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子供の頃年の近い従兄弟と祖父の部屋で遊んでいた祖父の部屋には床の間があってそこに置き物が飾られていた遊んでいたときどういう加減か置き物の一つを壊してしまった陶磁器で出来た大黒様か恵比寿様のどちらかだったと思う怒られるのが怖くて二人がかりで壊れた像を懸命に組み立てた接着剤は使わずに組み上げただけだったのですぐに祖父にはばれてしまった祖父は怒らずに綺麗に直したことを感心だと笑って許してくれた
2023/02/25
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子供の頃家では猫を飼っていた白黒のブチで小柄な猫だった隣の家が飼っていたのは大きな三毛猫だった外で喧嘩して負けて帰ってくる近所にも猫達がいて縄張りを守っているのだろうか少なくともうちの猫と隣の猫は同じグループにはいない気がしていた今思うとうちのブチは隣の猫にいじめられていたような気がするそう思う一方で白い毛の多いブチ猫は冷静で気が強いらしいので我が家のブチは小柄のくせに隣の家のでかい三毛猫に喧嘩を挑んでいたのかもしれない本当のところはどうなのかは今になるともう分からないけれど
2023/02/22
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目が疲れたとき指で目をマッサージする目をマッサージするとき眼球を感じるとふと考えることがある谷崎潤一郎の小説に春琴抄という作品がある盲目の美少女と彼女に使える青年の恋の話青年は少女を慕うあまり自らの目に針を突き刺して自分も盲目になるそんな話だったと思う指で瞼の上から眼球を触っているときこのまま針で刺したならどうなるだろうかなどと変な考えがよぎる馬鹿げているけれど破裂する眼球を空想したりする人間の臓器というか機能は簡単に失うことが出来るそうして一度失ったものは簡単には取り戻せない当たり前のことが突然唐突に実感させられる
2023/02/18
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迷い打ち上げられた鯨が死んだというニュースがあった死骸は重りをつけて海に沈めたようだ鯨には知性があるというクジラは歌を唄うそのクジラ達は歌を教えあっているという人間に流行りの歌があるようにクジラにも流行の歌があるのかもしれないとある生物学者が話していた死んだクジラに対しても仲間たちが葬送の歌を唄っているかもしれない
2023/02/11
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最近古い時計を修理に出そうとした時間が遅れてしまう修理費が高くて新しい時計を買った方が安いと言われただから今は新しい時計を買って使用している不自由なく生活が送れると思えるけれど何故か自分の感覚がずれている気がする人間は時計から解放されるとかえって規則正しくなるという本当か噓か分からないけど
2023/02/04
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