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2024.10.02
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カテゴリ: I whisper


8月半ばの入院時、3日続けて怖い主治医が虫けらの病室を訪ねてくれた。

理由は、
1日目→手術についての確認と、血液検査結果のチェック
2日目→始まった抗がん剤治療の副作用チェック
3日目→2回目の抗がん剤治療の日程変更の確認


1日目については、

地獄の前の生き地獄 ③ 〜怖い主治医

で詳細を記述しているが、
2日目は実は余り覚えていない。
酒を飲んでいたわけでもないのに、何を話したか記憶がほとんどない。

副作用のことを聞かれて、まだ発現していないことを告げると、
怖い主治医が今後の注意点や早めに発現する副作用の説明を
簡単にして、病室を出て行こうとした。
その主治医に
「え、先生、もう行かれるんですか?」
と言って、虫けらが引き止めた記憶は残っている。
そのあと、前日の手術室で起きたことを細かく話し、

虫「あんな段取りの悪い人が、上手な手術をするわけない、という印象を持ちました」

怖「あなたのおっしゃることは、100%同意します」
(この後も同意の理由を丁寧に説明)

虫けらのとてもきつい言葉に、
怖い主治医が恐縮しながら返答してくれたのを覚えている。

それと、病室を出るときに、

怖「あしたも、明るい笑顔で会えるように」

という、驚くようなやさしい言葉を残してくれ、
表情もそれまで見たことがないような、
穏やかな人格者のそれだったことは鮮明な記憶となっている。

が、それ以外の記憶が全くない。
時間にすると、20分ほど滞在してくれたと思う。
なんて惜しいことをしたのかと思う。
録音でもしておけばよかった。
スマホ3台態勢で入院していたのに。


で、3日目。

消灯間際、多分2分前くらいに病室に飛び込んできた怖い主治医。

診察室では全身真っ白の、格式ある出で立ちなのだが、
そのときは、ボトムスはスエット、
尻が隠れるくらいの白衣の下(中)は、手術着だった。
遅くまで手術をしていたのかな、と思ったが、
金曜日だったので、多分大きな手術はないはず
(金曜日は外来診察日で、16:00近くまで外来にいる)で、
若手のトレーニングに付き合ったか、
怖い主治医の都合で手術室にいたか…、
といまになって考えるが、そのときの虫けらには、
そんな思考が働く余裕がなく、
遅い時間の怖い主治医の来訪に驚くばかりだった。

2度目の抗がん剤治療が目的の外来診察日を
木曜日から翌週月曜日に変更することを
怖い主治医が虫けらに告げ、虫けらもそれを了承してから、
30分くらい病気に関すること、全く関係ないことを話した。

怖い主治医が病室を出ていくとき、

虫「お仕事は、終わりました?」

怖「ん、まだ帰れないな」

虫「お忙しいのに、足止めしてすみません。
  できることがあったらお手伝いしますよ。
  メールで送って指示してくださったら、
  仕上げて送ります」

怖い主治医、やさしい笑顔でこちらを見る。

怖「とりあえず、あしたは出て来たくないから、
  もう少し仕事やね」

虫「無理なさいませんように」

という会話をした。

消灯後の怖い主治医


翌日(土曜)の夜(その翌日《日曜》朝退院予定)、看護師から

看「次回の外来診察の予約票です」

と、書類を渡された。
そのときは、何も考えずにファイルに予約票を挟んだ。

外来診察の日の朝、最終確認のために予約票を取り出して気づいた。

出力の日時が右下に印字されている。

その日は、虫けらの病室を3度目に訪ねてくれた日、
時間は、怖い主治医が虫けらの病室を出た10分後くらいだった。

つまり、「まだ帰れない」理由の一つが
虫けらの予約票をつくることだったわけだ。

もちろん、他の仕事もあっただろう。
しかし確実に、虫けらに日程変更の確認をし、
その返事を得られてからしかつくれない予約票をつくるという仕事があった。

逆に言えば、忙しい最中(さなか)、
予約票をつくるための確認という用件だけで、
わざわざ虫けらの病室を訪ねてくれたということになる。

当然のこと、ではない。

病棟の看護師を通してでも、確認することができる。
もし虫けらの都合が悪いとしても、
調整作業は看護師経由でできるのだ。

わざわざ病室に来る必要はない。

怖い主治医にしかわからない理由があったのかもしれない。

じゃ、答え合わせにならないじゃないか!
確かに。

しかし、虫けらの解釈を勝手に言わせてもらえれば、
細かなことに時間をかけ、
さまざまな配慮を働かせて仕事を進めるのが
怖い主治医のやり方のように思う。

ところが、病室に来てくれたときの主治医の笑顔や
話し方を思い浮かべると、
そういう解釈が正しいように思うのだが、

外来診察室での怖い主治医の話し方や声色を念頭に置くと、

「怒ってる(?)」
「面倒臭い(?)」
「虫けらが嫌い(?)」

などという負の感情がベースにあるという解釈になる。

それほど、診察室での怖い主治医は怖いのだ。
いまだに。

先日も、虫けらが自己抜針(抗がん剤の点滴を患者自らが処理する方法)できるかどうかを心配して、
治療室の看護師に電話確認して来た(電話は怖い主治医から確認依頼された看護師から)。

治療室の担当看護師は

看「愛されてますね」

虫「えっ?」

看「こんなに心配してもらって」

と言っていたが、

虫けらの脳裏には、診察室で次の診察日の変更が必要ないか、
イライラしながら確認依頼している怖い主治医の顔が
思い浮かんで、落ち込むしかなかった。

『次の外来のとき、どう謝ろう…』 ←イマココ

来週の外来日が憂鬱だ⤵️



あ、違う。

怖い主治医の思慮深さとやさしさと
仕事の丁寧さの話だった。

虫けらの浅薄な人間性のおかげで、
後になって、いろいろなことが明白になる。

まだある。

また書くとする。


               自 爆



虫けら雑感: 抗がん剤治療室に確認の電話が入ったのは、
虫けらが抜針作業を終えた瞬間だった。

再診受付機で来院処理をした後、外科外来を通してから
治療室に上がった。
全てスムーズに行ったので、
抜針が終わるまでに要した時間は10分程度だった。

そんな絶妙のタイミングで電話がかかってくる?

怖い主治医は虫けらの抜針時間を知らない
(2日前の最後の抗がん剤の点滴開始時間に依拠する)。

2日前に治療室の看護師からの報告があったか、
怖い主治医が虫けらの来院をチェックしていたと考えられる。

いずれにしても、そこまで気にかけてくれる理由は?
と考えざるを得ない。
やはり、​ 虫けらの人間力低下が怖い主治医を不安にさせている
(イライラ、プンプンかも)のか。

どう考えを巡らせても……。
次回の外来(来週)が怖い。←イマココ


​​​





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Last updated  2024.10.03 17:10:02
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