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城が燃え尽きて灰だらけになった灰色の脳細胞でゲームの感覚が戻らないままに参加はぐれ狼の村 村☆テストプレイ 狼★ 村☆ 村★投票形式を従来のものと違ったカードを使用して行うゲームのテストだった。投票時にスリルを味わえるのが面白いんだけど、投票時間が無駄に長くなったりミスをしやすくなって、それはロスなんじゃないかと個人的に思った。もとより、あまりイベントカード併用するのは好きではないし。ゲーム会場が法人ビル内だったので、入館のため身分証明書を提出したうえ、本人の顔の画像撮影をするという手続きをふんだ。参加募集要項でその旨告知がなかったのでちょっと戸惑った。貸す側としたら事故や事件が起きたときのリスクヘッジのための対処なんだろうけど、此方としては与えた個人情報がどうなるのか一抹の不安が胸をかすめる。こんなご時世ですのでね。っていううか、そういうこと判ってたら参加は遠慮してたわ。たかが、サークルでゲームやるのにそこまでは、ちょっと。ついでに言えば、個人の趣味や娯楽のために法人ビル借りるという事自体如何なものかと思う。今後はこの手の開催場所はパスってことで。
2018.02.28
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劇場から帰宅して虚脱状態で夜までどう過ごしたのかあまり記憶がない。8時過ぎにスタジオの先輩から3か月ぶりで電話があった。弟を癌で亡くし、相続手続き中だったその人。相続人は彼女と、異母妹と、叔母と。債権債務の状況から叔母が相続するのが一番良いと判断して全員が合意の上、司法書士に依頼したはずだっった。ところが、土壇場に来て叔母が手続き書類に押印することをことごとく拒否。なんとなれば、叔母が抱えている精神疾患が悪化して、正常な判断が出来なくなってごて始めたのだと言う。あらためて、司法書士に相談して叔母に成年後見制度の適用をする方向で進めることになった。彼女自身は肉親の死とその事後処理のための多忙から、インフルエンザから肺炎にかかり、先週やっと回復したばかりだとのこと。彼女の話を聞いてから今日で一週間が経った。相続手続きは進行しているのだろうか。彼女の健康状態はどうなのだろうか。私の方から連絡して尋ねる勇気が今一つ起きない。
2018.02.27
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前から読めば「月琴亭の殺人」後ろから読めば「ノンシリアル・キラー」の二作品、二つの事件の関連性と謎解きが、真中の解決篇「ダブル・ミステリ」で明かされるという仕組みの構成。孤島に招待された弁護士刑事森江俊策をはじめとする、これまで縁もゆかりもなさ気な登場人物たち。その中の一人元判事が殺害されるという「そして誰もいなくなったへのオマージユであろうストーリーの「月琴亭の殺人」と、登場人物の一人称視点で描かれる「ノンシリアル・キラー」の作風がかけ離れているのは、アンバランスさに意外性を求めたつもりかもしれないが、無理に繋いだ違和感あって読み心地が悪い。肝心の二つを併せて伏線の回収しなければならない「ダブル・ミステリ」の記述が、持って回った歯切れの悪さなので、これも読み終えてすっきりしない。犯行動機や犯人は意外と言えば意外かもしれないが、この手の人物錯誤や人物隠蔽の手法は私は常々アンフェアだと思っている。はいはい、だから私見ですわよ、もちろん。動機の設定もこれまた無理に後付したような不細工さで、おさまりが悪い。トリックもフーダニットもホワイダニットも説得力のないものを読まされた不全感ばかりが残った。発想に奇をてらっただけで、作品の屋台骨部分が空疎。そんな味気なさだった。
2018.02.26
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大杉漣BANDのヴァイオリン担当の方とゲームイベントで何回かご一緒した。大杉氏の急逝への彼女のTwitter。先月もライヴを行ったばかりなのに、この度の急逝に唖然としていると囁きライヴで使われた楽譜の画像が掲げられていた。私はいつかコンサートを聴きにいきたい、いつか生の舞台を見に行きたい、いつかいつか。とのんびり構えていたら、その対象は何の先触れもなしに早駆けのように行ってしまった。逝き急ぐ他者に追いつきたければ、自らが生き急ぐより他はない。追記死の三日前に更新されていたペットブログ。愛猫家だったのね。ペットロスならぬ飼い主ロスの悲しみを胡桃ほどの脳の中で湛えているであろう茶トラ。のうしなひしもいつの日か虹の橋で追いつくのだろうか。 ★ 虹消えてふたたびひろき空のもとありありとわれのうしなひしもの (春日真木子)
2018.02.25
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髑髏城ロス、観客だけでなく演者もらしい一時間弱の長丁場の配信★★★期間限定でリンクが消えてしまうかもしれないけどむしろ喪失感による喪心はいずれ消えてくれないと困るが喪心を忘れた頃に七年後がやってくるのだろうこの三ヶ月間天魔に魅入られて荒城の月を眺め続けたそれでも陥落目前の今月は亡霊のようにスタジオにだけは出現してたわ昨日は豊洲一つ手前の駅に降り立ってスタジオ入りして何かが胸をよぎった今日も夕方からのレッスンだけは行かなければP・Sスタジオから帰宅してTVつけたらLineライヴの人、NHKの折り紙番組に出てる子役時代が偲ばれてなんか笑えた
2018.02.24
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髑髏城の七人season月 上弦の月 千穐楽2月20日 14:00最後の登城で、これまでの最後列28列通路で、客席が動くたびに身体が斜めに倒れそうな揺れを体感しながらの観劇。「城と眩暈」ってゴシック小説の評論のタイトルがあったこと、ふと思い出した。しばらくの間この時の「城」の記憶もめくるめくように去来するのだろう。★贋鉄斎の庵も最後の訪問 最後のネタ捨「30分やるか?」「俺は終わりたくない」贋「他の現場では使えないからな! 成長したと思うなよ!!」 爆笑する客席に向かって 贋「お前たちがそうやって甘やかすからだ!!!」 舞台の袖の方へ行って贋「こんな暗いところにいると、どっちかが撮られるぞ」センターに戻って「お前が大好きだ~」と言い合って抱き合う二人完全にあのスクープ記事おちょくってる★千穐楽ならでは演者の気迫と熱量に煽られるような心持ちだったが、いいこと尽くめすべてうまくいくわけじゃ無い。蘭が髑髏党との最初の立ち回りで足を取られて立て直したり、霧救出場面の殺陣でも捨てがコケそうになったりしながらも踏ん張って殺陣に繋いでいた。百人斬りは刀を3回投げて長く立ち回れて、六天斬りも渾身の気迫で臨んでいたはずなのに「化楽天」の台詞がとんだ。さすが髑髏城に潜む魔は断末魔でも跳梁を止めない。★陥落直前の髑髏城で観た、蘭兵衛(蘭丸)の遺骸の目を閉じてやる捨之介。城陥落直前の劫火に浮かぶ七人のシルエット。捨之介の剣は真っ直ぐに中空を指していた。あたかもそこに浮かぶ幻の月を斬る如く。円月殺法の構えってこういんじゃなかったかしら。大詰めで涙声で語られる捨の台詞を聞いた。「捨てるってことは口でいうほど簡単じゃねえなあ」と言うより言葉の一つ一つが涙であるような。「何泣いてんだよ」と霧丸のアドリブが入るほどに。本水と涙でグショグショでボロボロの捨に心打たれる。★カーテンコールでなんかグダグダ。泣いた鴉がもう笑うで、涙の跡も渇いて晴れ晴れとした顔つきでも最初の舞台で最初の千穐楽の挨拶が上手くしゃべれない捨の中の人。えっと、予めカテコの挨拶予習しといたら。「月は自らは輝け無い。太陽に照らされてこそ輝ける。皆様が太陽です」という趣旨。その通り。だから私は太陽や月よりも星が好き。★若さ故の危うい登場人物の関係性の上に、脆くも築かれていた城の光景の変幻と移ろい。構築されるためではなく崩壊するために時間の移ろいが必要だった。その移ろいと変幻を知るために私はずっと荒野の城から月を眺めた。この冬私は9度上弦の月を、ただ1度下弦の月を見た。すべてが違う影にいろどられた月を。★この記述は城が灰になった後も自身の黒い脳髄に記憶を残すため記録にすぎない。他者への説明や他者からの理解は不要な暗号のようなものだ。井戸の底から記憶の灰が流れ去る日が来ないとは限らないけれど。 恒例の千秋楽煎餅まき 後方列だったので、鉄機兵が部隊から降りてきて配ってくれたお煎餅 通路席だったので直接手渡しされた
2018.02.23
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千穐楽のチラ裏を書き終えて管理人室を片付けていたら出てきた髑髏城アルバムチラ裏と一緒に載せると画像多すぎになるし三途の川に捨てて断舎離する気にはまだならんので取り敢えず前振りで画像だけup落日じゃない、楽日は雪の予報を外して快晴だった曇天を笑い飛ばす晴れ男のせいだとか(本当か?) まだseason月のサイン入りポスターは無し満月仮面(?)を斜に構えて撮ったらこうなった縁起をかついだつもりでNO1のロッカーを使用してみたりマフィンはお目当てのチョコマフィン開場15分で売り切れ?で、ブルーベリーとクッキーマフィンしかなかったうえ、お持ち帰りで家で食べる羽目になる。お味も今ひとつ、なんだか...だわ。 それにしても、楽ブロ画像編集しづらいこと。さすが楽天でなくて苦天だわ。おかげでまた日本語がヘンになった(誰のせいだ?)
2018.02.22
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昨日頭蓋骨の中の城が燃え尽きて、日常生活の灰の中に戻ったような今日。仕事帰りに出遭った鯖白と仲良くなった甘えすぎで前足で人の膝を抱え込んだり、頭突きのようなスリスリ攻撃。上目遣いは胸キュンだけどね。そのくせ、此方が撫でようとする身構えて逃げ出す姿勢。じっとしてられない性分らしく、撮影がうまく出来やしない。そうだ、野良猫拾ったら「捨之介」って名前をつけるってどうよ。その名前なら「蘭丸」という猫との多頭飼いでも相性良さそう。で三匹目の名前は「天魔王」にしたら.......ううーん、それは .,∧,,,∧ (,Φ_Φ,)σ
2018.02.21
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冬の真昼に幻の月が昇るのを見届けるために最後の登城満願の日の満月の幻満員の客席で同じ月をみている ★ 昼の月匕首(ひしゅ)のごとくにひらめけば君の放浪癖も愛さむ (春日井建 未青年)
2018.02.20
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期間限定かもしれないけど、くっだらないことを井戸の底で囁く。え~と、明日はステアラでマフィンを食べるつもりなんだけど、珈琲と紅茶どっちが合うかしら。いくらなんでも夢見酒は合いませんので。特製最中アイスは試食済。
2018.02.19
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2月18日 18:00 髑髏城の七人何度乗っても好きになれないゆりかもめに揺られて最後から二番目の登城客席開場前はロビーの窓枠に腰掛けて一息ロビーに椅子が少なすぎてもはや此処が指定席上弦の月前楽、9列目下手で観劇思えば遠くに来たもんだ。此処に来てようやく捨天蘭以外の人物、兵極狸の関係性が腑に落ちた感。そうでなくちゃ困るし、この期に及んであら捜しするために芝居見てるわけでもないし。捨もただ声を張って遠くに投げるのに懸命なだけでなく、感情の機微を言葉に乗せて喋れるようになったかな。殺陣や立ち回りも、省エネせずにより多く動こうとしているのが見える。ラスト本水の立ち回り、斬りかかるだけじゃなくて敵に飛び蹴りしたりしてまで。やっぱ、君はいい子だね? 捨の中の人。お楽しみの贋鉄斎ルーム玄翁攻撃に胸は「ガード」じゃなくて「バリアー」で守備になった。それ新しい化学兵器か?フィギアネタで「四回転ターン」って飛び跳ねる捨に贋が「回ってないじゃないか 両足着いてるし」と突っ込み。うん、先日言ったようにに捨、ターン得意じゃなさそう。捨がLine送っても忙しくて見ない贋、それじゃ意味なくね?本筋わからなくなるくらいアドリブの末「おかげで昼間と夜とで俺の声はこんなに違うんだ」てか、贋鉄斎の台詞、ここのアドリブの部分が一番多いんですが千穐楽これより長アドリブになったらどうすんの。それからの、もはや蜜月状態の天蘭デュオの芝居を堪能してクライマックスへ。百人斬りは霧がよく動き、良く刀を捨てに渡し、捨はその分沢山動いて大勢斬った。一時失敗を恐れて短く切り上げてたこの場面への不滿が払拭された。このまま細工は粒々、最後の仕上げの六天斬りを御覧じろと来るかと思いきや、想定外のアクシデント。捨が渾身の気迫を漲らせて天に立ち向かって、それを絶妙に天が受けてるのが伝わって、斬り合う手数も増していて、第四天まで天魔の鎧を斬り込んだところでえっ、えっ斬鎧剣が抜けないいぃぃーーーーーーーー兜率天から持ち替えた夜摩天の剣が抜けなくて手間取ってるうちに、音響とずれて台詞もとんだ(と思う)天もアクシデントに気付いて、咄嗟の判断でカバー、刀取り替えず続けたけど、鎧の胸当てと一緒にマントまで剥いでしまう。天はマント無しでも捨と立ち回り続け、ともあれ殺陣を一度も止めずに終えることは出来た。この回、抜かずの兵庫ならぬ抜けずの捨之介になってしまったけど、天の対応力に助けられたー。やっぱ六天斬りには魔が潜むのね。大詰めでは捨の雪駄の鼻緒が切れてしまったりもして、でもこのとき捨はボロボロになってるから、演出の一部として誤魔化しが効くので、大した瑕疵とは見えなかった。あれやこれや、髑髏城そのものが伏魔殿、跳梁跋扈する魔に遭遇しまくった前楽だったわ。髑髏城で待っている月兎仮面?あともう一回、会いに来るよ髑髏城謹製酒種餡パンを食べながら贋鉄斎のアドリブよりも長いチラ裏を書いてしまったそういえば年配の御婦人が、一人渋い黒の和服姿で登城してるのが目を引いた。なんか、歌舞伎座や演舞場に通ってた頃を思い出したわ。「髑髏城の七人 歌舞伎NEXT」やらないかしら。
2018.02.19
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Frauleinnein ist in der Schädel Burg籠城中につき井戸の底は空っぽなので看板を出して置く
2018.02.18
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昨日から今日にかけて見た夢金庫の前に私はいた。たぶんその金庫を開けようとしていたのだろうか。けれど突然吐き気と、吐き気をこらえようしたため窒息感に襲われた。こらえ難くて、吐くのかと思ったところで目覚めた。余りにも短かったが、これも悪夢のうちだろう。実際に胃の不調があって、こんな夢を見たのかと懸念したが、そんな様子はない。一昨日読み終えた本あたしはメアリ・キャサリン・ブラックウッド。ほかの家族が殺されたこの屋敷で、姉のコニーと暮らしている…。悪意に満ちた外界に背を向け、空想が彩る閉じた世界で過ごす幸せな日々。しかし従兄チャールズの来訪が、美しく病んだ世界に大きな変化をもたらそうとしていた。という前ふり。そして桜庭一樹による解説文。これこそ本当の恐怖小説。本の形をした怪物。と言うほどのこともない読後感だった。期待はずれ。ミステリーでもなく、サスペンスやホラーの要素が濃いわけでもなく作中の出来事はすべて、視点人物メありの妄想という解釈も成り立つ構造はもう目新しさはない。幻想小説として楽しむには文体がお粗末(翻訳のせいかもしれないが)傑作だと言うので読んでみたが傑作ではなかったという、悪夢を見損なったような不全感が残るばかりの小説。日本語としてヘンな言い方ではあるが、それしか言いようがない。
2018.02.17
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先週の金曜日スタジオに行く途中、suicaがエラーになり精算のため係員のいる改札口に並んだ。私の前で駅員と話している女性の配偶者らしい男性が、後方でベビーカーの側に立っていた。しばらくすると、その男性はいきなり改札口めがけて投げつけるようにして、乳幼児の乗っているベビーカーを押し出した。私の目の前でベビーカーが止まったとき、脳のどこかの箇所が凍りつくようなここちがした。その後精算を済ませて立ち去ったその人達がどんな様子だったか、今では思い出せない。おそらくすぐに見てはならないものを見たかの如く目をそらしてしまったからだろう。見なかったことにしたいそんな気持ちもどこかに働いていたに違いない。スタジオについてからその出来事を家庭を持つ女性に話してみたところ子供がかわいそうそんな夫は家庭でも虐待しているのだろう という感想が聞けただけだった。そんなものなのだろうか。関東荒野を過ぎると光の並木が拡がる豊洲光のトンネルをくぐると光の咲く植え込みに行き着く
2018.02.16
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執筆陣が玉石混交。今ひとつ紹介されているミステリーの面白さや探偵諸氏の魅力伝わってこない。塚本邦雄の随想も載って入るんだけど、微妙に推理小説のお題とはずれた内容。それ以前に既知の探偵ばかりで今更気にかけるまでもなく、読んでみようという気になる対象もなかった。ミステリーは好きでも、必ずしもこの国の新本格の作家と作品すべてがお好きというわけではない。むしろ苦手な作風のものが多いかな。筆者は大好きなミステリー評論家で読んだところが、その苦手な対象への評論にかなりのページ数を割いている内容なため、あまり読書に身が入らなかった。と、こんな風に気に入らなかったミステリーの記録もたまには残しておくか。
2018.02.15
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12月13日 18:0017列目上手。これまでで二番目に遠い座席。自分の記憶のためだけに、チラシの裏に殴り書きした暗号のような記録を残しておく。一幕蘭兵衛、最初の殺陣で刀を落とす。惜しい。疲れもあるだろうけどもう一息の辛抱だから。贋鉄斎のアドリブ、変わらずLine交換と上半身いじり....笑顔を見せるも、それ見飽きてきてる、あれこれ同じことの繰り返しに飽きてきた。あと4公演しかないから何か新しいネタやったほうがいいでない。無理くりでも仮面ライダーネタに持っていくくらいの気合が必要とか。二幕百人斬りで刀を3回投げて受け渡し、一回増えたぶん進歩といえるか。切った人数も前回よりは増えてるよう、つまり殺陣の時間が少し長く感じた。六天斬り、殺陣だけでなく台詞の間合いもぴったり合って今回もパーフェクト。最後の仕上げを御覧じろで、このまま千穐楽までかけぬけてくれ。天魔王の当初は違和感があった幼児性キャラの芝居が、巧く調整されてほぼ完成型。敵役なのに観る側の共感を誘うまでになっている。なんだかんだ言っても、子供のときから芝居を叩き込まれている演者は観客を裏切らないとつくずく。もちろん、天ひとりの演技力だけによるものではなく、蘭兵衛とのキャッチボールが完璧に出来ていることの相乗効果だけど。口説きから蘭兵衛の最後に至るまでの天蘭の絡みに、いつの間にか食い入るように魅入っている自分がいる。狸穴が此処に来て、演技プラン変更したのか「成仏しろよ」 と「空っぽの仮面」のところの台詞回しと芝居に変化。捨は台詞を肚に落とし込んで、性根を据えて喋るようになった。これは台詞回しの巧拙とは別の話。まだ滑舌はよくないけどね。カーテンコールの挨拶きいて、この滑舌と口跡で、取り敢えず芝居の発声しようと随分努力してんだなーと、変な感心の仕方をしてしまった。捨が無界の里入りしてボックスステップ踏むところでハーフターンくらいはするけど、回るのあまり得意じゃなさそ。蘭は殺陣やりながら跳ぶけど、空中で半周くらい回ってるとこが見える。身体能力高い穴な。トゥール・ザンレールすぐできそう。天は立ち姿が綺麗に4番ポジションで、洋舞もイケるのね。始まりの天魔の誕生も最後の人の男の死も同じポジション。4番ポジションに始まり4番ポジションに終わる。天晴。
2018.02.14
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「髑髏城の七人」の登場人物の中で誰が好きかと尋ねられたら、贋鉄斎と答える。物語のキーパーソンであり、トリックスター的役割を担うキャラクターであると勝手に解釈してこの変人だか奇人だかのキャラを偏愛している。彼が鍛冶職人であるという設定からして、如何にもトリックスター的ではないか。もしかしたら、作者は物語論(narratology)の要素を意識して人物造型をしているのではないかと勝手な憶測をしたりして、ナラトロジー好きとしては一人悦に入っている。さらにナラトロジーの解釈にこだわってみれば、渡京もまたトリックスター的な人物である。彼も私にとって髑髏城の物語に無くてはならない存在だが刀鍛冶である贋鉄が、そのものずばりヘパイストス的トリックスターなら、渡京はヘルメス的トリックスターだろう。そうなふうに考える私には、2011年版の贋鉄斎だけはいただけない。トリックスターとしての役割をまったく担っていないので、残念ながら魅力を感じない。むろん私の嗜好からくる偏見に過ぎないが。こうした偏見と偏愛をもって、私は今夜も登城して荒野の月を眺める。
2018.02.13
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私の未読の作品、未知の作家のトリビアがたくさん。薀蓄満載の内容ながら文章が巧いので嫌味なく読める。それに挿絵の黒猫が燃え要素。この方の「アガサ・クリスティ完全攻略」も面白かったけどエラリー・クイーンも完全攻略していただきたいわ。
2018.02.12
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ミステリ国の気になった人々。八坂刑事 夜よりほかに聴くものなし 山田風太郎亜愛一郎 DL2号機事件 泡坂妻夫藤枝真太郎 殺人鬼 浜尾四郎鬼貫警部 黒いトランク 鮎川哲也 紫式部 薫大将と匂宮 岡田鯱彦とまあ、井戸の底にご招待したいのは、アナクロな名作佳編揃いの中から渋い面子になった。すべて未読。新装版とかなさそうなもの(絶版かも)もあるけど、読まずば二度死ねで、古本漁りでもいたしますわ。
2018.02.11
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2月4日 18:00節分の翌日だけど恵方巻食べるよりも、天魔の部屋で夢見酒に酔いたい。9列センターで観劇。7列目に空席があったおかげが視界を遮られず、天守閣から眺めるようなこれまでにない見晴らしの良さ。一幕目無界の階段に腰掛け損なって一段ずり落ちた蘭が、横座りの姿勢のまましばし耐えるという珍事(椿事?)が出態。行儀が悪いんだか色っぽいんだかわからんわ。あのお姿。二幕目 天魔の間の蘭の台詞「満更悪い話ではなかろう」という箇所を「ま・る ------------------------まんざらわるいはなしではなかろう」と、噛んですぐに喋り直せず、しばし空白期間。痛恨のいいまつがい。お蘭のお難儀特集でしたが、やっぱお疲れなのか。とはいえ、天を相手の殺陣は微塵の疲れも感じさせない切れ味で眼福でしたわ。回を重ねるごとに、上弦天蘭コンビ、いよ、御両人♪って雰囲気になってるなあ。贋鉄斎の庵この日はやられっぱなしではなくて、捨が玄翁を奪って贋に反撃。身体の花を弄られて「花は敏感なんだ」と贋鉄斎。アドリブに長くかかり過ぎて、捨が去ろうとすると「今夜は帰さん!!」と、女性週刊誌への皮肉とも取れる突っ込み。ハエやハイエナはおちょくってよし。上弦贋、下弦贋に比べて物足りなく思っていたんだけど、日ごとに楽しさを増していく。百人斬り安定のスローテンポ。刀は2回投げるだけ。それだけに切った敵の数も少ない?安全第一無事故で行こうで、このまんまなんだろうな。アオのときのようなこのシーンの楽しみはもはや諦め。まっ仕方がないか。その代わりと言わぬばかりに、六天斬りが見違えるように良くなっていた。捨の動きに切れがあり、天との呼吸がぴったり会って淀みなく立ち会い、ほぼ完璧な仕上がり。此処に来てようやく捨の剣が天に届いたか、という達成感と満足感が観る側にもあった。その他もろもろ、見晴らしが良い席のお陰で、大筋と離れた小芝居も注目できたのが楽しかった。お気に入りのキャラの剣布が「天魔王様~♪」と語りかけるときの蕩けそうな口調とか、敵にはドSな彼女が、天の人間椅子になって腰掛けられてるときの、恍惚とした表情を浮かべているとことか。かなり仔細に観察した。華奢で小柄な生駒と、長身でグラマラスな剣布のそれぞれの天魔王へのぞっこんぷりの対比が面白い。彼女たちともあと二回会える予定♪誰も井戸の底を覗いてないこと前提で、例のごとく極私的偏見を独白してみる。極楽と兵庫と狸穴が登場する場面に、その芝居に、いつも私は酔えない。太夫というよりやり手に見えるガサガサしいた居住まいの遊女に、年の差を越えてぞっこんで、ワチャワチャ騒いで言い寄ってる男ってピンとこない。極楽と兵庫はあまり重視してないからいいんだけど、ルーチンワークで演じてるみたいな味気のなさの狸穴はなんだかなあ。この三者への批判はしてはならないお約束でもありそうな雰囲気も不思議。流石ベテランとか、貫禄があるとか、存在感を示すとかいう褒め言葉は、此方の感性が鈍いからか、観る目が節穴だからなのか私の脳内にはまったく響いてきません。などと、tweet出来ないようなことを追記したので妄言多謝。
2018.02.10
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昨日は会議後、夕方から観劇仲間と食事。ファー付きコートとか盤石の冬支度していったら、地下鉄とビルの中は想定外の暖かさで、暑いくらいだった。新丸ビル7F沢村にてシーザーサラダニース風サラダ牡蠣のアヒージョ海老と蓮根のマヨネーズ和え自家製パンサングリア連日の野菜の高騰でここのところ、不味い野菜ばかり食べていた反動でサラダ多目。草食系女子会になったかなー。サングリアは正直、自宅で作って飲んむマイサングリアのほうが美味しいと思った。パンは美味しかったので、テイクアウトを買って帰る。食事のあとは椿屋珈琲へ。椿屋は落ち着いたインテリアで長居できるので好きな場所。2016年5月19日に会ったきりだから、1年9カ月ぶりの再会であれやこれや、喋りちらして今後年二回くらいは会おうと約束した。そうだな、私も登城をきっかけに観劇の趣味を再開するのもいいかな。
2018.02.09
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先月末に会議、一週間後に月初め会議。片付いたはずの案件が再炎上。去年入居したテナントが、入居半年にしてガラスを破損してくれた。人為的な損壊なので会社の保険は適用外。損壊した個人なり法人が修理するという常識的な規約なので、そのように通達して落着したはず。その後管理会社が工事見積もりを取ったら、150万超え。ビルのガラス壊したらそんなもんでしょう。今月に入って管理会社から、テナント自身はガラス保険に入ってなくて工事費をオーナー負担あるいは一部補助してくれと言ってきたらどうすると問合わせがきた。もちろん全会一致でお断わりです。なんだかなー、このテナント様。入居のとき半年フリーレントだの、全額オーナー負担でトイレ増設だの申し入れしてきて。そのさいは取りあえず、すべて希望をかなえてさしあげましたわよ。これ以上こちらから吸い上げようってのは、パラサイトじゃん。この手合いにはfrauleinneinならずとも、お返事はnein!!
2018.02.08
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久しぶりの井戸の底への漂着物はアンティークシルバー。銀のスプーンを口にして幸せになるには遅すぎるけど、英国アンティークショップの閉店Saleで購入。向かって左1900年代真ん中1920年代向かって右1920年代から50年代正確に言えば100年経ってないのでまだヴィンテージのものもあるけど、私より長い時間を生きてきたことには変わりない。あと何年かでアンティークの域に達し、井戸の底が枯れ朽ちた後も時間の底に沈んでいるのだろう。
2018.02.07
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先週チケット譲渡サイトでチケットを購入した。注文したその日のうちに発送連絡が来て、到着を待つばかりと思いきや、夜遅い時間になって売り手さんからメッセージが来た。先程間違えて、別のチケットでを送ってしまったことに気がついた。改めて注文されたチケットをすぐに送りたいが、発送先住所氏名がサイトで表示されなくなっているので、住所氏名を連絡してほしい。た、た~いへん。すぐに此方の住所氏名を返信したら、相手からもすぐお返事があって、これからコンビニに行って送ってくださるって。一番大変なのは売り手三だわ。真冬の真夜中に発送手続きなんて。だけどそうしていただかないと私も困ってしまう。それと困ったことがもう一つ。誤発送したチケットをどうやって売り手さんに返そうか。返送方法を相談しましょうと、一旦メーッセージを送りあったけど、此方で受け取ってから返送では、チケットの期日によっては間に合わないかも。受取拒絶で送り主戻しとかはなんかイヤだなあ。他県からレターパックの発送なら、翌日朝一番郵便窓口で取り戻し請求手続き取ればギリ、間に合うんでないか。というんで売り手さんに提言してみる。結局その通り、取り戻し請求で送り手に戻すことが出来たと翌日メッセージが来た。あ~ほっとした。ドキドキしたわ。けど、売り手さんはもっとドキドキハラハラしたでしょうね。あとで調べてみたら、この手うっかりミスでもチケットサイトのルールに抵触して売りてが罰金を払うことになるケースあるようだから買い手以上に売り手にも慎重さが必要だな。
2018.02.06
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初読は中学のときの創元推理文庫だったから、その時と同じ翻訳での読み返し。ハヤカワあたりの新訳にすれば良かったかな。それにしても1956年初版で現役翻訳家による新訳が出ていないって、創元さん、このオクレはどうしたことかと。映画の公開に合わせて、このさい新訳出したほうが良くない?今更ストーリーについてくだくだ述べる必要もなし、推理のロジカルな部分での諸々の破たんは言い尽くされているので私が文句つけるのも口幅ったい。再読して改めて残念に思ったのは被害者の正体が序盤からバラされており、殺されても当然な人物として説明されてしまっていること。私としては犯人が謎であるのと同じ程度に被害者も謎であってほしい。そうすれば、よりサスペンスフルな展開や、思いがけない犯行動機を推理の楽しみが大きくなったのに残念。といってもクリスティはこの二点をあまり重視する作家でもないので仕方がないか。群像劇のように多民族の多士済済が登場する話なので、映像向けな納得。としたら、ポワロは推理で場を進行する狂言回しの役どころか。なので、他の出版社の新訳を読み比べるより、映像化された作品を見比べたほうが面白いかもしれない。いや、まてよ。創元さんにはクリスティの新訳よりも、クイーンの新訳全集だしてほしいだった。まずそちら、何とかしてくれないかしら。まっこれは別の話だけど。
2018.02.05
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勝手知ったるホテルでまったり待ってます
2018.02.04
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2月2日 18:00 15列通路側で観劇雪でゆりかもめストップしたら豊洲駅から劇場まで歩く覚悟してたらあっけらかんと雪がやんだ。といっても晴れずに曇天だけど。曇天には笑えない、とかシャレにもなんない懸念を抱いて劇場へ向かった。一幕序盤天守閣の天魔王好調な辷りだし。このいっときは、乗り心地の良いセダンでスタートするときの感覚に似てるとか、ステアラの座席のうえで思ったりした。捨之介、硬さはとっくになくなっているけど、慎重というより神妙に演じてるように見える。マチネで転倒するアクシデントがあった(らしい)からか。贋鉄斎の庵いつもよりアドリブ長目。剣花道で花が容器に入らなくて「誰も見てない!」幻翁で捨と互いに胸を突きっこしてじゃれ合う。突かれた捨が後ろへ跳び下がると「お前はそっちへいくな」暗いところに行くなってこと?なんやかんやと、含みのあるようにも取れる言葉。うーんん、此方が勘ぐってるだけか。捨が笑うと笑顔を観客に見せろと客席を向かせたり。隠れんぼみたいに二人で庵のなかをグルグル周りとか。いつ本筋戻るのってくらいあの手この手。捨をリラックスさせるためっていうより、観客の緊張感を解くためにも止む終えないっか。客席の笑いは当然多かったし、拍手もあったけど。リラックスのあとは二幕緊迫のクライマックスへ。百人斬りはゆっくりで、切った人数も少なめに見えた。ノーミスを狙ってと同時に疲れが出てきているのでセーブしてるんだろう。それからの六天斬りでのまさかの斬鎧剣落としそ、それはーーー無念、無惨。無惨鎧剣になってしまったわ。ここ一番のところなので以後厳重注意。プロローグの捨絶望感と喪失感は日を重ねるごとに深くなっているのか、リアルに絶望してるのがにじみ出たのか、とにかく此処が一番いい芝居であるとは思うし一番好きなところ。ボロボロでグズグズの捨之介が一番美味しく見える私って......。だから一転、死から生へ再生のきっかけを掴んだあとの最後の決め台詞は、もっとためた上で開放してほしい。ってこの間から言ってるんだけどな。それから見得を切るポーズもお疲れなのはわかるけど、もうひとつきっちり決めて締りがほしい。ともあれ、斬鎧剣落とし以外は贋鉄除く、その他キャストは平常運転で乗り切ったかな。此方は主演ヲタでもなんでもないし、役者のプライベートなんてどうでもいい派だけど、余計な情報が入ってくることで芝居の雰囲気が気不味くなるのはイヤなのよね。取り敢えず幕が下りて、ほっとしたあとのカーテンコールで、月髑髏100公演達成の発表。そうか。私もアオドクロから思えば、随分と遠くに来てしまった。今更な細かな感想。散々アドリブに付き合ってきて市川中村両贋鉄斎、いい声してるな、芝居も台詞もさすがに上手いなと感心した。御両人が出る舞台は必見と決めた。同じように粟根まことの玄人受けする台詞の巧さと声の良さもしみじみ。やはり此の人新感線の舞台になくてはならぬ人だ。終演後ロビーで観客の女性のこんな会話。「私の感性では誰それはカッコイイでなくて可愛いって範疇なの。カッコイイってのは粟根さんなの♪」わかるわー。ずっと霧丸のキャラ設定に疑問を持っていたけど、霧丸の中の人の芝居そのものはとても良い。声の良さ、台詞回しの巧さ、かつ巧さが鼻につかず自然体に見せられる演技の技量。少年でなく青年としての立ち位置なら下弦キャストで入れ替えたら、また違った観方ができったかもしれない。
2018.02.03
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安土桃山時代の戦国物フィクションは好きであれこれ読む。評価の高いらしい?二作品。読んでみたけど、私の偏見による誤読故か、つまらなく思った。「信長私記」は織田信長の一人称による日記形式(らしい)で本能寺直前までが語られるが、信長の造型がステロタイプ。母親の愛情不足がトラウマになって、どうのこうのはもう飽きました。冒頭の農婦惨殺の逸話なんて書かずもがなで、サイコパスの自分語りを聞くような気色悪さだ。作者はここで何を書きたかったのか私には読み取れない。「帰蝶」に関しては案の定な内容で、女性をヒロインにした戦国ものって苦手としかいいようがない。どうして戦国時代の女性を女流作家が描くとウェットな人物造型になるのだろう。時代物だから様式美?な、わけないでしょう。十人十色の人物が出てきても、とどのつまりは愛憎劇、メロドラマ風の人物相関図式に延々お付き合いするのにはかなりつかれる。それを描くのが作者の意図だとしたら仕方がないことでしょうが。同じTVドラマ風なら戦国鍋的風味のほうがよほど美味しいわ。この辺でつまらないと思った書を閉じよ、雪の残る関東荒野に出て登城しよう。
2018.02.02
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★ いむといひて 影にあたらぬ 今宵しも われて月みる 名や立ちぬらむ 西行 ( 山家集 )スーパー・ブルー・ブラッド・ムーン三つの稀なる出来事の重なりは何かの凶事の先触れのようにも思える。古代人はそのように感じたのではないか。そして怖いもの見たさは、今と変わらない人間の心理。
2018.02.01
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