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それでは平水珠茶を使って、モロッコ流のミントティーを淹れてみましょう。タジン鍋も流行ってますし、最近モロッコは注目されていますね(^^)←タジン鍋#いつも、ハクション大魔王が出てきそうな形だなぁと思うんですけどね(^^;)レシピは、こちらを参考にしました。All About「エスニック」 モロッコの「ミントティーの淹れ方」用意したのは、・平水珠茶6g・スペアミント・砂糖20gティーポットは直火にかけられるのを持ってないので、普通ので代用。その分、しっかり熱湯で温めるようにしました。それにしても、20gの砂糖というのは壮観ですなぁ・・・えー、体重計が怖いです((((((^^;まずはティーポットをしっかりと温めて、茶葉を入れ、少量のお湯を注ぎます。少し香りを聞いてみますと・・・ 地方のビジネスホテルの部屋(喫煙可)に入った瞬間を思い出しました(爆)茶葉がお湯になじんで、少しほぐれた段階ですすいで(中国茶的には洗茶ですね)、ミントと砂糖を放り込みます。この後、熱湯を高い位置から注ぎます。じっくり茶葉の開く頃合いを待って、1杯分をティーカップに注いで戻す動作を2回やりました。で、出来上がりはこちら。先程の”喫煙ルームの香り”はどこへやら。ミントの香が爽やかなお茶に仕上がりました(^^)さて、飲んでみた感想ですが・・・現地で、モロカンウイスキーとかベルベルウイスキーと言われるのが良く分かりました。とにかく、”濃厚”なんです。最初はミントの爽やかな香りが印象的ですが、かなりどっしりとしたお茶の味が来ます。スモーキーさは消えて、むしろ濃厚な味わいの方が良く出ています。お茶の渋さの部分は、砂糖の甘さによって上手くカバーされていて、スッキリとした爽やかな印象が強調されています。甘すぎるかと思っていましたが、全然そんなことはなく、抵抗なく飲めます。#あの砂糖の量を見てしまうと、少し抵抗があった方が嬉しいのですが。。。これは、なかなか美味しいじゃないですか(^^♪贅沢を言うと、やはり一度火にかける工程は必要ですね。お茶の味がもう少し強ければもっとバランスが良いのに、と思いました。ティーコジーをかぶせるのも手かもしれません。* * * * * *さて、こうしてレシピに従って飲んでみると、 モロッコのお茶の淹れ方は、非常に理に適っていると感じました。平水珠茶という、きつく締まった茶葉の味を引き出すために、・ポットをしっかり温める →温度を極力高くして、抽出を促す・茶葉にお湯を一度なじませて、茶葉を開きやすくしてから熱湯を注ぐ →いわゆる洗茶。味をスムーズに出すための工夫。・高い位置からお湯を注ぐ →高低差から生まれるお湯の水圧を使って、抽出を促す・火にかける →高温をキープし続けて、成分の抽出を促す・火にかける際、蓋は開けておく →余計な水分を飛ばしていると、お茶の本質の味を濃厚に出すために「これでもか!」というぐらいの工夫がされています。ここまで徹底して味を引き出そうとすると、美味しさの他に茶葉の渋みや苦みも出てしまいがちですが、そこは砂糖やミントの爽やかさでカバーする。茶葉とミントと砂糖が、お互いに強烈な主張をしながらもバランスがとれているのを目指すわけですね。だから、ウイスキーと言われるような濃厚さを備えたお茶に仕上がるというわけです。一般にミントティーと言いますと、”ハーブティー”という扱いをされますが、実際には主役はミントではなく、あくまで”お茶が主役”なんだろうと思います。「砂糖の甘さやミントの香りで茶葉の質の悪さをごまかす」のではなく、「茶葉の濃厚な味をしっかりと味わうための工夫」であり、お茶そのものの味を楽しんでいるのではないかと。陸羽以降、お茶に何も入れないのを良しとする東アジア世界。この立場から見ると、モロッコの淹れ方は”異端”のように見えます。しかし、お茶の本質を引き出そうとしている点では、何ら変わりはありません。モロッコは、間違いなく茶文化大国だと思います。マラケシュやカサブランカの街並みも魅力的ですし、是非一度現地で淹れてもらいながら、お茶談義をしてみたいものです(^^)モロッコに敬礼!
2009.12.27
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家にあった、平水珠茶を飲みました。今はなき英記茶荘で見つけて、買っておいたものです。平水珠茶別名・ガンパウダー。発酵の工程がないので、お茶の分類としては緑茶になりますが、緑茶らしからぬお茶です。製茶の技法としては、殺青から乾燥工程まで、一気に釜炒りで仕上げるのが特徴です。茶葉は、ずっと火にさらされますので、茶葉の色は緑から白へ。そしてやがて、褐色に変わります。火の影響で、水分も抜けていくので、どんどん小さな粒のように固く締まっていきます。最終的には、こんな小石のような色と外観の茶葉になるわけです。釜炒りで丸っこく仕上げるので、圓炒青という分類になります。見た目が火薬みたいだから、ガンパウダーというのだそうで。こんな製造工程を踏んでいるお茶なので、火の香りが効いています。いえ、もっと率直に言うと、 煙いのです。たき火のような香りがします((((((^^;日本人の場合、新茶のフレッシュな香りを求める人が多いですから、このお茶はあまり好まれません。まず、売れ筋には入らないと思いますので、日本での流通量は少ないお茶です。おそらく、ご当地の中国人にも、あまり好まれないお茶だと思います。しかし、このお茶は中国茶の全体像を知る上では、外せないお茶なのです。中国茶の輸出先でダントツ1位のモロッコ。この国では、このお茶が欠かせない存在となっています。いわば”輸出中国茶のエース”でして、外貨を稼ぎまくっている大黒柱です。好みはひとまず置くとして、敬意を表する価値のあるお茶だと思います。* * * * * *まずは、普通に飲んでみました。緑茶ですので、低温で・・・と思いがちですが、ここまで火が入っているお茶なので、茶葉の開きを促すために熱湯で淹れます。教科書的に”緑茶だから、低温で”とか書いてあるのは信じちゃダメです。この手のお茶は低温では、お茶本来の美味しさが出てきません。水色は、こんな感じ。緑茶というより、烏龍茶か?と思うような色に出ます。香りはかなり強烈です。 煙い。。。(-_-;)たとえるならば、 たき火の中にくべておいた焼きいもの焦げちゃった皮の部分のような香りがします(マニアックな喩えだ・・・)普通の人は、この時点で飲むのを敬遠するでしょうね(^^;)しかし、実際に飲んでみると、香りはそんなにきつくありません。なによりも、味自体は煙で汚染された感じが無く、しっかりとした味で爽やかさもあり、余韻や甘さすら感じられるお茶でした。香りの強烈さほど、味は悪くないという印象です。このお茶のグレードが良いものなんでしょうが、わりに美味しいかも・・・、と思います。茶殻もとっても柔らかで、お茶自体の素性の良さを感じます。まあ、それでも積極的な選択肢には入りませんが。。。しかし、このお茶の本領は、やはりモロッコ流に飲んでこそ引き出されるものと思います。やってみたいと思います。続く。一度は飲んで頂きたいお茶です
2009.12.26
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クリスマスプレゼントではありませんが、映画の公開情報を♪以前、ご紹介していた台湾の映画”海角七號(海角七号)”が、今週末・26日から公開されます。海角七号 公式サイトストーリーは結構ベタベタ(笑)なのですが、笑いあり、涙ありの楽しい作品です。恒春の美しい風景と台湾の人たちの心情が良く描かれているので、台湾好きの方には堪らない映画ではないかと。関東圏では、シネスイッチ銀座で上映され、26日と27日は舞台挨拶もあるようです。シネスイッチは、銀座四丁目交差点の和光の裏手とロケーションの良いところにあります。ぜひぜひ、みなさまご覧くださいませ(^^♪エンドロールも必見です!私も思わず、滅多に買わない前売りを買ってしまいました(^^;)ノベライズもされています。
2009.12.24
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私、昭和の生まれなんですが、同じ誕生日のある方が、物心ついた頃から気になっておりました。誕生日を答えると、「ああ、あの方と同じですね」と言われ続けて、もうどのくらい経ったでしょうか。一般に知られるようになってから20年。せっかくの節目なので、お祝いに出かけることにしました。なにしろ、海外の要人ですら1ヶ月前にお願いしないとお目にかかれない方です。まあ、最近は「国家主席様に握手してもらうんだから、何とかせい」と恫喝するという方法があるらしいですがね。。。#ああいう勘違い政治家は、早く捕まえて頂きたい。天皇誕生日の一般参賀に初めて行って参りました♪・・・あ、念のために申し上げておきますが、私、国粋主義者でも何でもありませんからね(^^;)なにしろ、一般市民が皇居の中に入れるのは、一部の例外を除いて、天皇誕生日とお正月の一般参賀の日だけ。やっぱり日本人なら、一度は入っておきたいじゃないですか(^^)私も、最初はおっかなびっくりだったのですが、行ってみるとなかなか良いものでした。というわけで、一般参賀体験レポのような感じでお送りいたします。新年の一般参賀も多分同じ要領だと思うので、一度行ってみたい方は是非お読みください♪* * * * * *10時過ぎに二重橋前駅に到着。2番出口を出ると、観光バスが何台も止まっていました。ツアーを組んでくる人たちもいるんですねぇ。警備はさすがに厳重です。お巡りさんがたくさんいます。一般参賀というと、日の丸の小旗が振られている光景が印象的です。Jリーグのサポーターよろしく「自宅から持ってかなきゃいけないのか?」だとか、「そんなに愛国心はないので、日の丸の旗なんて持ってないぞ」と思う方もいるかもしれませんが、持って行く必要はありません。門に続く道端で、緑色の帽子をかぶった皇居参賀協力委員会の方々が、小旗を無料で配っているのです。それを遠慮無く頂いて入場していきます。旗は記念に持って帰ることもできますが、帰り道では回収もしています。受け取るときは、「貰っていっても、国旗を処分するのは何か心苦しいなぁ」と思ったのですが、これなら気軽に受け取れますね(^^)一般参賀は予約する必要もないですし、「どうぞ来てください」という開かれた感じは、何か「いいなぁ」と思います♪観光で来ていると思しき外国人の方も多かったです。ズイズイと皇居の方へ進んで行きます。入る前に手荷物検査と金属探知機の検査、ボディチェックがあります。手荷物は中を開けて1つ1つ確認していくので、極力持たない方が気楽かもしれません。ちなみに、飲み物の持ち込みは全面不可です。ご注意を。検査では、皇宮警察の方がチェックするのですが、みなさん親切でフレンドリーというか、街中のお巡りさんより品が良いです(失礼)検査を抜けると、SP?のような鋭い目つきのみなさんが道端にズラッと勢揃いして、こちらに視線を送ってきます。ここだけ、ちょっと怖いなぁという感じはします。が、そこを過ぎてしまうと、警備が厳しい割に、ピリピリ感が無いんですね。上手く伝えられないのですが、皇居の中は、なんとなく良い雰囲気なんです。皇宮警察のみなさんが、「こんにちは」と挨拶をしてくださることもあるのかもしれません。挨拶の効果は偉大です。正門をくぐって、ゆるゆると上り坂を登っていきます。立ち止まって写真を撮るのはダメなので、歩きながらの写真になります。水平出てませんが、ご容赦ください。こちらは伏見櫓。ここから東京駅の方向を眺めてみます。いつもと違う景色が見えますね。渋滞もなく、思いのほか順調に進んだので、10時20分の最初のおでましに間に合ってしまいました。こちら、よく見るベランダのある長和殿です。横にながーい建物。スケールにちょっとビックリします。ちょうど、おことばに入ったところのようです。しかし、当然、後の方なので、これでは見えないですね。。。これで帰るのは惜しい。せっかく来たので、第2回のお出ましを待つことにしました。第1回目の方々が捌けた後に、前の方へズズッと進みました。今度は前の方なので、私の望遠レンズでも結構イケそうです。こちら、おでましになるベランダです。あたりを見回してみると、おじいさん・おばあさんはもとより、若者、子供連れの家族など、まさに老若男女が集まっています。一般参賀というのは、年配の方と特定方面の思想の方々が多いようなイメージを勝手に持っていたので、結構意外な感じを受けました。30分も立ったままで待つのですから、子供などぐずりそうなものですが、そうならないのが不思議。子供心にも何か伝わるものがあるのかもしれません。みなさん、心穏やかにおでましを待っています。なにより、天気が良かったので、気持ちが良かったですね(^^)さて、待つこと30分あまり。アナウンスがあり、おでましの時間となりました。まず、天皇皇后両陛下、次いで皇太子同妃両殿下、秋篠宮同妃両殿下とおでましになられます。手を振って応える天皇陛下。ここから、おことばが始まります。オバマ大統領のスピーチが上手い、と評判になっていますが、私、天皇陛下のおことばというのはそれ以上に素晴らしいんじゃないかと。分かりやすい平易な言葉で、その時々のトピックスを織り交ぜつつ、無駄がない。一つ一つのことばを吟味して選んでいるのだろうな、と思います。おことばが終わると、一斉に小旗が振られます。それに陛下は手を振って応えられるのですが、視線を広い敷地の端々まで送ってくださるので、ほとんどの人は「目と目があった」と感じられるのではないかと。一部では「天皇陛下、バンザーイ!」をされる方もいます。ただ、多くの人は小旗を振ってましたね。どこかの宗教の教祖様や独裁者を迎えるのとは、全く違う空気が流れています。国民は旗で「お元気で」と伝え、皇族のみなさまは、手で「ありがとう」と素朴に返してくださる。そんな、ほんわかするやりとりでした。そんなやりとりがしばらく続いた後、再び宮殿の中へ下がっていかれます。ここまでで大体5分ぐらい。客観的に見ると、「寒空の中で40分も待って、5分で終わりなの?」と思うかもしれませんが、会場にいる人たちは、みなさん、ものすごく満足げなんですね。バスで地方からわざわざやってきた人たちも、「よかった」「お元気そうで何よりだった」「来て良かった」と。私も、何か妙に充実感を持ってしまいました。おかげで、この日は気分良く一日を過ごせました(^^)おでましが終わると、8000人ぐらいの人が、静かに帰路についていきます。#今年は2万4千人あまりで、平成になってから一番多かったのだそうです。私、この一連の流れを見ていて、「ああ、日本って、なんて思いやりと規律のある良い国なんだろう」と思いました。みんな静かに、混乱することなく、進んでいくんです。待っている間も、立っている年配の人を若者が気遣ったり、子供たちにやさしい声を掛け合っていたり、といつの間にやら、親切の輪ができていました。ずーっと、そういう雰囲気にあったので、「あら、日本って、いい人たちの国ね」と素朴に感心してしまいました。”日本の良さ、再発見”という感じでしょうか。一般参賀は、国民に広く開かれているものです。決して一部の人たちのものではありません。「あまり主義主張があるわけじゃないけど、私、日本人よ」と思う方は、是非、一般参賀に参加してみることをオススメいたします。きっと、何か気づきを得られると思いますよ(^^)ぜひぜひ行ってみてください♪
2009.12.23
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長引く風邪からようやく回復。あるきちです。一時は、森進一のような声になっておりました((((((^^;さて、味覚も回復したところで、頂きもののタイの烏龍茶を飲んでみました。タイの北部・メーサロン(そういえば、国民党軍人の村があることで有名でした)で、烏龍茶を作っているのだそうです。王室の特別プロジェクトだそうで、パッケージの上の方に貼ってあるシールが、それを表しているのだとか。タイで烏龍茶というのが、なかなかピンと来ませんが、タイの北部は、茶の原産地と見られている地域に近いですし、タイ族の人たちが雲南あたりでお茶を作っている。そう考えると、タイがお茶の生産地として名乗りを上げてもおかしくありません。#烏龍茶である必要はないと思いますが、まあ付加価値のついたお茶の方が良いという判断でしょう。パッケージは、安渓鉄観音の小袋パッケージのようなものに入っています。文字は、中国語で書かれていますが、生産期日のシールはタイ語で書かれています。封を開けてみると、かなりの量が入っていました(^^;)3,4回は飲める量なので、15gか20gぐらい入っていそうです。#量り損ねたorz当初、手摘み茶葉?と思っていたのですが、どうも機械摘みのようです。高級路線ではなく、普段飲み路線のお茶を低コストで製造してマーケットを取っていこうという戦略だと思います。製茶の作法から見て、台湾系の会社が技術指導をしているのではないかと思います。となると、品種はおそらく四季春か翠玉あたりだろうなあと推測しました。品種は、やはり四季春ですね。飲んだ印象ですが、率直に言うと、レストランなどで提供される茶葉としては良いかと思います。裏を返すと、単品で味わって飲むというレベルには、まだ達していません。まず、ベトナム産の烏龍茶に共通した、ややザラッとした飲み口であり、爽やかさにはやや欠けます。香りは、製茶技法の問題(具体的には、発酵が不均一)からか、四季春の良さである香り高さよりも、短所であるワイルドさの方が勝ってしまっている気がします。確認のために台湾産の四季春と飲みくらべてみましたが、タイ産の方は、発酵不足の茶葉が目立つんですね。あとは、季節の問題かもしれませんが、余韻が残らず、やや雑味も目立ちます。・・・と、ネガティブなことを書きましたが、これもTPO次第でして、味が強いので、食事のお供には向いていそうそうです。レストランのサービスのお茶として出てくるなら、何の問題もありません。もう少し生産技術が進歩して、競争力のある価格で出てきたら、台湾産の普及価格帯のお茶と良い勝負になるのではないかと思います。”和魂洋才”ならぬ、”タイ魂台才”で良いお茶を作って欲しいものです。東南アジアの烏龍茶産地としては、ベトナムが先行していますが、タイにも注目ですね。選択肢が増えるのは良いことだと思います
2009.12.21
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今さらながらの情報で申し訳ないのですが・・・以前、ご紹介した徐英祥先生の書籍『台湾の茶』ですが、清水一芳園さんで販売しているようです。台湾の茶 紹介ページ価格は3,150円。内容の充実ぶりを考えると、安すぎるぐらいだと思います。台湾茶をもっと詳しく知りたい方には、必携の一冊ではないかと。今まで出たどの本よりも詳しい内容が詰まっています。お正月休みのお時間のあるときにでも、ぜひお読み下さいませ♪ぜひ♪#今日、Googleアラートで引っかかったのです。もうちょっと早く知っていれば、まとめて取り寄せて、地球にやさしい中国茶交流会でお分けできたのですが。
2009.12.10
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えー、コンビニのお弁当の話ではありません(笑)目下、研究中なのが、マグカップで飲むお茶。茶葉をマグカップにひとつまみ放り込んで、お湯を注ぐ。こんな素朴な飲み方で、中国茶は美味しく飲めるのか?ということを実験しております。実験材料として、お手頃な杉林渓烏龍茶を使っています。台湾の高山茶は茶葉が大きめなので、口に入りにくく、マグカップ茶には向いていると思うのです。実験というのは、温度計を使ってお湯の温度を測ったり、お湯の差し方を変えてみたり、茶葉の量をあれこれ変えてみたり。色々と試していますが、こういうシンプルな淹れ方をすると、お茶の淹れ方の基本というか、美味しいお茶を淹れるための原則が見えてくるんですね。結論から行くと、マグカップに茶葉を放り込むだけでも、コツさえ外さなければ、十分美味しいお茶が飲めますそのコツとは、茶器を温め、熱湯を注ぐ。とにかくアツアツで。ということです。高山茶の場合、茶器が何であろうが、アツアツの状態でお茶を淹れられさえすれば、かなりの美味しさで飲めるということが分かりました。まず、マグカップをしっかりお湯で温めてから熱湯を注いだお茶は、少しミルクっぽさも感じられるような甘い香りが出て、キリッとした輪郭のお茶になります。文句なく美味しいお茶です。一方、マグカップの温めがやや不十分だったお茶は、(茶葉の実力で)美味しいのは美味しいんですが、ややお茶の味の輪郭がボケます。香りも比較すると弱く出ます。その差は、マグカップの中の湯温です。マグカップで蓋もせずに放置しているので、沸かし立ての98度の熱湯を注いでも、飲み頃には温度が下がります。茶葉が程良く開いた時点で、前者は82度、後者は78度まで下がっていました(室温20度で実験)。このぐらいの温度低下はやむを得ないと思うのですが、お湯の温度はわずかに4度の違い。これだけでも随分差が出るなあ、と感心してしまいました。寒くなる冬場に美味しいお茶を飲むためには、茶器の温めを徹底すること。アツアツの茶器で、美味しいお茶を淹れましょう(^^)※ちなみに2煎目以降を飲むときには、飲み切らずに3分の1ぐらいでお湯を注ぎ足していった方が美味しく飲めます。お試しあれ♪”どーでもいいことを大真面目にやる”が、このブログのモットーです(^^;)
2009.12.07
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先日、お茶の本が発売されました。茶仏 お茶と寺廟のある風景著者は、しのわずりさん。私の先輩に当たる方でして、何度かインストラクター向けの勉強会(現地の論文を読んだりするマニアックなのがあるんです)や、お茶会でご一緒したことがあります。↑でも、実はあまりお話をしたことがありません(^^;)内容は、お茶とゆかりの深い場所(特にお寺など)を辿っていくという紀行文です。お茶は宗教と結びついて広まってきたこともあり、お茶の名産地には必ず古刹があるものです。そして、お寺には大体美味しいお茶があります。それを尋ねて歩くという、なんとも羨ましい旅行記です(笑)行き先は、日本の日吉茶園から出発して、韓国(智異山など)を経由し、中国各地(杭州、武夷山、普陀山、貴州省、雲南省、青海省などなど)からチベット、ミャンマー、さらにはトルコ、イラン、中央アジアまで!中には、少数民族の住む村を訪れてみたり、イベントで会ったお坊さんを尋ねてお寺を突撃したり、というエピソードもあり、お茶への探求心の強さが窺えます(^^;)1つ1つのお話は、4ページから8ページ程度の分量で、これが36話。どこからでも読める・読み返せる手軽さがあります。そう書くと、かなりあっさりした内容に思えますが、とにかく文献を色々と当たっている方なので、1話1話がとても読みごたえがあります。お茶に対しての知識のバックボーンがなければ、こうはいきません。読んでいて、「なるほど~」と勉強になることも多く、単なる旅行記ではなく、茶産地と歴史をより深く知るためのきっかけ・手がかりになる本だと思います。フィールドノートとでも言いましょうか。それでいて堅すぎず、旅先の余韻がこちら側に伝わってくるような文章と写真。読んでいると、すぐにでも旅に出たくなってしまいます(^^)手元に置いて、お茶旅行の計画を練るにはピッタリの一冊かもしれません。『茶仏 お茶と寺廟のある風景』宝迫典子・著佼成出版社ISBN:97843330241481,680円(税込)オススメです(^^)
2009.12.03
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