2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
全31件 (31件中 1-31件目)
1
金沢の話を前回しましたが、これに関連してもう一つ現代の若い女性に人気の「あぶらとり紙」の起源について少し書きたいと思います。 金沢には昔から高度な金箔技術があり様々な芸術を生み出してきました。この作業の過程で箔打ち紙といって、金箔と共に槌で何度も叩かれる紙があります。紙の繊維が非常にしなやかで皮脂をよく吸収します。 古い文献には、お風呂に入ったあとのようにきれいな肌になるから、「ふろや紙」とも言われています。 そして古くから、京の舞妓さんは、金箔職人さんが金箔を打つときにつかった箔打ち紙をお化粧直しに愛用してきました。この金箔づくりの副産物である「ふるや紙」は、量産が困難で、価格も非常に高いものになっています。 そこで、ふるや紙のように高品質のあぶらとり紙を作るために、金沢の金箔職人さんの金箔打紙の技法を使ったあぶらとり紙の製法が生まれました。これが、「金箔打紙製法」のゆえんです。「金箔打紙製法のあぶらとり紙」は紙の両面を機械で圧縮加工した後、原紙を金箔職人の勘と技術で一千回ほど箔打ち機で打ち込みます。 この箔打ち中に熱と蒸気を含んだ和紙をいったん冷まし、また、打ち込む、という作業を数回繰り返すので、合計一万回近くうち続けることになります。 この気の遠くなるような作業のおかげで、和紙の繊維密度が高まり、柔らかで、皮脂を内部に吸収できるあぶらとり紙になるのです。 金箔を作ることを目的を達成するためのプロセスの中に実は高価な付加価値の高い商品が自然と誕生していたのです。 世の中にはモノを作って売る商売が数限りなくありますが、そのプロセスの段階で出てくる一見不要と思われるモノに大変な価値がある場合があるような気がします。豊かな社会になったからこそ不用意に捨てるモノにビジネスチャンスが転がっていることを気が付かずにいる人が大勢だと思います。 「捨てるプロセスにビジネスチャンスが転がっている!」
2005年10月31日
コメント(0)
ある造り酒屋の社長が伝統とは時代に合わせて変化するもので、伝承とは技術をただ伝えるだけだとおっしゃっていました。 金沢は昔加賀百万石として一大文化を築いた町です。一万分の一ミリの均一の厚みを作り出す金箔技術には圧倒されます。贅沢の象徴である金を装飾品として横に限りなく広げその金箔を他のモノに貼ることによって価値を一気に引き上げる技術に日本人の持っている芸術と技術の奥深さ、豊かさを感じます。 根上げ松という松をはじめて見ました。これは土を盛った上に松を植え、根が張ったら少しづつ上から土を取り除き根浮かせる手法です。あまり早く土を除くと根が幹化しないので時間がかなりかかります。それほどの時間をかけて不自然なことを敢えて行なうのか、ただ見せる松を作るために。 又金沢には豪華な和傘がありますが、職人さん自身が「この傘は無駄だらけです」と言っていました。そこには機能だけではない世界が同居しているのです。 一見無駄だらけの文化、合理主義の欧米人には決して理解できないことでしょう。その文化が車を芸術品として仕上げ他国の追従を許さない域まで引き上げたのではないでしょうか。 そしてような無駄を尽くした芸術、文化の中にこそ実はこれからさらに日本が成長する余地を残している、余力を感じることができます。目の前にある無駄こそ革新的発明をもたらす救世主なのです。なんと日本とは懐の深い国でしょう。
2005年10月30日
コメント(0)
私が生きているうちに一度は見てみたいものがいくつかあります。その一つが今、三井記念美術館で展示されている 国宝の志野茶碗 銘卯花墻です。日本で作られた茶碗で国宝はこれを入れて2点しかないそうです。その国宝たる所以を実物を見ることによって自分の感性で感じ取ってみたいと思っています。知り合いのお茶の先生が実際に実物をご覧になったときに何とも言えぬ暖かさ、柔らかさを感じたとのことです。一つの茶碗が与える癒しの力を是非この目で感じてみたいものです。 日本には長い歴史文化の中で育まれた様々な芸術があります。その芸術的な技能が現代のハイテク技術の根幹を支えているものも多く存在しています。 たとえば、高知県春野町で和紙製造業を営んできたある会社は、土佐手すき和紙の技術を基礎に、電解コンデンサー用セパレーターの生産を確立、その分野では世界のシェアの70%を占めるまでになっています。これは完全に独占企業です。独占企業の強みは自分の言い値で商売ができることと、生産制限することによって価格をコントロールできることです。技術がオンリーワンということは価格でもオンリーワンになれるということです。いくら良い技術を持っていても価格決定力がなければ、儲からなければ企業として成立しないのは自明の理です。価格を制してこそ本当の勝利を言えます。 伝統技術が衰退することで一番の問題は伝統の火が消える寂しさも要因の一つですが、その中には現代のハイテクに応用できるような匠の技がちりばめられているからです。その可能性にまだ目覚めていない、研究がされていない未知の分野の伝統技術を突き詰めて研究することによって、まだまだ日本の技術は革新的進歩を遂げる可能性が充分にあると思います。 そのような研究を進めていくときに産・学・官という融合体が面白いと思います。そしてもう一つそれにこれから大量に定年を迎える団塊の世代のシニアパワーを付け加えることを提案します。産・学・官・熟といったところでしょうか?
2005年10月28日
コメント(0)
先日作家で経営評論家の江坂彰氏の講演会を聞く機会がありました。来年70歳という年齢ですが頭脳明晰で話しの展開は速く有意義でした。少し要旨をお伝えしたいと思います。 これからの経済は実物経済とシンボル経済に分かれてくる。シンボル経済とは今流行の、お金がお金を稼ぐマネーゲームのような経済を指します。日本でも一人のファンドマネージャーが100億の年収を稼ぎ出す時代になったことがそれを象徴しています。 土地の価格はバブル期のように上昇することはないと断言されました。理由としては、長大重厚産業時代のように多くの土地を必要とする時代は終わり土地の需要がないこと、そして少子化による住宅需要の低下、農地の減少等の理由をあげられました。そして現在のトレンドとしていつくかの例を挙げられました。1.モノから情報化、ソフト化社会への変化ということで、今からはモノの中に入れる情報が価値を生む。たとえばイタリアはファッションという情報によって安い中国の繊維製品攻撃にも対抗している。以前の様な繊維摩擦は起きていないのです。2.経済が成熟してくると、一次、二次、三次産業がレジャー化する。江戸時代のお茶の文化が栄えたように。 これからは遊び心の時代です。トヨタのセルシオは京都の吉兆のおもてなしを参考に作られていることや、スイスの時計は価格競争から抜け出しロレックスといった高価な時計に特化し機能よりも遊び心、ステータスという情報を詰め込み勝利しています。 「携帯電話はメディア中のメディアになる!」と断言されました。その中には情報と遊び心が凝縮されています。3.1日24時間の時代が始まった。コンビニは時間を売る商売だから高くても人は買うのです。そしてこれからはheadworkheartworkfootwookが大切で特にheartworkが一番大切です。4.人生二毛作時代が到来しました。定年後の人生も働きたい人がたくさんいますのでそのような人安く雇いコストダウンを図ることも大切です。そして最後に「結論からスタートする」ことの大切さを話されました。ベネトン社は服のメーカーですが色で勝負することを戦略としていますので、来年の流行がどの色か分からない時に色抜きで製作をはじめ、流行の色が分かった段階で最後に染色工程を通して売り出す戦略をとっています。以上何となく取り留めのない纏め方ですが、私が特に注目したのは全ての一次、二次、三次産業がレジャー化するということでした。 農業も付加価値の高いものであれば日本はもとより、高級志向へと変化してきた中国へもブランド化して輸出商品として売り込むことも充分可能だと思います。そこに遊び心一杯の薀蓄という情報も添加すれば市場は計り知れないことでしょう。 そしてこれから団塊の世代が大挙して定年を迎えますが、彼らの熟練の技術等を遊び心を持って凝縮する時代がいよいよやってきたという気がします。 団塊の世代のパワーを定年後に炸裂させ若者のアイデアと融合されることによって日本は本当の意味で元気になることができると思います。 団塊の世代の皆さんどうか知恵をお貸しください。
2005年10月27日
コメント(0)
今朝のニュースでリビアが石油採掘権の入札を行ない日本も数箇所を落札したと聞きました。26本の入札に世界中から応札があり、現在の原油高への対応を各国が迫られていることを感じます。 ただ日本の落札した油田の契約条項には採掘した石油の9割はリビアに無償で譲渡するというとんでもない条件が記されているそうです。それでも採掘コスト等総合的に考えてもまだ割安に調達できるとのことです。このように石油のようにその用途が広範囲で経済全体に大きな影響を与える武器を持ったところは本当に強いと改めて考えさせられました。 石油は国際社会の中でそのパワーゲームをコントロールできる戦略的資源といえます。 日本について言えばそのような資源はほとんどありませんが、原材料を加工して付加価値を付ける技術ではある意味世界一といっても良いと思います。日本の製品がなければ機能しない分野が非常に多いことが日本の最大の強みだと思います。 ただそれを日本は国際社会のパワーゲームにおいてもっと戦略的に利用できていないことが逆にいえばウィークポイントでもあると思います。単なる世界の製造工場止まりなのではないでしょうか? 中国では7歳の天才児が大学に入学し話題になっています。この歳で微分積分もマスターしているのですから驚きです。国としても彼を支えるスタッフを何人もつけて、将来の指導者を育てることに熱心です。アメリカでも優秀な生徒の飛び級制度はありますが、日本ではほとんどそんな話は聞いた事がありません。義務教育という一律平準化教育が邪魔をしているのです。幼い時に目覚めた才能を義務教育がある意味スポイルしてしまい、天才の脳の芽を摘んでしまっているのではないでしょうか。幼い時は神童と言われた人が大きくなるとただの人となるケースが多いですが、日本もやはり鉄は熱いうちに打て、とあるように才能特化教育を行なうべきだと思います。 子供の想像力は幼稚園に行くぐらいまでは非常に高く、小学校に入学した途端に極端に低下することが学術的にも証明されました。画一された教育の一つの弊害だと思います。子供の想像力が開花するシステムを今後積極的に構築することが急務だと思います。
2005年10月26日
コメント(2)
今朝のめざましテレビで力士の普天王のブログが紹介されていました。力士生活が素直な気持ちで表現されていてとても人気があるそうです。相撲人気は外国人力士に席巻され衰退気味ですが、こんな形で若者が相撲と触れ合うことによって相撲人気が若者から復活する可能性もあると思います。肩の張らない日記は読みやすく共感を呼びます。そこには全く商売っ気がありませんので皆さんが無防備に近づいてくれます。そしてそこにコメントする人たちも、人気のブログにコメントすることで自分のブログを見てもらいたいという心理もあると思いますので一挙両得となり相乗効果を発揮し一大口コミネットワークが極自然に短期間に出来上がるのです。そしてそのネットワークは比較的好きなジャンヌ、カテゴリーが近い場合がありますので、セグメントされた巨大なマーケットととして最大限利用できるのです。好きなジャンヌに勝手に人が集まってくれる、ブログとは何と便利なツールでしょうか。 「がんばれ、生協の白石さん!」というブログがあるブログランキングの日記部門で圧倒的なトップをキープしています。東京農工大学生協職員の白石さんをブログで紹介しているのです。謎のベールに包まれた生協の白石さんの名回答、珍回答に誰もが大爆笑なのです。今度それやりとりが本として出版されることになりました。正にあの電車男のパターンとそっくり、テレビドラマ化も現実味を帯びてきました。 あの電車男は本出版とテレビ放映をあわせればとんでもない利益を生み出したのは疑いの余地はありませんが、その展開が社会に与えたインパクトは衝撃的ではなかったでしょうか?掲示板という顔の見えない者同士のコミュニケーションの記録がそのままで本として爆発的に売れる。一生懸命頑張っている作家にとってはショックだったと思います。異次元のエイリアンのようなライバル出現に卒倒しそうになったことでしょう。出版界に革命が起ころうとしています。その発信元はやはり今注目のゼネレーションY世代の若者なのです。 今変化の震源地がここに集中しているのです。ここにセグメントした事業がこれからかなり有望だと思います。 ブログの世界はこれからさらに進化していくことでしょう。これ自身を研究することによってマーケティングの重要なポイントを探し出すことが可能だと思います。日記という形に人の真実の姿が見事に投影されるからです。自分を知ってもらいたいという願望が集約されたブログ、今後共注目です。人気blogランキングへ
2005年10月25日
コメント(0)
先日ある温泉旅館に予約を取ろうとした知り合いが面白い話しをしてくれました。ある温泉街の旅館に3泊4日で宿泊予約を入れた人が、宿泊を断られたそうです。その理由を聞いて唖然としてしまいました。 実はその旅館の料理は、板前さんが2種類の料理を交互に2日でお客さんに出しているそうで、3泊されると料理が重複するので泊められないという理由だそうです。料理のローテーションのためにお客さんを断るという常識に非常識を感じたのは私だけではないと思います。 その温泉街はバブルがはじけてからは衰退の一途を辿り、廃業した大型旅館がところどころに点在しています。とても賑わいを感じることはできません。そんな苦境の中で未だにこのような過去の常識、慣習の中で営業を続けていらっしゃる勇気を思わず賞賛したくなります。 歴史と伝統の蓄積は老舗としての看板と時になります。「創業100年の○○」というとお客さんはそれを拠り所として訪れてくれたものです。その様な歴史重視思考も確かに現在もニーズはありますが、この歴史と伝統というものは時に変化と進歩を妨げる障害となることがあります。 長くその手法を続け成功を収めていると、そう簡単に方向修正ができないほど舵が錆び付き硬くなってしまうことがよくあります。安定ほど実は怖いものはないのです。安定の中にも革新の志を持つことが大切なのです。 昨日鳥取で漁師をしている友人と話をしていました。すると今越前クラゲが大発生して漁が妨害されて困っているとのことです。百害あって一利なしの敵なのです。そこで私はこんな提案をしてみました。越前クラゲは大きいものは直径が2メートルにもなる巨大なクラゲです。今非常に注目されているのでこれを逆手にとって「越前クラゲ観察クルーヂング」でも企画したらどうかと冗談半分に話してみました。まだその生体はよく研究されていないある意味未知の生物なので、これを実際に船から観察できるとなると結構面白いと思いました。そして将来はクラゲ水族館や家庭でのクラゲのペット飼育、又、食物によってクラゲに色付けをしカラフルなクラゲの創作、果ては様々なクラゲグッズと漁師の敵を完全に利用するのです。 ある熱帯地域でのことです。その地域はガラガラヘビがたくさん生息し土地としては全く利用価値がないと思われていました。ところがそれを逆手にとって、まずそこをガラガラヘビの巨大な動物園に変え、観光客をたくさん呼ぶことに成功したのです。そして皮を使った革製品を製造し販売したり、肉は食用として販売しました。又毒を抽出し、血清を作ったところ世界中から注文が殺到したそうです。そしてその地主は大金持ちとなり、その町全体が潤ったのです。そしてそれに敬意を払ってその街の名前をガラガラヘビ市としてしまったと言いますから驚きです。 そうです時に毒や害が大きければ大きいほどそれを逆手に取った商売は大成功を収める宝の山となるのです。 越前クラゲビジネスが世を席巻することを密かに願っています。人気blogランキングへ
2005年10月24日
コメント(0)
先日購買動向を調べるためにアンケートをとりました。その中で携帯ショップへの不満の一つに「手続きの間長い時間待たされる」という意見がたくさんありました。 せっかく契約しに行ったのに長く待たされるのはなんとなく理不尽に感じます。そして店で時間を潰すには手持ち無沙汰で退屈します。 何故店はお客さんを待たせることに鈍感なのか?不思議でなりません。待ち時間は実は売り手にとってはゴールデンタイムなのにそれを利用しようとしないのが不思議なのです。 大型家電量販店に個店が携帯販売で押されている理由は、待ち時間に電化製品を見て楽しむことができるのと、携帯電話の会社がそこには全部揃っていますので選択肢も豊富だからです。 ですからわざわざ個店に訪ねてくれたことは本当にありがたいことなのです。その感謝の気持ちを待ち時間という形でお返しするのは商売としては面白くありません。 その時間を有効に利用しようではありませんか。たとえばまず店の立地条件の一つとして歩いて行ける場所に喫茶店とか、アクセサリー、雑貨の店があればその店とコラボレートし、店からノベルティーとして無料券とか割引券を時間限定で差し上げて楽しんでもらうことはどうでしょうか?又逆にその店からも携帯ショップへノベルティーを付けてあげることも可能でしょう。 そしてお互いが持っている顧客を相互に交換することによって何倍ものお客さんを確保することが可能なのではないでしょうか。地道にお客さんを増やしていくよりもお互いのお客さんをノベルティーの交換によって短期間に倍増させる方法は今のスピード社会には必要だと思います。 携帯ショップ自身にはお客さんの情報を残せないと言う厳しい取り決めがありますが、他店とコラボレートすることで間接的にフォーローアップすることも可能なのです。 今や携帯は生活必需品です。生活の必要アイテムです。そのアイテムを核としてあらゆる事業者を有機的に結びつけるノウハウを持った人がこれからの商売を制するような気がします。
2005年10月22日
コメント(0)
今原油価格の高騰で様々な業界が影響を受けています。原油コストを商品に添加する方式は非常に多いです。航空料金も近々一律1000円程度の値上げをする予定だそうです。業界が足並みを揃えて値上げをすると消費者は抵抗できない側面があります。 中には商品の原料を石油製品から他のものに移行する業界もあります。たとえば、ダンロップはタイヤの原料を石油製品から生ゴムに変えたタイヤを開発しました。値段は高いですが走行性もなかなか良いとのことです。 又、ある運送会社はトラックとトラックを繋ぐ連結装置を開発し、運転手が一人で2台分の荷物を運ぶアイデアを実現し、人件費と燃料のコストを3割削減することに成功し、世界中から問い合わせがあるとのことです。そして荷主に協力してもらって帰りの便も2台分の荷物を用意してもらうようにしているそうです。荷主にとってもコスト削減になるのですからこれは喜ばれると思います。後続のトラックはエンジンをかけずにただ引っ張るだけですからタイヤの磨耗程度のコストで済みます。燃料の値上がりで最も影響を受けていた業界だからこそ編み出された、正に離れ業です。 実は経済と言うのは面白い生き物で追い詰められて四面楚歌になると、必ず解決策を自ずと導き出す能力を持っています。日本がプラザ合意の後急激な円高に見舞われたときには輸出競争力が逆に強くなる力が生まれました。1ドル360円というレベルから70円台というところまで短期間に追い込まれた結果、企業は短期間に決断と行動と知恵の結集を迫られ実力を身につけることができたのです。現在の日本が世界で強力なブランド力、競争力を持っているのはそのショック療法があるからだと思います。 現在の原油高も実はこの論理から考えると企業再生のチャンスとなるのです。そしてそれは企業をふるい落とすフルイにもなると思います。表に現れている原油高はあくまでも表層の現象であり、実際は企業の環境適応能力が試されているのです。 そしてオンリーワン企業であればユーザーにとっては他に選択肢はありませんので値上げに対しても応じてくれるのです。しかし、忘れてはならないのはその時に新たな付加価値、サービスを添加することを決して忘れてはいけません。単純な値上げには抵抗感を示し、固定客であっても信者客であり続けることは難しくなるのです。いつしかノウハウが公開されたときには他の店にお客さんを簡単に奪われてしまう布石を打つことになるからです。 ある意味今は原油高という逆風が吹いているからこそビジネスチャンスと考えられる人こそが成功を収めることができるのです。 今だからこそ見えるものを大切にしましょう。人気blogランキングへ
2005年10月21日
コメント(0)
昨日テレビの「バリバリバリュー」で島根県出雲市の十六島海苔を紹介していました。私の地元の特産品ですので興味深く見ていました。十六島と書いて「うっぷるい」と読みます。その歴史の古さ、価格、味は他の追随を許しません。出雲風土記にもその名は出ており、すでに奈良平安朝の時代から朝廷に献上されていました。江戸時代には将軍家にも献上され、遠く江戸の町にも「十六島海苔」の名は、轟いていたそうです。 茶人として有名な松江藩主松平不昧公は、江戸参勤の折に十六島海苔で作った裃を着て、それを客人の前で焙って振舞ったそうです。 十六島海苔はアサクサノリの仲間で、この十六島周辺で採取される海苔の事を指します。12月ごろから糸の様な葉体が成長しながら自然に粘着し、布のように連なって平坦な岩床に付着します。十六島には「島」と呼ばれる岩場が散在し、12月上旬から1月中旬にかけて、その採取が始まりますが、冬の荒波が叩きつける岩礁で女性が中心となって命懸けで採取しています。島にワイヤーを渡して海の上を渡って行く姿を見たら値段の高さにもうなづけます。 不思議なものでほんの狭い地域でしかこの海苔は取れません。全ての条件が完全に揃って初めて生まれる正に奇跡の海苔なのです。自然が精緻に織り成す計算され尽くしたオンリーワンの芸術なのです。 これから分かるのは、自然の中には私たちが計り得ない絶妙な計算の上に立った素晴しいものに満ち溢れていると言うことです。商売に行き詰った時にふと自然に目をやるとに起死回生のヒントを掴むこともあるのではないでしょうか。奇跡の宝庫である自然を決して破壊してはいけないのです。 私はレオナルド・ダ・ヴンチが大好きで、かれの自叙伝の映画を2回見ました。「最後の晩餐」「モナ=リザ」の作者としても有名で、イタリア-ルネサンスの代表的芸術家でした。又科学者としても優れた才能を発揮すると共に、解剖学・機械工学への造詣も深く正にマルチの才能の持ち主でした。今いろいろとマルチ人間と称される人が活躍していますが、彼ほどの才能を持った人はごく稀ではないでしょうか。 一つの才能が開花することによって連鎖的にその他の才能が次々と開花して行く姿は、正に自然界にある奇跡の調和の中の連鎖に他ならないのではないでしょうか。そして人間自身も一つの大宇宙ですので、その中の自然が外からの自然の刺激を受けることによって誘発され融合し爆発的発明とか芸術に進化していく気がします。 パソコンの前にしがみつき新たな発見を望むより、自然の営みに目を向けましょう。そうすると起死回生のヒントがゴロゴロと転がっていることを発見できることでしょう。 昨日の十六島海苔のテレビを見てふとそんなことを思い巡らしました。ちょっと飛躍しすぎでしょうか?人気blogランキングへ
2005年10月20日
コメント(0)
先日久しぶりに講演会に参加しました。スポーツキャスターで有名な二宮清純氏の話を聞きました。 出雲での講演でしたので、最初に広島カープの選手だった大野豊選手の話が出ました。彼は今では珍しいドラフト外の入団で、しかも軟式野球の出身と言う稀な存在だそうです。そのチャンスを捉えてあそこまで上り詰めた野球人を地元出身としては誇りに思いました。あの松井秀喜は大野投手を最も苦手としていたそうです。 阪神の上場に関しては、イギリスのプレミアリーグでは半分以上のチームが上場し、ユナイテッド・マンチェスターはスタジアムを4万人から6万人収容できるように上場資金で改修したとのことです。ただあるチームの株の70パーセントを買い占められてしまうことも現実に起きているようでリスクもあるという説明でした。 サッカーのプロ化に際してその陣頭指揮を務めたのが日本サッカー協会の会長の川口三郎氏ですが、その審議の席で何人かが「時期早尚」「前例がない」と否定的な意見を言ったそうです。その時川口氏は立ち上がり「時期早尚という者は100年経っても時期早尚と言い、前例がないという者は200年経っても前例がないと言う」と言い放ったのです。そしてこの言葉によってJリーグが誕生したそうです。 そしてトップに必要なのはpassion(情熱)、mission(使命)、action(行動)だと説明されました。 現在スキルという言葉がもてはやされていますが、かれはスキルよりwill(意思)だと説明してくれました。ゴン中山はプレーは下手でしたが意思の力は誰にも負けないものを持っていて、その意思の力によって数々の奇跡を呼び込んだそうです。その力こそが人を惹きつけるのです。 野茂英雄がメジャーを目指した時に、マック鈴木が「アメリカに行くなら英語を勉強しないとダメだ」とアドバイスしたところ野茂は「俺は英語の勉強にアメリカに行くのではない、野球をしにアメリカに行く!」と言い切ったそうです。メジャーという重い扉をこじ開けたのは明らかに彼の正に「意思の力」なのです。 そして成功者のもう一つの特質として「頑固で柔軟」をあげられました。決してトルネード投法を変えなかった野茂、振り子打法を止めるように言われ自ら志願して2軍落ちを選び、同僚のパンチ佐藤からアドバイスを受けても信念を曲げなかったイチロー。二人の共通点は、頑固なのですが自分が納得がいくと真綿が水を吸い込むように素直にそのアドバイスを受け入れる点だそうです。 あの世界のホームラン王、王貞治選手も一本足打法を始めた頃は、神聖なグランドで田んぼのかかしのような真似は野球を愚弄する行為だと批難轟々だったそうです。 松井秀喜は天才ではないとも言われました。彼は内角玉が打てずずっと苦しみ、キャンプの間ベースに15センチ寄って、ピッチングマシーンで内角攻めの玉を一生懸命苦しみながら打っていたそうです。やっと外野に届く程度だったそうです。 対照的にその隣では長島一成選手がど真ん中にセットした135キロ程度のゆるい球を豪快にスタンドインさせていたそうです。はたから見るとどちらが4番か分からない状態だったそうです。松井秀喜は天才ではなく努力家なのです。 アテネオリンピックで最も印象に残った選手は北島康介選手だそうです。かれは金メダルをとると宣言し、まさに有言実行したのです。ところが彼にインタビューしたときに「二宮さん有言実行ではなく、有言即行(速攻)です」と答えたそうです。 今までのオリンピックで一番感動したのはソウルオリンピックの鈴木大地選手の優勝だそうです。優勝候補ではない彼がコーチととった作戦は、バサロの距離を5メートル伸ばし相手に心理的プレッシャーを与え、爪を3、4センチ伸ばしてタッチを早めることでした。見事にそれが的中し勝利を手にしたのです。 「人事を尽くして天命を待つ」という言葉かありますが成功者は「人事を尽くして天命をもぎ取る」人だそうです。 そして最後に素晴しいトップというのは「最悪の状況で最高のカードを切れる人」だそうです。1時間半の中でとても有意義なことを学びました。 スポーツの世界というのは本当に厳しくトップに上り詰めることができる確率は限りなく0に近いものです。しかし、ビジネスの世界においては業界をセグメントしていけばかなりの高い確率でトップになることは可能です。それは商品にこだわらず、限定された地域でのトップであることも含んでいるからです。トップになることはセグメントすればするほど容易になります。でもそれは怖くてなかなかできないものです。そこで意思の力が重要になると思います。人気blogランキングへ
2005年10月19日
コメント(0)
今年香港政府が出資してオープンした香港ディズニーランドですが、香港全体の観光客の動向にほとんど変化がなかったとのことでディズニーランド効果があまりなかったと言われています。 その一つの原因に、中国本土では映画を含めたディズニー商品の知名度があまりないことがあげられています。いくらディズニーが無敵と言えども膨大な人口を抱える中国市場を取り込むにはまだ道のりが長いといえます。 日本でディズニーランドがブレークするために、まずアニメ映画による認知度アップ戦略があってキャラクターグッズへのファン客の誘導と下地作りが充分にされていたことが大きかったと思います。 ディズニーの収入の大部分は物販に支えられています。映画、テーマパークはキャラクターグッズを買ってもらうための購買喚起の道具なのです。一番利幅の大きい物販を収益の中心においた戦略が見事に当たったということです。 しかし思うにここに来てディズニー映画にかげりが出てきています。日本のアニメの人気に食われてしまった感があります。宮崎アニメがアメリカで権威ある賞を受けたことがそれを証明しています。またアニメ映画に限らず巨額の制作費を投じて製作されてきたアクション映画戦略も集客力にかげりができています。そろそろ大衆が飽きてきたのです。 一方日本を始めアジアの映画が世界で注目され台頭してきました。アメリカのアクション映画のような大雑把な作品より、アジア独特の精緻な感情表現が少しずつ欧米の人たちに理解され始めてきました。 日本のアニメが世界中で人気がありその配給権の争奪が続いていますが、日本自身はすでにその当時のアニメ世代は卒業し、次なるゼネレーションを築き始めています。ですからある意味日本は一部の分野においては文化超先進国なのです。このアドバンテージを生かした戦略こそ今の日本には必要だと思います。今の日本は悠久の歴史文化と現在を融合しさら様々な文化を創造する力を持ってますので、それを文化商品として昇華させることができると思います。 ビジネスの世界ではブランド力がモノをいいます。トヨタ、ソニー、キャノン等がそうです。最終的に生き残る企業というのはブランド力によるファン客を勝ち取ったところだと思います。 日本という国の文化というブランドは私は世界最強といっても過言ではないと思います。今こそジャパン・ルネッサンス時代の到来です。人気blogランキングへ
2005年10月18日
コメント(0)
先日テレビで見ていたら、インドの農業を紹介していました。農業用水を井戸を掘ってまかなっていますが、その井戸が年々枯れてしまい、新たな井戸を掘るためにかなりの資金が必要とのことです。どんどん地下資源の水が減少しているのです。 中国では工業用水が不足していますが、農業用水から転用しているため農地が荒れ果て、食料自給率も低下しつつあります。外国から工業製品ばかりでなく農産物までも輸入するパワーはこれから益々増大してくると思われます。より高い所得を求めて都市へ出稼ぎに出る人がさらに増えることによって農地は完全に崩壊してしまいます。その結果砂漠化はさらに進んで都市部でも黄砂現象がオールシーズンで進むことでしょう。当然偏西風に乗って日本には黄砂と共に工場の排煙や微粒子が酸性雨と共に襲ってくる環境破壊が進むことでしょう。 水が不足するという現象が農地の荒廃→放棄→砂漠化→環境破壊として進むことを考えると、日本は豊かな水に恵まれた素晴しい国だとつくづく感じます。日本中いたるところで天然ミネラル豊富な伏流水や地下水に恵まれ、名水と名がつく場所が広がっています。この豊潤な水はミネラルウォーターとしてたくさん売られていますが、日本の水はこれから世界中でより一層需要が高まるのではないでしょうか? 日本人が高い文化と技術力を持っているのは日本人の飲んでいる水が一番の原因であると、もしピーアールすれば、世界中から注文が殺到するのではないでしょうか?それだけの戦略が取れる位置に今日本はあるという自信を持つべきだと思います。 日本は昔から急峻な地形と海が近く平野が少なく、南北に細長いと言う変化の多い恵まれた環境にあります。その複雑な地形環境が高い文化を育んできたことも否定できないと思います。この地の利を生かし世界にさらに発信すべきだと思います。人気blogランキングへ
2005年10月17日
コメント(0)
日本の野球人気が低迷しています。看板試合の巨人戦が史上最悪視聴率を記録する中、阪神が一人でセリーグの屋台骨を支えていると錯覚させるほどの活躍をし優勝しました。数十年に一回の優勝と言うジンクスを完全に破った阪神の実力は本物でしょう。パリーグはプレーオフ制度を導入し、レギュラーシーズン終了後も楽しみが続くようにファン本位の努力をしています。と言ってもプロ野球全体の人気回復への道のりはまだまだ遠いと言う気がします。 しかし、人気とは裏腹にアメリカでの日本の野球レベルは、今年の日本人選手のプレーオフでの活躍でも証明されているようにAランクに限りなく近づいたと思います。野茂、伊良部、イチロー、大塚、大家、井口、田口等々の活躍で明らかに日本人の潜在力は世界で通用することが世界で証明されたと思います。 ですから日本のプロ野球の人気回復の特効薬として、日本の野球リーグのMLB入りという奇策を是非とも実現させてもらいたいと思います。距離的にいって毎日のように対戦することは不可能ですから、日本シリーズの勝者にワイルドカードの参加権利を与えて試合に組み込むことはできないでしょうか。そして数年後には日本のチームが世界一の座を得ることもあり得ないことではないと思うと日本人として心躍るものを感じることでしょう。そのファンと選手の夢を熟成することによって、日本人の自信の一つの源としてこのプランを推し進めてもらいたいと思います。 世界との差が縮まっていることを日本人に強烈に刻み込むことがあらゆる分野での自信に繋がると思います。 「世界との距離」、実はこれは昔から日本人が持っている白人コンプレックスそのものから派生する虚の距離の部分がかなり多かったような気がします。無意識に築いてきた意識の壁を今こそ打ち破らなければなりません。そのためにはアメリカの国技とも言うべきMLBを制覇することは、世界との距離を縮める象徴として面白いと思います。人気blogランキングへ
2005年10月17日
コメント(0)
インターネットの普及によって便利になった反面、インターネットに依存症という新しい中毒症状も現れ始めています。 アルコールやタバコ、薬物、ギャンブル等の中毒は結構認知されていますが、情報機器による依存症の存在も社会的に決して無視できない状況です。 仕事中にインターネットに興じサイトを閲覧したり、株の売買をしたりするケースもあり企業にとっては見えない損失となります。 又携帯電話への依存症は普及が進むにつれて顕著なモノとなってきています。 ある女性が30分おきにメールをチェックする習慣を持っていました。ある日仕事で外出してから会社に帰ってきたら携帯電話がなくなったことに気が付き、いてもたってもいられない不安に襲われ、仕事も放り投げて慌てて携帯ショップへ駆け込んだといいます。完全な依存症です。携帯が心の拠り所になってしまっているのです。 携帯を持つことで友達とのコミュニケーションをとり安心できる安定剤のような役割を持っているのでしょうか?もしそうならば人間としてデジタルの無機質なコミュニケーションツールに依存することが、アナログでホットな人間関係の構築の妨げをする危険性をはらんでいるのではないでしょうか。 顔の表情や言葉の抑揚から相手の気持ちを推し量るすべをお互い奪われた状態でのコミュニケーションには必ず誤解や猜疑心、不安が生じると思います。現にメールの返事が来ないと不安になる人がいたり、メールをすぐ返信しない人にはメールを送らないことも現実になっています。 これからの世の中で一番怖いのは、IT技術による社会の基盤であるコミュニティーの崩壊ではないでしょうか?スクラップ&ビルトのように新生できればいいのですがコミュニティーは一度崩壊すると再構築することは容易ではありません。 人間が本来求めている人と人との交流の場を提供するビジネスはITが進めば進むほど「癒し」のビジネスとして繁盛することでしょう。人気blogランキングへ
2005年10月15日
コメント(0)
森林総合研究所が森林浴にがん抑制など免疫機能があるナチュラル・キラー(NK)細胞を増強させる効果があることを確認したと発表したそうです。 12人の成人男性を森林で3日間滞在させて血液中の変化を測定したところ、NK細胞が放出するパーフォリン、グランザイムなど3種類の抗がんたんぱく質が増えたそうです。 森林浴の前後ではNK細胞数は1日目で20・7%、2日目で32・5%増加し、細胞内の抗がんたんぱく質も有意差を持って上昇したそうで、結果としてNK細胞活性は1日目で26・5%、2日目で52・6%増強したとのことです。 確かに山の中を気持良く歩き運動するので気分的にもいいのは当然効果としてあるでしょうが、昔から森林浴によって樹木から発散されるヒトンチットが体にいいとも言われていました。 この結果から登山愛好家がさらに増えることでしょう。 この情報を商売にどう生かすか?目ざとい人はすぐビジネスチャンスに応用することでしょう。たとえば森林の別荘の販売にも「あなたをガンから守る別荘へご案内」といったキャッチフレーズを使った売り込みも可能でしょう。「健康」は今の時代のキーワードですから。 良い牡蠣を養殖するためにはそこに流れ込む水の源である山をよくすることが大切だといいます。まずは森の再生が海の再生に繋がるのです。牡蠣の養殖の成功のカギは海ではなく山にあるのです。ビジネスも同じで、時々森を見ずして海ばかりを見つめていて商機を逃してしまうことがあります。森と海は水によって繋がっているのです。その本質流れがどこにありどこから来るのかを見極めることが一番大切だと思います。人気blogランキングへ
2005年10月14日
コメント(0)
ある公立の中学校では選択校区制のあおりを受けて入学者が0という異常事態が起こっているそうです。少子化で子どもの数が減った上に人気のない、高校入学へのアドバンテージのない学校は公立と言えども自然淘汰される時代になりました。 今、世の中は「選択」の時代です。サービスや付加価値の差を明確を消費者に伝えないと簡単に他の業者にお客さんを奪われてしまいます。今の時代はお客さんは物に満ち足りていますので、嗜好品といわれるものは勿論ですが、生活必需品においても厳しい選択をしています。 商売人にとって「選択してもらう」ことは一番大切なことですが、実は選択してもらうためには、こちらでお客さんを選択することによって結果的にそうなるのです。こちらで顧客層をセグメントし、その人たちのニーズを徹底してマーケティングしたうえで商品を提供することによって、ターゲットの購買層の人達から選択してもらえるのです。セグメントされた商品であればあるほどその商品がそのお客さんに語りかけるのです。選択してもらうための極意は、こちらから見込み客を選択することなのです。 私が尊敬する建築家が松江にいらっしゃいます。松江に住みながら全国から設計の依頼を受けています。遠くは北海道から東京、淡路島等々と全て彼が営業に動いたのではなくクライアントからのアプローチから始まったものなのです。そして地元の大学からの特別講義の依頼、東京工業大学の大学院からも講演依頼が突然舞い込む凄さです。地元のクライアントも多く一味違う建築家として「選択」されているのです。興味がある方はホームページをご覧ください アートクラフト設計 これから世の中は加速度的に「選択」が進み、選択からもれたところは淘汰の波に晒されるのです。なんといっても日本人は世界一商品に対してうるさい民族ですから。人気blogランキングへ
2005年10月14日
コメント(0)
最近この歳になって焼き物に興味を持ち始めました。以前岡山の知人の家に泊まった時応接間に何気なく置かれていた6個程度の杯が目に留まりました。聞いてみると人間国宝になった備前焼の兼重陶陽の作品であることが分かりました。結婚式の引き出物として頂かれた物で、当時はまだ人間国宝でもなく知名度はなかったそうです。今どのぐらいの価値があるものか知りたいものです。 日本で焼かれた焼き物のうち、国宝に指定されている茶碗は2点のみですが、そのうちの1つが三井記念美術館に所蔵されている「志野茶碗 銘卯花墻」です。桃山時代に美濃で焼かれたこの作品は、わざとゆがめたような形や奔放な荒削りさ、釉の下の鉄絵などが特徴です。死ぬまでに一度は見てみたい作品です。 焼き物はその土地の土を使って、その性質を利用して心を込めて焼き上げるもので、その完成形も炎の具合によって自由に変化しますので、まさに自然が作り出す造形だと思います。その土地ならではの窯元が集合し一つの地域の文化を形成する様子を見ていると日本人は本当にある意味非常に芸術性の高い趣味人だと感じます。 備前、萩、有田、信楽等々日本中に土が作り出す文化都市がひしめいています。それも成熟した文化を基盤としてお茶という文化が発展した結果でありますから、何層にも積み重なった文化の重みは世界でも類を見ないと思います。 今「開運何でも鑑定団」という番組のお陰で結構骨董品が注目され原宿にも中島誠之助氏が命名した「骨董通り」があるほどです。そして原宿の面白いところはそんな古いものと、モリハナエビルや外国の有名ブランドビルが立ち並び、又裏道に入るとこじゃれた店が結構あり実に面白い街になっています。ちょっとした文化の融合の街といった感じです。 そして、渋谷の駅前は世界に日本のファッションやトレンドを発信する情報発信基地になっているそうです。渋谷に行けば日本が分かると言われているそうです。特に若者のファッションについては最前線と言えるでしょう。 「ユビキタス」という言葉がありますが、意味は「どこにでもある」という意味です。まさに日本人はあらゆる文化を受け入れ、それを融合させ「どこにでもある」レベルまで昇華させる力に長けていると思います。これからまだまだ日本から世界に対して他を圧倒する文化を発信することは間違いないと思います。人気blogランキングへ
2005年10月13日
コメント(0)
今朝のNHKで携帯電話を誤って水の中に落としてしまって、電源が入らなくなってもデータを復旧するサービスについて紹介していました。電源の入らない携帯電話を特殊な液体の中に入れると水や不純物が排出され、一時的に電源が入ります。その時中のデータをCDなどにバックアップして持ち主に渡すのです。90パーセント程度のデータを復旧することができるとのことです。費用は6千円程度だそうです。携帯電話の普及が進み飽和状態に近づく中で他社と差別化したこのようなサービスも同時提供することもこれから勝ち残るためには大切なことだと思います。 あの検索サイトで有名なGoogle、世界中の人が2回に1回はこの検索サイトを利用するというほどメジャーなサイトで、ヤフーを凌ぐほどの勢いがあります。株式も上場していますが時価総額は8兆円を越えるほどの規模に膨らんでいます。私もたまに使いますがキーワードから有効な情報をどのように検索するのか不思議でなりません。 今度そのGoogleが世界中のニュースソースを収集し分析し比較しニュースとして提供するサービスを始めるそうです。人工知能を使い読者にとって最も必要な情報を世界中から収集するという壮大なプロジェクトです。 Googleを創業した人はまだ30代前半という若さですからこれからまだまだ成長することが予測されます。いろいろなものと結びつけることによってさらなるビジネスチャンスを創出されると思います。 このことから考えると、やはり信頼性の高い情報を早く大量に提供することができる企業の可能性は計り知れないと思います。 あの阪神タイガース上場で今時の人になった村上氏、今度はTBSの株を大量に取得しました。村上ファンドが介入した株は必ず上昇するという定説があり、高利回りを期待し海外の投資家からも資金運用を任されているそうです。一つのファンドが世の中の時流をある意味つくる力を持つようになったと言うことが日本も資本主義先進国アメリカに少しでも近づいたことを証明しているような気がします。村上氏が単なる仕手筋か、もしくは優秀な企業経営者なのか謎の多い人ですね。その謎めいたところが又メディア受けするのでしょう。人気blogランキングへ
2005年10月13日
コメント(0)
こんな書評を昨日読みました。 「イノベーションのジレンマ」という本があります。著者のハーバード・ビジネス・スクール(HBS)の教授クリステンセン教授は、経営コンサルタント、ホワイトハウスの研究スタッフ、ベンチャー企業のCEOなど様々なキャリアを経験している。そして40代の後半にハーバードビジネススクール博士課程の学生となりました。そこからの彼の経歴はすさまじく、1992年、通常4、5年かかる博士課程をわずか2年で卒業してしまいました。しかも、その博士論文はインスティチュート・オブ・マネジメント・サイエンスから最優秀学位論文賞を受ける。その後、ウイリアム・アバナシー賞、ニューコメン特別賞、マッキンゼー賞とあらゆる経営学関連の論文賞を取っています。 これらの賞をとった論文の集大成として出版された本書は、1997年に出版されたビジネス書の中でもっとも優れたものに与えられる「ファイナンシャルタイムズ/ブーズアレン・アンド・ハミルトン・グローバル・ビジネス・ブック賞」を受賞しています。ビジネスウィーク誌1999年6月14日号は、「本書はCEOがインターネット時代のためにビジネスを再構築するための指南書」と述べ、ニューヨークタイムズ紙1999年11月3日号は、「本書はインターネット戦略で先駆けようとする経営者の必読書」と書いています。 このようにこの本は、技術者のための本ではなく。経営者、投資家などビジネス特にハイテク企業を分析する人たちに非常に大きな示唆を与えてくれています。また、そのケースには、ソニーやホンダをはじめ多くの日本企業の名前が成功事例として登場しており、日本のビジネスマンにも興味を持ちやすいと思われます。 ここで、クリステンセン教授が唱えるさ様々なコンセプトの一例を紹介すると、大企業が技術革新を進める上で陥りやすい罠は、成功したハイテク企業であるほど既存の顧客の将来ニーズを中心に研究開発に取り組むので、初期段階の破壊的技術革新の低レベルの製品は見向きしない。つまり、既存のハイエンドユーザとの関係が強すぎて膨大なローエンドユーザを見過ごしてしまうそうです。そして、ベンチャー企業などが創出する破壊的技術革新は、新市場が拡大発展していくにつれて、性能も飛躍的に向上していき、実は既存市場(ハイエンド市場)の性能という壁までうち破り、市場全体を席巻していくことになります、としています。 確かに、日本の企業を見ていても、製品は高性能なのに価格競争にさらされてちっとも儲からないところや立派な研究所を持っているのに競争力がある製品やサービスと出せないところがあるが、本書は、このような企業を分析するためのフレームワークを与えてくれます。 私はこの本を読んだことはありませんがこの書評からだけでも多少参考になります。 ここではハイテク企業にとって参考になることが書いてありますが、私たちにも応用できる部分があるよな気がします。既存顧客のニーズのみにとらわれすぎているとそこからの商品開発にウェートがかかりすぎ、革新的商品の開発の源泉であるその他の市場の可能性をおざなりにしてしまう心配があると思います。あくまで既存顧客の数は限定的でそこの声に信頼を置き過ぎると感動するような商品を提供できない可能性もあると思います。お客さんが予期していない商品やサービスの提供をすることが今の目の肥えた消費者には必要だと思います。人気blogランキングへ
2005年10月12日
コメント(0)
今日書店で雑誌を立ち読みしていたら、近くのブースで二人ずれの65歳を越えたと思える老婦人が二人で一生懸命話し合いをしながら本を探しているようでした。その内本が本が決まったようでレジに向かって行きました。その手にしている本をよく見たらそれは「パソコン入門」というタイトルの本でした。「へー!二人で連れ立ってパソコンの勉強をしているのか?凄いな!」と感心しました。 歳をとっても尽きない好奇心を友達と共有することを楽しむ姿はある意味新鮮な感動でした。高齢者の人がパソコン、インターネットを通じて楽しむことをサポートすることで眠れる市場を呼び起こすことができるのではないでしょうか?入口はパソコンの練習から始まり、高齢者のエンターテイメントを総合的に提供するビジネスは富裕層ですから広がりとボリュームはとても大きいと思います。 五十歳以上の素人さんを集めたプロダクションがあり、俳優デビューもしているそうです。年輪を重ねることによって渋い味を演出することができます。そして一生懸命芸のトレーニングをしている生き生きとした姿から元気な老後の過ごし方のヒントを見た思いがしました。テレビのCMの依頼も実際多いとのことです。 昔は富士山型であった人口分布図が今では逆三角形に変質しようとしています。ならばシニアが元気にならなければ日本が元気になれないことになります。団塊の世代の退職が二年後からいよいよ始まります。その受け皿を早く作っておくことが明日の日本の元気を作ることになると思います。以前私が住んでいた東京の多摩地区には多摩ライフというシニアに楽しみを提供している巨大な倶楽部があります。そこで旅行や習い事やいろいろなメニューを楽しんでいます。 お客さんからこんな話しを聞きました。定年退職したらいろいろなことに挑戦したいと思っていましたが、実際にやろうとしてもなかなかうまくいかず結局身に付かなかった。あなたも老後を楽しもうと思ったら、今からいろいろなことに挑戦して身に付けておいた方が絶対いいと、アドバイスを受けました。 そうです。老後の準備は今から始まっているのです。それを意識したビジネスも又面白いですね。人気blogランキングへ
2005年10月10日
コメント(0)
今、株式市場は一時の平均株価7千円台を完全に脱して、復活を予感させる大商いが続いています。一説によるとアメリカの時価総額と比較すると日本は成長余地が2.5倍あるので3万円台も夢ではないとのことです。 株価が低迷しているときも外国人投資家は日本株を買い続けたといいます。日本に世界から投資資金が集まることを予測ししっかり仕込んでいたのです。そして、郵貯資金350兆円が流動化し株式市場に一気になだれ込み、且つペイオフが実施されたことで個人の投資家が株投資に回帰することも期待されています。アメリカでは国民の二分の一が株に投資していますが日本人は十分の一に過ぎません。そして郵貯の預け入れ限度額が引き下げられればさらに個人投資家が増えることでしょう。 今が正に仕込み時といわれています。又、銀行が証券業務を始めることによって投信の残高も大きくなり株投資の裾野を広げています。又、インターネット証券によるリアルタイムな株の売買がデイトレーダーの数も増やしています。 アメリカの安全保障の傘の元で世界一安全な資金運用の場として日本がこれから一気に注目を浴びるのです。確かに中国は大きな市場ですが、証券市場の整備はまだまだで世界の巨大な資金を受け入れるには未成熟です。インド、ロシアもこれから成長する市場ですがやはり日本の安定性にはかないません。アメリカもイラク戦争の後遺症を引きずりテロの危険性にある当事国です。 郵政民営化が否決され、解散総選挙になった時株価が急上昇したことから郵政民営化はすでに市場では折込済みであって、改革はさらに進むことに期待感と確信があったと思われます。まさに市場はシナリオを読みきっているのです。 何年か前に景気対策として日銀が異例の株の買い付けを行ないました。ところがその含み益が一兆円を超えてしまったのです。これから数年後から徐々に売却を始めますがその利益は国庫に入りますので、日銀が上手く投資を成功させたことになります。日銀にそんな凄いファンドマネージャーがもしいたとすればその人に郵貯資金の運用を任せればよかったですね(笑い)。 いよいよ金が金を呼ぶ時代の幕開けです。そしてキャピタルゲインによって生まれた余剰資金は消費に振り向けられデフレから実質的に脱却することでしょう。 いよいよ日本復活ののろしが上がります。人気blogランキングへ
2005年10月10日
コメント(0)
NHKの受信料不払いが一連の不祥事から増え続け経営に危機感を帯びてきたこと、そして最近の五年に一回の国勢調査での回収率の低下から今日本にある「公け」という言葉のあり方が改めて問われています。 どちらの例も国民の善意と自由意志に基づいて今まで存続してきたものです。それはそれそのものが「公け」的意味合いを持っていたので従うことが当たり前と納得してきたものでした。ところがここにきて予算の横領や個人情報保護法の成立を期に国民が自己主張を「公け」に対して自己主張し始めたのです。 650億円もの予算を投じて行なう国勢調査の中身には建物の面積と言う訳の分からないものまで入っています。一つ一つの項目を何故調べる必要があるのかをちゃんと説明することも必要だと思います。そしてこの調査を基にして交付金などの配分を決定するとのことですが、三位一体の改革の進展する中でそれに即した調査をすることも必要ではないでしょうか。時代や制度がめまぐるしく変わる中で五年前と同じ調査に国民はずれを感じているのではないでしょうか。 そしてNHKは受信料を払わなければ法律へ訴える手段をとろうとしています。自らの不祥事から不信感を招き、国民の善意によってまかなわれていることによる構造上の不備によるツケをあくまで国民に一方的に押し付けるだけの解決策に多くの国民は納得していないと思います。そして以前の役員がそのまま関連会社に居座ることに対しても納得のいく説明をする必要があります。 私はNHKの番組のクオリティーが高くてとても好きです。日本人の一つの良識の城として守っていかなければならないと思います。だからこそ信頼関係は絶対に必要だと思います。イギリスのBBCでは最初から受信料の不払いに対しては厳しい罰則を設けていましたので経営が存続しています。日本人の良識・良心の上に存在してきたNHKは世界的にも稀な日本人は何たるかを言い表す存在であったと思います。今そこが危機にあると言うことは日本人全体に異変が起き、民族的危機もしくはレボリュションが訪れていることを暗に示しているのではないでしょうか? 道路公団が民営化されました。あれほどすったもんだしながら改革は進んでいます。きっとNHKも根本的な改革が行なわれその存在意義を今問われているのではないでしょうか。朝の連続テレビドラマの視聴率がワースト2を記録したり、紅白の参加歌手を人気投票によって決定しようとしたところ最近の若者に人気のある曲がほとんどを占め、演歌などがまったくはじき出されてしまい当局は当惑しています。又その投票数も目標には遥かに届きそうもない状況で四面楚歌の状態です。 中国は今オリンピック、万博といったイベントを控え急成長していますが、大きなリスクを背負っています。個人の土地はなくほとんどが国有地ですので定期借地権を設定し建物を建てている状態です。土地は国のもの、建物は民間のものというアンバランスは経済発展の上では大きな足かせとなると思います。ここでも「公け」が邪魔をしているのです。土地の流動化は経済発展には不可欠なのです。いつ政府が土地を凍結するか分からないリスクを負ってまで永く中国にとどまろうとはしないと思います。外資はいつ撤退するかそのシナリオをしっかりとねっていることでしょう。「公け」には安定と対極に大きなリスクがあるのです。人気blogランキングへ
2005年10月09日
コメント(0)
脳の構造はみな同じで、大切なのはその使い方だと言うことをNHKでやっていました。あのノーベル賞を受賞した小柴さんが目的とは違う物質を偶然発見したことは一つの気づきに端を発しているとのことです。 行動→気づき→受容というプロセスが脳を活性化するのに大切だそうです。そしてある発見をした時、英語で「アハ」という表現をしますが、実はこのアハ体験が重要な発見に繋がる気づきへと繋がるということです。 アハ体験の積み重ねをするためにあらゆることに興味を持って行動することがとにかく大切です。そして偶然の幸福が訪れ成功を収めることができるのです。人気blogランキングへ
2005年10月08日
コメント(0)
あの村上ファンドが阪神電鉄の38パーセント強の株を取得したことが今話題になっています。阪神タイガースは阪神電鉄の100パーセント子会社ですのでこれで村上氏が絶大な発言権を持った訳です。そして阪神タイガースの上場をぶち上げました。スポーツクラブの上場は日本では例がありません。イギリスではサッカーのプレミアリーグのチームが上場している例がありますが世界的にもあまり多くはありません。阪神タイガースの見解としては、球団はファンのものであって、投資家のものではないとコメントしていました。 今やプロ野球は巨人の凋落とともにテレビの視聴率をはじめ人気には陰りが出てきています。その中にあって阪神は実力、人気ともにセリーグナンバーワンとなり阪神なくしてプロ野球界もなし、という雰囲気になってきました。その阪神に眼をつけた村上氏は自ら阪神ファンであることもありますが凄いと思います。そしてこの株を阪神の優勝で盛り上がりによる阪神電鉄株価の上昇と合わせ購入することによって世間に悟られないように行ったことも凄いと思います。村上氏は通産省の元官僚ですが、鋭い感性は官僚組織の中で育ったとは思えず、彼の考え方には非常に興味があります。 阪神タイガースが上場すれば阪神ファンは株を買ってくれることでしょうし、そして株の売買益でお金持ちになった阪神は金満巨人に匹敵するお金を使って選手強化を行ない完全に日本ナンバーワン球団となることも可能でしょう。そしてその日本で初のスポーツチームの上場によってお金に困っているチームも上場を考えることでしょう。もしかしてスポーツクラブ投信という商品も登場するのも夢ではないかもしれませんね。 ホリエモンの日本放送株買収劇から何だが日本が凄く流動的になったような気がします。日本に、柔軟に変化に対応するパワーとスピードがつきつつあるような気がします。小泉さんが行なった改革は完全なものではなかったにしても、変えようと信念を貫き通せばいつか山は動くことを身をもって彼が証明してくれたお陰で社会全体がいい意味で流動化したと思います。 トヨタ自動車がGMが所有している富士重工業株を取得することがニュースでやってました。資金繰りの厳しいGMにとっては渡りに船だったと思います。世界ナンバーワンの自動車会社を相手に優位な立場で交渉できるほどに成長した一流企業を軸にさらに日本は躍進していくことを予感します。人気blogランキングへ
2005年10月07日
コメント(0)
今朝のラジオで、美白のために男性が中心の理容室へ顔剃りに行く女性がいることを知りました。美容院ではできないので、エステ等でも行なわれていますがやはり理容室の顔剃りはプロフェッショナルですし、マッサージもしてくれますので結構ニーズがあるのでしょうか?理容室によっては「レディース顔剃り」の看板を揚げているところもあるそうです。今、理容業界は組合に入っていない業者が1500円程度の価格でお客さんをたくさん奪われていますので、ここで一つ女性をターゲットにした美白を目的とした顔剃りを女性が入りやすい仕組みにしてやってみると面白いと思います。その腕の使い道の幅を広げてみる戦略はどうでしょうか? 一つの商売が上手くいかなくなったら、次から次へと新しい商売へと飛び石の如く衣替えしていくよりは、今その分野でプロの技術があるならばそれをコアとして他の分野への使い道を模索したほうが遥かに効果的だと思います。自分の土俵から出て戦うことによるリスクは大変なものですし、その分野にはすでに強豪がすでに存在し熾烈な戦いをしていますのでそこで勝ち抜くのは容易ではありません。自分の強いところをさらに強くする戦略が必要なのではないでしょうか。 最近は男性でもエステに行く時代です。もしかすると理容室でも男性にも美白を目的にした顔剃りを売り出せば、散髪だけではなく美容という幅と付加価値ができるのではないでしょうか。そして、イスに座っている間に足裏マッサージやリフレフソロジーなども一緒にセットで行なっても面白いと思います。人気blogランキングへ
2005年10月05日
コメント(0)
駐車違反の摘発を民間に委託するための説明会をしたところ警備会社を始めたくさんの会社が集まったことは記憶に新しいことです。 PFIも民間の資金を使った公的施設の建設運営という意味から新たな官需創造事業です。スリムな行政への転換が進もうとしています。 公共サービスについて、国・自治体と民間企業が対等な立場で競争入札に参加し、価格・質の両面で最も優れたものが受注する「市場化テスト」制度が進もうとしています。あのハローワークの運営についてある所では実験的に行政と民間で入札を行ったところ一年間の運用コストを民間は5千万円、行政は8千万円という入札結果だったそうです。そして民間業者が今運営しているのです。 小泉さんが日頃言っている「民でできるものは民へ」が実は着々と前進しているのです。今年度に実施されるモデル事業は、ハローワーク(公共職業安定所)と社会保険庁、行刑施設(今年度=2005年度=は刑務所のみ)に関連する事業だそうです。現在までに5事業で落札者が決定し業務が開始されているとのことです。 公務員の2割を削減を目標としている政府にとっては、郵政民営化をはじめこのような官民競争入札はその目標の実現には非常に有効と思われます。 公共事業の削減で建設業者は嘆いていますが、実は民需だけでなく官需には大きな未来があるのです。でもそこにはあらゆる業種の会社がボーダレスで参入してきますのでそう簡単ではありませんがそこに新たな市場があることは確かなのです。人気blogランキングへ
2005年10月04日
コメント(0)
アニメ等のキャラクターから派生して生まれる市場を「萌え市場」といいます。そしてオタク市場も合わせるとその規模は千億円に迫ると言われるほど今急速に成長しています。 そして、今時の若い人達を称して、その一つ前の世代「ゼネレーションX」と区別して「ゼネレーションY」と言われています。今ここにも大きな市場が生まれています。たとえば読書離れが進んでいた若者が携帯小説にはまったり、掲示板の丸写しから電車男という本が生まれベストセラーとなりとうとうドラマ化され大変な視聴率をたたき出したりしています。 又若手の、中には十代の作家が誕生し大ヒットを飛ばしています。そのお陰で低迷していた出版業界が今時の若者をターゲットにした本をどんどん出版しています。往年のベストセラー作家が逆にすっかり押されるほどになっています。電車男というドラマを見ていてまさに時代が変わったことをつくづく感じました。そこには凄まじいエネルギーが渦巻き、その感性をしっかりつかめば短期間に相当の売上を上げることができる市場なのです。 そして、現在数百万人の人がブログに参加していますが、そこには作家の卵もたくさん参加しています。そこに眼をつけている出版会社もいるのではないでしょうか? 人気ブログのランキングを見ていると、今の人達の関心事を知ることができます。そこには次の新商品のヒントがたくさんちりばめられているのです。正に宝の山なのです。だれでも簡単にできるという敷居の低さが才能ある人を見出す市場となっているのです。 「萌え」といニッチの市場でも全国規模で言えば大変な規模です。そしてゼネレーションY世代が持っているエネルギー。そしてブログというシンプルなフィールドをうまく利用した人が成功できるかも知れませんね。人気blogランキングへ
2005年10月04日
コメント(0)
中国には日本のような祭りがないと聞いたことがあります。春節という正月を祝う行事はありますが日本のように無礼講で弾けることができるお祭りではないそうです。政府が祭りにより暴動へと発展することを防止するためにことごとく祭りは規制されているのです。 一方日本は昔から全国各地に祭りがあり、さらに新しいお祭りもどんどん生まれている、自由な環境の中にあります。日頃のストレスを発散する機会として、民衆の楽しみとして定着しています。 諏訪の「御柱祭」や岸和田の「だんじり祭り」は男気あふれる荒っぽい祭りで有名です。時には死者が出るほどの危険な行事が許される、法治国家といっても幅がある日本という国の不思議を感じます。男は自分を誇示するために祭りを通して自己表現をする訳ですから、日本男児の伝統を後世に残す意味においても大切かもしれません。 危険な祭りのある諏訪では昔から民衆暴動がないといわれています。命と隣り合わせのスリルの中に興奮とストレスの発散、不満のガス抜き作用があるのでしょうか。 そして、その祭りの中に含まれている遊び心が日本人の文化の深さを作り上げているのではないでしょうか。 私が見た祭りとしては、岡山の西大寺のはだか祭り、青森のねぶた祭り、弘前のねぷた祭りなどありますが、その地方地方で独特の祭りがある日本の多様性には本当に感心します。 何百人のはだかの男たちが天井から落とされる札を取るために結集し折り重なりながら争う時の湯気が境内を包み込む異様な雰囲気は壮観でした。そして若者もたくさん参加していますので、本当に日本人のDNAには本当に祭り大好き遺伝子が刷り込まれていると感じます。 祭りに参加している人達の心理の中には、日頃のマンネリ化した生活の中から抜け出し、非日常の中に知人と一緒に大挙して没頭したいという欲求が含まれているのではないでしょうか? 「非日常の世界にに没頭する」。東京ディズニーランドにも共通点があります。異次元の世界への埋没ということから考えれば・・・・。人気blogランキングへ
2005年10月02日
コメント(0)
こんな話しを聞きました。小泉総理がインドネシアの首相と会ったときに、「稲むらの火」の話しを知っているかどうか尋ねられたそうです。(登場人物は正確に覚えていませんので違うかもしれません) 日本人が持っている文化と国民性を尊敬の眼を持って世界が認め、知っている一つの例です。以下にその物語を記します。 「これはただ事ではない」とつぶやきながら、五兵衛は家から出てきた。今の地震は、別に烈しいというほどのものではなかった。しかし、長いゆったりとしたゆれ方と、うなるような地鳴りとは、老いた五兵衛に、今まで経験したことのない不気味なものであった。 五兵衛は、自分の家の庭から、心配げに下の村を見下ろした。村では豊年を祝う宵祭りの支度に心を取られて、さっきの地震には一向に気が付かないもののようである。 村から海へ移した五兵衛の目は、たちまちそこに吸いつけられてしまった。風とは反対に波が沖へ沖へと動いて、みるみる海岸には、広い砂原や黒い岩底が現れてきた。「大変だ。津波がやってくるに違いない」と、五兵衛は思った。このままにしておいたら、四百の命が、村もろとも一のみにやられてしまう。もう一刻も猶予はできない。「よし」と叫んで、家に駆け込んだ五兵衛は、大きな松明を持って飛び出してきた。そこには取り入れるばかりになっているたくさんの稲束が積んであった。「もったいないが、これで村中の命が救えるのだ」と、五兵衛は、いきなりその稲むらのひとつに火を移した。風にあおられて、火の手がぱっと上がった。一つ又一つ、五兵衛は夢中で走った。こうして、自分の田のすべての稲むらに火をつけてしまうと、松明を捨てた。まるで失神したように、彼はそこに突っ立ったまま、沖の方を眺めていた。日はすでに没して、あたりがだんだん薄暗くなってきた。稲むらの火は天をこがした。 山寺では、この火を見て早鐘をつき出した。「火事だ。庄屋さんの家だ」と、村の若い者は、急いで山手へ駆け出した。続いて、老人も、女も、子供も、若者の後を追うように駆け出した。 高台から見下ろしている五兵衛の目には、それが蟻の歩みのように、もどかしく思われた。やっと二十人程の若者が、かけ上がってきた。彼等は、すぐ火を消しにかかろうとする。五兵衛は大声で言った。「うっちゃっておけ。ーー大変だ。村中の人に来てもらうんだ」 村中の人は、おいおい集まってきた。五兵衛は、後から後から上がってくる老幼男女を一人一人数えた。集まってきた人々は、もえている稲むらと五兵衛の顔とを、代わる代わる見比べた。その時、五兵衛は力いっぱいの声で叫んだ。「見ろ。やってきたぞ」たそがれの薄明かりをすかして、五兵衛の指差す方向を一同は見た。遠く海の端に、細い、暗い、一筋の線が見えた。その線は見る見る太くなった。広くなった。非常な速さで押し寄せてきた。「津波だ」と、誰かが叫んだ。海水が、絶壁のように目の前に迫ったかと思うと、山がのしかかって来たような重さと、百雷の一時に落ちたようなとどろきとをもって、陸にぶつかった。人々は、我を忘れて後ろへ飛びのいた。雲のように山手へ突進してきた水煙の外は何物も見えなかった。人々は、自分などの村の上を荒れ狂って通る白い恐ろしい海を見た。二度三度、村の上を海は進み又退いた。高台では、しばらく何の話し声もなかった。一同は波にえぐりとられてあとかたもなくなった村を、ただあきれて見下ろしていた。稲むらの火は、風にあおられて又もえ上がり、夕やみに包まれたあたりを明るくした。はじめて我にかえった村人は、この火によって救われたのだと気がつくと、無言のまま五兵衛の前にひざまづいてしまった。 実はこの話しは小泉八雲が英語に翻訳したお陰で世界中に伝わりました。古き日本の原風景を残す城下町松江に住み、彼の目線で見た日本こそ実は本当に今日本人が持たなければならない自信ではないでしょう。外国人の目線を身に付けたいものです。人気blogランキングへ
2005年10月02日
コメント(0)
ある小冊子に「小が大に勝つための九つの戦略」としてこんなことが書いてありました。 1.スキ間穴埋め作戦 2.局所優勢主義で地域を制覇 3.必需的な慣習こそ目のつけどころ 4.シナジー効果で集客作戦 5.シーズを読む 6.ジョイントベンチャーにならないか 7.だれも気づかない顧客満足の提供作戦 8.競合他社の逆をやる 9.どこもやらないから魅力になるこの中で7.の「だれも気づかない顧客満足の提供作戦」でこんな例が書かれていました。 あるパチンコの経験のない部外者の人がパチンコ店でお客さんを観察していたら、まだ遊びたいのにお尻が痛くなったのでひとまず止める人が多いことに気が付いたのです。そしていすのクッション材に低反発のウレタン材を使って実験したところ、長時間遊ぶお客さんが増えたとのことです。 普通お客さんを増やす戦略としては、玉出しをよくすることが常識的考えですがいすに着目した例は非常に珍しいと思います。 そして面白いのは、このアイデアを出した人が業界の常識を知らないパチンコの経験もない人だったと言うことです。とかく自分の属している業界のことはその業界の常識が働きなかなか外から第三者的な目で見ることが難しいものです。 その業界の常識はもしかすると他の業界では非常識な常識かも知れません。そう感じることができるためには、同業者以外の異業種の人と積極的に交流することが大切だと思います。実はそうして幅広い見識や経験を積んでおく事が老後の豊かな生活にも大きく寄与するのです。とかく同業者との付き合いは仕事を止めた時点で切れやすくなるものです。損得勘定なして利害関係のない人たちと広く付き合っていることによって老後の人脈は広がるのです。 そこで提案したいのは、現在の仕事のためにも将来の自分の人生のためにも、異業種の人たちと積極的に交流していきましょう。そうすることによって頭もスクランブルされ必要なシナブスが有機的に結びつき商売のヒントが生まれるのではないでしょうか。人気blogランキングへ
2005年10月01日
コメント(1)
全31件 (31件中 1-31件目)
1