愛し愛されて生きるのさ。

愛し愛されて生きるのさ。

2003.08.26
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エドワード・ノートン、ブラッド・ピット主演。デビッド・フィンチャー監督作品。

つまらない日常を送っていたが、「暴力」で生きがいを感じるサラリーマンが主人公。彼らが作り上げた“ファイト・クラブ”はいつしか大規模なテロ組織へと発展していく…。

私はリアルな痛さを感じてしまう映画は苦手であったが、この映画思った以上に楽しむことができた。「暴力」という手段こそ正しくは無いが、現状を打破したいと願う男たちの姿に少なからず共感したからだ。人は常に感情のはけ口を求めている。誰だって少なからず暴力的な感情を持ち合わせているだろう。そこの部分をデフォルメして突きつけられたような気がする。

『ゲーム』『パニック・ルーム』と同様にデビッド・フィンチャー特有のトリッキーな映像センスはここでも健在である。彼は人がなかなか思いつかないような映像を作り出してくる。そんな新鮮な映像体験ができるのもこの映画の楽しさの1つである。

ラストには驚きの大どんでん返しがある。思わず 「マジかよ?」 と呟いてしまった。多少ストーリーに伏線が張られていて、「?」と思う部分もあったが、そう繋がるとは思わなかった。1本取られた。

エドワード・ノートンもブラピも好演。エドワード・ノートンが徐々に狂気を帯びていく様子もブラピの不敵な芝居も、なかなか見ごたえがあった。惜しむらくはヘレナ・ボナム・カーターが演じる女性のキャラが弱かった。やり方によっては、もっと効果的に使えたのではないかと思う。

都会や個人に巣食う病巣を鋭く抉った映画であると思う。ラストの爆破シーンは、同時多発テロを想像せずにはいられない。やっぱりアメリカも、病んでいる。





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最終更新日  2003.08.27 03:34:38
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