと、自分の対極にあるお茶として、これを選んだんだろうなぁと思います。ね、個性が出てますよね(笑)写真右下は、発酵もしっかりしていて、とても厚みのある味と香り。ワイン的に喩えると、フルボディ。もう模範的な梨山と言えましょう。これは発酵にこだわる老師のところで買ってきたお茶です。私の中では、このお茶がストライクど真ん中。梨山といえば、これでしょ♪と小躍りしたくなるようなお茶です。でも、他の人に飲んでもらうと、前の清香のお茶の方が好きと、こともなげに言われたりもするんですよ(笑)お茶は、結局のところ嗜好品なので、正解がない。誰かにとっての美味しいお茶は、決して自分にとっての最良のお茶ではないということ。こういうのもまた「面白いなぁ」と思います。* * * * * *飲み比べというと、なんだか中国茶のお勉強という感じがしますが、私には、そんな感覚は全然ありませんw勉強というよりも、お茶で遊んでいるという感じです。向こうのことばで言いますと、”玩茶”というやつですね。私がやっているのは、決して”学茶”ばかりではないと思っています。そんなんじゃ、飽きっぽい私は続きません。よく学び、よく遊べですね(←かなり我田引水)うーん、今思いつきましたが、玩茶という言い方は、良い意味ばかりではないですが、新しくて良いかも。日本でも、この言い方、流行らせませんか?(笑)あまり難しく考えず、ほどほどに、お茶という飲みもの(健康にも良い!)で遊ぶというのは、きっと面白い!と思うのです。子供も遊びを通じて社会ルールや知識、人間関係を学びます。大人も、お茶を通じて”遊ぶ”ことで、きっと色々な発見があるのではないかと思うのです。お茶という世界は、果てしなく広いので、きっと遊び場としては最適かと。さあ、みなさんもLet's 玩茶♪↑一体、これは何語だ((((((^^;そのうち、大人向け雑誌で企画が組まれそうですねw
2009.07.05
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前から検討していたWebサイトを、しばらく試験運用してみます。中国茶と台湾茶の情報サイト CTTea.info地球にやさしい中国茶交流会のオフィシャルサイトで、見慣れぬドメイン名があったと思いますが、実はこのために取得したドメインだったのですよw#結局、2年ぐらい寝てましたが・・・情報サイトと銘打っていますが、やりたいことは簡単に言うと、場の創造です。構想(妄想?)は色々あるのですが、まずは核になる予定の”イベントの告知&予約システム”を試験運用してみたいと思います。第一弾は、先日チラリとご紹介した、簡さんの中国緑茶のイベントです。これが上手く動くようなら、一般の方に向けたイベントを告知できるように、システムを開放したいと思っています。並行して、あれこれ情報をアップしていきたいと思いますので、まずは使ってみて下さいませ(^^)
2009.07.03
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