2003年01月19日
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基本的に組織の中でなんらかの公式な行動を起こそうとすれば、

 1.現状の把握(機会、問題点)
   ↓
 2.目的の設定
   ↓
 3.仮説の明確化
   ↓
 4.仮説検証(調査、観察)
   ↓
 5.目標の設定
   ↓
 6.戦略立案
   ↓
 7.戦術(実施プログラム)策定
   ↓
 8.実行
   ↓
 9.効果検証、コントロール

といったプロセスで行うのが正攻法だろう。

「1.現状の把握」、「2.目的の設定」がなければ、
どんな状況で、何のために行動をするのか? がわからない。

「3.仮説の明確化」で現状と目的の関係を明確にし、
「4.仮説検証」において、それを確認する。
誰に、何を、どんな風に行なえば反応があるか を把握する。

「5.目標の設定」と「6.戦略立案」は非常に緊密に連携している。
目標を達成するために戦略はあり、戦略によって目標は異なる。
目標は目的を具体化したもので、
戦略は仮説の検証に裏打ちされたものだ。

「7.戦術(実施プログラム)策定」では、
実際に、誰が、いつ、どんな風に、どれだけの資源を使って、
行なうことを決定する。
ここにおいて「8.実行」のシナリオはすべて用意されていなくてはならない。
ここでの実行は、すべて目的のためでなければ意味はない。
「2.目的の設定」が「何のために行動するか?」であるのはそのためである。

そして、最後に「9.効果検証、コントロール」。
「8.実行」が「2.目的の設定」や「5.目標の設定」に結びついているかどうか?
結びついていなければ、どこかの過程で間違いがあったことになる。
それは単に
「8.実行」が「7.戦術(実施プログラム)策定」のシナリオどおり動いていないだけ
かもしれないし、
そもそも「7.戦術(実施プログラム)策定」が甘かったのかもしれない。
あるいは、「4.仮説検証」に抜けがあったのかもしれないし、
「3.仮説の明確化」そのものが間違っていたのかもしれない。

だが、決して、
「2.目的の設定」そのものが間違うことはない。
それはむずかしすぎて現実的ではないことはありえるが、
「何のために行動するか?」が間違うことはありえない。
上記のとおり、行動をしていれば、
間違いが起こるのは、「3.仮説の明確化」以降の過程のどこかだ。
それは「9.効果検証、コントロール」によって、修正することが可能だ。

だが、しかし、
そもそも目的がない行動は後でどうすることもできない。
にもかかわらず、組織において、そんな行動が当たり前のように
はびこっているのは一体、どういうことなのだろうか?と思う。
目的とは「行動すること」そのものではない。
「何のために行動するか?」のかが問われないかぎり、
いかなる行動にも意味はない。
それは単に資源の浪費を生むだけの無意味な行動でしかありえない。





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最終更新日  2003年01月20日 20時02分59秒
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