2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
全8件 (8件中 1-8件目)
1

最近は、すっかりグルメブログ(それも比較的B級・・・)と化していましたが、ここは一応、お茶のブログです(^^;)今月は、ジェットコースターのような1ヶ月だったので、ほとんど家でお茶を飲むこともなかったのですが、久しぶりに雲南毛峰を淹れてみました。雲南大葉種を用いて作られる、雲南省の緑茶です。雲南のお茶は、緑茶でも紅茶でもプーアルでも「あ、雲南のお茶だ」と分かるような、ちょっと個性的な香りを帯びています。品種の香でもあり、製法の香でもあります。このお茶も、さっとお湯を少量注いで香りをみると、やはり雲南な香りがあり、さらに柑橘系の不思議な香がします。味はとてもしっかりしていて強さを感じますし、柑橘系の爽やかな香りと口の中に残るサッパリ感が心地良いお茶なのですが、意外に甘みもあります。このお茶、案外、秋に向いてるかも、と思いました。さて、雲南大葉種といえば・・・#タイトルとこの流れで、既にピンと来てしまった方もいるかも。最近、話題の新型インフルエンザ。これに関連して、お茶のカテキン類の機能に注目が集まっています。その機能とは、殺菌効果。カテキン類といっても種類は豊富なのですが、その中でも、よく取り上げられるのがエピガロカテキンガレート(EGCG)という、きわめて力強い名前の成分だったりします。確かにウイルスにすらも勝ちそうな名前ですね(^^;)先日、この成分を”加工”し、インフルエンザ治療薬に応用する技術が”特許”を申請中であるというニュースがありました。asahi.com「カテキンに効果あり」となると、脚光を浴びてくるのが、”大葉種”の品種を使った”緑茶”です。多くの緑茶で使われている小葉種よりも、大葉種は品種特性としてカテキン類の含有量が圧倒的に多いためです。手元にある『中国茶樹品種志』によれば、広義の雲南大葉種の1つである[孟力]海大葉種。この品種のポリフェノール類は一芯二葉の春茶の乾燥茶葉中に32.8%。そのうちカテキン類は18.2%含まれているとされます。中国緑茶の代表選手・龍井茶の主力品種、龍井43号のポリフェノール類の含有比率は18.5%で、そのうちカテキン類は12.1%を占めます。日本茶の主力品種・やぶきたは、カテキン類の含有量が13.9%と言われていますので、これらの品種と比較すると、雲南大葉種はカテキン類の含有量が多いことが分かります。↑日本茶の資料が少なくてすみません。日本茶も勉強しなきゃ・・・また、カテキン類(いわゆるポリフェノールです)は酸化発酵させると、一部がテアフラビンやテアルビジンなどの色素に変化してしまう(=成分が減る)ため、緑茶の方が効率よく成分をとれるわけです。#このようなことは、評茶員の勉強をすると出てきます。さあ、ここまでの情報で、某テレビ番組が健在だったら「インフルエンザ予防のために、雲南緑茶を飲もう!」と、きっと放送していたことでしょう((((((^^;しかし、早合点してはいけません。先のニュースで、成分を”加工”した、と強調しましたが、普通に飲んだって、効かないよと、記事にはきちんと書かれているんですね(^^;)体内で分解されないように”加工”しなければいけないと。それがなかなか難しくて、ようやく実現できたから”特許”なんです。そういう説明を一切端折って、なんか、お茶はインフルエンザに効くみたいよと消費者に誤認させるような売り方は、まったく感心しません。少なくとも、お茶屋を自認するお店には、やって欲しくありません。そりゃ、目先の売上は稼げるかもしれませんが、長い目で見るとマーケットを壊すだけだと私は思います。これで「効かなかった」となったら、雲南の緑茶に対しての悪印象だけが残るんじゃないかと。「花粉症には凍頂烏龍茶」という報道の影響で、「なんだ、これは?」という凍頂烏龍茶もどきのお茶が、市場に出回った悪夢が思い起こされます。あれを飲んで、「凍頂烏龍茶は美味しくない」と感じた方がいたであろうと思うと、お茶好きとしては、目眩がしてしまいます。効能先行では、農家や消費者のいずれにもメリットをもたらさないのです(コストしか見ませんから)悪いのは、お茶ではなく、その売り方です。だいたい、健康への効能を謳って販売をするのなら、ちゃんと勉強して裏付けを取ってから書かないといけません(それでも、一歩間違うと薬事法違反です)。その姿勢もなく、俗説に依ったテキトーなことを書いて売りさばこうというのは、お茶への愛が無いというか、お茶屋の品格はどこへ行った?と言いたくなってしまいます。#おお、久しぶりに吠えてしまった((((((^^;販売業者の方には、正しく、フェアにビジネスを行ってもらいたいものです。農家と消費者を繋ぐ、大事な存在なのですから。嘘はいけません(`´)
2009.09.30
コメント(4)

高崎から一気に榛名山を登ります。榛名神社にやってきました。586年頃に社殿が造営されたともいわれ、とても歴史のある神社です。隋神門をくぐると、一気に空気が変わります。深い森に包まれた道が続きます。参道の脇を清流が流れています。森林浴がてらに歩いているだけで、自然の力といいますか、そのようなものに圧倒されていく感じがあります。これが山の力なんでしょうね。立派な杉の木も多く、重みが感じられます。神仏習合時代の名残である三重塔もあります。険しい山道で岩がゴロゴロしているところなので、落石の危険が高いからか、途中には覆いが被さっています。しばらく行くと、万年泉があります。ここの水を使って、雨乞いなどの神事が行われるようです。スピリチュアル系には縁のない私ですが、進めば進むほど何か自然の力を感じますね。湧き水も多いのでしょう。滝もあちこちに見られます。こちらは樹齢1000年といわれる杉の木。武田信玄が箕輪城攻めの際に、戦勝祈願に矢を立てたという言い伝えから、矢立杉と呼ばれています。石段をずっと登って、ようやく本殿にたどり着きました。背後には御姿岩がそびえています。この神社の険しさを象徴しているかのようです。この一角には、鎌倉時代の鉄製の燈籠があります。まさに歴史が詰まった由緒正しい、パワーのある神社なのでした。榛名神社ですっかり気分をリフレッシュして、榛名湖へ。天気がやや悪くなってきたので、大急ぎで渋川へ下ります。榛名湖から渋川への道は、『頭文字D』のモデルにもなった道ということで、ヘアピンカーブの連続。ドライブコースにはピッタリですかね(^^;)帰りは渋川でレンタカーを返し、列車で高崎へ。高崎から快速列車に乗り込むと、上野までは、わずか1時間半ほど。新幹線に乗らなくても、意外に早いんです(^^)1泊2日でも十分に楽しめる、温泉満載の群馬の旅。たまには良いかもです♪おしまい。電車なら渋滞ありませんし♪
2009.09.20
コメント(4)

伊香保温泉を満喫した後、水澤寺へ向かいます。水澤寺は坂東三十三箇所の16番目の札所です。本尊は千手観音。面白いのがこちらの六角堂。このお堂の内部に六地蔵尊があるのですが、これが回転するのです。柱を持って、ぐるりとお堂の中を一周させるという仕掛けになっています。さて、随分信心深そうな?あるきちですが、水沢に来た目的は”うどん”です。日本の三代うどんといえば、讃岐うどんに稲庭うどん、そしてここの水沢うどん。水澤寺へ訪れた参拝客にふるまったのが起源だそうで、参道には水沢うどんのお店が軒を連ねています。いや、参道には、うどん屋しか並んでいないといっても過言ではありません。不思議なうどん屋密集地帯になっています。しかもどのお店も、観光バスも止まっちゃうぐらいの駐車場付き。さあ、この中でどこへ入るかが問題ですが、まあ歴史ある店の方が良いだろうということで、清水屋さんにしてみました。四百年以上の歴史があるそうで、始祖を名乗っています。ちなみに、このお店では”うどん”ではなく”うむどん”と表現します。さて、水沢うどんは参拝客向けに・・・と書きましたが、そうなのです。昔から”観光客向け”の食べ物なのです。そんなわけで、お品書きを見ると結構お高いんですね(^^;)「小盛りはお子様用の量です」と店員さんに封じられてしまうので、いきおい中盛り1155円あたりからの勝負になります。むぅ、うどんでこの値段・・・と思いつつ、中盛りと舞茸のバター炒めを注文しました。このお店、うどんで勝負のお店なので、天ぷらもやっていないのです。油分がちょっと欲しいならば、この選択しかありません。というわけで、舞茸のバター炒め。結構ボリュームたっぷり。普通に美味しいです。うどんですが、しっかり茹でるので時間がかかります。外食産業的なうどんに慣れていると、「何でこんなに時間がかかる?」と思うかもしれません。でも、本物って、そういうものです。さあ、やってきました!透明感のあるツヤツヤのうどんです。なんというか、見るからに美味そうな気がします。ま、量は少ないな~と思いましたが(^^;)こちらのつゆは、ごまつゆのみ。うどんの味ですが、確かに美味しい!コシや喉ごしの良さは、さすがに伝統の技!と思います。麺自体の味も、一言で言うならば、とてもピュア。粉と水に技術が加わると、こう美味しくなるんだ、と感心します。粉を技術だけで、ここまで持って行くのは凄みを感じますし、一種の工芸品的な完成された美味しさがあると思います。これぞ伝統の重みでしょうか。ごまつゆは、生姜がかなり利いています。正直に言いますと、ピュアな麺の旨さに比べてしまうと、「うーん、この麺の良さを引き出す最高のつゆは、これなのか?」と多少の疑問が頭をよぎります。麺が素晴らしいだけに、ここは真正面から、上質な素材で作ったかえしで普通に食べてみたい気もするのですが。まあ、老舗ですから。。。店の雰囲気とか接客とか、そういうものを期待しちゃいけませんが、うどんの味は確かだと思います。コストパフォーマンスは微妙ですけどね(^^;)さて、このあと、榛名山に向かいます。伊香保から入れば、そんなに距離はないのですが、気分的に真正面から登っていきたいと思ったので、高崎に一旦出ることにしました。高崎に車で行くのなら、あれだ!と思いつき、やや遠いのですがドライブがてらに、こちらまで足を運びました。ガトーフェスタ・ハラダ 新本店いつの間にやら有名になっていたラスク”グーテ・デ・ロワ”の製造元です。こちら、バターの香りがとても効いていて、甘さもしっかり。でも、しつこくないので、ついつい手が伸びてしまうという、とても危険なお菓子です(爆)#東方美人を飲み続ける際には、糖分補給で合うんじゃないかと思ったのです。船橋の東武百貨店でフツーに売っているのですが、本店まで突撃するのが”あるきち流”です(^^;)立派な工場。いうなればラスク御殿ですな(^^;)というわけで、お土産も購入し、目的地・榛名神社へ向かいます。続く。結局、食べ物なんですよね(^^;)
2009.09.19
コメント(2)

川原湯温泉に浸かった後、電車で渋川に戻ります。夕食は面白そうだと思って、渋川の住宅街の中にあるニコニコ亭というソースカツ専門店へ。夜6時で閉店なので、駆け込みで間に合った感じです。お店の場所は一方通行だらけの細い路地にあるので、見つけるのは結構大変です(^^;)こちらのお店は、薄いカツにソースをつけて丼の上に載せたソースカツ丼が名物です。かなりお値段もお手頃なので、調子に乗って4枚丼というのを頼んでみました。それがこちら。蓋が閉まらない。。。カツの1枚1枚の大きさがハンパではありません。予想以上にボリュームが多いんですけど((((((^^;このボリューム感、メタボ確定と観念しました(爆)正直、2枚で十分でしたね(^^;)カツはいくらでも追加が出来て、最高記録はこれを13枚!食べた方がいらっしゃるそうです。カツのお肉は、そうですね、生姜焼き用に売っている豚ロースのお肉のような薄さです。箸を使えば簡単に切れるぐらいで、衣がちょっと厚めについていますが、サクサクとしています。このお店の特徴は、やっぱりソースですね。一見すると、味がそんなについてなさそうに見えるんですが、甘みのあるしょっぱさのタレがじっくり染みています。駄菓子屋に置いてあるソースカツの本物はこれなんだ!と思います(^^;)味は割と濃いめなので、ご飯の上にそのままカツが載っているだけでも、驚くほど箸が進みます。1枚あたりが結構リーズナブルなので、近所の人が、持ち帰りでカツを買っていく姿もたくさん見受けられました。席数は少ないのですが、地元の人に愛されるお店ですね~。B級グルメ感たっぷりで、学生街にあったら絶対流行りそうなお店です。でも、味はなかなか美味しい!営業時間が短いのですが、狙って行ってみて下さい。ニコニコ亭住所:群馬県渋川市渋川寄居町2176-3 営業:11:00~14:00 16:00~18:00定休:月曜・第1第3日曜ちなみに、私、きちんと完食しました。しかし、お店を出た後に、すぐ黒烏龍茶がぶ飲みしたことを付け加えておきます(爆)↑既に手遅れです明けて翌日。駅でレンタカーを借りて、伊香保温泉に向かいます。まずは関所跡を見学。そのあと、伊香保名物の石段を登っていきます。射的のお店などもあり、街並みそのものが昔にタイムスリップしたかのような感覚があります。石段をずっと登っていくと、伊香保神社へ出ます。ここから、さらに奥へ入っていくと、緑が多くなってきます。そんな中にある河鹿橋。そこからさらに奥へ行くと、飲泉所があります。左から温泉が、右から水が出てきます。温泉を飲んでみましたが、最初の口当たりはとても柔らかい感じがします。しかし、そのあと強烈なミネラル分を感じます。鉄っぽさといいますか、それが舌にドカーンと来ます。まあ、美味いものではないですな(^^;)でも、やっぱり元の水の質自体は良いんだろうなぁと思ったのでした。さらに奥へ突き進むと、源泉があります。宇宙船ではありませんよwその向かいにある、露天風呂へ行き、温泉に浸かります。日帰りなら、このルートだけでも結構楽しめる気がします(^^♪このあと、水沢観音へ向かいます。ええ、水沢うどんを食べに(^^;)↑なんか食べ物のために旅行してる気がする・・・続く。温泉は楽しい♪
2009.09.19
コメント(4)

先日、碧眼猫さん&Teaさん主催の東方美人を飲む会に参加してきました。会場の公共施設に到着したものの、そういえば、部屋の場所聞いてなかった・・・(汗)と思って、会場のホワイトボードを見てみたら”美人会”という、ものすごい名前を発見((((((^^;思わず周りをキョロキョロと見回し、誰にも見られていないことを確認して入室しました(笑)色々な素性のお茶が集まっていたのですが、品種もそうですが産地の違いもかなり極端に出ることが判明。新竹、坪林、苗栗と色々飲みましたが、飲んだらやっぱりそれぞれに個性がありました。・・・ああ、家にあった桃園産のも持って行けば良かった(笑)それにしても、東方美人のグレードをウンカの数で表現するのは初めて見ましたね(^^;)いただきました。ムシみっつです!↑言ってみたかったwさて、ウンカがつかない東方美人とはどんな味?という話も出たので、久しぶりに私のお手製の東方美人も飲んでみました。#”ネタになる”かと思って、持って行ったのです。揉捻が甘いので、見るからに恐ろしいですけど((((((^^;・・・まあ、見栄えよりは案外飲めるお茶なんですよね(^^;)発酵が軽すぎるのですが、ウンカちゃんがいなくても、それなりに甘い香りは出るんです。#でも、一口飲んでうらりんさんが、ものすごい表情をされてたのを、私は見逃しませんでした(笑)お菓子も大盛況♪そんなこんなで、10数種類飲んだのですが、面白いお茶会でした。来年も是非お招きくださいませ♪今度はネタに走りませんので(笑)あれこれ飲むのは楽しい~♪ちなみに、これだけ飲むと茶殻もこの通りですw
2009.09.17
コメント(8)

お待たせいたしました。次の「地球にやさしい中国茶交流会」の開催日程が決まりました!地球にやさしい中国茶交流会 2009秋 11月14日(土) 恵比寿区民会館公式サイト:http://cttea.info/teaparty/会場の場所は前回と同じなのですが、部屋がちょいと大きめです。前回の反省もありまして、より多くの方にお茶を飲んでいただきたけるような会にしたいと思っています。詳細はこれから詰めていきますので、決まり次第、公式サイトとブログで随時ご案内いたします。どうぞご期待くださいませ♪いよいよ第3回!
2009.09.15
コメント(4)

今月から、本業が変わったあるきちです。全くの異業種なので、毎日覚えることが多くバタバタしています。家に帰ってもパソコン開く時間がないぐらいです・・・そんなわけで、のんびりお茶を飲む間もないのですが、ペットボトルで新しいのを発見。 爽健美茶 黒冴 →オフィシャルサイト爽健美茶の期間限定バリエーションシリーズのようです。過去にも白茶を使ったものや、東方美人を使ったものなど、色々出ていましたが、どのお茶もベースは、はとむぎや玄米などの軽快な爽健美茶らしさに、少し変化が加わったかな?程度の変化でした。しかし、今回は黒ということで、プーアル茶が出てきました。この他にも黒米、黒豆、黒ごまなど、やや個性的なものが多く、これをどう爽健美茶としてまとめてくるかは、大変興味深いものです。しかもベースに武夷岩茶を採用してきているので、正直、予想がつきません。そんなわけで飲んでみました。むー、玄米の香りが少しするぐらいで、爽健美茶らしさはかなり薄まっています。その分、やや重厚な武夷岩茶の香りと味、そして後味にプーアルの深さがやってきます。このお茶、ベースの武夷岩茶が強いんですね。香りの華やかさに、やや酸味も感じるので肉桂や水仙などいくつかのお茶がブレンドされているようです。そこにプーアルと黒豆、黒ごま、玄米などが付け加えられたという感じです。爽健美茶のバリエーションと言うよりは、烏龍茶の煌(ファン)のバリエーションにした方が良かったんじゃないかとすら思います。今までの爽健美茶ファミリーの中では、かなり異色の飲み応えのある重めのお茶であるように感じます。で、よく分からないのが”冴”という文字です。このお茶、どっちかというと”冴える”というよりは、まったり系のお茶だと思うんですよね。「黒で冴える、朝」とかコピーが書いてありますが、ひょっとしたらプーアル茶の特定の効果のことを指しているのかもしれません。あ、味はなかなか良いと思いますよ。武夷岩茶とプーアルが入っているので、黒烏龍茶的に飲むことも出来るのではないかと。ホットで出ても面白そうですね。冴えの意味がよく分からないけど(^^;)爽健美茶(そうけんびちゃ) 黒冴(くろさえ)PET500ml 24本入
2009.09.05
コメント(4)

川原湯温泉駅を通り越して、温泉街へ向かいます。ここまでは近いのですが、温泉街は少し山を登ったところにあります。途中にはこんなお店も。この番組、見たことあったかも。温泉街にやってきましたが、こんな雰囲気です。温泉街の上に、神社があります。鳥居をくぐったところには足湯があります。隣が源泉になっていて、ここで温泉たまごも作れます。その近くにある共同浴場で、温泉に浸かります♪大人300円。気軽に入れる日帰り温泉だと思います。* * * * * *さて、この地域は、新政権発足によって再び注目を集めることになりました。八ッ場(やんば)ダムの問題です。このブログでは、あんまり政治的なことを書きたくはないのですが、避けて通るわけにはいきませんので、ちょっと書きます。※私は支持政党の無い、いわゆる”無党派層”です。念のため。八ッ場ダムの影響で、この温泉街も近い将来、ダムに沈んでしまう運命にありました。当初の計画では、ダム完成後は新しくできたダム湖の湖畔に新しい街が作られ、そこへ温泉街も移転されることになっています。それに備えて、新しい源泉も既に掘り当てられています。が、反対運動が激しかったこと、地盤の問題や用地買収の遅れによって、この計画がズルズルと遅れてしまいました。事業を推進していた建設省(現・国土交通省)の進め方に、大いに問題があったのだろうと思います。その間、先行きの見えないこの街を自主的に去ってしまった方もいます。こうして、廃業してしまった旅館もあるので、温泉街は歯抜けの状態になっています。また残っている旅館も改装工事をしようにも、いつ新しい場所に移れるかの目途もつかないので、思い切った投資ができないのです。10年間は動かない、という確約があれば10年で回収できる投資計画を作るでしょうが、いつになるか分からないというのでは、経営者は投資の意思決定ができません。このような宙ぶらりんの状態が、ずっと続いているのです。住民の方の将来への不安感というのは、かなりのものではないかと。国の行政の拙さのせいで、生活に打撃を与えられているのです。そこへ来て、今回の総選挙。民主党がマニフェストで”八ッ場ダム事業は中止”と謳ったわけです。八ッ場ダム事業は「規模が大きい」「高度成長時代の計画を引きずっている」「反対運動が長く続いていた」「土建行政の典型」という印象のある事業です。「無駄な公共事業を無くし、国民生活のために使う」という民主党のイメージにはピッタリ。そんなわけで、公共事業削減の旗印に据えられたわけです。・・・これ、民主党のイメージ戦略以外の何ものでもありません。小泉政権の「郵政民営化こそ改革の本丸」というのと何も変わりません。私、このやり方に、かなり懐疑的です。大体、マニフェストで大々的に謳って政策のテーマにしているのに、民主党の候補者が八ッ場ダムの地元である群馬5区から立候補していない。この地域は小渕元首相の地盤ですので、到底勝てないと思ったから候補者を立てなかったのでしょうが、重要な政策で争点にするんだったら、きちんと地元から候補者を出して、民意を問え!と思います。これほど地元住民を疎んじた、いい加減な話はありません。#ちなみに、今回の選挙では小渕優子が圧勝。民主党が選挙協力した社民党候補は約10万票差をつけられて惨敗。地元の民意は、ダム推進と判断せざるを得ません。そのようなイメージ戦略の一方で、ダム本体以外の工事は着々と進んでいて、周りを見渡すと山のあちこちにコンクリートの建造物が出来ています。吾妻峡の自然の風景が魅力である川原湯温泉にとっては、これはかなり痛い。あちこちで重機の音が響き、工事が続いています。さあ、ここで工事が中止となったら、この建造物は全部撤去して、自然の状態に戻すんでしょうか?一度壊した自然は、元には戻りませんある程度の状態には復元できるとしても、それにはさらに多額のお金がかかります。既に総工費4600億のうち3200億円を使ってしまった、八ッ場ダム事業。工事途中の状態で放り出したのでは、地元住民は納得できません。おそらく中止・撤去となれば、予算を超える額のお金が投じられることになります。その財源は税金や国債ですから、国民の負担です。現場を見てしまうと建設中止が現実的な選択であり、かつ地元住民のためになるとは、到底思えません。新天地で再起をかけようと考えていた地元住民にとっても、税負担をする国民にとってもメリットが見えないのです。中止すれば、「公共事業と闘う民主党」というイメージにはなるでしょうが、そんなイメージ戦略に使われるような税金は支払いたくありません。確かに高度経済成長の頃の計画をいつまでも引きずって、大規模ダムを建設するというのは、時代にはそぐわないことです。しかし、現場に立ってみると、全くもって無念ですが、もう引き返すことは出来ないように感じます。引き返すには、あまりに遅すぎたのです。むしろ、新政権が行うべきことは、これを教訓として公共事業で20年経っても進んでいないのは、全て見直すとか、そういう法案を通すことだろうと思うのです。そのような仕組みが、このような不幸な公共事業を削減する近道であり、天下国家を議論する政治家の本当の責務だと思うのです。そういう今後に繋がる政策を実行せずに、「八ッ場ダムは中止!」だけでは、”政権交代のためだけのイメージ戦略”と断ぜられても、仕方ありません。今の日本に表れている、地域の衰退化と硬直的な官僚組織の問題。そんな問題の縮図が、八ッ場ダムにはあると思います。* * * * * *難しいことを書きましたが、今後の進み方によっては、美しい吾妻峡の景色を見ながら温泉に浸かれる時間はあと僅かかもしれません。きっと、秋の紅葉も素晴らしいと思います。自然豊かな温泉郷を、今のうちに目に焼き付けておきたいものです。自然豊かな温泉に行こう♪
2009.09.04
コメント(2)
全8件 (8件中 1-8件目)
1


