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初めての作家さんです。緻密で隙のない文章は三島由紀夫を思わせる。読了にエネルギーと時間を要する。3編とも月にまつわる内容。最初の2編も衝撃的だったが、序章に過ぎない。現実と夢を行き来する描写がとてもなめらかで自然だった。月の砂漠をクジラが自由に動き回るところで、クジラは哺乳類で、昔は陸に住んでいたんだっけ、と思った。2016年から2019年に連載されていたので、新型コロナウィルスが流行する前の作品だが、まるでコロナ禍の今を予測していたようで恐ろしくなった。「月昂」という感染症。潜伏期間が長いというところが、エイズ発症するとインフルエンザと似た症状が出る、感染者は死ぬまで隔離されるというところが、ハンセン病、を思い起こさせる。そして、西日本大震災から長期独裁政権の誕生に繋がる。まるで未来の日本を見ているようだ。ジョン・アクトンの「絶対的権力は必ず腐敗する」を調べたら、「されど民衆はさらに腐敗する」という格言が続く。日本がロシアみたいにならない事を願います。残月記 [ 小田雅久仁 ]
2022.04.25
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相変わらず読みにくい。だけど読みたくなるのは何故だろう。タイトルに魅かれるのかも。日本語に文字があって良かった。文字でしか表現出来ない人だから。歌の詩はメロディと同時に入ってくるから理解できるのかな?今回はエッセイだが、最果さんの詩は何回も読んで咀嚼しなければ理解できない。それでも理解できないと、「まっいいか」と先に進んでも気にならない。小説ではこういう訳にはいかない。早稲田大学の入試問題にエッセイが使われて、本人と予備校の解答が違うなんて面白い。所詮、入試はテクニックでしかない。これでいいのか、日本。神様の友達の友達の友達はぼく
2022.04.20
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遠藤周作の未発表作品。子供向けの物語2話。亡くなってから20数年後に、作品が発表されるなんて、本人も思ってもみなかっただろう。「稔と仔犬」は挿絵も残っていて、昭和30年代頃の様子がうかがえる。当時もいじめっ子はいたし、代議士は平気で犬をひき殺す。連載の最後が欠落しているような終わり方だが、あえて書かなかったのかもしれない。「沈黙」と「深い河」しか読んだことがないが、帯にあるように「沈黙」の原点になる作品、とは思わない。「青いお城」は頑張れば報われる、という成長期の時代に合わせたもので、りぼんに連載されていた。当時、名だたる作家が連載していた。吉行淳之介、曽野綾子、阿川弘之、三浦朱門。稔と仔犬 青いお城 遠藤周作初期童話
2022.04.20
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「事実と真実は違う」デジタルタトゥーとして、10年経っても誘拐事件のネット記事が消えない。更紗は被害者だから辛い思いをしてきて大変だったね、と事件を知る人に言われ、それは違うということを理解してもらえない。「明日、隕石が地球に衝突して世界がなくなってしまえばいい」という更紗の言葉に、この次の作品である「滅びの前のシャングリラ」に繋がったのかな、と思った。加害者の文と一緒にいると落ち着く、というのは洗脳されているから加害者に愛情を持ってしまう、とDV彼氏からも決めつけられてしまう。事実は他人が勝手に判断するが、真実は当事者でないと解らない。「52ヘルツのクジラたち」のように他人には理解できなくても周波数の合う人はいる。ただ一緒にいたいだけ。二人に幸せあれ。流浪の月 (創元文芸文庫) [ 凪良 ゆう ]
2022.04.17
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女性作家さんで構成されている、アミの会(仮)のアンソロジー。今回のお題は「ラストメッセージ」短編の中にも琴線に触れるお話がたくさん詰め込まれていてお得感満載です。11人の作家さんのうち半分は知らない作家さんでした。でも、新しい作家さんを発掘する良い機会かもしれません。大崎梢/近藤史恵/篠田真由美/柴田よしき/永嶋恵美/新津きよみ/ 福田和代/松尾由美/松村比呂美/光原百合/矢崎存美11の秘密 ラスト・メッセージ (一般書 370) [ アミの会(仮) ]
2022.04.13
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今更ながら読んでみた。絵の美しさと内容の過酷さが対象的。二つの大戦をまたいだ物語を読んで、遠い昔の出来事だった戦争が今まさに行われている事実に驚愕する。破壊するのも、木を植えるのも同じ人間なのに。木を植えた男 [ ジャン・ジオノ ]
2022.04.12
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絵もシンプル、文もシンプルで子供にも分かりやすい。こんな簡単なことが国の指導者には分からないのかな。孫にプレゼントします🎁へいわとせんそう [ たにかわしゅんたろう ]
2022.04.12
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火山が噴火して、石や灰が降って来ただけでは土は作られない。長い年月が経って養分を蓄えた土ができて植物が育ち、動物がそれを食べて循環していく。田舎では当たり前にある土だが、都会ではホームセンターで売っている。自分が子供の頃は、土や石を売ることが商売になるとは思いもしなかった。山や河原で拾ってくるものだった。子供たちが土の大切さに気付いて、地球環境が守られていくことを望みます。地球がうみだす土のはなし (福音館の科学シリーズ) [ 大西健夫 ]
2022.04.10
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子供が自立し、モラハラ夫と二人暮らしで夫源病に陥っていた澄子。離婚したいが、暴力や浮気などの決定的な理由がないし、経済的にも自立できない。澄子もそうだが、日本ではパートなのに1日8時間働いている女性が大勢いる。なのに、家族や世間から「パートのくせに」と仕事として認めてもらえない。フルタイムで何年も働いていたら正社員と同じなのに、賃金は安く、身分も保証されない。いつまで女性が我慢しなければならないのか。ジェンダー後進国日本の現実が身に染みる。もう別れてもいいですか (単行本) [ 垣谷 美雨 ]
2022.04.06
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新しいレスポを探していて、お手頃の値段だったので、購入しました。【厳選プライス!】レスポートサック LeSportsac DELUXE EVERYDAY BAG ショルダーバッグ [レディース] 7507 F409 【ak4】
2022.04.06
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生意気なたまごにお説教されている感じです。でもそれが、いちいち納得できるから面白い。 まず、一歩踏み出してみようかな、と思わせてくれるお話です。 子供から大人まで楽しめる絵本です。たまごのはなし [ しおたにまみこ ]
2022.04.04
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小学校生用の絵本ですが、一家に一冊置いておきたい本です。日本中を電車に乗ったつもりで旅行出来ます。ローカル線も載っているので、地域限定のんびり旅の参考になります。せんろはつづくにほんいっしゅう [ 鈴木まもる ]
2022.04.04
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